JP5508736B2 - 減容機 - Google Patents

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Description

この発明は、減容機に関し、特に、回収された車両用のバンパーなどの樹脂成形体たる被減容材を減容処理してトラックを利用するなどの移送効率を良くする減容機に関する。
回収された樹脂成形体を資源として再利用する際には、たとえば、特許文献1に開示の破砕機が利用されて、その樹脂成形体が再利用可能な状態に破砕されるが、その際には、再利用可能な状態となった樹脂成形体の品質確保のため、異なる素材どうしが混在せず、同一素材のみでの処理が必要であり、その樹脂成形体を形成する素材毎に分別されることが肝要となる。
たとえば、車両から取り外されて回収される樹脂成形体たる車両用のバンパーは、いわゆる車両メーカー毎やその製造時期によって異なる素材で形成されるから、素材毎に分別されて破砕作業が実践されることが肝要になる。
特開2003‐135989公報(明細書中の段落0001,同0016,同0017,図1,図2参照)
しかしながら、上記した特許文献1に開示の提案にあっては、樹脂成形体たるバンパーの破砕を実践できる点で基本的に不具合がある訳ではないが、利用の実際を勘案すると、些かの不具合を招く。
すなわち、上記した破砕機を利用する破砕作業を、たとえば、専門工場などで行う場合、その専門工場などに異なる素材ごとの破砕機を用意するのはもちろんだが、車両から取り外されて回収されるバンパーをその専門工場などへ移送することが必須になる。
このとき、車両から取り外されて回収されるバンパーは、多くの場合に、そのままの形状、すなわち、複雑な立体形状を呈しているから、これを集めてトラックなどで移送するとなると、いわゆる嵩張って移送効率が悪くなる。
そこで、回収されたバンパーの移送効率を良くするために、バンパーの容積を少なくする、すなわち、樹脂成形体たる被減容材を減容処理することが望まれるが、これまでに、この減容処理に向く減容機の提案がないのが実情である。
ちなみに、被減容材に対する減容処理を回避するために、被減容材の回収現場で被減容材を素材毎に破砕するとの提案は、被減容材の回収現場に複数の破砕機を用意する必要があることから、実現可能性に欠けると言い得る。
この発明は、このような現状を鑑みて創案されたもので、その目的とするところは、樹脂成形体たる被減容材を減容処理してトラックなどによる移送効率を良くし、その汎用性の向上を期待するのに最適となる減容機を提供することである。
上記した目的を達成するために、本発明の課題解決手段は、屈曲部を有する被減容材を減容する減容機であって、第1回転軸を中心にして回転する上方回転体と、上記上方回転体よりも下方に設けられて上記上方回転体との間に隙間を形成して、第2回転軸を中心にして回転する下方回転体とを有し、上記隙間に上記被減容材を通過させて上記被減容材を圧延して減容体を成形する圧延手段と、上記圧延手段によって成形された減容体を所定の搬送方向に搬送する搬送手段とを備え、上記圧延手段が上記搬送方向側に傾倒した状態で、上記第1回転軸が上記搬送方向に対して下流側に設けられ、上記第2回転軸が上記搬送方向に対して上流側に設けられることを特徴とする。
そして、より具体的には、たとえば、上記の上方回転体および下方回転体が上記の隙間を零mmから3mmの間に保ちながら互いに反対方向に回転されてなるとし、また、上記の上方回転体および下方回転体の一方が外周に型刃を有するのに対して他方が外周に型刃を有せずしてなるとする。
それゆえ、この発明にあっては、樹脂成形体たる被減容材を圧延手段で圧延して減容体にするから、被減容材が複雑な立体形状を呈していても、圧延されてほぼ板状に減容処理され、この減容体を搬送手段で搬送するから、搬送先たる搬送手段の外に減容体を積層状態に集積し得る。
このとき、樹脂成形体たる被減容材は、その素材表示を有しているが、圧延されてほぼ板状に減容処理されるだけだから、減容体において素材表示が滅失されず、爾後の素材毎の破砕作業のための選別を妨げない。
そして、圧延手段が搬送手段側に傾倒されて圧延手段における被減容材を受け容れる上方回転体と下方回転体との間となる隙間を圧延手段の手前側で斜め上方に対向させるから、この隙間が圧延手段の真上に対向される場合に比較して、圧延される前の複雑な立体形状を呈している被減容材の作業者による圧延手段への供給作業を容易にする。
また、この発明にあっては、たとえば、上方回転体および下方回転体が隙間を零mmから3mmの間に保ちながら互いに反対方向に回転されるとき、被減容材の破砕を伴わない効果的な圧延が可能になり、上記した素材表示の滅失を回避しながら、減容体を搬送手段側に排出し得る。
そして、上方回転体および下方回転体の一方が外周に型刃を有するとき、この型刃を有する回転体の圧延される被減容材に対する滑り抵抗が大きくなり、被減容材の搬送手段に向けての排出が可能になる。
その一方で、被減容材たる樹脂成形体からなるバンパーは、車載時に外部に露呈されない内側に補強リブや連結部などのいわゆる突起部を多く有するが、これらの突起部が型刃で効果的に潰され、その状態下に被減容材が圧延されて減容処理されることで、好ましいほぼ板状の減容体になる。
この発明による減容機を示す概略立面図である。 圧延手段における上方回転体および下方回転体を示す概略斜視図である。 下方回転体の外周に形成の型刃を示す線図である 他の実施形態の型刃を図3と同様に示す図である 型刃の断面を示す線図である。
以下に、図示した実施形態に基づいて、この発明を説明するが、この発明による減容機は、図1に示すように、基本的には、圧延手段1と、搬送手段2とを有してなり、図示する実施形態では、さらに、ストッカー手段3を有してなる。
そして、この減容機は、作業者の手作業で供給される樹脂成形体たる被減容材W、すなわち、図示するところでは、車両から取り外されたバンパーを圧延手段1でほぼ板状に圧延して減容体W1にし、この減容体W1を搬送手段2で搬送して、この搬送手段2の外たる所定の場所に放出する。
このとき、搬送手段2の外にストッカー手段3が近隣されるときには、上記の多数となる減容体W1がこのストッカー手段3によって積層状態に集荷される。
なお、この発明の減容機は、これが専門工場の屋内や屋外に設けられても良いが、前記したように、車両から取り外されたバンパーたる被減容材Wをその専門工場まで移送する際に、いわゆる嵩張って、移送効率を悪くする。
このことを鑑みると、この減容機がトラックなどの駆動構造の車両における荷台に積載され、あるいは、トレーラーなどの牽引構造の車両における荷台に積載されて移動可能とされ、被減容材Wたる車両から取り外されたバンパーが集積されるいわゆる現場に出向できるように設定されるのが好ましいであろう。
この減容機がトラックなどの荷台に積載される場合に、ストッカー手段3が併せてその荷台に積載されても良く、また、別の車両の荷台に積載されても良い。
以下に詳述すると、先ず、圧延手段1は、第1回転軸11aと第2回転軸12aとをそれぞれ中心に回転する上方回転体11および下方回転体12を有してロール構造を形成し、この上方回転体11と下方回転体12との間に出現する隙間を通過させて樹脂成形体からなるバンパーたる被減容材Wを圧延してほぼ板状を呈する減容体W1にする。
そのため、この圧延手段1にあっては、基本的には、上方回転体11および下方回転体12の各回転軸11a,12aが同一方向たる水平方向に延在されてなる(図2参照)が、具体的には、上方回転体11および下方回転体12における各回転軸11a,12aが後述する搬送手段2における搬送方向たる軸線方向を横切る水平方向に延在される。
そして、圧延手段1が搬送方向側に傾倒し、第1回転軸11aが搬送方向に対して下流側に設けられ、第2回転軸12aが搬送方向に対して上流側に設けられている。
その結果、圧延手段1から排出される圧延済みの被減容材たる減容体W1がそのまま、すなわち、圧延手段1から連続するように、搬送手段2に向けて排出されるとき、搬送手段2がこれをその搬送方向たる軸線方向に滞りなく受け容れる。
ちなみに、ここで言う各回転軸11a,12aを延在させる水平方向とは、厳密な水平を言うのではなく、仮に、被減容材Wが制限されない状態で回転体、たとえば、下方回転体12上に載置されるとき、この被減容材Wが下方回転体12に沿っていわゆる横滑り状態に移動し得ない程度に傾斜する場合を含む。
ところで、この発明における減容機にあっては、上方回転体11における回転軸11aが下方回転体12における回転軸12aの上方で搬送手段2寄りに偏芯されてこの圧延手段1が搬送手段2側に傾倒されてなる。
その結果、圧延手段1において、被減容材Wを受け容れる、すなわち、挿し込ませる上方回転体11と下方回転体12との間となる隙間(図示せず)が圧延手段1の手前側で斜め上方に対向する。
それゆえ、圧延手段1において、上方回転体11の回転軸11aと下方回転体12の回転軸12aとが水平方向に並列され、したがって、上方回転体11と下方回転体12との間となる隙間が圧延手段1の真上に対向する場合に比較して、圧延される前の複雑な立体形状を呈している被減容材Wの作業者の手作業による圧延手段1への供給作業が容易になる。
つまり、上方回転体11と下方回転体12との間となる隙間が圧延手段1の真上に対向する場合には、被減容材Wの言わば上端側を上記の隙間に挿し込む作業者は、被減容材Wを頭上に高く掲げた状態で挿し込み動作を実践することになり、いたずらに作業性を低下させる。
このことからすれば、上方回転体11と下方回転体12との間となる隙間が圧延手段1の手前側で斜め上方に対向することは、作業者の手作業による圧延手段1への被減容材Wの供給作業を容易にする。
ところで、上記の隙間が圧延手段1の手前側で斜め上方に対向することに関しては、上方回転体11と下方回転体12との間で見る限りには、必ずしも、上方回転体11における回転軸11aが下方回転体12における回転軸12aの上方で搬送手段2寄りに偏芯している必要は無いとも言い得る。
すなわち、図示するところでは、上方回転体11および下方回転体12は、フレーム13に各回転軸11a,12aが枢支されて保持されるが、このとき、フレーム13にあって、上方回転体11の回転軸11aと下方回転体12の回転軸12aは、上下となる位置関係下に保持されている。
そして、図示するところでは、フレーム13が基台B1上に複数となる異形状の補正台B1aの利用下に載置されており、このとき、フレーム13自体が補正台B1aの利用で上端を搬送手段2寄りに傾けられている。
その結果、この状態下に上方回転体11および下方回転体12だけを看る限りには、上方回転体11における回転軸11aが下方回転体12における回転軸12aの上方で搬送手段2寄りに偏芯している状態になり、上方回転体11と下方回転体12との間となる隙間を圧延手段1の手前側で斜め上方に対向させることになる。
以上からすると、上方回転体11および下方回転体12は、フレーム13にあって各回転軸11a,12aが上下となる位置関係で枢支されて良く、この場合には、図示しないが、フレーム13を上記した補正台B1aの利用で圧延手段1の手前側に傾倒させることで、上方回転体11と下方回転体12との間となる隙間を圧延手段1の手前側で斜め下方に対向させることが可能になる。
そして、この上方回転体11と下方回転体12との間となる隙間を圧延手段1の手前側で斜め下方に対向させる場合にあっては、作業者が被減容材Wの言わば下端側を上方回転体11と下方回転体12との間となる隙間に挿し込むことが可能になり、同じく作業者の手作業による圧延手段1への被減容材Wの供給作業を容易にし得る。
一方、この発明における上方回転体11および下方回転体12の具体的な構成について以下に少し説明するが、図示するところでは、上方回転体11に対して下方回転体12が大径に形成されている。
しかし、この発明が意図するところからすると、上方回転体11および下方回転体12間において径を異ならしめる必要性はないが、たとえば、後述するように、一方の回転体たる下方回転体12を駆動回転体とすると共に他方の回転体たる上方回転体11を従動回転体とする場合には、上方回転体11と下方回転体12との間に径の差を設けて、たとえば、減容機における重量の低減化に寄与するとしても良い。
また、上方回転体11および下方回転体12は、基本的には、いわゆるローラー状に形成されるが、後述するように、外周に型刃12bを有する下方回転体12にあっては、ローラーとして利用されるときにローラーの態様を呈していれば足りる。
すなわち、外周に型刃12bを有するローラーたる下方回転体12をいわゆる一本物に形成する場合には、型刃12bの形成に手間を要して部品コストの高騰化を招き易くなる危惧があると共に、型刃12bが部分的に破壊したり磨耗したりする場合には、全体の交換が必要になる不具合がある。
それに対して、図示しないが、適宜の肉厚の円板状に形成された構成材の外周に任意形状のリブを設けるようにして上記の型刃12bを形成する場合には、複数枚の円板状の構成材を隣接させて連結することでローラー状の態様にでき、また、型刃12bの部分的な破壊や磨耗に対処するためには選択された円板状の構成材を交換することで足りることになる。
そこで、このような観点から、特に、図示する下方回転体12にあっては、複数枚の円板状の構成材を隣接させて連結することでローラーの態様を呈するようにするが、上記した危惧や不具合を看過できるのであれば、この下方回転体12も上方回転体11と同様に一本物のローラーからなるとしても良い。
このような前提の下に、まず、上方回転体11および下方回転体12は、両者間に形成される隙間を零mmから3mmの間に保ちながら互いに反対方向に回転される。
この上記の隙間を零mmから3mmの間に保つことについてだが、出願人が確認したところでは、隙間が零mmであっても、標準的な形状の被減容材Wが両者間を通過する際には、機械歪に起因するらしく、両者間に隙間が出現して、被減容材Wの通過が許容された。
その一方で、上記の隙間を3mm以上にする場合には、同じく標準的な形状の被減容材Wが両者間を通過する際の機械歪に起因するらしく、圧延が不十分になり、したがって、被減容材Wが具有する復元力で好ましいほぼ板状に圧延されないことが確認された。
以上からして、上方回転体11および下方回転体12が隙間を零mmから3mmの間に保ちながら互いに反対方向に回転されることで、被減容材Wの破砕を伴わないほぼ板状に減容処理する効果的な圧延が可能になり、被減容材Wにおける素材表示の滅失を回避しながら、減容処理された圧延済の被減容材たる減容体W1を搬送手段2側に排出し得る。
ちなみに、上方回転体11と下方回転体12との間の隙間を零mmから3mmの間に保つ方策については、周知の機構や構造が利用されることで足りる。
つぎに、この発明の上方回転体11および下方回転体12にあっては、基本的には、いずれか一方が外周に型刃を有するのに対して、いずれか他方が外周に型刃を有せずしてなる。
そして、この実施形態では、図2乃至図3に示すように、下方回転体12が外周に型刃12bを有し、上方回転体11が外周に型刃を有せずして、外周面を平滑にする単なるローラーからなる。
このように、一方、すなわち、下方回転体12が型刃12bを有する場合には、この型刃を外周に有しない上方回転体11に比較して、圧延される被減容材Wに対する滑り抵抗が大きくなり、減容体W1の搬送手段2に向けての円滑な排出を可能にする。
また、被減容材Wたる樹脂成形体からなるバンパーは、詳しくは図示しないが、車載時に外部に露呈されない内側に補強リブや連結部などの種々の形状となるいわゆる突起部を多く有する。
そこで、被減容材Wを圧延して好ましいほぼ板状に減容処理するについては、上記の突起部が効果的に潰され、その状態下に被減容材Wが圧延されて減容処理されるのが好ましいことになり、これを実現するのが上記の型刃12bとなる。
ところで、下方回転体12は、外周に型刃12bを有して減容体W1の搬送手段2に向けての円滑な排出を可能にするから、上方回転体11が単なるローラーからなる限りには、上方回転体11と下方回転体12とを互いに同方向に回転させても良いと言い得るが、それによる好ましい効果が得られないことと、そうまでする必要性がないことからすれば、実施可能性が低い提案と言い得る。
一方、図示する実施形態にあって、上記のように機能する型刃を有するのが下方回転体12とされるのは、前記したようにこの圧延手段1が搬送手段2側に傾倒するところに起因する。
すなわち、この圧延手段1にあっては、前記したように、上方回転体11と下方回転体12との間となる隙間が圧延手段1の手前側で斜め上方に対向するとしている。
その結果、作業者は、図1に示すように被減容材Wたるバンパーの内側を圧延手段1に向けた状態でバンパーの上端を上記の隙間に挿し込むようにして圧延手段1への被減容材Wの供給作業をする。
このことから、圧延手段1にあっては、バンパーの内側が下方回転体12の外周に対向し接触することになり、したがって、バンパーの内側に有するリブや連結部などの突起部を効果的に変形させ、また、減容体W1の搬送手段2への円滑な排出を実現するために下方回転体12が型刃12bを有することになり、これが有効になる。
ちなみに、出願人が確認したところでは、上記のような態勢で被減容材Wたるバンパーを挿し込み操作する場合に、下方回転体12が外周に型刃12bを有せずして上方回転体11が外周に型刃を有するとする場合には、上記したバンパーの内側にある突起部が効果的に変形されなかった。
また、下方回転体12だけでなく上方回転体11に下方回転体12と同様の型刃を形成する場合には、上方回転体と11下方回転体12との間の隙間から排出される減容体W1がバタついたり、型刃同士の照合が巧くいかず減容体W1に破断が発現されたりする不具合が確認された。
さらに、圧延手段1にバンパーを供給する際には、前記したように、被減容材Wたるバンパーの内側を圧延手段1に向けた状態でバンパーの上端を上方回転体11と下方回転対12との間の隙間に挿し込むことと、また、下方回転体12が型刃12bを有することもあって、圧延されて減容処理された減容体W1は、下方に曲がる傾向、すなわち、下方回転体12の外周に巻き付く傾向がある。
そこで、図示する実施形態では、上記の隙間から排出される減容体W1の下方回転体12の外周への巻き付きを阻止するスクレーパー14(図1参照)を配設するとし、このスクレーパー14が上端を上方回転体11と下方回転体12との間に出現する隙間に近隣させてなる。
ちなみに、このスクレーパー14の配設は、絶対的なものではなく、上記の減容体W1にいわゆる巻き癖が発現されない限りにおいては、その配設が省略されても良い。
さらに、この発明の上方回転体11および下方回転体12にあっては、基本的には、いずれか一方が駆動回転体とされるのに対して、いずれか他方が従動回転体とされてなる、すなわち、図示する実施形態では、下方回転体12が駆動回転体とされるのに対して、上方回転体11が従動回転体とされている。
このように、一方たる下方回転体12が駆動回転体とされると共に、他方たる上方回転体11が従動回転体とされることで、上方回転体11および下方回転体12の両方を駆動する場合に比較して駆動機構15(図1参照)の構成の簡素化が可能になる。
ところで、前記した型刃12bの形状についてだが、前記した滑り抵抗を大きくし、また、突起部の効果的な潰し作業を可能にする限りには、任意に構成されて良い。
図3および図4は、上記の型刃12bの実施形態を部分的に示す展開図で、説明の都合上、型刃12bを線図で示すが、図2に示すところは、図3(A)に示すように、一枚となる円板状の構成材の外周に菱形あるいは傾斜する十字状と認識できる型刃12bが連続形成されてなる。
この図3(A)に示す実施形態の場合には、型刃12bのいわゆる目が細かくなるので、被減容材Wをこの下方回転体12を有する圧延手段1で圧延するについてより板状に減容処理することが可能になるであろう。
それに対して、この図3(A)に示す実施形態の場合には、型刃12bのいわゆる目が細かいがゆえに、この型刃12bを有する下方回転体12を備える圧延手段1で被減容材Wを圧延するときには、減容体W1に破断が発現されることも危惧される。
そこで、型刃12bのいわゆる目が細かいがゆえに、減容体W1における破断が危惧される場合には、図3(B)に示す実施形態ように、菱形あるいは傾斜する十字状と認識できる型刃12bが一枚の円板状の構成材における外周に形成されるのではなく、隣接する円板状の構成材における外周との間で形成されるとしても良い。
そして、型刃12bが菱形あるいは傾斜する十字状を呈しあるいは形成する場合には、鋭角な角部が形成されるので、同じく減容体W1における破断を危惧する場合には、図3(C)に示す実施形態のように、角部を有しない連続する丸波形の型刃12bが利用されるのが良い。
そしてまた、型刃12bが角部を有せずして丸みを帯びるようにすることで、圧延時の被減容材Wにおける破断が危惧されなくなるとの観点からすれば、図4(A)に示す実施形態のように、型刃12bが円形とされても良い。
さらに、図4(B)に示す実施形態にあっては、前記した図3(C)に示す実施形態にあって、型刃12bが連続する丸波形とされたのに代えて、連続する角波形の型刃12bとされてなる。
ただ、このとき、前記した図3(B)の実施形態にように、角部が突合せ状態になることで、圧延時の被減容材Wにおける破断が危惧され易くなるのであれば、隣接する型刃12bとの間で角部の突合せ状態を現出させないように位置ずれさせるのが好ましいであろう。
図4(C)に示す実施形態にあっては、円板状の構成材における外周に延周方向の適宜の間隔で回転方向に直交する直線リブからなる型刃12bが形成されてなるとする。
この実施形態の場合には、円板状の構成材における外周への型刃12bの形成が容易となり、たとえば、部品コストの低減化に寄与し、また、隣接する円板状の構成材との間で、型刃12bの位置を選択し、好ましい圧延効果を得ることが可能になる。
ただし、出願人が確認したところでは、隣接する円板状の構成材との間で型刃12bが直列したり、あるいは、直列に近いほどに接近したりするのは、圧延時の被減容材Wにおける破断が招来され易くなったり、また、回転方向の型刃12bとの間隔がいたずらに大きくなる場合には、好ましい圧延効果が得られなかった。
以上のように、下方回転体12の外周に形成される型刃12bについては、図示する以外の任意形状のものも選択できるが、型刃12bの断面形状については、たとえば、図5に示す実施形態を提案できる。
まず、図5(A)には、型刃12bの断面を図中左から、半球形、矩形、台形および三角形とする実施形態を示すが、これらの断面形状は、たとえば、被減容材Wが圧延されて減容体W1とされるとき、たとえば、圧延後の内側面に筋目を積極的に出現させたいような場合の利用に、随時任意の断面形状が選択される。
そして、その場合に、上記の断面形状が単独で利用されても良く、また、混在されて利用されても良いが、特に、断面形状が三角形とされる場合には、図5(B)に示す実施形態のように、直角三角形の断面とされて、しかも、図中左側に示すように、図中で左向きとなる回転方向に垂直面を位置決める場合と、図中右に示すように、図中で右向きとなる反回転方向に垂直面を位置決める場合とを適宜に選択することで、上記の筋目の形成を効果的に実践し得る。
また、上記の筋目を二重線などの複数線にするについては、図5(C)に示す実施形態のように、複数の凸部を有したり、多段構成とされたりするのが良い。
以上のように、圧延手段1が形成されるのに対して、搬送手段2は、圧延手段1によって減容処理された圧延済みの被減容材、すなわち、ほぼ板状に圧延された減容体W1を受け容れる基端側に対してこの減容体W1を外に放出する先端側を高くする登り勾配を有すると共に、上記の基端側が上方回転体11と下方回転体12との間に出現する隙間の高さ位置より低く位置決められている。
まず、この搬送手段2は、図示しない駆動機構で移動される同じく図示しない無限帯を有するベルトコンベアからなり、同じく図示しないが、好ましくは無限帯の表面にリブを有して減容体W1に対する滑り抵抗を大きくして、搬送効果を向上させるのが好ましい。
そして、この搬送手段2を構成するベルトコンベアは、専用の基台B2の上端に載置されて上記の登り勾配を具現化させると共に、基端側が上方回転体11と下方回転体12との間の隙間高さより低く位置決められるようにしている。
つぎに、この搬送手段2にあっては、先端側を基端側より高くする登り勾配を有してなるが、これは、後述するストッカー手段3の構成に起因することであり、したがって、このストッカー手段3が関与しない限りには、上記した登り勾配を有しなくても良く、また、逆に下り勾配を有するように設定されても良い。
そして、この搬送手段2が下り勾配を有する場合には、減容体W1のこの搬送手段2の外への放出が容易になるから、上記した無限帯が表面にリブを有しない平ベルトからなるとして、コストの低減化に寄与させても良い。
そしてまた、前記した圧延手段1で減容処理された減容体1は、先端を下降気味にして圧延手段1から排出されるから、この搬送手段2における基端側は、上方回転体11と下方回転体12との間の隙間の高さ位置より下方になるのが好ましく、これによって圧延手段1から排出される減容体W1が円滑に搬送手段2側に受け容れられる。
なお、上記の搬送手段2たるベルトコンベアは、所定の高さ位置に所定の態勢で配在されるべく、上端面を傾斜面にする基台B2上に載置されているが、この基台B2の上端面が水平面とされ、この上端など有するジャッキ等の昇降機構で搬送手段2におけるの登り勾配などが具現化されても良い。
ストッカー手段3は、上記した搬送手段2における先端を近隣させて、搬送手段2の先端からの外に放出される減容体W1を積層収容するもので、これを装備することで、爾後の取扱を容易にすることを目的にしている。
すなわち、まず、このストッカー手段3は、所定の機械的強度を有するフレーム構造に形成されて軽量化が図られた枠体31を有し、この枠体31の内側に減容体W1を落下させて収容させるように形成されている。
そして、このストッカー手段3にあっては、枠体31の上端にこの枠体31の上端開口を跨ぐように載置されて、外力が作用するときに、すなわち、搬送手段2を構成するベルトコンベア上にあって移動する減容体W1で押されるときに、枠体31の上端で後退するように移動するスライダー32を有している。
その一方で、このスライダー32が移動する枠体31の上端は、搬送手段2側を低くするに対して反対側を高くする登り勾配を有し、反対側に移動したスライダー32に作用する外力が解除される場合には、その勾配と自重で、このスライダー32が自動的に搬送手段2側に戻り得るとしている。
それゆえ、このストッカー手段3にあっては、搬送手段2から搬送されてくる減容体W1をスライダー32が受け止めると共に、このスライダー32が減容体W1の進出を許容するように上記の勾配を登りながら後退する。
そして、スライダー32が減容体W1の長さ分後退し、その結果、減容体W1が先端をこのスライダ−32に預けたまま後端が搬送手段2を構成するベルトコンベアから外されて落下することで、先端もスライダー32から外れて枠体31内に落下して収容される。
そして、このストッカー手段3を構成する枠体31内に複数本の減容体W1が積層収容されると、減容体W1が完全な板状になっていないから、言わば膨らんだ状態で枠体31内に収容される。
そこで、図示しないが、枠体31の上方に臨まれるプレス手段によって、複数枚の減容体W1を圧縮された状態にし、したがって、この状態下にバンドを掛け回すなどして圧縮状態に保持し、この状態のまま、たとえば、トラックなどに積載して専門工場に移送する。
その結果、図示する減容機にあっては、回収された車両用のバンパーなどの樹脂成形体たる被減容材Wを減容処理してほぼ板状の減容体W1にし、トラックを利用するなどの移送効率を良くすることが可能になる。
そして、圧延されてほぼ板状に減容処理された減容体W1において素材表示が滅失されず、したがって、専門工場で実践される爾後の素材毎の破砕作業のための選別を妨げない。
前記したところは、この発明の減容機がメーカーごとで異なった素材で形成されることがある樹脂成形体たる車両から取り外されたバンパーを被減容材Wとして減容処理される場合を例にして説明したが、この発明の意図するところからすれば、樹脂成形体である限りには、バンパーに限られずに、その他の被減容材Wの減容処理への利用が可能になり、その作用効果も異ならない。
回収された車両用のバンパーなどの樹脂成形体たる被減容材を減容処理してトラックを利用するなどの移送効率を良くするのに向く。
1 圧延手段
2 搬送手段
3 ストッカー手段
11 上方回転体
11a,12a 回転軸
12 下方回転体
12b 型刃
W 被減容材
W1 減容体

Claims (9)

  1. 屈曲部を有する被減容材を減容する減容機であって、
    第1回転軸を中心にして回転する上方回転体と、上記上方回転体よりも下方に設けられて上記上方回転体との間に隙間を形成して、第2回転軸を中心にして回転する下方回転体とを有し、上記隙間に上記被減容材を通過させて上記被減容材を圧延して減容体を成形する圧延手段と、
    上記圧延手段によって成形された減容体を所定の搬送方向に搬送する搬送手段とを備え、
    上記圧延手段が上記搬送方向側に傾倒した状態で、上記第1回転軸が上記搬送方向に対して下流側に設けられ、上記第2回転軸が上記搬送方向に対して上流側に設けられることを特徴とする減容機。
  2. 上記の上方回転体および下方回転体が上記の隙間を零mmから3mmの間に保ちながら互いに反対方向に回転されてなる請求項1に記載の減容機。
  3. 上記の上方回転体および下方回転体の一方が外周に型刃を有するのに対して他方が外周に型刃を有せずしてなる請求項1または請求項2に記載の減容機。
  4. 上記の上方回転体および下方回転体の一方が駆動回転体とされるのに対して他方が従動回転体とされてなる請求項1,請求項2または請求項3に記載の減容機。
  5. 上記の搬送手段が上記の減容体を受け容れる基端側に対してこの減容体を外に放出する先端側を高くする登り勾配を有すると共に、上記の基端側が上記の上方回転体と下方回転体との間に出現する隙間の高さ位置より低く位置決められてなる請求項1,請求項2,請求項3または請求項4に記載の減容機。
  6. 上記の下方回転体の外周にスクレーパーが近隣されると共に、このスクレーパーの上端が上記の上方回転体と下方回転体との間に出現する隙間に近隣されてなる請求項1,請求項2,請求項3,請求項4または請求項5に記載の減容機。
  7. 上記の搬送手段が駆動機構で移動される無限帯を有するベルトコンベアからなる請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,請求項5または請求項6に記載の減容機。
  8. 上記の搬送手段における先端がこの搬送手段の外に放出される上記の減容体を積層収容するストッカー手段に近隣されてなる請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,請求項5,請求項6または請求項7に記載の減容機。
  9. 上記の圧延手段および搬送手段が自走構造車の車両における荷台に、あるいは、牽引構造車の車両における荷台に配備されてなる請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,請求項5,請求項6,請求項7または請求項8に記載の減容機。
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