JP5504982B2 - 偏波多重光送信器、および、偏波多重光信号の制御方法 - Google Patents

偏波多重光送信器、および、偏波多重光信号の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、偏波多重光送信器、および、偏波多重光信号の制御方法に関する。
高速光送信器の実現の要求が高まってきている。このため、無線システムに適用されている多値変調方式を適用した光送信器の実用化に向けた開発が進められている。大容量かつ長距離の伝送システムを実現する方法として、偏波多重技術およびデジタルコヒーレント受信を採用した光送信器が注目されている。
偏波多重伝送方式では、同一波長の互いに直交する2つの偏波を利用して、2つのデータストリームが伝送される。このため、偏波多重技術は、変調速度が2分の1になり、電気信号生成回路の特性向上、低コスト化、小型化、低消費電力化等に寄与する。また、伝送路上での分散等の品質劣化要因による影響が低減され、光送信器全体としての特性が向上する。
偏波多重信号を生成する光送信器では、各偏波信号に対して変調器が設けられる。各変調器間での特性のばらつき等に起因して、偏波間で光パワーに差が生じることがある。そこで、非特許文献1は、各偏波の光パワーを各偏波に対応する受光素子でフィードバック制御する技術を開示している。
米国特許第6819872号明細書
しかしながら、非特許文献1の技術では、2つの受光素子を用いて各偏波の光パワーが検出されている。この場合、受光素子の特性ばらつきおよび光パワー調整部以降に発生する光パワー差を低減するため、初期調整が必要となる。また、受光素子の特性の経年変化および光パワー調整部以降の光合成部の特性の経年変化により生じる偏波間光パワー差を補償することができない。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、各偏波間の光パワー差を精度よく減少させることができ、初期調整が抑制されるとともに経年変化等により生じる偏波間光パワー差が補償される、偏波多重光送信器および偏波多重光信号の制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、明細書開示の偏波多重光送信器は、第1光変調信号と第2光変調信号とを偏波多重して偏波多重光信号を合成する光合成部と、第1光変調信号および前記第2光変調信号の光パワーを周期的に変動させる光パワー変動部と、偏波多重光信号のトータル光パワーの変動量を検出するトータル光パワー検出部と、光パワー検出部の検出結果に基づいて第1光変調信号と第2光変調信号との光パワー差を所定値以下に制御する光パワー制御部と、を備えるものである。
上記課題を解決するために、明細書開示の偏波多重光信号の制御方法は、第1光変調信号と第2光変調信号とを偏波多重して偏波多重光信号を合成する光合成ステップと、第1光変調信号および第2光変調信号の光パワーを周期的に変動させる光パワー変動ステップと、偏波多重光信号のトータル光パワーの変動量を検出するトータル光パワー検出ステップと、光パワー検出ステップの検出結果に基づいて第1光変調信号と第2光変調信号との光パワー差を所定値以下に制御する光パワー制御ステップと、を含むものである。
明細書開示の偏波多重光送信器および偏波多重光信号の制御方法によれば、各偏波間の光パワー差を精度よく減少させることができ、初期調整が抑制されるとともに経年変化等により生じる偏波間光パワー差が補償される。
実施例1に係る光送信器の全体構成を説明するためのブロック図である。 各偏波の伝搬を説明するための図である。 モニタ部による制御の一例を説明するためのフローチャートである。 (a)は入射偏波角と受光素子1で検出される光パワーとの関係の計算結果の一例を説明するための図であり、(b)は偏波角度制御部によって設定される入射偏波角の一例について説明するための図である。 ディザー信号を用いた場合の各偏波間の光パワー差の計算例を説明するための図である。 実施例1の変形例1に係る光送信器の全体構成を説明するためのブロック図である。 実施例1の変形例2に係る光送信器の全体構成を説明するためのブロック図である。 実施例2に係る光送信器の全体構成を説明するためのブロック図である。 実施例2の変形例に係る光送信器の全体構成を説明するためのブロック図である。 実施例3に係る光送信器の全体構成を説明するためのブロック図である。 モニタ部による制御の一例を説明するためのフローチャートである。 (a)は第1光可変減衰部および第2光可変減衰部に対するディザリングについて説明するための図であり、(b)は(a)のディザリングの結果として得られるトータル光パワー変動量について説明するための図である。 (a)は第1光可変減衰部および第2光可変減衰部の光減衰量が逆位相で同時に変動する様子を説明するための図であり、(b)は上記損失差が生じている場合のトータル光パワー変動量を説明するための図である。 実施例4に係る光送信器の全体構成を説明するためのブロック図である。 実施例4の変形例に係る光送信器の全体構成を説明するためのブロック図である。 実施例5に係る光送信器の全体構成を説明するためのブロック図である。
以下、図面を参照しつつ、実施例について説明する。
図1は、実施例1に係る光送信器100の全体構成を説明するためのブロック図である。図1を参照して、光送信器100は、光源10、入射偏波角変更部20、偏波分岐部30、第1変調部41、第2変調部42、光合成部50、およびモニタ部60を含む。モニタ部60は、受光素子61、トータル光パワーモニタ部62、トータル光パワー変動量モニタ部63、光パワー制御部64、偏波角度制御部65、およびディザー発生部66を含む。
光源10は、例えばレーザダイオードであり、所定の波長の光信号を発する。この光信号は、例えば連続光(CW:Continuous Wave)である。入射偏波角変更部20は、光源10からの光信号が偏波分岐部30に入射される角度(以下、入射偏波角ともいう)を変更する変更手段である。入射偏波角変更部20は、偏波角度制御部65の指示にしたがって、入射偏波角を変更する。
偏波分岐部30は、光源10からの光信号を、互いに直交するX偏波とY偏波とに分岐する分岐手段である。偏波分岐部30は、例えば、偏光ビームスプリッタ(PBS:Polalization Beam Splitter)である。偏波分岐部30から出力されたX偏波は第1変調部41に入力され、偏波分岐部30から出力されたY偏波は第2変調部42に入力される。
第1変調部41は、駆動ドライバ43によって印加される駆動電圧に応じて光変調を行う変調器であり、光変調信号X(第1変調信号)を出力する。第2変調部42は、駆動ドライバ44によって印加される駆動電圧に応じて光変調を行う変調器であり、光変調信号Y(第2変調信号)を出力する。光変調信号XはX偏波を利用して伝送され、光変調信号YはY偏波を利用して伝送される。第1変調部41および第2変調部42は、例えば、マッハツェンダ型のLiNbO変調器である。なお、第1変調部および第2変調部42は、変調信号を生成するものであれば特に限定されず、例えば、InP等を用いた半導体材料で構成される変調器を用いることができる。
光合成部50は、各偏波を偏波多重する合成器であり、一例として偏波ビーム結合器(PBC:Polarization Beam Combiner)である。本実施例では、光合成部50は、光変調信号Xおよび光変調信号Yを偏波多重して偏波多重光信号を生成する。ここで、偏波多重においては、図2で説明されるように、X偏波を利用して光変調信号Xが伝搬され、Y偏波を利用して光変調信号Yが伝搬される。
ディザー発生部66は、入射偏波角を周期的に微小変動させるためのディザー信号を生成し、偏波角度制御部65およびトータル光パワー変動量モニタ部63に入力する。それにより、光信号の偏波分岐部30への入射角が、ディザー信号の周波数で変動する。この場合、X偏波とY偏波とにほぼ同じ絶対値で符号の異なる損失変動が与えられる。したがって、X偏波およびY偏波の光パワーのそれぞれがディザリングされる。
受光素子61は、光合成部50から出力された偏波多重光信号の一部を受光する。受光素子61によって受光される偏波多重光信号は、X偏波およびY偏波を含む。なお、光合成部50から出力された偏波多重光信号の大半は、光ファイバ等を介して外部に出力される。受光素子61は、例えばフォトダイオードであり、偏波多重光信号の光パワーに応じた電気信号を出力する。
トータル光パワーモニタ部62、トータル光パワー変動量モニタ部63、光パワー制御部64および偏波角度制御部65は、例えばプロセッサを用いてソフトウェアプログラムを実行することによって実現される。トータル光パワーモニタ部62は、受光素子61の出力電気信号に基づいて、光合成部50から出力された偏波多重光信号のトータル光パワーを検出する。トータル光パワーとは、偏波多重光信号のX偏波およびY偏波の合計の光パワーである。
トータル光パワー変動量モニタ部63は、上記のトータル光パワーの変動量を検出する。ここで、トータル光パワー変動量とは、ディザー発生部66が発生するディザー信号の1周期ごとに生じるトータル光パワーの変動量をいう。トータル光パワー変動量モニタ部63は、ディザー発生部66から入力されるディザー信号の周波数を抽出することによって、トータル光パワー変動量を同期検出することができる。
光パワー制御部64は、トータル光パワーモニタ部62およびトータル光パワー変動量モニタ部63の検出結果に基づいて、X偏波の光パワーとY偏波の光パワーとの差が減少するように、入射偏波角の目標値を決定する。具体的には、光パワー制御部64は、ディザー発生部66によるディザリング時のトータル光パワー変動量のばらつきが所定値以下になるように、入射偏波角の目標値を決定する。例えば、トータル光パワー変動量のばらつきとして、(トータル光パワー変動量)/(トータル光パワーの平均)のばらつきを用いることができる。(トータル光パワー変動量)/(トータル光パワーの平均)は、トータル光パワー変動量をトータル光パワーの平均で規格化したものである。偏波角度制御部65は、偏波分岐部30への入射偏波角が光パワー制御部64によって決定された入射偏波角となるように、入射偏波角変更部20を制御する。
以上の制御の具体例を、図3、図4(a)および図4(b)を参照しつつ説明する。図3は、モニタ部60による制御の一例を説明するためのフローチャートである。図3のフローチャートは、光送信器100の起動時に実行されてもよく、光送信器100の動作中において所定の周期で実行されてもよい。図4(a)は、入射偏波角と受光素子61で検出される光パワーとの関係の計算結果の一例を説明するための図である。図4(b)は、偏波角度制御部65によって設定される入射偏波角の一例について説明するための図である。
まず、入射偏波角と各偏波の光パワーとの関係について説明する。図4(a)は、入射偏波角を0度から90度まで変動させた場合のX偏波の光パワー、Y偏波の光パワー、およびそのトータルの光パワーが表されている。X偏波とY偏波とは、互いに逆相の光信号である。したがって、X偏波とY偏波とが、逆位相で光パワーが一致していれば、X偏波とY偏波とのトータルの光パワーは一定となる。しかしながら、X偏波とY偏波との間に光パワー差が生じると、入射偏波角が変動した際のトータル光パワーの変動量にばらつきが生じる。図3のフローチャートでは、この変動量ばらつきに基づいて、X偏波とY偏波との光パワー差を減少させる制御を行う。
図3を参照して、偏波角度制御部65は、偏波分岐部30への入射偏波角が初期値(一例として45度)となるように入射偏波角変更部20を制御する(ステップS1)。それにより、光源10から偏波分岐部30への入射偏波角が初期値に設定される。
次に、ディザー発生部66は、入射偏波角変更部20によって決定される入射偏波角を周期的に変動させるためのディザー信号を生成し、偏波角度制御部65およびトータル光パワー変動量モニタ部63に入力する(ステップS2)。それにより、入射偏波角が、ディザー信号の周波数で変動する。
次に、トータル光パワーモニタ部62は、光合成部50から出力された偏波多重光信号のトータル光パワーを検出する。また、トータル光パワー変動量モニタ部63は、光合成部50から出力された偏波多重光信号のトータル光パワー変動量を検出する(ステップS3)。
次に、光パワー制御部64は、トータル光パワー変動量が所定値以下であるか否かを判定する(ステップS4)。この場合の所定値として、ゼロに近い値を用いることができる。ステップS4において「Yes」と判定された場合、フローチャートの実行は終了する。
ステップS4において「No」と判定された場合、光パワー制御部64は、(トータル光パワー変動量)/(トータル光パワーの平均)のばらつきがゼロまたはゼロに近い所定値以下になるように入射偏波角を設定する(ステップS5)。具体的には、光パワー制御部64は、図4(b)でトータル光パワー変動量)/(トータル光パワーの平均)の傾きがゼロまたはゼロに近い所定値以下になるように入射偏波角を設定する。この場合、図4(b)で説明されるように、X偏波の光パワーとY偏波の光パワーとが一致するようになる。
その後、偏波角度制御部65は、光源10から偏波分岐部30への入射偏波角がステップS5で設定された入射偏波角になるように、入射偏波角変更部20を制御する(ステップS6)。その後、ステップS2が実行される。
以上のように入射偏波角を制御することによって、X偏波の光パワーとY偏波の光パワーとの差を精度よく減少させることができる。それにより、伝送特性劣化を抑制することができる。また、1つの受光素子を用いればトータル光パワーを検出することができることから、複数の受光素子を用いる必要がない。したがって、受光素子の特性ばらつきおよび偏波分岐部30以降に発生する各偏波の光パワー差を低減するための初期調整を不要とすることができる。また、受光素子の特性ばらつきおよび偏波分岐部30以降に発生する各偏波の光パワー差の経年変化により生じる偏波間光パワー差を補償することができる。
図5は、ディザー信号を用いた場合の各偏波間の光パワー差の計算例を説明するための図である。ディザー信号として、周波数23MHz(BitRate=31.5Gbps、ディザー振幅0.05dBの信号を用いることとする。この場合、図5を参照して、LN変調器の自動バイアス制御の1/10程度の感度で各偏波間の光パワー差を0.1dB程度まで低減させることができた。
(変形例1)
図6は、実施例1の変形例1に係る光送信器101の全体構成を説明するためのブロック図である。図6を参照して、光送信器101が図1の光送信器100と異なる点は、トータル光パワー変動周波数抽出部67がさらに設けられている点である。トータル光パワー変動周波数抽出部67として、例えば周波数フィルタ等を用いることができる。
本変形例においては、ディザー発生部66が発生するディザー信号は、トータル光パワー変動量モニタ部63に入力されない。代わりに、トータル光パワー変動周波数抽出部67がトータル光パワーの変動周波数を抽出することによって、ディザー発生部66が発生するディザー信号の周波数を取得する。トータル光パワー変動量モニタ部63は、トータル光パワー変動周波数抽出部67が取得したディザー信号の周波数に基づいて、トータル光パワー変動量を検出することができる。
このように、ディザー発生部66が発生するディザー信号をトータル光パワー変動量モニタ部63に入力しなくても、ディザー信号の周波数に基づいたトータル光パワー変動量を検出することができる。
(変形例2)
図7は、実施例1の変形例2に係る光送信器102の全体構成を説明するためのブロック図である。図7を参照して、光送信器102が図1の光送信器100と異なる点は、第1光可変減衰部45および第2光可変減衰部46がさらに設けられている点である。第1光可変減衰部45は、第1変調部41と光合成部50との間に設けられている。第2光可変減衰部46は、第2変調部42と光合成部50との間に設けられている。
ディザー発生部66は、入射偏波角変更部20によって決定される入射偏波角を周期的に変動させるためのディザー信号を生成し、偏波角度制御部65およびトータル光パワー変動量モニタ部63に入力する。それにより、入射偏波角がディザー信号の周波数で変動する。この場合、X偏波とY偏波とにほぼ同じ絶対値で符号の異なる損失変動が与えられる。
光パワー制御部64は、トータル光パワーモニタ部62およびトータル光パワー変動量モニタ部63の検出結果に基づいて、X偏波とY偏波との光パワー差が減少するように、第1光可変減衰部45および第2光可変減衰部46を制御する。具体的には、光パワー制御部64は、ディザー発生部66によるディザリング時のトータル光パワー変動量のばらつきが所定値以下になるように、第1光可変減衰部45および第2光可変減衰部46を制御する。例えば、トータル光パワー変動量のばらつきとして、(トータル光パワー変動量)/(トータル光パワーの平均)のばらつきを用いることができる。
本変形例によれば、入射偏波角の設定を変更しなくても、X偏波の光パワーとY偏波の光パワーとの差を減少させることができる。
なお、本実施例においては、ディザー発生部66が、第1変調信号および第2変調信号の光パワーを周期的に変動させる光パワー変動部として機能する。
図8は、実施例2に係る光送信器103の全体構成を説明するためのブロック図である。図8を参照して、光送信器103が図1の光送信器100と異なる点は、入射偏波角変更部20および偏波分岐部30の代わりにRZ変調部21および駆動ドライバ22が設けられている点、偏波角度制御部65の代わりにバイアス制御部68が設けられている点、および、第2変調部42と光合成部50との間にλ/2板47が設けられている点である。
RZ変調部21は、駆動ドライバ22によって印加される駆動電圧に応じて、RZ変調信号を出力する。バイアス制御部68は、RZ変調部21にバイアスを印加する。それにより、RZ変調信号をプラス側またはマイナス側にシフトさせることができる。RZ変調部21の正相出力ポートからは、正相信号が第1変調部41に入力される。RZ変調部21の逆相出力ポートからは、逆相信号が第2変調部42に入力される。第2変調部42は、逆相信号をλ/2板47に入力する。λ/2板47は、逆相信号の偏波状態を90度回転させる。それにより、第1変調部41の出力信号をX偏波(光変調信号X)とし、第2変調部42の出力信号をY偏波(光変調信号Y)とすることができる。なお、λ/2板47は、RZ変調部21から第2変調部42を通って光合成部50に至るまでの伝送路のいずれの箇所に配置されていてもよい。
ディザー発生部66は、RZ変調部21に印加されるバイアスを周期的に変動させるためのディザー信号を生成し、バイアス制御部68およびトータル光パワー変動量モニタ部63に入力する。それにより、RZ変調部21のデューティ比がディザー信号の周波数で変動する。この場合、X偏波とY偏波とにほぼ同じ絶対値で符号の異なる損失変動が与えられる。
本実施例においては、光パワー制御部64は、トータル光パワーモニタ部62およびトータル光パワー変動量モニタ部63の検出結果に基づいて、X偏波とY偏波との光パワー差が減少するように、バイアス制御部68を制御する。具体的には、光パワー制御部64は、ディザー発生部66によるディザリング時のトータル光パワー変動量のばらつきが所定値以下になるように、バイアス制御部68を制御する。例えば、トータル光パワー変動量のばらつきとして、(トータル光パワー変動量)/(トータル光パワーの平均)のばらつきを用いることができる。
本実施例によれば、RZ変調部から出力される正相信号と逆相信号とを用いて、X偏波の光パワーとY偏波の光パワーとの差を減少させることができる。
(変形例)
図9は、実施例2の変形例に係る光送信器104の全体構成を説明するためのブロック図である。図9を参照して、光送信器104が図8の光送信器103と異なる点は、第1光可変減衰部45および第2光可変減衰部46がさらに設けられている点である。第1光可変減衰部45は、第1変調部41と光合成部50との間に設けられている。第2光可変減衰部46は、第2変調部42と光合成部50との間に設けられている。
ディザー発生部66は、RZ変調部21に印加されるバイアスを周期的に変動させるためのディザー信号を生成し、バイアス制御部68およびトータル光パワー変動量モニタ部63に入力する。それにより、RZ変調部21のデューティ比がディザー信号の周波数で変動する。この場合、X偏波とY偏波とにほぼ同じ絶対値で符号の異なる損失変動が与えられる。
光パワー制御部64は、トータル光パワーモニタ部62およびトータル光パワー変動量モニタ部63の検出結果に基づいて、X偏波とY偏波との光パワー差が減少するように、第1光可変減衰部45および第2光可変減衰部46を制御する。具体的には、光パワー制御部64は、ディザー発生部66によるディザリング時のトータル光パワー変動量のばらつきが所定値以下になるように、第1光可変減衰部45および第2光可変減衰部46を制御する。例えば、トータル光パワー変動量のばらつきとして、(トータル光パワー変動量)/(トータル光パワーの平均)のばらつきを用いることができる。
本変形例によれば、RZ変調部21に印加するバイアスの設定を変更しなくても、X偏波の光パワーとY偏波の光パワーとの差を減少させることができる。
なお、本実施例においては、ディザー発生部66が、第1変調信号および第2変調信号の光パワーを周期的に変動させる光パワー変動部として機能する。
図10は、実施例3に係る光送信器105の全体構成を説明するためのブロック図である。図10を参照して、光送信器105が図1の光送信器100と異なる点は、入射偏波角変更部20および偏波分岐部30の代わりに光分岐部23が設けられている点、光パワー制御部64および偏波角度制御部65の代わりに第1光パワー制御部69および第2光パワー制御部70が設けられている点、ディザー発生部66の代わりに第1ディザー発生部71および第2ディザー発生部72が設けられている点、ならびに、第1光可変減衰部45、第2光可変減衰部46およびλ/2板47がさらに設けられている点である。第1光可変減衰部45は第1変調部41と光合成部50との間に設けられ、第2光可変減衰部46は第2変調部42と光合成部50との間に設けられている。λ/2板47は、第2光可変減衰部46と光合成部50との間に設けられている。
光分岐部23は、ビームスプリッタ等であり、光源10の出力光を2つに分岐し、それぞれ第1変調部41および第2変調部42に入力する。本実施例においては、光分岐部23は、第1変調部41と第2変調部42とに入力される光パワーが同等となるように、光源10の出力光を分岐する。第2変調部42の出力信号は、第2光可変減衰部46を介してλ/2板47に入力される。λ/2板47は、入力された光信号の偏波状態を90度回転させる。それにより、第1変調部41の出力信号をX偏波(光変調信号X)とし、第2変調部42の出力信号をY偏波(光変調信号Y)とすることができる。
第1ディザー発生部71は、周波数fxのディザー信号Xを第1光パワー制御部69およびトータル光パワー変動量モニタ部63に入力する。第1光パワー制御部69は、第1光可変減衰部45における光減衰量を周波数fxで変動させる。第2ディザー発生部72は、周波数fyのディザー信号Yを第2光パワー制御部70およびトータル光パワー変動量モニタ部63に入力する。第2光パワー制御部70は、第2光可変減衰部46における光減衰量を周波数fyで変動させる。
本実施例においては、第1光可変減衰部45および第2光可変減衰部46における光減衰量は、時分割でディザリングされる。したがって、第1光可変減衰部45の光減衰量および第2光可変減衰部46の光減衰量は、交互に変動する。
第1光パワー制御部69および第2光パワー制御部70は、トータル光パワーモニタ部62およびトータル光パワー変動量モニタ部63の検出結果に基づいて、X偏波とY偏波との光パワー差が減少するように、第1光可変減衰部45および第2光可変減衰部46を制御する。具体的には、第1光パワー制御部69および第2光パワー制御部70は、第1ディザー発生部71および第2ディザー発生部72によるディザリング時のトータル光パワー変動量のばらつきが所定値以下になるように、第1光可変減衰部45および第2光可変減衰部46を制御する。例えば、トータル光パワー変動量のばらつきとして、(トータル光パワー変動量)/(トータル光パワーの平均)のばらつきを用いることができる。
以上の制御の具体例を、図11、図12(a)および図12(b)を参照しつつ説明する。図11は、モニタ部60による制御の一例を説明するためのフローチャートである。図11のフローチャートは、光送信器105の起動時に実行されてもよく、光送信器105の動作中において所定の周期で実行されてもよい。図12(a)は、第1光可変減衰部45および第2光可変減衰部46に対するディザリングについて説明するための図である。図12(b)は、図12(a)のディザリングの結果として得られるトータル光パワー変動量について説明するための図である。
図11を参照して、第1ディザー発生部71は、第1光可変減衰部45に周波数fxのディザー信号Xを入力する(ステップS11)。それにより、第1光可変減衰部45における光減衰量が周波数fxで変動し、X偏波の光パワーがディザリングされる。なお、図12(a)は、ディザー信号Xの変動量を±0.5dBとし、その結果として第1光可変減衰部45における損失が9dBになった場合を表している。次に、トータル光パワーモニタ部62は、光合成部50から出力された偏波多重光信号のトータル光パワーを検出する(ステップS12)。
次に、第2ディザー発生部72は、第2光可変減衰部46に周波数fyのディザー信号Yを入力する(ステップS13)。それにより、第2光可変減衰部46における光減衰量が周波数fyで変動し、Y偏波の光パワーがディザリングされる。なお、図12(a)は、ディザー信号Yの変動量を±0.5dBとし、その結果として第2光可変減衰部46における損失が10dBになった場合を表している。次に、トータル光パワーモニタ部62は、光合成部50から出力された偏波多重光信号のトータル光パワーを検出する(ステップS14)。
次に、トータル光パワー変動量モニタ部63は、光変調信号Xおよび光変調信号Yのトータル光パワーの変動量を検出する(ステップS15)。なお、図12(b)は、X偏波に対するディザリングの結果としてトータル光パワー変動量が0.6dBになり、Y偏波に対するディザリングの結果としてトータル光パワー変動量が0.4dBになった場合を表している。
次に、第1光パワー制御部69および第2光パワー制御部70は、ステップS15で得られるトータル光パワー変動量が所定値以下であるか否かを判定する(ステップS16)。この場合の所定値として、ゼロに近い値を用いることができる。ステップS16において「Yes」と判定された場合、フローチャートの実行は終了する。
ステップS16において「No」と判定された場合、第1光パワー制御部69および第2光パワー制御部70は、ステップS15で得られたトータル光パワー変動量のばらつきがゼロまたはゼロに近い所定値以下になるように、第1光可変減衰部45および第2光可変減衰部46の光減衰量を設定する(ステップS17)。なお、ここでいうトータル光パワー変動量のばらつきとは、X偏波に対するディザリングで得られたトータル光パワー変動量とY偏波に対するディザリングで得られたトータル光パワー変動量との差のことである。その後、ステップS11が実行される。
以上のように光減衰量を制御することによって、X偏波の光パワーとY偏波の光パワーとの差を減少させることができる。それにより、伝送特性劣化を抑制することができる。
なお、第1光可変減衰部45および第2光可変減衰部46における光減衰量の変動は、位相を半周期ずらして同時に与えられてもよい。この場合、第1光可変減衰部45の光減衰量および第2光可変減衰部46の光減衰量は、同時に変動する。
図13(a)は、第1光可変減衰部45および第2光可変減衰部46の光減衰量が逆位相で同時に変動する様子を説明するための図である。図13(a)においては、ディザー信号Xおよびディザー信号Yの変動量を±0.5dBとし、その結果として第1光可変減衰部45における損失が9dBかつ第2光可変減衰部46における損失が10dBになった場合を表している。図13(b)は、上記損失差が生じている場合のトータル光パワー変動量を説明するための図である。
このように、第1光可変減衰部45および第2光可変減衰部46における光減衰量を同時にディザリングしても、トータル光パワー変動量のばらつきを検出することができる。その結果、X偏波の光パワーとY偏波の光パワーとの差を減少させることができる。
なお、本実施例においては、第1ディザー発生部71および第2ディザー発生部72が、第1変調信号および第2変調信号の光パワーを周期的に変動させる光パワー変動部として機能する。
図14は、実施例4に係る光送信器106の全体構成を説明するためのブロック図である。図14を参照して、光送信器106が図1の光送信器100と異なる点は、光源10の代わりに第1光源11および第2光源12が設けられている点、λ/2板47が設けられている点、および、ディザー発生部66の代わりに第1ディザー発生部71および第2ディザー発生部72が設けられている点である。また、光送信器106においては、入射偏波角変更部20、偏波分岐部30および偏波角度制御部65が設けられていない。
第1光源11および第2光源12は、光源10と同様の構成を有する。第1光源11の出力光は第1変調部41に入力され、第2光源12の出力光は第2変調部42に入力される。λ/2板47は、第1光源11から光合成部50までの伝送路および第2光源12から光合成部50までの伝送路のいずれか一方に設けられている。それにより、光合成部50には、互いに直交する2つの偏波(X偏波およびY偏波)が入力される。
第1ディザー発生部71は、周波数fxのディザー信号Xを光パワー制御部64およびトータル光パワー変動量モニタ部63に入力する。第2ディザー発生部72は、周波数fyのディザー信号Yを光パワー制御部64およびトータル光パワー変動量モニタ部63に入力する。光パワー制御部64は、ディザー信号Xの周波数fxで第1光源11の出力パワーを変動させることによって、ディザリングを行う。また、光パワー制御部64は、ディザー信号Yの周波数fyで第2光源12の出力パワーを変動させることによって、ディザリングを行う。
光パワー制御部64は、トータル光パワーモニタ部62およびトータル光パワー変動量モニタ部63の検出結果に基づいて、X偏波とY偏波との光パワー差が減少するように、第1光源11および第2光源12を制御する。具体的には、光パワー制御部64は、第1ディザー発生部71および第2ディザー発生部72によるディザリング時のトータル光パワー変動量のばらつきが所定値以下になるように、第1光源11および第2光源12を制御する。例えば、トータル光パワー変動量のばらつきとして、(トータル光パワー変動量)/(トータル光パワーの平均)のばらつきを用いることができる。
(変形例)
図15は、実施例4の変形例に係る光送信器107の全体構成を説明するためのブロック図である。図15を参照して、光送信器107が図14の光送信器106と異なる点は、第1光可変減衰部45および第2光可変減衰部46がさらに設けられている点である。第1光可変減衰部45は、第1変調部41と光合成部50との間に設けられている。第2光可変減衰部46は、第2変調部42と光合成部50との間に設けられている。
本変形例では、光パワー制御部64は、トータル光パワーモニタ部62およびトータル光パワー変動量モニタ部63の検出結果に基づいて、X偏波とY偏波との光パワー差が減少するように、第1光可変減衰部45および第2光可変減衰部46を制御する。具体的には、光パワー制御部64は、第1ディザー発生部71および第2ディザー発生部72によるディザリング時のトータル光パワー変動量のばらつきが所定値以下になるように、第1光可変減衰部45および第2光可変減衰部46を制御する。例えば、トータル光パワー変動量のばらつきとして、(トータル光パワー変動量)/(トータル光パワーの平均)を用いることができる。
なお、本実施例においては、第1ディザー発生部71および第2ディザー発生部72が、第1変調信号および第2変調信号の光パワーを周期的に変動させる光パワー変動部として機能する。
図16は、実施例5に係る光送信器108の全体構成を説明するためのブロック図である。図16を参照して、光送信器108が図10の光送信器105と異なる点は、偏波回転素子73、偏光子74および偏波回転制御部75をさらに備える点である。光合成部50によって偏波多重された偏波多重光信号は、偏波回転素子73に入力される。偏波回転素子73は、偏波回転制御部75の指示に従って、偏波回転させた上記偏波多重光信号を偏光子74に入力する、偏光子74は、所定の偏光方向の光成分を抽出して受光素子61に与える。
第1ディザー発生部71は、周波数fxのディザー信号Xを第1光パワー制御部69およびトータル光パワー変動量モニタ部63に入力する。第1光パワー制御部69は、第1光可変減衰部45における光減衰量を周波数fxで変動させる。第2ディザー発生部72は、周波数fyのディザー信号Yを第2光パワー制御部70およびトータル光パワー変動量モニタ部63に入力する。第2光パワー制御部70は、第2光可変減衰部46における光減衰量を周波数fyで変動させる。
光パワー変動量モニタ部63は、偏波回転素子73の周波数成分の光パワー変動量を抽出することができる。第1光パワー制御部69および第2光パワー制御部70は、偏波回転素子73の周波数成分がゼロまたはゼロに近い所定値以下となるように、第1光可変減衰部45および第2光可変減衰部46を制御する。それにより、X偏波とY偏波との光パワー差を減少させることができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 光源
20 入射偏波角変更部
30 偏波分岐部
41 第1変調部
42 第2変調部
50 光合成部
60 モニタ部
61 受光素子
62 トータル光パワーモニタ部
63 トータル光パワー変動量モニタ部
64 光パワー制御部
65 偏波角度制御部
66 ディザー発生部
100 光送信器

Claims (8)

  1. 第1光変調信号と第2光変調信号とを偏波多重して偏波多重光信号を合成する光合成部と、
    前記第1光変調信号および前記第2光変調信号の光パワーを周期的に変動させる光パワー変動部と、
    前記偏波多重光信号のトータル光パワーの変動量を検出するトータル光パワー検出部と、
    前記光パワー検出部の検出結果に基づいて、前記第1光変調信号と前記第2光変調信号との光パワー差を減少させる制御を行う光パワー制御部と、を備えることを特徴とする偏波多重光送信器。
  2. 前記光パワー制御部は、前記トータル光パワーの平均に対する前記トータル光パワーの変動量のばらつきが所定値以下になるように、前記第1光変調信号および前記第2光変調信号の光パワーを制御することを特徴とする請求項1記載の偏波多重光送信器。
  3. 前記トータル光パワーの変動量は、前記トータル光パワーの、前記光パワー変動部によって前記第1光変調信号および前記第2光変調信号の光パワーを変動させる際の1周期における変動量であることを特徴とする請求項1または2記載の偏波多重光送信器。
  4. 光源から入射される光信号を互いに直交する2つの偏波に分岐する偏波分岐部と、
    前記光源から前記偏波分岐部に入射される光信号の入射偏波角を変更する入射偏波角変更部と、
    前記2つの偏波を変調することによって前記第1光変調信号および前記第2光変調信号を得る光変調部と、を備え、
    前記光パワー変動部および/または前記光パワー制御部は、前記入射偏波角変更部を用いて前記入射偏波角を変更することによって、前記第1光変調信号および前記第2光変調信号の光パワーを制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の偏波多重光送信器。
  5. 前記第1光変調信号の光減衰量を変更可能な第1光可変減衰部と、
    前記第2光変調信号の光減衰量を変更可能な第2光可変減衰部と、を備え、
    前記光パワー変動部および/または前記光パワー制御部は、前記第1光可変減衰部および前記第2光可変減衰部の光減衰量を変動させることによって、前記第1光変調信号および前記第2光変調信号の光パワーを制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の偏波多重光送信器。
  6. 前記第1光変調信号および前記第2光変調信号は、異なる2つの光源から出力された光信号から生成されたものであり、
    前記光パワー変動部および/または前記光パワー制御部は、前記2つの光源の駆動電気信号を変動させることによって、前記第1光変調信号および前記第2光変調信号の光パワーを制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の偏波多重光送信器。
  7. 前記第1光変調信号および前記第2光変調信号は、RZ変調部からの正相信号および逆相信号を用いて得られる光変調信号の偏波状態を互いに90度回転させたものであり、
    前記光パワー変動部および/または前記光パワー制御部は、前記RZ変調部へのバイアス電圧を変動させることによって、前記第1光変調信号および前記第2光変調信号の光パワーを制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の偏波多重光送信器。
  8. 第1光変調信号と第2光変調信号とを偏波多重して偏波多重光信号を合成する光合成ステップと、
    前記第1光変調信号および前記第2光変調信号の光パワーを周期的に変動させる光パワー変動ステップと、
    前記偏波多重光信号のトータル光パワーの変動量を検出するトータル光パワー検出ステップと、
    前記光パワー検出ステップの検出結果に基づいて、前記第1光変調信号と前記第2光変調信号との光パワー差を減少させる制御を行う光パワー制御ステップと、を含むことを特徴とする偏波多重光信号の制御方法。
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