JP5530979B2 - 操作シール - Google Patents

操作シール Download PDF

Info

Publication number
JP5530979B2
JP5530979B2 JP2011121871A JP2011121871A JP5530979B2 JP 5530979 B2 JP5530979 B2 JP 5530979B2 JP 2011121871 A JP2011121871 A JP 2011121871A JP 2011121871 A JP2011121871 A JP 2011121871A JP 5530979 B2 JP5530979 B2 JP 5530979B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal
inclined surface
force
finger
operation seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011121871A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012246468A (ja
Inventor
由美子 竹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AOYAMA GAKUIN EDUCATIONAL FOUNDATION
Original Assignee
AOYAMA GAKUIN EDUCATIONAL FOUNDATION
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AOYAMA GAKUIN EDUCATIONAL FOUNDATION filed Critical AOYAMA GAKUIN EDUCATIONAL FOUNDATION
Priority to JP2011121871A priority Critical patent/JP5530979B2/ja
Publication of JP2012246468A publication Critical patent/JP2012246468A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5530979B2 publication Critical patent/JP5530979B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)

Description

本発明は、操作部材を操作するための操作シールに関するものである。
従来、表面に防滑性樹脂皮膜が設けられ滑り止めが必要な部分に粘着剤により貼り付ける滑り止めテープが存在する(例えば、特許文献1参照)。この滑り止めテープを階段または通路に設置されている手摺りに貼り付けた場合には、高齢、病気または障害などによって握力が低下している人でも滑り止め効果によって確実に手摺りを握ることができ、階段昇降や通路の歩行の際の転倒の危険性を低減することができる。
特開2009−226593号公報
ところで、高齢者、病気または障害を有する人は、握力が低下するのみならず手や指を動かすことが困難な場合があり、ドアノブ等の回転操作する操作部に上述の滑り止めテープを用いた場合には、表面が平面に形成されていることから、ドアノブに対して力を加えることができずドアノブの操作を行うことができない場合があった。また、上述の滑り止めテープは滑り止めの機能を有するが、ポインティングデバイスのボタン等の上下方向に操作する操作部に対しては、操作を可能とする機能を有していなかった。
本発明の目的は、操作部を小さい力で容易に操作することができる操作シールを提供することである。
本発明は以下のような解決手段により上記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施の形態に対応する符号を付して説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
本発明の操作シール(30)は、手を添えて操作する操作部(10)に貼り付けられる操作シールであって、表面(34a)に前記手の指から力が加えられる第1の方向と交差する方向に設けられた第1の傾斜面(34b)と、前記第1の方向と反対方向に前記手の指から力が加えられる第2の方向と交差する方向に設けられた第2の傾斜面(34b´)とを有し、防滑性樹脂により形成された可撓性を有するシール基材(34)と、前記シール基材の裏面に設けられた接着層(36)と、前記接着層を被覆する剥離シート(38)とを備え、前記第1の傾斜面及び前記第2の傾斜面は、前記手の指の厚みと同程度の高さまで形成され、少なくとも一部において、前記表面と前記第1の傾斜面の成す角度、及び前記表面と前記第2の傾斜面の成す角度が前記力が加わる方向に次第に大きくなる領域を有することを特徴とする。
また本発明の操作シール(30)は、前記表面(34a)前記第1の傾斜面(34b)はなだらかに接続され、前記表面(34a)と前記第2の傾斜面(34b´)はなだらかに接続されていることを特徴とする。
また本発明の操作シール(2)は、前記シール基材(4)及び前記接着層(6)が透明または半透明であることを特徴とする。
本発明によれば、操作シールを操作部に貼り付けることにより、操作部を小さい力で容易に操作することができる。
実施の形態に係る操作シールを示す斜視図である。 実施の形態に係る操作シールの平面図及び平面図のA−A断面図である。 実施の形態に係る操作シールが貼り付けられたポインティングデバイスを示す斜視図である。 実施の形態に係る操作シールが貼り付けられたドアノブを示す斜視図である。 実施の形態に係る操作シールを示す斜視図である。 実施の形態に係る操作シールの平面図及び平面図のB−B断面図である。 実施の形態に係る操作シールを示す斜視図である。 実施の形態に係る操作シールの平面図及び平面図のC−C断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係る操作シールについて説明する。図1は、実施の形態に係る操作シールを示す斜視図である。操作シール2は、平面視矩形状であり、図中において矢印で示す力が加えられる方向の幅に比較して力が加えられる方向に直交する方向の幅が大きく形成されている。ここで操作シール2は、可撓性を有する樹脂により薄いシート状に形成されたシール基材4、シール基材4の裏面に設けられた接着層6及び接着層6を被覆する剥離シート8により構成されている。
可撓性を有する樹脂としては、ポリウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ゴム系樹脂、シリコン系樹脂などの防滑性樹脂が用いられており、透明または半透明のものが好ましい。
シール基材4の表面4aには、傾斜面4bが形成されている。ここで傾斜面4bは、シール基材4の表面4aにおいて、力が加えられる方向と直交する方向(位置)に形成されており、図2(a)の平面図、及び図2(b)のA−A断面図に示すように表面4aと傾斜面4bとはなだらかに接続されている。
次に、図3を参照して実施の形態に係る操作シールをポインティングデバイス(例えば、マウス)に用いた場合について説明する。図3は、操作シール2が貼り付けられたマウスを示す斜傾図である。図3に示すように、マウス10の上面には2つの略平面の操作ボタン10a,10bが設けられ、操作ボタン10a,10bの上面には剥離シート8を剥がした操作シール2がそれぞれ貼り付けられている。ここで操作シール2は、操作者12がマウス10に手を添えた状態で指を左右に動かして力を加える方向に対して傾斜面4bが直交するように貼り付けることが好ましい。なお、この実施の形態においては、操作ボタン10aに貼り付けられた操作シール4の傾斜面4bと操作ボタン10bに貼り付けられた操作シール4の傾斜面4bとが対向するように貼り付けられている。
この状態で操作者が指をシール基材4の表面4aに沿って左に移動させた場合、操作ボタン10aに貼り付けられている操作シール2の傾斜面4bには指の左方向への移動による力が加えられる。ここで、傾斜面4bは防滑性を有するため指の移動による力が確実に加えられる。そして、操作シール2の傾斜面4bに加えられた左方向の力は表面4aに略垂直な方向の力に変換されることから操作ボタン10aを極めて小さな、指の左方向の移動によってクリック操作することができる。なお、操作ボタン10bも操作ボタン10aと同様に極めて小さな、指の右方向の移動によってクリック操作することができる。
次に、図4を参照して実施の形態に係る操作シールをドアノブに用いた場合について説明する。図4は、操作シール2が貼り付けられたドアノブを示す斜傾図である。ドアノブ20の把持部の周面20aには剥離シート8を剥がした操作シール2が貼り付けられている。操作シール2は可撓性を有するためドアノブ20の周面20aに沿って貼り付けられている。操作シール2は、操作者がドアノブ20に手12を添えてドアノブ20を回転させる方向、即ち力を加える方向(図中矢印方向)に対して傾斜面4bが直交するように貼り付けられることが好ましい。
この状態で操作者がドアノブ20に手12を添えて矢印方向にドアノブ20を回転させる場合、操作シール2の傾斜面4bに人差し指が掛かり人差し指の移動による力が加えられる。即ち、傾斜面4bは防滑性を有するため人差し指の移動による力が確実に伝達されドアノブ20に回転方向の力が働く。従って、操作者は極めて小さな力でドアノブ20を回転操作することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る操作シールによれば、操作シールを操作部に貼り付けることにより、操作部を極めて小さい力で容易に操作することができる。また、操作シールは、力が加えられる方向の幅に比較して力が加えられる方向に直交する方向の幅が大きく形成されているため、操作者の指の小さな動きによる力が傾斜面に確実に伝達され、操作部をより容易に操作することができる。また、操作シールにおけるシール基材の表面と傾斜面とがなだらかに接続されているため、傾斜面のふくらみを目立たなくすることができる。また、操作シールにおけるシール基材及び粘着層が透明または半透明であるため、操作部に用いた場合に操作シールを目立たなくすることができる。従って、操作部の外観デザインを損なうことなく操作シールを用いることができる。
なお、上述の実施の形態においては、シール基材4の表面4aに、力が加えられる方向と直交する方向に1つの傾斜面4bを形成しているが(図1参照)、傾斜面4bの反対側に傾斜面をさらに形成するようにしてもよい。即ち、操作シール30は、図5に示すようにシール基材34、接着層36及び剥離シート38により構成され、シール基材34の表面34aには、力が加えられる方向(実線)と直交する方向に傾斜面34bが形成され、さらに実線で示す力が加えられる方向と反対方向(破線)の力が加えられる方向と直交する方向に傾斜面34b´が形成されている。また、図6(a)の平面図、及び図6(b)のB−B断面図に示すように表面34aと傾斜面34b,34b´とはそれぞれなだらかに接続される。従って、操作シール30を操作部に用いることによって、図5の実線で示す方向だけでなく破線で示す方向に操作者が力を加える場合にも操作部を容易に操作することが可能となる。
また、上述の実施の形態において、操作シール40は、図7に示すように、シール基材44、接着層46及び剥離シート48により構成されており、シール基材44の傾斜面44bは、少なくとも一部において表面44aと傾斜面44bの成す角度が力が加わる方向(図中矢印方向)に次第に大きくなる領域が形成されている。これにより、操作者が指を横方向、即ち表面44aに略平行な方向に移動させた場合、傾斜面44bに指が引っ掛かり易くなり指の小さな横方向の動きを確実に上下方向の動きに変換することができる。
また、上述の実施の形態においては、操作シール2は平面視矩形状であるが矩形以外の形状であってもよい。例えば図8(a)の平面図、及び図8(b)のC−C断面図に示すように、操作シール50がシール基材54、接着層56及び剥離シート58により構成され、平面視円形状であってもよい。更に操作シールは円形以外の平面視形状であってもよい。
また、上述の実施の形態においては、操作シール2をマウス10及びドアノブ20に用いているが、リモコンスイッチ、家電スイッチ、家庭用電気スイッチ、ナースコールボタン、ドアフォンボタン等の操作部に用いてもよい。
2,30,40,50…操作シール、4,34,44,54…シール基材、4a,34a,44a,54a…表面、4b,34b,44b,54b…傾斜面、6,36,46,56…接着層、8,38,48,58…剥離シート。

Claims (3)

  1. 手を添えて操作する操作部に貼り付けられる操作シールであって、
    表面に前記手の指から力が加えられる第1の方向と交差する方向に設けられた第1の傾斜面と、前記第1の方向と反対方向に前記手の指から力が加えられる第2の方向と交差する方向に設けられた第2の傾斜面とを有し、防滑性樹脂により形成された可撓性を有するシール基材と、
    前記シール基材の裏面に設けられた接着層と、
    前記接着層を被覆する剥離シートと
    を備え、
    前記第1の傾斜面及び前記第2の傾斜面は、前記手の指の厚みと同程度の高さまで形成され、少なくとも一部において、前記表面と前記第1の傾斜面の成す角度、及び前記表面と前記第2の傾斜面の成す角度が前記力が加わる方向に次第に大きくなる領域を有することを特徴とする操作シール。
  2. 前記表面と前記第1の傾斜面はなだらかに接続され、前記表面と前記第2の傾斜面はなだらかに接続されていることを特徴とする請求項1記載の操作シール。
  3. 前記シール基材及び前記接着層は透明または半透明であることを特徴とする請求項1又は2記載の操作シール。
JP2011121871A 2011-05-31 2011-05-31 操作シール Active JP5530979B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011121871A JP5530979B2 (ja) 2011-05-31 2011-05-31 操作シール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011121871A JP5530979B2 (ja) 2011-05-31 2011-05-31 操作シール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012246468A JP2012246468A (ja) 2012-12-13
JP5530979B2 true JP5530979B2 (ja) 2014-06-25

Family

ID=47467228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011121871A Active JP5530979B2 (ja) 2011-05-31 2011-05-31 操作シール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5530979B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10616556B2 (en) 2015-02-20 2020-04-07 Tetra Tech, Inc. 3D track assessment method

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63136170U (ja) * 1987-02-26 1988-09-07
JP3027531U (ja) * 1995-07-11 1996-08-13 敏夫 大村 丸型ドアーノブ用キャップ
JPH11193653A (ja) * 1997-12-26 1999-07-21 Naniwa:Kk ドアノブ用滑り止めテープ
JP2001335760A (ja) * 2000-05-30 2001-12-04 Daikyo Kogyosho:Kk 滑り止め付き粘着テープ及び滑り止め部材
JP2002358159A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Aoi:Kk マウス用指固定具及びポインティング用マウス、マウス用指固定具を備えたポインティング用マウス

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10616556B2 (en) 2015-02-20 2020-04-07 Tetra Tech, Inc. 3D track assessment method

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012246468A (ja) 2012-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWM458600U (zh) 按鍵之鍵帽結構
JP2004523834A (ja) コンピュータマウス
JP5530979B2 (ja) 操作シール
TW201108040A (en) Input apparatus of computers and its keypad waterproof structure
JP2012195254A (ja) 操作用部材
US20180071902A1 (en) System and method for buckle release assistive device
JP4209992B2 (ja) 被覆層付き樹脂キートップ
TWM406212U (en) Keyboard and protective cover thereof
WO2008019701A3 (en) Scrollbar and touchpad with tactile and/or audible feedback
JP7318905B2 (ja) 方向指示具
JP4812598B2 (ja) 握り押しボタン用アタッチメント
JP4926491B2 (ja) 瞼にアイラインを描くための補助具
KR200448327Y1 (ko) 컴퓨터용 마우스
JP2013250789A (ja) 操作冶具
JP2016176277A (ja) 手摺
JP2002358159A (ja) マウス用指固定具及びポインティング用マウス、マウス用指固定具を備えたポインティング用マウス
CN110875155A (zh) 键盘结构及其制作方法
JP3185068U (ja) 三味線用撥
JP3089508U (ja) パソコン等のキーの入力補助用具。
JP5462668B2 (ja) 入力装置
JP3206752U (ja) 便器ノロウィルス等感染瞬間防止具
JP3032087U (ja) キーボードカバー
CN109085726A (zh) 可挠性叠层结构及显示器
JP2002222044A (ja) マウス保持部の滑り止め構造
JP2006299596A (ja) 手摺部材

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130730

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140313

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140415

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140421

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5530979

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250