JP5517338B2 - ブラインド - Google Patents

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Description

本発明は、遮蔽材の昇降時に、当該遮蔽材の昇降操作を行うコードの弛みを検出することができるブラインドに関する。
ブラインドにおいて、遮蔽材の昇降時に、当該遮蔽材の昇降操作を行うコードに弛みが発生すると、美観上好ましくなく、また、弛んだコードによって故障等が発生する可能性があるために、かかるコードの弛みを検出することが従来から行われている。
例えば、特許文献1では、ヘッドボックスに第1遮蔽材の上端が取付けられ、第1遮蔽材の下端に取付けられた中間バーに第2遮蔽材の上端が取付けられ、ヘッドボックスから昇降可能に垂下した調光コードの一端が中間バーに取付けられて、調光コードが昇降することによって中間バーが上昇・下降し、また、ヘッドボックスから昇降可能に垂下した昇降コードの一端が第2遮蔽材の下端にそれぞれ取付けられ、昇降コードの他端がヘッドボックス内に設けた巻取装置に巻取り及び巻解き可能に連結されて、操作部を操作することにより昇降コードの他端が巻取装置に巻取り・巻解かれて第2遮蔽材の下端が上昇・下降するブラインドにおいて、調光コードの弛みを検出する弛み検出手段が設けられ、弛み検出手段が弛みを検出したときに昇降コードの巻取装置への巻取りを規制することを開示する。
このように弛みを検出したときに巻取装置への巻取りを規制することにより、調光コードの弛みが発生したままブラインドが上昇して畳み込まれた第1遮蔽材の間から調光コードがフケることを防止することができる。
特開2002−115474号公報
しかしながら、弛みの発生を防ぐべくコードの昇降動作を規制しているのにも関わらず、操作者がそれに気付かずに操作部を操作し続けてしまうと、操作部や弛み検出手段に負荷がかかって、却って各部位の損傷などの故障の原因になる可能性があるという問題がある。
本発明はかかる課題に鑑みなされたもので、昇降コードの弛みを検出したときに操作部からの操作によるブラインドの動作を規制する機能を備えたブラインドにおいて、昇降動作規制後の操作部の操作継続によっても故障の発生を防ぐことができるブラインドを提供することをその目的とする。
前述した目的を達成するために、発明によれば、ヘッドボックスに遮蔽材の上端が取付けられ、ヘッドボックスから昇降可能に垂下した昇降コードの一端が遮蔽材に取付けられ、操作部からの操作に基づき遮蔽材を昇降させる昇降部材が回転するようになっており、ヘッドボックス内には、昇降コードの弛みを検出する弛み検出手段が設けられ、弛み検出手段が昇降コードの弛みを検出したときに弛み検出手段が操作部からの操作による昇降部材の回転を規制するようにしたブラインドにおいて、
前記操作部から弛み検出手段までの操作力の伝達経路に操作力の伝達を遮断する空転手段が設けられ、該空転手段は、弛み検出手段が昇降部材の運動を規制した状態で、操作部からの操作力が所定以上を超えた場合に操作力の伝達を遮断することを特徴とするブラインドが提供される
み検出手段は、操作部からの操作力が伝達される昇降部材と一体回転する入力軸と、入力軸の回転方向と略平行な方向にスライド可能で、且つ入力軸と係合する方向に付勢されて、昇降コードが弛んだ際に入力軸と係合して入力軸の回転を規制するストッパと、を有し、
転手段は、入力軸に設けられるようにしてもよい
力軸は、昇降部材に一体回転可能に連結される基部と、ストッパと係合可能となった係合部と、を有し、
転手段は、基部と係合部とを弾性的に連結する弾性部を有し、係合部とストッパとが係合した状態で入力軸に所定以上のトルクがかかると、弾性部が変形して係合部とストッパとを非係合とするようにしてもよい
性部と係合部とは、基部の周囲に所定角度毎に複数、設けられるようにしてもよい
降部材は、昇降コードの他端が巻取り及び巻解き可能に連結される巻取ドラムを有するようにしてもよい
蔽材は、ヘッドボックスに上端が取付けられた第1遮蔽材と、第1遮蔽材の下端に取付けられた中間バーと、中間バーに上端が取付けられた第2遮蔽材と、を備え、昇降部材は、第2遮蔽材の下端に一端が取付けられたコードの他端が巻取り及び巻解き可能に連結される巻取ドラムを有し、弛み検出手段は、中間バーに一端が取付けられた昇降コードの弛みを検出するようにしてもよい
本発明によれば、弛み検出手段が昇降部材の回転を規制しているにもかかわらず、操作部の操作を無理に続けてしまった場合でも、その操作力が所定以上を超えた場合に空転手段が操作力の伝達を遮断するために各部位に所定以上の負荷がかからず、各部位の損傷を防止することができる。
前記空転手段を弛み検出手段の中に形成することで、昇降部材の回転の規制を解除し、昇降部材の回転を許容することができるために、各部位に所定以上の負荷がかからず、各部位の損傷を防止することができる。また、弛み検出手段以外の既存の部品の設計変更を伴うことなく、簡単に空転手段を構成することができる。
空転手段によって規制が解除されて、昇降部材に一体回転可能に連結される入力軸が回転しても、ストッパは入力軸と係合する方向に付勢されているために、再び、入力軸と係合する。この係合と非係合とが繰り返されることで、操作者に対する合図となり、操作者が異常を認知することができる。弾性部と係合部とを基部の周囲に複数設けることで、その係合と非係合との周期を短くして、操作者に対する合図を一層明確にすることができる。
本発明の第1の実施形態に係るブラインドの正面図である。 第1の実施形態に係る弛み検出手段を表す側断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る弛み検出手段の入力軸の斜視図である。 第1の実施形態に係る弛み検出手段の係合部とストッパとが係合した状態を表す側断面図である。 第1の実施形態に係る弛み検出手段の係合部とストッパとの係合が一時的に解除された状態を表す側断面図である。 (a)は、第1の実施形態に係るブラインドの第1遮蔽材が途中まで上昇している様子を表す側面図であり、(b)は、第2遮蔽材が畳み込まれた状態を表す側面図であり、(c)は、第2遮蔽材が畳み込まれた後もさらに昇降コードを上昇させたときの状態を表す側面図である。 本発明の第2の実施形態に係るブラインドの正面図である。 第2の実施形態に係る弛み検出手段を表す側断面図である。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。図1ないし図6は本発明に係るブラインドの第1の実施形態を表す図である。
図において、10はヘッドボックスであり、ブラケット11によって窓枠や壁面等に固定されるものである。
ヘッドボックス10には、第1遮蔽材である上スクリーン14の上端が取付けられている。また、上スクリーン14の下端には中間バー18が取付けられて、中間バー18に第2遮蔽材である下スクリーン16の上端が取付けられて、下スクリーン16の下端はウエイトバー20となっており、これらの上スクリーン14、中間バー18、下スクリーン16及びウエイトバー20とで遮蔽材が構成される。上スクリーン14及び下スクリーン16はそれぞれジグザグ状に折り畳み可能となったプリーツスクリーンとなっている。
ヘッドボックス10からは昇降コード22が昇降可能に垂下されており、昇降コード22の一端は、上スクリーン14の各襞、中間バー18及び下スクリーン16の各襞を挿通し、ウエイトバー20に連結される。昇降コード22の他端は、ヘッドボックス10内で、回転可能に軸支された巻取ドラム24に巻取り及び巻解き可能に連結されている。
巻取ドラム24には回転軸26が一体回転するように貫通しており、巻取ドラム24を回転駆動可能な回転軸26はコントロールユニット28を介してプーリ29に連結されている。プーリ29には操作部としての操作コード30が掛け回されており、その操作コード30がヘッドボックス10の一端(図1の右端)から垂下されている。操作コード30が操作されると、その操作力が回転軸26から巻取ドラム24に伝達されて、巻取ドラム24が回転して、昇降コード22を巻取りまたは巻解くことで、遮蔽材の昇降動作が行われる。
同じく、ヘッドボックス10からは、別の昇降コードである調光コード32が昇降可能に垂下されている。調光コード32の一端は、上スクリーン14の各襞を挿通し、中間バー18に連結され、調光コード32の他端は、ヘッドボックス10内で、方向を転換されてヘッドボックス10の長手方向に沿って伸び、ヘッドボックス10内のストッパ34を介してヘッドボックス10の一端から導出して垂下されて、操作つまみ36に連結されている。
また、ヘッドボックス10内には、調光コード32の弛みを検出すると共に巻取ドラム24及び回転軸26の回転を規制する弛み検出手段40が設けられる。弛み検出手段40は、図2に示すように、ヘッドボックス10内で固定されるケース42と、回転軸26と一体に回転する入力軸44と、ケース42内において入力軸44の回転方向と略平行な方向にスライド可能なストッパ46と、ストッパ46を付勢する弾性体であるばね48と、を有する。
入力軸44は、図2及び図3に示すように、その中心部に回転軸26が貫通し、回転軸26と一体回転に連結される基部44aと、ストッパ46と係合可能となった係合部44bと、基部44aと係合部44bとを弾性的に連結する空転手段としての弾性部44cと、を有している。
弾性部44cは、円筒形の基部44aの外側から外径方向に延びた後、円周方向に延びた略L字形状をなした弾性アームとなっており、係合部44bは、弾性アームの先端外周面から外周側に突設されている。係合部44bと弾性部44cは、基部44aの周りを180度離間した位置に対向して2組設けられる。
ストッパ46には、挿通路46aが形成されており、その挿通路46aを、前記調光コード32が挿通している。また、ストッパ46には、入力軸44の係合部44bに係合可能となった歯46bが形成されている。ストッパ46はばね48によってケース42の一側面42aに向かう方向に付勢されている。
調光コード32に弛みが発生していない正常状態では、調光コード32の張力により、挿通路46aの一側壁46dが図2中左方向に押圧され、ストッパ46はばね48の付勢力に抗してケース42の他側面42bに当接する位置に位置し、ストッパ46の歯46bは入力軸44の移動経路から離れ、入力軸44の係合部44bとは離隔した状態となっている。
これに対して、調光コード32に弛みが発生すると、ストッパ46がばね48の付勢力により一側面42aに当接する位置に達し、歯46bは入力軸44の移動経路に侵入して、入力軸44の係合部44bと係合可能となっており、入力軸44の一方向の回転を阻止するようになっている。
以上のように構成されるブラインドにおいて、その動作を説明する。まず、図1に示す状態においては、昇降コード22が巻取ドラム24からほぼ完全に巻解かれた状態にあって、ウエイトバー20が最下端にある。また、調光コード32がヘッドボックス10からある程度導出しており、中間バー18は、上下方向中間高さにある。従って、上スクリーン14と下スクリーン16とはほぼ同じ程度の露出割合となっている。
この状態から、ヘッドボックス10の図1中右端にある操作つまみ36をつまんで、ストッパ34を解除させて、下方または上方に移動させると、調光コード32の一端が上方または下方に移動して、中間バー18を上昇または下降させる。この中間バー18の移動に応じて、上スクリーン14と下スクリーン16との露出割合が変化し、露出割合が小さくなった方のスクリーンは下方からその分、折り畳まれることとなる。
図6(a)に示すように、上スクリーン14が、完全に畳み込まれておらず、ある程度の露出割合で露出されている状態において、図6(b)に示すように、操作コード30を矢印A方向に操作して、プーリ29を昇降コード22の巻取方向(図6(b)中矢印B方向)へ回転させると、図6(b)中矢印Cに示すように、ウエイトバー20が上昇する。ウエイトバー20の上昇に伴って、最初は下スクリーン16が下方から折り畳まれていき、下スクリーン16が完全に折り畳まれる。この後さらに図6(c)中矢印Aに示すように、操作コード30の操作を継続すると、図6(c)中矢印Cに示すようにウエイトバー20とともに中間バー18が上昇する。中間バー18が上昇すると、中間バー18を支持していた調光コード32には弛みが発生する。
これにより、弛み検出装置40において、図2に示すように、調光コード32によって入力軸44から離反するように規制されていたストッパ46が、調光コード32の張力がなくなり、図2中左方向に押圧されなくなるため、図4中矢印Aに示すように、ばね48の付勢力によってストッパ46がスライドし、ストッパ46の歯46bが二点鎖線で示す位置から実線で示す位置に回転してきた入力軸44の係合部44bと係合する。これによって、入力軸44の回転が規制されるため、入力軸44と一体に連結されている回転軸26も回転が規制され、もはや巻取ドラム24が昇降コード22の巻取方向に回転できなくなり、ウエイトバー20の上昇動作が強制的に停止される。
しかしながら、このように入力軸44の回転が規制された後に、操作コード30を引き続き操作して、巻取ドラム24を昇降コード22巻取り方向へ回転させる操作を無理に行うと、入力軸44に回転方向のトルクがかかる。操作力が所定以上になると、弾性部44cが、図5中矢印Aで示すように、二点鎖線で示す状態から実線で示す状態に変形して係合部44bが歯46bを乗り越え、これらの係合が解除される。これにより、入力軸44は、解除された係合部44bと180度離間した位置に対向配置された係合部44bが歯46bに係合するまで回転が許容され、再び入力軸44の回転が規制される。操作コード30を引き続き操作していくと、係合部44bと歯46bとの係合と非係合が繰り返されて、回転軸26の回転が規制された状態と許容された状態が回転軸26の180度毎の回転で繰り返されるため、操作者も最終的には異常に気付き、操作を停止することができる。
このとき、入力軸44の係合部44bとストッパ46の歯46bとが係合する際にはクリック感及び/又は音が発生するようにしておくことにより、操作者に対する合図となり、操作者に異常を知らしめることができる。
このように、昇降コード22の上昇操作が規制されているにもかかわらず、無理に操作を続けてしまった場合でも、入力軸44の弾性部44cが変形して係合部44bとストッパ46との係合を一時的に解除して、入力軸44、回転軸26及び巻取ドラム24をストッパ46に対して空転させることができるため、各部位に所定以上の負荷がかからず、各部位の損傷を防止することができる。
次に、図7及び図8に基づいて第2の実施形態を説明する。
この実施形態では、ヘッドボックス10に遮蔽材であるスクリーン50の上端が取付けられており、スクリーン50の下端はウエイトバー20となっている。スクリーン50は第1の実施形態と同様にプリーツスクリーンとなっている。
ヘッドボックス10からは昇降コード22が昇降可能に垂下されており、昇降コード22の一端は、スクリーン50の各襞を挿通し、ウエイトバー20に連結される。昇降コード22の他端は、ヘッドボックス10内で、弛み検出手段40を挿通した後、巻取ドラム24に巻取り及び巻解き可能に連結されている。巻取ドラム24、回転軸26、コントロールユニット28、プーリ29及び操作コード30の構成は第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
弛み検出手段40は、図8に示すように、ストッパ46の構成以外は第1の実施の形態と同様の構成を有するため、ストッパ46のみ説明する。
第1の実施形態ではストッパ46に調光コード32が挿通する挿通路46aが設けられているが、本実施の形態では、挿通路46aに代えて、上下方向に挿通する挿通孔46cが形成されており、この挿通孔46cには昇降コード22が上下方向に挿通している。挿通孔46cを挿通した昇降コード22の他端は巻取ドラム24に連結される。
図8に示すように、昇降コード22に張力が加わっているときには、昇降コード22が挿通孔46cの一側壁46eを押圧し、ばね48の付勢力に抗してケース42の一側面42aに当接しており、これにより入力軸44の係合部44bとストッパ46の歯46bとが離間した位置を保つ。
しかしながら、操作コード30を操作してスクリーン50の下降中に、ウエイトバー20が障害物に当接する等して下降ができなくなると、昇降コード22に弛みが発生する。これにより、弛み検出装置40において、昇降コード22が挿通孔46cの一側壁46eを押圧しなくなるため、ばね48の付勢力によりストッパ46が図8中左方向にスライドして、ケース42の他側面42bに当接し、ストッパ46の歯46bと入力軸44の係合部44bとが係合することになる。これにより、入力軸44の回転が規制され、巻取ドラム24の昇降コード22巻解き方向への回転が規制され、昇降コード22のそれ以上の弛みが防止される。
また、入力軸44の回転が規制された後に、引き続き操作コード30を操作して、巻取ドラム24を昇降コード22巻解き方向へ回転させる操作を行った場合、第1の実施形態と同様に、弾性部44cが変形して係合部44bが歯46bを乗り越え、これらの係合が一時的に解除され、入力軸44は、解除された係合部44bと180度離間した位置に対向配置された係合部44bが歯46bに係合するまで回転が許容される。
これにより、昇降コード22の下降操作が規制されているにもかかわらず、無理に操作を続けてしまった場合でも、入力軸44の弾性部44cが変形して係合部44bとストッパ46との係合を一時的に解除して、入力軸44、回転軸26及び巻取ドラム24をストッパ46に対して空転させることができるため、各部位に所定以上の負荷がかからず、各部位の損傷を防止することができる。
以上の実施形態では、空転手段である弾性部44cにより入力軸44とストッパ46との係合を解除することにより、入力軸44をストッパ46に対して空転させていたが、これに限るものではなく、所定以上の操作力によって、空転手段が入力軸44と回転軸26との結合を解除するようにしてもよく、これによって回転軸26を入力軸44に対して空転させるようにしてもよい。
また、以上の実施形態では、空転手段を弛み検出手段に設けており、これによって、弛み検出手段以外の既存の部品の設計変更を伴うことなく、簡単に空転手段を構成することができる。しかしながら、これに限るものではなく、操作コード30から弛み検出手段40までの操作力が伝達される経路の中のいずれかに空転手段を設けることも可能であり、例えば、コントロールユニット28内に操作部からの操作力が所定以上を超えた場合に操作力の伝達を遮断する空転手段を設けることも可能である。
さらに、入力軸44の係合部44b及び弾性部44cは、基部44aの周囲に所定角度間隔毎に3つ以上設けることも可能である。
また、以上の弛み検出手段40の構成は一例であり、他の任意の構成とすることも可能である。
10 ヘッドボックス
14 上スクリーン(第1遮蔽材、遮蔽材)
16 下スクリーン(第2遮蔽材、遮蔽材)
18 中間バー(遮蔽材)
22 昇降コード
24 巻取ドラム(昇降部材)
26 回転軸(昇降部材)
30 操作コード(操作部)
32 調光コード(昇降コード)
40 弛み検出手段
44 入力軸
44a 基部
44b 係合部
44c 弾性部(空転手段)
46 ストッパ
50 スクリーン(遮蔽材)

Claims (4)

  1. ヘッドボックス(10)に遮蔽材(14、16、18、50)の上端が取付けられ、ヘッドボックス(10)から昇降可能に垂下した昇降コード(22、32)の一端が遮蔽材(14、16、18、50)に取付けられ、操作部(30)からの操作に基づき遮蔽材を昇降させる昇降部材(24、26)が回転するようになっており、ヘッドボックス(10)内には、昇降コード(22、32)の弛みを検出する弛み検出手段(40)が設けられ、弛み検出手段(40)が昇降コード(22、32)の弛みを検出したときに弛み検出手段(40)が操作部からの操作による昇降部材(24、26)の回転を規制するようにしたブラインドにおいて、
    前記弛み検出手段(40)は、操作部からの操作力が伝達される昇降部材(24、26)と一体回転する入力軸(44)と、入力軸(44)の回転方向と略平行な方向にスライド可能で、且つ入力軸(44)と係合する方向に付勢されて、昇降コード(22、32)が弛んだ際に入力軸(44)と係合して入力軸(44)の回転を規制するストッパ(46)と、を有し、
    前記入力軸(44)は、昇降部材(26)に一体回転可能に連結される基部(44a)と、ストッパ(46)と係合可能となった係合部(44b)と、を有し、
    前記入力軸(44)に前記操作部(30)から弛み検出手段(40)への操作力の伝達を遮断する空転手段が設けられ、該空転手段は、弛み検出手段(40)が昇降部材(24、26)の運動を規制した状態で、操作部からの操作力が所定以上を超えた場合に操作力の伝達を遮断するものであり、
    前記空転手段は、基部(44a)と係合部(44b)とを弾性的に連結する弾性部(44c)を有し、係合部(44b)とストッパ(46)とが係合した状態で入力軸(44)に所定以上のトルクがかかると、弾性部(44c)が変形して係合部(44b)とストッパ(46)とを非係合とすることを特徴とするブラインド。
  2. 前記弾性部(44c)と係合部(44b)とは、基部(44a)の周囲に所定角度毎に複数、設けられることを特徴とする請求項記載のブラインド。
  3. 前記昇降部材は、前記昇降コード(22)の他端が巻取り及び巻解き可能に連結される巻取ドラム(24)を有することを特徴とする請求項1又は2記載のブラインド。
  4. 前記遮蔽材は、ヘッドボックス(10)に上端が取付けられた第1遮蔽材(14)と、第1遮蔽材(14)の下端に取付けられた中間バー(18)と、中間バー(18)に上端が取付けられた第2遮蔽材(16)と、を備え、
    前記昇降部材は、第2遮蔽材(16)の下端に一端が取付けられたコードの他端が巻取り及び巻解き可能に連結される巻取ドラム(24)を有し、
    前記弛み検出手段(40)は、中間バー(18)に一端が取付けられた昇降コード(32)の弛みを検出することを特徴とする請求項1又は2記載のブラインド。
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