JP5529640B2 - コネクタ及びコネクタセット - Google Patents
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Description
更に、初期離脱機構と、継続離脱機構とを備えている。初期離脱機構は、コネクタプラグがコネクタソケットに挿入されて各コンタクトが導通している状態から、所定の初期離脱操作によって、コネクタプラグをコネクタソケットから離脱させていくと共に、ピンコンタクトの先端がソケット外筒部の開口面から軸心方向に所定の中間挿入長だけ挿入された位置である中間挿入位置まで離脱が進んだところで初期離脱操作による離脱を停止させるための機構である。継続離脱機構は、初期離脱機構により中間挿入位置まで離脱された状態から、所定の継続離脱操作を行うことによりコネクタプラグをコネクタソケットから完全に離脱させるための機構である。
継続離脱機構は、コネクタプラグのコネクタソケットへの挿入時には継続離脱操作とは逆順の操作のうち少なくとも一部を含む所定の初期挿入操作によりコネクタプラグを挿入させていくと共に、該挿入が中間挿入位置まで進んだところで該挿入を停止させるための、初期挿入機構としても機能する。
初期離脱機構は、コネクタプラグのコネクタソケットへの挿入時には初期離脱操作とは逆順の操作のうち少なくとも一部を含む所定の継続挿入操作を行うことにより中間挿入位置からの挿入を継続させるための、継続挿入機構としても機能する。
そして、挿入時においては、初期挿入操作により中間挿入位置まで挿入された段階では各コンタクトはまだ導通せず、継続挿入操作による挿入の過程で各コンタクトが導通し、離脱時においては、初期離脱操作により中間挿入位置まで離脱が進む過程で各コンタクトの導通が解除されるよう構成されている。
また、離脱の際には、まずは初期離脱操作によって中間挿入位置まで離脱させることになるが、その初期離脱操作だけでは完全離脱させることはできない。中間挿入位置から更に離脱を進めて完全に離脱させるようにするためには、継続離脱操作を行う必要がある。そして、各コンタクトの導通は、初期離脱操作による離脱の過程で解除される。
そのため、中間挿入位置まで離脱された段階で既に各コンタクトの導通は解除されていることになり、その段階ではまだコネクタは完全に離脱されておらず、プラグ外筒部の先端側はまだソケット外筒部に挿入された状態となっている。そのため、仮に活線状態で離脱が行われて各コンタクトの導通が解除され、その際にアークが発生したとしても、それはコネクタ内部の閉じられた空間内での発生となるため、作業者等への悪影響は抑止される。
また、挿入の際も、まずは初期挿入操作によって中間挿入位置まで挿入させることになるが、その初期挿入操作だけでは各コンタクトは導通しない。中間挿入位置から更に挿入を進めて各コンタクトを導通させるためには、継続挿入操作を行う必要がある。
そのため、挿入の際における各コンタクトの導通は、少なくともプラグ外筒部の先端側がソケット外筒部に挿入された状態で行われることになる。これにより、仮に活線状態で挿入が行われて各コンタクトが導通し、その際にアークが発生したとしても、それはコネクタ内部の閉じられた空間内での発生となるため、作業者等への悪影響は抑止される。
また、コネクタの挿抜作業時における各コンタクトの導通及び導通解除は、中間挿入位置よりもさらに挿入が進んだ位置にて、外部作業者等から直接見えない状態で(密閉されたコネクタ内部空間で)行われるため、アーク発生による作業者等への悪影響をより確実に抑止することができる。
このうち第1のガイド溝は、少なくとも初期挿入機構及び継続離脱機構を構成する部材の1つであって、ソケット外筒部においてその開口端から軸心方向へ延伸するように設けられ、初期挿入操作時及び継続離脱操作時における、コネクタソケットに対するコネクタプラグの外周方向(軸心を中心とする円周方向)の相対位置を規定すると共に、該初期挿入操作時及び該継続離脱操作時に突起部を軸心方向へ案内させつつコネクタプラグを該軸心方向へ移動させるためのものである。
そして、プラグ側螺合部材及びネジ受け部は、挿入時においては、初期挿入操作によりコネクタプラグが中間挿入位置まで挿入されていく過程でネジ部の先端側がネジ受け部の先端側に当接することにより、該挿入が中間挿入位置まで進んだところで停止され、該中間挿入位置から継続挿入操作としてプラグ側螺合部材を回転させてネジ部をネジ受け部に螺合させていくことにより挿入が継続され、離脱時においては、初期離脱操作としてプラグ側螺合部材を継続挿入操作時とは逆方向に回転させることにより中間挿入位置まで離脱されて該中間挿入位置にてネジ部とネジ受け部との螺合が解除されるように、構成されている。
各コンタクトの先端面に絶縁部材が設けられているとはいえ、仮に、その絶縁部材が各外筒部の開口面よりも外部へ突出していて且つ各コンタクトの先端面までもが各外筒部の開口面よりも外部に飛び出ていると、少なくともその飛び出た部分については作業者等が直接触れてしまう可能性があり、絶縁部材を設ける意義・効果が低減する。
そこで、請求項5記載のコネクタのように、絶縁部材(各絶縁部)を、各外筒部の開口面から突出しないよう、換言すれば各外筒部の開口面よりも内部に位置するように設ければ、作業者等が各コンタクトに直接触れるのを確実に防止することができる。
次に、請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のコネクタであって、ソケットコンタクトにおける、ピンコンタクトが挿入される内部空間には、絶縁体からなると共に該内部空間を軸心方向に移動可能に構成された可動絶縁部材が設けられている。そして、その可動絶縁部材は、その軸心方向の先端が少なくともソケットコンタクトの先端から突出するような所定の基準位置に配置されていると共に、弾性部材により弾性支持されており、該弾性支持により、基準位置から軸心方向後端側へ弾性移動可能に構成されている。
このように構成された請求項6に記載のコネクタによれば、ソケット側絶縁部によって作業者等がソケットコンタクトの先端に直接触れにくくなっているのに加え、可動絶縁部材によって、作業者等がソケットコンタクトの内部空間に指などを入れてしまってその内部空間側からソケットコンタクトに直接触れてしまうことも抑止できる。そのため、作業者等がソケットコンタクトに直接接触することがより困難なコネクタを提供することが可能となる。
なお、このようにソケットコンタクトに可動絶縁部材が配置された構成においては、ソケットコンタクトにピンコンタクトが挿入される際、ピンコンタクトの先端が可動絶縁部材の先端に当接する。そして、ピンコンタクトが挿入されていくのに伴い、可動絶縁部材はそのピンコンタクトの挿入力によって後端側に移動していく。
この可動絶縁部材の後端側への移動は、弾性部材の付勢力(基準位置に戻そうとする力)に抗するものであり、後端側へ移動するほど、弾性部材による反発力は大きくなる。そこで、その弾性部材の反発力を、ソケットコンタクトからピンコンタクトを離脱させる際の離脱力として利用することも可能である。例えば、ピンコンタクトをソケットコンタクトに挿入した際にはその挿入状態を何らかの手段で保持できるようにし、離脱させる際はその挿入状態の保持を解除すると弾性部材の反発力によってある程度までは(例えば各コンタクトの導通状態が解除される程度までは)強制的に離脱されるようにする、といった構成をとることができる。
次に、請求項8に記載の発明は、極性の異なる複数の電力供給線を導通・遮断するために各極性の電力供給線毎に用いられる複数のコネクタからなるコネクタセットであって、複数のコネクタは、いずれも、請求項2又は請求項4に記載のコネクタである。そして、各コネクタが有する突起部(コネクタプラグが有する突起部)とガイド溝(コネクタソケットが有するガイド溝)は、互いに極性の異なるコネクタプラグとコネクタソケットとの挿入が阻止されるよう、極性毎にそれぞれ異なるパターンにて形成されている。
[第1実施形態]
まず、本実施形態のコネクタの外観について、図1及び図2を用いて説明する。本実施形態のコネクタは、例えばデータセンタや通信局舎などの通信設備においてルータやサーバ等の各種情報通信機器への直流電力供給を導通・遮断するために用いられるものである。直流電力の供給経路を導通・遮断するものであるため、正極側の経路を導通・遮断するための正極側コネクタと、負極側の経路を導通・遮断するための負極側コネクタとが、セットで用いられる。
このように構成された正極側ピンプラグ1は、対応する正極側ソケット2に挿入(嵌合)される際、各挿入キー13a,13bが正極側ソケット2の各挿入溝23a,23b等に挿入されて案内されながら挿入されることとなる。またその際、ピンコンタクト14の外周面とピンケース12の内周面の間の空間であるソケット挿入口18に、正極側ソケット2のソケットコンタクト24が挿入していくこととなる。
また、ソケットケース21の内周面には、ソケットケース21の開口端(先端)から軸心方向へ所定長だけ延伸するように、且つ内周方向において互いに180度離れた位置関係、即ち軸心を中心に互いに対向した位置関係となるように、2つの第1挿入溝23a,23bが形成されている。
図3(b),(c)は、正極側ソケット2の内部構成を説明するための断面図である。即ち、図3(b)は、図1(b)のW視図における断面Q−Qであり、図3(c)は、図1(b)のW視図における断面R−Rである。更に、図3(b)の断面図における各部断面、即ち正極側ソケット2の軸心方向に垂直な各面(4箇所)の断面図を、それぞれ図4(a)〜(d)に示す。
負極側ピンプラグ3は、挿入キーの配置が異なることを除けば、図1(a)に示した正極側ピンプラグ1と同じ構成である。即ち、負極側ピンプラグ3は、図2(a)に示すように、プラグ本体31、ピンケース32、ピンコンタクト34、ピン側絶縁保護材35、ネジ部37が形成されたネジ本体36、を備え、ピンコンタクト34の後端側には負極プラグケーブル7が接続されている。
そのため、この負極側ソケット4に負極側ピンプラグ3を挿入していくと、負極側ピンプラグ3の各挿入キー33a,33bがフリースペース48まで到達した時点で一旦強制的に停止される。これは、フリースペース48の内部における後端側の面、即ち図5(c)に示すように後端側キー当接面48a,48bに各挿入キー33a,33bが当接するからである。この状態から更に挿入を進めるためには、負極側ピンプラグ3を180度回転させて、各挿入キー33a,33bを各第2挿入溝43c,43dに合わせればよい。
図6(a)において、L1は、ピンプラグ1における、ソケット2に挿入されて各挿入キー13a,13bがソケット2内のフリースペース28内に位置しているときにソケット2内に挿入されている部分の距離(中間挿入長)である。また、L2は、ソケット2の開口端からその内部におけるソケットコンタクト24の先端面までの距離(ソケットコンタクト到達長)である。
そして、更に挿入を進めていくと、図7(c)に示す第6の状態のように、ピンプラグ1のネジ部17の先端とソケット2のネジ受け部22の先端が当接する。そこで、ネジ部17とネジ受け部22を螺合させながら挿入を進めていくと、図7(d)に示す第7の状態のように、挿入が完了することとなる。
即ち、第7の状態から、ネジ部17とネジ受け部22の螺合を解除していくと、第6の状態となり、螺合が完全に解除される。このとき、仮に軸心可動絶縁材26がなければ、第6の状態からは引き続き作業者自身がピンプラグ1を引き抜いていく必要があるが、本実施形態では軸心可動絶縁材26によってピンコンタクト14が付勢力を受けていることから、第6の状態になると、その付勢力によってピンコンタクト14は第4の状態まで一気に離脱され、その離脱の過程で、各コンタクト14,24の導通も解除される。なお、ここまでの離脱操作が、本発明の初期離脱操作に相当するものである。
次に、第2実施形態のコネクタについて、図8及び図9を用いながら、第1実施形態と異なる構成を中心に説明する。
ピンプラグ60は、プラグ本体61に支持されたピンケース62にピンコンタクト64が収容されており、ピンコンタクト64の先端面にはピン側絶縁保護材65が設けられている。また、プラグ本体61の外周面には、この外周面に渡って回転自在に設けられた円筒状のネジ本体66(本発明のプラグ側螺合部材に相当)が備えられている。このネジ本体66は、軸心を中心に回転自在に設けられた円筒状の部材であって、その内周面に、ソケット70の外周面に形成されたネジ受け部72と螺合されるネジ部67が形成されている。
一方、ソケット70は、ソケットケース71にソケットコンタクト74が収容されており、ソケットコンタクト74の先端面にはソケット側絶縁保護材75が設けられている。また、ソケットケース71の先端側には、その外周面にネジ受け部72が形成されており、このネジ受け部72に、ピンプラグ60のネジ部67が螺合することとなる。
図9(a)は、ソケット70にピンプラグ60が挿入されていない、第1の状態である。
即ち、第4の状態から、ネジ本体66を挿入時とは逆方向に回してネジ部67とネジ受け部72の螺合を解除していくと、第3の状態を経て第2の状態になり、螺合が完全に解除される。このようにネジ本体66を緩めて離脱させていく過程で、各コンタクト64,74の接続・導通状態は解除される。なお、第2の状態になるまでの離脱操作、即ちネジ部67の螺合が完全に解除されるまでの離脱操作が、本発明の初期離脱操作に相当するものである。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の実施の形態は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもない。
また、本実施形態では、直流電力を供給する電力供給経路に用いられるコネクタを例に挙げて説明したが、これもあくまでも一例であり、直流であるか交流であるかに拘わらず、また極性の種類に拘わらず、電流経路を導通・遮断するためのあらゆるコネクタに対して本発明を適用可能である。
Claims (7)
- 導体からなるピンコンタクト、及び、前記ピンコンタクトを収容する筒状のプラグ外筒部、を有するコネクタプラグと、
導体からなると共に前記ピンコンタクトが挿入されることにより該ピンコンタクトと導通するよう構成された円筒状のソケットコンタクト、及び、前記ソケットコンタクトを収容する円筒状の部材であって、その内周面と前記ソケットコンタクトの外周面との間に前記プラグ外筒部が挿入される外筒挿入部が存在するように構成されたソケット外筒部、を有するコネクタソケットと、
を備え、前記コネクタプラグを前記コネクタソケットに挿入することで、前記プラグ外筒部が前記外筒挿入部に挿入されつつ前記ピンコンタクトが前記ソケットコンタクトに挿入されることにより、該各コンタクトが電気的に導通するよう構成されたコネクタであって、
前記ピンコンタクトは、少なくともその先端面において、当該コネクタが挿抜される方向であって前記各コンタクトの軸心に平行な軸心方向に所定の厚さを有する絶縁部材であるプラグ側絶縁部が設けられており、
前記ソケットコンタクトは、少なくともその先端面において、前記軸心方向に所定の厚さを有する絶縁部材であって該先端面の略円環形状に沿うように形成された円筒状のソケット側絶縁部が設けられており、
前記コネクタプラグが前記コネクタソケットに挿入されて前記各コンタクトが導通している状態から、所定の初期離脱操作によって、前記コネクタプラグを前記コネクタソケットから離脱させていくと共に、前記ピンコンタクトの先端が前記ソケット外筒部の開口面から前記軸心方向に所定の中間挿入長だけ挿入された位置である中間挿入位置まで離脱が進んだところで該初期離脱操作による離脱を停止させるための、初期離脱機構と、
前記初期離脱機構により前記中間挿入位置まで離脱された状態から、所定の継続離脱操作を行うことにより前記コネクタプラグを前記コネクタソケットから完全に離脱させるための、継続離脱機構と、
を備え、
前記継続離脱機構は、前記コネクタプラグの前記コネクタソケットへの挿入時には前記継続離脱操作とは逆順の操作のうち少なくとも一部を含む所定の初期挿入操作により前記コネクタプラグを挿入させていくと共に、該挿入が前記中間挿入位置まで進んだところで該挿入を停止させるための、初期挿入機構としても機能し、
前記初期離脱機構は、前記コネクタプラグの前記コネクタソケットへの挿入時には前記初期離脱操作とは逆順の操作のうち少なくとも一部を含む所定の継続挿入操作を行うことにより前記中間挿入位置からの挿入を継続させるための、継続挿入機構としても機能し、
挿入時においては、前記初期挿入操作により前記中間挿入位置まで挿入された段階では前記各コンタクトはまだ導通せず、前記継続挿入操作による挿入の過程で該各コンタクトが導通し、離脱時においては、前記初期離脱操作により前記中間挿入位置まで離脱が進む過程で該各コンタクトの導通が解除されるよう構成されている
ことを特徴とするコネクタ。 - 請求項1に記載のコネクタであって、
前記コネクタプラグは、
前記各機構を構成する部材の1つであって、前記プラグ外筒部においてその径方向に突出するように設けられ、前記軸心方向に所定の長さを有する突起部を備え、
前記コネクタソケットは、
少なくとも前記初期挿入機構及び前記継続離脱機構を構成する部材の1つであって、前記ソケット外筒部においてその開口端から前記軸心方向へ延伸するように設けられ、前記初期挿入操作時及び前記継続離脱操作時における、前記コネクタソケットに対する前記コネクタプラグの外周方向の相対位置を規定すると共に、該初期挿入操作時及び該継続離脱操作時に前記突起部を前記軸心方向へ案内させつつ前記コネクタプラグを該軸心方向へ移動させるための第1のガイド溝と、
少なくとも前記継続挿入機構及び前記初期離脱機構を構成する部材の1つであって、前記ソケット外筒部において前記軸心方向へ延伸するように設けられ、前記継続挿入操作時及び前記初期離脱操作時における、前記コネクタソケットに対する前記コネクタプラグの外周方向の相対位置を、前記初期挿入操作時及び前記継続離脱操作時とは異なる位置に規定すると共に、該継続挿入操作時及び該初期離脱操作時に前記突起部を前記軸心方向へ案内させつつ前記コネクタプラグを該軸心方向へ移動させるための第2のガイド溝と、
前記各機構を構成し、前記ソケット外筒部において前記軸心方向における前記第1のガイド溝と前記第2のガイド溝の間に形成された、前記コネクタプラグが前記中間挿入位置に位置しているときに前記突起部が存在する空間であって、該中間挿入位置において前記コネクタプラグをその軸心を中心に回転可能にすると共に、該回転により、前記突起部を少なくとも前記第1のガイド溝に対応した位置から前記第2のガイド溝に対応した位置の間で自在に移動させることが可能に構成された、突起部回転移動可能空間と、
を備えていることを特徴とするコネクタ。 - 請求項1に記載のコネクタであって、
前記コネクタプラグは、前記各機構を構成し、軸心を中心に回転自在に設けられた円筒状の部材であって、その内周面に、前記コネクタソケットの外周面に形成されたネジ受け部と螺合されるネジ部が形成されたプラグ側螺合部材を備え、
前記コネクタソケットは、前記各機構を構成し、外周面に形成された前記ネジ受け部を備え、
前記プラグ側螺合部材及び前記ネジ受け部は、
挿入時においては、前記初期挿入操作により前記コネクタプラグが前記中間挿入位置まで挿入されていく過程で前記ネジ部の先端側が前記ネジ受け部の先端側に当接することにより、該挿入が前記中間挿入位置まで進んだところで停止され、該中間挿入位置から前記継続挿入操作として前記プラグ側螺合部材を回転させて前記ネジ部を前記ネジ受け部に螺合させていくことにより前記挿入が継続され、離脱時においては、前記初期離脱操作として前記プラグ側螺合部材を前記継続挿入操作時とは逆方向に回転させることにより前記中間挿入位置まで離脱されて該中間挿入位置にて前記ネジ部と前記ネジ受け部との螺合が解除されるように、構成されている
ことを特徴とするコネクタ。 - 請求項3に記載のコネクタであって、
前記コネクタプラグは、前記プラグ外筒部においてその径方向に突出するように設けられ、前記軸心方向に所定の長さを有する突起部を備え、
前記コネクタソケットは、前記ソケット外筒部においてその開口端から前記軸心方向へ延伸するように設けられ、前記各挿入操作時及び前記各離脱操作時における前記コネクタソケットに対する前記コネクタプラグの外周方向の相対位置を規定すると共に、該各挿入操作時及び該各離脱操作時に前記突起部を前記軸心方向へ案内させつつ前記コネクタプラグを該軸心方向へ移動させるためのガイド溝を備えている
ことを特徴とするコネクタ。 - 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のコネクタであって、
前記コネクタプラグは、前記プラグ側絶縁部が前記プラグ外筒部の開口面から外部へ突出しないように形成されており、
前記コネクタソケットは、前記ソケット側絶縁部が前記ソケット外筒部の開口面から外部へ突出しないように形成されている
ことを特徴とするコネクタ。 - 請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のコネクタであって、
前記ソケットコンタクトにおける、前記ピンコンタクトが挿入される内部空間には、絶縁体からなると共に該内部空間を前記軸心方向に移動可能に構成された可動絶縁部材が設けられており、
前記可動絶縁部材は、その前記軸心方向の先端が少なくとも前記ソケットコンタクトの先端から突出するような所定の基準位置に配置されていると共に、弾性部材により弾性支持されており、該弾性支持により、前記基準位置から前記軸心方向後端側へ弾性移動可能に構成されている
ことを特徴とするコネクタ。 - 極性の異なる複数の電力供給線を導通・遮断するために各極性の電力供給線毎に用いられる複数のコネクタからなるコネクタセットであって、
前記複数のコネクタは、いずれも、請求項2又は請求項4に記載のコネクタであって、
該各コネクタが有する前記突起部と前記ガイド溝は、互いに極性の異なる前記コネクタプラグと前記コネクタソケットとの挿入が阻止されるよう、前記極性毎にそれぞれ異なるパターンにて形成されている
ことを特徴とするコネクタセット。
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