JP5516009B2 - 着火装置 - Google Patents
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Description
このフィルタは、上記微粒子よりも小さな孔を複数備える多孔質体であるセラミックス等によって形成されており、上記微粒子の通過を阻止することによって微粒子の捕集を行っている。
このようなフィルタの目詰まりを防止するために、例えば特許文献1に示されるように、フィルタに対して高温ガスを供給することによって、フィルタに捕集された微粒子を燃焼させて除去する方法が用いられている。
しかしながら、バーナ装置では、通常、着火装置としてグロープラグやスパークプラグが用いられており、非常に小さな発熱領域において混合気を着火させている。このため、従来のバーナ装置は、形成される火炎核が小さく、発熱領域の周囲の流速が速い場合には火炎核が吹き消されて成長できず、着火性が悪いという問題を有している。
さらに、本発明において囲壁は、気体及び火炎を通過可能でかつ燃料を保持可能なものとされている。このため、囲壁の内部には酸化剤と揮発した燃料とが供給され、囲壁の内部に安定して混合気を供給することができる。さらに、囲壁の内部で火炎核が成長することによって形成された火炎が囲壁を通過して外部に噴出する。そして、囲壁の外部に噴出した火炎によって、囲壁の外部に存在する混合気を燃焼することができ、安定した燃焼を実現することができる。
したがって、本発明によれば、着火性を向上させることが可能となる。
図1は、本実施形態の着火装置10の概略構成を示す断面図である。また、図2は、本実施形態の着火装置10の概略構成を示す斜視図である。
この着火装置10は、図1に示すように、グロープラグ1(発熱体)と、囲壁2とを備えている。
図1及び図2に示すように、囲壁2は、自らが囲う空間(すなわち内部空間R)を流体の流が遅い澱み領域とするものであり、平面視における上部が大きく下部が小さい段差状に形状設定されている。そして、囲壁2の内部空間Rは、平面視における広さが大きい上部空間R1と平面視における広さが狭い下部空間R2とから構成されている。なお、グロープラグ1の先端部1aは、図1に示すように、下部空間R2の内部に配置されている。
外気導入口2a〜2cは、囲壁2の外部空間と囲壁2の下部空間R2とを接続するものであり、外気導入口2aがグロープラグ1の先端部1aの下方に形成され、外気導入口2b(第1開口)が燃料噴射装置200から噴射される燃料Nの噴射方向に向く側方に形成され、外気導入口2cが燃料Nの噴射方向と直交する水平方向に向く側方に形成されている。
なお、燃料噴射装置200は、本実施形態の着火装置10の側方に配置されており、本実施形態の着火装置10が設置される設置部100の一部等によって支持されている。
より詳細には、火炎噴出口2dは、囲壁2に対して複数設けられており、上部空間R1から下方に向けて開口されている。
なお、本実施形態の着火装置10において囲壁2は、金属繊維からなる不燃布によって形成されており、燃料Nが内部に浸透可能であると共に表面に凹凸によって燃料Nの付着面積が増大されている。これによって、本実施形態の着火装置10における囲壁2は、燃料Nの保持性が高いものとなっている。
一方、グロープラグ1の先端部1aが発熱すると、囲壁2に保持されている燃料Nが揮発し、揮発した燃料Nが囲壁2の内部空間R内に流入する。そして、内部空間Rに形成された上昇気流と燃料Nとによって、内部空間Rには、濃度の高い混合気Yによる上昇気流が形成される。
このように、本実施形態の着火装置10によれば、火炎核が速い流れによって吹き消されることがなく、確実に火炎を形成することができる。また、火炎噴出口2dから噴出される火炎は、従来のグロープラグやスパークプラグによって形成される火炎核と比較して遥かに大きく安定したものである。このため、着火装置10の周囲に存在する混合気を確実に着火することが可能となる。
したがって、本実施形態の着火装置10によれば、着火性を向上させることが可能となる。
このため、外気導入口2bを介してグロープラグ1の先端部1aの近傍に直接燃料Nが供給され、グロープラグ1の先端部1aの近傍における混合気Yの燃料濃度をより高めることができる。したがって、着火性をより向上させることができる。
また、外気導入口2bを介してグロープラグ1の先端部1aの近傍に直接燃料Nが供給されることによって、グロープラグ1に着火温度まで加熱されていない液状の燃料Nが付着する。このため、グロープラグ1が過熱されることを抑制し、グロープラグ1の寿命を延ばすことが可能となる。
したがって、着火装置10が傾いた場合であっても、内部空間Rへの外気Xの流入を確保することができ、安定した着火性能を発揮することができる。
したがって、図3(a)及び(b)に示すように、多くの燃料Nが付着する領域にグロープラグ1を偏らせて配置することにより、先端部1aをより燃料Nの濃度が高い領域に配置することができるため、より着火性を向上させることができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本実施形態の説明において、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
すなわち、本実施形態の着火装置20においては、囲壁2に燃料Nが噴きつけられ、火炎噴出口2dが囲壁2の燃料Nが噴きつけられる側に偏って形成されている。
このため、多くの燃料Nが付着する囲壁2の燃料Nが吹き付けられる側の温度が高くなり、燃料Nの揮発を促進させることができ、着火後における着火装置20の周辺の燃焼を安定させることが可能となる。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。なお、本実施形態の説明においても、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。なお、本実施形態の説明においても、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
この対向板3は、外気導入口2bを介して到達する燃料Nを受けるものである。そして、例えば、耐火性のメッシュ板等の付着した燃料が揮発しやすい多孔体から形成されることが好ましい。
一方で、対向板3に付着した燃料Nは、火炎噴出口2dから噴出する火炎によって炙られて揮発する。
したがって、本実施形態の着火装置40によれば、燃料Nの揮発を促進させることができ、着火後における着火装置40の周辺の燃焼を安定させることが可能となる。
次に、本発明の第5実施形態について説明する。なお、本実施形態の説明においても、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
つまり、本実施形態の着火装置50は、内部空間Rに配置される発熱領域として機能する第2グロープラグ4の先端部4aを備えている。なお、グロープラグ1に換えてスパークプラグを用いることもできる。
次に、本発明の第6実施形態について説明する。なお、本実施形態においても、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
このような構成を採用する場合であっても、グロープラグ1の先端部1aに供給される混合気Yの酸素濃度を高めることが可能となり、より着火性を向上させることが可能となる。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば囲壁2を形成する不燃布における金属繊維の網目を大きくし、当該網目を介して気体及び火炎を通過可能にする構成を採用することもできる。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、下方に位置する設置部に対してグロープラグ及び囲壁が上方に設置される構成や、設置部に対してグロープラグ及び囲壁が側方に設置される構成を採用することも可能である。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、紐等によって形成される燃料供給路を直接囲壁2に対して接続することによって燃料Nを囲壁2に対して供給する構成を採用することも可能である。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、囲壁2を焼結金属に形成したり、金属板を折り曲げることによって形成することも可能である。
ただし、囲壁2の外部から内部に流入する空気よりも囲壁2の内部から外部に流出する空気の方が膨張している。このため、囲壁2の内部から外部に空気を流出する開口の面積の方が、囲壁2の外部から内部に空気を流入する開口の面積よりも広いことが好ましい。
火炎噴射口2dの形成可能面積は限られているが、火炎噴射口2dの外側に形成される外気導入口2aの形成可能面積は広く確保することができる。このため、上記実施形態の姿勢の方が、囲壁2の内部から外部に空気を流出する開口の面積を広く確保することができるため、好ましい姿勢である。
Claims (7)
- 酸化剤と燃料とを含む混合気に着火する着火装置であって、
設置部から突出した先端に前記混合気の着火温度以上の温度に発熱する発熱領域を有する発熱体と、
少なくとも前記発熱領域を囲うと共に気体及び火炎を通過可能でかつ前記燃料を保持可能な囲壁と
を備え、
前記囲壁が、前記発熱領域を収容する下部と当該下部の上方に配置されると共に前記下部よりも大きな上部とを有する形状とされ、
前記囲壁の上部の前記下部が設けられていない下面に対して、下方を向いて開口される火炎吹出口が設けられている
ことを特徴とする着火装置。 - 前記囲壁は、前記発熱領域の下方に形成されると共に囲壁の内部と外部とを接続する外気導入口と、該外気導入口よりも上方に形成されると共に囲壁の内部と外部とを接続する火炎噴出口とを有することを特徴とする請求項1記載の着火装置。
- 前記囲壁に前記燃料が噴きつけられる場合に、前記囲壁は、前記燃料が噴きつけられる方向に開口する第1開口を備えることを特徴とする請求項2記載の着火装置。
- 前記第1開口の開口面積が前記外気導入口よりも広いことを特徴とする請求項3記載の着火装置。
- 前記囲壁に燃料が噴きつけられる場合に、前記発熱体は、前記囲壁の内部において、前記囲壁の前記燃料が付着する領域に偏って配置されていることを特徴とする請求項2〜4いずれかに記載の着火装置。
- 前記囲壁の内部に配置される第2発熱領域を備えることを特徴とする請求項1〜5いずれかに記載の着火装置。
- 前記囲壁の内部に空気を供給する空気供給部を備えることを特徴とする請求項1〜6いずれかに記載の着火装置。
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