JP5530244B2 - コネクタ装置およびコネクタ装置用分岐導体の製造方法 - Google Patents
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Description
また、この発明は、このような第1の分岐コネクタおよび第2の分岐コネクタに用いられるコネクタ装置用分岐導体の製造方法にも関している。
また、この発明は、このようなコネクタ装置の第1の分岐コネクタおよび第2の分岐コネクタに用いられる分岐導体を容易に且つ低コストで得るためのコネクタ装置用分岐導体の製造方法を提供することも目的としている。
また、好ましくは、ピンインシュレータおよびソケットインシュレータの一方はロック片を有し、他方はロック片が係止するためのロック係止部を有し、ピンインシュレータおよびソケットインシュレータは、互いに嵌合されたときにロック片がロック係止部に係止することにより嵌合がロックされる。
また、コンタクト帯は、帯状の連結片の中心線上に配列形成された複数の貫通孔を利用して連結片の長さ方向に搬送され、前記所定の切断ピッチでの連結片の切断は、少なくとも1つの貫通孔を通る切断線に沿って行われることが好ましい。
実施の形態1
図1(A)および(B)に、それぞれこの発明の実施の形態1に係るコネクタ装置を構成する第1の分岐コネクタ21および第2の分岐コネクタ31を示す。これら第1の分岐コネクタ21および第2の分岐コネクタ31は、例えば図18に示した太陽電池モジュールシステムのように、互いに対をなして使用されるものである。
第1の分岐コネクタ21のピンインシュレータ22およびソケットインシュレータ23と第2の分岐コネクタ31のピンインシュレータ32およびソケットインシュレータ33は、それぞれ熱可塑性樹脂の絶縁材料を成型することにより製造される。
これに対して、第1の分岐コネクタ21に用いられる第1の分岐導体24および第2の分岐コネクタ31に用いられる第2の分岐導体34は、互いに異なる構造を有しながらも次のようにして容易に製造することができる。
これにより、例えば、図6に示されるコンタクト帯44の左端から3つ目の貫通孔45を通る切断線46Aで連結片41を切断することにより、2つのピンコンタクト42と1つのソケットコンタクト43を有する分岐導体47が得られ、次の3つ目の貫通孔45を通る切断線46Bで連結片41を切断することにより、今度は1つのピンコンタクト42と2つのソケットコンタクト43を有する分岐導体48が得られる。
なお、貫通孔45を通る切断線に沿って連結片41を切断するため、切断時の抵抗力が抑制され、小さな力で容易に切断を行うことができる。
まず、第1の分岐コネクタ21のピンインシュレータ22の構成を図7(A)〜(D)に示す。ピンインシュレータ22は、2つのピン部22Aを支持するピンインシュレータ本体部22Bを有すると共に、それぞれピンインシュレータ本体部22Bを貫通して対応するピン部22Aの内部に連通する2つのピンコンタクト収容孔22Cを有し、さらに、これらのピンコンタクト収容孔22Cに隣接して形成され且つ第1の分岐導体24の連結片25の一部が嵌入保持される連結片保持溝22Dを有している。連結片保持溝22Dは、連結片25の幅および厚さに応じたサイズを有している。
また、ピンインシュレータ本体部22Bの外側部には、互いに反対側に配置された一対のロック片22Eが形成されている。
さらに、ソケットインシュレータ本体部23Bには、ソケット部23Aとは反対側の端部に2つの突起部23Gが突出形成されると共に、ソケットコンタクト収容孔23Cおよび連結片保持溝23Dを囲むように環状の防水部材保持溝23Hが形成されている。
また、ピンインシュレータ本体部32Bの外側部には、互いに反対側に配置された一対のロック片32Eが形成されている。
さらに、ソケットインシュレータ本体部33Bには、ソケット部33Aとは反対側の端部に突起部33Gが突出形成されると共に、ソケットコンタクト収容孔33Cおよび連結片保持溝33Dを囲むように環状の防水部材保持溝33Hが形成されている。
なお、図6に示されるコンタクト帯44の連結片41に形成された貫通孔45は、円形を有していたが、これに限るものではなく、例えば四角形等の他の形状とすることもできる。
上記の実施の形態1では、図6に示されるように、それぞれ配列ピッチP1で配列形成された複数のピンコンタクト42と複数のソケットコンタクト43とが、互いに配列ピッチP1の1/2の長さL1だけ連結片41の長さ方向にずらして配置されたコンタクト帯41を使用したが、これに限るものではなく、図14に示されるように、複数のピンコンタクト52と複数のソケットコンタクト53とが連結片51の長さ方向に対して互いに同じ位置に形成されたコンタクト帯54を用いることもできる。
これにより、例えば、図14に示されるコンタクト帯54の左端から3つ目の貫通孔55とその両側に位置する計3つの貫通孔55を通る切断線56Bで連結片51を切断することにより、2つのピンコンタクト52と1つのソケットコンタクト53を有する分岐導体57が得られ、次の切断線56Aで連結片51を切断することにより、今度は1つのピンコンタクト52と2つのソケットコンタクト53を有する分岐導体58が得られる。
このようにして、容易に第1の分岐導体24と第2の分岐導体34とを交互に製造することが可能となる。
上記の実施の形態1および2では、第1の分岐コネクタ21が2つのピンコンタクト26と1つのソケットコンタクト27を有し、第2の分岐コネクタ31が1つのピンコンタクト36と2つのソケットコンタクト37を有していたが、これに限るものではなく、例えば3つのピンコンタクトと2つのソケットコンタクトを有する第1の分岐コネクタと、2つのピンコンタクトと3つのソケットコンタクトを有する第2の分岐コネクタとを備えたコネクタ装置を構成することもできる。
上記の実施の形態1において、図16に示されるように、コンタクト帯44の連結片41における切断線の箇所に予めノッチ63を形成することもできる。このようにすれば、切断治具を使用しなくても、作業者の手で容易に連結片41を切断することができ、さらに容易に第1の分岐導体および第2の分岐導体を製造することができる。ノッチ63は、連結片41の一方の面にのみ形成してもよく、また、図16のように、連結片41の両面にそれぞれ形成することもできる。
なお、このようなノッチ63は、コンタクト帯44を製造する、例えばプレス工程において形成することが可能である。
同様にして、実施の形態2におけるコンタクト帯54の連結片51における切断線の箇所に予めノッチを形成してもよい。
Claims (7)
- 互いに対をなして使用される第1の分岐コネクタおよび第2の分岐コネクタを備え、
前記第1の分岐コネクタは、一端にn(nは所定の自然数)のピンコンタクトが配置されると共に他端にn+1のソケットコンタクトが配置された第1の分岐導体を有し、
前記第2の分岐コネクタは、一端に前記第1の分岐コネクタのソケットコンタクトと同数のピンコンタクトが配置されると共に他端に前記第1の分岐コネクタのピンコンタクトと同数のソケットコンタクトが配置された第2の分岐導体を有し、
前記第1の分岐導体と前記第2の分岐導体は、帯状の連結片の一方の側部に所定の配列ピッチで複数のピンコンタクトが形成されると共に他方の側部に前記所定の配列ピッチで複数のソケットコンタクトが形成されたコンタクト帯の前記連結片を所定の切断ピッチで切断することにより順次得られたものであることを特徴とするコネクタ装置。 - 前記第1の分岐コネクタおよび前記第2の分岐コネクタは、それぞれ、
前記第1の分岐導体および前記第2の分岐導体のうち対応する分岐導体の前記ピンコンタクトと前記連結片の一部とを収容保持するピンインシュレータと、
前記対応する分岐導体の前記ソケットコンタクトと前記連結片の残部とを収容保持すると共に前記ピンインシュレータに嵌合されるソケットインシュレータと、
前記ピンインシュレータと前記ソケットインシュレータとの嵌合部に介在して前記ピンインシュレータと前記ソケットインシュレータとの間からの浸水を防止する防水部材と
を有することを特徴とする請求項1に記載のコネクタ装置。 - 前記ソケットインシュレータは、前記ピンインシュレータに嵌合されたときに、前記ピンインシュレータの前記ピンコンタクト収容孔に収容されているピンコンタクトの前記ソケットインシュレータ側の端部に当接あるいは近接する突起部を有する請求項2に記載のコネクタ装置。
- 前記ピンインシュレータおよび前記ソケットインシュレータの一方はロック片を有し、他方は前記ロック片が係止するためのロック係止部を有し、
前記ピンインシュレータおよび前記ソケットインシュレータは、互いに嵌合されたときに前記ロック片が前記ロック係止部に係止することにより嵌合がロックされることを特徴とする請求項2または3に記載のコネクタ装置。 - 互いに対をなして使用される第1の分岐コネクタおよび第2の分岐コネクタを備えたコネクタ装置における、前記第1の分岐コネクタに用いられ、一端にn(nは所定の自然数)のピンコンタクトが配置されると共に他端にn+1のソケットコンタクトが配置された第1の分岐導体と、前記第2の分岐コネクタに用いられ、一端に前記第1の分岐コネクタのソケットコンタクトと同数のピンコンタクトが配置されると共に他端に前記第1の分岐コネクタのピンコンタクトと同数のソケットコンタクトが配置された第2の分岐導体とを製造する方法であって、
帯状の連結片の一方の側部に所定の配列ピッチで複数のピンコンタクトが形成されると共に他方の側部に前記所定の配列ピッチで複数のソケットコンタクトが形成されたコンタクト帯の前記連結片を所定の切断ピッチで切断することにより、第1の分岐導体と第2の分岐導体とを交互に製造することを特徴とするコネクタ装置用分岐導体の製造方法。 - 前記複数のピンコンタクトと前記複数のソケットコンタクトは、互いに前記所定の配列ピッチの1/2の長さだけ前記連結片の長さ方向にずらして配置されていることを特徴とする請求項5に記載のコネクタ装置用分岐導体の製造方法。
- 前記コンタクト帯は、帯状の前記連結片の中心線上に配列形成された複数の貫通孔を利用して前記連結片の長さ方向に搬送され、
前記所定の切断ピッチでの前記連結片の切断は、少なくとも1つの前記貫通孔を通る切断線に沿って行われることを特徴とする請求項5または6に記載のコネクタ装置用分岐導体の製造方法。
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