JP5503172B2 - 労務管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、建設現場における労務管理システムに関し、特に、複数の現場における労務者の出入場管理や労務実績管理を一元化し、蓄積した出入場管理データを利用し得るようにした労務管理システムに関する。
建設業は、建設コストに占める労務費の割合の高い労働集約型産業であり、労務者の質とその管理如何によって、建設コストおよび建設工期、さらには建造物の品質にも大きな影響を与える。また、建設業は、同一の建造物を量産するライン生産的な面が薄く、立地や法規制などの各種条件の他、個性的なデザインの採用などにより、労務者の作業内容や作業条件が現場ごとに異なることが多い。したがって、例え各工種が専門の労務者(いわゆる職人)によって行われたとしても、建造物の品質は労務者個人の技量に大きく依存する。
また、従来建設業では、特に大規模な現場を複数抱える元請会社の場合、本社などで決められた基本ルールにしたがって労務や、資機材、品質、安全などの管理を現場ごとに行っていた。そして、元請会社は、労務を提供する1次下請け会社と現場単位で請負契約を結び、1次下請け会社は2次下請け会社と、さらに2次下請け会社は3次下請け会社(以下、これら下請け会社を協力会社と称す。)と契約を結ぶというように、各現場の組織体系がピラミッド構造となっている。このような組織体系の場合、労務者の管理はその所属先の協力会社が行うこととなるが、元請会社は、建設物の品質に大きく関与する労務者の管理を直接的に行うことができず、労務状況を事後的に把握し、1次協力会社に指示を出すという管理体制とならざるを得ない。
ところが、各協力会社においても、稼動中の建設現場を複数抱えている場合が多いため、例えある建設現場で継続的に所定人数の労務者が必要となるとしても、他の建設現場の稼動状況や労務者の転職状況などに応じて労務者の配置替や、人数調整を余儀なくされることがあり、1つの建設現場に所望の人員を配置することが困難なことがあった。
さらに、労務管理などの各種マネジメントは建設現場単位で行われるため、同じ元請会社の建設現場間で労務者の配置調整が行われることはなく、近年の職人不足と相まって、元請会社の抱える全建設現場に所望の人数且つ所望の技量を持った労務者を確保することは極めて困難な状況にある。
一方、近年の建設現場では、建造物が大規模化するとともにその工期が短期化している上、品質管理や安全管理に関する業務も増え続けている。そのため、数少ない元請職員で全労務者の労務状況を把握することさえ困難な状況となっている。このような問題を解決するため、建設現場に出入りする作業者の出入場などの工事管理用共有データとしてサーバで管理し、工事管理者側のコンピュータまたは携帯端末からサーバに接続して労務者の出入場状況などをリアルタイムに確認できるようにした工事管理システムが提案されている(特許文献1参照)。
特開平2000−1986号公報
しかしながら、従来の工事管理システムでは、1つの現場における労務者の出入場データがサーバで管理され、サーバに接続した工事管理者側の端末によって労務者の出入場状況をリアルタイムに確認できるだけであるため、労務者の出入場データを元請会社の全建設現場間で有効利用することはできない。そのため、1つの現場で労務者不足が生じ、協力会社に増員の指示を出した場合に、協力会社が労務者を確保できなかったり、他の建設現場から労務者が引き抜かれることによって引き抜かれた建設現場の労務者が不足したりする事態があり得た。また、例え労務者が確保されたとしても、その労務者の技量がその現場の望むレベルにあるか否か、或いはその労務者がその建設現場に適切であるか否かは協力会社の判断次第であり、逆に品質管理や安全管理に影響を及ぼすこともあり得た。
本発明は、このような背景に鑑みなされたもので、複数の建設現場における労務者の出入場データを一元管理することにより、労務者の適正配置を全社的に行い得る労務管理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一側面によれば、建設現場に設置され、当該建設現場への労務者の出入場を認証する出入場認証手段(カードリーダ10)と、通信ネットワーク(5)を介して前記出入場認証手段(10)と接続され、労務管理データベースを有するサーバ(50)と、前記通信ネットワーク(5)を介して前記サーバ(50)と接続され、前記サーバ(50)から送信される労務管理データベース内の少なくとも一部の情報を閲覧できる現場監理者用端末(30)とを備えた労務管理システム(1)であって、前記出入場認証手段(10)は、前記労務者の出入場を認証すべく、各労務者が所持する識別手段(IDカード4)の識別情報を読み取る識別情報読取手段(12)と、前記識別情報、当該識別情報を読み取った日時および現場名を含む出入場情報を前記サーバ(50)に送信する出入場情報送信手段(11)とを備え、前記サーバ(50)は、会社名を含む協力会社の基本情報と、氏名、所属する会社名および所持する識別手段の識別情報を含む労務者の基本情報とを前記労務管理データベースに予め格納するとともに、前記出入場認証手段(10)から送信された出入場情報を受信する情報受信手段(51)と、前記出入場情報を労務者に関連付けて前記労務管理データベースに書き込む情報書込手段(52)と、前記労務管理データベースから1つの現場に入場した所定の協力会社に所属する労務者の人数を検索し、当該人数を日単位で集計する労務者数集計手段(56)と、前記労務者数集計手段(56)の集計結果を前記現場監理者用端末(30)に送信する情報送信手段(51)とを備えるように構成する。
これによれば、労務者の出入場情報に基づく集計結果から、所望の協力会社に所属する労務者の就労状況を容易に把握することができる。そして、複数の建設現場における労務者の出入場入場情報をサーバが一元管理することにより、複数の建設現場における労務者の就労状況を照らし合わせて労務者の適正配置を協力会社に指示できるようになる。
また、本発明の一側面によれば、前記サーバ(50)は、前記労務者数集計手段(56)の集計結果に基づき、1つの現場に入場した所定の協力会社に所属する労務者の入替率を日単位で集計する入替率集計手段(57)をさらに備え、前記入替率集計手段(57)の集計結果を前記情報送信手段(51)によって前記現場監理者用端末(30)に送信するように構成する。
これによれば、労務者の就労人数だけでなく、各協力会社に所属する労務者の入替率を容易に把握することができる。そのため、業種の違いなど、入替率に差が生じる条件を整えた上で複数の協力会社の入替率を比較することにより、入替率の高い協力会社を容易に特定することができる。そして、その協力会社に入替率の是正を求めて労務者の入替率を低減させることにより、作業効率の向上、労務者の作業結果たる建造物の品質の向上、更には、労務者の入替が激しいことに起因する労働災害の防止を図ることができる。
また、本発明の一側面によれば、前記入替率は、前記労務者数集計手段(56)によって集計された労務者の人数に対する、1稼働日前に前記1つの現場に入場しなかった労務者の人数の比率である構成とする。
これによれば、1稼動日前に同一の建設現場に入場していなかった労務者の人数を入替率から容易に把握することができる。そのため、日々作業領域や作業内容が変化するような建設現場において、労務者の断続的な入場と関係して発生率が高い傾向にある労働災害を未然に防止することができる。
また、本発明の一側面によれば、前記入替率は、前記労務者数集計手段(56)によって集計された労務者の人数に対する、所定稼働日前から前記1つの現場に一度も入場しなかった労務者の人数の比率である構成とする。
これによれば、労務者に入替がないとしても、業種によって1日おき、または2日おきなどに作業が発生するような場合に、不要に入替率が高くなって協力会社の評価が的確に行えなくなるようなことがない。また、作業領域や作業内容に変化が少なく、労働災害との関連が認められる稼働日数を建設現場や業種などに応じて設定することができるため、入替率に基づく協力会社の評価を的確に行うことができる。
また、本発明の一側面によれば、上記労務管理システム(1)において、前記現場監理者用端末(30)は、入力手段(32)を介して入力された各労務者に対する評価に基づき、労務者評価情報を作成する労務者評価情報作成手段(35)と、前記労務者評価情報を前記サーバ(50)に送信する評価情報送信手段(31)とを備え、前記サーバ(50)は、前記現場監理者用端末(30)から送信された労務者評価情報を前記情報受信手段(51)によって受信するとともに、受信した労務者評価情報を前記情報書込手段(52)によって労務者に関連付けて前記労務管理データベースに書き込むように構成する。
これによれば、これまで担当したことのない労務者が建設現場に入場した場合、あるいは入場する予定であることを協力会社より知らされた場合、現場監理者はその労務者の技量など、実質的な情報を何ら得ることができなかったが、労務管理データベースに蓄積された評価情報を参照することにより、その労務者の実質的な情報を得ることができるようになる。そして、評価の高い労務者を多く集めることにより、手直し工事や労働災害の発生を防止し、質の高い労務者による高品質な建造物の構築が可能となる。
また、本発明の一側面によれば、上記労務管理システム(1)において、前記通信ネットワーク(5)を介して前記サーバ(50)に接続された協力会社用端末(40)をさらに備え、前記協力会社用端末(40)は、入力手段(52)を介して入力された、所属する労務者が入場を予定する前記建設現場内の予定作業領域に基づき、予定作業領域情報を作成する予定作業領域情報作成手段(55)と、予定作業領域情報を前記サーバ(50)に送信する作業領域情報送信手段(51)とを備え、前記サーバ(50)は、前記協力会社用端末(40)から送信された予定作業領域情報を前記情報受信手段(51)によって受信するとともに、受信した予定作業領域情報を前記情報書込手段(52)によって労務者に関連付けて前記労務管理データベースに書き込むように構成する。
これによれば、これまで労務者の作業領域の追跡を事後的に行うことは困難であったが、労務管理データベースを参照することにより、事後的にも作業領域の追跡が可能となる。したがって、竣工後に生じた不具合の発生原因を調査できるようになり、責任の所在を明確にして不要なコスト負担を防止することができる。また、協力会社としても、所属する労務者の作業責任を事後的にも負い得るため、労務管理を徹底することとなり、手抜き工事などを未然に防止することが可能となる。
発明によれば、複数の建設現場における労務者の出入場データを一元管理することにより、全社的に労務者の適正配置を行うことのできる労務管理システムが提供される。
実施形態に係る労務管理システムの説明図 実施形態に係る労務管理システムのブロック図 出入場情報蓄積処理を示すフローチャート 労務管理情報出力処理を示すフローチャート データ集計条件入力画面の模式図 入場人数の集計結果を示す模式図 入替率の説明図(1稼働日) 入替率の説明図(2稼働日) 入替率の集計結果を示す模式図 新規入場率の集計結果を示す模式図 作業領域情報蓄積処理を示すフローチャート 労務者評価情報蓄積処理を示すフローチャート
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は実施形態に係る労務管理システム1の構成を示す説明図である。複数の建設現場2a,2b,・・には、労務者の出入場を認証する出入場認証ユニット7a,7b・・がそれぞれ設置されている。各出入場認証ユニット7a,7b・・は、建設現場2a,2b,・・のゲート3a,3b・・近傍に設置され、各労務者が所持するRFID(Radio Frequency IDentificaton)カード(以下、単にIDカード4(識別手段)と記す。)に含まれる識別情報を、電波を用いた無線通信によって読み取る非接触型のカードリーダ10a,10b・・(出入場認証手段)と、カードリーダ10a,10b・・に接続された出入場管理用端末20a,20b・・とから構成される。各出入場管理用端末20は、各カードリーダ10が読み取ったIDカード4の識別情報と、この識別情報を読み取った日時と、そのカードリーダ10が設置された現場識別情報(現場名)とを含む出入場情報を、インターネット5(通信ネットワーク)を介して本社6に設置されたサーバ50に送信する。
サーバ50は、ハードディスクなどの情報格納部53に格納された労務管理データベースデータを有しており、構築されたプラットフォーム上でデータベース内のデータの検索、集計、書き換え、出力などの処理を行うことができる。労務管理データベースには、各協力会社の基本情報と、これら協力会社に所属する労務者の基本情報とが予め記録されている。協力会社の基本情報には、会社名の他、建設業許可に関する情報など、元請会社の職員(以下、元請職員と略称する。)が把握すべき各種情報が含まれている。一方、労務者の基本情報には、所持するIDカード4の識別情報、氏名、年齢、性別、国籍の他、所属する協力会社名、所有する資格、健康診断の受診状況、過去の現場就労実績などの個人に関する各種情報が含まれている。
元請職員には現場監理者用端末30a,30b・・がそれぞれ与えられている。元請職員は、この現場監理者用端末30をインターネット5を介してサーバ50に接続し、元請職員用のログイン画面で利用者IDおよびパスワードを入力してシステムにアクセスすることができる。また元請職員は、ログイン中の現場監理者用端末30の操作により、プラットフォーム上で与えられた権限の範囲において労務管理データベースを利用することができる。すなわち、元請職員は、キーボードやマウスなどの入力手段を介して現場監理者用端末30からサーバ50に指令を送信し、サーバ50に労務管理データベース内の情報の検索、集計、書き換え、出力処理を行わせ、その処理結果を現場監理者用端末30のディスプレイに表示させることができる。
また、元請職員は、現場監理者用端末30を用いて各労務者に対する評価を行い、この労務者評価情報をサーバ50に送信することにより、これら評価情報を各労務者に関連付けてデータベースに蓄積させることができる。
一方、各建設現場2a,2b・・には、インターネット5を介してサーバ50に接続可能な協力会社用端末40a,40b・・が設置されている。協力会社の職員や職長などの所定の権限を与えられた労務者は、協力会社用のログイン画面で利用者IDおよびパスワードを入力してシステムにアクセスすることができる。ログイン中の協力会社用端末40でも、プラットフォーム上で与えられた権限の範囲において労務管理データベースを利用することができる。また、各協力会社の職員や職長は、所属する労務者が作業を予定する現場領域を、キーボードやマウスなどの入力手段を介して協力会社用端末40に入力し、サーバ50に送信することにより、これら予定作業領域情報を各労務者に関連付けてデータベースに蓄積させることができる。
図2は、実施形態に係る労務管理システム1のブロック図を示している。カードリーダ10は、労務者の出入場を認証すべく、各労務者が所持するIDカード4の識別情報を読み取る識別情報読取部12(識別情報読取手段)と、識別情報読取部12が読み取った識別情報、当該識別情報を読み取った日時および現場名を含む出入場情報を出入場管理用端末20に送信する通信処理部11(出入場情報送信手段)とを備えている。出入場管理用端末20は、カードリーダ10から送信された出入場情報を受信するとともに、受信した情報をインターネット5を介してサーバ50に送信する通信処理部21と、通信処理部21が受信した出入場情報をハードディスクに書き込み、集計などの各種処理を行うメイン処理部22とを備えている。
現場監理者用端末30は、各種情報をインターネット5を介してサーバ50と送受信する通信処理部31(評価情報送信手段)と、労務者に対する評価や、サーバ50に対する指令を入力するための入力部32(すなわち、キーボードやマウスなど)と、入力部32からの入力に基づいて労務者評価情報を作成する労務者評価情報作成部35を有するメイン処理部34と、通信処理部31で受信した各種情報などを表示する表示部33(すなわち、ディスプレイ)とを備えている。
協力会社用端末40は、各種情報をインターネット5を介してサーバ50と送受信する通信処理部41(作業領域情報送信手段)と、労務者の予定作業領域や、サーバ50に対する指令などを入力するための入力部32(すなわち、キーボードやマウスなど)と、入力部32からの入力に基づいて予定作業領域情報を作成する作業領域情報作成部45を有するメイン処理部44と、通信処理部41で受信した各種情報などを表示する表示部43(すなわち、ディスプレイ)とを備えている。
サーバ50は、出入場管理用端末20、現場監理者用端末30および協力会社用端末40との間で、インターネット5を介して各種情報を送受信する通信処理部51(情報受信手段、情報送信手段)と、労務管理データベースを格納する情報格納部53と、各端末20,30,40から受信した各種情報に基づき、これら情報を情報格納部53に書き込む情報書込部52と、メイン処理部44とを備えている。メイン処理部44は、インターネット5を介してアクセスする端末の認証を行う認証処理部55と、各端末30,40からの指令に基づき、労務者数の集計を行う労務者数集計部56と、各端末30,40からの指令に基づき、労務者の入替率の集計を行う入替率集計部57とを備えている。
このように構成された労務管理システム1によれば、図3に示すような出入場情報蓄積処理が行われる。すなわち、労務者は、各建設現場2に入場する際および各建設現場2から退場する際に、それぞれが所持する1枚のIDカード4をカードリーダ10にかざすことにより、その出入場をカードリーダ10に認証させる(ステップ1)。次に、出入場管理用端末20は、カードリーダ10が読み取ったIDカード4の識別情報と、この識別情報を読み取った日時と、カードリーダ10が設置された現場識別情報とを含む出入場情報をインターネット5を介してサーバ50に送信する(ステップ2)。出入場情報を受け取ったサーバ50は、この出入場情報をIDカード4の識別情報、すなわち労務者に関連付けて労務管理データベースに書き込む(ステップ3)。これにより、労務者の出入場情報が労務管理データベースに蓄積される。
一方、労務管理システム1により、図4に示すような労務管理情報出力処理が行われる。すなわち、元請職員は、現場監理者用端末30を用いてシステムにログインし、プラットフォーム上で指定された所定の指令をサーバ50に送信する(ステップ11)。指令を受信したサーバ50は、受信した指令にしたがって労務管理データベースを検索するとともに、検索結果に基づいて集計処理を行う(ステップ12)。さらに、集計結果を現場監理者用端末30へ送信し(ステップ13)、現場監理者用端末30に集計結果が表示される(ステップ14)。これにより、元請職員はサーバ50から所望の労務管理データを得ることができる。
ここで、元請職員の指令および労務管理データには次のようなものが含まれる。図5は現場監理者用端末30などに表示されるデータ集計条件入力画面を模式的に示す説明図である。現場監理者用端末30の指令選択画面には、選択する建設現場名、協力会社名、データ集計期間、労務者の種別、集計データの種別、出入場の種別などが含まれる。
建設現場名、協力会社名、労務者の種別は、それぞれ1つのみ、またはそれぞれ複数あるいは全てが選択可能とされており、建設現場名、協力会社名または労務者の種別を複数選択した場合、これら建設現場名、協力会社名または労務者の種別について全てを合算して集計させる形態、あるいは、個別に集計させる形態がそれぞれ選択可能となっている。
データ集計期間は、全工期または「選択する」のどちらかを選択できるようになっている。全工期を選択した場合、指定した建設現場の全工期がデータ集計期間となり、複数の建設現場を選択している場合には、これら建設現場の工事開始日のうち最も早い日から工事完了日のうち最も遅い日がデータ集計期間となる。一方、「指定する」を選択した場合、データ集計開始日とデータ集計最終日とを所望に入力することができる。
労務者の種別は、労務管理データベースに記録された労務者の基本情報に基づく検索種別として、所属する労務者「全て」や、「男女」の別、「特定資格」の有無などが選択可能である他、労務管理データベースに記録された出入場情報に基づく検索種別として、「昼勤、夜勤」の別、「遅刻した者」や「残業した者」なども選択可能である。なお、労務者の種別を選択する場合にも、複数の条件を「and」または「or」で選択することができる。
集計するデータの種別には、「入場人数」の他、「入替率」や、「新規入場者数」、「新規入場率」などが選択可能となっている。「入場人数」は所定の選択条件を満たす労務者が所定の建設現場に入場した人数を表すものである。そして、「入場人数」以外の種別を選択すると、それらを定義するためのサブ選択指令を入力できるようになる。「入替人数」または「入替率」を選択した場合のサブ選択指令は、デフォルトとして1が設定された入力欄に1以上の整数を入力することにより作成され、その単位は「稼働日」となっている。一方、「新規入場者数」または「新規入場率」を選択した場合のサブ選択指令は、デフォルトとして7が設定され入力欄に1以上の整数を入力することにより作成され、その単位は「日」となっている。
集計するデータの種別として「入場人数」を選択した場合、サーバ50は、指定された集計期間において、指定された協力会社に所属する指定された種別の労務者が指定された建設現場に入場した労務者を検索し、その人数を日単位で集計した労務管理データを作成する。例えば、A協力会社を選択し、データ集計期間を1ヶ月とし、種別として所属する労務者全てを選択してこれら指令をサーバ50に送信すると、サーバ50は、労務管理データベースからこの条件に該当する労務者を検索した上でその人数を日単位で集計した図6に示すような集計結果を現場監理者用端末30のディスプレイに表示させる。また、集計結果をグラフ表示ささるだけでなく、表で表示させることも可能である。これにより、現場監理者は全ての建設現場における就労状況を容易に把握することができる。
「入替人数」は、選択した建設現場へ入場した労務者のうち、サブ選択指令で設定した稼働日前から同一建設現場に一度も入場していなかった労務者の人数を表す。例えば、サブ選択指令が1稼働日の場合、サーバ50は、A建設現場に入場したA協力会社に所属する労務者のうち、1稼働日前にA建設現場に入場していなかったA協力会社の労務者を検索し、その人数を日単位で集計した労務管理データを作成する。また、サブ選択指令が3稼働日の場合、サーバ50は、A建設現場に入場したA協力会社に所属する労務者のうち、3稼働日前からA建設現場に一度も入場していなかったA協力会社の労務者人数を日単位で集計した労務管理データを作成する。
「入替率」は、選択した建設現場へ入場した労務者の人数に対する、サブ選択指令で設定した稼働日前から同一建設現場に一度も入場していなかった労務者の人数の比率を表す。例えば、サブ選択指令が1稼働日の場合、サーバ50は、A建設現場に入場したA協力会社に所属する労務者を検索してその人数を集計するとともに、1稼働日前にA建設現場に入場していなかったA協力会社の労務者を検索してその人数を集計し、これら人数の比率を日単位で集計した労務管理データを作成する。また、労務管理データには、日単位で集計される入替率の平均値である平均入替率も同時に集計される。
例えば、サブ選択指令が1稼働日の場合、図7に示すように、稼働日単位における1日目に労務者A,Bが初めてA建設現場に入場すると、1日目の入替率は100%となり、2日目の入替率は、労務者A,B,C3人に対し、1日目に入場していなかった労務者C1人の比率33%となり、3日目には労務者A,C共に2日目に入場していたので、入替率は0%となる。そして、4日目には、労務者A,B,C,Dのうち、労務者B,Dは3日目に入場していなかったので、入替率は50となり、5日目の入替率は0%となる。
一方、サブ選択指令が2稼働日の場合、図8に示すように、1日目〜3日目まではサブ選択指令が1稼働日の場合と同じ入替率となるが、4日目には、労務者A,B,C,Dのうち、2日目および3日目に一度も入場していなかったのは労務者Dだけであるため、入替率は25%となる。このように、入替率の基準となる稼働日数を設定できることにより、例えば、1稼働日おきに作業が発生する業種の入替率を把握する際に、毎作業日に同じ労務者が入場しているにも拘わらず、1日おきに入替率が100%となってその就労実態の把握が困難となることを防止できる。
図9は、ある建設現場における2つの協力会社の入替率を比較形式で表したグラフである。なお、(A)は協力会社Aの入替率を示し、(B)は協力会社Bの入替率を示している。サブ選択指令は1稼働日であるため、作業の空いた翌稼動日には入替率は100%となるが、入替率が100%よりも小さい場合、前稼働日に作業があったことを示している。同図(A)に示すように、協力会社Aの入替率は概ね0%〜10%を推移しており、平均入替率は3%程度である。一方、同図(B)に示すように、協力会社Bの入替率は概ね0%〜80%を推移しており、平均入替率は20%程度となっている。
建設現場では、業種にもよるが、作業領域や作業内容が日々変化しており、労務者が同一現場で継続的に作業を行うことが事故発生の防止に寄与するものと考えられる。したがって、入替率が小さければ小さいほど労務者が事故を起こす確率が低くなる。そこで、この労務管理データを見ることにより、現場監理者は、平均入替率が低い協力会社Aは労働災害を起こす確率が低い優良企業であり、平均入替率が高い協力会社Bは労働災害を起こす確率が高い問題企業であると判断することができる。そして、この判断を将来の建設現場における請負契約に反映させ、問題企業との契約を避けるなどの対策をとることが可能となる。
「新規入場者数」は、選択した建設現場へ入場した労務者のうち、サブ選択指令で設定した日数以内に同建設現場に新規に入場した労務者の人数を表す。また、「新規入場率」は、選択した建設現場へ入場した労務者の人数に対する、サブ選択指令で設定した日数以内に同建設現場に新規に入場した労務者の人数の比率を表す。新規入場者数は、図2に示す労務者数集計部56によって集計され、新規入場率は、図示しない新規入場率集計部によって集計される。
図10は、ある2つの建設現場A,Bにおける、全労務者に対する新規入場率を比較したグラフである。なお、サブ選択指令はデフォルトで設定された7日である。同図に示すように、建設現場Aの新規入場率は、データ集計期間初期には約45%であったが、工事が進捗して入場者数の変化が少なくなるにつれて次第に小さくなり、データ集計期間後期には0%となっている。一方、建設現場Bの新規入場率は、全データ集計期間に亘って高く、その平均が15%を程度となっている。
これまでの統計では、建設現場に新規に入場して7日以内のいわゆる新規作業員が事故を起こす確率は、その他の労務者の確率に比べて圧倒的に高い。これは、新規作業者がその建設現場に不慣れなために事故を起こしやすく、一人の労務者を複数の建設現場に日々配置替えするような協力会社は、所属する作業員が事故を起こす確率が高いことを意味する。そこで、建設現場ごとにこの労務管理データを見ることにより、どこの建設現場が事故を起こしやすく、どこの建設現場が事故を起こし難いかを予想し、その対策をとることが可能となる。また、協力会社ごとにこの労務管理データを見ることにより、新規入場率が低い協力会社は労働災害を起こす確率が低い優良企業であり、平均入替率が高い協力会社は労働災害を起こす確率が高い問題企業であると判断することができる。そして、この判断を将来の建設現場における請負契約に反映させ、問題企業との契約を避けるなどの対策をとることが可能となる。
次に、図11を参照しながら労務管理システム1による作業領域情報蓄積処理について説明する。協力会社の職員や職長は、例えば昼休みなど、翌稼働日の作業予定についての打ち合わせを行う前に、協力会社用端末40を用いてシステムにログインし、予定作業領域入力画面において、各労務者の翌稼働日における予定作業領域を入力し(ステップ21)、予定作業領域情報をサーバ50に送信する(ステップ22)。すると、サーバ50は、受信した予定作業領域情報を労務管理データベースに書き込む(ステップ23)。これにより、労務者の日ごとの予定作業領域情報が労務管理データベースに蓄積される。なお、予定作業領域情報には、いつ、誰が、どこで、誰の指示に基づいて、何の作業をするかという情報が含まれ、その労務者がその予定日にその建設現場に入場することにより、予定作業領域情報が作業領域情報として確定させる。また、実際の作業領域が変更した場合には事後的にデータを修正することも可能である。
そして、現場監理者は、現場監理者用端末30を用いてシステムにログインした後、所定の検索画面において必要な条件を入力し、検索指令をサーバ50に送信することにより、サーバ50に対し、検索指令に適合する労務者を労務管理データベースから検索し、その検索結果をディスプレイ表示させることができる。例えば、建設現場Xの作業領域Xで行った作業Xについて不具合が生じた場合、これらの条件を入力することで当該作業を行った労務者、所属する協力会社、作業日などを特定することができる。これにより、これまで責任の所在が明らかでなかった手直し工事などの原因究明を可能とし、建設現場の費用を適切な範囲に抑えることができるようになる。
また、現場監理者が労務者ごとに作業の出来具合を確認し、これを評価することは困難であるが、上記したように、作業領域情報を検索することにより、現場監理者は、所望の作業領域で作用した労務者を特定し、その労務者やそのグループの作業の出来具合を事後的に評価することもできる。
図12は、労務管理システム1による労務者評価情報蓄積処理手順を示している。同図に示すように、現場監理者は、所定の周期、例えば、毎月、毎年、作業の継続期間ごと、工期ごとに、現場監理者用端末30を用いてシステムにログインした後、所定の評価入力画面において各労務者に対する評価を入力し(ステップ31)、評価情報をインターネット5を介してサーバ50に送信する(ステップ32)。評価情報を受け取ったサーバ50は、この評価情報を労務者に関連付けて労務管理データベースに書き込む(ステップ33)。これにより、労務者の評価情報が労務管理データベースに蓄積される。
これまで、建造物の品質に大きく関与する労務者の質(技量)は、現場監理者自らが担当する労務者のうち質の高い特定の労務者のみについて情報として有していることが多かったが、上記したように、各現場監理者による各労務者に対する評価が労務管理データベースに蓄積されることにより、これまで担当したことのない労務者に対する評価情報を容易に参照することができるようになる。この評価情報は、担当した現場監理者の主観的なものではあるが、情報が蓄積されるに連れてより客観的なものに近づき、例えば評価情報の平均を出したり、最近の情報のみを参照したりすることにより、有用な評価情報となり得る。
これにより、現場監理者は、可能な限り評価の高い労務者を建設現場に入場させて建造物の品質を向上させることができる。一方、労務者は、自らの作業の出来によって雇用の機会を失う恐れがあるため、手抜き工事などを行えなくなるばかりでなく、技能習得に労を惜しまなくなるため、建造物の品質を相乗的に向上させることが可能となる。
以上で具体的実施形態についての説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、カードリーダ10は出入場管理用端末20を介してサーバ50に接続しているが、出入場管理用端末20を介することなく直接インターネット5を経由してサーバ50に接続してもよい。また、労務者の基本情報や、サーバ50に対する指令の具体的内容、集計結果の表示方法、予定作業領域情報などは、上記実施形態に限られず、適宜変更可能である。これら変更の他、他の構成についても本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば適宜変更可能である。
1 労務管理システム
2 建設現場
4 IDカード(識別手段)
5 インターネット(通信ネットワーク)
7 出入場認証ユニット
10 カードリーダ(出入場認証手段)
11 通信処理部(出入場情報送信手段)
12 識別情報読取部(識別情報読取手段)
20 出入場管理用端末
30 現場監理者用端末
31 通信処理部(評価情報送信手段)
40 協力会社用端末
41 通信処理部(作業領域情報送信手段)
45 予定作業領域情報作成部
50 サーバ
51 通信処理部(情報受信手段、情報送信手段)
52 情報書込部
53 情報格納部
56 労務者集計部
57 入替率集計部

Claims (3)

  1. 建設現場に設置され、当該建設現場への労務者の出入場を認証する出入場認証手段と、
    通信ネットワークを介して前記出入場認証手段と接続され、労務管理データベースを有するサーバと、
    前記通信ネットワークを介して前記サーバと接続され、前記サーバから送信される労務管理データベース内の少なくとも一部の情報を閲覧できる現場監理者用端末と
    を備えた労務管理システムであって、
    前記出入場認証手段は、
    前記労務者の出入場を認証すべく、各労務者が所持する識別手段の識別情報を読み取る識別情報読取手段と、
    前記識別情報、当該識別情報を読み取った日時および現場名を含む出入場情報を前記サーバに送信する出入場情報送信手段とを備え、
    前記サーバは、
    会社名を含む協力会社の基本情報と、氏名、所属する会社名および所持する識別手段の識別情報を含む労務者の基本情報とを前記労務管理データベースに予め格納するとともに、
    前記出入場認証手段から送信された出入場情報を受信する情報受信手段と、
    前記出入場情報を労務者に関連付けて前記労務管理データベースに書き込む情報書込手段と、
    前記労務管理データベースから1つの現場に入場した所定の協力会社に所属する労務者の人数を検索し、当該人数を日単位で集計する労務者数集計手段と、
    前記労務者数集計手段の集計結果を前記現場監理者用端末に送信する情報送信手段と、
    前記労務者数集計手段によって集計された対象稼働日に1つの現場に入場した所定の協力会社に所属する労務者のうち、前記対象稼働日の直前の、1〜3稼働日から選択された設定期間に前記1つの現場に一度も入場しなかった労務者の人数の比率を入替率として、当該入替率を日単位で集計する入替率集計手段とを備え、
    前記入替率集計手段の集計結果を前記情報送信手段によって前記現場監理者用端末に送信することを特徴とする労務管理システム。
  2. 前記現場監理者用端末は、
    入力手段を介して入力された各労務者に対する評価に基づき、労務者評価情報を作成する労務者評価情報作成手段と、
    前記労務者評価情報を前記サーバに送信する評価情報送信手段とを備え、
    前記サーバは、
    前記現場監理者用端末から送信された労務者評価情報を前記情報受信手段によって受信するとともに、
    受信した労務者評価情報を前記情報書込手段によって労務者に関連付けて前記労務管理データベースに書き込むことを特徴とする、請求項1に記載の労務管理システム。
  3. 前記通信ネットワークを介して前記サーバに接続された協力会社用端末をさらに備え、
    前記協力会社用端末は、
    入力手段を介して入力された、所属する労務者が入場を予定する前記建設現場内の予定作業領域に基づき、予定作業領域情報を作成する予定作業領域情報作成手段と、
    予定作業領域情報を前記サーバに送信する作業領域情報送信手段とを備え、
    前記サーバは、
    前記協力会社用端末から送信された予定作業領域情報を前記情報受信手段によって受信するとともに、
    受信した予定作業領域情報を前記情報書込手段によって労務者に関連付けて前記労務管理データベースに書き込むことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の労務管理システム。
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