JP5514046B2 - スイッチ素子駆動回路 - Google Patents
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Description
このスイッチ素子駆動回路において、検出手段には、トランスの二次巻線に流れる電流と負荷電流との対応関係が予め設定されており、検出手段は、二次巻線に流れる電流を検出した結果に基づいて、負荷電流を検出することも好ましい。
本発明の実施形態1を図1及び図2に基づいて説明する。図1に本実施形態のスイッチ素子駆動回路10の回路図を示す。このスイッチ素子駆動回路10は、ドレイン−ソース間に負荷21と直流電源22が直列に接続されたスイッチ素子1のオン/オフを制御するものである。
本発明の実施形態2を図3及び図4に基づいて説明する。
Vg2=V22−I1×R2
ここで、交流印加の場合はスイッチング素子2,3のハイ/ローが交番するが、例えばトランジスタ2をハイ側、トランジスタ3をロー側とすると、ハイ側のトランジスタ2では、第2制御回路13aによってハイ側基準でゲート電圧が印加される。したがって、二次巻線n21,n22に発生する電圧V21,V22が同じであっても、負荷が大きくなると(すなわち電流I1が増加すると)、トランジスタ2の内部にかかる電圧Vg1は実効的に大きくなり、流れる電流が初期設定値よりも増加する(図4(a)参照)。一方、ロー側のトランジスタ3では、第2制御回路13bによってロー側基準でゲート電圧が印加される。したがって、二次巻線n21,n22に発生する電圧V21,V22が同じであっても、負荷が大きくなると(すなわち電流I1が増加すると)、トランジスタ3の内部にかかる電圧Vg2は実効的に小さくなり、流れる電流が初期設定値よりも低下する(図4(a)参照)。その結果、2個のトランジスタ2,3の動作状態が異なり、ハイ側のトランジスタ2では、制御回路12aから印加される電圧で、十分にオンさせることができる。一方、ロー側のトランジスタ3では、制御回路12bから印加される電圧で想定されるオン状態に比べて、十分にオンさせることができない可能性があり、ロー側のトランジスタ3によって負荷に流せる電流が制限されることになる。
本発明の実施形態3を図5及び図6に基づいて説明する。
10 スイッチ素子駆動回路
11 トランス
12 第1制御回路
13 第2制御回路
n1 一次巻線
n2 二次巻線
Claims (8)
- 負荷への電力供給をオン/オフするスイッチ素子と、
前記スイッチ素子の制御端子が二次巻線の両端間に接続されたトランスと、
前記トランスの一次巻線に電流が流れるオン期間と前記一次巻線に電流が流れないオフ期間を交互に設けて、前記スイッチ素子をオン/オフさせる第1制御回路と、
前記スイッチ素子に流れる負荷電流を検出する検出手段と、
前記負荷電流と前記二次巻線の両端電圧との対応関係が予め設定されており、前記検出手段によって検出された前記負荷電流をもとに前記二次巻線の両端電圧の設定値を求め、前記二次巻線の両端電圧の設定値が前記制御端子に印加されるように、前記制御端子の駆動条件を制御する第2制御回路とを備えたことを特徴とするスイッチ素子駆動回路。 - 前記検出手段には、前記トランスの前記二次巻線に流れる電流と前記負荷電流との対応関係が予め設定されており、前記検出手段は、前記二次巻線に流れる電流を検出した結果に基づいて、前記負荷電流を検出することを特徴とする請求項1記載のスイッチ素子駆動回路。
- 前記検出手段は、前記スイッチ素子を駆動する前の順方向電圧と、前記スイッチ素子をオンさせた時の順方向電圧との変化分から、前記スイッチ素子に流れる電流を検出することを特徴とする請求項1記載のスイッチ素子駆動回路。
- 前記第2制御回路は、前記スイッチ素子の表面温度を検出する温度検出手段を備え、
前記検出手段は、前記温度検出手段によって検出された、前記スイッチ素子を駆動する前の表面温度と前記スイッチ素子をオンさせた時の表面温度の変化分から、オン抵抗によって生じるジュール熱を求め、このジュール熱から前記スイッチ素子に流れる電流を検出することを特徴とする請求項1記載のスイッチ素子駆動回路。 - 前記スイッチ素子は、双方向の電流をオン/オフできるように逆向きに直列接続された複数個のトランジスタからなり、複数個の前記トランジスタのそれぞれに前記二次巻線と前記第2制御回路が設けられ、
前記第2制御回路は、前記検出手段によって検出された前記負荷電流をもとに前記二次巻線の両端電圧の設定値を求め、前記二次巻線の両端電圧の設定値が前記制御端子に印加されるように、対応する前記トランジスタの駆動条件を制御することを特徴とする請求項1記載のスイッチ素子駆動回路。 - 前記スイッチ素子は、ドレイン電極とソース電極の間に複数個のゲート電極を有する双方向素子からなることを特徴とする請求項1記載のスイッチ素子駆動回路。
- 前記スイッチ素子は、ワイドバンドギャップ半導体のヘテロ接合構造を有する電界効果トランジスタからなることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のスイッチ素子駆動回路。
- 前記スイッチ素子は、ゲート電極が接合型のゲート構造を有する電界効果トランジスタからなることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のスイッチ素子駆動回路。
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