JP5504904B2 - 情報記録再生装置 - Google Patents

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本発明は、ファイルシステムを介して記録媒体に記録されたファイルにアクセスする情報記録再生装置に関する。
近年、半導体メモリカードを記録媒体とするデジタルカメラ(或いはデジタルスチルカメラ)の普及が目覚しい。デジタルカメラには、データの互換性を確保するためにJEIDA(Japan Electronic Industry Development Association)で規格化されたDCF(Design rules for camera file system)規格が存在する。
図5は、デジタルカメラで静止画記録時に使用されるDCF規格準拠の記録媒体(例えば、半導体メモリカード)におけるディレクトリ/ファイル構成の一例を説明する図である。
同図において、501はルートディレクトリ、502はDCIM(Digital Camera Images)ディレクトリ、503は“100XXXXX”ディレクトリ(ここで、XXXXXは5文字の自由文字を表す)、504および505は静止画ファイルAAAA0001.JPG、AAAAxxxx.JPG(ここで、AAAAは4文字の自由文字、xxxxは0001〜9999までの整数を表す)である。ここで、自由文字とはFAT(File Allocation Tables)ファイルシステムにおいてファイル名として使用可能な文字のことである。
DCF規格では、DCFイメージルートディレクトリであるDCIMディレクトリ502の直下に静止画ファイルなどのDCFオブジェクトを格納するための複数のDCFディレクトリ503を置く。DCFディレクトリ名は、100〜999までのディレクトリ番号と5文字の自由文字からなる。例えば、“100XXXXX”ディレクトリ503では100がディレクトリ番号にあたる。自由文字を含めると、実際には“100_PANA”などとなる。同様に、DCFファイル名における自由文字は“IMAG0001.JPG”などとなる。
ここで、DCF規格ではファイル名は8.3形式(ファイル名が8文字、拡張子が3文字)のショートファイル名である。
なお、ここでは説明を省略するが、動画に関しても同様である。この場合、DCFオブジェクトが静止画ファイルでなく、動画ファイル(例えば拡張子MOVなど)になる場合もあるし、DCF規格の代わりにSD(Secure Digital)ビデオ規格であってもよい。以下、特に説明のない場合、DCF規格の静止画を例に説明を行う。
また、デジタルカメラでは、一般的にファイルシステムとしてFATファイルシステムが用いられる。FATファイルシステムは、デジタルカメラだけではなく様々な記憶媒体使用機器で用いられているため、FATファイルシステムでデータを記録すると、他の装置からでもその記憶媒体を利用しやすいという特徴を持つ。
FATファイルシステムを用いて記録媒体にデータ記録を行うときの処理の一例として、新規の画像データを記録媒体に記録する手順を説明する。記録すべき画像データ、画像データを記録すべきディレクトリが与えられると、画像データを記録すべきディレクトリのエントリをルートディレクトリエントリおよびサブディレクトリエントリ(以後、これらをディレクトリエントリと総称する)から探索し、その中に画像データのためのエントリを新規に作成する。次に、FATから、画像データを記録できるだけの空きクラスタを探索する。空きクラスタに画像データを記録し、FATにクラスタ使用情報を記録した後、保存データの所在等に関する情報をディレクトリエントリ上の画像データのエントリに記録する。また、記録済みのデータを更新する手順を説明する。更新すべきデータが記録されているディレクトリのエントリをディレクトリエントリから探索する。次に、必要に応じてFATからデータを更新したいクラスタを探索し、そのクラスタのデータを更新する。ディレクトリエントリ上の保存データのエントリを更新する。
ここで、画像データやディレクトリエントリ等、記録媒体上のデータを更新する際は、記録媒体上のデータ管理の最小単位であるセクタを単位として行われる(セクタ単位での読み出しおよび書き込みのみが可能)。したがって、セクタ内の一部のデータのみを更新する場合、例えばセクタサイズ未満のデータを更新する際には直接記録媒体に対してデータ更新ができないため、対象セクタのデータを一旦記録媒体からバッファメモリ等に読み出し、バッファメモリ上でデータを更新してからそのセクタに書き戻す、いわゆるリードモディファイライトという処理を行う。
このようにFATファイルシステムを利用して半導体メモリカード等の記録媒体にデータを記録するデジタルカメラに関する技術として、特許文献1に記載されたものがある。
特開2007−128282号公報
しかしながら上記デジタルカメラのような従来の情報記録再生装置は、記録媒体からデータが正しく読み出されることを前提として設計されているため、信頼性の低い半導体メモリカード等の記録媒体を使用した際に、データ消失のおそれがあるという課題があった。
以下、この課題について具体的に説明する。例えば、信頼性の低い半導体メモリカードが情報記録再生装置からの読み出し要求にしたがって内部のフラッシュメモリからデータを読み出した際に、なんらかの理由により実際に記録されているデータとは異なるデータ(例えばオールゼロのデータ)を情報記録再生装置に対して出力してしまう可能性がある。そして、ディレクトリエントリの記録の際にこれが発生すると、次のようなことが引き起こされる。すなわち、記録対象のディレクトリエントリを含むセクタに対してリードモディファイライトの処理が行われる際にオールゼロのデータが読み出されると、そのセクタに記録済みの他のディレクトリエントリがオールゼロとして記録されてしまい、元々記録されていたディレクトリエントリが消失する。その結果、そのディレクトリエントリに対応するファイルが見えない、すなわち削除されたのと同様な状態となってしまう。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、信頼性の低い記録媒体を使用した際にもデータ消失の可能性を低減する情報記録再生装置を提供することを目的とする。
以上のような課題を解決するために本発明の情報記録再生装置は、記録媒体上のディレクトリ情報を記録する領域における所定の位置に特定の情報が記録されるファイルシステムを使用して、読み出しおよび書き込みを行う情報記録再生装置であって、記録媒体からディレクトリ情報を内部メモリに読み出し、読み出したディレクトリ情報における所定の位置に特定の情報が記録されているかどうかを判断し、記録されていると判断した場合には、読み出したディレクトリ情報を更新して記録媒体に書き戻す信号処理部を備える。
本発明の情報記録再生装置によれば、信頼性の低い記録媒体を使用した際にもデータ消失の可能性を低減することができる。
実施の形態1にかかるデジタルカメラの構成を示すブロック図 メモリカード910内のファイルシステム構造を示す図 ディレクトリエントリに関する説明図 実施の形態1にかかるデジタルカメラのディレクトリエントリ更新時の処理の流れを示すフローチャート DCF規格準拠の記録媒体におけるディレクトリ/ファイル構成の一例を説明する図
以下の本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
(デジタルカメラの構成)
本発明の実施の形態について、デジタルカメラを例に説明する。図1は、本実施の形態にかかるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。同図によれば、レンズ901によって集められた光は、CCD(Charge Coupled Device)駆動回路903により駆動されるCCD902に入り、電気的信号である画像データに変換される。CCD902で生成された画像データは、A/D変換回路904によって、デジタル信号へと変換される。そして、デジタル信号は、レンズ901が取り込んだ画像データとして、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)905に格納される。SDRAM905に格納された画像データは、信号処理部906とCPU(Central Processing Unit)907によって表示画像に変換され、LCD(Liquid Crystal Display)908に出力される。撮影を行う際には、ユーザがシャッタ釦909を押下すると、CPU907がそれを判断し、CCD駆動回路903に撮影動作を指令する。撮影駆動でCCD902が取り込んだ画像データは、一旦SDRAM905に格納され、信号処理部906で所定の処理が施された後に、メモリカード910に記録される。信号処理部906は、メモリカード910に対してFATファイルシステムを用いてアクセスする。
メモリカード910は、デジタルカメラあるいはPC等の外部機器にて作成されたFATファイルシステムのディレクトリおよびファイルを有する。信号処理部906は、メモリカード910のディレクトリエントリやFATを必要に応じて読み出し、ディレクトリ/ファイルにアクセスする。
(ファイルシステムとディレクトリエントリについて)
図2は、メモリカード910内のファイルシステム構造を示す図である。FATにはFAT12、FAT16、FAT32やロングファイル名が利用可能なVFATなどがあるが、ここではFAT16を例に説明する。
図2において、301はマスターブートレコードやパーティションテーブル、302はパーティションブートセクタ、303はFAT1、304はFAT2、305はルートディレクトリエントリ、306はユーザデータ領域である。また、ディレクトリに含まれるファイルおよびディレクトリの情報であるディレクトリ情報としてのディレクトリエントリの構造として、307はファイル名(8バイト)、308はファイル拡張子(3バイト)、309はファイル属性(1バイト)、310はリザーブ(1バイト)、311はVFAT用作成時刻(10ms)(1バイト)、312はVFAT用作成時刻(2バイト)、313はVFAT用作成日付(2バイト)、314はVFAT用アクセス日付(2バイト)、315はFAT32用クラスタ番号の上位16ビット(2バイト)、316は更新時刻(2バイト)、317は更新日付(2バイト)、318はクラスタ開始番号(2バイト)、319はファイルサイズ(4バイト)である。また、307〜319でディレクトリエントリ(32バイト)を構成する。なお本実施の形態では、マスターブートレコードやパーティションテーブル301、パーティションブートセクタ302、FAT1(303)、FAT2(304)およびルートディレクトリエントリ305をまとめて管理領域と呼ぶ。
信号処理部906はCPU907からの命令によりマスターブートレコード301を読む。マスターブートレコード301には各パーティションのファイルシステムタイプ(FAT12/FAT16など)の識別情報とパーティションの先頭セクタであるパーティションブートセクタ302の開始位置がフォーマット時に記録されている。
その後、信号処理部906はパーティションブートセクタ302を読む。ここにはセクタあたりのバイト数や、クラスタあたりのセクタ数、FATあたりのセクタ数、FAT数などの情報が記述されている。パーティションブートセクタは512バイトである。
FAT1(303)はパーティションブートセクタ302の次のセクタから開始され、信頼性向上のためFAT1(303)/FAT2(304)で2重化されている(以下、これらを特に区別なくFATと呼ぶ)。FATの領域は、(FATあたりのセクタ数)×(FATの数(図2の例では2))バイトである。
ルートディレクトリエントリ305は、FATの次のセクタから開始される。ルートディレクトリエントリはFAT16の場合、512個のディレクトリエントリ307〜319を格納可能であり、32バイト×512個=16384バイトである。
ユーザデータ306は、実際のファイルデータやサブディレクトリエントリを格納する領域であり、FAT16の場合、ルートディレクトリエントリの次のセクタから開始される。
ディレクトリエントリにおけるファイル名307、ファイル拡張子308は8.3形式のファイル名および拡張子を記憶し、ファイル属性309はビット4が1であるかどうかでディレクトリ(1)/ファイル(0)を識別できる。
また、ファイル名307の先頭1文字あるいは2文字は下記のような特別な意味を持つ。0x00:空のエントリ、0x2e(.):カレントディレクトリ、0x2e2e(..):親ディレクトリ、0xe5、0x05:削除されたエントリ(利用可能)などである。但し、0x2e、0x2e2eはファイル属性309がディレクトリの時のみ使用可能である。カレントディレクトリ(.)のディレクトリエントリおよび親ディレクトリ(..)のディレクトリエントリの位置はそれぞれ、各サブディレクトリエントリの先頭および二つ目で固定となっている。すなわち、必ず各サブディレクトリエントリ領域の先頭のエントリのファイル名が“.”、2つ目のエントリのファイル名が“..”となる。言い換えると、各サブディレクトリエントリの最初の1バイト目がカレントディレクトリを示す情報である0x2eであり、33バイト目から2バイトが親ディレクトリを示す情報である0x2e2eとなる。
図3は、図5のディレクトリ/ファイル構成を実現するディレクトリエントリに関する説明図である。本図では図2のディレクトリエントリ307〜319の中で説明に必要な情報のみ図示している。なお、以下では、ディレクトリ503は100_PANAディレクトリ、静止画ファイル504、505はIMAG0001.JPGファイル、IMAG0002.JPGファイルとして説明する。
図3において、401はルートディレクトリエントリ(図2の305に相当)、402はユーザデータ領域(図2の306に相当)、403、418、423、428、453、463はファイル名(図2の307に相当)、404、419、424、429、454、464はファイル拡張子(図2の308に相当)、405、420、425、430、455、465はファイル属性のビット4(図2の309のビット4に相当)、406、421、426、431、456、466はクラスタ開始番号(図2の318に相当)、407、422、427、432、457、467はファイルサイズ(図2の319に相当)である。なお、図2で前述した削除されたディレクトリエントリ、空のディレクトリエントリは省略している。すなわち、403〜407、418〜422、428〜432のディレクトリエントリの次のディレクトリエントリは空のディレクトリエントリであるとする。
ルートディレクトリ501下のディレクトリ及びファイルがルートディレクトリエントリに登録されている。すなわち、DCIMディレクトリ502に関するディレクトリエントリが登録されていることを示す。
DCIMディレクトリ502下の100_PANAディレクトリ503のディレクトリエントリ418〜422は、クラスタ開始番号406より計算されるユーザデータ内のアドレスに存在し、100_PANAディレクトリ503下のIMAG0001.JPGファイル504、IMAG0002.JPGファイル505のディレクトリエントリ423〜427、428〜432はクラスタ開始番号421より計算されるユーザデータ内のアドレスに存在する。
また、DCIMディレクトリ502下のカレントディレクトリ(.)のディレクトリエントリ453〜457は、クラスタ開始番号456より計算されるユーザデータ内のアドレスに存在し、親ディレクトリ(..)のディレクトリエントリ463〜467は、クラスタ開始番号466より計算されるルートディレクトリエントリのアドレスに存在する。なお、100_PANAディレクトリ503下のカレントディレクトリ(.)、親ディレクトリ(..)についても同様である。また、ルートディレクトリエントリにはカレントディレクトリ(.)のディレクトリエントリおよび親ディレクトリ(..)のディレクトリエントリは存在しない。
なお、本実施の形態では、ディレクトリエントリ403〜407等、各ディレクトリについての情報については単にエントリと表記し、論理的に同一ディレクトリに格納されているファイルおよびディレクトリのエントリの集合(例えばディレクトリエントリ453〜457、ディレクトリエントリ463〜467およびディレクトリエントリ418〜422の集合)が記録されている領域についてはディレクトリエントリ領域と表記することがある。
(ディレクトリエントリ更新時の動作)
デジタルカメラが画像データをメモリカード910に記録する際には、信号処理部906が画像データ自体をユーザデータ領域306に記録すると共に、管理領域を更新する。また、デジタルカメラが画像データをメモリカード910から読み出して再生する際にも、信号処理部906が管理領域を更新する。具体的には、再生時には読み出したファイルのディレクトリエントリ中のVFAT用アクセス日付を更新する。以下、これらの更新処理において発生するディレクトリエントリ更新時の動作について説明する。
図4は、デジタルカメラのディレクトリエントリ更新時の処理の流れを示すフローチャートである。画像データの記録時や再生時等において、信号処理部906は必要に応じてディレクトリエントリを更新する。各ディレクトリエントリのサイズは32バイトであり、メモリカード910へのアクセスの最小単位であるセクタサイズよりも小さいため、リードモディファイライトを行ってディレクトリエントリの記録(更新)を行う。
新規画像データの記録時には、信号処理部906が新規のディレクトリエントリのための領域を確保し、既存データの更新時には、対象ファイルに対応するディレクトリエントリを特定する。信号処理部906は、そのようにして特定した更新対象のエントリを含むディレクトリエントリ領域全体をSDRAM905に読み出す(S701)。
次に、読み出したディレクトリエントリ領域の先頭から2つのエントリのファイル名を確認し、それらが順にカレントディレクトリを示す情報(.)、および親ディレクトリを示す情報(..)であるかどうかを判別する(S703)。もし先頭2つのエントリがこれらに合致すれば(S703において“Y”)、このディレクトリエントリは正しく読み出せたものと判断し、SDRAM905上で所望のエントリの更新を行う(S704)。更新が終了したら、読み出したディレクトリエントリ領域を再びメモリカード910に書き込んで(S705)、更新処理を終了する。
一方、先頭2つのエントリがこれらに合致しないならば(S703において“N”)、このディレクトリエントリは正しく読み出せていないと判断し、読み出したエントリやこのエントリを更新したエントリをメモリカード910に書き戻す処理は行わず、LCD908にエラーメッセージを表示するなどのエラー処理を行う(S706)。
以上説明したように、メモリカード910に対するデータの記録および再生時に発生するディレクトリエントリ更新処理において、ディレクトリエントリ領域の先頭2つのエントリが順にカレントディレクトリを示す情報(.)、および親ディレクトリを示す情報(..)であるかどうかを判別することにより、メモリカード910からディレクトリエントリを正しく読み出せているかどうかを確認できる。したがって、信頼性の低いメモリカードを使用したときに発生しうる、正しいデータが読み出せなかった場合にそれを検知できる可能性が高まり、データ消失の可能性を低減することができる。
(他の実施形態)
以上により、本発明の実施の形態1について説明した。しかし本発明は、これらには限定されない。そこで、本発明の他の実施の形態について、本欄にまとめて説明する。
実施の形態1にかかるデジタルカメラは、ディレクトリエントリの更新時に、更新対象のエントリを含むディレクトリエントリ領域全体をSDRAM905に読み出して更新するものとしたが、更新対象のエントリを含む1セクタだけを読み出して更新するようにしてもよい。この場合、ステップS703においてそのセクタがディレクトリエントリ領域の先頭のセクタである場合にのみ、先頭の2つのエントリのファイル名を確認するようにすれば、もしメモリカード910から正しくデータが読み出せなかったときにもこのセクタに含まれる他のエントリを消失してしまう可能性を低減できる。
実施の形態1にかかるデジタルカメラは、ディレクトリエントリの更新時に、更新対象のエントリを含むディレクトリエントリ領域全体をSDRAM905に読み出して更新し、その都度メモリカード910に書き込むものとしたが、SDRAM905上のデータをディレクトリエントリのキャッシュとして使用してもよい。すなわち、一度SDRAM905に読み出したエントリのデータを保持し続け、次に更新すべきエントリがすでにSDRAM905上にある場合には、再度メモリカード910からエントリを読み出すことをせず、SDRAM905上のエントリに対して更新処理を行い、これをメモリカード910に書き込むようにする。このようにすることで、メモリカード910からの読み出し回数を減少させることができ、メモリカード910からデータが正しく読めないという事象が発生する機会を減らすことができるため、その分だけデータ消失の可能性を低減することができる。
実施の形態1にかかるデジタルカメラは、ディレクトリエントリの更新時に、読み出したディレクトリエントリ領域の先頭から2つのエントリのファイル名を確認し、それらが順にカレントディレクトリを示す情報(.)、および親ディレクトリを示す情報(..)であるかどうかを判別するものとしたが、これらのうち一方のみを確認することにより、ディレクトリエントリが正しく読み出せたかどうかを判断するようにしてもよい。
本発明の情報記録再生装置によれば、信頼性の低い記録媒体を使用した際にもデータ消失の可能性を低減することができるため、ファイルシステムを介して記録媒体に記録されたファイルにアクセスするデジタルカメラ、携帯電話、パーソナルコンピュータ等にも適用可能である。
901 レンズ
902 CCD
903 CCD駆動回路
904 A/D変換回路
905 SDRAM
906 信号処理部
907 CPU
908 LCD
909 シャッタ釦
910 メモリカード

Claims (2)

  1. 内部メモリと、信号処理部とを備え、ファイルシステムによって記録媒体にデータの記録および再生を行う情報記録再生装置であって、
    前記信号処理部は、前記データの記録または再生を行う時に発生するディレクトリ情報の更新処理において、前記記録媒体から前記ディレクトリ情報を前記内部メモリに読み出し、前記ディレクトリ情報が有する領域の先頭2つの情報が順にカレントディレクトリを示す情報、親ディレクトリを示す情報である場合には前記ディレクトリ情報が正しく読み出せたと判断し、前記内部メモリ上で前記ディレクトリ情報を更新して前記記録媒体に書き戻す、
    情報記録再生装置。
  2. 内部メモリと、信号処理部とを備え、ファイルシステムによって記録媒体にデータの記録および再生を行う情報記録再生装置であって、
    前記信号処理部は、前記データの記録または再生を行う時に発生するディレクトリ情報の更新処理において、前記記録媒体から前記ディレクトリ情報を前記内部メモリに読み出し、前記ディレクトリ情報が有する領域の先頭2つの情報が順にカレントディレクトリを示す情報、親ディレクトリを示す情報では無い場合には前記ディレクトリ情報が正しく読み出せていないと判断し、前記内部メモリ上で前記ディレクトリ情報を更新せず前記記録媒体に書き戻さない、
    情報記録再生装置。
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