JP5510106B2 - 排気熱交換装置 - Google Patents
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各チューブ(110)の互いに対向する面が内部流路(110A)側にへこんでおり、このへこみによって各チューブ(110)間に形成され、内部流路(110A)とは独立した流路を構成する複数のチューブ間流路(110B)と、
複数の内部流路(110A)同士を連通させる第1内部流路連通部(131)および第2内部流路連通部(132)と、
複数のチューブ間流路(110B)同士を連通させる第1チューブ間流路連通部(141)および第2チューブ間流路連通部(142)と、を備え、
内燃機関から排出される排気が、第1内部流路連通部(131)から流入し、複数の内部流路(110A)を流通し、第2内部流路連通部(132)から外部に流出し、また、冷却用の冷却流体が、第1チューブ間流路連通部(141)から流入し、複数のチューブ間流路(110B)を流通し、第2チューブ間流路連通部(142)から外部に流出し、排気と冷却流体との間で熱交換する排気熱交換装置において、
第1内部流路連通部(131)は、チューブ(110)の長手方向の端部側に設けられ、第1チューブ間流路連通部(141)の少なくとも一部は、第1内部流路連通部(131)よりもチューブ(110)の長手方向の先端側に設けられており、
チューブ(110)の積層される積層方向は、水平方向となっており、
複数のチューブ(110)の下側において、複数の内部流路(110A)同士を連通させる下側連通部(150)と、
貫通孔(172c)を有し、チューブ(110)の外表面に設けられて、貫通孔(172c)が第2内部流路連通部(132)に接続される接続用部材(172)と、
接続用部材(172)に設けられて、下側連通部(150)に繋がると共に、貫通孔(172c)の内周面に開口する通路(172h)と、を備えることを特徴としている。
ここで、排気熱交換装置(100A)において、排気が冷却流体によって冷却されて、排気中に含まれる水蒸気温度が露点温度を下回ると、排気中からは凝縮水が生成される。本排気熱交換装置(100A)においては、排気の流れは、チューブ110の長手方向に対して、第1、第2内部流路連通部(131、132)において曲げられた流れとなる。また、内部流路(110A)の全断面領域を、第1、第2内部流路連通部(131、132)の断面領域内に入れることは難しい。よって、内部流路(110A)内に凝縮水が生成されると、排気の流れに伴う凝縮水の単純な排出は難しくなり、内部通路(110A)内には、排気の流れと共に単純に排出されない凝縮水が溜まってしまうことになる。
そこで、本発明では、チューブ(110)の積層される積層方向は、水平方向となっており、
複数のチューブ(110)の下側において、複数の内部流路(110A)同士を連通させる下側連通部(150)と、
貫通孔(172c)を有し、チューブ(110)の外表面に設けられて、貫通孔(172c)が第2内部流路連通部(132)に接続される接続用部材(172)と、
接続用部材(172)に設けられて、下側連通部(150)に繋がると共に、貫通孔(172c)の内周面に開口する通路(172h)と、を備えている。
これにより、各チューブ(110)の内部流路(110A)を、下側連通部(150)および通路(172h)によって、第2内部流路連通部(132)に接続される接続用部材(172)における貫通孔(172c)の内周面側に繋げることができる。よって、排気が第2内部流路連通部(132)から貫通孔(172c)を通過するときに、排気の流速によって、貫通孔(172c)における圧力が低下され、各内部流路(110A)に溜まった凝縮水を下側連通部(150)および通路(172h)を介して、貫通孔(172c)側に吸引し、排気と共に、凝縮水を外部に排出することができる。
ここで、冷却流体が、第1チューブ間流路連通部(141)から各チューブ間流路(110B)に流れる際に、第1内部流路連通部(131)の外周側を通過するとき、冷却流体流れに淀み等があると、淀みのある領域では、排気の熱によって冷却流体の局部的な沸騰が発生してしまう。よって、第1内部流路連通部(131)での冷却流体の淀みのないスムースな流れを実現させてやる必要がある。
そこで、請求項5に記載の発明では、内部流路(110A)を有し、複数積層されるチューブ(110)と、
各チューブ(110)の互いに対向する面が内部流路(110A)側にへこんでおり、このへこみによって各チューブ(110)間に形成され、内部流路(110A)とは独立した流路を構成する複数のチューブ間流路(110B)と、
複数の内部流路(110A)同士を連通させる第1内部流路連通部(131)および第2内部流路連通部(132)と、
複数のチューブ間流路(110B)同士を連通させる第1チューブ間流路連通部(141)および第2チューブ間流路連通部(142)と、を備え、
内燃機関から排出される排気が、第1内部流路連通部(131)から流入し、複数の内部流路(110A)を流通し、第2内部流路連通部(132)から外部に流出し、また、冷却用の冷却流体が、第1チューブ間流路連通部(141)から流入し、複数のチューブ間流路(110B)を流通し、第2チューブ間流路連通部(142)から外部に流出し、排気と冷却流体との間で熱交換する排気熱交換装置において、
第1内部流路連通部(131)は、チューブ(110)の長手方向の端部側に設けられ、第1チューブ間流路連通部(141)の少なくとも一部は、第1内部流路連通部(131)よりもチューブ(110)の長手方向の先端側に設けられており、
第1チューブ間流路連通部(141)は、第1内部流路連通部(131)の外周に沿うように複数設けられたことを特徴としている。
この発明によれば、第1内部流路連通部(131)の外周に沿う複数の第1チューブ間流路連通部(141)から、冷却流体を第1内部流路連通部(131)の外周に満遍なく流すことができるので、流れの淀みに伴う局部沸騰の発生を抑制することができる。
ここで、複数のチューブ(110)が積層されて、内部流路(110A)同士を連通させる第1内部流路連通部(131)が形成される排気熱交換装置(100A)においては、第1内部流路連通部(131)は、チューブ(110)の積層方向に延びる連通部となる。そして、この第1内部流路連通部(131)に流入する排気は、排気の慣性によって、流入側よりも奥側に多く流入する。よって、各内部流路(110A)において、流入側の内部流路(110A)よりも奥側の内部流路(110A)に多くの排気が分配される傾向となり、排気熱交換装置(100A)の全体で見たときに、均一な熱交換がされにくくなる。よって、各内部流路(110A)に均等に排気を分配する必要がある。
そこで、請求項9に記載の発明では、内部流路(110A)を有し、複数積層されるチューブ(110)と、
各チューブ(110)の互いに対向する面が内部流路(110A)側にへこんでおり、このへこみによって各チューブ(110)間に形成され、内部流路(110A)とは独立した流路を構成する複数のチューブ間流路(110B)と、
複数の内部流路(110A)同士を連通させる第1内部流路連通部(131)および第2内部流路連通部(132)と、
複数のチューブ間流路(110B)同士を連通させる第1チューブ間流路連通部(141)および第2チューブ間流路連通部(142)と、を備え、
内燃機関から排出される排気が、第1内部流路連通部(131)から流入し、複数の内部流路(110A)を流通し、第2内部流路連通部(132)から外部に流出し、また、冷却用の冷却流体が、第1チューブ間流路連通部(141)から流入し、複数のチューブ間流路(110B)を流通し、第2チューブ間流路連通部(142)から外部に流出し、排気と冷却流体との間で熱交換する排気熱交換装置において、
第1内部流路連通部(131)は、チューブ(110)の長手方向の端部側に設けられ、第1チューブ間流路連通部(141)の少なくとも一部は、第1内部流路連通部(131)よりもチューブ(110)の長手方向の先端側に設けられており、
第1内部流路連通部(131)には、複数の各内部流路(110A)に対応する複数の開口部(191)が形成された筒状体(190)が設けられており、
複数の開口部(191)の開口面積は、第1内部流路連通部(131)の排気の流入側から奥側に向けて順に小さくなるように形成されたことを特徴としている。
この発明によれば、筒状体(190)の複数の開口部(191)の開口面積が、第1内部流路連通部(131)の排気の流入側から奥側に向けて順に小さくなるように形成されているので、各開口部(191)から各内部流路(110A)に流れる排気の量を、流入側から奥側に向けて減らすことができる。よって、通常は、流入側よりも奥側に多くの排気が流れてしまうことを是正することができるので、各内部流路(110A)に均一な量の排気を流すことができる。そして、排気熱交換装置(100A)の全体で見たときに各内部流路(110A)における均一な熱交換が可能となり、熱交換効率を向上させることができる。
請求項12に記載の発明では、内部流路(110A)を有し、複数積層されるチューブ(110)と、
各チューブ(110)の互いに対向する面が内部流路(110A)側にへこんでおり、このへこみによって各チューブ(110)間に形成され、内部流路(110A)とは独立した流路を構成する複数のチューブ間流路(110B)と、
複数の内部流路(110A)同士を連通させる第1内部流路連通部(131)および第2内部流路連通部(132)と、
複数のチューブ間流路(110B)同士を連通させる第1チューブ間流路連通部(141)および第2チューブ間流路連通部(142)と、を備え、
内燃機関から排出される排気が、第1内部流路連通部(131)から流入し、複数の内部流路(110A)を流通し、第2内部流路連通部(132)から外部に流出し、また、冷却用の冷却流体が、第1チューブ間流路連通部(141)から流入し、複数のチューブ間流路(110B)を流通し、第2チューブ間流路連通部(142)から外部に流出し、排気と冷却流体との間で熱交換する排気熱交換装置において、
第1内部流路連通部(131)は、チューブ(110)の長手方向の端部側に設けられ、第1チューブ間流路連通部(141)の少なくとも一部は、第1内部流路連通部(131)よりもチューブ(110)の長手方向の先端側に設けられており、
第1内部流路連通部(131)には、複数の各内部流路(110A)に対応する複数の開口部(191)が形成された筒状体(190)が設けられており、
筒状体(190)内の通路の横断面積は、第1内部流路連通部(131)の排気の流入側から奥側に向けて順に小さくなるように形成されたことを特徴としている。
この発明によれば、筒状体(190)内の通路の横断面積が、第1内部流路連通部(131)の排気の流入側から奥側に向けて順に小さくなるように形成されているので、奥側に向かうほど排気に対する流通抵抗を増加させることができ、各開口部(191)から各内部流路(110A)に流れる排気の量を、流入側から奥側に向けて減らすことができる。よって、通常は、流入側よりも奥側に多くの排気が流れてしまうことを是正することができるので、各内部流路(110A)に均一な量の排気を流すことができる。そして、排気熱交換装置(100A)の全体で見たときに各内部流路(110A)における均一な熱交換が可能となり、熱交換効率を向上させることができる。
第2チューブ間流路連通部(142)は、チューブ(110)の長手方向において第1チューブ間流路連通部(141)とは反対側で第2内部流路連通部(132)よりも先端側に設けられ、
第1、第2内部流路連通部(131、132)における外部開口方向、および第1、第2チューブ間流路連通部(141、142)における外部開口方向は、それぞれチューブ(110)が積層される積層方向に対して同一の方向を向くように形成されたことを特徴としている。
複数のチューブ(110)の下側において、複数の内部流路(110A)同士を連通させる下側連通部(150)と、
貫通孔(172c)を有し、チューブ(110)の外表面に設けられて、貫通孔(172c)が第2内部流路連通部(132)に接続される接続用部材(172)と、
接続用部材(172)の内部に設けられて、下側連通部(150)に繋がる空間部(174)と、
空間部(174)から、内燃機関において吸気あるいは排気が流れる流路であって内部流路(110A)内における排気の圧力よりも低圧となる流路に接続されるパイプ部材(175)とを備えることを特徴としている。
リブ(111c、112c)の延びる方向における中央部および両端部に開口部(110C)が形成されて、冷却流体が流通可能となるようにしたことを特徴としている。
示すものである。
第1実施形態は、本発明に係る排気熱交換装置を車両用ディーゼルエンジンあるいはガソリンエンジン(内燃機関であり、以下エンジン)の排気ガス再循環装置(EGR)におけるEGRガスクーラ100Aに適用したものである。以下、図1〜図6を用いて、EGRガスクーラ100Aの構成について説明する。図1はEGRガスクーラ100Aの外観全体を示す斜視図、図2は図1におけるEGRガスクーラを示す正面図、図3は図2におけるA−A部を示す断面図、図4は図2におけるB−B部を示す断面図、図5は図2におけるC−C部を示す断面図、図6は図2におけるD−D部を示す断面図である。
第2実施形態のEGRガスクーラ100Bを図8に示す。第2実施形態は、上記第1実施形態に対して、フランジ172の貫通孔172cの開口面積を調節する面積調節部としてのバルブ173を追加したものである。
第3実施形態のEGRガスクーラ100Cを図9に示す。第3実施形態は、上記第1実施形態に対して、フランジ172の内部に空間部174を形成し、この空間部174にパイプ175を接続したものである。
第4実施形態のEGRガスクーラ100Dを図10、図11に示す。第4実施形態は、上記第1実施形態に対して、水連通部141を複数設けると共に、水流路110Bにおいてガス連通部131の下流側にリブ111c、112cを設けたものである。図10は第4実施形態のチューブ110を示す正面図、図11は図2のB−B部に相当する部位を示すガスクーラ100Dの断面図である。
第5実施形態のEGRガスクーラ100Eを図12に示す。第5実施形態は、上記第1実施形態に対して、ガス連通部131の横断面形状を変更すると共に、ガス連通部131を複数設けるようにしたものである。図12は第5実施形態のチューブ110を示す正面図である。
第6実施形態のEGRガスクーラ100Fを図13、図14に示す。第6実施形態は、上記第1実施形態に対して、ガス連通部131にカラー190を追加したものである。
第7実施形態のEGRガスクーラ100Gを図15に示す。第7実施形態は、上記第6実施形態に対して、カラー190の形状を変更したものである。
上記第1実施形態では、凝縮水排出のために、下側連通部150および排水通路172hを設けたものとして説明したが、冷却水によるガス連通部131における温度低下を第1に考えたEGRガスクーラとするならば、上記下側通路150および排水通路172hは、廃止しても良い。
110 チューブ
110A ガス流路(内部流路)
110B 水流路(チューブ間流路)
110C 開口部
111c、112c リブ
131 ガス連通部(第1内部流路連通部)
132 ガス連通部(第2内部流路連通部)
141 水連通部(第1チューブ間流路連通部)
142 水連通部(第2チューブ間流路連通部)
150 下側連通部
172 フランジ(接続用部材)
172c 貫通孔
172h 排水通路(通路)
173 バルブ(面積調節部)
174 空間部
175 パイプ(パイプ部材)
190 カラー(筒状体)
191 開口部
Claims (22)
- 内部流路(110A)を有し、複数積層されるチューブ(110)と、
各前記チューブ(110)の互いに対向する面が前記内部流路(110A)側にへこんでおり、このへこみによって各前記チューブ(110)間に形成され、前記内部流路(110A)とは独立した流路を構成する複数のチューブ間流路(110B)と、
複数の前記内部流路(110A)同士を連通させる第1内部流路連通部(131)および第2内部流路連通部(132)と、
複数の前記チューブ間流路(110B)同士を連通させる第1チューブ間流路連通部(141)および第2チューブ間流路連通部(142)と、を備え、
内燃機関から排出される排気が、前記第1内部流路連通部(131)から流入し、複数の前記内部流路(110A)を流通し、前記第2内部流路連通部(132)から外部に流出し、また、冷却用の冷却流体が、前記第1チューブ間流路連通部(141)から流入し、複数の前記チューブ間流路(110B)を流通し、前記第2チューブ間流路連通部(142)から外部に流出し、前記排気と前記冷却流体との間で熱交換する排気熱交換装置において、
前記第1内部流路連通部(131)は、前記チューブ(110)の長手方向の端部側に設けられ、前記第1チューブ間流路連通部(141)の少なくとも一部は、前記第1内部流路連通部(131)よりも前記チューブ(110)の長手方向の先端側に設けられており、
前記チューブ(110)の積層される積層方向は、水平方向となっており、
複数の前記チューブ(110)の下側において、複数の前記内部流路(110A)同士を連通させる下側連通部(150)と、
貫通孔(172c)を有し、前記チューブ(110)の外表面に設けられて、前記貫通孔(172c)が前記第2内部流路連通部(132)に接続される接続用部材(172)と、
前記接続用部材(172)に設けられて、前記下側連通部(150)に繋がると共に、前記貫通孔(172c)の内周面に開口する通路(172h)と、を備えることを特徴とする排気熱交換装置。 - 前記第1チューブ間流路連通部(141)は、前記第1内部流路連通部(131)の外周に沿うように複数設けられたことを特徴とする請求項1に記載の排気熱交換装置。
- 前記第1内部流路連通部(131)には、複数の各内部流路(110A)に対応する複数の開口部(191)が形成された筒状体(190)が設けられており、
複数の前記開口部(191)の開口面積は、前記第1内部流路連通部(131)の前記排気の流入側から奥側に向けて順に小さくなるように形成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の排気熱交換装置。 - 前記第1内部流路連通部(131)には、複数の各内部流路(110A)に対応する複数の開口部(191)が形成された筒状体(190)が設けられており、
前記筒状体(190)内の通路の横断面積は、前記第1内部流路連通部(131)の前記排気の流入側から奥側に向けて順に小さくなるように形成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の排気熱交換装置。 - 内部流路(110A)を有し、複数積層されるチューブ(110)と、
各前記チューブ(110)の互いに対向する面が前記内部流路(110A)側にへこんでおり、このへこみによって各前記チューブ(110)間に形成され、前記内部流路(110A)とは独立した流路を構成する複数のチューブ間流路(110B)と、
複数の前記内部流路(110A)同士を連通させる第1内部流路連通部(131)および第2内部流路連通部(132)と、
複数の前記チューブ間流路(110B)同士を連通させる第1チューブ間流路連通部(141)および第2チューブ間流路連通部(142)と、を備え、
内燃機関から排出される排気が、前記第1内部流路連通部(131)から流入し、複数の前記内部流路(110A)を流通し、前記第2内部流路連通部(132)から外部に流出し、また、冷却用の冷却流体が、前記第1チューブ間流路連通部(141)から流入し、複数の前記チューブ間流路(110B)を流通し、前記第2チューブ間流路連通部(142)から外部に流出し、前記排気と前記冷却流体との間で熱交換する排気熱交換装置において、
前記第1内部流路連通部(131)は、前記チューブ(110)の長手方向の端部側に設けられ、前記第1チューブ間流路連通部(141)の少なくとも一部は、前記第1内部流路連通部(131)よりも前記チューブ(110)の長手方向の先端側に設けられており、
前記第1チューブ間流路連通部(141)は、前記第1内部流路連通部(131)の外周に沿うように複数設けられたことを特徴とする排気熱交換装置。 - 前記チューブ(110)の積層される積層方向は、水平方向となっており、
複数の前記チューブ(110)の下側において、複数の前記内部流路(110A)同士を連通させる下側連通部(150)と、
貫通孔(172c)を有し、前記チューブ(110)の外表面に設けられて、前記貫通孔(172c)が前記第2内部流路連通部(132)に接続される接続用部材(172)と、
前記接続用部材(172)に設けられて、前記下側連通部(150)に繋がると共に、前記貫通孔(172c)の内周面に開口する通路(172h)と、を備えることを特徴とする請求項5に記載の排気熱交換装置。 - 前記第1内部流路連通部(131)には、複数の各内部流路(110A)に対応する複数の開口部(191)が形成された筒状体(190)が設けられており、
複数の前記開口部(191)の開口面積は、前記第1内部流路連通部(131)の前記排気の流入側から奥側に向けて順に小さくなるように形成されたことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の排気熱交換装置。 - 前記第1内部流路連通部(131)には、複数の各内部流路(110A)に対応する複数の開口部(191)が形成された筒状体(190)が設けられており、
前記筒状体(190)内の通路の横断面積は、前記第1内部流路連通部(131)の前記排気の流入側から奥側に向けて順に小さくなるように形成されたことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の排気熱交換装置。 - 内部流路(110A)を有し、複数積層されるチューブ(110)と、
各前記チューブ(110)の互いに対向する面が前記内部流路(110A)側にへこんでおり、このへこみによって各前記チューブ(110)間に形成され、前記内部流路(110A)とは独立した流路を構成する複数のチューブ間流路(110B)と、
複数の前記内部流路(110A)同士を連通させる第1内部流路連通部(131)および第2内部流路連通部(132)と、
複数の前記チューブ間流路(110B)同士を連通させる第1チューブ間流路連通部(141)および第2チューブ間流路連通部(142)と、を備え、
内燃機関から排出される排気が、前記第1内部流路連通部(131)から流入し、複数の前記内部流路(110A)を流通し、前記第2内部流路連通部(132)から外部に流出し、また、冷却用の冷却流体が、前記第1チューブ間流路連通部(141)から流入し、複数の前記チューブ間流路(110B)を流通し、前記第2チューブ間流路連通部(142)から外部に流出し、前記排気と前記冷却流体との間で熱交換する排気熱交換装置において、
前記第1内部流路連通部(131)は、前記チューブ(110)の長手方向の端部側に設けられ、前記第1チューブ間流路連通部(141)の少なくとも一部は、前記第1内部流路連通部(131)よりも前記チューブ(110)の長手方向の先端側に設けられており、
前記第1内部流路連通部(131)には、複数の各内部流路(110A)に対応する複数の開口部(191)が形成された筒状体(190)が設けられており、
複数の前記開口部(191)の開口面積は、前記第1内部流路連通部(131)の前記排気の流入側から奥側に向けて順に小さくなるように形成されたことを特徴とする排気熱交換装置。 - 前記チューブ(110)の積層される積層方向は、水平方向となっており、
複数の前記チューブ(110)の下側において、複数の前記内部流路(110A)同士を連通させる下側連通部(150)と、
貫通孔(172c)を有し、前記チューブ(110)の外表面に設けられて、前記貫通孔(172c)が前記第2内部流路連通部(132)に接続される接続用部材(172)と、
前記接続用部材(172)に設けられて、前記下側連通部(150)に繋がると共に、前記貫通孔(172c)の内周面に開口する通路(172h)と、を備えることを特徴とする請求項9に記載の排気熱交換装置。 - 前記第1チューブ間流路連通部(141)は、前記第1内部流路連通部(131)の外周に沿うように複数設けられたことを特徴とする請求項9または請求項10に記載の排気熱交換装置。
- 内部流路(110A)を有し、複数積層されるチューブ(110)と、
各前記チューブ(110)の互いに対向する面が前記内部流路(110A)側にへこんでおり、このへこみによって各前記チューブ(110)間に形成され、前記内部流路(110A)とは独立した流路を構成する複数のチューブ間流路(110B)と、
複数の前記内部流路(110A)同士を連通させる第1内部流路連通部(131)および第2内部流路連通部(132)と、
複数の前記チューブ間流路(110B)同士を連通させる第1チューブ間流路連通部(141)および第2チューブ間流路連通部(142)と、を備え、
内燃機関から排出される排気が、前記第1内部流路連通部(131)から流入し、複数の前記内部流路(110A)を流通し、前記第2内部流路連通部(132)から外部に流出し、また、冷却用の冷却流体が、前記第1チューブ間流路連通部(141)から流入し、複数の前記チューブ間流路(110B)を流通し、前記第2チューブ間流路連通部(142)から外部に流出し、前記排気と前記冷却流体との間で熱交換する排気熱交換装置において、
前記第1内部流路連通部(131)は、前記チューブ(110)の長手方向の端部側に設けられ、前記第1チューブ間流路連通部(141)の少なくとも一部は、前記第1内部流路連通部(131)よりも前記チューブ(110)の長手方向の先端側に設けられており、
前記第1内部流路連通部(131)には、複数の各内部流路(110A)に対応する複数の開口部(191)が形成された筒状体(190)が設けられており、
前記筒状体(190)内の通路の横断面積は、前記第1内部流路連通部(131)の前記排気の流入側から奥側に向けて順に小さくなるように形成されたことを特徴とする排気熱交換装置。 - 前記チューブ(110)の積層される積層方向は、水平方向となっており、
複数の前記チューブ(110)の下側において、複数の前記内部流路(110A)同士を連通させる下側連通部(150)と、
貫通孔(172c)を有し、前記チューブ(110)の外表面に設けられて、前記貫通孔(172c)が前記第2内部流路連通部(132)に接続される接続用部材(172)と、
前記接続用部材(172)に設けられて、前記下側連通部(150)に繋がると共に、前記貫通孔(172c)の内周面に開口する通路(172h)と、を備えることを特徴とする請求項12に記載の排気熱交換装置。 - 前記第1チューブ間流路連通部(141)は、前記第1内部流路連通部(131)の外周に沿うように複数設けられたことを特徴とする請求項12または請求項13に記載の排気熱交換装置。
- 前記第2内部流路連通部(132)は、前記チューブ(110)の長手方向において前記第1内部流路連通部(131)とは反対側の端部側に設けられ、
前記第2チューブ間流路連通部(142)は、前記チューブ(110)の長手方向において前記第1チューブ間流路連通部(141)とは反対側で前記第2内部流路連通部(132)よりも先端側に設けられ、
前記第1、第2内部流路連通部(131、132)における外部開口方向、および前記第1、第2チューブ間流路連通部(141、142)における外部開口方向は、それぞれ前記チューブ(110)が積層される積層方向に対して同一の方向を向くように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項14のいずれか1つに記載の排気熱交換装置。 - 前記貫通孔(172c)内には、前記貫通孔(172c)の開口面積を調節する面積調節部(173)が設けられたことを特徴とする請求項1〜請求項4、請求項6、請求項10、請求項13のいずれか1つに記載の排気熱交換装置。
- 前記チューブ(110)の積層される積層方向は、水平方向となっており、
複数の前記チューブ(110)の下側において、複数の前記内部流路(110A)同士を連通させる下側連通部(150)と、
貫通孔(172c)を有し、前記チューブ(110)の外表面に設けられて、前記貫通孔(172c)が前記第2内部流路連通部(132)に接続される接続用部材(172)と、
前記接続用部材(172)の内部に設けられて、前記下側連通部(150)に繋がる空間部(174)と、
前記空間部(174)から、前記内燃機関において吸気あるいは前記排気が流れる流路であって前記内部流路(110A)内における前記排気の圧力よりも低圧となる流路に接続されるパイプ部材(175)とを備えることを特徴とする請求項5、請求項9、請求項12のいずれか1つに記載の排気熱交換装置。 - 複数の前記チューブ(110)の下端位置は、前記積層方向において、前記接続用部材(172)に向けて下側に傾斜していることを特徴とする請求項1〜請求項4、請求項6、請求項10、請求項13、請求項16、請求項17のいずれか1つに記載の排気熱交換装置。
- 前記チューブ間流路(110B)の前記第1内部流路連通部(131)に対する前記冷却流体の下流側には、前記チューブ(110)の長手方向に対して交差する方向に延びるリブ(111c、112c)が設けられており、
前記リブ(111c、112c)の延びる方向における中央部および両端部に開口部(110C)が形成されて、前記冷却流体が流通可能となるようにしたことを特徴とする請求項2、請求項5〜請求項8、請求項11、請求項14のいずれか1つに記載の排気熱交換装置。 - 前記第1内部流路連通部(131)の横断面形状は、前記チューブ(110)の長手方向に長軸を備える楕円形状に形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項19のいずれか1つに記載の排気熱交換装置。
- 前記第1内部流路連通部(131)は、前記チューブ(110)の長手方向に対して交差する方向に複数設けられたことを特徴とする請求項1〜請求項20のいずれか1つに記載の排気熱交換装置。
- 前記排気は、前記内燃機関の吸気側に供給される再循環用の排気であり、
前記冷却流体は、前記内燃機関を冷却する冷却水であることを特徴とする請求項1〜請求項21のいずれか1つに記載の排気熱交換装置。
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