JP5503321B2 - 運用管理方法、プログラムおよび運用管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、運用管理方法、プログラムおよび運用管理システムの技術に関する。
電力設備の監視制御、電力系統監視制御、ダム監視制御等の監視制御は、操作対象設備の多様化・複雑化および監視制御設備の集中化・高機能化により、運用操作そのものが多様化・複雑化してきている。このような状況をふまえ、運用操作の習得、運用内容の改善の一助とすべく、実運用における運用操作内容に基づき評価を実施し、その評価に基づいた運用者へのサポートを運用管理システムに実行させることで、的確な操作の習得、運用そのものを改善していく必要があるとされている。
一般に、このような運用管理システムには対象設備の異常発生時などにおいて設備の操作が必要なときに、運用者へどのような操作を行うべきかを運用者に対してガイダンス表示する機能が設けられている。このようなガイダンス機能について、操作履歴を蓄積・学習し、ガイダンスベースを作成する特許文献1に記載のプラント監視制御システムなどがある。
特開2006−39648号公報
多様化する設備の運用形態に対し効率的に操作内容を習得、改善するには困難が伴う。
特許文献1などに記載の従来方法では、上級者に対しても、初級者に対しても同じガイダンスが表示されてしまうため、上級者にとってはわずらわしく、初級者にとっては不親切なガイダンス表示となってしまうおそれあり、効率的なシステムの運用が困難となるおそれがある。
このような背景に鑑みて本発明がなされたのであり、本発明は、効率的なシステムの運用を実現することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は、システムの運用操作を管理する運用管理システムによる運用管理方法であって、記憶部に、運用者の技術レベルである運用技術レベルに応じた操作ガイダンスの情報であるガイダンス情報が格納されており、処理部が、前記運用者の操作に関する情報と、前記運用者の操作に対する評価基準と、を基に、前記運用者の運用技術レベルを算出し、前記運用技術レベルとともに、該当する前記運用者の操作手順の履歴を前記記憶部に保存し、前記算出した運用技術レベルに対応した前記ガイダンス情報を、表示部に表示し、前記操作手順の履歴を基に、所定回数以上誤りを犯している前記操作手順を前記表示部に強調表示することを特徴とする。
その他の解決手段は、実施形態中で説明する。
本発明によれば、効率的なシステムの運用が実現できる。
本実施形態に係る運用管理システムの機能ブロックを示す図である。 本実施形態に係る運用管理システムを電力系統への制御に適用した場合におけるシステム構成例である。 本実施形態に係る運用管理システムを電力系統の制御に適用した場合における処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る運用管理システムをダムゲート操作の制御に適用した場合におけるシステム構成例である。 本実施形態に係る運用管理システムをダムゲート操作の制御に適用した場合における処理の流れを示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態(「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
《システム構成》
図1は、本実施形態に係る運用管理システムの機能ブロックを示す図である。
運用管理システム1は、操作卓2、伝送処理部3、制御処理部4、監視処理部5、評価処理部6、運用者サポート部7、運用者認証部8、状変情報DB(Data Base)11、数値情報DB12、監視閾値DB13、操作ガイダンスDB14、評価結果DB15、操作結果DB16、評価基準DB17を有する。
図1に示す例では、伝送処理部3、制御処理部4、監視処理部5が制御サーバ101に属し、運用者認証部8、評価処理部6、運用者サポート部7が処理サーバ(処理システム)102に属する構成となっているが、これは一例であり、操作卓2以外の各部3〜8、各DB11〜17が1つのサーバで運用されてもよいし、運用者認証部8が操作卓2に含まれるなど、組み合わせは自由である。
操作卓2は、運用者31による操作指令が入力される。
制御処理部4は、入力された操作指令を解釈し、伝送処理部3を用いて操作対象設備21へ伝送したり、操作の履歴を操作結果DB16に格納したりする。
監視処理部5は、監視閾値DB13に格納されている、予め設定された監視閾値により設備の状態を監視し、監視値違反が発生すれば操作卓2に通知を行ったり、監視値違反が起きたイベントを状変情報DB11に格納する。
運用者認証部8は、操作卓2から入力された運用者情報の認証を行う。
評価処理部6は、操作結果DB16と評価基準DB17とを比較し、実施した操作内容の評価結果として運用者31の運用技術レベルを評価結果DB15に保存する。
運用者サポート部7は、運用者認証部8により操作卓2を操作する運用者31の通知を受けるなどした後、評価結果DB15に格納されている運用技術レベルに応じたガイダンス情報を操作ガイダンスDB14から取得し、操作卓2に表示するとともに、監視閾値DB13における監視閾値の変更などを行う。
状変情報DB11には、操作対象設備21におけるイベントの履歴が格納されている。
数値情報DB12は、操作対象設備21における数値が、時刻とともに格納されている。
監視閾値DB13は、操作対象設備21における監視値違反を検知するための監視閾値が格納されている。
操作ガイダンスDB14には、運用技術レベルに応じた操作ガイダンスの情報(ガイダンス情報)が格納されている。
評価結果DB15には、評価処理部6によって判定された運用者31の運用技術レベルが格納されている。
操作結果DB16には、運用者31の操作結果が履歴として格納されている。
評価基準DB17には、操作結果DB16に格納されている情報と比較されることによって、運用者31の運用技術レベルを判定するための基準値が格納されている。
なお、各部3〜8は、図示しないROM(Read Only Memory)や、HD(Hard Disk)に格納されたプログラムが、RAM(Random Access Memory)に展開され、CPU(Central Processing Unit)によって実行されることによって具現化される。
《電力系統操作への適用例》
次に、図2および図3を参照して、図1の運用管理システム1を電力系統への制御に適用した例を説明する。
(システム構成)
図2は、本実施形態に係る運用管理システムを電力系統への制御に適用した場合におけるシステム構成例である。なお、図2における各部4,6,7の動作は図3において説明する。
また、図2において、図1と同様の構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。
運用管理システム1aの監視閾値DB13aには、監視閾値として母線電圧上限値が格納されている。
図1の監視処理部5に相当する電圧監視処理部5aは、図1における操作対象設備21としての母線設備21aから入力される母線電圧値と、監視閾値DB13aに格納されている母線電圧上限値とを比較監視し、母線電圧値が母線電圧上限値以上の値となると操作卓2に警告表示を行わせる。
操作結果DB16aには、運用者31が操作卓2を通じて行った操作のうち、母線設備21aの操作回数、操作違反回数、母線電圧違反発生から復旧までの時間といった操作履歴が格納されている。
評価基準DB17aには、違反操作回数割合や、標準復旧時間など操作結果DB16aの保存内容と比較されることによって評価処理部6が運用技術レベルを決定するための基準値が格納されている。
図1の評価結果DB15に相当する評価DB15aには、評価処理部6で判定された運用技術レベル(図2では、「C」)が格納されている。
なお、図2において、図1の伝送処理部3、運用者認証部8、状変情報DB11は省略されている。
(フローチャート)
次に、図2を参照しつつ図3に沿って本実施形態に係る運用管理システム1aを電力系統の制御に適用した場合における処理をフローチャートで説明する。なお、図3の処理は運用者31によって運用管理システム1aの電源がONになるか、またはアプリケーションが起動されることによって開始され、運用管理システム1aの電源がOFFになるか、またはアプリケーションが終了されることにより終了する処理である。
電圧監視処理部5aは、母線設備21aにおける母線電圧値を取得するか、数値DB12(図1)に格納されている母線電圧値を取得し、この母線電圧値と監視閾値DB13aに格納されている母線電圧上限値とを比較監視している。
そして、電圧監視処理部5aは、母線電圧値が母線電圧上限値以上の値となったか否かを判定することによって、母線電圧違反が発生したか否かを判定する(S101)。
ステップS101の結果、母線電圧違反が発生していない場合(S101→No)、電圧監視処理部5aはステップS101へ戻り、母線電圧の監視を続ける。
ステップS101の結果、母線電圧違反が発生した場合(S101→Yes)、電圧監視処理部5aは、操作卓2に警報を表示させる(S102)。
操作卓2に表示された警報を確認した運用者31は、母線設備21aに対し復旧のための操作を行う(S103)ことによって、制御処理部4は操作指令を受ける。
そして、操作卓2からの操作指令を受けた制御処理部4は、運用者31による操作が、操作順序を誤っているインタロック違反であるか否かを判定する(S104)。
ステップS104の結果、インタロック違反でなければ(S104→No)、運用管理システム1aはステップS101へ処理をリターンする。
ステップS104の結果、インタロック違反であれば(S104→Yes)、制御処理部4は、操作結果DB16aの操作回数、違反操作回数などを更新する(S105)。
電圧監視処理部5aは、この間も母線電圧値の監視を行い、事象復旧したか否かを判定する(S106)。
ステップS106の結果、事象復旧していない場合(S106→No)、運用管理システム1aはステップS103へ処理を戻す。
ステップS106の結果、事象復旧した場合(S106→Yes)、制御処理部4は母線電圧違反発生から復旧まで要した時間である復旧時間を操作結果DB16aへ保存する(S107)。
評価処理部6は、操作結果DB16aの各値と評価基準DB17aの各基準値とを比較し(S108)、運用者31の運用技術レベルを決定し(S109)、決定した運用技術レベルを評価DB15aに保存する。
例えば、評価処理部6は、現在までに運用者31が行った操作に対する違反操作指令の割合が評価基準DB17aの違反操作回数割合以上であるか、運用者31の操作において電圧違反発生から復旧にかかった時間が、評価基準DB17aの標準復旧時間以上であるかなどで運用技術レベルを決定する。評価処理部6は違反操作回数割合や、復旧時間がともにある値以下であれば、運用技術レベルを「A」とし、違反操作回数割合がある値以上であるが、復旧時間がある値以下であったり、違反操作回数割合や、復旧時間がともにある範囲内であったりすれば「B]とし、違反操作回数割合や、復旧時間がともにある値以上であれば「C」とする。ここでは、熟練者からまだ経験の浅い運用者31で「A」、「B」、「C」の三段階で運用技術レベルを決定しているが、これに限らず、2段階でもよいし、4段階以上でもよい。
次に、運用者サポート部7が、評価DB15aの運用技術レベルを基に操作ガイダンスDB14から運用技術レベルに応じたガイダンス情報を取得し、取得したガイダンス情報を操作卓2に表示する(S110)。例えば、運用技術レベルが「C」であれば、インタロック違反とならない操作ができるように、運用者サポート部7は操作卓2へ細かなガイダンスを表示し、運用技術レベルが「A」であれば、運用者サポート部7は大まかなガイダンスもしくはガイダンスを全く表示しないなどの対応を行う。
また、運用技術レベルが「C」である場合などでは、早期に電圧違反を発見できるようにするため、運用者サポート部7は監視閾値DB13aの母線電圧上限値を低い値へ変更したり、逆に運用技術レベルが「A」である場合、母線電圧上限値を高い値へ変更したりするなど、運用技術レベルに応じて監視閾値である母線電圧上限値を変更し(S111)、運用管理システム1aはステップS101へ処理をリターンする。
このようにすることで、運用技術レベルに応じて警告の実行を制御することができる。
このように、本実施形態によれば運用者31の運用技術レベルの評価を行い、その評価に基づいた操作ガイダンス、監視閾値の設定を行うことで、運用者31は実際の運用業務を通じ、適切な運用操作を身に付けていくことが可能となる。
《ダムゲート操作への適用例》
次に、図4および図5を参照して、図1の運用管理システム1をダムゲート操作の制御に適用した例を説明する。
(システム構成)
図4は、本実施形態に係る運用管理システムをダムゲート操作の制御に適用した場合におけるシステム構成例である。なお、図4における各部6,7bの動作は図5において説明する。
また、図4において、図1と同様の構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。
ダムゲート操作では、ゲート操作回数が多く、操作間隔も多い場合、水位が安定し難くなる、また操作対象となるゲート順番の規定があり、規定どおり操作を行う必要がある。
運用管理システム1bにおける評価基準DB17bには、評価項目としてダムのゲート操作規定違反回数、ゲート操作回数、ゲート操作間隔などが基準値として格納されている。
操作ガイダンスDB14bには、運用技術レベル「A」にはガイダンスなし、運用技術レベル「B」には操作実施タイミングの通知、運用技術レベル「C」には操作実施タイミングの通知、次回操作時刻表示、ゲート開度表示、操作対象ゲート表示などきめ細かなガイダンスを運用者31に示すよう、ガイダンス情報が格納されている。
運用者サポート部7bは、運用技術レベル取得部71、ガイダンス情報取得部72、ガイダンス表示設定部73を有している。運用技術レベル取得部71は、評価結果DB15から運用技術レベルを取得する機能を有する。ガイダンス情報取得部72は、運用技術レベル取得部71が取得した運用技術レベルに応じたガイダンス情報を操作ガイダンスDB14bから取得する。ガイダンス表示設定部73は取得したガイダンス情報を操作卓2へ送る機能を有する。
操作結果DB16bには、ゲート操作規定違反回数、ゲート操作回数、ゲート操作間隔が操作履歴として格納されている。
操作卓2は、送られたガイダンス情報を表示するガイダンス情報表示部21を有する。
なお、図4では、図1の構成要素のうち、操作卓2、操作対象設備21、伝送処理部3、制御処理部4、監視処理部5、運用者認証部8、状変情報DB11、数値情報DB12、監視閾値DB13の各部を省略している。
(フローチャート)
次に、図4を参照しつつ図5に沿って本実施形態に係る運用管理システム1bをダムゲート操作の制御に適用した場合における処理の流れを説明する。なお、図5の処理は運用者31によって運用管理システム1bの電源がONになるか、またはアプリケーションが起動されることによって開始され、運用管理システム1bの電源がOFFになるか、またはアプリケーションが終了されることにより終了する処理である。
運用者31は、操作卓2を介してダムゲートの操作を行い(S201)、その操作結果は操作結果DB16bに履歴として保存される(S202)。
そして、評価処理部6が、操作結果と、評価基準DB17bに格納されている基準値とを比較することによって(S203)、運用者31の運用技術レベルを決定し(S204)、決定した運用技術レベルを評価結果DB15bに保存する。
評価処理部6は、例えば一定時間内におけるゲート操作順規定違反回数や、ゲート操作回数や、ゲート操作間隔がすべて基準値以下であれば、運用技術レベルを「A」とし、ゲート操作順規定違反回数や、ゲート操作回数や、ゲート操作間隔のいずれかが基準値以上であるか、もしくはゲート操作順規定違反回数や、ゲート操作回数や、ゲート操作間隔がともにある範囲の値である場合には、運用技術レベルを「B」とし、ゲート操作順規定違反回数や、ゲート操作回数や、ゲート操作間隔がすべて基準値以上であれば運用技術レベルを「C」とする。
運用者サポート部7bの運用技術レベル取得部71が、評価結果DB15bから運用技術レベルを取得すると(S205)、ガイダンス情報取得部72が、操作ガイダンスDB14bから運用技術レベルに応じたガイダンス情報を取得する(S206)。
前記したように、ガイダンス情報は、運用技術レベル「A」の場合はガイダンスなし、「B」の場合は、最適なタイミングに操作できるよう操作実施タイミングの通知、「C」の場合は、操作タイミング通知以外に、操作実施時刻を予め表示するようにし、また、運用技術レベルが「C」の場合には、実際に操作するゲート、ゲート開度も表示するよう予め設定されている。
そして、ガイダンス表示設定部73が、取得したガイダンス情報を操作卓2へ送信することによって、運用者31が使用している操作卓2へガイダンス情報が表示されるよう表示設定を行い(S207)、操作卓2のガイダンス情報表示部21が送信されたガイダンス情報を表示する(S208)。
なお、図4および図5では監視閾値との比較による警告の実行を行っていないが、図3のステップS101のように監視を行ってもよい。この場合、監視の対象となるのは、水位や、水量の値であり、これらの下限値や、上限値が監視閾値となる。
また、図4および図5では、監視閾値の変更を行っていないが、図2および図3と同様に運用技術レベルに応じて監視閾値を変更してもよい。
(まとめ)
本実施形態によれば、運用者31の運用技術レベルに応じたガイダンスを操作卓2に表示することができ、効率的な操作を可能とする。また、運用技術レベルの低い運用者31に対する操作の向上を図ることができる。
また、運用技術レベルに応じて、監視閾値を変化させることにより、運用者31の運用技術レベルに応じた警告を行うことができる。
つまり、運用技術レベルに応じた操作ガイダンスの表示や、操作対象設備の警報出力するための監視値閾値を運用技術レベルに応じて変更することで、経験の浅い運用者31に対しては、細かな操作ガイダンスの表示、余裕を持った対応を可能とするための監視閾値の適用が可能となり、効率的で的確な操作内容の習得が可能となる。
さらに、評価結果DB15には、運用技術レベルとともに、運用者31が実際に行った操作履歴を格納してもよい。このようにすることで、管理者が評価結果DB15を解析することで、同じ誤りを犯していることを運用者31に指摘することができたり、運用者サポート部7がある一定の回数以上の誤りを犯している手順を操作卓2にて強調表示することもできる。
また、管理者が評価結果DB15を解析することで、ほとんどの運用者31が同じ手順で誤りを犯していることが分かれば、その手順に関してシステム構造的な課題があることが分かり、システムの改善にもつなげることができる。
そして、本実施形態に係る運用管理システム1は、実際の運用者31の操作指令を基に運用技術レベルを判定しているため、途中で運用技術レベルの異なる運用者31に操作が代わったとしても、追随的に表示するガイダンスを変更することができる。
また、操作卓2や、制御処理部4や、監視処理部5や、数値情報DB12や、監視閾値13などを既に備えているシステムであれば、評価処理部6、運用者サポート部7、評価結果DB15、操作結果DB16、評価基準DB17を追加するだけで、本実施形態に係る運用管理システム1を構築することができる。
本実施形態では、電力系統操作およびダムゲート操作の例を示したが、プラント操作など他のシステムへ適用することも可能である。
1,1a,1b 運用管理システム
2 操作卓
4 制御処理部
5 監視処理部
5a 電圧監視処理部
6 評価処理部
7,7b 運用者サポート部
13,13a 監視閾値DB
14,14b 操作ガイダンスDB
15,15a 評価結果DB
16,16a,16b 操作結果DB
17,17a,17b 評価基準DB
21 操作対象設備
21a 母線設備
101 制御サーバ
102 処理サーバ(処理部、処理装置)

Claims (5)

  1. システムの運用操作を管理する運用管理システムによる運用管理方法であって、
    記憶部に、運用者の技術レベルである運用技術レベルに応じた操作ガイダンスの情報であるガイダンス情報が格納されており、
    処理部が、
    前記運用者の操作に関する情報と、前記運用者の操作に対する評価基準と、を基に、前記運用者の運用技術レベルを算出し、
    前記運用技術レベルとともに、該当する前記運用者の操作手順の履歴を前記記憶部に保存し、
    前記算出した運用技術レベルに対応した前記ガイダンス情報を、表示部に表示し、
    前記操作手順の履歴を基に、所定回数以上誤りを犯している前記操作手順を前記表示部に強調表示する
    ことを特徴とする運用管理方法。
  2. 前記運用者の操作対象となっている設備である操作対象設備において、警告を行うための監視閾値が記憶部に格納されており、
    前記処理部が、
    前記運用技術レベルに応じて、前記監視閾値を変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の運用管理方法。
  3. 前記処理部が、
    前記運用技術レベルが所定の低い値である場合、前記警告が発せられやすくなるよう前記監視閾値を変更する
    ことを特徴する請求項2に記載の運用管理方法。
  4. 請求項1から請求項4に記載の運用管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  5. システムの運用操作を管理する運用管理システムであって、
    運用者の技術レベルである運用技術レベルに応じた操作ガイダンスの情報であるガイダンス情報を格納している記憶装置と、
    前記運用者の操作に関する情報と、前記運用者の操作に対する評価基準と、を基に、前記運用者の運用技術レベルを算出し、
    前記運用技術レベルとともに、該当する前記運用者の操作手順の履歴を前記記憶部に保存し、
    前記算出した運用技術レベルに対応した前記ガイダンス情報を、表示部に表示し、
    前記操作手順の履歴を基に、所定回数以上誤りを犯している前記操作手順を前記表示部に強調表示する処理装置と、
    を有することを特徴とする運用管理システム。
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