JP5520661B2 - 加熱炉 - Google Patents

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Description

本発明はバーナを複数設置した熱処理炉や加熱炉に関する。さらには、従来よりも熱効率の優れたバーナの構成に関するものである。
鉄や非鉄金属用の多くの加熱炉や熱処理炉などには、リジェネバーナが備え付けられているこのリジェネバーナは、対向して設けられた一対のバーナを交互に燃焼させ、一方のバーナの燃焼で発生した高温の廃熱を(排気熱)を、他方のバーナの蓄熱器で蓄え、その廃熱を他方のバーナを燃焼させる際に利用するもので、熱効率が高く、省エネルギーに貢献するといった利点を持つ。
2004−271130号公報
しかしながら、リジェネバーナであっても廃熱を蓄える量には蓄熱器自身の限界があり、通常のラジアントチューブバーナと比べれば廃熱は回収されているが、まだ廃熱のうちの多くはバーナの構造上利用することができない。また、複数のバーナを使用する加熱炉において、バーナの数が増加すると、それに応じて燃焼用エアを供給するブロアの能力を向上させる必要があり、設備コストも高くなることは避けられない。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意研究した結果、複数のラジアントチューブバーナが設置されている加熱炉において、ある(第1の)ラジアントチューブバーナから排出される排ガスを、別の(第2の)ラジアントチューブバーナに取り込んでその廃熱を含め排ガスそのものを利用するとともに、第2のラジアントチューブバーナにおいて所望の熱量を得るために適量の燃料ガスと酸素を供給して燃焼させる。すなわち、第1のラジアントチューブバーナから排出された排ガスの熱を、配管からの放熱ロスを除き、全て第2のラジアントチューブバーナに利用することができ、飛躍的に高い熱効率を実現することができる。
すなわち、本発明による加熱炉は、3以上の複数のラジアントチューブバーナが設置された加熱炉であって、第1のラジアントチューブバーナは、燃料ガス供給用の燃料ガス供給管と、燃焼用酸素供給用の燃焼用酸素供給管と、排ガスを排出する排ガス排出管を備え、第2のラジアントチューブバーナは、燃料ガス供給用の燃料ガス供給管と、燃焼用酸素供給用の燃焼用酸素供給管と、第1のラジアントチューブバーナの前記排ガス排出管と1つの管で連通する排ガス供給管と、排ガスを排出する排ガス排出管を備え、第3のラジアントチューブバーナは、燃料ガス供給用の燃料ガス供給管と、燃焼用酸素供給用の燃焼用酸素供給管と、第2のラジアントチューブバーナの前記排ガス排出管と1つの管で連通する排ガス供給管と、排ガスを排出する排ガス排出管を備えている加熱炉である。
また、前記ラジアントチューブバーナがリジェネバーナであることが好ましい。
また、前記第1のラジアントチューブバーナの燃焼用酸素が空気であることが好ましく、前記第2または第3のラジアントチューブバーナの燃焼用酸素が純酸素であることが好ましい。また、前記空気がブロアによって供給されることがさらに好ましい。
本発明の加熱炉によると、従来のラジアントチューブバーナと比べると、排ガスの廃熱のほとんどを利用することができ、熱効率が飛躍的に高くなる。
本発明の複数のバーナを備える加熱炉の模式図である。 従来の複数のバーナを備える加熱炉の模式図である。
本発明の加熱炉を従来の加熱炉と比較して説明する。
まず、例えば図2に示すように、従来の複数のラジアントチューブバーナ2を備える加熱炉1は、3本のラジアントチューブバーナ2を備え、それぞれのラジアントチューブバーナ2に、燃料ガスAを供給するための燃料ガス供給管3と、燃焼用酸素B、例えば空気(エア)、を供給するための燃焼用酸素供給管4と、燃焼用ガスAと酸素Bが燃焼した後に発生する排ガスCを排出するための排ガス排出管5を備えている。また、残りの2個のラジアントチューブバーナも同様の構成を有する。すなわち、1つ1つ独立したラジアントチューブバーナ2が加熱炉1に設置された状態である。
これに対し、本発明の複数のラジアントチューブバーナ2を設置した加熱炉1は、図1に示すように、少なくとも一つのラジアントチューブバーナ2は、従来と同様、燃料ガスAを供給するための燃料ガス供給管3と、燃焼用酸素B、例えば空気(エア)、を供給するための燃焼用酸素供給管4と、燃焼用ガスAと酸素Bが燃焼した後に発生する排ガスDを排出するための排ガス排出管6を備えている。これを便宜上、第1のラジアントチューブバーナ2とする。
本発明において、第1のラジアントチューブバーナ2でない、第2のラジアントチューブバーナ2は燃料ガスAを供給するための燃料ガス供給管3と、燃焼用酸素B、例えば純酸素、を供給するための燃焼用酸素供給管4と、第1のラジアントチューブバーナ2の排ガス排出管6と連通し、第1のラジアンドチューブバーナ2の排ガスDを第2のラジアントチューブバーナ2に供給する排ガス供給管7と、第2のラジアントチューブバーナ2の燃焼により発生する排ガスD’を排出する排ガス排出管6’を備えている。
上記において、第1のラジアントチューブバーナ2は、従来と同様に、燃料ガス供給管3から供給された燃料ガスA(例えば13Aガス)と燃焼用酸素供給管4から供給された燃焼用酸素Bを含むガスである例えばエアの混合気体を燃焼させるものである。これにより発生した排ガスは排ガス排出管6から排出される。
本発明は、前記第1のラジアントチューブバーナ2の排ガスDを、前記第2のラジアントチューブバーナ2の熱量として利用することが特徴である。第1のラジアントチューブバーナ2の排ガスDを、前記第1のラジアントチューブバーナの排ガス排出管6と連通する第2のラジアントチューブバーナの排ガス供給管7から、第2のラジアントチューブバーナ2に導入しその熱量を第2のラジアントバーナ2の放出熱(量)として利用する。ただし、通常、排ガスDの熱のみでは第2のラジアントチューブバーナ2に求められる放出熱(量)として不足である。これについて、所望の熱量を得るために、第2のラジアントチューブバーナ2に備えられた燃料ガス供給管3から供給される、所望の熱量を得るための差分の燃料ガスAと、それに必要な燃焼用酸素Bを燃焼用酸素供給管4より供給し、燃焼させる。なお、第2のラジアントチューブバーナ2で燃焼後の排ガスD’は排ガス排出管6’から排出される。排ガスD’の中には第2のラジアントチューブバーナ2の中での燃焼により発生した排ガスと、第1のラジアントチューブバーナ2の排ガスDが混合された状態のガスといえる。
なお、前記第1のラジアントチューブバーナ2の排ガス排出管6と、前記第2のラジアントチューブバーナ2の排ガス供給管7は1つの管であり、前述の通り、第1のラジアントチューブバーナ2側から第2のラジアントチューブバーナ2側に排ガスDが送られる。よって、第1のラジアントチューブバーナ2と第2のラジアントチューブバーナ2は排ガス排出管6と排ガス供給管7からなる排ガス移送管で繋がっているとも言うこともできる。また、排ガスDは必ずしもその全ての量を第2のラジアンドチューブバーナに供給する必要はなく、排ガス排出管6あるいは排ガス供給管の途中から分岐する管を設け、外部に排ガスDの一部を外部に排気し、残りを第2のラジアントチューブバーナに供給すれば良い。
また、前記第2のラジアントチューブバーナ2の供給される燃焼用酸素Bは純酸素が好ましい。仮にエアを導入すると約80%は窒素であり、燃焼に寄与しない窒素を加熱するという無駄が発生するからである。
前記第2のラジアントチューブ2に供給する燃料ガスAの量は、所望の熱量から前記排ガスDの熱量を引いた分に相当する量を供給すればよいので、前記従来例より燃料ガス量を少なくすることができる。
第1のラジアントチューブバーナ2からの排ガスDは、基本的には第2のラジアントチューブバーナ2中で、燃焼して熱を発生させることはないので、不活性ガスと同等の作用と考えられる。従来例におけるエア中の窒素と同様の作用といえるが、排ガスDは加熱された状態であるので、エア中の窒素より熱量的に有利である。
さらに、3以上のラジアントチューブバーナ2を備える加熱炉1のときに、第1のラジアントチューブバーナ2、第2のラジアントチューブバーナ2とは別の第3のラジアントチューブバーナ2の構成が、第2のラジアントチューブバーナ2と同様に排ガスを熱源として利用する構成を有することが好ましい。この場合、第2のラジアントチューブバーナ2から排出する排ガスD’を排気ガス供給管7’より第3のラジアントチューブバーナ2に導入し、熱源(熱量)として利用する。また、第2のラジアンドチューブバーナ2と同様に、通常、排ガスD’の熱のみでは第3のラジアントチューブバーナ2に求められる放出熱(量)として不足であるので、所望の熱量を得るために、第3のラジアントチューブバーナ2に備えられた燃料ガス供給管3から供給される差分の燃料ガスAと、それに必要な燃焼用酸素Bを燃焼用酸素供給管4から供給し、燃焼させる。なお、第3のラジアントチューブバーナ2で燃焼後の排ガスC’は排ガス排出管5から外部(例えば大気中)排出される。排ガスC’の中には第3のラジアントチューブバーナ2の中での燃焼により発生した排ガスと、第2のラジアントチューブバーナ2の排ガスD’が混合された状態のガスといえる。
さらに、ラジアントチューブバーナの数が増えても、第2または第3のラジアントチューブバーナ2と同様の構成を備えればよい。
また、ラジアントチューブバーナの数が増えると、従来技術の場合はエアを供給する図示しないブロアの供給能力を大きくする必要があるが、本発明は第1のラジアントチューブバーナ2に必要な供給能力のブロアを設置すればよく、ブロアの能力は最小限で良い。
また、本発明のラジアントチューブバーナ2はリジェネバーナであっても良い。その他は通常の加熱炉の構成でよく、例えばワークの移動はローラハース或いはプッシャー、ベルト等で行われ、雰囲気は不活性雰囲気、酸化雰囲気などである。
(第1の具体例)
ここで、第1の具体例を説明する。なお、第1の具体例は上述の図1の構成の3つのラジアントチューブバーナを直線状の箱型連続炉に備えたものである。
「第1のラジアントチューブバーナ」
まず、第1のラジアントチューブバーナ2に燃料ガス供給管3より燃料ガスA(13Aガス)を0.99Nm/hr、燃焼用酸素供給管4より燃焼用酸素Bとしてエアを14.4Nm/hr供給し燃焼させる。このときの第1のラジアントチューブバーナ2の燃焼量(発熱量)は9885kcal/hrであった。
このときの排ガスDは15.8Nm/hrでその温度は約420℃、その熱量は2132kcal/hrであった。
「第2のラジアントチューブバーナ」
前記排ガスDは、前記第1のラジアントチューブバーナ2の排ガス排出管6から、第2のラジアントチューブバーナの排ガス供給管7に送られ、第2のラジアントチューブバーナ2に供給される。それと同時に、第2のラジアントチューブバーナ2の燃料ガス供給管3より燃料ガスA(13Aガス)を0.64Nm/hr、燃焼用酸素供給管4より燃焼用酸素Bとして純酸素を2.38Nm/hr供給し燃焼させる。このときの第2のラジアントチューブバーナ2の燃焼量(発熱量)は8642kcal/hrであった。
このときの排ガスD’は14.3Nm/hrでその温度は約407℃、その熱量は1865kcal/hrであった。
「第3のラジアントチューブバーナ」
前記第2のラジアントチューブバーナ2の排ガスD’は、前記第2のラジアントチューブバーナ2の排ガス排出管6’から、第3のラジアントチューブバーナ2の排ガス供給管7’に送られ、第3のラジアントチューブバーナ2に供給される。それと同時に、第3のラジアントチューブバーナ2の燃料ガス供給管3より燃料ガスA(13Aガス)を0.73Nm/hr、燃焼用酸素供給管4より燃焼用酸素Bとして酸素を2.71Nm/hr供給し燃焼させる。このときの第3のラジアントチューブバーナ2の燃焼量(発熱量)は8642kcal/hrであった。
このときの排ガスは14.3Nm/hrでその温度は約407℃、その熱量は1865kcal/hrであった。
(第2の具体例)
ここで、第2の具体例を説明する。なお、ラジアントチューブバーナは3本であり、その全てがリジェネバーナである以外は、第1の具体例と同様の構成である。
「第1のラジアントチューブバーナ」
まず、第1のラジアントチューブバーナに燃料ガス供給管より燃料ガス(13Aガス)を1.89Nm/hr、燃焼用酸素供給管より燃焼用酸素としてエアを41.3Nm/hr供給し燃焼させる。このときの第1のラジアントチューブバーナの燃焼量(発熱量)は18767kcal/hrであった。
このときの排ガスは103.1Nm/hrでその温度は約233℃、その熱量は7372kcal/hrであった。
「第2のラジアントチューブバーナ」
前記排ガスは、前記第1のラジアントチューブバーナの排ガス排出管から、第2のラジアントチューブバーナの排ガス供給管に送られ、第2のラジアントチューブバーナに供給される。それと同時に、第2のラジアントチューブバーナの燃料ガス供給管より燃料ガス(13Aガス)を1.33Nm/hr、燃焼用酸素供給管より酸素を15.15Nm/hr供給し燃焼させる。このときの第2のラジアントチューブバーナの燃焼量(発熱量)は18767kcal/hrであった。
このときの排ガスは103.1Nm/hrでその温度は約233℃であった。
「第3のラジアントチューブバーナ」
前記第2のラジアントチューブバーナの排ガスは、前記第2のラジアントチューブバーナの排ガス排出管から、第3のラジアントチューブバーナの排ガス供給管に送られ、第3のラジアントチューブバーナに供給される。それと同時に、第3のラジアントチューブバーナの燃料ガス供給管より燃料ガス(13Aガス)を1.33Nm/hr、燃焼用酸素供給管より酸素を15.15Nm/hr供給し燃焼させる。このときの第3のラジアントチューブバーナの燃焼量(発熱量)は18767kcal/hrであった。
このときの排ガスは103.1Nm/hrでその温度は約233℃、その熱量は7372kcal/hrであった。
(第1の従来例)
第1の従来例を説明する。上述の図2にかかわる従来技術の構成であり、それぞれのラジアントチューブバーナに燃料ガス供給管、燃焼用酸素供給管、排ガス排出管を備えており、第1の具体例と同様に直線状の箱型連続炉に備える。
「1つ目のラジアントチューブバーナ」
1つ目のラジアントチューブバーナ2に燃料ガス供給管3より燃料ガスA(13Aガス)を0.99Nm/hr、燃焼用酸素供給管4より燃焼用酸素Bとしてエアを14.4Nm/hr供給し燃焼させる。このときのラジアントチューブバーナ2の燃焼量(発熱量)は9885kcal/hrであった
このときの排ガスCは15.8Nm/hrでその温度は約420℃、その熱量は2132kcal/hrであった。
「2つ目のラジアントチューブバーナ」
2つ目のラジアントチューブバーナ2に燃料ガス供給管3より燃料ガスA(13Aガス)を0.87Nm/hr、燃焼用酸素供給管4より燃焼用酸素Bとしてエアを13.1Nm/hr供給し燃焼させる。このときのラジアントチューブバーナ2の燃焼量(発熱量)は8642kcal/hrであった。
このときの排ガスCは14.1Nm/hrでその温度は約407℃、その熱量は1839kcal/hrであった。
「3つ目のラジアントチューブバーナ」
3つ目のラジアントチューブバーナ2に燃料ガス供給管3より燃料ガスA(13Aガス)を0.87Nm/hr、燃焼用酸素供給管4より燃焼用酸素Bとしてエアを13.1Nm/hr供給し燃焼させる。このときのラジアントチューブバーナ2の燃焼量(発熱量)は8642kcal/hrであった。
このときの排ガスCは14.1Nm/hrでその温度は約407℃、その熱量は1839kcal/hrであった。
第1の従来例においては、排ガスは全てその熱量とともに系外、大気中に排出される。
(第2の従来例)
第2の従来例を説明する。なお、ラジアントチューブバーナの全てがリジェネバーナである以外は、第1の従来例と同様の構成である。
「1つ目のラジアントチューブバーナ」
1つ目のラジアントチューブバーナに燃料ガス供給管より燃料ガス(13Aガス)を1.89Nm/hr、燃焼用酸素供給管よりエアを41.3Nm/hr供給し燃焼させる。このときのラジアントチューブバーナの燃焼量(発熱量)は18767kcal/hrであった
このときの排ガスは103.1Nm/hrでその温度は約233℃、その熱量は7372kcal/hrであった。
「2つ目のラジアントチューブバーナ」
2つ目のラジアントチューブバーナに燃料ガス供給管より燃料ガス(13Aガス)を1.89Nm/hr、燃焼用酸素供給管よりエアを41.3Nm/hr供給し燃焼させる。このときのラジアントチューブバーナの燃焼量(発熱量)は18767kcal/hrであった。
このときの排ガスは103.1Nm/hrでその温度は約233℃、その熱量は7372kcal/hrであった。
「3つ目のラジアントチューブバーナ」
3つ目のラジアントチューブバーナに燃料ガス供給管より燃料ガス(13Aガス)を1.89Nm/hr、燃焼用酸素供給管よりエアを41.3Nm/hr供給し燃焼させる。このときのラジアントチューブバーナの燃焼量(発熱量)は18767kcal/hrであった。
このときの排ガスは103.1Nm/hrでその温度は約233℃、熱量は7372kcal/hrであった。
第2の従来例においては、排ガスはその熱量の一部を利用するが、それ以外は系外、大気中に排出される。
1 加熱炉
2 ラジアントチューブバーナ
3 燃料ガス供給管
4 燃焼用酸素供給管
6 排ガス排出管
7 排ガス供給管
A 燃料ガス
B 燃焼用酸素
D 排ガス

Claims (5)

  1. 3以上の複数のラジアントチューブバーナが設置された加熱炉であって、第1のラジアントチューブバーナは、燃料ガス供給用の燃料ガス供給管と、燃焼用酸素供給用の燃焼用酸素供給管と、排ガスを排出する排ガス排出管を備え、第2のラジアントチューブバーナは、燃料ガス供給用の燃料ガス供給管と、燃焼用酸素供給用の燃焼用酸素供給管と、第1のラジアントチューブバーナの前記排ガス排出管と1つの管で連通する排ガス供給管と、排ガスを排出する排ガス排出管を備え、第3のラジアントチューブバーナは、燃料ガス供給用の燃料ガス供給管と、燃焼用酸素供給用の燃焼用酸素供給管と、第2のラジアントチューブバーナの前記排ガス排出管と1つの管で連通する排ガス供給管と、排ガスを排出する排ガス排出管を備えている加熱炉。
  2. 前記ラジアントチューブバーナがリジェネバーナである、請求項1に記載の加熱炉。
  3. 前記第1のラジアントチューブバーナの燃焼用酸素が空気である、請求項1または2に記載の加熱炉。
  4. 前記第2または第3のラジアントチューブバーナの燃焼用酸素が酸素である、請求項1〜3のいずれかに記載の加熱炉。
  5. 前記空気がブロアによって供給される、請求項3に記載の加熱炉。
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