JP5515447B2 - 導波路型波長ロッカー及び光モジュールの製造方法 - Google Patents
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光を入射する第一の半導体光導波路と、
前記第一の半導体光導波路と並行に配置された第二の半導体光導波路と、
前記第一の半導体光導波路と前記第二の半導体光導波路との間に介在しているリング状の中空導波路と、
前記第一の半導体光導波路の側面と前記中空導波路の側面との間に設けられた第一の光結合部と、
前記中空導波路の側面と前記第二の半導体光導波路の側面との間に設けられた第二の光結合部と、
前記第二の半導体光導波路に接続し、前記第一、二の光結合部を経由して前記第一の半導体光導波路から前記第二の半導体光導波路に入射した光の光強度を検出する受光素子と、
を有する、導波路型波長ロッカーが提供される。
光を入射する第一の半導体光導波路と、
前記第一の半導体光導波路と並行に配置された第二の半導体光導波路と、
前記第一の半導体光導波路と前記第二の半導体光導波路との間に介在しているリング状の中空導波路と、
前記第一の半導体光導波路の側面と前記中空導波路の側面との間に設けられた第一の光結合部と、
前記中空導波路の側面と前記第二の半導体光導波路の側面との間に設けられた第二の光結合部と、
前記第二の半導体光導波路に接続し、前記第一、二の光結合部を経由して前記第一の半導体光導波路から前記第二の半導体光導波路に入射した光の光強度を検出する受光素子と、
を有する導波路型波長ロッカーと、
前記第一の半導体光導波路に接続し、光学利得を有する第三の半導体光導波路と、
を備える、波長ロッカー集積素子が提供される。
光を入射する第一の半導体光導波路と、
前記第一の半導体光導波路と並行に配置された第二の半導体光導波路と、
前記第一の半導体光導波路と前記第二の半導体光導波路との間に介在しているリング状の中空導波路と、
前記第一の半導体光導波路の側面と前記中空導波路の側面との間に設けられた第一の光結合部と、
前記中空導波路の側面と前記第二の半導体光導波路の側面との間に設けられた第二の光結合部と、
前記第二の半導体光導波路に接続し、前記第一、二の光結合部を経由して前記第一の半導体光導波路から前記第二の半導体光導波路に入射した光の光強度を検出する受光素子と、
前記第一の光導波路に接続している第三の半導体光導波路と、
を有し、
前記第三の半導体光導波路が、
光学利得を有する半導体利得部と、
前記半導体利得部を挟む分散型ブラッグ反射鏡と、
を有する、波長可変半導体レーザが提供される。
上記の波長可変半導体レーザと、
前記波長可変半導体レーザをパッケージする気密パッケージと、
を有し、
前記気密パッケージ内に屈折率の異なる2種類以上の気体が混合されている、光モジュールが提供される。
受光素子を形成する工程と、
第一、第二の半導体光導波路を並列に離間させて配列しつつ、前記受光素子と前記第二の半導体光導波路とを接続させる工程と、
前記第一、前記第二の半導体光導波路の間を高抵抗層で埋め込む工程と、
前記高抵抗層にリング状の溝を形成する工程と、
を含み、
前記高抵抗層にリング状の溝を形成する工程において、
前記第一の半導体光導波路の側面と前記リング状の溝の側面との間に第一の光結合部を設ける工程と、
前記リング状の溝の側面と前記第二の半導体光導波路の側面との間に第二の光結合部を設ける工程と、
を含み、
前記受光素子が、前記第一、第二の光結合部を経由して前記第一の半導体光導波路から前記第二の半導体光導波路に入射した光の光強度を検出する、導波路型波長ロッカーの製造方法が提供される。
図1は、本実施形態の導波路型波長ロッカーを示す模式的な平面図である。本実施形態の導波路型波長ロッカーは、光を入射する半導体光導波路(第一の半導体光導波路)105と、半導体光導波路105と並行に配置された半導体光導波路(第二の半導体光導波路)106と、半導体光導波路105と半導体光導波路106との間に介在しているリング状の中空導波路(中空導波路リングフィルタ)107と、半導体光導波路105の側面と中空導波路リングフィルタ107の側面との間に設けられた光結合部(第一の光結合部)108aと、中空導波路リングフィルタ107の側面と半導体光導波路106の側面との間に設けられた光結合部(第二の光結合部)108bと、半導体光導波路106に接続し、光結合部108a、108bを経由して半導体光導波路105から半導体光導波路106に入射した光の光強度を検出する受光領域103と、を有する。
図5は、第2の実施形態の波長ロッカー集積素子500の模式的な平面図を示す。波長ロッカー集積素子500では、半導体光導波路505上に配置された光出力モニタ用電極510を有する点のみが波長ロッカー集積素子100と異なり、他の構成は波長ロッカー集積素子100と同様である。電極510は、利得領域502と中空導波路リングフィルタ507との間を中心に配置している。半導体光導波路506が半導体光導波路106に対応し、受光領域503は受光領域103に対応し、利得媒質の領域501が利得媒質の領域101に対応している。非利得媒質の領域504が非利得媒質の領域104に対応している。製造方法及び動作は第1の実施形態と同様である。
図8は、第3の実施形態の波長ロッカー集積素子800の模式的な平面図を示す。波長ロッカー集積素子800は、中空導波路リングフィルタ807の周りの高抵抗層領域808にホール溝809が形成された、フォトニック結晶を有する素子である。ホール溝809は、実効長で発振波長の1.55μmとなる周期で配置されている。その他の構成は、第1の実施形態の波長ロッカー集積素子100と同様である。利得媒質の領域801が利得媒質の領域101に対応し、利得領域802が利得領域102に対応し、非利得媒質の領域804が非利得媒質の領域104に対応し、半導体光導波路805,806が光導波路105,106に対応し、受光領域803が受光領域103に対応する。
図9は、第4の実施形態の波長ロッカー集積素子900を含む光モジュールの平面図である。波長ロッカー集積素子900の波長ロッカーは、第1の実施形態とほぼ同じ構造であり、半導体光導波路905、906は、半導体光導波路105、106にそれぞれ対応し、中空導波路リングフィルタ907は中空導波路リングフィルタ107に対応し、利得媒質の領域901は利得媒質の領域101に対応し、非利得媒質の領域904は非利得媒質の領域104に対応する。
図10は、第5の実施形態の波長ロッカー集積素子1000を示す模式的な平面図である。本実施形態は、第1の実施形態の波長ロッカーを外部共振器型波長可変レーザに適用したものである。波長ロッカー集積素子1000では、第1の実施形態の半導体光導波路105に対応する半導体光導波路1005に、光出射のための半導体光導波路1030を並列に配置されている。半導体光導波路1005,1030間には、方向性結合器1015が形成されている。また、半導体光導波路1030と利得領域1002との間にギャップミラー1031が配置されている。そして、ギャップミラー1031と対向する端面と反対側の利得領域1002の端面側に外部レンズ1032と外部波長可変ミラー1033が配置されている。波長ロッカーの構造は第1の実施の形態と同じ構造とする。利得媒質の領域1001は、利得媒質の領域101に対応し、受光領域1003は、受光領域103に対応し、非利得媒質の領域1004は、非利得媒質の領域104に対応し、半導体光導波路1006は、半導体光導波路106に対応し、中空導波路リングフィルタ1007は、中空導波路リングフィルタ107に対応する。
図11は、第6の実施形態を示す。図11は、第1の実施形態の波長ロッカーをDFBアレイ型の波長可変レーザに適用した模式的な平面図である。半導体光導波路1105、1106は、半導体光導波路105,106にそれぞれ対応し、中空導波路リングフィルタ1107は、中空導波路リングフィルタ107に対応する。DFBアレイレーザとして、半導体基板1100上に複数のDFBレーザ素子1141からなるDFBレーザアレイと、DFBレーザ素子1141を結合するMMI(Multimode Interference、マルチモード干渉型合波器)領域1142と、最後に光を増幅する半導体光増幅器領域1143とを集積する。そして、半導体光増幅器と光出射用の半導体光導派路1130とはバットジョイント接合によるギャップミラーの無い接続とする。その他の波長ロッカーの構成は第5の実施の形態と同じ構造とする。受光領域1103は、受光領域1003に対応し、方向性結合器1115は、方向性結合器1015に対応する。
以下、参考形態の例を付記する。
1.光を入射する第一の半導体光導波路と、
前記第一の半導体光導波路と並行に配置された第二の半導体光導波路と、
前記第一の半導体光導波路と前記第二の半導体光導波路との間に介在しているリング状の中空導波路と、
前記第一の半導体光導波路の側面と前記中空導波路の側面との間に設けられた第一の光結合部と、
前記中空導波路の側面と前記第二の半導体光導波路の側面との間に設けられた第二の光結合部と、
前記第二の半導体光導波路に接続し、前記第一、二の光結合部を経由して前記第一の半導体光導波路から前記第二の半導体光導波路に入射した光の光強度を検出する受光素子と、
を有する、導波路型波長ロッカー。
2.少なくとも前記中空導波路及び前記受光素子が集積された半導体基板をさらに有する、1.に記載の導波路型波長ロッカー。
3.前記中空導波路は、前記第一の光結合部及び前記第二の光結合部を除く導波路の少なくとも内側面を覆う反射膜をさらに有する、1.または2.に記載の導波路型波長ロッカー。
4.前記第一、第二の半導体光導波路が、InGaAsP/InP系材料で形成されている、1.乃至3.いずれかに記載の導波路型波長ロッカー。
5.光を入射する第一の半導体光導波路と、
前記第一の半導体光導波路と並行に配置された第二の半導体光導波路と、
前記第一の半導体光導波路と前記第二の半導体光導波路との間に介在しているリング状の中空導波路と、
前記第一の半導体光導波路の側面と前記中空導波路の側面との間に設けられた第一の光結合部と、
前記中空導波路の側面と前記第二の半導体光導波路の側面との間に設けられた第二の光結合部と、
前記第二の半導体光導波路に接続し、前記第一、二の光結合部を経由して前記第一の半導体光導波路から前記第二の半導体光導波路に入射した光の光強度を検出する受光素子と、
を有する導波路型波長ロッカーと、
前記第一の半導体光導波路に接続し、光学利得を有する第三の半導体光導波路と、
を備える、波長ロッカー集積素子。
6.前記第一、第二、第三の半導体光導波路が、いずれも、同じ構造を有する、5.に記載の波長ロッカー集積素子。
7.光を入射する第一の半導体光導波路と、
前記第一の半導体光導波路と並行に配置された第二の半導体光導波路と、
前記第一の半導体光導波路と前記第二の半導体光導波路との間に介在しているリング状の中空導波路と、
前記第一の半導体光導波路の側面と前記中空導波路の側面との間に設けられた第一の光結合部と、
前記中空導波路の側面と前記第二の半導体光導波路の側面との間に設けられた第二の光結合部と、
前記第二の半導体光導波路に接続し、前記第一、二の光結合部を経由して前記第一の半導体光導波路から前記第二の半導体光導波路に入射した光の光強度を検出する受光素子と、
前記第一の光導波路に接続している第三の半導体光導波路と、
を有し、
前記第三の半導体光導波路が、
光学利得を有する半導体利得部と、
前記半導体利得部を挟む分散型ブラッグ反射鏡と、
を有する、波長可変半導体レーザ。
8.7.に記載の波長可変半導体レーザと、
前記波長可変半導体レーザをパッケージする気密パッケージと、
を有し、
前記気密パッケージ内に屈折率の異なる2種類以上の気体が混合されている、光モジュール。
9.受光素子を形成する工程と、
第一、第二の半導体光導波路を並列に離間させて配列しつつ、前記受光素子と前記第二の半導体光導波路とを接続させる工程と、
前記第一、第二の半導体光導波路の間を高抵抗層で埋め込む工程と、
前記高抵抗層にリング状の溝を形成する工程と、
を含み、
前記高抵抗層にリング状の溝を形成する工程において、
前記第一の半導体光導波路の側面と前記リング状の溝の側面との間に第一の光結合部を設ける工程と、
前記リング状の溝の側面と前記第二の半導体光導波路の側面との間に第二の光結合部を設ける工程と、
を含み、
前記受光素子が、前記第一、第二の光結合部を経由して前記第一の半導体光導波路から前記第二の半導体光導波路に入射した光の光強度を検出する、導波路型波長ロッカーの製造方法。
101 利得媒質の領域
102 利得領域
103 受光領域
104 非利得媒質の領域
105 第一の半導体光導波路
106 第二の半導体光導波路
107 中空導波路リングフィルタ
108a 第一の光結合部
108b 第二の光結合部
201 高抵抗層
203 半導体基板
204 下部クラッド層
205 コア層
206 上部クラッド層
207 下部クラッド層
208 コア層
209 上部クラッド層
500 波長ロッカー集積素子
501 利得媒質の領域
502 利得領域
503 受光領域
504 非利得媒質の領域
505 第一の半導体光導波路
506 第二の半導体光導波路
507 中空導波路リングフィルタ
510 電極
607 高反射膜
707 高反射膜
800 波長ロッカー集積素子
801 利得媒質の領域
802 利得領域
803 受光領域
804 非利得媒質の領域
805 第一の半導体光導波路
806 第二の半導体光導波路
807 中空導波路リングフィルタ
808 高抵抗層領域
809 ホール溝
900 波長ロッカー集積素子
900 半導体素子
901 利得媒質の領域
902 波長可変レーザ
902a 利得領域
902b 分散型ブラッグミラー
903 受光領域
904 非利得媒質の領域
905 第一の半導体光導波路
906 第二の半導体光導波路
907 中空導波路リングフィルタ
909 半導体増幅器
909 半導体光増幅器
910 基板
911 レンズ
912 レンズ
913 ファイバ
920 気密パッケージ
1000 波長ロッカー集積素子
1001 利得媒質の領域
1002 利得領域
1003 受光領域
1004 非利得媒質の領域
1005 第一の半導体光導波路
1006 第二の半導体光導波路
1007 中空導波路リングフィルタ
1015 方向性結合器
1030 半導体光導波路
1031 ギャップミラー
1032 外部レンズ
1033 外部波長可変ミラー
1100 半導体基板
1103 受光領域
1105 第一の半導体光導波路
1106 第二の半導体光導波路
1107 中空導波路リングフィルタ
1115 方向性結合器
1130 半導体光導派路
1141 DFBレーザ素子
1142 MMI領域
1143 半導体光増幅器領域
1201 波長選択フィルタ
1202 外部受光素子
1203 外部受光素子
1205 半導体レーザ
1206 レンズ
Claims (18)
- 光を入射する第一の半導体光導波路と、
前記第一の半導体光導波路と並行に配置された第二の半導体光導波路と、
平面視で前記第一の半導体光導波路と前記第二の半導体光導波路との間に介在しており、前記第一の半導体光導波路と前記第二の半導体光導波路とが埋め込まれた層の表面に形成された溝によって平面視でリング状に形成されたリング導波路と、
前記第一の半導体光導波路と前記リング導波路との間で光結合が形成され、
前記第二の半導体光導波路と前記リング導波路との間で光結合が形成され、
前記第二の半導体光導波路に接続し、前記第一の半導体光導波路と前記リング導波路との間で光結合と、前記第二の半導体光導波路と前記リング導波路との間で光結合と、を経由して前記第一の半導体光導波路から前記第二の半導体光導波路に入射した光の光強度を検出する受光素子と、
を有し、
前記リング導波路の内部では、屈折率の異なる2種類以上の気体が、前記リング導波路の透過ピークをITUグリッドに一致させるように、混合されている、導波路型波長ロッカー。 - 少なくとも前記リング導波路及び前記受光素子が集積された半導体基板をさらに有する、請求項1に記載の導波路型波長ロッカー。
- 前記リング導波路は、前記第一の半導体光導波路と前記リング導波路との光結合が形成される箇所及び前記第二の半導体光導波路と前記リング導波路との光結合が形成される箇所を除く導波路の少なくとも内側面を覆う反射膜をさらに有する、請求項1または2に記載の導波路型波長ロッカー。
- 前記第一、第二の半導体光導波路が、InGaAsP/InP系材料で形成されている、請求項1乃至3いずれかに記載の導波路型波長ロッカー。
- 前記層は高抵抗層である、請求項1に記載の導波路型波長ロッカー。
- 半導体基板をさらに備え、
前記層は、前記半導体基板の上に形成されている、請求項5に記載の導波路型波長ロッカー。 - 前記溝は前記高抵抗層を貫通し、前記溝の底部は、前記半導体基板の高さ方向において前記半導体基板の内部に達している、請求項6に記載の導波路型波長ロッカー。
- 前記溝の幅方向において前記溝をまたぐように形成され、金属により形成されている第1反射膜をさらに備える、請求項1乃至7いずれかに記載の導波路型波長ロッカー。
- 請求項1乃至8いずれかに記載の導波路型波長ロッカーと、
前記第一の半導体光導波路に接続し、光学利得を有する第三の半導体光導波路と、
を備える、波長ロッカー集積素子。 - 前記第一、第二、第三の半導体光導波路が、いずれも、同じ構造を有する、請求項9に記載の波長ロッカー集積素子。
- 光を入射する第一の半導体光導波路と、
前記第一の半導体光導波路と並行に配置された第二の半導体光導波路と、
平面視で前記第一の半導体光導波路と前記第二の半導体光導波路との間に介在しており、前記第一の半導体光導波路と前記第二の半導体光導波路とが埋め込まれた層の表面に形成された溝によって平面視でリング状に形成されたリング導波路と、
前記第一の半導体光導波路と前記リング導波路との間で光結合が形成され、
前記第二の半導体光導波路と前記リング導波路との間で光結合が形成され、
前記第二の半導体光導波路に接続し、前記第一の半導体光導波路と前記リング導波路との間で光結合と、前記第二の半導体光導波路と前記リング導波路との間で光結合と、を経由して前記第一の半導体光導波路から前記第二の半導体光導波路に入射した光の光強度を検出する受光素子と、
前記第一の光導波路に接続している第三の半導体光導波路と、
を有し、
前記第三の半導体光導波路が、
光学利得を有する半導体利得部と、
前記半導体利得部を挟む分散型ブラッグ反射鏡と、
を有し、
前記リング導波路の内部では、屈折率の異なる2種類以上の気体が、前記リング導波路の透過ピークをITUグリッドに一致させるように、混合されている、波長可変半導体レーザ。 - 前記層は高抵抗層である、請求項11に記載の波長可変半導体レーザ。
- 半導体基板をさらに備え、
前記層は、前記半導体基板の上に形成されている、請求項12に記載の波長可変半導体レーザ。 - 前記溝は前記高抵抗層を貫通し、前記溝の底部は、前記半導体基板の高さ方向において前記半導体基板の内部に達している、請求項13に記載の波長可変半導体レーザ。
- 前記溝の幅方向において前記溝をまたぐように形成され、金属により形成されている第1反射膜をさらに備える、請求項11乃至14いずれかに記載の波長可変半導体レーザ。
- 前記リング導波路は、前記第一の半導体光導波路と前記リング導波路との光結合が形成される箇所および前記第二の半導体光導波路と前記リング導波路との光結合が形成される箇所を除く導波路の少なくとも内側面を覆う第2反射膜を有する、請求項11乃至15いずれかに記載の波長可変半導体レーザ。
- 請求項11乃至16いずれかに記載の波長可変半導体レーザと、
前記波長可変半導体レーザをパッケージする気密パッケージと、
を有し、
前記気密パッケージ内に前記2種類以上の気体が混合されている、光モジュール。 - 導波路型波長ロッカーを製造する工程と、
前記導波路型波長ロッカーを気密パッケージにパッケージする工程と、
を含み、
前記導波路型波長ロッカーを製造する前記工程は、
受光素子を形成する工程と、
第一、第二の半導体光導波路を並列に離間させて配列しつつ、前記受光素子と前記第二の半導体光導波路とを接続させる工程と、
前記第一、第二の半導体光導波路の間を高抵抗層で埋め込む工程と、
前記高抵抗層にリング状の溝を形成する工程と、
を含み、
前記高抵抗層にリング状の溝を形成する工程において、
前記第一の半導体光導波路の側面と前記リング状の溝の側面との間に第一の光結合部を設ける工程と、
前記リング状の溝の側面と前記第二の半導体光導波路の側面との間に第二の光結合部を設ける工程と、
を含み、
前記受光素子が、前記第一、第二の光結合部を経由して前記第一の半導体光導波路から前記第二の半導体光導波路に入射した光の光強度を検出し、
前記導波路型波長ロッカーをパッケージする前記工程は、屈折率の異なる2種類以上の気体を前記気密パッケージに充填することで、前記リング状の溝の内部において前記2種類以上の気体を、前記リング状の溝の透過ピークがITUグリッドに一致するように、混合させる工程を含む、光モジュールの製造方法。
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