JP5501661B2 - 光伝送装置およびマルチキャスト通信方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明にかかる光ネットワークの実施の形態1の構成例を示す図である。図1の光ネットワークは、リング型OADMネットワーク1と、光伝送装置2−1,2−2,2−3および2−4と、ダウンリンクλ3と、アップリンクλ4と、各光伝送装置の配下に接続されるルータ5−1,5−2,5−3および5−4と、各ルータの配下に接続されるユーザノード6−1,6−2,6−3および6−4を備える。ユーザノードは、マルチキャストグループを構成し、マルチキャスト送信元または送信先のグループメンバとなる。ダウンリンクλ3は、マルチキャスト送信元からの通信を伝送する光伝送装置から他のグループメンバへの通信を伝送する光伝送装置に対して、マルチキャスト転送を行うための波長である。また、アップリンクλ4は、マルチキャストグループメンバの通信を伝送する光伝送装置から、マルチキャスト送信元に対する制御情報,ACKなどを転送するための波長である。アップリンクλ4は、各グループメンバを接続する光伝送装置により時分割で使用される。
実施の形態1では、マルチキャスト送信元は既知であるとし、マルチキャストグループメンバの参加/離脱をIPマルチキャストプロトコルに連動して動的に実施することとした。本実施の形態では、マルチキャスト送信元も含め、マルチキャストツリー(光伝送装置における光分岐挿入の設定)をIPマルチキャストプロトコルに連動して動的に構築する場合について説明する。
図4に示す方法である。ここで、上記光伝送装置は、マルチキャストに関連する全ての光伝送装置である。この場合、マルチキャストの送信元となる光伝送装置は、自身の時分割のタイミングで波長を挿入する。光伝送装置は、その他のタイミングでは、分岐により波長を取り込む。したがって、この場合には、光レベルでの多重/分離が実現できる。
ここで、上記光伝送装置は、マルチキャストに関連する全ての光伝送装置である。図4の光ネットワークを例に説明すると、専用通信路は、光伝送装置2−1〜光伝送装置2−2間,光伝送装置2−2〜光伝送装置2−3間,光伝送装置2−3〜光伝送装置2−4間,光伝送装置2−4〜光伝送装置2−1間、にそれぞれ用意され波長が設定される。したがって、この場合は、電気信号レベルでの多重/分離が実現できる。
この場合には、光伝送装置間に通常用意されている監視制御用情報を転送する通信路を、専用通信路として使用する。したがって、ここでの専用通信路は、フレームを直接転送可能である。この場合、図3の光伝送装置を流用して説明すると、スヌーピング回路16Bは、IPマルチキャスト制御フレームを含むIP制御フレームをスヌーピングし、当該フレームを検出すると、その情報を監視制御部12Bに通知する代わりに、フレームそのものを監視制御部12Bに転送する。監視制御部12Bは、通常、監視制御用情報(たとえば、設定情報など)を管理し、他の光制御装置とやり取りしているが、これに加え、さらにIP制御フレームを転送する。したがって、この場合には、専用通信路を用いて、IP制御フレームを直接転送することができる。
実施の形態1および2では、ダウンリンクλについては、事前に波長を用意しており、ダウンリンクλの波長を各光伝送装置が事前に認識していることを前提とした。本実施の形態では、ダウンリンクλの波長が予め認識されていない場合について説明する。
実施の形態2では、ルータ,専用通信路,ダウンリンクλから信号を選択するセレクタをトランスポンダ内に配置する場合を説明した。本実施の形態では、セレクタをOADM部内に配置する場合について説明する。
(1)マルチキャスト通信開始前
各光伝送装置において、セレクタ23−1は、カプラ22−1からの信号を選択受信し、セレクタ23−2は、セレクタ23−3への信号を選択出力する。これにより、光伝送装置は、専用通信路20からの信号を受信し、また、自身から専用通信路20へ信号を送信する。また、セレクタ23−3は、自身(光伝送装置)の時分割タイミング時のみセレクタ23−2の信号を選択し、それ以外のタイミングでは、カプラ22−1からの信号を選択して、専用通信路20へ送信する。これにより、光伝送装置は、自身のタイミングでは自身(配下のルータ5−M)からの信号を送信し、他のタイミングでは隣接する光伝送装置から送信される信号を中継する。また、セレクタ23−4は、カプラ22−2からの信号ではなくセレクタ23−2からの信号を選択し、ダウンリンクλ3へ送信する。ただし、マルチキャスト通信開始前であるため、セレクタ23−2からは光信号を受信しない。
したがって、この場合は、専用通信路20については、ドロップおよびスルーを実行し、ダウンリンクλ3については、スルーを実行する。また、通信開始前は信号がないが、専用通信路20およびダウンリンクλ3いずれについても、アドが可能な状態である。
光伝送装置2D−Lにおいて、セレクタ23−1は、カプラ22−1からの信号を選択受信する。セレクタ23−2は、セレクタ23−4を選択して信号を出力する。セレクタ23−3は、セレクタ23−2からの信号を選択受信する。なお、セレクタ23−2はセレクタ23−4への出力を選択しているため、セレクタ23−3は、光信号を受信しない。セレクタ23−4は、セレクタ23−2からの信号を選択受信し、ダウンリンクλ3に送信する。したがって、この場合は、専用通信路20については、ドロップおよびスルーが実行でき、ダウンリンクλ3については、ドロップおよびアドが実行できる。
光伝送装置2D−Lにおいて、セレクタ23−1は、カプラ22−2からの信号を選択受信する。セレクタ23−2は、セレクタ23−3を選択して信号を出力する。セレクタ23−3は、専用通信路20における自身(光伝送装置)の時分割タイミング時のみセレクタ23−2からの信号を選択し、それ以外のタイミング時は、カプラ22−1からの信号を選択して、専用通信路20へ送信する。セレクタ23−4は、カプラ22−2からの信号を選択してダウンリンクλ3へ送信する。したがって、この場合は、専用通信路20については、ドロップ,アド,スルーが実行でき、ダウンリンクλ3については、ドロップおよびスルーが実行できる。
2−1,2−2,2−3,2−4,2−L,2B−L,2C−L,2D−L 光伝送装置
3 ダウンリンクλ
4 アップリンクλ
5−1,5−2,5−3,5−4,5−M ルータ
6−1,6−2,6−3,6−4 ユーザノード
10,10B,10C,10D OADM部
11,11B,11C トランスポンダ
12,12B,12C 監視制御部
13−1,13−2,13−3 O/E部
14−1,14−2,14−3 E/O部
15,15B 電気回路
16,16B,16C スヌーピング回路
20 専用通信路
21,23−1,23−2,23−3,23−4 セレクタ
22−1,22−2 カプラ
Claims (4)
- 光伝送装置間で、ダウンリンクによるマルチキャスト通信、および専用通信路を利用したIPマルチキャスト制御フレームを含むIP制御フレームの送受信、を実行可能なリング型OADMネットワークにおいて、IPマルチキャストを実現する通信装置と接続する光伝送装置であって、
光信号を分岐または挿入可能な光分岐挿入手段と、
前記通信装置からの入力信号を前記ダウンリンクまたは前記専用通信路として前記光伝送装置間で監視制御用情報を送受信するための監視制御用情報転送路へ選択出力し、また、前記ダウンリンクまたは前記監視制御用情報転送路からの入力信号を前記通信装置へ出力するセレクタと、前記通信装置から受信するマルチキャスト通信に関するIPマルチキャスト制御フレームをスヌーピングし、当該IPマルチキャスト制御フレームを転送するスヌーピング手段と、を備え、前記通信装置または前記光分岐挿入手段から光信号を受信すると、当該光信号を電気信号に変換して所定の処理を行い、その後、再度光信号に変換して出力し、また、前記監視制御用情報転送路を用いて、前記通信装置がマルチキャスト通信の送信元となる旨、またはグループメンバとして参加または離脱する旨を他の光伝送装置に通知する制御を行うトランスポンダと、
前記スヌーピング手段から転送されるIPマルチキャスト制御フレームから、前記通信装置がマルチキャスト通信の送信元となるのか、またはグループメンバとして参加または離脱するのかを判断し、当該判断にしたがって、ダウンリンクにおいて、マルチキャスト通信の送信元である場合には光挿入を実行し、グループメンバとして参加する場合には光分岐を実行し、グループメンバから離脱する場合には光分岐を停止するよう、前記光分岐挿入手段および前記セレクタを制御する監視制御手段と、
を備えることを特徴とする光伝送装置。 - 前記監視制御手段は、さらに、
前記光分岐挿入手段を介して、前記監視制御用情報転送路を用いて波長の使用状況を含めた監視制御情報を送信し、前記監視制御用情報転送路から前記光分岐挿入手段を介して受信する監視制御情報に基づいて波長の使用状況を把握し、
また、
前記IPマルチキャスト制御フレームに基づいて自装置がマルチキャスト送信元になると判断した場合には、波長の使用状況に基づいてマルチキャストに用いるダウンリンクの波長を決定し、当該ダウンリンクの波長をマルチキャストグループメンバとなる光伝送装置に前記監視制御用情報転送路を用いて通知する制御を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。 - 光伝送装置間で、ダウンリンクによるマルチキャスト通信、および専用通信路を利用したIPマルチキャスト制御フレームを含むIP制御フレームの送受信、を実行可能なリング型OADMネットワークにおいて、IPマルチキャストを実現する通信装置と接続する光伝送装置、におけるマルチキャスト通信方法であって、
前記通信装置から受信するマルチキャスト通信への参加または離脱の内容を示すIPマルチキャスト制御フレームをスヌーピングし、当該IPマルチキャスト制御フレームを取得するスヌーピングステップと、
前記IPマルチキャスト制御フレームに基づいて、前記通信装置が、マルチキャスト通信の送信元となるのか、またはグループメンバとして参加または離脱するのかを判断し、当該判断にしたがって前記ダウンリンクについての光分岐または光挿入を制御する光分岐挿入ステップと、
前記光伝送装置間で監視制御用情報を送受信するための監視制御用情報転送路でもある専用通信路を用いて、自光伝送装置が、マルチキャスト通信の送信元である旨、またはグループメンバとして参加または離脱した旨を他の光伝送装置に通知する制御を行う参加離脱通知ステップと、
を備えることを特徴とするマルチキャスト通信方法。 - さらに、
前記監視制御用情報転送路から受信する監視制御情報に基づいて波長の使用状況を把握する使用波長認識ステップと、
前記光分岐挿入ステップにおいて、自光伝送装置がマルチキャスト送信元になると判断した場合には、前記波長の使用状況に基づいてマルチキャストに用いるダウンリンクの波長を決定し、当該ダウンリンクの波長をマルチキャストグループメンバとなる光伝送装置に前記監視制御用情報転送路を用いて通知する制御を行う波長決定ステップと、
を備えることを特徴とする請求項3に記載のマルチキャスト通信方法。
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