JP5528851B2 - 竪管配管設備構造及びその構築方法 - Google Patents

竪管配管設備構造及びその構築方法 Download PDF

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Description

本発明は、マンション等の複数階層を備える集合住宅に設置され、給水、排水、ガス供給、水道水供給等の用途に用いられる竪管を主とする配管設備を内部に収納するための竪管配管設備構造及びその構築方法に関するものである。
従来、マンション等の集合住宅における配管設備は、汚水管や排水管等の竪管を主とし、竪管は、上下に並ぶ階層を貫通して配管される。
100年あるいはそれ以上(例えば、300年)の長寿命の集合住宅を求める傾向が強まっているが、集合住宅の実質的に延長するためには、住人の世代や所有者が変わっても、それに応じて柔軟に間取り等を変更できることが望ましい。より具体的には、住居を、躯体部分(スケルトン)と、住人の希望通りに変更できる部分(インフィル)とに分離してとらえるスケルトン・インフィル分離思想が提案されている。
排水用の竪管は、一般的には、廊下、ベランダ等の共用部分ではなく、住居内の専有部分(特に、トイレの後ろや台所の横など)を上下階層において垂直に貫通するように設けられることが多い。このようにすると、専有部分を竪管が貫通し、さらにこの竪管を壁が包囲することになる。これを住人が変更しようとすると、包囲する壁を破壊し、さらに竪管を撤去する必要があるが、このようなことは事実上無理である。したがって、結果的にインフィルを自由に変更できなくなってしまう。
上述した長い寿命は、竪管等の配管設備の耐用年数を一般に上回っているから、寿命を延ばすためには、竪管等の配管設備をメンテナンスしたり交換することが事実上必至となる。インフィルに配管設備が位置すると、住居内での作業が必要となり好ましくない。
また、給水、ガス等のエネルギー関係の配管設備は、共用廊下側に設けられることが多い。これは、水道メーター、ガスメーターなどによる計測値を作業員が専有部分に入らずにチェックし、課金を容易にするためである。
そこで、例えば特許文献3(特開2001−254413号公報)等に開示されるように、排水用の竪管等の配管設備を共用部分に配置し、この配管設備をインフィルと切り離すことが考えられる。こうすると、専有部分内の機器(例えばトイレ、ユニットバス、洗面台等)から共用部分に配置される排水用の竪管までは、横引管により排水することになる。
特開平7−19046号公報 特開平7−19045号公報 特開2001−254413号公報
しかしながら、従来技術では、竪管とスラブとが交差する(竪管がスラブを貫通する)部分は、いずれもコンクリートスラブそのもの又はPC版で構成されている。したがって、実際に竪管を交換しようとすれば、少なくとも竪管の回りの部分において、スラブ又はPC版をはつって部分的に破壊し、竪管を抜き取る作業が不可避である。
このような作業を行うことは、竪管を包囲する壁を破壊せざるを得ないし、狭いスペースで作業せねばならず、困難を極め、作業に要する時間及びコストが多大となる。さらには、スラブや壁の破壊時に振動、騒音その他が発生し、住んで生活している住人に与える迷惑は非常に大きい。また、横引管は専有部分から共用部分に至り排水用の竪管に連結されねばならないが、その際、専有部分と共用部分とを区画する壁を貫通する必要がある。従来技術では、この点に柔軟に対応することが困難であった。ガス、水道等の系統についても、同様の問題点がある。
そこで本発明は、インフィルの変更自由度を維持したまま、容易にしかも住人への迷惑を減らし、集合住宅の長寿命化に資することができる配管設備構造及びその関連技術を提供することを目的とする。
本発明の竪管配管設備構造は、集合住宅の共用部分と専用部分を区画する壁を耐火壁で構成し、耐火壁の下部を、横引管を挿通可能に形成される横引管挿通孔を有するC型金物により床スラブ上に支持し、共用部分において竪管が上下階層を貫通する箇所を含んで床スラブの構築を省略して空けられた、竪管収納用空間に受け皿を設置し、かつ受け皿は、竪管が貫通する位置に開設される挿通孔と、竪管の周囲において垂直下向きに凹む凹部とを備え、挿通孔に竪管を挿入可能となし、挿通孔に竪管を挿入して竪管を起立させ、凹部に充填材を入れ挿通孔と竪管とをシールし、竪管の耐火壁の反対側をカバーで覆い、しかもカバーは、竪管及び受け皿とは独立して取り外し可能に構成される。カバーには、好ましくは、扉が取り付けられ、扉を開くだけで、日常点検やメーターの検針を行えるようにする。
この構成において、集合住宅の共用部分と専用部分を区画する壁を耐火壁で構成しているので、集合住宅に要求される耐火性を担保できるだけでなく、この区画する壁をコンクリート又はPC版で構成する必要がない。
また、カバーは、竪管及び受け皿とは独立して取り外し可能に構成されているので、カバーを開く又は耐火壁から離れる方向へ移動させることにより、竪管あるいはその関連要素のメンテナンスを実施できる。カバーを移動させても、カバーが竪管やメーター等に触れることはなく、破損等を生じない。
さらに、竪管を取替えすべき時期となったときには、耐火壁から離れる方向へ移動させてカバーを取り外し、竪管を外部に露呈させる。そして、竪管を上下階で切断すれば、受け皿とともに切断された竪管の一部を竪管収納用空間から抜き取ることができる。即ち、コンクリートのはつりのような大きな振動・騒音を発生する作業を行う必要がなく、工事による迷惑を大幅に抑制できる。再び、新たな竪管を設置するには、上述と同様にすればよく、最後はカバーで竪管を覆い、目隠しすることができる。
本発明によれば、竪管のメンテナンス及びその取替工事を、コンクリートのはつりのような大きな振動・騒音を発生する作業なしに実施することができ、インフィルの変更自由度を維持したまま、容易にしかも住人への迷惑を減らし、集合住宅の長寿命化に資することができる。
具体的な実施の形態の説明に先立ち、本発明が立脚するスケルトン及びインフィルの新たな考え方について説明する。この考え方は、建物を300年継続して使用できるようにするためのコンセプトである。
建物をスケルトンとインフィルとに分類する。この考え方自体は、従前から存在するが、次の点が従来の考え方とは大きく相違する。まず、スケルトンを、パブリックな躯体と共用部分の設備とが一体として存在するものと考える。
また、スケルトンの共用部分設備を、パイピングスペース、メーターボックス等のパブリック設備と、エレベータ等消耗する設備であるセミパブリック設備との、2つに分けて考える。
今まで共用部分と考えられていた、廊下側の玄関ドア、壁、サッシュ、バルコニー側のサッシュ及び壁を、インフィル・パブリックと考え、インフィルは、インフィル・パブリックを含むものとする。
即ち、スケルトンは、日常的に使用されるパブリックな躯体と、パブリック設備と、セミパブリック設備とからなり、インフィルは、内装と、専有部分の設備と、インフィル・パブリックとからなると考える。
そして、50年ごとにパブリック設備を全て取り替える。50年ごとに安定してパブリック設備を更新し、これを繰り返すことにより、建物は300年もつ。
50年目で足場を架け躯体の修理を行う。弱い部位の材料を工夫し、50年もつように配慮する。
20年乃至30年ごとに、足場なしで天井、床、内壁等についてメンテナンスする。具体的には、塗装の吹替え、コーキングの打替え、共用配管の清掃等を実施する。
100年を単位とすれば、100年間で集めた修繕積立金内で2回の改修工事を行う。これを繰り返して建物を300年もたせる。
以上の考え方に基づき、建物が300年もつストーリーを設定する。本発明の竪管配管設備構造は、この長いストーリーの中に織り込まれる一つであり、50年ごとに竪管等のパブリック設備を取り替える、しかもその取替工事による弊害を極力抑制するという思想に立脚するものである。従来技術は、いずれもこのようなロングスパンでものを考えるということをしておらず、せいぜい60年ぐらいで建物は使用できなくなるだろうという程度の認識しかない。本発明は基本的なコンセプトにおいても、従来技術とは一線を画すものである。
以下図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。以下実施の形態1、実施の形態2に共通して、本発明の竪管配管設備構造の骨子は、次の通りである。即ち、集合住宅の共用部分と専用部分を区画する壁を耐火壁で構成し、耐火壁の下部を、横引管を挿通可能に形成される横引管挿通孔を有するC型金物により床スラブ上に支持し、共用部分において竪管が上下階層を貫通する箇所を含んで床スラブの構築を省略して空けられた、竪管収納用空間に受け皿を設置し、かつ受け皿は、竪管が貫通する位置に開設される挿通孔と、竪管の周囲において垂直下向きに凹む凹部とを備え、挿通孔に竪管を挿入可能となし、挿通孔に竪管を挿入して竪管を起立させ、凹部に充填材を入れ挿通孔と竪管とをシールし、竪管の耐火壁の反対側をカバーで覆い、しかもカバーは、竪管及び受け皿とは独立して取り外し可能に構成される。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における竪管配管設備構造を玄関廊下側から見た正面図、図2は、同竪管配管設備構造の立面図である。
共用部分である廊下側から見ると、図1、図2に示すように、床スラブ1が水平に上下階層に形成されることにより、各階の床(あるいは天井)が形成される。さらに、垂直な壁が構築されることにより、建物の躯体の主要部分が得られる。
図1、図2の例では、廊下の天井付近に水平な梁3が架け渡され、壁に開閉自在に支持される玄関ドア2から、少し間をおいて窓4が設けられている。そして、図示した例では、玄関ドア2と窓2との間に、配管設備5を設置する空間が設定されている。
しかしながら、配管設備5を設置する空間は図示した例に限定されるわけではなく、玄関ドア2や窓4の妨げにならない限り、共用部分である廊下側の任意の場所に設定できる。さらには、実施の形態1、2では図示しないが、同じ共用部分であるベランダ側に配管設備を設置する空間を設定することもでき、このようにしても本発明に包含される。
図1に示すように、本形態の配管設備5には、後に詳述する竪管の他に、水道メーター6、ガスメーター7、電気メーター取付板8等が含まれる。
図2の立面図に示されるように、少なくとも竪管配管設備が配置される位置では、コンクリートの壁が形成されるのではなく、連続するC型金物15(連続するC型金物15は、所定間隔毎に固定される補強金物16により補強される)が床スラブ1上に敷設され、C型金物15に垂直な耐火壁14が支持されて耐火壁14が起立するようになっている。この耐火壁14により、専有部分である住居10と、共有部分である共用廊下9とが、区画される。そして、耐火壁14よりも共用廊下9側に配管設備5が配置される。
次に図3(a)〜図3(d)を参照しながら、竪管配管設備構造の構築手順を説明する。図3(a)〜図3(d)は、本発明の実施の形態1における竪管配管設備構造の構築手順説明図である。
まず、上下階層を竪管が貫通する箇所が、集合住宅の共用部分内において設定される。そして、設定された箇所においては、床スラブ1の構築が省略されて竪管収納用空間11が空けられる。
この竪管収納用空間11の形状は、既定のものであり、その形状にほぼすっぽり収まる形状に形成された受け皿12を嵌合させる。受け皿12は、その下面に耐火材が吹き付けられ、竪管が貫通する位置に開設される第1挿通孔12c、第2挿通孔12d、第3挿通孔12eと、竪管の周囲において垂直下向きに凹む凹部12bとを備え、凹部12bの周囲には、水平なフランジ12aがつば状に外側へ向けて延設される。したがって、受け皿12を、竪管収納用空間11に設置すると、竪管収納用空間11を塞ぐことができ、また、第1挿通孔12c、第2挿通孔12d及び第3挿通孔12e挿通孔に、それぞれ対応する竪管を挿入することができる。
この後、第1挿通孔12c、第2挿通孔12d及び第3挿通孔12eにそれぞれ対応する竪管を挿入して起立させ、凹部12bに充填材としてのモルタルを充填し、これを硬化させることにより、第1挿通孔12c、第2挿通孔12d及び第3挿通孔12eとそれぞれ対応する竪管とをシールする。
なお、第1挿通孔12c、第2挿通孔12d及び第3挿通孔12e挿通孔は、それぞれ対応する竪管よりもやや大径に形成すると、挿入が容易となって好ましいし、このようにしてもモルタルを充填することにより、隙間を封鎖できる。
また、図4に詳しく図示しているように、竪管13には、ジョイント18を介して横引管17を接続するのであるが、図3(c)にも図示しているように、C型金物23、15の必要な箇所(横引管17との交差点)には、横引管挿通孔24、25があけられており、横引管の取り回しも容易に行えるようになっている。
また、耐火壁14は、C型金物23、15に支持されているので、竪管及び横引管の設置が完了したら、耐火壁14により住居10と共用廊下9とは、既に区画されていることになる。
しかしながら、この状態のままでは、竪管等が外部に露呈することになる。本形態では、つぎのようにカバーを取付け、露呈する竪管等を目隠しすることにしている。
即ち、図3(b)に示すように、カバーのフレーム19を組む。ここで、配管設備5や耐火壁14の外形寸法は、既知であるから、それにあわせて、各パイプ材をカットし、各パイプ同士を角部でL型のジョイントを使用し、連結し自立する骨組みと成す。その骨組みには、適宜、補強桟19cを加え、ロ字型をなす部分を設けるのが望ましい。
フレーム19の下面には、レベル調整用のアジャスタ21及びキャスタ22が設置される。アジャスタ21のねじを回して不陸の調整が行われ、また、キャスタ22のローラを使用することにより、フレームを移動させることができ、設置時にはフレーム19を押し込んで、図3(d)に示すように、耐火壁14に密着させることもできるし、メンテナンスや竪管の交換時等では、フレーム19ごと引き出して、図3(c)に示すように、耐火壁14から取り外し、竪管やそれに付帯する設備を外部に露呈させることができる。
フレーム19は、竪管、横引管、各種メーター等6〜8が設置された後に、組み立てられ設置されるものである。
図4(a)は、本発明の実施の形態1における竪管配管設備構造の平面図、図4(b)、図4(c)は、本発明の実施の形態1における竪管配管設備構造の縦断面図である。
図4(a)に示すように、本形態では、フレーム19の2つの側面には、扉20が開閉可能に取り付けられており、メーター類のチェックやちょっとしたメンテナンス程度であれば、フレーム19を引き出さなくても、扉20を開くだけで対応できるようになっている。
C型金物15と同様に、C型金物23には、適宜補強金物26が追加され、強度が担保されている。また、本形態では、排水用の竪管は、並列に2本13、27設置できるようになっており、当面その一方13だけが設置され使用されるが、他方27には竪管は設置されず単なる孔となっている。その一方13が使用に耐えないような状態になったときには、他方27に竪管を設置し使用するように配慮されている。
また、受け皿12の第1挿通孔12cには、さらに給水竪管28やガス竪管も同様に配置されている。
本形態は、このような構成としたので、配管設備5を目隠しするまでの状態とするまでの作業が容易である。
簡単なメンテナンスやメーター類のチェック程度では、フレーム19を動かさず、扉20を開くだけで容易に対応できる。
50年経過した時点で、竪管を取り替える場合、扉20を外し、アジャスタ21のねじを緩め、キャスタ22のローラを回転させることにより、フレーム19を容易に引き出して竪管等を露呈させることができる。
そして、竪管の適宜位置を切断すれば、受け皿12毎、竪管を部分的に取り除くことができる。さらに、新しい竪管の設置も上述の手順で容易に行えるし、以上とは逆にフレーム19を押し入れ、扉20を取り付ければ、一連の工事を容易に完了できる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2における竪管配管設備構造を玄関廊下側から見た正面図、図6は、本発明の実施の形態2における竪管配管設備構造の立面図である。
図7(a)〜図7(c)は、本発明の実施の形態2における竪管配管設備構造の構築手順説明図であり、図8は、本発明の実施の形態2における竪管配管設備構造の平面図である。
以下実施の形態1との相違点を中心に説明する。
実施の形態2の配管設備30は、実施の形態1とは相違する点がある。まず、カバーのフレーム46の前面は、やや幅広となっており、その前面にのみ、観音開きの一対の扉31が開閉可能に取り付けられる。
各メーター類6〜8のレイアウト等が実施の形態1と相違するが、これは本質的な点ではない。
図7(a)に示すように、実施の形態2では、2つの竪管収納空間32、33が設定され、これらの空間32、33には床スラブ1が形成されない。そして、第1挿通孔36、第2挿通孔37が開設された受け皿34と、第3挿通孔38が開設された受け皿35とが、それぞれこれらの空間32、33に嵌合される。
そして、第1挿通孔36と第2挿通孔37とには、排水用の竪管(横引管40が接続される。)とその予備の竪管とがそれぞれ挿入される。また、第3挿通孔38には、ガス竪管が挿入される。さらに、実施の形態1と同様に、受け皿34、35の凹部には、モルタルが充填される。
C型金物41、42及びこれらの補強金物43、44、耐火壁45については、実施の形態1とほぼ同様である。
フレーム46の下面には、実施の形態1と同様に、アジャスタ47とキャスタ48とが取付られる。
実施の形態2では、配管設備30とともに、カバー内にエアーコントローラの室外機50を設置している。即ち、フレーム46の所定高さに、棚板49を水平に支持し、棚板49よりも上方の空間を配管設備30用として主に使用し、棚板49よりも下方の空間を室外機50の収納空間として利用している。
このため、扉31の、室外機50の通気口51に対応する位置に、開口部53を設け、室外機50と外気との空気等の流通を確保している。開口部53には、望ましくは、ガラリや網等を設置するのが望ましい。
その他の点は、実施の形態1とほぼ同様であるので、重複する説明は省略する。
(実施の形態3)
図9は、本発明の実施の形態3における受け皿の平面図、図10〜図14は、本発明の実施の形態3における竪管交換工程を示す平面図である。
本形態では、実施の形態1、2に比べ、受け皿60に工夫を追加することにより、受け皿60に挿通される各種の竪管を容易に交換できるようになっている。以下述べるように、これら各種の竪管を交換する際にも、住みながら交換できる(つまり、交換期においても生活を阻害しない)ように配慮されている。
図10に示すように、受け皿60には、それぞれ排水管を挿通可能に形成される第1排水管挿通孔63及び第2排水管挿通孔64が形成されるが、第1排水管挿通孔63は、排水管が挿通される使用中の挿通孔であり、第2排水管挿通孔64は排水管が挿通されない予備の挿通孔である。
受け皿60には、この他、水道管が挿通される水道管挿通孔61とガス管が挿通されるガス管挿通孔62とが形成される。本例では、水道管挿通孔61とガス管挿通孔62とは、交換可能であり、いずれにも水道管またはガス管を挿通できるようになっているが、本発明は、このような構成に限定されない。
さらに、受け皿60には、第1排水管挿通孔63から離れた位置に電線を挿通可能に形成される電線挿通孔67が形成される。
本例では、電線挿通孔67として、もっぱら電力線を挿通させるための電力線挿通孔65と、通信線を挿通させるための通信線挿通孔66とを独立して設けたが、本発明は、この例に限定されない。
たとえば、電力線と通信線とを共通して挿通させる電線挿通孔(図示せず)を設けても差し支えない。
受け皿60には、さらに第1排水管挿通孔63と電線挿通孔67とを接続し、かつ第1排水管挿通孔63から電線挿通孔67へ電線を移動可能とする通路が形成される。
上述したように、本例では、電線挿通孔67として、もっぱら電力線を挿通させるための電力線挿通孔65と、通信線を挿通させるための通信線挿通孔66とを独立して設けたため、通路70は、第1排水管挿通孔63と電力線挿通孔65とを接続する第1通路68と、電力線挿通孔65と通信線挿通孔66とを接続する第2通路69とを含むが、電力線と通信線とを共通して挿通させる電線挿通孔67を設ける場合には、単一の通路のみにより構成してもよく、本発明はそのような場合も包含する。
次に、図10〜図14を参照しながら、以上のような受け皿60を使用した場合における竪管交換工程を順次説明する。
なお、以下ではすべての竪管を交換する例を説明するが、もちろん一部の竪管のみを交換し他の交換を省略することもできるのであって、本発明は、そのように交換を一部省略する場合も当然包含する。
まず、実施の形態1、2において説明したように、カバーのフレーム19等を引き出して竪管収納空間を外部に露呈させ、受け皿60からモルタルを除去してから、図10に示すように、竪管の交換に着手する。ここで、モルタルをモルタルブロックを主として構成すると、除去が容易になり好適である。
ここで、上述したように、第1排水管挿通孔63には古い排水管72が挿通されているが、予備の第2排水管挿通孔64は、空いたままの状態にある。
また、ガス管挿通孔62には古いガス管74が、水道管挿通孔61には古い水道管73が、電力線挿通孔65には古い電力線82が、通信線挿通孔66には古い通信線83が、それぞれ挿通され使用されている。
以下、水道管74から順に交換する手順を述べるが、勿論、以下の交換の順番は、可能な限り、入れ替えても差し支えない。
まず、予備の第2排水管挿通孔64は現在空いているので、その中に仮設の水道管75を挿通し、バイパス管76を介して水道水供給先へ接続する。これにより、古い水道管74を切断しても水道水供給に支障がない。
よって、バイパス管76の接続後に、古い水道管74を撤去する。その結果、水道管挿通孔62が空いた状態となる。
ここで、上述したように、水道管挿通孔62とガス管挿通孔61とは、交換使用可能に形成されている。このため、図11に示すように、空いた水道管挿通孔62に新しいガス管77を挿通し、バイパス管78を介してガス供給先へ接続する。
これにより、ガス管73を切断してもガス供給に支障がない。よって、バイパス管78の接続後に、古いガス管73を撤去する。その結果、ガス管挿通孔61は空いた状態となる。
ここで、水道管挿通孔62とガス管挿通孔61とは、交換使用可能であるから、次に図12に示すように、空いたガス管挿通孔61に新しい水道管79を挿通し、バイパス管80を介して水道水供給先へ接続する。
これにより、第2排水管挿通孔64内の仮設の水道管75及びそれに接続されるバイパス管76は用済みとなるから、撤去する。
以上により、第2排水管挿通孔64は、再び空いた状態になる。図13に示すように、この状態において、第2排水管挿通孔64に新しい排水管81を挿通し、この排水管81へ排水系等の繋ぎ込みを行う。
その完了後には、第1排水管挿通孔63にある古い排水管72は、用済みであるから、これを撤去する。
その結果、今度は、第2排水管挿通孔64が新しい排水管81で埋まり、第1排水管挿通孔63が空いた状態となる。この空いた挿通孔63と、第1通路68、第2通路69とを利用して次のように電線を交換する。
即ち、交換前では、図13に示すように、古い電力線82が電力線挿通孔65内にあり、古い通信線83が通信線挿通孔66内にある。
そして、図14に示すように、新しい電力線84と新しい通信線85とを、第1排水管挿通孔63内へ挿通させ、これらの電線84、85への繋ぎ込みを行う。
繋ぎ込みが終われば、古い電力線82及び古い通信線83は用済みであり、撤去しても電力供給や通信には支障がない。よって、これらの線82、83を撤去する。
さらに、新しい線84、85は、可撓性があり、若干変形しても断線することは無い。この性質を利用し、新しい通信線85を先にし、新しい電力線84を後にするようにして、これらの線85、84を移動させる。
より具体的には、新しい通信線85を、第1通路68を通過させて、電力線挿通孔65へ至らしめ、さらに第2通路69を経由して通信線挿通孔66まで移動させる。また、新しい電力線84を、第1通路68を通過させて、電力線挿通孔65へ至らしめる。なお、以上の説明において、建築分野においては、通信線を弱電線と呼び、電力線を強電線と呼ぶこともある。
以上により、すべての竪管を交換することができる。しかも、断線や管の断絶により、使用不可となる時間を極力短縮できるから、交換に伴う住人の生活への悪影響を非常に小さくすることができることは、上記説明から容易に理解されよう。なお、交換が完了したら、カバーのフレーム19等を元の位置に戻し、竪管収納空間をカバーする。
本発明の実施の形態1における竪管配管設備構造を玄関廊下側から見た正面図 本発明の実施の形態1における竪管配管設備構造の立面図 (a)本発明の実施の形態1における竪管配管設備構造の構築手順説明図 (b)本発明の実施の形態1における竪管配管設備構造の構築手順説明図 (c)本発明の実施の形態1における竪管配管設備構造の構築手順説明図 (d)本発明の実施の形態1における竪管配管設備構造の構築手順説明図 (a)本発明の実施の形態1における竪管配管設備構造の平面図 (b)本発明の実施の形態1における竪管配管設備構造の縦断面図 (c)本発明の実施の形態1における竪管配管設備構造の縦断面図 本発明の実施の形態2における竪管配管設備構造を玄関廊下側から見た正面図 本発明の実施の形態2における竪管配管設備構造の立面図 (a)本発明の実施の形態2における竪管配管設備構造の構築手順説明図 (b)本発明の実施の形態2における竪管配管設備構造の構築手順説明図 (c)本発明の実施の形態2における竪管配管設備構造の構築手順説明図 本発明の実施の形態2における竪管配管設備構造の平面図 本発明の実施の形態3における受け皿の平面図 本発明の実施の形態3における竪管交換工程を示す平面図 本発明の実施の形態3における竪管交換工程を示す平面図 本発明の実施の形態3における竪管交換工程を示す平面図 本発明の実施の形態3における竪管交換工程を示す平面図 本発明の実施の形態3における竪管交換工程を示す平面図
1 床スラブ
2 玄関ドア
3 梁
4 窓
5、30 配管設備
6 水道メーター
7 ガスメーター
8 電気メーター取付板
9 共用廊下
10 住居
11、32、33 竪管収納空間
12、34、35、60 受け皿
12a フランジ
12b 凹部
12c、36 第1挿通孔
12d、37 第2挿通孔
12e、38 第3挿通孔
13、27、39 竪管
14、45 耐火壁
15、23、41、42 C型金物
16、26、43、44 補強金具
17、40 横引管
18 ジョイント
19、46 カバーのフレーム
20、31 扉
21、47 アジャスタ
22、48 キャスタ
24、25 横引管挿通孔
28 ガス竪管
49 棚板
50 室外機
51 通気口
53 開口部
61 ガス管挿通孔
62 水道管挿通孔
63 第1排水管挿通孔
64 第2排水管挿通孔
65 電力線挿通孔
66 通信線挿通孔
68 第1通路
69 第2通路
72、81 排水管
73、77 ガス管
74、75、79 水道管
76、78、80 バイパス管
82、84 電力線
83、85 通信線

Claims (6)

  1. 上下階層を竪管が貫通する箇所を集合住宅の共用部分内において設定する工程と、
    各階の床スラブを構築するにあたり前記箇所において床スラブの構築を省略して竪管収納用空間を空ける工程と、
    前記竪管が貫通する位置に開設される挿通孔と、前記竪管の周囲において垂直下向きに凹む凹部とを備える受け皿を、前記竪管収納用空間に設置して前記竪管収納用空間を塞ぎ、前記挿通孔に前記竪管を挿入可能とする工程と、
    前記挿通孔に前記竪管を挿入して前記竪管を起立させる工程と、
    前記凹部に充填材を入れ前記挿通孔と前記竪管とをシールする工程とを含み、
    前記竪管の周囲において、前記集合住宅の専用部分と共用部分を区画する壁を耐火壁で構成し、前記竪管の前記耐火壁の反対側をカバーで覆い、しかも前記カバーは、前記竪管及び前記受け皿とは独立して取り外し可能に構成し、
    前記カバーは、複数のパネル本体と、前記複数のパネル本体を支持する複数のフレームと、前記複数のフレーム同士を着脱自在に連結するジョイント治具とを有することを特徴とする配管設備構築方法
  2. 前記受け皿は、下面に耐火材が吹き付けられた金物からなり、前記充填材はモルタルである請求項1記載の配管設備構築方法。
  3. 前記耐火壁の下部は、横引管を挿通可能に形成される横引管挿通孔を有するC型金物により支持されている請求項1記載の配管設備構築方法。
  4. 集合住宅の共用部分と専用部分を区画する壁を耐火壁で構成し、
    前記耐火壁の下部を、横引管を挿通可能に形成される横引管挿通孔を有するC型金物により床スラブ上に支持し、
    前記共用部分において竪管が上下階層を貫通する箇所を含んで床スラブの構築を省略して空けられた竪管収納用空間に受け皿を設置し、かつ前記受け皿は、前記竪管が貫通する位置に開設される挿通孔と、前記竪管の周囲において垂直下向きに凹む凹部とを備え、前記挿通孔に前記竪管を挿入可能となし、
    前記挿通孔に前記竪管を挿入して前記竪管を起立させ、
    前記凹部に充填材を入れ前記挿通孔と前記竪管とをシールし、
    前記竪管の前記耐火壁の反対側をカバーで覆い、しかも前記カバーは、前記竪管及び前記受け皿とは独立して取り外し可能に構成されることを特徴とする竪管配管設備構造。
  5. 前記受け皿には、それぞれ排水管を挿通可能に形成される第1排水管挿通孔及び第2排水管挿通孔が形成され、
    前記第1排水管挿通孔は、排水管が挿通される挿通孔であり、前記第2排水管挿通孔は排水管が挿通されず設備更新時に利用される予備の挿通孔であり、
    前記第1排水管挿通孔から離れた位置に電線を挿通可能に形成される電線挿通孔が形成され、
    前記第1排水管挿通孔と前記電線挿通孔とを接続し、かつ前記第1排水管挿通孔から前記電線挿通孔へ設備更新時に前記電線を移動可能とする通路が形成されている請求項記載の竪管配管設備構造。
  6. 前記電線挿通孔は、電力線が挿通可能に形成される電力線挿通孔と、通信線が挿通可能に形成され、前記電力線挿通孔とは離れた位置に形成される通信線挿通孔とを有し、
    前記通路は、前記第1排水管挿通孔と前記電力線挿通孔とを接続する第1通路と、前記電力線挿通孔と前記通信線挿通孔とを接続する第2通路とを有する請求項記載の竪管配管設備構造。
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