JP5521934B2 - 色補正装置および表示デバイス - Google Patents
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Description
本発明を実施するための実施の形態1における色補正装置11を図1ないし図5を用いて説明する。図1は色補正装置11を用いた携帯電話や監視カメラ等の表示デバイス1の構成を示す図である。図1において、表示デバイス1は色補正装置11等のICチップを搭載した基板2と、画像データを入力するためのカメラ3と、画像処理用のデータを入力するキーボードやマウス等のデータ入力装置4と、画像処理した結果を表示する液晶画面5と、で構成されている。
なお、色相領域を判定するための領域判定データすなわち各色相領域の色相1の色相値及び色相2の色相値、非線形補間情報、及び領域判定データと対応付けられた色補正係数は予めメモリ9等に設定しておく値であるが、データ入力装置4から外部I/F7を介して変更可能とすることもできる。
カメラ3で撮影された画像の信号が、画像入力I/F6を介して基板2上のRGB信号生成装置10に入力されると、RGB生成装置10はR(赤)、G(緑)、B(青)の3つの色信号を生成して色補正装置11に送る。色補正装置11はRGB信号をYCbCr信号に変換し、後述する色補正処理を行ってYCbCr信号を画像処理装置12に送る。画像処理装置12はメモリ9に記憶された画像処理に必要なデータを用いて色補正以外の画像処理すなわち画像圧縮等を行い、画像処理後のYCbCr信号をRGB信号変換装置13に送る。RGB信号変換装置13はITU−R BT.601で定義されている変換式を用いてYCbCr信号をRGB信号に変換し、画像出力I/F8を介して液晶画面5上に画像処理を施した画像を表示する。
RGB生成装置10からRGB信号が入力されると画像データ生成部101はITU−R BT.601で定義されている変換式を利用した3×3のマトリクス演算により輝度信号Y及び色差信号CbCrを算出して輝度信号Yを画像処理装置12へ向けて出力し、色差信号CbCrを色補正処理部106へ伝達する。
代表となる色相はR(赤)、Y(黄)、G(緑)、C(シアン)、B(青)、M(マゼンタ)の6つであり、たとえばRGB信号が8ビットの場合、色相値は0〜1529までの値として表現される。なお、入力されるRGB信号は8ビットに限らず、10ビットや12ビットであっても良い。
R(赤)=0、Y(黄)=255、G(緑)=510、C(シアン)=765、B(青)=1020、M(マゼンタ)=1275
領域判定部103から出力された色相1及び色相2の色相値の情報は、非線形補間係数算出部104に伝達される。
ここで、非線形補間情報とは、色相1の色相値Hnに対応して予め定められた第1の線形補間係数をKHn、色相2の色相値Hn+1に対応して予め定められた第2の線形補間係数をKHn+1とした場合にKHn〜KHn+1の間を非線形関数で表した補間情報であって、複数の連続する線形関数または線形関数を近似したものの組合せによって表されるものである。
非線形補間係数算出部104は数1を用いて線形補間係数KHを算出した後、この2次元LUTを参照し、色相1及び色相2間を補間する複数の線形関数の中からKHm≦KH<KHm+1(mは1以上の整数)となるものを選択する。
なお、第1端部の線形補間係数KHm、第2端部の線形補間係数KHm+1、第1端部の非線形補間係数KH_NLm、第2端部の非線形補間係数KH_NLm+1は、上記のとおり、それぞれメモリ9に予め設定されている値である。
なお、ここでは図3に示すような2次元LUTを用いる場合について説明したが、図4のように表形式のLUTを用いても良い。図3のような2次元LUTは微細な設定が簡単にでき、図4のような表形式のLUTは回路構成が容易になるという利点を有する。なお、図4のAx、Ayは図3に示す点Aの線形補間係数、非線形補間係数をそれぞれ表しており、その他の点についても同様に表記している。
実施の形態1では、色補正したい色相間を1つの2次元LUTを用いて非線形補間する場合について説明した。実施の形態2では、複数の2次元LUTの中から補正対象の色相に応じて適切なものを選択する色補正装置について説明する。
なお、2次元LUTや2次元LUTと補間モードデータMの対応関係は、データ入力装置を用いてユーザが任意に設定変更できるものとする。
実施の形態1と同じ構成についての説明は省略し、異なる構成である色補正装置11aの動作について詳細に説明する。
RGB生成装置10からRGB信号が入力されると画像データ生成部101は3×3のマトリクス演算により輝度信号Y及び色差信号CbCrを算出し、輝度信号Yを画像処理装置12へ、色差信号CbCrを色補正処理部106へそれぞれ伝達する。
また、非線形補間係数算出部104aはメモリ9に記憶された複数の補間モードデータMの中から色変数Hを含む色相領域に対応した補間モードデータMを検索し、この補間モードデータMと対応付けられた2次元LUTを複数の2次元LUTの中から選択する。その後、選択した2次元LUTの非線形補間情報を参照し、算出した線形補間係数KHについて色相1及び色相2間を補間する複数の線形関数の中からKHm≦KH<KHm+1となるものを抽出する。
9 メモリ
11、11a 色補正装置
12 画像処理装置
101 画像データ生成部
102 色変数算出部
103 領域判定部
104、104a 非線形補間係数算出部
105 色補正係数算出部
106 色補正処理部
Claims (6)
- 入力画像信号に基づいて該入力画像信号に対応する色相値を算出する色相値算出部と、
前記色相値算出部により算出された色相値に基づいて、色空間を分割した複数の色相領域から該色相値を含む色相領域を判定し、前記判定した色相領域を規定する第1の色相値及び第2の色相値を出力する色相領域判定部と、
前記第1の色相値に対応して予め定められた第1の線形補間係数及び前記第2の色相値に対応して予め定められた第2の線形補間係数の間を非線形補間する非線形補間情報を有し、前記色相値算出部により算出された前記色相値並びに前記色相領域判定部により出力された前記第1の色相値及び前記第2の色相値に基づいて、前記第1の色相値と前記第2の色相値の差に対する前記色相値と前記第1の色相値の差の比率を前記色相値の線形補間係数として算出し、該算出した線形補間係数に対応する非線形補間係数を前記非線形補間情報に基づいて算出する非線形補間係数算出部と、
前記非線形補間係数算出部により算出された前記非線形補間係数、並びに予め定められた前記第1の色相値の色補正係数及び前記第2の色相値の色補正係数に基づいて前記色相値算出部により算出された色相値の色補正係数を算出する色補正係数算出部と、
前記色補正係数算出部により算出された前記色補正係数に基づいて前記入力画像信号から得られる色差信号の色補正を行う色補正処理部と、
を備え、
前記非線形補間情報は連続する複数の線形関数から構成されることを特徴とする色補正装置。 - 前記非線形補間情報は、前記複数の線形関数のうち前記入力画像信号の色相値に対応する線形関数の第1端部の線形補間係数及び前記第1端部とは異なる第2端部の線形補間係数を含み、
前記非線形補間係数算出部は、前記色相値の線形補間係数、前記第1端部の線形補間係数、及び前記第2端部の線形補間係数に基づいて前記色相値の非線形補間係数を算出することを特徴とする請求項1に記載の色補正装置。 - 前記非線形補間情報は、前記第1端部の線形補間係数に対応する第1端部の非線形補間係数及び前記第2端部の線形補間係数に対応する第2端部の非線形補間係数を含み、
前記非線形補間係数算出部は、前記色相値の線形補間係数、前記線形関数の第1端部の線形補間係数、及び前記第2端部の線形補間係数に基づいて演算係数を算出し、該演算係数に基づいて重み付けした前記第1端部の非線形補間係数、及び該演算係数に基づいて重み付けした前記第2端部の非線形補間係数により前記色相値の非線形補間係数を算出することを特徴とする請求項2に記載の色補正装置。 - 前記非線形補間係数算出部は、前記複数の色相領域に対応して設けられた複数の異なる非線形補間情報を有し、前記色相算出部により算出された色相値に基づいて前記複数の非線形補間情報から使用する非線形補間情報を選択することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の色補正装置。
- 前記入力画像信号を変換して輝度信号及び前記色差信号を生成する画像データ生成部を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の色補正装置。
- 画像信号の入力手段と、前記入力手段により入力された画像信号の色補正を行う色補正手段と、前記色補正手段により色補正された画像信号を表示用画像信号に処理する画像処理手段と、前記画像処理手段により処理された表示用画像信号を表示する表示画面と、を備えた表示デバイスにおいて、
前記色補正装置は、
入力画像信号に基づいて該入力画像信号に対応する色相値を算出する色相値算出部と、
前記色相値算出部により算出された色相値に基づいて、色空間を分割した複数の色相領域から該色相値を含む色相領域を判定し、前記判定した色相領域を規定する第1の色相値及び第2の色相値を出力する色相領域判定部と、
前記第1の色相値に対応して予め定められた第1の線形補間係数及び前記第2の色相値に対応して予め定められた第2の線形補間係数の間を非線形補間する非線形補間情報を有し、前記色相値算出部により算出された前記色相値並びに前記色相領域判定部により出力された前記第1の色相値及び前記第2の色相値に基づいて、前記第1の色相値と前記第2の色相値の差に対する前記色相値と前記第1の色相値の差の比率を前記色相値の線形補間係数として算出し、該算出した線形補間係数に対応する非線形補間係数を前記非線形補間情報に基づいて算出する非線形補間係数算出部と、
前記非線形補間係数算出部により算出された前記非線形補間係数、並びに予め定められた前記第1の色相値の色補正係数及び前記第2の色相値の色補正係数に基づいて前記色相値算出部により算出された色相値の色補正係数を算出する色補正係数算出部と、
前記色補正係数算出部により算出された前記色補正係数に基づいて前記入力画像信号から得られる色差信号の色補正を行う色補正処理部と、を備え、
前記非線形補間情報は連続する複数の線形関数から構成されることを特徴とするたことを特徴とする表示デバイス。
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