JP5508222B2 - ソフトウェア選択支援プログラム、ソフトウェア選択支援装置、及びソフトウェア選択支援方法 - Google Patents
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Description
<概要>
図1は、第1実施形態に係るソフトウェア選択支援システム1の構成図である。
ソフトウェア選択支援システム1は、ソフトウェア選択支援装置としてのPC100、及びWebサーバ101を備えて構成され、PC100、及びWebサーバ101は、ネットワーク102を介して接続される。
第1実施形態に係るPC(ソフトウェア選択支援装置)100は、補助記憶装置202に格納される図示しないソフトウェア運用支援プログラム(ソフトウェア選択支援プログラム)を制御装置20に読み込ませて実行することで、以下の処理を行う。
ユーザは、入出力装置207に表示されたソフトウェア名の一覧の中から任意の一つを入力部を介して選択し、PC100は、選択されたソフトウェアのインストール、起動、パッケージ生成等を行う。以下、ソフトウェア選択支援システム1の各構成装置について図1を参照して説明する。
PC(ソフトウェア選択支援装置)100は、ソフトウェアを実行可能な情報処理装置である。PC100は、制御装置20、補助記憶装置202、インタフェース装置(以下、省略して「IF装置」と呼ぶときがある)206、入出力装置207、及びメディア制御装置209を備えている。なお、外部記憶メディア208は、メディア制御装置209に挿入され、PC100の外部記憶装置として動作する。以下、PC100が備える各装置を説明する。
制御装置20は、CPU(Central Processing Unit)200、メモリ装置201、インタフェースコントローラ203(以下、省略して「IFコントローラ203」と呼ぶときがある)、入出力コントローラ204、及び外部記憶コントローラ205を含んで構成される。それぞれの装置は、システムバス210を介して通信する。
IFコントローラ203、入出力コントローラ204、及び外部記憶コントローラは、例えば、サウスブリッジの役割を担うチップセットである。IFコントローラ203は、ネットワーク102と接続するIF装置206を制御する。入出力コントローラ204は、入出力装置207を制御する。外部記憶コントローラ205は、外部記憶メディア208を制御する。
補助記憶装置202は、電源が切れてもデータを保持する不揮発性記憶装置であって、例えばHDD(Hard Disk Drive)によって構成されている。補助記憶装置202には、ソフトウェア運用支援プログラム(図示せず)、ソフトウェア(図示せず)、ソフトウェア名やソフトウェアの説明文等を含むソフトウェアの情報(図示せず)、データベース308(図2参照)に格納されるソフトウェア情報40(図3参照)等が記憶される。
ソフトウェアの情報(図示せず)は、例えばReadme.txt等のファイルに格納され、ソフトウェア名、ソフトウェアの説明文等が含まれる。ここで、ソフトウェア名には、ソフトウェアを一意に特定できる文字列が付加されている。例えば、検索するソフトウェア名には共通する文字列が付加される。ソフトウェアの情報は、OS(Operating System)316(図2参照)を用いてソフトウェアが補助記憶装置202にインストールされる際に、補助記憶装置202に同時に格納される。
ソフトウェア情報40の詳細は後記する。
IF装置206は、例えば、LAN用のアダプタ装置、モデム、ISDN通信回線用のTA等であって、Webサーバ101とデータの送受信を行う装置である。
入出力装置207は、説明の便宜上、入力装置と出力装置を合わせて表記したものであり、データの入出力を行う装置である。入力部としての入力装置は、例えば、キーボード、マウス等が該当する。表示部としての出力装置は、ディスプレイ等が該当する。
外部記憶メディア208は、例えば、CD(Compact Disc)、FD(Flexible Disc)、USBメモリ等である。外部記憶メディア208は、メディア制御装置209に挿入、又はメディア制御装置209を介してPC100に接続される。メディア制御装置209は、例えば、光ディスクドライブ、磁気ディスクドライブ、USBポート等である。
Webサーバ101は、ソフトウェアを配信するサーバであり、PC100から送信された情報に基づいて格納されたデータベースを検索し、その結果を返信できる情報処理装置である。Webサーバ101には、ソフトウェア(図示せず)、ソフトウェアの情報(図示せず)が記憶される。Webサーバ101に記憶されるソフトウェア、及びソフトウェアの情報は、補助記憶装置202に記憶されるものと基本的に同様である。違いとして、補助記憶装置202に格納されるソフトウェアのうち、検索するソフトウェアのソフトウェア名には共通する文字列が付加されていたが、Webサーバ101に格納されるソフトウェアのソフトウェア名には、共通する文字列を付加しなくてもよい。その代わりに、Webサーバ101のアドレスを、補助記憶装置202に格納されるソフトウェア運用支援プログラム内に情報として持つようにする。例えば、ソフトウェア運用支援プログラムをPC100にインストールする際に、あらかじめ設定する。
(概要)
図2は、第1実施形態に係るソフトウェア選択支援装置の機能構成図である。
PC(ソフトウェア選択支援装置)100の補助記憶装置202は、データベース308、及びPC状態記憶部311を記憶する。
PC(ソフトウェア選択支援装置)100の制御装置20は、イベント検知部301、PC状態取得部302、PC内検索部303、外部記憶メディア検索部304、Webデータ検索部305、データベース検索部306、データベース更新部307、取得情報記憶部309、表示情報格納部310、インストール部312、起動部313、パッケージ生成部314、画面表示制御部315、及びOS316を備える。
(データベース)
図3は、第1実施形態に係るソフトウェア選択支援装置(PC100)の記憶装置202に記憶されるデータベースのデータ構成図である。
図3に示すように、データベース308には、ソフトウェア情報40として、ID400、ソフトウェア名401、説明文パス402、変更点パス403、実行パス404、アップデートパス405、Webパス406、バージョン407、アップデートバージョン408、及びメディア名409が格納されている。データベース308は、PC100の電源がOFFになっても情報を保持する。
PC状態記憶部311(図2参照)は、該当メディア挿入有無と、該当メディア名と、オンライン/オフラインの情報とを格納する。また、PC状態記憶部311は、Webサーバ101のアドレスを格納するようにしてもよい。PC状態記憶部311は、PC100の電源がOFFになっても情報を保持する。
図2に示す制御装置20内の機能は、図示しないソフトウェア運用支援プログラムが制御装置20に読み込まれて実行されることで実現される。
(イベント検知部)
イベント検知部301は、ユーザ操作によるイベント(入出力装置207の画面上のボタンクリックなど)の検知を行い、データベース検索部306、インストール部312、起動部313、パッケージ生成部314、及び画面表示制御部315への処理実行の命令を出す。
PC状態取得部302は、OS316を監視することにより、PC100の環境を監視する。環境に変化があった場合に補助記憶装置202のPC状態記憶部311にPC100の環境情報のデータを格納し、PC内検索部303や外部記憶メディア検索部304、Webデータ検索部305への処理実行の命令を出す。PC100の環境とは、PC100へのインストール済みソフトウェアの状況、外部記憶メディア208(図1参照)の挿入状況、ネットワーク102(図1参照)への接続状況等である。
PC状態取得部302は、PC100にソフトウェアがインストール(又はアンインストール)された場合に、PC内検索部303に処理実行の命令を出す。
PC状態取得部302は、外部記憶メディア208がメディア制御装置209(図1参照)に挿入された場合に、その外部記憶メディア208が検索対象のメディアであるか(例えば、ルートにあるReadme.txtファイル内に特定の文字列が入っているか)を確認する。PC状態取得部302は、検索対象のメディアであると判断した場合に、外部記憶メディア検索部304に処理実行の命令を出し、かつ、PC状態記憶部311に該当メディア挿入済みであるとのデータを格納する。PC状態取得部302は、外部記憶メディア208が取り出された場合に、PC状態記憶部311にメディアが挿入されていないというデータを格納する。
PC状態取得部302は、ネットワークへの接続が有効になった場合に、PC状態記憶部311に格納されているWebサーバ101のアドレスにアクセスできるかを確認する。Webサーバ101のアドレスにアクセスできる場合に、PC状態取得部302は、Webデータ検索部305に処理実行の命令を出し、かつ、PC状態記憶部311にオンラインであるとのデータを格納する。PC状態取得部302は、Webサーバ101のアドレスにアクセスできない場合やネットワークへの接続が無効になった場合には、PC状態記憶部311にオフラインであるというデータを格納する。
PC内検索部303は、PC100内にインストールされたソフトウェアのソフトウェア名を取得し、ソフトウェア名に特定の文字列を含んだソフトウェアのみ、さらに詳細なソフトウェアの情報(実行ファイルパス、バージョン、説明文ファイルパスなど)を取得し、取得したソフトウェアの情報を取得情報記憶部309に格納する。PC内検索部303は、格納が終了したら、データベース検索部306へ処理実行の命令を出す。
外部記憶メディア検索部304は、外部記憶メディア208に格納されるソフトウェアの情報を取得し、取得情報記憶部309に格納する。外部記憶メディア検索部304は、格納が終了したら、データベース検索部306へ処理実行の命令を出す。
Webデータ検索部305は、PC状態記憶部311に記憶されるWebサーバ101のアドレスに基づいてWebサーバ101にアクセスし、Webサーバ101からソフトウェアの情報を取得し、取得情報記憶部309に格納する。Webデータ検索部305は、格納が終了したら、データベース検索部306へ処理実行の命令を出す。
データベース検索部306は、データベース更新制御部306A、キーワード検索部306B、及びソフトウェア名検索部306C、の3つの機能を備える。
(1)データベース更新制御部
データベース更新制御部306Aは、データベース308の情報の更新を制御する。データベース更新制御部306Aは、データベース308からソフトウェア名をキーに1つのソフトウェアの情報を検索し、データベース308から情報が取得できない場合に、取得情報記憶部309に格納されるソフトウェアの情報に基づいてソフトウェア説明ファイル(機能説明文や変更点など)の複製を生成し、データベース更新部307へ送り、データベース更新部307に処理実行の命令を出す。一方、データベース308から情報が取得できた場合に、データベース更新制御部306Aは、データベース308の情報と取得情報記憶部309の情報とを比較し、取得情報記憶部309の情報のバージョンが高いときには、取得情報記憶部309の情報でデータベース308を更新する。データベース更新制御部306Aは、データベース308を更新する場合に、取得情報記憶部309の情報をデータベース更新部307へ送り、データベース更新部307に処理実行の命令を出す。
キーワード検索部306Bは、データベース308から複数のソフトウェアの情報を、図示しないデバイスドライバを介して取得する。具体的には、キーワード検索部306Bは、特定文字列の入力操作を操作者に誘導する特定文字列入力画面(図4参照)で、入力されたキーワードを含む説明文ファイル(図3に示す説明文パス402によって指定される格納先のファイル)を持つソフトウェア情報40を取得し、取得した情報を表示情報格納部310に格納する。
ソフトウェア名検索部306Cは、データベース308から1つのソフトウェアの情報を、図示しないデバイスドライバを介して取得する。具体的には、ソフトウェア名検索部306Cは、取得したソフトウェア名の一覧、及び少なくとも一つのソフトウェアの説明文を前記表示部に表示する検索結果画面(図4参照(本実施形態では、特定文字列の入力を誘導する画面と同一であるが、異なる画面としてもよい))で、ソフトウェア名の一覧に表示されたソフトウェアの内、選択されたソフトウェアの情報を取得する。
データベース更新部307は、データベース更新制御部306Aから送られてきたデータで、図示しないデバイスドライバを介してデータベース308を更新する。
取得情報記憶部309は、メモリ装置201内に領域として確保される。取得情報記憶部309には、PC内検索部303、外部記憶メディア検索部304、及びWebデータ検索部305で取得した情報が一時的に格納される。取得情報記憶部309は、一時的な格納場所のため、PC内検索部303、外部記憶メディア検索部304、及びWebデータ検索部305の各部の情報を格納する前にすべての情報が削除される。
表示情報格納部310は、メモリ装置201内に領域として確保される。表示情報格納部310は、データベース検索部306から送られてきたソフトウェアの情報を、ソフトウェアのPC100へのインストール有無によって、振り分けて格納する。表示情報格納部310の内、PC100にインストール済みのソフトウェアの情報の格納場所をインストールアイテム310Aとし、インストール未実行のソフトウェアの情報の格納場所を未インストールアイテム310Bとする。
インストール部312は、入出力装置207(図1参照)の画面上に表示されるインストールボタン(例えば図12の符号505)がクリックされたときに、イベント検知部301から処理実行命令を受け、選択されたソフトウェアの情報をデータベース検索部306から取得し、取得したソフトウェアの情報を基にして選択されたソフトウェアをインストールする。
起動部313は、入出力装置207の画面上に表示される起動ボタン(例えば図4の符号505)がクリックされたときに、イベント検知部301から処理実行命令を受け、選択されたソフトウェアの情報をデータベース検索部306から取得し、取得したソフトウェアの情報を基にして選択されたソフトウェアを起動する。
パッケージ生成部314は、入出力装置207の画面上に表示されるパッケージ生成ボタン(例えば図5の符号602)がクリックされたときに、イベント検知部301から処理実行命令を受け、選択されたソフトウェアの情報をデータベース検索部306から取得し、取得したソフトウェアの情報を基にして選択されたソフトウェアをパッケージ化する。
画面表示制御部315は、キーワード入力画面表示制御部315A、検索結果画面表示制御部315B、及びパッケージ作成画面表示制御部(図示せず)を備えて構成され、例えば、図4に示す画面を表示部に表示させる。図4は、入出力装置207に表示されるインストール及び起動を実行する画面である。
キーワード画面表示制御部315Aは、ソフトウェアの何れかを特定する特定文字列(キーワード)の入力操作を操作者に誘導する特定文字列入力画面を表示部207に表示する。検索結果画面表示制御部315Bは、ソフトウェア名の一覧、及び少なくとも一つのソフトウェアの説明文を含んで構成される検索結果画面を表示部207に表示する。本実施形態では、特定文字列入力画面と検索結果画面とを同一画面(例えば、図4)としているが、異なる画面としてもよい。
キーワード入力欄500は、入出力装置207を介して、ユーザからのソフトウェアの機能に関するキーワードが入力される場所である。検索実行ボタン501は、キーワード入力欄500を入力後に、入出力装置207を介してユーザからのキーワードに基づく検索指示を実行するボタンである。
インストール済みソフトウェア名表示欄制御部は、インストール済みソフトウェア名表示欄502(図4参照)を表示する。未インストールソフトウェア名表示欄制御部は、未インストールソフトウェア名表示欄503(図4参照)を表示する。ソフトウェア説明欄制御部は、ソフトウェア説明欄504(図4参照)を表示する。ソフトウェア動作実行ボタン制御部は、ソフトウェア動作実行ボタン505(図4参照)を表示する。
パッケージ作成画面表示制御部(図示せず)は、選択された複数のソフトウェアを、データベース308に記憶されているファイルパスを用いて記憶媒体にパッケージ化する。パッケージ作成画面表示制御部は、パッケージ用キーワード入力画面表示制御部、及びパッケージ用検索結果画面表示部(いずれも図示せず)を備えて構成され、図5に示す画面を表示する。図5は、入出力装置207に表示されるパッケージ作成を実行する画面である。
図6乃至図9は、第1実施形態に係るソフトウェア選択支援装置100のデータベース308更新処理を説明するためのフローチャートである。以下、図6乃至図9を参照して、ソフトウェア選択支援装置100のデータベース308更新処理を説明する。なお、ソフトウェア選択支援装置100のデータベース308更新処理は、図2に示す、PC状態取得部302、PC内検索部303、外部記憶メディア検索部304、Webデータ検索部305、データベース更新制御部306A、及び取得情報記憶部309により実現される。
PC内検索部303は、補助記憶装置308に格納された検索対象であるすべてのソフトウェアの情報を取得し、取得したソフトウェアの情報を取得情報記憶部309に格納する(「インストール済みソフトウェア情報一覧取得」ステップS700)。
PC状態取得部302は、PC状態記憶部311から該当メディア名を取得し、該当メディアが挿入されているか否かを判定する。該当メディアが挿入されている場合(ステップS707“Yes”)に、処理はステップS708に進み、該当メディアが挿入されていない場合(ステップS707“No”)に、処理は終了する。
PC状態取得部302は、PC状態記憶部311からWebサーバ101のアドレスを取得し、Webサーバ101とオンラインであるか否かを判定する。オンラインである場合(ステップS718“Yes”)に、処理はステップS719に進み、オンラインでない場合(ステップS718“No”)に、処理は終了する。
以上で、第1実施形態に係るソフトウェア選択支援装置100のデータベース308更新処理の説明を終了する。
図10は、第1実施形態に係るソフトウェア選択支援装置100のソフトウェア検索処理を説明するためのフローチャートである。以下、図10を参照して、ソフトウェア選択支援装置100のソフトウェア検索処理をインストール及び起動を実行する画面(図4)を用いて説明する。なお、ソフトウェア選択支援装置100のソフトウェア検索処理は、図2に示す、イベント検知部301、表示情報格納部310、キーワード検索部306B、キーワード入力画面表示制御部315A、及び検索結果画面表示制御部315Bにより実現される。
以上で、第1実施形態に係るソフトウェア選択支援装置100のソフトウェア検索処理の説明を終了する。
図11は、第1実施形態に係るソフトウェア選択支援装置100のソフトウェア選択処理を説明するためのフローチャートである。以下、図11を参照して、ソフトウェア選択支援装置100のソフトウェア選択処理をインストール及び起動を実行する画面(図4)を用いて説明する。なお、ソフトウェア選択支援装置100のソフトウェア選択処理は、図2に示す、イベント検知部301、ソフトウェア名検索部306C、表示情報格納部310、及び検索結果画面表示制御部315Bにより実現される。
ソフトウェア名検索部306Cは、渡されたソフトウェア名をキーに、データベース308のソフトウェア名401を検索し、合致するソフトウェア情報40を検出する(ステップS900)。
実行パス404にWebアドレスのデータが格納されている場合(ステップS913“No”)に、処理はステップS914に進み、格納されていない場合(ステップS913“Yes”)に、処理はステップS917に進む。
以上で、第1実施形態に係るソフトウェア選択支援装置100のソフトウェア選択処理の説明を終了する。
以下、図20を参照してソフトウェア選択支援装置を用いたソフトウェアのパッケージ処理について説明する。
図20のパッケージ作成ボタンがクリックされたときにパッケージ処理が開始する。最初に、イベント検知部301は、パッケージ作成ボタン602Iがクリックされたことを検知する。
次に、パッケージ生成部314は、選択されたソフトウェアのデータベース308内のWebパス406をソフトウェア名検索部306Cを用いて取得し、取得したWebパス406の情報で、該当インストーラパッケージをダウンロードし、ソフトウェアをパッケージ化する。なお、パッケージ生成部314は、未インストールアイテムがダウンロードされるときは、最新のバージョンを探してダウンロードするようにするとよい。
第2実施形態に係るソフトウェア選択支援プログラム及びソフトウェア選択支援装置は、PCにインストールされているデバイスによって検索結果画面上のソフトウェアラインナップを変更できるような構成にしたので、PCにインストールされているデバイスでソフトウェアを絞り込めるようになっている。また、ソフトウェアの使用頻度や最終使用日、インストーラのファイル作成日時によってソフトウェアを並び替えられるような構成にしてある。第2実施形態に係るソフトウェア選択支援システム1a(図示せず)の構成は、図1に示す第1実施形態に係るソフトウェア選択支援システム1の構成と同様なので、説明を省略する。
(概要)
図21は、第2実施形態に係るソフトウェア選択支援装置の機能構成図である。
第2実施形態に係るソフトウェア選択支援装置と、第1実施形態に係るソフトウェア選択支援装置との構成の違いは、補助記憶装置202にデバイス情報記憶部1901が追加されている点と、制御装置20にインストール済みデバイス情報取得部1900が追加されている点である。また、データベース308aに格納されるソフトウェア情報の構成が異なる。また、画面表示制御部315aが入出力装置207に表示する表示画面が異なる。
なお、第1実施形態に係るソフトウェア選択支援装置と同様の構成については、同一符号を付して説明を省略する。
インストール済みデバイス情報取得部1900は、PC100のデバイスドライバ(例えば、プリンタドライバ)のインストール、又はアンインストールを監視する機能を有する。具体的には、インストール済みデバイス情報取得部1900は、PC100にデバイスドライバがインストール、又はアンインストールされた場合に、PC100にインストールされているすべてのデバイスドライバの情報(以下「デバイスドライバ情報」と呼ぶときがある)を取得し、その情報をデバイス情報記憶部1901に渡す。
デバイス情報記憶部1901には、インストール済みデバイス情報取得部1900から送られてきたデバイスドライバ情報が記憶される。デバイス情報記憶部1901は、PC100の電源がOFFになっても情報を保持する。
図22は、第2実施形態に係るデータベース308aのデータ構成図(ソフトウェア情報40a)である。
図22に示すように、ソフトウェア情報40aには、サポートプリンタ2000、使用頻度2001、及び日時2002が項目として追加されている。
画面表示制御部315aは、キーワード入力画面表示制御部315Aa、及び検索結果画面表示制御部315Baを備えて構成され、図23に示す画面を表示する。図23は、入出力装置207に表示されるインストール及び起動を実行する画面である。
キーワード入力画面表示制御部315Aaは、第1実施形態に係るキーワード入力画面表示制御部315Aに加えて、さらに、図示しないプリンタ選択欄制御部を備える。プリンタ選択欄制御部は、プリンタ選択欄2100(図23参照)を表示する。
第2実施形態に係るソフトウェア選択支援装置100のソフトウェア並び替え処理を、図23を参照しながら説明する。
「プリンタ」をキーワードとする検索が行われた状態でプリンタ選択欄2100が選択された場合に、イベント検知部301は、プリンタ選択欄2100が選択されたという情報をキーワード入力画面表示制御部315Aaに送信する。キーワード入力画面表示制御部315Aaは、デバイス情報記憶部1901からプリンタ名を取得し、取得したプリンタ名の一覧をプリンタ選択欄2100(図23参照)に例えばプルダウンメニューとして表示する。
20 制御装置
40,40a ソフトウェア情報
100 PC(ソフトウェア選択支援装置)
101 Webサーバ(外部記憶装置)
102 ネットワーク
200 CPU
201 メモリ装置
202 補助記憶装置
206 インタフェース装置
207 入出力装置(入力部、表示部)
208 外部記憶メディア(記憶媒体)
209 メディア制御装置
301 イベント検知部
302 PC状態取得部(環境変化検知機能)
303 PC内検索部
304 外部記憶メディア検索部(ソフトウェア情報取得機能)
305 Webデータ検索部(ソフトウェア情報取得機能)
306A データベース更新制御部(データベース更新制御機能)
306B キーワード検索部
306C ソフトウェア名検索部(特定文字列検索機能)
307 データベース更新部
308,308a データベース
309 取得情報記憶部
310 表示情報格納部
310A インストールアイテム
310B 未インストールアイテム
311 PC状態記憶部
312 インストール部(インストール機能)
313 起動部(起動機能)
314 パッケージ生成部(パッケージ生成機能)
315,315A 画面表示制御部
315A,315Aa キーワード入力画面表示制御部(特定文字列入力画面表示制御機能)
315B,315Ba 検索結果画面表示制御部(検索結果画面表示制御機能)
316 OS
500 キーワード入力欄
501 検索実行ボタン
502 インストール済みソフトウェア名表示欄(インストールソフトウェア表示欄)
503 未インストールソフトウェア名表示欄(未インストールソフトウェア表示欄)
504 ソフトウェア説明欄(ソフトウェア説明文表示欄)
505 ソフトウェア動作実行ボタン
1900 インストール済みデバイス情報取得部
1901 デバイス情報記憶部
2101 インストール済みソフトウェア名並び替え欄
2102 未インストールソフトウェア名並び替え欄
2103 インストール済みソフトウェア名並び替え条件選択欄
2104 未インストールソフトウェア名並び替え条件選択欄
Claims (15)
- 自装置が有する補助記憶装置、自装置に着脱可能な外部記憶メディア、及び自装置とネットワークを介して接続可能なWebサーバのそれぞれに、各々が記憶するソフトウェアに対応するソフトウェア名及びソフトウェアの説明文を含むソフトウェア情報が予め格納されており、前記補助記憶装置、前記外部記憶メディア、及び前記Webサーバからそれぞれ前記ソフトウェア情報を取得可能な情報処理装置に実行させるソフトウェア選択支援プログラムであって、
前記情報処理装置は、ソフトウェア名及びソフトウェアの説明文を対応づけたデータベースを有し、
前記補助記憶装置のインストール状況の変化、前記外部記憶メディアの挿入状況の変化、又は前記ネットワークへの接続状況の変化を、自装置の環境の変化として検知する環境変化検知機能と、
前記環境変化検知機能が自装置の環境の変化を検知した場合に、当該環境の変化があった前記補助記憶装置、前記外部記憶メディア、又は前記Webサーバから前記ソフトウェア情報を取得するソフトウェア情報取得機能と、
前記ソフトウェア情報取得機能が取得した前記ソフトウェア情報を用いて前記データベースを更新するデータベース更新制御機能と、
前記ソフトウェアを特定する特定文字列の入力操作を操作者に誘導する誘導画面を表示部に表示し、入力部を介して前記特定文字列を入力させる特定文字列入力画面表示制御機能と、
前記入力部を介して入力される前記特定文字列を用いて前記更新されたデータベースを検索し、前記特定文字列を含む当該ソフトウェアの説明文及び対応するソフトウェア名を取得する特定文字列検索機能と、
前記特定文字列検索機能で取得したソフトウェア名の一覧、及び少なくとも一つのソフトウェアの説明文を前記表示部に表示させる検索結果画面表示制御機能と、
を前記情報処理装置に実現させることを特徴とするソフトウェア選択支援プログラム。 - 前記データベースは、前記ソフトウェア名毎に記憶するファイルパスの項目を有し、
前記ソフトウェア情報取得機能は、OSを介して前記補助記憶装置、前記外部記憶メディア、及び前記Webサーバからファイルパスを取得し、
前記データベース更新制御機能は、前記ソフトウェア情報取得機能が取得した前記ファイルパスを用いて前記データベースを更新する、
ことを特徴とする請求項1に記載のソフトウェア選択支援プログラム。 - 前記検索結果画面表示制御機能は、前記表示部に表示されたソフトウェア名の一覧のうち、いずれかのソフトウェア名を前記入力部を介して操作者に選択させる選択機能をさらに有し、
前記選択されたソフトウェア名に対応するソフトウェアを前記データベースに記憶されるファイルパスを用いてインストールするインストール機能、及び当該ソフトウェアを自動起動する起動機能、
をさらに前記情報処理装置に実現させることを特徴とする請求項2に記載のソフトウェア選択支援プログラム。 - 前記検索結果画面表示制御機能は、前記表示部に表示されたソフトウェア名の一覧のうち、いずれか複数のソフトウェア名を前記入力部を介して操作者に選択させる選択機能をさらに有し、
前記選択された複数のソフトウェア名に対応するソフトウェアを前記データベースに記憶されているファイルパスを用いて記憶媒体にパッケージ化するパッケージ生成機能と、
をさらに前記情報処理装置に実現させることを特徴とする請求項2に記載のソフトウェア選択支援プログラム。 - 前記ソフトウェアの説明文は、少なくともソフトウェアの機能の説明文と、ソフトウェアの変更点の説明文とを有する、
ことを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか一項に記載のソフトウェア選択支援プログラム。 - 前記ファイルパスは、少なくとも前記情報処理装置内でのソフトウェアの実行ファイルパス、前記外部記憶媒体内のソフトウェアのインストールファイルパス、及び前記ネットワーク上のソフトウェアのインストーラパッケージ格納Webアドレスのいずれかである、
ことを特徴とする請求項2に記載のソフトウェア選択支援プログラム。 - 前記検索結果画面表示制御機能が表示させる画面は、検索結果表示欄、ソフトウェア説明文表示欄、及びソフトウェア動作実行ボタンを含む、
ことを特徴とする請求項1ないし請求項6の何れか一項に記載のソフトウェア選択支援プログラム。 - 前記検索結果表示欄は、前記情報処理装置にインストール済みのソフトウェアを表示するインストールソフトウェア表示欄と、前記情報処理装置にインストールされていないソフトウェアを表示する未インストールソフトウェア表示欄とを有する、
ことを特徴とする請求項7に記載のソフトウェア選択支援プログラム。 - 前記インストールソフトウェア表示欄には、少なくとも前記ソフトウェア名と、ソフトウェア更新有無情報とが表示される、
ことを特徴とする請求項8に記載のソフトウェア選択支援プログラム。 - 前記検索結果画面表示制御機能は、並び替え条件によって前記インストール済みのソフトウェア名の並び替えを行い、前記インストールソフトウェア表示欄に表示する、
ことを特徴とする請求項8又は請求項9に記載のソフトウェア選択支援プログラム。 - 前記並び替え条件とは、名前、使用頻度、及び最終使用日のいずれかである、
ことを特徴とする請求項10に記載のソフトウェア選択支援プログラム。 - 前記検索結果画面表示制御機能は、並び替え条件によって前記インストールされていないソフトウェア名の並び替えを行い、前記未インストールソフトウェア表示欄に表示する、
ことを特徴とする請求項8又は請求項9に記載のソフトウェア選択支援プログラム。 - 前記並び替え条件とは、名前、及びファイル日時のいずれかである、
ことを特徴とする請求項12に記載のソフトウェア選択支援プログラム。 - 自装置が有する補助記憶装置、自装置に着脱可能な外部記憶メディア、及び自装置とネットワークを介して接続可能なWebサーバのそれぞれに、各々が記憶するソフトウェアに対応するソフトウェア名及びソフトウェアの説明文を含むソフトウェア情報が予め格納されており、前記補助記憶装置、前記外部記憶メディア、及び前記Webサーバからそれぞれ前記ソフトウェア情報を取得可能なソフトウェア選択支援装置であって、
ソフトウェア名及びソフトウェアの説明文を対応づけたデータベースと、
前記補助記憶装置のインストール状況の変化、前記外部記憶メディアの挿入状況の変化、又は前記ネットワークへの接続状況の変化を、自装置の環境の変化として検知する環境変化検知部と、
前記環境変化検知部が自装置の環境の変化を検知した場合に、当該環境の変化があった前記補助記憶装置、前記外部記憶メディア、又は前記Webサーバから前記ソフトウェア情報を取得するソフトウェア情報取得部と、
前記ソフトウェア情報取得部が取得した前記ソフトウェア情報を用いて前記データベースを更新するデータベース更新制御部と、
前記ソフトウェアを特定する特定文字列の入力操作を操作者に誘導する誘導画面を表示部に表示し、入力部を介して前記特定文字列を入力させる特定文字列入力画面表示制御部と、
前記入力部を介して入力される前記特定文字列を用いて前記更新されたデータベースを検索し、前記特定文字列を含む当該ソフトウェアの説明文及び対応するソフトウェア名を取得する特定文字列検索部と、
前記特定文字列検索部で取得したソフトウェア名の一覧、及び少なくとも一つのソフトウェアの説明文を前記表示部に表示させる検索結果画面表示制御部と、
を有することを特徴とするソフトウェア選択支援装置。 - 自装置が有する補助記憶装置、自装置に着脱可能な外部記憶メディア、及び自装置とネットワークを介して接続可能なWebサーバのそれぞれに、各々が記憶するソフトウェアに対応するソフトウェア名及びソフトウェアの説明文を含むソフトウェア情報が予め格納されており、前記補助記憶装置、前記外部記憶メディア、及び前記Webサーバからそれぞれ前記ソフトウェア情報を取得可能な情報処理装置が実行するソフトウェア選択支援方法であって、
前記情報処理装置は、ソフトウェア名及びソフトウェアの説明文を対応づけたデータベースを有し、
前記補助記憶装置のインストール状況の変化、前記外部記憶メディアの挿入状況の変化、又は前記ネットワークへの接続状況の変化を、自装置の環境の変化として検知するステップと、
前記自装置の環境の変化を検知した場合に、当該環境の変化があった前記補助記憶装置、前記外部記憶メディア、又は前記Webサーバから前記ソフトウェア情報を取得するステップと、
前記取得した前記ソフトウェア情報を用いて前記データベースを更新するステップと、
前記ソフトウェアを特定する特定文字列の入力操作を操作者に誘導する誘導画面を表示部に表示し、入力部を介して前記特定文字列を入力させるステップと、
前記入力部を介して入力される前記特定文字列を用いて前記更新されたデータベースを検索し、前記特定文字列を含む当該ソフトウェアの説明文及び対応するソフトウェア名を取得するステップと、
前記取得したソフトウェア名の一覧、及び少なくとも一つのソフトウェアの説明文を前記表示部に表示させるステップと、
を実行することを特徴とするソフトウェア選択支援方法。
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