JP5528158B2 - 色ずれ補正装置 - Google Patents
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Description
本発明は、このような従来の事情に鑑み為されたもので、少ない測定ポイントで、簡易に色ずれを補正することができる色ずれ補正装置を提供することを目的とする。
すなわち、色ずれ検出手段が、前記画像において、画素数より少ない複数の測定ポイントについて、色ずれに対する補正量を検出する。基準補正量検出手段が、前記画像をM(Mは2以上の値)個のエリアに分割した各エリアについて、前記色ずれ検出手段による検出結果に基づく直線近似を用いて、色ずれに対する基準となる補正量である基準補正量を検出する。画素補正量検出手段が、前記画像の画素について、前記基準補正量検出手段による検出結果に基づく直線近似を用いて、色ずれに対する画素毎の補正量を検出する。
従って、例えば従来と比べて、少ない測定ポイントで、簡易に色ずれを補正することができる。
すなわち、変化検出手段が、前記撮像装置のアイリス、ズーム、フォーカスのいずれかのポジションの変化を検出する。そして、前記変化検出手段により変化が検出されるたびに、前記色ずれ検出手段、前記基準補正量検出手段、前記画素補正量検出手段による処理を実行する。
従って、アイリスやズームやフォーカスのポジションが変化するたびに、色ずれに対する補正量を変化させて、ほぼリアルタイムに対応することが可能である。
まず、本発明の色ずれ補正方法の実施形態を概略的に説明する。
[1]測定ポイントにおける補正量の導出
(1)水平方向
(i)映像の画面の測定ポイント(例えば、中央、右端、左端)において、色ずれ量を測定する。色ずれ量は、色収差とレジずれの双方を含む。
(ii)中央の色ずれ量(=レジずれ量)から、本来の中央の位置に戻すための補正量、すなわちセンターのずれ量(レジ補正量)が把握される。
(iii)右端と左端の色収差量と、中央のレジずれ量とより、色によってずれている補正量が把握される。
(2)垂直方向
(i)映像の画面の測定ポイント(例えば、上端、下端)において、色ずれ量を測定する。
(ii)上端と下端の色収差量と、中央のレジずれ量とより、色によってずれている補正量が把握される。
(i)右端と左端の補正量を用いて、これらの間の各エリアの基準補正量を、直線近似により求める。
(ii)上端と下端の補正量を用いて、これらの間の各エリアの基準補正量を、直線近似により求める。
(iii)これらの結果により、残りの各エリアの基準補正量を、直線近似により求める。
(i)各エリアの基準補正量と隣接するエリアの基準補正量を用いて、画素毎の補正量を直線近似により求める。
本例の撮像装置は、3板カラーテレビジョンカメラであり、交換式レンズ1、分光プリズム2、RGBのうちのRに対応した撮像素子(R)3、RGBのうちのGに対応した撮像素子(G)4、RGBのうちのBに対応した撮像素子(B)5、Rに対応したフレームメモリ6、Gに対応したフレームメモリ7、Bに対応したフレームメモリ8、色ずれ検出部9、色ずれ補正部10、基準補正量算出部11、画素毎補正量算出部12、制御部13を備えている。
交換式レンズ1から入射した光が分光プリズム2で色成分毎に分けられて、撮像素子(R)3、撮像素子(G)4、撮像素子(B)5のそれぞれの撮像面に結像した光学像が、それぞれ、電気的な映像信号に変換されて、フレームメモリ6、フレームメモリ7、フレームメモリ8に格納される。
色ずれ検出部9は、フレームメモリ6〜8から映像信号を読み出して、例えば、基準位置(画面の中心。望ましくは倍率色収差のゼロ点)を通る直線上(水平線と垂直線)において、R、G、Bチャンネル間でのずれ、すなわち色ずれ量を像高(光軸からの距離)毎に検出する。
色ずれ補正部10は、R、Bチャンネル(場合によってはGチャンネルも)において別個に、画素毎に変化する画素毎補正量を用いて色ずれ補正を実行する。
画素毎補正量算出部12は、基準補正量算出部11が算出した基準補正量から、各エリア内の画素毎に、該画素を移動すべき量(画素毎補正量)を求め、色ずれ補正部10での処理タイミングに合わせて出力する。
制御部13は、交換式レンズ1のズーム、フォーカス、アイリスのいずれかのポジションを動かした(動かされた)ことを検出すると、色ずれ検出部9に検出動作を指示する。
そして、画面の左上端を始点とする画面の水平方向(右向き)及び垂直方向(下向き)のインデックスをそれぞれi、j(いずれも自然数)とすると、水平方向i番目、垂直方向j番目のエリア(以後、エリア(i,j)と表記する)の基準補正量Xr(i,j)は、ずれの水平成分Xx(i,j)と、垂直成分Xy(i,j)とからなるベクトルで表される。
本例では、測定ポイントを、中央、右端、左端、上端、下端としている。
具体的には、測定ポイントの中央はエリア(8,5)の中心としてあり、右端はエリア(16,5)の中心としてあり、左端はエリア(1,5)の中心としてあり、上端はエリア(8,1)の中心としてあり、下端はエリア(8,9)の中心としてある。このように、中央、右端、左端は、必ずしも上下方向の正確な中央である必要はなく、中央、上端、下端は、必ずしも左右方向の正確な中央である必要はない。
そして、得られた中央の色ずれ量((回転と平行移動とからなる)レジずれの平行移動成分に対応する)から各色ずれ量を減算し、右端、左端、上端、下端の補正量を求める。例えば上端の補正量Xr(8,1)の垂直成分はV8−5−V8−1などと求められる。なお、色収差は基本的に像高方向(光軸を中心とする半径方向)成分しか持たないため、左右方向の中央から求めた補正量Xr(8,1)の水平成分はほぼ0となり、無視しても良い。
具体的には、基準補正量算出部11は、4つの測定ポイントの補正量から、下記の式により各エリアの基準補正量Xr(i,j)を求める。
基準補正量算出部11或いは画素毎補正量算出部12は、このようにして求めた16×9個の基準補正量Xr(i,j)を、次に再計算されるまで保持する。
図5の例では、計算対象の画素として、その水平位置が、エリア(1,1)の中心とエリア(2,1)の中心の間にあり、その垂直位置が、エリア(1,1)の中心と同じ場合を示してある。水平アドレスHは、画面全体における画素の水平位置を示すグローバルなアドレスで、1〜7840の整数であり、垂直アドレスVは、同様に垂直位置を示すアドレスで、1〜4410の整数であり、図5では1≦H≦980、1≦V≦490の範囲を図示している。
より一般的には、エリア(i,j)に属する任意の画素の画素毎補正量X(H,V)は、その画素がエリアの中央に対してどの位置にあるかに応じ、次の4式のいずれかにより計算される。
なお、上式のような内挿により求められない、画面の縁245画素の幅の領域では、外挿により補間するか、或いは補間せず基準補正量Xr(i,j)をそのまま用いる。
画素毎補正量X(H,V)は、1フレーム毎にリアルタイムで基準補正量Xr(i,j)から計算してもよく、或いは全画素数分のメモリを備えて一度計算した後はメモリから読み出すようにしても良い。
本例の水平シフト回路51(又は、水平シフト回路61)は、シフトレジスタ部101と、マルチプレクサ部102と、係数保持部103と、係数乗算部104と、平均化部105と、から構成されている。
シフトレジスタ部101は、12ビットの画素値が入力されるたびに、1回のシフト動作を行う、12ビット幅、16段の直列入力/並列出力型シフトレジスタである。
係数保持部103は、画素毎補正量算出部12から3ビットのフィルタ補間係数(画素毎補正量X(H,V)の小数部)を与えられ、それに応じた8個のタップ係数を出力するメモリである。
係数乗算部104は、マルチプレクサ部102で選択された8段分の出力と、係数保持部103から出力されたタップ係数とを、それぞれ乗算する。
平均化部105は、係数乗算部104から出力された8個の乗算値を加算し、シフトレジスタに入力された画素値と桁があうように所定値で除算し、所定の上限値を超えないようにするクリップ処理をして、出力する。
まず、ステップS1では、制御部13は、交換式レンズ1に対する操作信号や交換式レンズ1から取得したポジション信号を監視し、撮像装置のカメラのアイリス、ズーム、フォーカスのいずれかのポジションが動かされたか否かを判定する(ステップS1)。これらのポジションが変化すると、色収差量も変化する。更には、光軸ずれも色収差量変化の原因となるので、撮像装置に内蔵された加速度センサが所定以上の加速度を検出したかも判定するようにしてもよい。
その後、ステップS5では、色ずれ補正部10が、画素毎の補正量X(H,V)を用いて画素を移動させて(ステップS5)、ステップS1の処理へ戻る。一方、いずれかのポジションを動かしたことを検出しなかった場合には、前フレームと同じ画素毎補正量X(H,V)を用いて画素を移動させて(ステップS5)、ステップS1の処理へ戻る。
従って、本例の色ずれ補正では、少ない測定ポイントで色ずれ量を測定すればよいため、例えば、アイリスやズームやフォーカスを変えるたびに、少ない測定ポイントで色ずれ量を測定し、基準補正量Xr(i,j)を修正し、画素単位の補正量X(H,V)を求めることで、画像歪みを補正することが容易となる。
本例の撮像装置は、色ずれ検出部9に代えて、補正量の算出方法が異なる色ずれ検出部29を備え、基準補正量算出部11に代えて、補間方法が異なる基準補正量算出部21を備えた、点で実施例1(図1)と異なる。なお、本例の撮像装置の概略的な構成は、図1に示されるものと同様であるため、図示は省略する。
本例の色ずれ検出部29は、画面の右端、中央、左端、上端、下端の5箇所の測定ポイントで測定された色ずれ量を、単純に向きを逆にして、対応する5つの補正量(基準補正量(ア)〜(オ))を算出する。
すなわち、右端と中央の補正量を用いて、これらの間の各エリアの基準補正量を、直線近似により求める。また、中央と左端の補正量を用いて、これらの間の各エリアの基準補正量を、直線近似により求める。
上下についても同様に、上端と中央との間、中央と下端との間を直線近似する。
本例の撮像装置は、色ずれ検出部9に代えて、角が光軸位置に来るように選んだL字状のエリアで色ずれ量をそれぞれ測定する色ずれ検出部39を備え、また基準補正量算出部11に代えて、基準補正量算出部21を備えた、点で実施例1(図1)と異なる。なお、本例の撮像装置の概略的な構成は、図1に示されるものと同様であるため、図示は省略する。
なお、画面のエリアへの分割数(縦方向又は横方向)が偶数の場合、エリア単位での色ずれ量の測定では、正確に画面の縦中央又は横中央の色ずれ量とはならない。例えば横分割数が16の場合、8列目のエリア(例えばエリア(8,1))の右半分と9列目のエリア(例えばエリア(9,1))の左半分とからなる1エリア分の領域で色ずれ量を測定し、この量をエリア(8.5,1)の色ずれ量等とする。そして、Xr(i,j)=Xr(i,5)+Xr(8.5,j)−Xr(8.5,5)により残りの各エリアの基準補正量を求めることができる。
本例の撮像装置は、基準補正量算出部21に代えて、補間方法が異なる基準補正量算出部31を備えた点で実施例3と異なる。なお、本例の説明で言及しない部分の構成は、実施例3と同一である。
(1)各エリアの中心と中央エリア(エリア(8,5))の中心との距離Aと、上記補間した補正量Xr 〜(i,5)において中心からの距離がAと等しい位置の補正量C=Xr 〜(8−A,5)を得る。
(2)この補正量Cを水平、垂直の要素に分解する。中央エリアの中心を原点とし、原点からエリア(1,5)の中心へ向かう半直線を基線としたときに、各エリアの中心と原点との線分と基線とがなす角をθ(基線からエリア(8,1)へ回る方向を正にする)とすれば、基準補正量Xr 〜の水平成分XX 〜はC*cosθ、垂直成分XY 〜はC*sinθで算出できる。
(3)上記を左上の1/4象限にあるエリアについて、算出する。この象限ではcosθ、sinθはともに0以上である。
(4)他の象限については、上記エリアの点対称、もしくは線対称となっているため、それぞれ該当するエリアの補正値を正負逆転するなどして複製する。
(5)色ずれ検出部39から与えられたエリア(5,1)〜エリア(5,4)の補正量(の垂直成分)と、像高が等しいエリア(4,5)〜エリア(7,5)(の水平成分)の補正値を比較することにより、3板方式に特有のプリズムで生じる垂直位置依存の色ずれ量XVが算出できる。この値をそれぞれのエリアの垂直方向の補正値に加算することで、この色ずれも補正が可能である。
これらを式で示すと以下のようになる。
本例の撮像装置は、歪曲収差も色収差と一緒に補正するものであり、新たに歪曲収差保持部32を備え、また、基準補正量算出部11に代えて、基準補正量算出部31を備えた点、及び色ずれ補正部10aにおいて、Gについても、水平シフト回路71、第1メモリ72、垂直シフト回路73、第2メモリ74を備えた点で、実施例1(図1)と異なる。
基準補正量算出部31は、基準補正量算出部11と同様な機能を有していることに加え、自身で算出した色収差に関する基準補正量Xr(i,j)に、歪曲収差保持部32から出力された歪曲収差に関する収差データを合成(加算或いは減算)し、最終的な基準補正量として保持し、画素毎補正量算出部12に出力する。色収差に関する基準補正量Xr(i,j)がないGチャンネルに対しては、歪曲収差保持部32からの収差データがそのまま基準補正量になる。
Claims (5)
- テレビジョンカメラにより撮像される画像に生じる色ずれを補正する色ずれ補正装置において、
前記画像において、画素数より少ない複数の測定ポイントについて、色ずれに対する補正量を、水平成分と垂直成分とからなるベクトルとして検出する色ずれ検出手段と、
前記画像をM(Mは前記複数の測定ポイントの数より大きい値)個のエリアに分割した各エリアについて、前記色ずれ検出手段による検出結果に基づいて、該エリアでの色ずれに対する基準補正量を算出する基準補正量算出手段と、
前記画像の各画素について、前記M個のエリアの内、該画素を含むエリア及び該エリアに隣接する1又は複数のエリアの前記基準補正量を直線補間して、該画素での色ずれに対する画素補正量を算出する画素補正量算出手段と、
前記画像についての映像信号に対して、画素毎に前記画素補正量に基づく水平シフト及び垂直シフトを施す色ずれ補正手段と、
前記テレビジョンカメラのアイリス、ズーム、フォーカスのいずれかのポジションの変化を検出する変化検出手段と、を備え、
前記変化検出手段により変化が検出されるたびに、前記色ずれ検出手段、前記基準補正量算出手段、前記画素補正量算出手段による処理を実行する、
ことを特徴とする色ずれ補正装置。 - 請求項1に記載の色ずれ補正装置において、
前記テレビジョンカメラは、色毎に撮像素子を有する、レンズ交換式のカラーカメラであり、
前記色ずれ補正手段は、画素値が入力されるたびに、前記画素補正量の整数部に応じた位置で、画素値の並びを取り出すマルチプレクサと、前記画素補正量の少数部がとり得る2 N 通り(Nは1以上の整数)のフィルタ係数を保持して、与えられた前記少数部に応じたフィルタ係数を出力する係数保持部と、前記少数部に応じたフィルタ係数を、前記取り出された画素値の並びにそれぞれ乗算して加算する係数演算部と、を有して、1/2 N 画素の分解能で水平方向及び垂直方向に画素移動を行う、
ことを特徴とする色ずれ補正装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の色ずれ補正装置において、
前記画像は横長であり、
前記色ずれ検出手段は、前記M個のエリアの内、画面中央エリアと、該画面中央エリアの左もしくは右側に並ぶ複数のエリアと、該画面中央エリアの上もしくは下側に並ぶ複数のエリアと、からなるL字状をなすエリアのそれぞれの中心を前記測定ポイントとして前記補正量を検出し、
前記基準補正量算出手段は、各エリアについて、
前記画面中央エリアの中心からの距離Aが該エリアの中心と等しい位置における補正量Cを、前記画面中央エリア及び前記左もしくは右側に並ぶ複数のエリアの中の2つのエリア間の直線補間により定め、
前記画面中央エリアを原点とし、該エリアの中心へ向かう直線の角度をθとしたときに、該エリアの前記基準補正量の水平成分をC * cosθとし、該エリアの前記基準補正量の垂直成分は、前記左もしくは右側に並ぶ複数のエリアの水平成分の補正値と、前記上もしくは下側に並ぶ複数のエリアの垂直成分の補正値とを、像高が等しいエリア同士で比較して算出した垂直位置依存の補正量X V を、C * sinθに加算したものとする、
ことを特徴とする色ずれ補正装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の色ずれ補正装置において、
前記色ずれ検出手段は、前記M個のエリアの内、画面中央エリアと、該画面中央エリアから水平に左移動した端にある左端エリアと、該画面中央エリアから水平に右移動した端にある右端エリアと、該画面中央エリアから垂直に上移動した端にある上端エリアと、該画面中央エリアから垂直に下移動した端にある下端エリアとのそれぞれの中心を前記測定ポイントとして前記補正量を検出し、
前記基準補正量算出手段は、前記測定ポイントを含むエリアのそれぞれの基準補正量を、該測定ポイントで検出された前記補正量とし、残りのエリアのそれぞれの基準補正量を、前記画面中央エリアと、前記左端エリア、前記右端エリア、前記上端エリア、前記下端エリアのうち該残りのエリアに近い1又は2のエリアとの間の直線補間により算出する、
ことを特徴とする色ずれ補正装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の色ずれ補正装置において、
前記色ずれ検出手段は、前記M個のエリアの内、画面中央エリアと、該画面中央エリアの左もしくは右側に並ぶ複数のエリアと、該画面中央エリアの上もしくは下側に並ぶ複数のエリアと、からなるL字状をなすエリアのそれぞれの中心を前記測定ポイントとして前記補正量を検出し、
前記基準補正量算出手段は、前記L字状をなすエリアのそれぞれの測定ポイントで検出された前記補正量に基づいて、前記画面中央エリアで交差する十字状をなすエリアのそれぞれの基準補正量を算出し、残りのエリアのそれぞれの基準補正量を、前記十字状をなすエリアのうち該残りのエリアと水平方向の位置が同じエリアの基準補正量と、前記十字状をなすエリアのうち該残りのエリアと垂直方向の位置が同じエリアの基準補正量とに基づいて算出する、
ことを特徴とする色ずれ補正装置。
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