JP5522704B2 - 自動二輪車のカウリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車に装着されるカウリング装置に関するものである。
自動二輪車に後付されるカウリング装置は、一般的に図1に示すようにフレーム前部のヘッドパイプ1にブラケット2を介して取り付けられる。そして、このブラケットは通常ヘッドパイプ前部に密着するようにU字ボルトを用いて固定される。ところで、一部の自動二輪車には、生産ラインの共通化により、カウリング装置が製造当初から装備されていない車種にも、図2に示すように、ヘッドパイプ1にカウリング装置支持のためのボルト穴の開いた係止突起4が付加されている(特許文献1参照)。このため、後から好みのカウリング装置を取り付ける場合には、ヘッドパイプ1にブラケット2を密着させるために、この係止突起4を切除する必要がある。
また、ヘッドパイプにブラケットを介して支持されたゾーパナ先端のステージ支持材にステージを取り付けるに当り、ステージ上部からボルトを貫通させてステージ支持材にステージを固定するのが一般的である。しかし、これではステージ上部にボルトの頭部が露出して愛車の美観を損なう結果となる。
さらに、近年自動二輪車においても運転をしながら、音楽を楽しみたいという要望が増加している。ところが、一般の自動二輪車においては、オーディオシステムを搭載するスペースがなく、一部スクータータイプの自動二輪車において装備されているだけである(特許文献2参照)。スクータータイプ以外の自動二輪車においては、ハンドル上部にスピーカーを取り付けることも考えられるが、これでは音が発散して、音質が極めて低下するという問題がある。
実開平3−103894号広報 特開2006−103601号広報
上述のように、後付けで自動二輪車にカウリング装置を装着する場合には、ヘッドパイプの係止突起を切除する必要があり、自己の自動二輪車に愛着があるオーナーは、係止突起を切除することで原形を維持できなくなることを嫌う場合が多い。また、ステージ上に露出したボルトが愛車の美観を損なうという問題もある。そこで、本発明においては、自動二輪車にカウリングを後付する場合に、自動二輪車の原形を維持し、美観を損なうことがない自動二輪車用カウリング装置を提供することを課題としている。
本発明は、自動二輪車のカウリング装置をヘッドパイプに取り付けるためのブラケット及びブラケットに立設されるパイプ状のゾーパナ下部に、ヘッドパイプに付加された係止突起を避けるための溝状の切り欠きを有することを特徴とする。
すなわち、本発明は、ヘッドパイプに支持されるカウリング装置において、ヘッドパイプに固定されるブラケットと、ブラケット前面に立設されたパイプ状のゾーパナと、ゾーパナ先端に設けられたステージ支持材と、ステージ支持材に接合されるステージと、ステージに支持されるカウリングを具備し、ヘッドパイプに設けられた係止突起が干渉しないように、ブラケットのゾーパナとの接合部およびゾーパナの下端部に溝状切欠部を有することを特徴とする。
加えて、ゾーパナの下端部が二重パイプ構造を有することを特徴とする。
さらに本発明の特徴とするところは、上記カウリング装置において、ステージ下面にステージ支持材と接合するためのボルトがステージ上面に出ないように埋め込まれ、ステージ支持材にボルトが貫通する穴が溝状に設けられた点にある。
さらに本発明の特徴とするところは、上記カウリング装置において、ステージ下に、ゾーパナが貫通するための穴を設けた架台と、架台上に配置されたスピーカーと、アンプと、音源入力部と、操作部とを有するオーディオシステムを設けたことを特徴とする。
そしてこのオーディオシステムは盗難防止のために振動感知センサーを具備する。
本発明によれば、自動二輪車にカウリング装置を後付けする場合にも、ヘッドパイプの係止突起を避けるための溝状切欠部がゾーパナ下端部とブラケットのゾーパナとの接合部にあるので、係止突起を切除する必要がない。
さらに、ゾーパナの下端部が二重パイプ構造を有するので、ブラケットとの接合強度とゾーパナ自体の曲げ強度が向上する。
そして、ステージ下面にステージ支持材と接合するためのボルトが埋め込まれているので、ボルト頭部がステージ上面に現れず、美観を損なうことがない。さらに、ステージ支持材にボルトが貫通する穴が溝状に設けられているので、カウリングの取付位置の調整が容易にできる。
また、ステージ下にスピーカーを含めたオーディオシステムを具備するので、音が発散することもなく、運転操作に支障することもない。
ブラケットのヘッドパイプへの取付状態を示した構造図である。 ヘッドパイプの係止突起の一例を示す構造図である。 本発明のブラケットを示す斜視図である。 本発明のブラケットに設けられた溝状切欠部を示す底面図である。 本発明のカウリング装置を示す斜視図である。(実施例1) 本発明のステージに埋め込まれたアンカーボルトを示す断面図である。
本発明のカウリング装置の実施例を以下に示す。
図5は、本発明の1実施例の斜視図である。この実施例のカウリング装置は、ブラケット2と、これに接合されたゾーパナ3と、ゾーパナ3のパイプ内部にパイプの一部が収容されるステージ支持材5と、ステージ6と、ステージに支持されるカウリング7とから構成される。
ブラケット2とゾーパナ3は、図3、図4に示すようにゾーパナ3の下端部とブラケット2の接合部にヘッドパイプの係止突起を避けて、ヘッドパイプとブラケットが密着するように、溝状の切欠部4がある。切欠部4は係止突起が避けられるのであれば形状に限定はない。そして、このブラケット2は、Uボルト9により、ヘッドパイプ1に固定される。また、図には示されていないが、ゾーパナ3の下端部を二重パイプ構造とすることもでき、この場合は、ブラケット2との接合強度とゾーパナ3自体の曲げ強度が向上する。
ステージ支持材5の下部パイプは、ゾーパナの内径より少し小さい外径を有し、その一部がゾーパナに収容され、ボルト穴に貫通するボルトによって固定される。なお、高さ調整のためにボルト穴は複数設けられている。
ステージ6には、ステージ支持材5と係合するためのアンカーボルトが埋め込まれている。図6にアンカーボルト付近のステージの断面図を示す。ステージは上面からゲルコート(白)11、ゲルコート(黒)12、グラスファイバーマット(#600)13、グラスファイバーマット(#600)13、アンカーボルト10、グラスファイバーマット(#600)13、クロスマット(#200)14の積層構造となっている。アンカーボルト10は、グラスファイバーマット(#600)13の間に埋め込まれる状態となっており、これによりステージに固定されている。したがって、アンカーボルト10はステージ11を貫通する必要がなく、ステージ上面の美観が保たれる。
図5のオーディオシステム8は、中央付近にゾーパナ3が貫通する穴を有した樋状の架台にスピーカーとアンプと、音源入力部と、操作部が設けられている。架台の穴をゾーパナ3が貫通することで、ステージ6の下面に密着するようにオーディオシステム8を取り付けることができる。ステージ下にスピーカーがあることにより、カウリングが一種のスピーカーキャビネットの役割を果たし、音質に優れている。また、ハンドル付近にオーディオシステムを取り付けることがないので、運転操作に支障することもない。さらに、オーディオシステム8は、盗難防止用の振動感知センサーを備える。
本発明によれば、自動二輪車本体の加工が少なく、美観を損なうことがないので、自動二輪車にカウリングを後付けする場合に好適である。
1 ヘッドパイプ
2 ブラケット
3 ゾーパナ
4 溝状切欠部
5 ステージ支持材
6 ステージ
7 カウリング
8 オーディオシステム
9 Uボルト
10 アンカーボルト
11 ゲルコート(白)
12 ゲルコート(黒)
13 グラスファイバーマット(#600)
14 クロスマット(#200)

Claims (4)

  1. ヘッドパイプに支持されるカウリング装置において、ヘッドパイプに固定されるブラケットと、ブラケット前面に立設されたパイプ状のゾーパナと、ゾーパナ先端に設けられたステージ支持材と、ステージ支持材に接合されるステージと、ステージに支持されるカウリングを具備し、ヘッドパイプに設けられた係止突起が干渉しないように、ブラケットのゾーパナとの接合部およびゾーパナの下端部に溝状切欠部を有することを特徴とする自動二輪車用カウリング装置。
  2. ステージ下面にステージ支持材と接合するためのボルトがステージ上面に出ないように埋め込まれ、ステージ支持材にボルトが貫通する穴が溝状に設けられたことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車用カウリング装置。
  3. ステージ下に、ゾーパナが貫通するための穴を設けた架台と、架台上に配置されたスピーカと、アンプと、入力部と、操作部を有するオーディオシステムを設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動二輪車用カウリング装置。
  4. ゾーパナの下端部が二重パイプ構造を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動二輪車用カウリング装置。
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JP3509457B2 (ja) * 1997-03-31 2004-03-22 スズキ株式会社 自動二輪車のカウリングブレース
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