JP5505196B2 - 画像表示装置およびその制御方法 - Google Patents

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本発明は、画像表示装置およびその制御方法、特にリモコンからの操作を拒否するロック状態に設定可能な画像表示装置の技術に関する。
従来、プロジェクターなどの画像表示装置が用いられている。複数の画像を表示させたり、より大きな画像を表示させたりするために、複数の画像表示装置が同時に使用される場合がある。複数の画像表示装置が同時に使用される場合、リモコン操作によって画像表示装置を動作させると、1台の画像表示装置に対するリモコン操作に対して他の画像表示装置が反応してしまい、使用者の意図と異なる動作が行われてしまう場合がある。
そこで、リモコンからの操作は拒否するが本体に設けられた操作部からの操作は受け付ける状態、いわゆるロック状態に設定可能な画像表示装置がある。ロック状態に設定することで、他の画像表示装置に対するリモコン操作に誤って反応してしまうことを防ぐことができる。
しかしながら、ロック状態に設定された画像表示装置に対してリモコン操作が行われた場合にも、その画像表示装置が反応しないため、ロック状態であることを認識していない使用者が、リモコンや画像表示装置の故障であると誤解してしまう場合がある。そこで、ロック状態時のリモコン操作に対して、ロック状態であることを報知して、使用者の誤解を防ぐ技術が、例えば特許文献1に提案されている。
特開2009−239720号公報
しかしながら、上述したように複数の画像表示装置が用いられている状態では、リモコン操作が行われるたびに複数の画像表示装置からロック状態であることが報知されるため、使い勝手が悪かった。例えば、一部の画像表示装置はロック状態に設定されていない場合に、ロック状態に設定されていない画像表示装置へのリモコン操作に対して、他の画像表示装置からいちいちロック状態であることが警告表示として被照射面に報知されれば、画像の視聴が妨げられてしまう。また、複数の画像表示装置から一斉にロック状態であることが報知された場合、どの画像表示装置がロック状態であるか把握しにくいという問題も生じる。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、ロック状態報知のタイミングの適正化を図ることで、使い勝手の向上を図ることのできる画像表示装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、画像表示装置であって、画像表示装置に設けられ、当該画像表示装置に対する操作を受け付ける本体操作部と、画像表示装置を、リモコンによる操作が無効であるとともに、本体操作部による操作が有効であるロック状態に設定するロック状態設定部と、ロック状態であることを報知する報知部と、ロック状態でリモコンが操作された後に本体操作部が操作された際に、報知部による報知を行わせる報知制御部と、を備えることを特徴とする。
ロック状態でリモコンが操作された後に本体操作部が操作された際に、報知部による報知が行われるので、リモコン操作に対してロック状態の報知が行われずに済む。したがって、複数の画像表示装置を使用している場合に、他の画像表示装置に対するリモコン操作に対して、誤って警告表示などによる報知が行われることを防ぐことができる。これにより、誤った警告表示によって画像の視聴が妨げられることを防ぐことができる。
また、本体操作部を操作した際にロック状態が報知されるので、実際に操作している画像表示装置がロック状態であると容易に認識することができる。したがって、例えば複数の画像表示装置を使用している場合であっても、いずれの画像表示装置がロック状態であるか把握しやすくなる。
また、本発明の好ましい態様としては、ロック状態でリモコンが操作されたことを示す操作フラグが設定されるフラグ記憶部と、リモコンが操作された際に、ロック状態であれば操作フラグをフラグ記憶部に設定するフラグ設定部と、をさらに備え、報知制御部は、本体操作部が操作された際に、フラグ記憶部に操作フラグが設定されている場合に、報知部による報知を行わせることが望ましい。本体操作部が操作された際に、操作フラグの設定の有無によって、ロック状態でリモコン操作がなされたか否かを判別することができる。
また、本発明の好ましい態様としては、フラグ設定部は、報知部による報知が行われた際にフラグ記憶部に報知フラグを設定し、報知フラグが設定されている場合には、リモコンが操作されても操作フラグを設定しないことが望ましい。ロック状態であることが報知されれば、記憶部に報知フラグが設定され、報知フラグが設定された後の再度の本体操作部の操作ではロック状態の報知が行われないので、報知部による報知の回数を制限し、報知タイミングの適正化を図ることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、フラグ設定部は、報知部による所定回数の報知が行われた際に報知フラグを設定することが望ましい。所定回数の報知が行われるので、使用者が警告表示を見逃してしまい本体操作部を再度操作した場合でも、所定回数内の操作であれば報知が行われるので、ロック状態を把握しやすくなる。
また、本発明の好ましい態様としては、ロック状態は、画像表示装置によって表示される画像で報知され、報知部は、画像を表示する画像表示部であることが望ましい。リモコンの操作や本体操作部の操作は、画像を見ながら行われることが多いので、画像で報知することで、ロック状態であることを使用者が把握しやすくなる。
また、本発明の好ましい態様としては、報知部は、本体に設けられて報知情報を表示する情報表示部であることが望ましい。本体に設けられた情報表示部でロック状態が報知されるので、例えば複数の画像表示装置を使用している場合であっても、いずれの画像表示装置がロック状態であるか把握しやすくなる。
また、本発明の画像表示装置の制御方法は、リモコンによる操作が無効であるとともに、画像表示装置に設けられて当該画像表示装置に対する操作を受け付ける本体操作部による操作が有効であるロック状態で、リモコンが操作された後に本体操作部が操作された際に、ロック状態であることを報知部に報知させることを特徴とする。
ロック状態でリモコンが操作された後に本体操作部が操作された際に、報知部による報知が行われるので、リモコン操作に対してロック状態の報知が行われずに済む。したがって、複数の画像表示装置を使用している場合に、他の画像表示装置に対するリモコン操作に対して、誤って警告表示などによる報知が行われることを防ぐことができる。これにより、誤った警告表示によって画像の視聴が妨げられることを防ぐことができる。
また、本発明の好ましい態様としては、ロック状態でリモコンが操作されたことを示す操作フラグをフラグ記憶部に設定し、本体操作部が操作された際に、フラグ記憶部に操作フラグが設定されている場合に、ロック状態であることを報知部に報知させることが望ましい。本体操作部が操作された際に、操作フラグの設定の有無によって、ロック状態でリモコン操作がなされたか否かを判別することができる。
図1は、本発明の実施例1に係るプロジェクターの外観を示す側面図である。 図2は、プロジェクターの外観を示す平面図である。 図3は、プロジェクターの内部構成の概略を示すブロック図である。 図4は、ロック状態を報知する警告表示としてスクリーンに表示された画像を示す図である。 図5は、情報表示部によるロック状態の報知例を示す図である。 図6は、情報表示部によるロック状態の報知例を示す図である。 図7は、ロック状態を報知する警告表示が表示される手順を説明するためのフローチャートである。
以下に図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るプロジェクターの外観を示す側面図である。図2は、図1に示すプロジェクターの外観を示す平面図である。プロジェクター1は、被照射面としてのスクリーン30に光を投写して画像を表示させる画像表示装置である。
画像表示装置としてのプロジェクター1は、筐体(本体)2、投写レンズ3、調整脚部4を備える。筐体2は、プロジェクター1の外郭を構成し、内部には光源装置(図示せず)や変調装置(図示せず)が収容される。筐体2の天面2aには、本体操作部21や情報表示部22が設けられている。
本体操作部21は、筐体2の天面2aに複数のボタンとして設けられている。本体操作部21は、プロジェクター1の電源をオン・オフさせる場合や、スクリーン30にメニュー画面を表示させる場合に使用者によって操作される。なお、プロジェクター1は、後述するリモコンによっても電源のオン・オフやメニュー画面を表示させる操作が可能となっている。
情報表示部22は、表示画面22aと表示ランプ22bを有して構成される。情報表示部22は、プロジェクター1の動作状態や設定状態を報知するためのものである。例えば、表示画面22aには文字情報や図柄が表示されて、プロジェクター1の動作状態や設定状態を示すことができるようになっている。また、表示ランプ22bは複数設けられており、その表示ランプ22bごとの点灯・消灯によってプロジェクター1の動作状態や設定状態を示すことができるようになっている。また、情報表示部22は、上述した文字情報やランプの点灯などにより、プロジェクター1がロック状態であることを示すことができるが、その詳細については後述する。
投写レンズ3は、光源装置から射出され、変調装置で変調された光をスクリーン30に向けて射出する。投写レンズ3から射出された光によって、スクリーン30に画像が表示される。調整脚部4は、筐体2の底面2bから突出可能に設けられる。調整脚部4は、筐体2の底面2bからの突出量が可変とされる。調整脚部4の突出量を変えることで、プロジェクター1の設置角度を変化させることができ、スクリーン30への画像の投写角度を調整することができる。具体的には、調整脚部4の突出量を変えることで、プロジェクター1が載置された載置面40と、筐体2の底面2bのスクリーン側端部との距離を変化させ、画像の投写角度を調整する。なお、調整脚部4は、不使用時には筐体2内に収納可能となっている。
図3は、プロジェクター1の内部構成の概略を示すブロック図である。プロジェクター1は、画像処理や音声処理を行うために、電源部6、入力端子7、入力選択部8、リモコン受光部9、本体操作部21、キー入力処理部10、記憶部(フラグ記憶部)11、制御部(報知制御部)(フラグ設定部)12、情報表示部22、画像音声処理部(画像表示部)(報知部)13、画像出力部(画像表示部)(報知部)14、音声出力部15、画像投写部(画像表示部)(報知部)16、スピーカー17を備える。
電源部6は、商用電源コンセントなどに接続されて、プロジェクター1に電源を供給するためのものである。入力端子7は、複数備えられ、例えばDVDプレーヤーやパーソナルコンピューターなどの外部接続機器が接続される。入力端子7を介して、外部接続機器から画像情報や音声情報が取得される。
入力選択部8は、複数備えられた入力端子7から取得した画像情報や音声情報から、画像音声処理部13に送る情報を選択する。例えば、外部接続機器として入力端子7にDVDプレーヤーとパーソナルコンピューターとが接続されている場合に、どちらの外部接続機器の情報を用いて画像の表示などをさせるかを選択する。この選択は、リモコン31の操作や本体操作部21の操作に基づいて行われる。また、入力選択部8は、選択した画像情報や音声情報を、画像音声処理部13に送信する。
リモコン受光部9は、プロジェクター1を操作するためにリモコン31が操作された際に、リモコン31から発信された信号を受信して、キー入力処理部10に送信する。リモコン31は、使用者によって操作されるもので、上述した外部接続機器の選択や、電源のオン・オフ操作などを行うことができるようになっている。
本体操作部21は、上述したように、筐体2の天面2aに設けられており、使用者によって操作可能とされる。本体操作部21は、使用者に操作されると、操作内容を示す操作情報をキー入力処理部10に向けて送信する。キー入力処理部10は、リモコン受光部9から送られてきた信号や、本体操作部21から送られてきた操作信号を制御部12に送信する。
記憶部11には、プロジェクター1の設定情報や各種フラグが記憶される。記憶部11には、制御部12からの指示に基づいて、プロジェクター1がロック状態であることを示すロック状態フラグが設定される。ロック状態とは、プロジェクター1がリモコン31からの操作は拒否するが、本体操作部21からの操作は受け付ける状態である。プロジェクター1をロック状態とするか否かは、本体操作部21を操作することで設定することができる。制御部12は、記憶部111にロック状態フラグを設定して、プロジェクター1をロック状態に設定するロック状態設定部として機能する。記憶部11にロック状態フラグが設定されているか否かで、プロジェクター1がロック状態であるか否かを判別することができる。
記憶部11には、ロック状態であることを使用者に報知するための警告表示がなされたことを示す報知フラグが、制御部12からの指示に基づいて設定される。記憶部11には、制御部12からの指示に基づいて、操作フラグが設定される。操作フラグは、プロジェクター1がロック状態となっている間にリモコン操作がされた場合であって、報知フラグが設定されていない場合に設定されるフラグである。すなわち、操作フラグは、ロック状態であることを報知する警告表示がなされる前にリモコン31が操作された場合に設定されるフラグである。したがって、操作フラグが設定された場合には、ロック状態であることに使用者が気付いていない蓋然性が高い。なお、記憶部11に設定された各フラグの消去のタイミングについては後述する。
制御部12は、キー入力処理部10から送信された情報に基づいて記憶部11にフラグを設定したり、記憶部11に設定されたフラグに基づいて画像音声処理部13などを制御して警告表示を行わせたりする。以下に、制御部12の動作を詳細に説明する。
制御部12は、プロジェクター1の電源がオンにされると、記憶部11に設定されている操作フラグおよび報知フラグを消去する。
制御部12は、リモコン31の操作による操作信号をキー入力処理部10から受信すると、プロジェクター1がロック状態であるか否か、すなわち記憶部11にロック状態フラグが設定されているか否かを判別する。ここで、記憶部11にロック状態フラグが設定されていない場合には、リモコン31からの操作を受け付け、指示された動作を画像音声処理部13などに実行させる。そして、記憶部11にロック状態フラグが設定されている場合には、記憶部11に報知フラグが設定されているか否かを判別する。
ここで、記憶部11に報知フラグが設定されていない場合には、ロック状態であることを報知する警告表示がいまだ行われていないため、後に警告表示を行うきっかけとなる操作フラグを記憶部11に設定する。また、ロック状態であるので、リモコン31からの操作を拒否する。また、記憶部11に報知フラグが設定されている場合には、すでにロック状態であることを報知する警告表示が行われているので、操作フラグは設定せずにリモコン31からの操作を拒否する。
制御部12は、本体操作部21の操作による操作信号をキー入力処理部10から受信すると、記憶部11に操作フラグが設定されているか否かを判別する。ここで、記憶部11に操作フラグが設定されていない場合には、本体操作部21からの操作を受け付け、指示された動作を画像音声処理部13などに実行させる。また、記憶部11に操作フラグが設定されている場合には、ロック状態であることを報知する警告表示を行わせる。
上述したように、リモコン31からの操作が拒否されるロック状態であるにも関わらず、リモコン31が操作された場合に、操作フラグが設定される。したがって、記憶部11に操作フラグが設定されている場合には、ロック状態であることを使用者が認識していない蓋然性が高い。そこで、操作フラグが設定されている場合に、警告表示を行うことで、ロック状態であることを使用者に認識させることができ、リモコン31が故障しているといった誤解が生じることを防ぐことができる。
図4は、ロック状態を報知する警告表示としてスクリーン30に表示された画像を示す図である。制御部12は、画像音声処理部13などの画像表示部を制御して、図4に示すような警告表示をスクリーン30に表示させる。図4に示すように、プロジェクター1で投写する画像の一部に警告表示を表示してもよいし、プロジェクター1で投写する画像の全体に警告表示を表示してもよい。画像が投写されるスクリーン30に警告表示が表示されるので、より確実に使用者にロック状態であることを認識させやすくなる。
図5、図6は、情報表示部(報知部)22によるロック状態の報知例を示す図である。図5では、筐体2の天面2aに設けられた表示画面22aに、文字情報として警告表示が表示された状態を示している。使用者が操作している本体操作部21も筐体2に設けられている。本体操作部21と同様に筐体2に設けられている表示画面22aに警告表示が表示されれば、使用者に認識されやすくなり、より確実に使用者にロック状態であることを認識させやすくなる。
図6では、筐体2の表示ランプ22bで警告表示が行われている状態を示している。複数設けられた表示ランプ22bのうち、ロック状態を警告するランプが決められており(本実施例では一番左側のランプ)、その表示ランプ22bが点灯表示となることで、ロック状態であることを報知する。上述した表示画面22aで報知する場合と同様に、筐体2に設けられている表示ランプ22bに警告表示が表示されれば、使用者に認識されやすくなり、より確実に使用者にロック状態であることを認識させやすくなる。
制御部12は、ロック状態を報知する警告表示を表示させると、記憶部11に報知フラグを設定するとともに、操作フラグを消去する。報知フラグを設定することで、その後の本体操作部21の操作や、リモコン31の操作に対して警告表示が表示されなくなるので、本体操作部21を操作するたびに警告表示が表示されて煩わしいといった問題が生じにくくなる。
そして、制御部12は、報知フラグの設定および操作フラグの消去を行った後で、本体操作部21の操作を受け付け、指示された動作を画像音声処理部13などに実行させる。
画像音声処理部13は、入力選択部8から送信された画像信号や、警告表示を表示させるための画像信号を画像出力部14に送信する。また、画像音声処理部13は、入力選択部8から送信された音声信号を音声出力部15に送信する。
画像出力部14は、画像音声処理部13から送信された画像信号に基づいて、画像投写部16に画像を表示させる。画像投写部16は、投写レンズ3や図示しない変調装置を含んで構成される。画像音声処理部13、画像出力部14、画像投写部16は、ロック状態を報知するための警告表示画像を表示する画像表示部として機能する。音声出力部15は、画像音声処理部13から送信された音声信号に基づいて、スピーカー17に音声を発生させる。
次に、ロック状態であることを報知する警告表示が表示される手順を説明する。図7は、ロック状態を報知する警告表示が表示される手順を説明するためのフローチャートである。
まず、プロジェクター1を使用するために電源がオンとされる(ステップS1)。そして、記憶部11に報知フラグや操作フラグが設定されていれば、これらが消去される(ステップS2)。リモコン31が操作された際に(ステップS3,Yes)、ロック状態でなければ(ステップS4,No)、リモコン31からの操作が受け付けられ、指示された動作が実行される(ステップS5)。
リモコン31が操作された際に(ステップS3,Yes)、ロック状態であれば(ステップS4,Yes)、報知フラグが設定されているか判別される。ここで、報知フラグが設定されていなければ(ステップS6,No)、記憶部11に操作フラグが設定されるとともに(ステップS7)、リモコン31からの操作が拒否される(ステップS8)。また、報知フラグが設定されていれば(ステップS6,Yes)、リモコン31からの操作が拒否される(ステップS8)。
そして、本体操作部21が操作された際に(ステップS9,Yes)、操作フラグが設定されていれば(ステップS10,Yes)、ロック状態を報知する警告表示が表示される(ステップS11)。警告表示が表示されると、報知フラグが記憶部11に設定され(ステップS12)、操作フラグが記憶部11から消去されるとともに(ステップS13)、指示された動作が実行される(ステップS14)。また、本体操作部21が操作された際に(ステップS9,Yes)、操作フラグが設定されていなければ(ステップS10,No)、本体操作部21からの操作が受け付けられ、指示された動作が実行される(ステップS14)。最後に、プロジェクター1の使用が終了し、電源がオフとされる(ステップS15)。
以上説明したように、プロジェクター1がロック状態のときに、リモコン31が操作されても警告表示がされないので、複数のプロジェクター1を使用している場合に、他のプロジェクター1に対するリモコン操作に対して誤って警告表示がなされることを防ぐことができる。これにより、誤った警告表示によって画像の視聴が妨げられることを防ぐことができる。
また、本体操作部21を操作した際に警告表示が表示されるので、実際に操作しているプロジェクター1がロック状態であると容易に認識できる。したがって、複数のプロジェクターを使用している場合であっても、いずれのプロジェクター1がロック状態であるか把握しやすくなる。特に、筐体2に設けられた情報表示部22に警告表示が表示されれば、より確実にロック状態となっているプロジェクター1を把握することができる。
また、ロック状態であることが一度報知されれば、記憶部11に報知フラグが設定され、報知フラグが設定された後の再度の本体操作部21の操作では警告表示が表示されないので、本体操作部21を操作するたびに警告表示が表示されることを防ぐことができる。したがって、本体操作部21を操作するたびに、警告表示によって画像の視聴が妨げられるのを防ぐことができる。
また、操作フラグが設定されていない場合には、本体操作部21が操作されても警告表示がなされない(ステップS10参照)。操作フラグが設定されていない状態での本体操作部21の操作は、ロック状態であることを認識した上で使用者が本体操作部21を操作している可能性が高く、このような場合の不要な警告表示を防ぐことができる。
なお、警告表示が表示される手順は、図7のフローチャートで示す場合に限られない。例えば、ステップS12〜S14の順番は適宜変更しても構わない。すなわち、警告表示の表示や、フラグの設定・消去の順序など、本実施例の目的を逸脱しない範囲で適宜変更しても構わない。
また、報知フラグを設定するステップS13と報知フラグが設定されているか判別するステップS6を行わないように構成してもよい。この場合、ロック状態でリモコン31が操作されるたびに操作フラグが設定され、その後の本体操作部21の操作によって警告表示が表示されるようになる。例えば、ある使用者が警告表示によってロック状態を把握したが他の使用者がロック状態を把握していない場合、他の使用者がロック状態中に再度リモコン31を操作したような場合でも操作フラグが設定され、警告表示が表示されるようになる。したがって、一度の警告表示によってロック状態を把握できなかった使用者にもロック状態を把握させやすくなる。
また、本実施例では、ロック状態の報知として画像による報知やランプによる報知を例に挙げて説明したが、これに限られない。例えば、スピーカー17から発生される音声で報知しても構わない。
また、本実施例では、画像表示装置としてプロジェクター1を例に挙げて説明したが、これに限られない。例えば、テレビ受像機であっても構わない。複数のテレビ受像機を並べて使用する場合などに、リモコンの操作に対して警告表示がなされなくなることで、画像の視聴が妨げられにくくなるなど、上述したものと同様の効果を得ることができる。
また、本実施例では、プロジェクター1がロック状態を報知する警告表示を1回表示した後に制御部12が報知フラグを設定する場合を例に挙げて説明したが、これに限られない。例えば、制御部12は、操作フラグが設定された場合、報知フラグを設定する前に所定回数の本体操作部21の操作に対して警告表示を表示させても良い。本変形例では、制御部12は、プロジェクター1が警告表示を表示した場合に、所定回数の警告表示がなされたかを判別する。そして、所定回数の警告表示がなされたと判別された場合に、報知フラグの設定および操作フラグの消去が行われる。
所定回数の本体操作部21の操作までは警告表示が表示されるので、1度の警告表示を使用者が見逃してしまった場合でも、次の本体操作部21の操作で警告表示を表示させることができる。したがって、使用者が警告表示を見逃してしまった場合でも、再度の警告表示によりロック状態を把握しやすくなる。
1 プロジェクター(画像表示装置)、2 筐体(本体)、2a 天面、2b 底面、3 投写レンズ、4 調整脚部、6 電源部、7 入力端子、8 入力選択部、9 リモコン受光部、10 キー入力処理部、11 記憶部(フラグ記憶部)、12 制御部(フラグ設定部)(報知制御部)(ロック状態設定部)、13 画像音声処理部(画像表示部)(報知部)、14 画像出力部(画像表示部)(報知部)、15 音声出力部、16 画像投写部(画像表示部)(報知部)、17 スピーカー、21 本体操作部、22 情報表示部(報知部)、22a 表示画面、22b 表示ランプ、30 スクリーン、31 リモコン、40 載置面

Claims (8)

  1. 画像表示装置であって、
    前記画像表示装置に設けられ、当該画像表示装置に対する操作を受け付ける本体操作部と、
    前記画像表示装置を、リモコンによる操作が無効であるとともに、前記本体操作部による操作が有効であるロック状態に設定するロック状態設定部と、
    前記ロック状態であることを報知する報知部と、
    前記ロック状態で前記リモコンが操作された後に前記本体操作部が操作された際に、前記報知部による報知を行わせる報知制御部と、を備えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記ロック状態で前記リモコンが操作されたことを示す操作フラグが設定されるフラグ記憶部と、
    前記リモコンが操作された際に、前記ロック状態であれば操作フラグを前記フラグ記憶部に設定するフラグ設定部と、をさらに備え、
    前記報知制御部は、前記本体操作部が操作された際に、前記フラグ記憶部に操作フラグが設定されている場合に、前記報知部による報知を行わせることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記フラグ設定部は、前記報知部による報知が行われた際に前記フラグ記憶部に報知フラグを設定し、前記報知フラグが設定されている場合には、前記リモコンが操作されても前記操作フラグを設定しないことを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記フラグ設定部は、前記報知部による所定回数の報知が行われた際に前記報知フラグを設定することを特徴とする請求項3に記載の画像表示装置。
  5. 前記ロック状態は、前記画像表示装置によって表示される画像で報知され、
    前記報知部は、前記画像を表示する画像表示部であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  6. 前記報知部は、前記本体に設けられて報知情報を表示する情報表示部であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  7. 画像表示装置の制御方法であって、
    リモコンによる操作が無効であるとともに、前記画像表示装置に設けられて当該画像表示装置に対する操作を受け付ける本体操作部による操作が有効であるロック状態で、前記リモコンが操作された後に前記本体操作部が操作された際に、ロック状態であることを報知部に報知させることを特徴とする画像表示装置の制御方法。
  8. 前記ロック状態で前記リモコンが操作されたことを示す操作フラグをフラグ記憶部に設定し、
    前記本体操作部が操作された際に、前記フラグ記憶部に操作フラグが設定されている場合に、ロック状態であることを前記報知部に報知させることを特徴とする請求項7に記載の画像表示装置の制御方法。
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