JP5507187B2 - 熱交換器 - Google Patents

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本発明は、被熱交換流体が流れる流路を備えた熱交換器に関する。
従来、3枚のプレートを平行に配置してプレート間に2つの空間を形成し、一方の空間にフィンを設けた熱交換器がある。そしてフィンを設けた空間に冷却すべき被熱交換流体を流し、他方の空間に冷却流体を流すことにより、被熱交換流体を冷却流体で冷却している(特許文献1参照)。しかし、上記熱交換器は、プレート間にフィンを形成するため形状が複雑になる。これに対して、より簡単な構造の熱交換器として、被熱交換流体が流れる流路を形成する管状部材内に乱流形成部材として球体を配置した熱交換器がある(例えば、特許文献2参照)。
特開平6−88684号公報 特開2005−123300号公報
しかし、上記特許文献2には、流路内における球体の配置状態については開示されていない。流路内に単に球体を入れただけでは、球体の数が少ない場合、流路内で球体が移動したり、一方に偏ったりする。また、球体が流路内で移動しないように流路内いっぱいに充填した場合、流体が流れにくくなるという問題がある。
本発明の目的は、被熱交換流体が流れる流路内における乱流形成部材の配置状態が改良された熱交換器を提供することである。
上記課題を解決するために本発明の熱交換器は、被熱交換流体が流れる流路と、互いに連結されて整列した状態で流路に配置された複数の乱流形成部材と、を備えることを特徴とする。流路内を流れる被熱交換流体の熱は、流路を形成する部材の表面から外部に放出される。本発明によると、流路に複数の乱流形成部材が配置されているため流路に乱流が形成される。その結果、流路を流れる被熱交換流体と、流路の外部との間での熱交換効率を向上させることができる。また、複数の乱流形成部材は互いに連結されて整列した状態で流路に配置されているため、流路を流れる被熱交換流体の圧損が少ない。
また、乱流形成部材は、乱流形成部材のそれぞれを貫通する線状部材により連結すること特徴とする。乱流形成部材に線状部材を貫通させることにより、容易に連結することができる。
さらに、流路を筒状部材内に形成し、筒状部材の端部における内面に、該筒状部材の中心軸を挟んで対象となる2箇所に溝部を形成し、その溝部に支持部材を架け渡し、その支持部材の中央に線状部材の端部を固定すること特徴とする。このように線状部材の端部を保持することにより、簡単な構造で乱流形成部材を筒状部材の内部に保持することができる。
なお、被熱交換流体が流れる流路と接するとともに被熱交換流体と熱交換を行う熱交換流体を備えてもよい。
複数の乱流形成部材は、互いに離間して連結されていることが好ましい。乱流形成部材を互いに離間して連結することにより、流路の内部を流れる被熱交換流体の圧損をさらに少なくすることができる。
乱流形成部材は、例えば球体である。球体とすることにより、乱流形勢部材の製造が容易となる。また、乱流形成部材は偏心して連結してもよく、らせん状に連結してもよい。さらに、乱流形成部材の表面は、ブラストなどにより、表面粗度を大きくして表面を荒くしてもよい。
いに隣接する乱流形成部材間において線状部材の外周に筒部材を貫通させ、筒部材により乱流形成部材間の距離を規定してもよい。このようにすることにより、乱流形成部材間の距離を簡単に規定することができる。
乱流形成部材を貫通する線状部材には、流路を形成する部材の内壁と乱流形成部材とを離隔させるための位置規定部材を設けてもよい。例えば線状部材が長く、両端を支持部材に固定しても線状部材が撓んで乱流形成部材が流路の内壁に接触する可能性がある。この場合、流路の内部を流れる被熱交換流体の乱流形成に悪影響を与える可能性がある。しかし、位置規定部材を設けることにより、線状部材が筒状部材の中心軸上に保持されるため、乱流形成部材が流路の内壁への接触が防止される。
本発明によれば、流路内における乱流形成部材の配置状態が改良された熱交換器を提供することができる。
本発明の一実施形態を適用した二重管式熱交換器の概略断面図である。 乱流形成構造体の装着構造を示す内管の端部分解斜視図である。 乱流形成構造体の構成を示す分解斜視図である。 乱流形成構造体の異なる構成例を示す図である。
以下、図面等を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態を適用した二重管式熱交換器1の概略断面図である。図1に示す二重管式熱交換器1(以下単に熱交換器1と称する)は、たとえば、自動車エンジンで発生する熱を発散するための水冷式熱交換器である。
熱交換器1は、外管11と、その内部に同心状に配置された内管12とを備え、それらの管11,12の両端に、管保持部20(第1管保持部21および第2管保持部22)を備えている。なお、第1管保持部21および第2管保持部22は略対称に形成されているため、以下の説明においては、特に必要のある場合を除いて管保持部20として説明する。
外管11および内管12は、それぞれアルミニウム合金等の熱伝導率の高い材料によって製造されている。内管12の内部は、被熱交換流体(液体でも基体でもよく、本実施形態においては熱交換水)が供給される内部流路31となっている。外管11の内周面と内管12の外周面とは一定の間隔が保たれており、この外管11の内周面と内管12の外周面との間の空間が、冷却流体(本実施形態においては冷却水)の流れる環状の外部流路32となっている。
管保持部20(第1管保持部21および第2管保持部22)は、内部に所定容量の空間であるチャンバ20Aを備えている。また、管保持部20は、外管11を接続するための外管接続部20Bと、内管12を接続するための内管接続部20Cと、給排出管を接続するための給排出管接続部20Dと、を備えている。これら外管接続部20B、内管接続部20Cおよび給排出管接続部20Dは、それぞれチャンバ20Aと外部とを連通するように形成されている。外管接続部20Bには、外管11が水密的に螺合接続されており、外管11の内部とチャンバ20Aとは連通している。
内管12は外管11より長く、内管12の端部は、チャンバ20Aの内部を通って管保持部20の外端側まで延びている。そして内管12の端部外周にはネジ部12Aが形成されており、このネジ部12Aにロックナット23が螺合装着されている。このロックナット23が、チャンバ20Cの水密性を保ちつつ、内管12を管保持部20の内管接続部20Cに接続している。
上記のように構成された熱交換器1は、第1管保持部21と第2管保持部22の両チャンバ20Aが、外管11と内管12の間の外部流路32によって連通している。また、内管12の内部の内部流路31は、チャンバ20Aおよび外部流路32の内部に、チャンバ20Aおよび外部流路32とは隔絶した状態で形成され、内管12の端部で外部に開放している。
第1管保持部21の給排出管接続部20Dには、図示しない冷却水供給装置から冷却水を供給する冷却水供給管路が接続され、第2管保持部22の給排出管接続部20Dに図示しない冷却水排出管路が接続される。また、第1管保持部21側の内管12の端部に図示しない熱交換水を供給する流体供給管路が接続され、第2管保持部22側の内管12の端部に図示しない熱交換水を回収する回収管路が接続される。
これにより、図1中に矢印で示すように、第1管保持部21の給排出管接続部20Dに供給された冷却水は、第1管保持部21のチャンバ20Aから、外管11と内管12の間の外部流路32を介して第2管保持部のチャンバ20Aに流れ、第2管保持部22の給排出管接続部20Dから排出される。また、第1管保持部21側から内管12に供給された熱交換水は、内管12の内部(すなわち内部流路31)を流れて第2管保持部22側から回収される。
そして、内部流路31を流れる熱交換水と、外部流路32を流れる冷却水との間で、内管12の管壁を介して(熱伝導によって)熱交換が行われる。たとえば、内部流路31を流れる高温の水が、外部流路32を流れる冷却水によって冷却される。
ここで、内部流路31の内部には、熱交換水の流れを変化させる乱流形成構造体40が配置されている。図2は、乱流形成構造体40の装着構造を示す内管12の端部分解斜視図である。図3は、乱流形成構造体40の構成を示す分解斜視図である。乱流形成構造体40は、図示するように、乱流形成部材である球体41が、連結部材42によって複数連結されて構成されている。球体41は、たとえば、銅合金やアルミニウム合金等によって、外形が所定径の球状に形成されている。なお、その素材は銅合金やアルミニウム合金に限るものではなく、他の金属やセラミックスまたは合成樹脂等であってもよい。また、球体41の構造は、無垢であっても中空であっても何れでもよい。また、球体41の径は、内管41の内径の1/2以上が好ましく、内径の80%〜90%がより好ましい。
連結部材42は、所定の強度を有する細い線状または棒状の部材であって、球体41を貫通して当該球体41を保持している。連結部材42は、所定の強度を備えれば良く、たとえば、鋼線(ピアノ線)や細い鋼線を撚り合わせたワイヤロープ、カーボン樹脂による線材等を用いることができる。連結部材42の端部にはフック42Fが形成されている。隣接する球体41の間には、球体41の間隔を規定する所定長さのカラー(筒部材)43が、連結部材42に外挿されて配設されている。カラー43は、連結部材42に外挿可能な円筒状の部材であって、球体41の間隔と対応する長さに形成されている。また、カラーと球体とは一体となっていてもよく、複数のカラーと複数の球体とが一体となっていても、カラー無しで複数の球体が一体となっていてもよい。
上記のように形成された乱流形成構造体40は、図2に示すように、連結部材42の端部に形成されたフック42Fが、内管12の端部に設けられた支持部材44に係合し、内管12の内部の所定位置に配置されている。
支持部材44は、内管12の端部に形成されたスリット12Sに嵌合して設けられている。スリット12Sの形成域は、内管12の端部のネジ部12Aの中間部位までとなっており、ネジ部12Aにシールテープを巻き付けてロックナット23を螺合することで、チャンバ20Aと内管12(内部流路31)の水密性を破綻させることなく支持部材44を装着することができるようになっている。なお、乱流形成構造体40の内管12への固定構造は、上記構成に限るものではなく、チャンバ20Aと内管12(内部流路31)の水密性を保つことができれば、ロウ付け、溶接、ネジ止め等、他のいかなる構成であっても良い。
上記のように構成された乱流形成構造体40は、内管12の軸方向の略全域に亘って配設されている。つまり、内部流路31の略全域に亘って、球体41が所定間隔で配設されている。また、図1中には示さないが、乱流形成構造体40の長さが長い場合等には、図2中に示すように、乱流形成構造体40の所定位置に位置規定部材45を備えても良い。図2中に示す位置規定部材45は、所定位置のカラー43に、内管12の内周に嵌合するリング45Bが連結軸45Aで支持されて構成されている。このような位置規定部材45を備えることにより、乱流形成構造体40の内管12の内部(内部流路31内)における偏芯および振動を抑制することができる。
このような乱流形成構造体40が内管12の内部(すなわち内部流路31)の内部に配設されていることにより、内部流路31の流路断面積は、熱交換水の流れ方向において連続的に変化する。すなわち、球体41の最大径の部位では流路断面積は最小となり、球体41間の部位では流路断面積は最大となり、熱交換水には、球体41の下流側において乱流が惹起される。
その結果、内部流路31を流れる熱交換水と、外部流路32を流れる冷却水との間での熱交換効率を向上させることができる。本構成では、内管の外周面にフィンを立設して冷却水との接触面積を拡大させて熱交換効率を向上させる場合のように、複雑でコストを要することがない。
ここで、乱流形成構造体40は、内部流路31を流れる熱交換水の抵抗となって圧力損失を生じさせる。このため、内管12の内径(内部流路31の径)に対する球体41の径と、球体41の設置間隔とを適切に設定する必要がある。
表1に、本発明を適用した一実施例において、球体41の径を一定として、球体41の設置間隔:Sを変化させ、温度差ΔT(熱交換効率)と差圧ΔP(圧力損失)とを測定した試験結果を示す。
ここで、
温度差ΔT=T1‐T2
T1:内管12(内部流路31)の入口における熱交換水の温度
T2:内管12(内部流路31)の出口における熱交換水の温度
である。
また、
差圧ΔP=P1‐P2
P1:内管12(内部流路31)の入口における熱交換水の圧力
P2:内管12(内部流路31)の出口における熱交換水の圧力
である。
なお、試料No.1とNo.10とは、比較例であって、No.1は球体41を内管12(内部流路31)内にランダムに充填した例、No.10は乱流形成構造体40(球体41)を備えない例である。
Figure 0005507187
試験条件は、下記の通りである。
内管12の内径(内部流路31の径):D=φ8.4mm
球体41の径:d=φ7mm
球体41が配設された冷却水の流路長:L=226mm
冷却水:水
冷却水流量:400cc/min
熱交換水:水 80°C
熱交換水流量:100cc/min
また、差圧ΔPの測定においては、球体41が配設された冷却水の流路長:L=315mmとし、熱交換水流量:600cc/min,900cc/min,1200cc/minの3種類で測定した。
上記試験結果において、まず、内管12内に乱流形成構造体40(球体41)を備えない試料No.10と、乱流形成構造体40を備える試料No.2から試料No.9までとを比較すると、乱流形成構造体40を内管12内に設けることにより、内管12の入口と出口との間の温度差ΔTが異なることが分かる。乱流形成構造体40が含む球体41は試料No.9のように1つであっても温度差ΔTをかなり増加させる効果がある。そして球体41の数が多くなると(球体41間の距離が短くなると)さらに温度差ΔTは大きくなるが、球体41の数が7個以上になると(球体41間の距離Sが28mm,球体41の径7mmの4倍以下になると)、温度差ΔTは本実施例において略同じ程度であった。
球体41を連結せずに内管12(内部流路31)内にランダムに充填した試料No.1と、球41同士は互いに接触しているが、互いに連結され、球の中心が一直線上に並んでいる試料No.2とを比較すると、温度差ΔTについては36.0℃から32.0℃まで減少するが、球41を連結しただけで差圧ΔPが大きく減少(例えば熱交換水流量1200ccにおいては、ΔPは35.5KPaから10.2KPaまで)していることが分かる。
以上の結果より、球体41を内管12内(内部流路31)に配置することで、内管12における温度差ΔTを上昇させることができる。しかし、温度差ΔTは、球体41の設置間隔:Sが大きくなると減少する(熱交換効率が低下する)。一方、球体41の設置間隔:Sを大きくすると、冷却水流量の増加に対する差圧ΔPの増加率が減少する。
すなわち、温度差ΔTは、球体41の設置間隔:Sが大きくなると減少する(熱交換効率が低下する)が、その減少率は流路抵抗の増加率に対して小さい。このため、球体41の設置間隔:Sは、密に配設せずに有る程度の間隔を設定することが好ましいが、当該熱交換器1を用いる用途および装置の能力に応じて(冷却効率優先または圧力損失優先かを選択して)適宜設定すれば良い。
以上、説明したように、本構成における熱交換器1によれば、熱交換水の流れる内部流路31に、球体41を連結部材42によって複数連結した乱流形成構造体40が配設されている。この乱流形成構造体40によって、内部流路31を流れる熱交換水は、その流速が増減すると共に乱流を生ずる。その結果、内部流路31を流れる熱交換水と、外部流路32を流れる冷却水との間での熱交換効率を向上させることができる。本構成によれば、内管の外周面にフィンを立設して冷却水との接触面積を拡大させる構成に比較して、製造が簡単で製造コストを抑えることができる。
(変形形態)
本発明は、以上説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)本実施形態は、本発明を二重管式熱交換器に適用した例である。しかし、本発明が適用可能な熱交換器は二重管式熱交換器に限るものではなく、管路に冷却水または熱交換水を流す構成の熱交換器であれば、シェルアンドチューブ形や、フィンチューブ形の熱交換器にも適用可能なものである。
(2)また、被熱交換流体が流れる流路の断面は、円形に限らず、例えば矩形、星形などでもよく、螺旋形状を形成する突起があってもよい。星形や螺旋形状にすることにより、乱流形成部材の固定が容易となったり、熱交換効率がよくなる。なお、螺旋形状は内管に突起を形成する方法の他に、螺旋状のリボンを挿入して形成してもよい。さらに、外管に乱流形成部材を入れても、内外管に乱流形成部材を入れてもよく、エロフィンチューブと組み合せてもよい。
(3)本実施形態における乱流形成構造体40は、単位部材としての球体41が連結部材42によって複数直列に連結されて構成されている。しかし、単位部材の形状やその連結姿勢等は、上記実施形態に限定されるものではない。
図4は、乱流形成構造体40の異なる構成例を示す図である。図4(a)に示すように、球体41を偏芯させて連結部材42によって連結して構成したり、図4(b)に示すように、径の異なる球体41,41′を連結して構成しても良い。図4(a)に示す球体41を偏芯させて連結部材42によって連結する構成では、球体41と内管12の内周壁との間の広い側の隙間部分が螺旋を描くように球体41を配置すれば、流通抵抗の上昇を抑制できる。さらに、単位部材の形状は、球状に限らず多面体や円盤状等であっても良く、たとえば、図4(c)に示すように、断面形状が菱形を呈するいわゆるソロバン玉状の部材41″とする等、適宜変更可能である。
1:二重管式熱交換器、11:外管、12:内管、31:内部流路、32:外部流路、40:乱流形成構造体、41,41′:球体、41″:ソロバン玉状の部材、42:連結部材、43:カラー、44:支持部材、45:位置規定部材

Claims (7)

  1. 被熱交換流体が流れる流路と、
    互いに連結されて整列した状態で前記流路の内部に配置された複数の乱流形成部材と、
    を備え、
    前記乱流形成部材は、該乱流形成部材のそれぞれを貫通する線状部材により連結され、
    前記流路は筒状部材内に形成され、前記筒状部材の端部における内面には、該筒状部材の中心軸を挟んで対象となる2箇所に溝部が形成され、
    該溝部には支持部材が架け渡され、
    該支持部材の中央に前記線状部材の端部が固定されていること、
    を特徴とする熱交換器。
  2. 前記複数の乱流形成部材は、互いに離間して連結されていること、
    を特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記乱流形成部材は偏心して連結されていること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の熱交換器
  4. 前記乱流形成部材はらせん状に連結されていること、
    を特徴とする請求項3に記載の熱交換器。
  5. 前記乱流形成部材は球体であること、
    を特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の熱交換器。
  6. 互いに隣接する乱流形成部材間において前記線状部材の外周には筒部材が貫通され、該筒部材により前記乱流形成部材間の距離が規定されていること、
    を特徴とする請求項に記載の熱交換器。
  7. 前記乱流形成部材を貫通する線状部材には、前記流路を形成する部材の内壁と前記乱流形成部材とを離隔させるための位置規定部材が設けられていること、
    を特徴とする請求項のいずれか1項に記載の熱交換器。
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