JP5525997B2 - 燃料電池発電システムおよびその始動方法 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池発電システム、および、その始動方法に関する。
燃料電池発電システムは、複合反応装置、および、燃料電池発電スタックを備えている。複合反応装置は、改質器、CO変成器、および、CO選択酸化器を有している。改質器は、原燃料を水蒸気と共に改質して、水素を含む改質ガスを生成する。CO変成器は、その内部に充填されたCO変成触媒によって、改質器で生成された改質ガス中の一酸化炭素(CO)を二酸化炭素(CO)に変成する。CO選択酸化器は、改質ガス中の一酸化炭素を水蒸気と反応させて二酸化炭素に酸化させる。また、燃料電池発電スタックは、複合反応装置により得られた改質ガス中の水素と空気中の酸素とを反応させて発電を行う。
ここで、燃料電池発電システムの停止状態に、外気がCO変成器内に侵入すると、外気中の酸素によりCO変成触媒が酸化してしまう。そうすると、改質ガス中の一酸化炭素濃度を低減させるというCO変成器の機能が損なわれてしまう。そこで、燃料電池発電システムの停止状態には、複合反応装置内にNガスなどをパージし、複合反応装置内を密閉して、外気がCO変成器内に侵入するのを抑制している(例えば特許文献1および2参照)。
特開2008−308351号公報 特開2008−81369号公報
しかし、燃料電池発電システムの停止状態が長期間続いた場合には、外気が複合反応装置内に侵入するのを完全に防ぐことは難しい。特に、家庭用の燃料電池発電システムは、住宅の屋外に設置されることが多い。加えて、家庭用の燃料電池発電システムでは、引越し、居住者の長期外出、あるいは、新築住宅の販売遅延などによって、停止状態が長期間続くことがある。そうすると、複合反応装置内にパージされたガスと侵入した外気とが置換されて、CO変成触媒が酸化されてしまうことがある。
ここで、外気の侵入を防ぐために複合反応装置の密閉性を過剰に高く設計すると、複合反応装置が大型化・高コスト化してしまう。また、高い密閉性ゆえに、外気の温度変化により複合反応装置内のガスが膨張・収縮すると、複合反応装置にストレスが掛かってしまうこともある。したがって、外気の侵入によるCO変成触媒の酸化は、ある程度許容せざるを得ない。
そこで、CO変成触媒が酸化した場合には、燃料電池発電システムの運転前に、予め、CO変成触媒を還元する還元作業が必要となる。この還元作業の方法としては、例えば、事業者が複合反応装置を回収し、工場においてCO変成触媒を交換する方法や、事業者が水素ボンベを持ち込んで、複合反応装置(CO変成器)内に水素を流す方法が考えられる。しかし、これらの方法では、還元作業に多大な時間、手間および費用が掛かってしまう。
そこで、本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、燃料電池発電システムのCO変成触媒の還元作業を容易にすることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る燃料電池発電システムの始動方法は、改質触媒を有し、炭化水素系の原燃料を水蒸気と共に改質して水素を含む改質ガスを生成する改質器と、前記改質器で生成された改質ガス中の一酸化炭素を二酸化炭素に変成するCO変成器と、アノードおよびカソードを有し、前記CO変成器を通過して前記アノードに供給される改質ガス中の水素と前記カソードに供給される酸化剤ガス中の酸素とを反応させて発電を行う燃料電池発電スタックと、を備えた燃料電池発電システムの始動方法であって、前記改質器により水素を含む改質ガスを生成するガス生成工程と、前記ガス生成工程で生成された改質ガスを前記CO変成器に供給するガス供給工程と、前記CO変成器に改質ガスを供給したことにより生じる前記CO変成触媒の温度上昇を検出する温度上昇検出工程と、前記温度上昇検出工程で検出された前記CO変成触媒の温度上昇に基づいて前記CO変成触媒の還元の要否を判定する還元要否判定工程と、を具備し、前記還元要否判定工程で前記CO変成触媒を還元する必要があると判定された場合には、前記燃料電池発電スタックで発電を行わずに、前記改質器により水素を含む改質ガスを生成する還元用ガス生成工程と、前記還元用ガス生成工程で生成された改質ガスを前記CO変成器に供給して前記CO変成触媒を還元する変成触媒還元工程と、前記温度上昇検出工程、および、前記還元要否判定工程を行うことを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係る燃料電池発電システムは、改質触媒を有し、炭化水素系の原燃料を水蒸気と共に改質して水素を含む改質ガスを生成する改質器と、CO変成触媒および前記CO変成触媒の温度を検出する変成触媒温度センサを有し、前記改質器で生成された改質ガス中の一酸化炭素を二酸化炭素に変成するCO変成器と、アノードおよびカソードを有し、前記CO変成器を通過して前記アノードに供給される改質ガス中の水素と前記カソードに供給される酸化剤ガス中の酸素とを反応させて発電を行う燃料電池発電スタックと、前記変成触媒温度センサが検出した温度に基づいて前記CO変成触媒の温度上昇を検出する温度上昇検出部と、前記温度上昇検出部で検出された前記CO変成触媒の温度上昇に基づいて前記CO変成触媒の還元の要否を判定して、制御信号を出力する還元要否判定部と、前記還元要否判定部からの制御信号を受信して、前記CO変成器に供給される改質ガスの量または改質ガス中の水素の量を制御する水素量調節手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、燃料電池発電システムのCO変成触媒の還元作業を容易に行うことができる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池発電システムの構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る燃料電池発電システムの始動方法のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池発電システムの始動方法のフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る燃料電池発電システムの始動方法のフローチャートである。 本発明の第7の実施形態に係る燃料電池発電システムの始動方法のフローチャートである。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池発電システムおよびその始動方法について、図1および図2を用いて説明する。
まず、本実施形態に係る燃料電池発電システムの構成について、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る燃料電池発電システムの構成図である。
本実施形態に係る燃料電池発電システムは、例えば、住宅の屋外に設置されて、家庭用の電力を供給する小型電源である。燃料電池発電システムは、複合反応装置10、燃料電池発電スタック70、および、制御装置80を備えている。燃料電池発電スタック70は、複合反応装置10で生成された改質ガス12中の水素と空気中の酸素とを反応させて発電を行う。
複合反応装置10は、脱硫器20、気化器30、改質器40、CO変成器50、および、CO選択酸化器60などを備えている。複合反応装置10は、炭化水素系の原燃料24と改質水34とから水素を含む改質ガス(以下、単に「改質ガス」という。)12を生成する。本実施形態では、原燃料24は、例えば天然ガスを含む都市ガスやプロパンガスである。また、改質水34は、水(HO)である。
脱硫器20は、脱硫触媒(図示省略)および脱硫器ヒータ(図示省略)を有している。脱硫触媒は、例えば銅系の触媒であって、脱硫器20内に充填されている。脱硫器ヒータは、脱硫触媒を加熱する。脱硫器20は、脱硫触媒により、原燃料タンク(図示省略)から原燃料ブロア22を介して供給された原燃料24中の硫黄化合物を除去する。なお、原燃料ブロア22は、制御装置80に電気的に接続されている。原燃料ブロア22は、制御装置80からの制御信号80aに基づいて、複合反応装置10に供給される原燃料24の量、ひいては、改質ガス12の生成量を調節する。
気化器30は、気化器ヒータ(図示省略)を有している。気化器30は、改質水ポンプ32を介して供給された改質水34を気化器ヒータにより加熱して気化させて、水蒸気36を得る。なお、改質水ポンプ32は、制御装置80に電気的に接続されている。改質水ポンプ32は、制御装置80からの制御信号80bに基づいて、複合反応装置10に供給される改質水34の量、ひいては、改質ガス12の生成量を調節する。
改質器40は、改質触媒42、改質器バーナ46、および、改質触媒温度センサ44を有している。改質触媒42は、例えばルテニウム系の触媒であって、改質器40内に充填されている。改質器バーナ46は、加熱器の一例であって、後述する燃料電池発電スタック70からのアノードオフガスを燃料として燃焼し、改質触媒42を加熱する。改質器40は、改質触媒42により、脱硫器20で脱硫された原燃料24を気化器30で気化された水蒸気36と共に改質して、水素を含む改質ガス12を生成する。改質触媒温度センサ44は、改質触媒42の温度を検出して、改質触媒42の温度情報44aを制御装置80に送信する。
CO変成器50は、CO変成触媒52、変成器ヒータ(図示省略)、および、変成触媒温度センサ54を有している。CO変成触媒52は、例えば銅−亜鉛系の触媒や鉄−クロム系の触媒であって、CO変成器50内に充填されている。変成器ヒータは、CO変成触媒52を加熱する。CO変成器50は、CO変成触媒52により、改質器40で生成された改質ガス12中の一酸化炭素の一部を二酸化炭素に変成して、改質ガス12中の一酸化炭素の濃度を低減させる。変成触媒温度センサ54は、CO変成触媒52の温度を検出して、CO変成触媒52の温度情報54aを制御装置80に送信する。
CO選択酸化器60は、CO選択酸化触媒62、選択酸化器ヒータ(図示省略)、および、選択酸化触媒温度センサ64を有している。CO選択酸化触媒62は、例えばルテニウム系の触媒や白金系の触媒であって、CO選択酸化器60内に充填されている。選択酸化器ヒータは、CO選択酸化触媒62を加熱する。CO選択酸化器60は、CO選択酸化触媒62により、CO変成器50で変成されずに残った改質ガス12中の一酸化炭素を別途供給された水蒸気と反応させて、二酸化炭素に酸化させる。そして、改質ガス12中の一酸化炭素の濃度を低減させる。選択酸化触媒温度センサ64は、CO選択酸化触媒62の温度を検出して、CO選択酸化触媒62の温度情報64aを制御装置80に送信する。
燃料電池発電スタック70は、例えば、固体高分子電解質型燃料電池(PEFC:Polymer Electrolyte Fuel Cell)である。燃料電池発電スタック70は、複数枚の膜電極複合体(MEA:Membrane Electrode Assembly)および複数枚のセパレータを有している。各膜電極複合体(図示省略)は、アノード、カソード、および、電解質膜を有している。電解質膜は、一価の陽イオン交換型の電解質膜であり、アノードとカソードとにより狭持されている。複数枚の膜電極複合体は、セパレータを介して積層されている。セパレータは、互いに隣接する膜電極複合体を仕切っている。
セパレータ(図示省略)には、複合反応装置10で生成されて燃料電池発電スタック70に供給された改質ガス12をアノードに供給するための改質ガス供給路が形成されている。また、セパレータには、酸化剤ガスブロア72を介して燃料電池発電スタック70に供給された酸化剤ガス74をカソードに供給するための酸化剤ガス供給路が形成されている。本実施形態では、酸化剤ガス74は、例えば空気である。燃料電池発電スタック70は、アノードに供給された改質ガス12中の水素と、カソードに供給された空気中の酸素との反応によって、発電を行う。
なお、酸化剤ガスブロア72は、制御装置80に電気的に接続されている。酸化剤ガスブロア72は、制御装置80からの制御信号80cに基づいて、燃料電池発電スタック70に供給される酸化剤ガス74の量、ひいては、燃料電池発電スタック70の発電量を調節する。
燃料電池発電システムは、燃料電池発電スタック70のアノードから排出されたアノードオフガスを改質器バーナ46に供給するためのアノードオフガス供給路を有している。また、燃料電池発電システムは、燃料電池発電スタック70のカソードから排出されたカソードオフガスを燃料電池発電システムの外部に排気するためのカソードオフガス排気路(図示省略)を有している。
制御装置80は、上述したとおり、原燃料ブロア22、改質水ポンプ32、および、酸化剤ガスブロア72に電気的に接続されている。制御装置80は、原燃料ブロア22、改質水ポンプ32、および、酸化剤ガスブロア72に制御信号80a,80b,80cを送信して、改質ガス12の生成量および燃料電池発電スタック70の発電量を制御する。
また、制御装置80は、上述したとおり、改質触媒温度センサ44、変成触媒温度センサ54、および、選択酸化触媒温度センサ64に電気的に接続されていて、各触媒42,52,62の温度情報44a,54a,64aを受信する。さらに、制御装置80は、図示しないが、脱硫器ヒータ、気化器ヒータ、改質器バーナ46、変成器ヒータ、および、選択酸化器ヒータに電気的に接続されている。制御装置80は、これらのヒータやバーナに制御信号を送信して、加熱量を制御する。
次に、本実施形態に係る燃料電池発電システムの始動方法(以下、単に「始動方法」という。)について、図2を用いて説明する。図2は、本実施形態に係る燃料電池発電システムの始動方法のフローチャートである。
本実施形態に係る始動方法は、CO変成触媒が酸化しているか否かを判定し、酸化している場合には、CO変成触媒を還元した後、発電を開始する方法である。この始動方法は、起動工程(S11)、ガス生成工程(S12)、ガス供給工程(S13)、温度上昇検出工程(S14)、還元要否判定工程(S15)、発電開始工程(S21〜S23)、および、還元工程(S31,S32)を備えている。
[起動工程(S11)]
燃料電池発電システムは、例えば、利用者が起動スイッチを押すことにより起動される。燃料電池発電システムの起動は、利用者でなく、燃料電池発電システムの始動に立会う事業者により行われても良い。
起動スイッチが押されると、制御装置80は、脱硫器ヒータ、気化器ヒータ、改質器バーナ46、変成器ヒータ、および、選択酸化器ヒータに制御信号を送信する。そして、脱硫器ヒータ、気化器ヒータ、改質器バーナ46、変成器ヒータ、および、選択酸化器ヒータは、それぞれ、受信した制御信号に基づいて、脱硫触媒、気化器30の内部、改質触媒42、CO変成触媒52、および、CO選択酸化触媒62を加熱する。このとき、制御装置80は、各温度センサ44,54,64からの温度情報44a,54a,64aを受信し、各触媒42,52,62の温度を監視しつつ、各触媒42,52,62の温度が適正範囲に収まるように、バーナ46および各ヒータの加熱量を制御する。
[ガス生成工程(S12)]
各触媒42,52,62の温度が適正範囲で安定した後、制御装置80は、原燃料ブロア22および改質水ポンプ32に制御信号80a,80bを送信する。そうすると、原燃料ブロア22および改質水ポンプ32は、受信した制御信号に基づいて開栓され、原燃料24および改質水34が複合反応装置10に供給される。なお、制御装置80は、原燃料24の流量および改質水34の流量を制御することにより、改質器40での改質ガス12の生成量、ひいては、改質ガス12中の水素量を制御することができる。
複合反応装置10に供給された原燃料24は、脱硫器20で硫黄化合物が除去された後、改質器40に供給される。また、複合反応装置10に供給された改質水34は、気化器30で気化された後、改質器40に供給される。脱硫器20を通過した原燃料24と気化器30で気化された水蒸気36とは、改質器40で水素を含む改質ガス12に改質される。
[ガス供給工程(S13)]
ガス生成工程(S12)において改質器40で生成された改質ガス12は、CO変成器50に供給されて、CO変成器50内を通過する。
ここで、改質ガス12が酸化していないCO変成触媒52に接触すると、改質ガス12中の一酸化炭素の一部が二酸化炭素に変成されて、改質ガス12中の一酸化炭素の濃度が低減される。
一方、改質ガス12が酸化しているCO変成触媒52に接触すると、CO変成触媒52は、改質ガス12中の水素により還元される。そして、この還元反応で生じる反応熱により、CO変成触媒52の温度が急上昇する。
CO変成器50を通過した改質ガス12は、CO選択酸化器60を通過した後、燃料電池発電スタック70に供給される。なお、後述する還元要否判定工程(S15)において、CO変成触媒52を還元する必要がないと判定された場合には、改質ガス12は、発電に用いられる。一方、後述する還元要否判定工程(S15)において、CO変成触媒52を還元する必要がないと判定された場合には、酸化剤ガスブロア72は開栓されず、酸化剤ガス74がカソードに供給されない。そのため、燃料電池発電スタックは、発電を行わない。したがって、燃料電池発電スタック70に供給された改質ガス12は、発電に用いられることなく、アノードオフガス76としてそのまま排出されて、改質器バーナ46の燃料として用いられる。
[温度上昇検出工程(S14)]
制御装置80は、温度上昇検出部を有していて、変成触媒温度センサ54が検出した温度に基づいて、ガス供給工程(S13)に伴うCO変成触媒52の温度上昇を検出する。
具体的には、制御装置80は、第1サンプリング時間(CO変成器50への改質ガス12の供給開始から予め設定された時間(例えば1〜3分の時間)経過後までの時間)内にCO変成触媒52の温度が予め設定された温度(例えば300〜350℃の温度)を超えるか否かを検出する。
[還元要否判定工程(S15)]
制御装置80は、還元要否判定部を有していて、温度上昇検出部で検出されたCO変成触媒52の温度上昇に基づいて、CO変成触媒52の酸化状態が許容範囲内であるか否か、ひいては、CO変成触媒52を還元する必要があるか否かを判定する。
具体的には、第1サンプリング時間内にCO変成触媒52の温度が設定温度(例えば350℃)を超えなかった場合には、還元要否判定部は、CO変成触媒52を還元する必要がないと判定する。一方、第1サンプリング時間内にCO変成触媒52の温度が設定温度(例えば350℃)を超えた場合には、還元要否判定部は、CO変成触媒52を還元する必要があると判定する。
[発電開始工程(S21〜S23)]
還元要否判定部がCO変成触媒52を還元する必要がないと判定した場合には、燃料電池発電システムは、発電を開始する。この発電開始工程は、発電用ガス生成工程(S21)、CO変成工程(S22)、および、発電工程(S23)を有している。
具体的には、制御装置80は、ガス生成工程(S12)から引き続いて、複合反応装置10に原燃料24および改質水34を供給する。その結果、改質器40は、ガス生成工程(S12)から引き続き、改質ガス12を生成する(発電用ガス生成工程(S21))。
改質器40で生成された改質ガス12は、CO変成器50およびCO選択酸化器60を通過する。CO変成器50は、CO変成触媒52が酸化していないため、改質ガス12中の一酸化炭素の一部を二酸化炭素に変成して、改質ガス12中の一酸化炭素の濃度を低減させる(CO変成工程(S22))。
その後、CO選択酸化器60を通過した改質ガス12は、改質ガス供給路を通って、燃料電池発電スタック70のアノードに供給される。
また、還元要否判定部がCO変成触媒52を還元する必要がないと判定した場合には、制御装置80は、酸化剤ガスブロア72に制御信号80cを送信する。そして、酸化剤ガスブロア72は、受信した制御信号80cに基づいて開栓され、酸化剤ガス74を燃料電池発電スタック70に供給する。酸化剤ガス74は、酸化剤ガス供給路を通って、燃料電池発電スタック70のカソードに供給される。
アノードに改質ガス12が供給され、かつ、カソードに酸化剤ガス74が供給されると、燃料電池発電スタック70は、発電を開始する(発電工程(S23))。
[還元工程(S31〜S32)]
一方、還元要否判定部がCO変成触媒52を還元する必要があると判定した場合には、燃料電池発電スタック70での発電を開始させずに、改質器40で生成した改質ガス12によりCO変成触媒52を還元する。この還元工程は、還元用ガス生成工程(S31)および変成触媒還元工程(S32)を有している。
本実施形態では、制御装置80は、原燃料ブロア22および改質水ポンプ32に制御信号80a,80bを送信して、ガス生成工程(S12)での供給量と同量の原燃料24および改質水34を複合反応装置10に供給する。その結果、改質器40は、ガス生成工程(S12)での生成量と同量の改質ガス12を生成する(還元用ガス生成工程(S31))。
還元用ガス生成工程(S31)で生成された改質ガス12は、CO変成器50の通過時にCO変成触媒52に接触して、CO変成触媒52を還元する(変成触媒還元工程(S32))。
CO変成器50を通過した改質ガス12は、CO選択酸化器60を通過した後、燃料電池発電スタック70に供給される。なお、還元工程では、酸化剤ガスブロア72は閉栓されていて、酸化剤ガス74がカソードに供給されない。そのため、燃料電池発電スタック70は、発電を行わない。したがって、燃料電池発電スタック70に供給された改質ガス12は、アノードオフガス76としてそのまま排出されて、改質器バーナ46の燃料として用いられる。
制御装置80の温度上昇検出部は、第2サンプリング時間(第1サンプリング時間の終了から予め設定された時間(例えば1〜3分の時間)経過後までの時間)内にCO変成触媒52の温度が設定温度(例えば350℃)を超えるか否かを検出する(2回目の温度上昇検出工程(S14))。
その後、制御装置80の還元要否判定部は、温度上昇検出部で検出されたCO変成触媒52の温度上昇に基づいて、CO変成触媒52の酸化状態が許容範囲内であるか否か、ひいては、CO変成触媒52を還元する必要があるか否かを判定する(2回目の還元要否判定工程(S15))。そして、還元要否判定部がCO変成触媒52を還元する必要がないと判定した場合には、発電開始工程(S21〜S23)に移行して、燃料電池発電スタック70は、発電を開始する。一方、還元要否判定部がCO変成触媒52を還元する必要があると判定した場合には、還元工程(S31,S32)、温度上昇検出工程(S14)、および、還元要否判定工程(S15)を繰り返す。
本実施形態に係る燃料電池発電システムおよびその始動方法の効果について説明する。
本実施形態によれば、CO変成触媒52が酸化しているか否か、ひいては、CO変成触媒52を還元する必要があるか否かを自動的に判定することができる。さらに、CO変成触媒52を還元する必要がある場合には、改質器40が生成する改質ガス12を利用して、CO変成触媒52を自動的に還元することができる。
したがって、CO変成触媒52が酸化している場合にも、複合反応装置10を新しいものと交換したり、水素ボンベを用いて複合反応装置内に水素を流すなどの作業が必要なく、容易にCO変成触媒52を還元することができる。また、本実施形態によれば、事業者がCO変成触媒52の還元作業を行う必要がなく、利用者が行うことができる。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態に係る燃料電池発電システムおよびその始動方法について、図3を用いて説明する。図3は、本実施形態に係る燃料電池発電システムの始動方法のフローチャートである。なお、本実施形態は、第1の実施形態の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本実施形態では、還元要否判定工程(S15)において、還元要否判定部がCO変成触媒52を還元する必要があると判定した場合には、所定の時間(例えば3分間)、改質ガス12の生成を停止した(降温待ち工程(S33))後、還元用ガス生成工程(S31)に移行する。
本実施形態によれば、ガス供給工程(S13)において上昇したCO変成触媒52の温度が低下して安定した後、再度、CO変成触媒52の還元を行うことができる。
[第3の実施形態]
本発明の第3の実施形態に係る燃料電池発電システムおよびその始動方法について、図4を用いて説明する。図4は、本実施形態に係る燃料電池発電システムの始動方法のフローチャートである。なお、本実施形態は、第2の実施形態の変形例であって、第2の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本実施形態では、還元要否判定工程(S15)において、還元要否判定部がCO変成触媒52を還元する必要があると判定した場合には、制御装置80は、原燃料ブロア22に制御信号80aを送信して、原燃料24の供給を一時停止する。その結果、改質器40、CO変成器50、および、CO選択酸化器60の内部は、水蒸気で充填される(蒸気充填工程(S34))。この状態で、所定の時間(例えば3分間)を待った(降温待ち工程(S33))後、制御装置80は、原燃料ブロア22に制御信号80aを送信して、複合反応装置10に原燃料24を供給させて、還元用ガス生成工程(S31)に移行する。
本実施形態によれば、改質器40、CO変成器50、および、CO選択酸化器60の内部を水蒸気で充填させるため、CO変成触媒52の温度を低下させやすく、CO変成触媒52の温度が安定しやすい。
[第4の実施形態]
本発明の第4の実施形態に係る燃料電池発電システムおよびその始動方法について、図1および図2を用いて説明する。なお、本実施形態は、第1の実施形態の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
第1の実施形態では、還元用ガス生成工程(S31)での改質ガス12の生成量は、ガス生成工程(S12)での改質ガス12の生成量と同量である。一方、本実施形態では、還元用ガス生成工程(S31)での改質ガス12の生成量は、ガス生成工程(S12)での改質ガス12の生成量に比べて、5〜30%低減させる。具体的には、還元用ガス生成工程(S31)において、制御装置80は、原燃料ブロア22に制御信号80aを送信して、複合反応装置10に供給される原燃料24の流量を低減させる。
本実施形態によれば、還元用ガス生成工程(S31)での改質ガス12の生成量、ひいては、改質ガス12中の水素量が低減される。その結果、変成触媒還元工程(S32)での還元反応を低下されて、CO変成触媒52の温度上昇を抑制することができる。
[第5の実施形態]
本発明の第5の実施形態に係る燃料電池発電システムおよびその始動方法について、図1および図2を用いて説明する。なお、本実施形態は、第4の実施形態の変形例であって、第4の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
第4の実施形態では、変成触媒還元工程(S32)において、CO変成触媒52の温度上昇を抑制するために、還元用ガス生成工程(S31)において、複合反応装置10に供給される原燃料24の流量を低減させた。一方、本実施形態では、還元用ガス生成工程(S31)において、制御装置80は、改質水ポンプ32に制御信号80bを送信して、複合反応装置10に供給される改質水34の流量を低減させて、改質ガス12の生成量を5〜30%に低減させる。本実施形態によっても、第4の実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第6の実施形態]
本発明の第6の実施形態に係る燃料電池発電システムおよびその始動方法について、図1および図2を用いて説明する。なお、本実施形態は、第4の実施形態の変形例であって、第4の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
第4の実施形態では、変成触媒還元工程(S32)において、CO変成触媒52の温度上昇を抑制するために、還元用ガス生成工程(S31)において、複合反応装置10に供給される原燃料24の流量を低減させた。一方、本実施形態では、還元用ガス生成工程(S31)において、制御装置80は、改質器バーナ46に制御信号を送信して、改質器40の温度を低下させて、改質器40での改質反応を低下させて、改質ガス12の生成量を5〜30%に低減させる。したがって、本実施形態によっても、第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第7の実施形態]
本発明の第7の実施形態に係る燃料電池発電システムおよびその始動方法について、図5を用いて説明する。図5は、本実施形態に係る燃料電池発電システムの始動方法のフローチャートである。なお、本実施形態は、第1の実施形態の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本実施形態では、還元要否判定工程(S15)において、還元要否判定部がCO変成触媒52を還元する必要があると判定した場合には、改質器異常判定工程(S35)に移行する。
改質器異常判定工程(S35)において、制御装置80は、改質触媒温度センサ44が検出した温度上昇に基づいて、改質器40に異常があるか否かを判断する。改質器40に異常がないと判断された場合には、還元工程(S31,S32)に移行する。一方、改質器40に異常があると判断された場合には、燃料電池発電システムを停止する(S36)。
[他の実施形態]
上記の実施形態は、単なる例示であって、本発明は、これらに限定されるものではない。例えば、上記の実施形態では、家庭用の小型の燃料電池発電システムを例にして説明したが、本発明を事業者用の大型の燃料電池発電システムに適用しても良い。
また、上記の2以上の実施形態を組み合わせても良い。例えば、第4ないし第6の実施形態を組み合わせて、還元用ガス生成工程(S31)において、原燃料24の流量および改質水34の流量を低減させて、かつ、改質器40の温度を低下させても良い。
10…複合反応装置、12…改質ガス、20…脱硫器、22…原燃料ブロア、24…原燃料、30…気化器、32…改質水ポンプ、34…改質水、36…水蒸気、40…改質器、42…改質触媒、44…改質触媒温度センサ、44a…改質触媒の温度情報、46…改質器バーナ、50…CO変成器、52…CO変成触媒、54…変成触媒温度センサ、54a…CO変成触媒の温度情報、60…CO選択酸化器、62…CO選択酸化触媒、64…選択酸化触媒温度センサ、64a…CO選択酸化触媒の温度情報、70…燃料電池発電スタック、72…酸化剤ガスブロア、74…酸化剤ガス、76…アノードオフガス、80…制御装置、80a,80b,80c…制御信号

Claims (13)

  1. 改質触媒を有し、炭化水素系の原燃料を水蒸気と共に改質して水素を含む改質ガスを生成する改質器と、
    前記改質器で生成された改質ガス中の一酸化炭素を二酸化炭素に変成するCO変成器と、
    アノードおよびカソードを有し、前記CO変成器を通過して前記アノードに供給される改質ガス中の水素と前記カソードに供給される酸化剤ガス中の酸素とを反応させて発電を行う燃料電池発電スタックと、
    を備えた燃料電池発電システムの始動方法であって、
    前記改質器により水素を含む改質ガスを生成するガス生成工程と、
    前記ガス生成工程で生成された改質ガスを前記CO変成器に供給するガス供給工程と、
    前記CO変成器に改質ガスを供給したことにより生じる前記CO変成触媒の温度上昇を検出する温度上昇検出工程と、
    前記温度上昇検出工程で検出された前記CO変成触媒の温度上昇に基づいて前記CO変成触媒の還元の要否を判定する還元要否判定工程と、
    を具備し、
    前記還元要否判定工程で前記CO変成触媒を還元する必要があると判定された場合には、前記燃料電池発電スタックで発電を行わずに、前記改質器により水素を含む改質ガスを生成する還元用ガス生成工程と、前記還元用ガス生成工程で生成された改質ガスを前記CO変成器に供給して前記CO変成触媒を還元する変成触媒還元工程と、前記温度上昇検出工程、および、前記還元要否判定工程を行うことを特徴とする燃料電池発電システムの始動方法。
  2. 前記還元要否判定工程で前記CO変成触媒を還元する必要がないと判定された場合には、前記改質器により水素を含む改質ガスを生成する発電用ガス生成工程、前記CO変成器により前記発電用ガス生成工程で生成された改質ガス中の一酸化炭素を二酸化炭素に変成するCO変成工程、および、前記CO変成器を通過した改質ガスを前記アノードに供給し、かつ、酸化剤ガスを前記カソードに供給して発電を行う発電工程を開始することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池発電システムの始動方法。
  3. 前記還元要否判定工程で前記CO変成触媒を還元する必要がないと判定されるまで、前記還元用ガス生成工程、前記変成触媒還元工程、前記温度上昇検出工程、および、前記還元要否判定工程を繰り返すことを特徴とする請求項2に記載の燃料電池発電システムの始動方法。
  4. 前記還元要否判定工程で前記CO変成触媒を還元する必要があると判定された場合には、前記改質器による改質ガスの生成を所定の時間停止した後に前記還元用ガス生成工程を行うことを特徴とする請求項2または3に記載の燃料電池発電システムの始動方法。
  5. 前記還元要否判定工程で前記CO変成触媒を還元する必要があると判定された場合には、前記CO変成触媒の温度が所定の温度に低下した後に前記還元用ガス生成工程を行うことを特徴とする請求項2ないし4のいずれか一項に記載の燃料電池発電システムの始動方法。
  6. 前記還元用ガス生成工程で生成される改質ガス中の水素の量は、前記ガス生成工程で生成される改質ガス中の水素の量に比べて少ないことを特徴とする請求項2ないし5のいずれか一項に記載の燃料電池発電システムの始動方法。
  7. 前記改質触媒の温度および前記水蒸気の量の少なくともひとつを制御することによって前記改質器で生成される改質ガス中の水素の量を調節することを特徴とする請求項6に記載の燃料電池発電システムの始動方法。
  8. 前記還元用ガス生成工程で生成される改質ガス中の水素の量は、前記発電用ガス生成工程で生成される改質ガス中の水素の量に比べて少ないことを特徴とする請求項2ないし7のいずれか一項に記載の燃料電池発電システムの始動方法。
  9. 前記還元要否判定工程で前記CO変成触媒を還元する必要があると判定された場合には、前記CO変成器の内部に水蒸気を充填させた後、前記還元用ガス生成工程を再度行うことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項に記載の燃料電池発電システムの始動方法。
  10. 前記還元要否判定工程で前記CO変成触媒を還元する必要があると判定された場合には、前記カソードに酸化剤ガスを供給しないことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一項に記載の燃料電池発電システムの始動方法。
  11. 改質触媒を有し、炭化水素系の原燃料を水蒸気と共に改質して水素を含む改質ガスを生成する改質器と、
    CO変成触媒および前記CO変成触媒の温度を検出する変成触媒温度センサを有し、前記改質器で生成された改質ガス中の一酸化炭素を二酸化炭素に変成するCO変成器と、
    アノードおよびカソードを有し、前記CO変成器を通過して前記アノードに供給される改質ガス中の水素と前記カソードに供給される酸化剤ガス中の酸素とを反応させて発電を行う燃料電池発電スタックと、
    前記変成触媒温度センサが検出した温度に基づいて前記CO変成触媒の温度上昇を検出する温度上昇検出部と、
    前記温度上昇検出部で検出された前記CO変成触媒の温度上昇に基づいて前記CO変成触媒の還元の要否を判定して、制御信号を出力する還元要否判定部と、
    前記還元要否判定部からの制御信号を受信して、前記CO変成器に供給される改質ガスの量または改質ガス中の水素の量を制御する水素量調節手段と、
    を備えたことを特徴とする燃料電池発電システム。
  12. 前記水素量調節手段は、前記改質器の内部に設けられた加熱器であって、前記還元要否判定部からの制御信号を受信すると前記改質触媒の温度を低下させることを特徴とする請求項11に記載の燃料電池発電システム。
  13. 前記水素量調節手段は、前記水蒸気となる水を前記改質器に供給するためのポンプであって、前記還元要否判定部からの制御信号を受信すると前記改質器への水の供給量を低減させることを特徴とする請求項11または12に記載の燃料電池発電システム。
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