JP5503319B2 - 光モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、半導体光増幅器を用いた光モジュールに関し、特に光通信システムにおいて用いられる半導体光増幅器を用いた光モジュールに関する。
光通信システムにおいて、光ファイバを介して光信号を遠方に伝送する場合には光信号の減衰が生じるため、適宜中継器を設けることによりこの光信号を増幅する必要がある。光信号を電気信号に変換せずに直接増幅できる中継器として、活性層中の誘導放出現象を利用した半導体光増幅器が注目されている。
半導体光増幅器は、光スイッチや交換器に組み込まれることにより損失補償をすることができるという特徴を有しており、光交換における損失補償器や光検出器の直前で用いる光前置増幅器としての利用も期待されているため、盛んに研究が進められている。
半導体光増幅器は、半導体レーザの両端面の端面反射率を、誘電体膜による無反射膜、窓端面構造、斜め導波路構造などの手段を用いて低減して用いられる。
しかしながら、上記のような光増幅器においては、一方の端面から入射された光を他方の端面から出射させる構成となっているため、両端面に光ファイバを光結合させることとなる。このため、このような光増幅器を備える光モジュール内には、上記の光結合に必要となるスペースを確保しなければならず、光モジュール全体としてのサイズが大型化してしまうという問題があった。
この問題を解決するために、一方の端面に無反射膜を施し、他方の端面に高反射膜を施して、一方の端面側の光ファイバから光信号を入出力する反射型構造が考案された(例えば、特許文献1参照)。
図13は、上述の反射型光増幅器を用いた光通信システムの一部を模式的に示す図である。従来の光通信システムは、反射型光増幅器を備えた光モジュール100と、入力光ファイバ101と、出力光ファイバ102と、入出力光ファイバ103と、光サーキュレータ104と、を備えている。
入力光ファイバ101を導波された入力光信号は、光サーキュレータ104を介して入出力光ファイバ103を導波されて光モジュール100に入射される。光モジュール100によって増幅された入力光信号は、出力光信号として入出力光ファイバ103を逆方向に導波され、光サーキュレータ104により出力光ファイバ102に送出される。
即ち、図13に示した従来の光通信システムにおいては、入出力の光信号を分離するために光サーキュレータの使用が必須となる。
特開2005−223923号公報
しかしながら、特許文献1に開示された従来の光通信システムにおいて用いられる光サーキュレータは、高価である上に、挿入損失が大きいという欠点を有している。さらに、光サーキュレータは光増幅器に比べてサイズが大きく、汎用のバタフライパッケージ内に光増幅器と光サーキュレータを配置することが困難であった。また、両端面に無反射膜と高反射膜をそれぞれ施すことにより平均反射率が高くなり、利得の波長に対するリップルが大きくなるため、高いレベルの無反射膜が必要とされるという問題もあった。
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされたもので、光通信システムにおいて光サーキュレータを用いずに入出力の光信号を分離することができる、小型かつ低コストの半導体光増幅器を用いた光モジュールを提供することを目的とする。
本発明の光モジュールは、反射型の半導体光増幅器を含んでなる光モジュールであって、前記半導体光増幅器は、半導体基板上に積層された活性層とクラッド層とを含み、入射された光を導波するとともに増幅する光導波路を備え、劈開によって形成された前方端面および後方端面にそれぞれ無反射膜および高反射膜が形成されており、前記光導波路は、前記前方端面側から前記後方端面側に向かって形成され、前記前方端面側から光が入射される入力導波路と、前記後方端面側から前記前方端面側に向かって形成され、前記前方端面側から光が出射される出力導波路と、からなり、前記入力導波路は、前記前方端面に対し直交する向きで形成された第1の直線部と、当該第1の直線部から延伸する第1の曲線部とを有し、前記出力導波路は、前記前方端面に対し直交する向きで形成された第2の直線部と、当該第2の直線部から延伸する第2の曲線部とを有し、前記第1の曲線部と前記第2の曲線部が前記後方端面近傍で所定の角度をなして連続的に結合しており、前記入力導波路を導波された光が、前記後方端面で反射されて前記出力導波路を導波されるようになっており、また、前記半導体光増幅器の前記入力導波路に入力される入力光信号を外部から導波する入力光ファイバと、前記半導体光増幅器の前記出力導波路から出力される出力光信号を外部へ導波する出力光ファイバと、前記半導体光増幅器の前記後方端面を透過した光を受光し、該受光した光に応じた受光信号を出力する受光部と、前記受光部から出力された前記受光信号を受け、該受光信号に応じた駆動信号を前記半導体光増幅器へ出力する駆動制御回路と、を備える構成を有している。
この構成により、光通信システムにおいて光サーキュレータを用いずに入出力の光信号を分離することが可能な半導体光増幅器を実現できる。さらに、本構成により、共振面を共に無反射膜で構成しているため、一方の端面側から光信号を入出力しているにも拘らず、利得のリップルを大幅に低減できる。
また、この構成により、汎用のバタフライパッケージ内で入出力の光信号を分離できるため、デバイスの小型化、低コスト化を実現できる。また、この構成により、半導体光増幅器の出力を一定にすることができる。
また、本発明の光モジュールにおいては、前記半導体光増幅器の前記入力導波路または前記出力導波路の少なくとも一方に窓領域を有する構成を有している
従来は光導波路の入出力端が同一であり、無反射膜側に形成された該同一の入出力端のみに反射率低減構造を形成していたが、本発明では入出力端を独立させたため、入力端および出力端それぞれに反射率低減構造を形成することができる。従って、本発明は、無反射膜が残留反射率を有する場合であっても、利得の波長依存性に光共振器の存在に起因する特定波長のピークが出現することを従来よりも抑制できるため、広帯域の波長範囲に亘って安定した光増幅を実現できる。
さらに、本発明の光モジュールにおいては、前記半導体光増幅器の前記光導波路の前記活性層の上方に電極が形成されており、該電極が、少なくとも前記入力導波路および前記出力導波路ごとに分割されて設けられている構成を有している。また、本発明の光モジュールにおいては、前記電極が、さらに前記後方端面付近で前記半導体基板の長尺方向に分割されている構成を有している。
これらの構成により、光強度の増大に伴うキャリア密度の減少を緩和することにより、高い光増幅度と飽和強度を実現できる。
本発明は、光通信システムにおいて光サーキュレータを用いずに入出力の光信号を分離することができる、小型かつ低コストの半導体光増幅器を用いた光モジュールを提供するものである。
本発明の第1の実施形態に係る半導体光増幅器の構成を示す上面図 本発明の第1の実施形態に係る半導体光増幅器の構成を示す正面図、背面図 半導体光増幅器の他の構成例を示す上面図 上面電極の構成を示す斜視図 半導体光増幅器の光強度の波長特性を示すグラフ 本発明の第2の実施形態に係る半導体光増幅器の構成を示す上面図、側面図 本発明の第2の実施形態に係る半導体光増幅器の構成を示す正面図 本発明の第2の実施形態に係る半導体光増幅器の製造方法を示す工程図 本発明の第2の実施形態に係る半導体光増幅器の製造方法を示す工程図 本発明の第2の実施形態に係る半導体光増幅器の製造方法を示す工程図 半導体光増幅器の他の構成例を示す上面図 本発明に係る光モジュールの構成を示す上面図 従来の光通信システムの構成を示す模式図
以下、本発明に係る半導体光増幅器を用いた光モジュールの実施形態について、図面を用いて説明する。
(第1の実施形態)
本発明に係る半導体光増幅器の第1の実施形態を図1〜図4を用いて説明する。図1は半導体光増幅器1の概略構成を示す上面図であり、図2(a)は半導体光増幅器1の正面図、図2(b)は背面図である。
半導体光増幅器1は、無反射膜27aが形成された前方端面26aおよび高反射膜27bが形成された後方端面26bを有しており、n型の不純物がドープされた半導体基板であるn型InP基板11と、n型InP基板11の(100)結晶面である上面11aに形成されたメサ部12と、を備えた反射型の半導体光増幅器である。
メサ部12は、入射された光を導波するとともに増幅する光導波路を構成しており、例えば図1に示すように、n型InP基板11の長尺方向である<011>方向のストライプ状の第1の直線部12aおよび第2の直線部12bと、第1および第2の直線部12a、12bからそれぞれ延伸する第1の曲線部12cおよび第2の曲線部12dと、からなる。第1の曲線部12cと第2の曲線部12dとは、後方端面26b近傍で所定の角度θをなして連続的に結合して形成されている。
ここで、第1の直線部12aと第1の曲線部12cとは入力導波路120を構成しており、第2の直線部12bと第2の曲線部12dとは出力導波路121を構成している。第1の直線部12aの端面13aおよび第2の直線部12bの端面13bは前方端面26aに露出しており、第1および第2の曲線部12c、12dの共通の端面13cは後方端面26bに露出している。
即ち、入力導波路120は、前方端面26a側から後方端面26b側に向かって形成され、前方端面26a側から光が入射されるようになっている。一方、出力導波路121は、後方端面26b側から前方端面26a側に向かって形成され、前方端面26a側から光が出射されるようになっている。ここで、入力導波路120を導波された光は、後方端面26bで反射されて出力導波路121を導波されるようになっている。
所定の角度θは、第1の直線部12aから第1の曲線部12cに入射された光が、後方端面26bで反射されて再び第1の曲線部12cに戻ることを妨げる角度であることが好ましい。
図2に示すように、メサ部12においては、n型InP基板11に接し、n型不純物の濃度が1.0×1018cm−3であるn型の第1のクラッド層14が形成されている。この第1のクラッド層14の上側にノンドープのInGaAsPからなる多重量子井戸構造からなる活性層15が形成され、この活性層15の上側に、p型不純物の濃度が5〜7×1017cm−3であるp型の第2のクラッド層16が形成されている。
n型InP基板11の上面11aにおけるメサ部12の外側には、n型InP基板11の上面11aに形成されたp型InPからなるp型電流ブロック層18と、p型電流ブロック層18の上面に形成されたn型InPからなるn型電流ブロック層19と、からなる電流ブロック部17が積層されている。
メサ部12の電流ブロック部17に接する側面20の傾斜角は、(111)B結晶面が露出する54.7°の角度αに対して微少角度Δαだけ離れた角度に設定されている。本実施形態においては、この微少角度Δαは±(1°〜5°)に設定されている。なお、側面20の傾斜角α+Δαは、メサ部12をエッチング処理にて形成する際のエッチング条件によって定まる。
p型電流ブロック層18の先端21はメサ部12の上面より上方に位置する。p型電流ブロック層18においては、p型不純物としてZnまたはCdが採用されている。また、上側に位置するn型電流ブロック層19においては、n型不純物としてSiが採用されている。なお、n型電流ブロック層19のn型不純物の濃度は2×1018cm−3である。
メサ部12の上面と電流ブロック部17との上面には、これらの上面を共通に覆う、p型不純物の濃度が1.0×1018cm−3であるp型の第3のクラッド層22が形成されている。この第3のクラッド層22の上側に、InGaAsPからなるコンタクト層23が形成されている。このコンタクト層23の上面に上面電極24が蒸着形成されている。さらに、n型InP基板11の下側には下面電極25が蒸着形成されている。
以上のように構成された半導体光増幅器1の動作時においては、上面電極24、下面電極25を介して直流の駆動電流Idがメサ部12の活性層15に注入された状態で、前方端面26aから入力導波路120の第1の直線部12aに光が入射される。
第1の直線部12aに入射された光は、第1の曲線部12cに入射され、後方端面26bで反射される。後方端面26bで反射された光の大部分は第2の曲線部12dを介して、第2の直線部12bに入射され、前方端面26aから外部に出射される。
なお、半導体光増幅器1の他の構成例としては、図3(a)に示すように、入力導波路120および出力導波路121が前方端面26aに斜めに開口する構成であってもよく、この場合は、前方端面26a側の反射率をさらに低減することができる。あるいは、入力導波路120または出力導波路121のいずれか一方のみが前方端面26aに斜めに開口する構成であってもよい。
また、入力導波路120と出力導波路121の幅を異ならせる構成であってもよく、例えば図3(b)に示すように、出力導波路121の幅が前方端面26aに向かってテーパ状に広がっていてもよい。これにより、出力導波路121から出射される光のスポットサイズを制御することができるため、前方端面26a側の反射率をさらに低減することができる。
なお、上面電極24は、図4(a)に示すように、メサ部12の上部を一様に覆うものであってもよいが、図4(b)に示すような分割電極24a、24bからなっていてもよい。
図4(b)に示した例においては、分割電極24aは、第1の直線部12aおよび第1の曲線部12cの上部に形成され、分割電極24bは、第2の直線部12bおよび第2の曲線部12dの上部に形成されている。
上面電極24が図4(a)に示した形状である場合には、メサ部12の活性層15に注入される単位面積当たりの電流、即ち電流密度も前方端面26aと後方端面26bとの間で一定である。一方、活性層15内の光強度および光密度は、第1の直線部12aから第1の曲線部12c、第2の曲線部12d、第2の直線部12bにかけて指数関数的に増大する。
このように、活性層15に注入される電流密度が一定の場合には、第1の直線部12aから第2の直線部12bに向かって光強度が増大することにより、それに伴ってキャリア密度も減少するため、第2の直線部12bの前方端面26a付近でキャリアが不足し、光出力の最大値が制限されるという現象が起こる。
そこで、例えば上面電極24を図4(b)の形状、即ち、上面電極24が半導体光増幅器1の幅方向に2つの分割電極24a、24bに分割される形状とし、かつ、分割電極24bから注入される電流の密度が、分割電極24aから注入される電流の密度よりも大となるように、不図示の外部電源から分割電極24a、24bに直流電流が注入されることにより、第2の直線部12bの前方端面26a付近のキャリアの不足を緩和することができる。さらに、分割電極24a、24bをn型InP基板11の長尺方向に分割して、個々に電流制御する構成としてもよい。
あるいは、図4(c)に示すように、上面電極24が、後方端面26b付近でn型InP基板11の長尺方向に分割された、分割電極24cおよび24dと、分割電極24eと、からなる構成であってもよい。例えば、分割電極24cは、第1の直線部12aの上部に形成され、分割電極24dは、第2の直線部12bの上部に形成され、分割電極24eは、第1および第2の曲線部12c、12dの上部に形成される。
以上説明したように、本実施形態の半導体光増幅器は、光が入射される入力導波路と、光を出射する出力導波路とが、前方端面に独立に開口することにより、光通信システムにおいて光サーキュレータを用いずに入出力の光信号を分離することが可能である。
また、本実施形態の半導体光増幅器は、メサ部の活性層に駆動電流を注入するための電極が入力導波路および出力導波路ごとに分割されて設けられることにより、光強度の増大に伴うキャリア密度の減少を緩和することができるため、高い光増幅度と飽和強度を実現することができる。
(第2の実施形態)
本発明に係る半導体光増幅器の第2の実施形態を図5〜図11を用いて説明する。第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
第1の実施形態のように、前方端面にメサ部の端面が露出する形態では、前方端面に形成された無反射膜の残留反射率によって、出力光の光強度の波長特性P(λ)に図5(b)に示すような大きな振動(変動)が重畳する場合がある。そこで、本実施形態においては、この問題を解決するために、メサ部の前方端面側の端面と前方端面との間に窓領域を設ける構成を採用する。
図6は半導体光増幅器2の概略構成を示す上面図(a)および側面図(b)であり、図7は半導体光増幅器2の正面図である。
図6(a)に示すように、メサ部32の前方端面26a側の端面33a、33bと前方端面26aとの間には窓領域32a、32bが形成されている。つまり、図7に示すように、メサ部32の端面33a、33bは、半導体光増幅器2の前方端面26aには露出していない。
一方、メサ部32の後方端面26b側においては、窓領域は形成されておらず、第1および第2の曲線部12c、12dの端面13cは後方端面26bに露出している。従って、メサ部32の端面13cの法線は、半導体光増幅器2の長尺方向に対して平行である。
さらに、メサ部32の端面33a、33bは、<011>方向、即ち半導体光増幅器2の長尺方向に対して傾斜し、かつ、<100>方向に対して傾斜している。従って、結果として、メサ部32の端面33a、33bは、図6(b)に示すように鋭角に形成されている。なお、メサ部32における端面33a、33bの長尺方向に対する傾斜角βは、このメサ部32をエッチング処理にて形成する際のエッチング条件によって定まる。
なお、メサ部32の長尺方向と傾斜する端面33a、33bには、長尺なメサ部32を斜め方向に切断した場合に対応するn型の第1のクラッド層14、活性層15、p型の第2のクラッド層16が露出している。
窓領域32a、32bにおいては、図7に示すように、n型InP基板11の上面11aの全面に亘って電流ブロック部17が形成されている。この電流ブロック部17におけるn型電流ブロック層19の上面の全面に亘って、これらの上面を覆うp型の第3のクラッド層22が形成されている。
以上のように構成された半導体光増幅器2の動作時においては、前方端面26aから入力導波路120の第1の直線部12aに入射された光は、第1の曲線部12cを介して後方端面26bで反射される。後方端面26bで反射された光の大部分は第2の曲線部12dを介して、第2の直線部12bに入射される。
第2の直線部12bにおいては、角度βだけ傾斜した端面33a、33bで光の一部が反射されるが、この反射光が第2の直線部12bに戻ることはない。その結果、第1の直線部12aから第2の直線部12bにかけての光導波路の長さで定まる発振波長で発振する光共振器が形成されることはない。
従って、この半導体光増幅器2の前方端面26aから出射される光の光強度の波長特性P(λ)に、図5(b)に示すように、光共振器の存在に起因する特定波長の大きなピークが生じたり、特定波長間隔で光強度が大きく変動する現象が生じたりすることはない。その結果、図5(a)に示すように、広帯域の波長範囲内において大きな変動のない優れた光強度の波長特性P(λ)が得られる。
以下、本実施形態の半導体光増幅器2の製造方法の一例を図8〜図10を用いて説明する。
図8(a)に示すように、(100)結晶面を上面とする長方形に形成され、n型の不純物がドープされたn型InP基板11の上面に、有機金属気相成長(MOVPE)法を用いて、層厚が0.5μmでn型不純物の濃度が1.0×1018cm−3であるn型の第1のクラッド層14を形成する。このn型の第1のクラッド層14の上面に、層厚が0.2μmでノンドープのInGaAsPからなる多重量子井戸構造の活性層15を形成する。
この活性層15の上側に、層厚が0.45μmでp型不純物の濃度が5〜7×1017cm−3であるp型の第2のクラッド層16を形成する。さらに、このp型の第2のクラッド層16の上側に、層厚が0.15μmでp型不純物の濃度が5〜7×1017cm−3であるp型のInGaAsPからなるp型のキャップ層28を形成する。次に、キャップ層28の上側に、プラズマCVD等を用いて、層厚が80nmのSiNxからなるマスク29を形成する。
さらに、図8(b)に示すように、キャップ層28の上側に形成されたマスク29に対してフォトリソグラフィ技術を用いて、n型InP基板11の長尺方向である<011>方向のストライプ状の第1および第2の直線部12a、12bと、第1および第2の直線部12a、12bから延伸する第1および第2の曲線部12c、12dと、を形成するための形状にエッチングする。なお、図8(b)にはエッチング後のマスクパターンとして2つの素子に相当する部分のみを示しているが、同様のマスクパターンが<011>方向に繰り返し形成されていてもよい。
このエッチングされたマスク29における第1および第2の直線部12a、12bに対応する箇所の幅SWは、形成しようとする台形形状のメサ部32における第1および第2の直線部12a、12bの実際の幅より若干広い幅に設定する。さらに、エッチングされたマスク29の長尺方向の長さSLは、n型InP基板11の長尺方向の長さLより短く設定され、前方端面26a側に窓領域32a、32bを形成するために距離Lcの余白が設けられている。
次に、エッチング液として、塩酸、過酸化水素水、水の混合液を使用し、上方からエッチングを実施して、図9の斜視図(a)、側面図(b)、上面図(c)に示すように、台形形状を有するメサ部32を形成する。なお、ここでは、第1の直線部12aに対応する箇所の端部のみを図示している。
本実施形態の半導体光増幅器2においては、キャップ層28およびエッチング条件を設定することによって、メサ部32の側面20の傾斜角を(111)B結晶面が露出する54.7°の角度αに対して微少角度Δα=±(1°〜5°)だけ離れた角度(α+Δα)に設定している。
次に、マスク29の長尺方向の端部29aの下側に形成されるメサ部32の端面33aの形状を説明する。前述したように、マスク29の端部29aの下側のキャップ層28のエッチング速度は他の部分に比較して速いので、マスク29の端部29aにおける角(コーナ)部分は側面、先端面の両方からエッチングされるので、エッチング量が多くなる。
その結果、メサ部32の先端形状は、図9(a)〜(c)に示すように、キャップ層28の近傍部分が最もエッチング量が多く、n型InP基板11の上面11a近傍部分が最もエッチング量が少なくなるため扁平角錐形状となる。
従って、メサ部32の端面33a、33bは、n型InP基板11の上面11aに対して垂直でなく長尺方向に傾斜する。具体的には、メサ部32の端面33a、33bは、<100>方向に対して傾斜するとともに、<011>方向に対しても傾斜する。
なお、メサ部32の端面33a、33bの長尺方向に傾斜する傾斜角βは、前述したメサ部32の側面20の傾斜角αと同様に、キャップ層28およびエッチング条件を設定することによって、所定の範囲内において任意に設定可能である。
次に、図10(a)に示すように、メサ部32の周囲であるメサ部32の各側面20とn型InP基板11の上面11aに囲まれる部分、およびメサ部32の両端の各端面33a、33bとn型InP基板11の上面11aに囲まれる部分(窓領域32a、32b)、即ち先にエッチングされた部分に、電流ブロック部17を生成させる。なお、図10は、第1の直線部12aに対応する箇所の断面形状を示している。
具体的には、層厚が0.7μmでZnを不純物とし、不純物の濃度が1×1018cm−3であるp型電流ブロック層18を前述した有機金属気相成長(MOVPE)法を用いて形成する。さらに、このp型電流ブロック層18の上側に、層厚が1.15μmでSiを不純物とし、不純物の濃度が2×1018cm−3であるn型電流ブロック層19を前述した有機金属気相成長(MOVPE)法を用いて形成する。そして、このp型電流ブロック層18とn型電流ブロック層19とで電流ブロック部17が構成される。
次に、図10(b)に示すように、メサ部32におけるp型の第2のクラッド層16の上側のキャップ層28およびマスク29を除去して、p型の第2のクラッド層16の上面を露出させる。
次に、図10(c)に示すように、メサ部32の上面および電流ブロック部17の上面に、これらの各上面を共通に覆う、p型不純物の濃度が1.0×1018cm−3であるp型の第3のクラッド層22を形成する。この第3のクラッド層22の上側に、InGaAsPからなるコンタクト層23を形成する。
図10(d)に示すように、このコンタクト層23の上面に上面電極24を蒸着形成し、さらに、n型InP基板11の下側に下面電極25を蒸着形成する。このようにして形成された半導体ウエハを劈開することにより、前方端面26aおよび後方端面26bを備えた素子に分離する。そして、前方端面26aおよび後方端面26bにそれぞれ無反射膜27aおよび高反射膜27bを形成することにより、半導体光増幅器2が製造される。
なお、半導体光増幅器2の他の構成例としては、図11に示すように、出力導波路121の前方端面26a側のみに窓領域を有する構成であってもよい。あるいは、入力導波路120の前方端面26a側のみに窓領域を有する構成であってもよい。また、第1の実施形態と同様に、入力導波路120と出力導波路121の幅を異ならせる構成であってもよい。また、上面電極24が第1の実施形態と同様に分割電極からなっていてもよい。
以上説明したように、本実施形態の半導体光増幅器は、メサ部の端面と前方端面との間に窓領域を有するため、無反射膜が残留反射率を有する場合であっても、利得の波長依存性に光共振器の存在に起因する特定波長のピークや特定波長間隔の光強度の変動が生じることを抑制できるため、広帯域の波長範囲に亘って安定した光増幅を実現できる。
(第3の実施形態)
第1または第2の実施形態の半導体光増幅器を備えた光モジュールの実施形態について図12を用いて説明する。以下では、本実施形態の光モジュールが図1に示した第1の実施形態の半導体光増幅器1を備えた場合を例にとって説明する。図12は本実施形態の光モジュールの概略構成を示す模式図である。
本実施形態の光モジュールは、パッケージ(筺体)40の内部に、半導体光増幅器1の入力導波路120に入力される入力光信号をパッケージ40の外部から導波する入力光ファイバ41と、半導体光増幅器1の出力導波路121から出力される出力光信号をパッケージ40の外部へ導波する出力光ファイバ42と、入力光ファイバ41および出力光ファイバ42が挿通される2芯フェルール43と、不図示のレンズホルダに保持された凸レンズ45と、半導体光増幅器1の後方端面26bで反射されずに透過した光を受光し、該受光した光に応じた受光信号をパッケージ40の外部に出力する受光部46と、を備えている。
2芯フェルール43は2本のファイバ孔を備えており、入力光ファイバ41および出力光ファイバ42がそれぞれのファイバ孔に1本ずつ挿通され接着固定されている。2芯フェルール43に挿通された入力光ファイバ41および出力光ファイバ42の中心軸間の距離は、例えば125μmである。
なお、入力光ファイバ41および出力光ファイバ42の凸レンズ45側の端面41a、42aの反対側の端部には、光入出力用の不図示のコネクタがそれぞれ形成されている。そして、該コネクタを介して外部の光ファイバと入力光信号および出力光信号のやり取りが行われるようになっている。
凸レンズ45は、入力光ファイバ41から出射された入力光信号を半導体光増幅器1の入力導波路120に入射させるとともに、半導体光増幅器1の出力導波路121から出射された出力光信号を出力光ファイバ42に入射させるように配置されている。
なお、入力光ファイバ41および出力光ファイバ42の端面41a、42aと、半導体光増幅器1の前方端面26aとの距離、凸レンズ45のレンズ位置および焦点距離は、前方端面26aにおける光のビーム径が適切な値(例えば、半導体光増幅器1の活性層15の幅と同程度)となるように適宜調整すればよい。
また、図12ではレンズ系が上記の凸レンズ45の1枚のみで構成される例を示したが、半導体光増幅器1の入力導波路120および出力導波路121と入力光ファイバ41および出力光ファイバ42がそれぞれ光結合されるのであれば、複数枚のレンズで構成されていてもよい。
受光部46は、例えばフォトダイオード等の受光素子からなり、半導体光増幅器1の後方端面26bで反射されずに透過した光を集光して受光するようになっている。
なお、受光部46と半導体光増幅器1の後方端面26bとの間には適宜反射ミラー48が配置されていてもよい。また、半導体光増幅器1の後方端面26bから受光部46へ到達する光路中に、入力光信号の波長と異なる波長の発振スペクトルおよび自然放出のスペクトル分布を取り除く光フィルタ49が配置されていてもよい。
また、本実施形態の光モジュールは、受光部46から出力された受光信号を受け、該受光信号に応じて、半導体光増幅器1の上面電極24および下面電極25に注入する駆動電流I(駆動信号)を制御する駆動制御回路50をさらに備えていてもよい。即ち、駆動制御回路50は、駆動電流Iを制御して半導体光増幅器1に出力することにより、半導体光増幅器1の出力を一定にできるようになっている。
以上のように構成された本実施形態の光モジュールの動作時においては、不図示のコネクタを介して入力光ファイバ41に入射された入力光信号が、凸レンズ45を介して半導体光増幅器1の第1の直線部12aに入射される。半導体光増幅器1には所定の駆動電流Idが注入されているため、第1の直線部12aに入射された光は光導波路としてのメサ部12を導波される過程でその強度が増幅される。そして、第2の直線部12bを出射された光は凸レンズ45によって集光され、出力光ファイバ42に入射されて出力光信号として不図示のコネクタを介して外部に出力される。
なお、半導体光増幅器1の上面電極24が図4(b)または(c)に示した形状である場合には、分割電極24a、24b、または、分割電極24c、24d、24eに注入される駆動電流それぞれを駆動制御回路50が制御する構成とすればよい。
以上説明したように、本実施形態の光モジュールは、第1または第2の実施形態の半導体光増幅器を備えるため、光サーキュレータを用いずに入出力の光信号を分離することができる。
また、本実施形態の光モジュールは、上記の構成により光サーキュレータを用いずに入出力の光信号を分離することができるため、汎用のバタフライパッケージ内で入出力の光信号を分離でき、デバイスの小型化、低コスト化を実現することができる。
また、本実施形態の光モジュールは、半導体光増幅器の後方端面で反射されずに透過した光を受光し、該受光した光に応じた受光信号を出力する受光部を備えるため、駆動制御回路を用いて一定出力動作を実現することができる。
1、2 半導体光増幅器
11 n型InP基板(半導体基板)
12、32 メサ部(光導波路)
12a 第1の直線部(入力導波路)
12b 第2の直線部(出力導波路)
12c 第1の曲線部(入力導波路)
12d 第2の曲線部(出力導波路)
13a、13b、13c 端面
14 第1のクラッド層
15 活性層
16 第2のクラッド層
24 上面電極
24a、24b、24c、24d、24e 分割電極
25 下面電極
26a 前方端面
26b 後方端面
27a 無反射膜
27b 高反射膜
32a、32b 窓領域
33a、33b 端面
40 パッケージ(筺体)
41 入力光ファイバ
42 出力光ファイバ
43 2芯フェルール
45 凸レンズ
46 受光部
50 駆動制御回路
120 入力導波路
121 出力導波路

Claims (4)

  1. 反射型の半導体光増幅器(1、2)を含んでなる光モジュールであって、
    前記半導体光増幅器は、
    半導体基板(11)上に積層された活性層(15)とクラッド層(14、16)とを含み、入射された光を導波するとともに増幅する光導波路(12、32)を備え、
    劈開によって形成された前方端面(26a)および後方端面(26b)にそれぞれ無反射膜(27a)および高反射膜(27b)が形成されており
    前記光導波路は、前記前方端面側から前記後方端面側に向かって形成され、前記前方端面側から光が入射される入力導波路(120)と、
    前記後方端面側から前記前方端面側に向かって形成され、前記前方端面側から光が出射される出力導波路(121)と、からなり、
    前記入力導波路は、前記前方端面に対し直交する向きで形成された第1の直線部(12a)と、当該第1の直線部から延伸する第1の曲線部(12c)とを有し、
    前記出力導波路は、前記前方端面に対し直交する向きで形成された第2の直線部(12b)と、当該第2の直線部から延伸する第2の曲線部(12d)とを有し、
    前記第1の曲線部と前記第2の曲線部が前記後方端面近傍で所定の角度をなして連続的に結合しており、
    前記入力導波路を導波された光が、前記後方端面で反射されて前記出力導波路を導波されるようになっており、
    また、
    前記半導体光増幅器の前記入力導波路に入力される入力光信号を外部から導波する入力光ファイバ(41)と、
    前記半導体光増幅器の前記出力導波路から出力される出力光信号を外部へ導波する出力光ファイバ(42)と、
    前記半導体光増幅器の前記後方端面を透過した光を受光し、該受光した光に応じた受光信号を出力する受光部(46)と、
    前記受光部から出力された前記受光信号を受け、該受光信号に応じた駆動信号を前記半導体光増幅器へ出力する駆動制御回路(50)と、を備える光モジュール。
  2. 前記半導体光増幅器の前記入力導波路または前記出力導波路の少なくとも一方に窓領域(32a、32b)を有する請求項1に記載の光モジュール
  3. 前記半導体光増幅器の前記光導波路の前記活性層の上方に電極(24、24a、24b、24c、24d、24e)が形成されており、該電極が、少なくとも前記入力導波路および前記出力導波路ごとに分割されて設けられている請求項1または請求項2に記載の光モジュール
  4. 前記電極が、さらに前記後方端面付近で前記半導体基板の長尺方向に分割されている請求項3に記載の光モジュール
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