JP5526081B2 - 建築基礎用コンクリートブロックとそれを用いるプレハブ基礎工法 - Google Patents

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本発明は、建築物の基礎に適用する鉄筋コンクリート製のコンクリートブロック及びそれを用いるプレハブ基礎工法に関するものである。
住宅建築、例えば一戸建住宅や共同住宅などに適用する、住宅基礎はこれまでいわゆる現場打ちで施工されてきたが、施工業者により品質が一定せず、バラツキを生じるという不都合があった。また、コンクリートの打設工事であるため、その固化を待つ養生の期間が必要であり、基礎工事としておよそ二週間程度を要するというのが一般的である。しかも、寒冷地等では、季節によって作業ができないとか、天候によって工程が遅れるというような影響を受ける。
プレキャスト工法では、コンクリートブロックによって基礎を構築することは従来から行われている。しかし、コンクリートブロック同士の連結部分については、コンクリートの現場打ちが必要である。例えば、特開2002−364001の発明は工場生産されたコンクリートブロックを現場で据え付けるという方法を取るものであるが、そのコンクリートブロックは地盤上の立ち上げ鉄筋を跨ぐ側壁とコンクリート流入開口を有する門型断面であるため、上記コンクリート流入開口からコンクリートを流し込む工事を行わなければならず、養生期間を見込んだ工期が必要であることに変わりはない。
特開2002−364001
本発明は前記の点に着目してなされたもので、その課題は、安定した品質で基礎を構築することができる建築基礎用コンクリートブロックとそれを用いるプレハブ基礎工法を提供することである。また、本発明の他の課題は、工事開始から数日程度の短期間で基礎を構築できるようにするとともに、工事現場に持ち込むコンクリート打設用資材等を少なくすることである。
前記の課題を解決するため、本発明は、建築物の基礎に適用する鉄筋コンクリート製のコンクリートブロックについて、施工基盤上に設置する基版部とその上面に一体に設けた梁版部とから成る横断面形状を有し、かつ、複数個を長手方向に連結して建築物の基礎を構築するために、一定のモジュールに基づいて形成されたブロック本体と、隣接ブロック本体同士を結合する連結手段とを具備し、上記連結手段として、ボルト結合のために連結端部に設けられ、かつ、各ブロック本体の配筋と一体化した構造の連結金具と、シアコッターを構成するために、ブロック本体の連結端部に設けたグラウト注入用の凹部とから構成され、上記連結金具は、連結端部の少なくとも上下2か所に設けてあり、上記凹部は、連結金具と同じく連結端部の上下2か所に設けてあり、上側の凹部に通じるように、ブロック本体の上端にて開口しているグラウト注入口を有しており、上記凹部は連絡路によって通じており、また、上下2か所の凹部には斜め上方へ向けて設けた小孔から成る脱気孔がそれぞれの上部に設けられているという手段を講じたものである。
上記の記載から、本発明に係る建築基礎用コンクリートブロックは、鉄筋コンクリート製であること、一定のモジュールに基づいて形成されたブロック本体を有すること、そのブロック本体の連結端部には連結手段が設けられており、連結手段は、ボルト結合とシアコッターとから構成されていることが分かる。ブロック本体は工場生産されることを前提とし、工場生産されたものを、連結手段を用いて組み立てて行く。従って、この構成は、建築物の基礎における一定品質の保持、及び後述する鉄筋コンクリート製ブロックを用いるプレハブ基礎工法の工期の著しい短縮に寄与することになる。
ブロック本体は基版部と梁版部とから成り、基版部は施工基版上への安定載置の機能を持ち、梁版部は上部構造(建築物)の土台としての機能を果たす。基版部と梁版部は、例えば、ほぼ逆T字型のような横断面形状に形成される。ブロック本体は一定のモジュールに基づいて形成される。モジュールは、尺寸法、メートル法、インチ・ヤード法等に対応することが望ましい。
隣接ブロック本体同士を結合する連結手段の一部として、連結金具が凹部に配置され、隣接ブロック本体同士の上記連結金具を連結するために、ボルト操作用の作業口がブロック本体の側面に形成されている構成は、望ましい形態の一例である。この構成では、連結手段のボルト結合とシアコッターとが、同じ位置に、重ねて設けられることになる。
上記ブロック本体は、建築計画に従って建築物の基礎を構築するために、平面形状が直線型、カギ型、交差型その他の異型のものから構成されているものとする。直線型はまた「I字型」と、カギ型は「L字型」と、交差型は「T字型又は十字型」などといっても良いが、特に、梁版部については作業者の通過部となる口が開いていても良い。異型のものには、上記以外の形状、例えば目的の建築物に特有の形状が含まれる。
本発明におけるブロック本体は、その基版部の側方へ突出し、ベタ基礎を構成するベースプレートの鉄筋とともに重ね継手を構成する延長鉄筋を有するとともに、ブロック本体とベースプレートとの結合のために、相互に噛み合う凹凸部を有していることが望ましい。この構成は、本発明をいわゆるベタ基礎に適用する際に有効な要件である。
また、上記建築基礎用コンクリートブロックを用いるプレハブ基礎工法として、本発明は、建築現場に構築された施工基盤上に、工場生産された建築物用基礎ブロックを、建築計画に従って配置し、各ブロック本体の連結端部に設けられた連結金具に連結ボルトを装着し、連結用作業口から連結ボルトを操作して隣接ブロック本体同士を引き寄せ、隣接ブロック本体同士が連結端部にて接触した状態とし、かつ、ブロック本体の凹部にグラウト材を注入するようにして、シアコッターを構成し、建築物の基礎を構築するもので、上記連結金具は、連結端部の少なくとも上下2か所に設けてあり、上記凹部は、連結金具と同じく連結端部の上下2か所に設けてあり、上側の凹部に通じるように、ブロック本体の上端にて開口しているグラウト注入口を有しており、上記凹部は連絡路によって通じており、また、上下2か所の凹部には斜め上方へ向けて設けた小孔から成る脱気孔がそれぞれの上部に設けられているという手段を講じている。
使用するグラウト材は、基本的には無収縮グラウト材と呼ばれるものを使用することが望ましい。この種のグラウト材は流動性が高く、流し込み施工に適したもの、短時日で実用強度に達するものなどが豊富にある。本発明によれば、このようにボルト結合とシアコッターから成る連結手段で建築物の基礎を構築することができるので、プレハブ基礎工法の工期を、在来工法に掛かる工期の数分の一程度に著しく短縮することが可能になる。
本発明は以上のように構成されかつ作用するものであるから、工場生産によって、安定した品質で基礎を構築することが可能な建築基礎用コンクリートブロックを提供することができ、かつまた、このようなブロック本体を用いることによって、品質が一定した、バラツキの無い基礎を構築できるプレハブ基礎工法を提供することができるという効果を奏する。また、本発明によれば、工事現場に持ち込むコンクリート打設用資材等を少なくすることができるようになるとともに、工事開始から数日程度の短期間で基礎を構築できるという効果を奏する。
以下図示の実施形態を参照して本発明をより詳細に説明する。
図は本発明に係る建築基礎用コンクリートブロックに関するもので、図1は布基礎用のブロック本体11を示しており、図2はベタ基礎用のブロック本体11′を示している。ブロック本体11、11′は、共に、施工基盤上に設置する基版部12とその上面に一体に設けた梁版部13とから成る、ほぼ逆T字型の横断面形状を有しており、基本的に共通の構成を有するので、共通部分は同じ符号を使用し、相違点のみ新たな符号を用いて説明する。これらのブロック本体11、11′は、複数個を長手方向に連結して建築物の基礎を構築するために、例えば尺寸法のモジュールに基づいて形成される。
図示の布基礎用のブロック本体11とベタ基礎用のブロック本体11′には、それぞれの基版部12と梁版部13に配筋12a及び13aが設けられており、それらの配筋12a、13aは相互に一体に設けられている。図3ないし図5参照、但し、布基礎用のブロック本体11のみを示す。また、ベタ基礎用のブロック本体11′では、基版部12の配筋12aは基版部12の側方へ張り出して、ベースプレート26の鉄筋26aとともに重ね継手を形成する延長鉄筋12bを有している。また、ベタ基礎用のブロック本体11′は、ベースプレート26との結合のために、相互に噛み合う凹凸部12cを有している。
隣接ブロック本体同士を結合する連結手段15として、ボルト結合のために、各ブロック本体11、11′の配筋12a、13aと一体化した構造の連結金具14を連結端部に設けている。図示の例における連結金具14は、連結端部の上下に2か所設けてあり、工場生産時に設けられるもので、型枠内部に連結金具14、14を配置してコンクリートを注入し、内部にインサートされた構造を有している。この連結金具14は中央部に連結孔16を有し、その上下両側に一対の鉄筋17a、17aをねじ込みによって取り付けるための構造を有しており、上記の鉄筋17a、17aは梁版部13の配筋13aと一体化した構造に設けられている(図6参照)。図6中、17bはロックナット、18は連結ボルト、19は連結ナット、19aはワッシャーを示す。
本発明では、隣接ブロック本体同士を結合するもう一つの連結手段15として、シアコッター20を具備し、それを構成する部分としてグラウト注入用の凹部21を、ブロック本体11、11′の連結端部に有している。図示の例における凹部21は、連結金具14と同じく連結端部の上下に2か所設けてあり、この2か所の凹部21、21は連絡路21aによって通じている。22はグラウト注入口であり、ブロック本体11、11′の上端にて、上側の凹部21に通じるように開口している。また、2か所の凹部21、21には斜め上方へ向けて設けた小孔から成る脱気孔21bがそれぞれの上部に設けられており、注入されたグラウトが円滑に流れ、完全に充填されるように図っている。
さらに、隣接ブロック本体同士を結合する連結手段15の一部として、連結金具14、14を連結するために、連結ボルト18を操作する連結用作業口23がブロック本体側面に形成されている。図示の例における連結用作業口23、23は上下2か所の凹部21、21の位置に対応するブロック本体11、11′の側面に2か所設けられ、それがブロック本体11、11′の両端にあるので、合計4か所設けられている(図1、図2)。
上記構成を有する本発明のブロック本体11、11′は、建築計画に従って建築物の基礎を構築するために用意された、平面形状が直線型、カギ型、交差型その他の異型のものから構成されている(図7参照)。図7のAは直線型又は「I字型」、Bは直線型の端部型で、Cは同じく直線型で作業者の通過部となる口24が開いている型、Dは交差型又は「T字型」、Eはカギ型又は「L字型」そしてFは交差型の「十字型」である。これらは例示であり、その他の形状、例えば円弧型、数個で円弧を形成する弧状型、等を挙げることができるが、目的の建築物に特有の形状がある場合には、その形状に適合させた特別型のものを製造することも可能である。また、工事に際してブロック本体11、11′を、クレーンを用いた吊り下げ作業により目的の位置に配置するために、吊手取付け用のインサート27が、ブロック本体11、11′の上面に複数個設けられている。
図8ないし図13は、上記の連結手段15の、特にボルト結合部分を示している。図8において、隣接するブロック本体11、11′の両端間には、説明の便宜上、空所が記載されているが、実際に連結された状態では、図9ないし図11に示したように隙間は生じない。図8に示されているように、連結ボルト18にねじ込まれたナット19は、連結用作業口23から、工具を用いて締め付け、また必要に応じて緩めることができる。ボルト結合部分を完全に締め付けた状態では、連結ボルト18の端部18aに少なくとも3山のネジ山が残るようにする(図9等参照)。
このようなボルト結合部分に、グラウト材を注入し、シアコッター20を形成するが、本発明では、建築現場に捨てコンクリートを打ち、或いは敷き砂利を良く締め固めて施工基盤を構築し、その基盤上に、上述の如く構成されている工場生産された建築基礎用コンクリートブロックを、建築計画に従って配置して行く。各ブロック本体11、11′の連結端部に形成された連結金具14、14には、あらかじめ連結ボルト18を装着して置き、連結ボルト18に螺合させたナット19、19を連結用作業口23にて締め付ける操作を通じて隣接ブロック本体同士を引き寄せ、前述したボルト締め付けにより隣接ブロック本体同士が連結端部にて接触した状態とし、その後、ブロック本体11、11′の凹部21、21にグラウト材を注入し、シアコッター20を構成するものとする。
グラウト注入の際、ブロック本体11、11′の凹部21、21の全体へ完全にグラウトが行き渡り、内部に空気だまり等ができてはならない。この点、本発明の建築基礎用コンクリートブロックでは、2か所の凹部21、21に斜め上方へ向けて設けた小孔から成る脱気孔21bが通じており、グラウトが脱気孔21bから漏れ出ることでグラウトが円滑に注入され、かつ、行き渡って完全に充填されていることが分かるので、気泡ができたりグラウトの行き渡らない箇所が生じたりするような心配はない。
従って、シアコッター20は、ブロック本体11、11′にグラウト注入口22から注入、充填したグラウト材が凹部21、21にて固化して隣接のブロック本体11、11′を一体に接合することができる。このシアコッター20は、また、ボルト結合部分を包んでおり、隣接ブロック本体11、11′間の空所を完全に充填しているので、隣接ブロック本体同士を結合する連結手段の耐力は極めて強固なものとなる。グラウト材として無収縮グラウト材と呼ばれるものを使用するが、流動性が高く、流し込み施工に適したものであれば、短時日で実用強度に達するので、本発明による建築基礎の完成までに要する期間は施工開始から3日程度にまで短縮される。
次に、本発明により構築される布基礎とベタ基礎の2種の例を基本として、本発明のプレハブ基礎工法について説明する。本発明に係る建築基礎用コンクリートブロックを用いるプレハブ基礎工法においては、建築現場に構築された施工基盤上に、工場生産された建築基礎用コンクリートブロックから成るブロック本体11、11′を、クレーン等を用いて吊上げ、建築計画に従って配置する。その後、各ブロック本体11、11′の連結端部に設けられている連結金具14に連結ボルト18を装着し、連結用作業口23から連結ボルト18を操作して隣接ブロック本体同士を引き寄せ、隣接ブロック本体同士が連結端部にて接触した状態とする。さらに、ブロック本体11、11′の凹部21に前述のグラウト材を注入し、シアコッターを構成するようにして、建築基礎用コンクリートブロックを用いたプレハブ基礎工法を施工するものである。図14を参照してより具体的に説明すると、布基礎用のブロック本体11を必要個数、建築計画に従って、所定の位置に配置し、隣接ブロック本体11、11の連結金具14、14に連結ボルト18を装着し、連結用作業口23から連結ボルト18に螺合させたナット19、19を締め付け、隣接ブロック本体同士が連結端部で接触した状態とし、ブロック本体11、11の凹部21、21にグラウト材を注入し、シアコッター20を構成し、布基礎を構築する。
図14、図15から明らかであるように、基礎の端部及び直線部にI字型のブロック本体11、角部にL字型のブロック本体11、交差部分にはT字型或いは十字型のブロック本体11がそれぞれ配置されている。本発明では、木造の4号建物が対象となるが、その場合ブロック本体11の寸法は、基版部12、梁版部13の厚さは十数センチメートル、高さは数十センチメートルからその2倍程度、長さは数十センチメートル〜数メートルの範囲が、製造上及び運搬上の観点から適当である。上記の条件は、後述するベタ基礎用のブロック本体11′についても同様である。なお、基版部12には地中梁部25が設けられることもある(図17参照)。
図16ないし図19はベタ基礎の構築例を示している。ベタ基礎は、ベタ基礎用のブロック本体11′を建築計画に従って、必要個数所定の位置に配置し、次いで隣接ブロック本体11′、11′の連結金具14、14に連結ボルト18を装着し、連結用作業口23から連結ボルト18に螺合させたナット19、19を締め付け、隣接ブロック本体同士が連結端部で接触した状態とする。また、その際に基版部12の延長鉄筋12bとベースプレート26の鉄筋26aとを重複させた配置として重ね継手を形成する。次いで、ブロック本体11′、11′の凹部21、21にグラウト材を注入し、シアコッター20を形成し、ベタ基礎の構築を完成する。なお、構築された基礎と上部構造(住宅等)の土台とはアンカーボルトにより緊結することができる。
このように構成されている本発明によれば、工場生産品のコンクリートブロックを使用することで、短期に建築物の基礎を構築することが可能であり、施工現場において、コンクリートの打設作業を必要としないので、工事現場に持ち込むコンクリート打設用資材等を少なくすることができる。工場生産により厳正な品質管理が行えるため、使用するコンクリートブロックの品質は、一定に保たれており、かつ、季節による変動もないので、これまでのような基礎の品質のバラツキが解消される。グラウト投入については、工事現場における作業が必要になるが、コンクリートのように長期の養生期間は不要であり、かつまた、注入方法も自然投入で済み、ポンプによる圧力注入を行う必要がないから、そのための設備車両の搬入や、セメント充填作業等が不要になり、近隣に騒音による迷惑をかけることもない。
本発明に係る建築基礎用コンクリートブロックの一例を示す斜視図である。 同じく建築基礎用コンクリートブロックの一例を示す斜視図である。 同じく図1の配筋を示す端面図である。 同じく図1の配筋を示す側面図である。 同じく図1の配筋を示す底面図である。 同じく本発明におけるボルト結合部分を分解して示す側面図である。 同じく本発明におけるブロック本体の形態変化の例を示す説明図である。 同じく本発明におけるボルト結合部分を説明するための斜視図である。 同じく本発明におけるボルト結合部分を示す部分側面図である。 図9のX−X線断面図である。 図9のXI−XI線断面図である。 Aは図9のXIIA−XIIA線断面図、Bは図9のXIIB−XIIB線断面図である。 同じく本発明におけるボルト結合部分を示す部分拡大図である。 本発明の建築基礎用コンクリートブロックを用いるプレハブ基礎工法により構築した布基礎を示す斜視図である。 同じく構築された布基礎の一例を示す平面図である。 同じく本発明の建築基礎用コンクリートブロックを用いるプレハブ基礎工法により構築したベタ基礎を示す斜視図である。 同上の本発明工法により構築したベタ基礎の一部を拡大して示す断面図である。 同じく構築されたベタ基礎の一例を示す平面図である。 図18のXIX部を示す拡大図である。
11、11′ ブロック本体
12 基版部
13 梁版部
14 連結金具
15 連結手段
16 連結孔
17a 配筋、17b ロックナット
18 連結ボルト
19 連結ナット
20 シアコッター
21 凹部
22 グラウト注入口
23 連結用作業口
24 通過部
25 地中梁部
26 ベースプレート
27 インサート

Claims (5)

  1. 建築物の基礎に適用する鉄筋コンクリート製のコンクリートブロックであって、
    施工基盤上に設置する基版部とその上面に一体に設けた梁版部とから成る横断面形状を有し、かつ、複数個を長手方向に連結して建築物の基礎を構築するために、一定のモジュールに基づいて形成されたブロック本体と、隣接ブロック本体同士を結合する連結手段とを具備し、上記連結手段として、ボルト結合のために連結端部に設けられ、かつ、各ブロック本体の配筋と一体化した構造の連結金具と、シアコッターを構成するために、ブロック本体の連結端部に設けたグラウト注入用の凹部とから構成され
    上記連結金具は、連結端部の少なくとも上下2か所に設けてあり、上記凹部は、連結金具と同じく連結端部の上下2か所に設けてあり、上側の凹部に通じるように、ブロック本体の上端にて開口しているグラウト注入口を有しており、上記凹部は連絡路によって通じており、また、上下2か所の凹部には斜め上方へ向けて設けた小孔から成る脱気孔がそれぞれの上部に設けられている
    建築基礎用コンクリートブロック。
  2. 隣接ブロック本体同士を結合する連結手段の一部として、連結金具が凹部に配置され、隣接ブロック本体同士の上記連結金具を連結するために、ボルト操作用の作業口がブロック本体の側面に形成されている
    請求項1記載の建築基礎用コンクリートブロック。
  3. ブロック本体は、建築計画に従って建築物の基礎を構築するために、平面形状が直線型、カギ型、交差型その他の異型のものから構成されている
    請求項1又は2記載の建築基礎用コンクリートブロック。
  4. ブロック本体は、その基版部の側方へ突出し、ベタ基礎を構成するベースプレートの鉄筋とともに重ね継手を構成する延長鉄筋を有するとともに、ブロック本体とベースプレートとの結合のために、相互に噛み合う凹凸部を構成する部分を有している請求項1ないし3記載の建築基礎
    用コンクリートブロック。
  5. 建築基礎用コンクリートブロックを用いるプレハブ基礎工法であって、
    建築現場に構築された施工基盤上に、工場生産された建築基礎用コンクリートブロックを建築計画に従って配置し、各ブロック本体の連結端部に設けられた連結金具に連結ボルトを装着し、連結用作業口から連結ボルトを操作して隣接ブロック本体同士を引き寄せ、隣接ブロック本体同士が連結端部にて接触した状態とし、
    さらに、ブロック本体の凹部にグラウト材を注入し、シアコッターを構成するもので、
    上記連結金具は、連結端部の少なくとも上下2か所に設けてあり、上記凹部は、連結金具と同じく連結端部の上下2か所に設けてあり、上側の凹部に通じるように、ブロック本体の上端にて開口しているグラウト注入口を有しており、上記凹部は連絡路によって通じており、また、上下2か所の凹部には斜め上方へ向けて設けた小孔から成る脱気孔がそれぞれの上部に設けられている建築基礎用コンクリートブロックを用いるプレハブ基礎工法。
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