JP3674541B2 - 光通信網における障害発生箇所の検出方法及び光通信システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、波長分割多重化(WDM:Wavelength Division Multiplexing) 伝送によって、光データ(光信号/伝送データや管理データなど)の光伝送経路(適宜、光パスと表記する)を波長単位で切り替える光クロスコネクト(OXC:Optical Cross Connect) 装置を連接した光通信網における障害発生診断(障害発生箇所を特定する障害検出)を行う、光通信網における障害発生箇所の検出方法及び光通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol) 通信(例えば、インターネット通信)の普及に伴う通信網におけるトラフィック量が急増している。このためIP(Internet Protocol) 通信網において、IETF(Internet Engineering Task Force)などで議論されているMPLS(Multi Protocol Label Switch)を用いた効率的な光通信網、特に、光クロスコネクト装置(OXC)を用いた光通信網が注目されている。このOXCを用いた光通信網は、既知の波長分割多重化伝送を行っており、大容量のデータ通信に適している。
【0003】
このような光通信網において、入力処理用(ingress) ルータから出力処理用(egress)ルータへ伝送データや管理データなどの光データ(光信号)を伝送するために、NMS(Network Management System )が、予め現用系の複数のOXC間に光パスを設定し、かつ、障害回避用として予備系のOXC間に迂回光パスを設定している。このOXC間では全て光処理を行っている。このため、光通信網においては、複数のOXC間の光パスに障害が発生しても、例えば、光ファイバケーブル断線が発生した際にも、その障害発生箇所を容易に特定できない。
【0004】
これらの改善技術として、光データ(光信号)の一部を分岐して光/電変換し、この電気信号から障害発生を検出する障害監視方法が知られている(例えば、特開平10−107772号)。
【0005】
図8は、このような従来の光通信網の要部構成を示すブロック図である。
図8を参照すると、OXC13−4に入力された光データは、光分岐部81−1で分岐され、この一方が光データとしてそのまま送出される。他方の光データは障害監視用のモニタ83−1に入力され、このモニタ83−1で障害発生を検出する。このような構成では、障害監視のために光データを分岐しており、光信号に損失が発生する。このため、多段のOXCを通過させる増幅器又はリピータ光/電変換器(O/E)及び電/光変換(E/O)を、光パスの途中に配置して、光信号に対する再生処理を行う必要がある。この構成は、装置規模が増大し、そのコスト増をまねくことになる。
【0006】
また、光データの波長とは異なる波長の障害検出信号を用いる障害監視方式が知られている(例えば、実開平5−80048号)。この障害監視方式では、光データ伝送に使用する波長に制限が生じる。すなわち、障害検出信号に特定の波長を使用するため、この特定の波長を光データの伝送用としては使用できなくなる。このため光通信網でのトラフィック量を増加できなくなる。換言すれば、光通信網を大規模化できない要因となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように上記従来例の光通信網では、次の不都合がある。
(1)全て光処理しているため障害発生箇所の特定が困難である。
(2)光データを分岐して障害発生診断を行う場合、光信号に損失が発生する。
また、この光信号に損失を防止するための構成では、その構成が複雑化し、装置規模が大きくなって、コスト低減が出来ない。
(3)障害検出信号用に特定の波長を割り当てる場合、光データの伝送波長が制限されてしまう。
(4)現用系及び予備系のそれぞれの光パス設定を行った後に、この現用系の光パスに対する障害発生を診断する場合、その障害発生に時間を要し、障害発生を迅速に検出できない。
(5)通信サービスを中断することなく、光通信網の正常性を診断するための保守試験が容易に出来ない。
【0008】
本発明は、このような従来の技術における課題を解決するものであり、障害発生箇所が容易かつ確実に特定できるとともに、光信号の伝送損失が発生しなくなり、かつ、光データの伝送における波長が制限されず、さらに、構成が複雑化することなく、コスト及び装置規模の増大を抑えることができる、光通信網における障害発生箇所の検出方法及び光通信システムの提供を目的とする。
【0009】
さらに、本発明は、障害発生を迅速に検出できるとともに、通信サービスを中断することなく光通信網の正常性を判断する保守試験(障害診断)が容易に実施可能になる、光通信網における障害発生箇所の検出方法及び光通信システムを他の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、本発明の光通信網における障害発生箇所の検出方法は、光信号の入力側と出力側との間に連接された光クロスコネクト手段よって光信号を伝送する光通信網における障害発生箇所の検出を行うものであり、第1光伝送系において連接した複数の光クロスコネクト手段に光伝送経路を設定するステップと、第2光伝送系において連接した複数の光クロスコネクト手段に迂回光伝送経路を設定するステップと、前記第1光伝送系の光伝送経路において光信号が出力側で受信できない障害発生を検出するステップと、この障害発生の検出によって、前記光信号を第2光伝送系の迂回光伝送経路を通じて伝送させるステップと、この迂回伝送後に障害発生箇所を検出するための障害検出信号を、第1光伝送系の光伝送経路における光クロスコネクトで順次切り替えて、前記光信号と同一の論理光伝送経路に収容し、かつ、光クロスコネクトのそれぞれ間における前記障害検出信号の受信の有無によって障害発生箇所を特定するステップとを有することを特徴としている。
【0011】
本発明の光通信網における障害発生箇所の検出方法は、光信号の入力側と出力側との間に連接された光クロスコネクト手段によって光信号を伝送する光通信網における障害発生箇所の検出を行うものであり、前記第1光伝送系の光伝送経路における障害発生箇所を特定する障害診断のための障害検出信号を、光クロスコネクトで順次切り替えて、前記光信号と同一の論理光伝送経路に収容し、かつ、光クロスコネクトのそれぞれ間における前記障害検出信号の受信の有無によって障害発生箇所を特定するステップと、この障害診断で光信号を出力側で受信できた場合に、入力側から出力側間における第1光伝送系の、連接した複数の光クロスコネクト手段に光伝送経路を設定するステップと、前記障害診断を光信号が出力側で受信できなかった場合に、前記第2光伝送系において連接した複数の光クロスコネクト手段に迂回光伝送経路を設定するステップと、前記障害発生の検出によって、前記光信号を第2光伝送系の迂回光伝送経路を通じて伝送させるステップとを有することを特徴としている。
【0012】
本発明の方法は、前記障害検出信号として、伝送する光信号と同一又は異なる波長を用いることを特徴としている。
【0013】
本発明の方法は、前記障害検出信号を光信号とは異なる波長で伝送するために、光クロスコネクト間において光分波を行い、かつ、光クロスコネクト及び障害検出との処理間で光合波を行うことを特徴としている。
【0014】
本発明の方法は、前記光クロスコネクトにおいて、n系統の入力波長の光信号をn系統の出力波長光信号のいずれかに送出するn×n光スイッチングよるルーティングを行うことを特徴としている。
【0015】
本発明の方法は、前記光クロスコネクトが、波長分割多重化(WDM:Wavelength Division Multiplexing)伝送による光クロスコネクトを実行することを特徴としている。
【0016】
本発明の光通信システムは、光信号の入力処理手段と出力処理手段との間において光伝送経路が設定される第1光伝送系で連接した複数の光クロスコネクト手段と、前記光信号の入力処理手段と出力処理手段との間において、第1光伝送系の光伝送経路とは別の迂回伝送路が設定される第2光伝送系の、連接した複数の光クロスコネクト手段と、前記光クロスコネクト手段にそれぞれ接続され、障害検出信号が受信できない場合に障害発生を通知する複数の検出手段と、(a)前記第1光伝送系における光伝送経路を設定し、(b)前記第2光伝送系における迂回光伝送経路を設定し、(c)前記光伝送経路において光信号が受信できない際の前記出力処理手段からの障害発生通知によって、光信号を第2光伝送系の迂回光伝送経路を伝送させ、(d)前記第1光伝送系の光クロスコネクト手段を順次切り替えて、障害検出信号を光信号と同一の論理光伝送経路に収容し、(e)前記検出手段からの障害発生通知によって障害発生箇所を特定する、前記(a)から(e)までを実行する網管理手段と、を備えることを特徴としている。
【0017】
本発明の光通信システムは、光信号の入力処理手段と出力処理手段との間において光伝送経路が設定される第1光伝送系で連接した複数の光クロスコネクト手段と、前記光信号の入力処理手段と出力処理手段との間において、第1光伝送系の光伝送経路とは別の迂回伝送路が設定される第2光伝送系で連接した複数の光クロスコネクト手段と、前記光クロスコネクト手段にそれぞれ接続され、障害検出信号が受信できない場合に障害発生を通知する複数の検出手段と、(a)前記第1光伝送系の光クロスコネクト手段を順次切り替えて、障害検出信号を光信号と同一の論理光伝送経路に収容し、(b)前記検出手段からの前記障害発生通知によって障害発生箇所を特定し、(c)この障害診断で障害発生箇所が特定されない際に前記第1光伝送系の光伝送経路を設定し、(d)前記障害診断で障害発生箇所が特定された場合に前記第2光伝送系の迂回光伝送経路を設定し、(e)この迂回光伝送経路に光信号を伝送させる、前記(a)から(e)までを実行する網管理手段と、を備えることを特徴としている。
【0018】
本発明の光通信システムは、前記検出手段に、光信号と同一又は異なる波長の障害検出信号を、光クロスコネクト手段に送出する光送信手段と、他の検出手段からの障害検出信号を、光クロスコネクト手段を通じて受信するための光受信手段と、前記光送信手段及び前記光受信手段とに接続されて障害発生箇所を特定した際の障害発生信号を網管理手段に送出する障害検出手段とを備えることを特徴としている。
【0019】
本発明の光通信システムは、前記出力処理手段に、入力処理手段からの光信号の伝送の有無を検出する障害検出手段を備えることを特徴としている。
【0020】
このような本発明では、第1光伝送系(例えば、現用系)に光伝送経路を設定し、かつ、第2光伝送系(例えば、予備系)に迂回光伝送経路を設定している。そして、障害発生通知に基づいて光信号を、第2光伝送系の迂回光伝送経路を伝送させるとともに、障害検出信号を光信号と同一の論理光伝送経路(論理チャンネル)に収容し、かつ、障害検出信号の受信の有無によって第1光伝送系における障害診断(障害発生箇所の特定/障害検出)を実施している。この結果、障害発生箇所を容易かつ確実に特定できるようになる。
【0021】
また、本発明では、第1光伝送系の光伝送経路の設定前に、この第1光伝送系における障害診断を実施している。この結果、第1光伝送系の光伝送経路における障害発生箇所を、光伝送経路及び迂回光伝送経路の設定前に特定できるようになる。すなわち、迅速な障害診断が可能になる。
【0022】
また、本発明では、独立した光源(光送信手段)から障害検出信号を送出して、光伝送経路における障害発生診断を実施している。この結果、従来例をもって説明したような、光信号を分岐する障害発生箇所の検出方式に比較して、光信号の損失が発生しなくなる。
【0023】
さらに、本発明では、光クロスコネクト手段での切り替えによって、障害検出信号を光信号と同一の論理光伝送経路に収容している。換言すれば、従来例をもって説明したように障害検出信号用に特定の波長を割り当てる必要がなくなる。この結果、伝送する光信号の波長が制限されなくなる。
【0024】
本発明では、光クロスコネクト手段において、n系統の入力波長の光信号をn系統の出力波長光信号のいずれかに送出するn×n光スイッチングによるルーティングを行っている。この場合、一つの論理光伝送経路のみで障害検出信号を伝送できるようになる。換言すれば、n−1の論理光伝送経路(論理チャンネル)が光データの伝送に用いられる。この結果、装置規模が縮小されてコスト低減が可能になる。
【0025】
本発明では、光クロスコネクト手段間において光分波を行い、かつ、光クロスコネクトと障害検出信号との間において光合波を行っている。すなわち、障害検出信号の波長を光信号とは異なるようにしている。この結果、光信号の伝送中でも、この光信号と同一の論理光伝送経路に障害検出信号を送出できるようになる。例えば、障害検出を一定時間間隔で実施する保守試験において、通信サービスを中断することなく光通信網の正常性を診断できるようになる。
【0026】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の光通信網における障害発生箇所の検出方法及び光通信システムの実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態における光通信網構成を示すブロック図である。
図1の例は、入力処理用ルータ11(入力処理手段)と出力処理用ルータ12(出力処理手段)との間に、現用系(第1光伝送系)の光パス15(光伝送経路)が設定されるOXC13−1,13−2,13−3,13−4,13−5(第1光伝送系の、連接した複数の光クロスコネクト手段)が連接されている。また、入力処理用ルータ11及び出力処理用ルータ12との間に、予備系(第2光伝送系)のプロテクション光パス16(迂回光伝送経路)が設定されるOXC13−1,13−6,13−7,13−8,13−5(第2光伝送系の、連接した複数の光クロスコネクト手段)が連接されている。
【0027】
また、この例には、OXC13−1〜13−8のそれぞれに接続されて、光通信網を管理(ここでは障害発生箇所を特定する障害検出/障害診断)を行うためのNMS(Network Management System )17(網管理手段)が設けられている。また、OXC13−1〜13−8のそれぞれとNMS17との間に、障害発生診断による障害発生箇所を検出するための検出ユニット14−1,14−2,14−3,14−4,14−5,14−6,14−7,14−8(検出手段)が接続されている。
【0028】
次に、実施形態の動作について説明する。
第1実施形態
図2は第1実施形態の障害発生診断を説明するためのブロック図であり、図3は第1実施形態における要部動作の処理手順を示すフローチャートである。
図2及び図3において、まず、NMS17の指示で入力処理用ルータ11から出力処理用ルータ12に光データ(光信号)を伝送するための光パス15をOXC13−1〜13−5間に設定する。さらに、NMS17の指示によって光パス15に対する障害発生時における迂回用としてのプロテクション光パス16をOXC13−1,13−6〜13−8,13−5間に設定する(ステップS501)。
【0029】
OXC13−1〜13−8は、波長(λ)単位でクロスコネクト(光スイッチング)を行う。具体的には、波長分割多重化(WDM)伝送において、任意の光パス(ハイウェイ)かつ任意波長の光データを任意の光パスかつ任意の波長に変換する。
【0030】
光パス15が設定されると、入力処理用ルータ11から出力処理用ルータ12間での光データ通信が可能となり、入力処理用ルータ11から出力処理用ルータ12間で特に障害が発生していない場合は、通常の光データ伝送が行われる(ステップS502)。光パス15において障害が発生した場合、出力処理用ルータ12では光データが受信不能になる(ステップS503)。出力処理用ルータ12では、光データの損失検出(受信不能状態)によって、その障害発生を認識し、障害検出信号(アラーム信号)をNMS17に送出する(ステップS504,S505)。
【0031】
NMS17が障害発生箇所を特定する障害検出動作を開始する(ステップS506)。NMS17は入力処理用ルータ11から出力処理用ルータ12間に予め設定してあるプロテクション光パス16に、伝送経路を切り替えるように予備系のOXC13−1,13−6〜13−8,13−5に指示して光データの伝送を確保する(ステップS507)。さらに、NMS17は、障害検出動作の開始を、入力処理用ルータ11及び出力処理用ルータ12,OXC13−1〜,OXC13−5及び検出ユニット14−1〜14−8に通知する(ステップS508)。OXC13−1〜13−5は、NMS17からの障害検出動作の開始通知を受信すると、障害検出信号S21が光データと同一の光パス(論理光伝送経路/論理チャンネル)上を伝送するように、その伝送経路を切り替える(ステップS509)。
【0032】
NMS17からの障害発生通知を受信した検出ユニット14−5は、まず、OXC13−5〜13−4間の光パス15における正常性の診断(障害発生箇所を特定する障害検出)を実施する。この障害検出信号S21はOXC13−5での光クロスコネクトによって、光データと同一の光パス(論理チャンネル)上を伝送する(ステップS510)。
【0033】
ここでは、OXC13−5とOXC13−4間の光パス15に障害が発生していないため、検出ユニット14−5から障害検出信号S21がOXC13−5に送信される。障害検出信号S21は、OXC13−5〜13−4間の光パス15を通過し、OXC13−4を通じて検出ユニット14−4に入力される。検出ユニット14−4が、OXC13−5〜13−4間の光パス15が正常であることを検出する(ステップS511)。なお、障害検出信号S21が検出ユニット14−4で受信できない場合は、OXC13−5〜13−4間の光パス15における障害発生を特定する(ステップS512)。
【0034】
検出ユニット14−4は正常信号を受信すると、この障害診断によってNMS17にOXC13−5〜13−4間の光パス15が正常であることを通知し、さらに、次のOXC13−4とOXC13−3間の光パス15を診断するために、障害検出信号S21を送信する(ステップS513)。この障害検出信号S21は、OXC13−4とOXC13−3間の光パス15を障害発生によって通過できないため、OXC13−3を通じて検出ユニット14−3に入力されない。NMS17からの障害検出動作によって、障害検出信号S21の入力を予定している検出ユニット14−3が、OXC13−4とOXC13−3間の光パス15に障害が発生している判断して、その障害発生箇所を特定する(ステップS514,S515)。
【0035】
次に、障害発生箇所特定の動作を図4参照して説明する。
図4は第1実施形態における障害発生箇所特定の動作を説明するためのブロック図である。
図4の例は、出力処理用ルータ12に光データを受信する回線カード31及び障害検出回路32が設けられている。また、検出ユニット14−4,14−5(他の検出ユニット14−1〜14−3,14−6〜14−8も同一構成)には、光送信回路35−4,35−5とともに、障害検出回路34−4,34−5、及び光受信回路33−4,33−5が設けられている。
【0036】
図4において、出力処理用ルータ12の回線カード31は、入力処理用ルータ11から送信された光データを受信する。回線カード31はOXC13−1〜13−5の光パス15に障害が発生して、入力処理用ルータ11からの光データが受信できないときに、その光データ損失の検出によって障害発生を示す障害発生信号を障害検出回路32に送出する。障害検出回路32は障害発生信号を受信するとNMS17へ光パス15における障害発生を通知する。
【0037】
NMS17は障害通知を受信すると入力処理用ルータ11から出力処理用ルータ12間に予め設定してあるプロテクション光パス16に、光データの伝送経路を切り替えるように指示を行って、光データの伝送経路を確保するとともに、障害検出動作の開始を入力処理用ルータ11及び出力処理用ルータ12,OXC13−1〜13−8並びに検出ユニット14−1〜14−8に通知する。OXC13−1〜13−5はNMS17からの指示信号によって、入力される障害検出信号S21が光データと同一の光パス(論理チャンネル)上を伝送するように、その経路を切り替える。
【0038】
このOXC13−1〜13−8における光伝送経路の切り替えについて説明する。
図5はOXC13−1〜13−8における光スイッチングよるルーティングを説明するための図である。
図5において、OXC13−1〜13−8は、光スイッチn×n(nは整数で図4はn=4の場合)の構成である。光スイッチn×nのOXC13−1〜13−8では、n系統の入力波長(光データ)をn系統の出力波長(光データ)のいずれかにスイッチング(ルーティング)する。nは波長分割多重数に相当する。
【0039】
光スイッチは光データをIN1からOUT1,IN2からOUT2,IN3からOUT3に通過させる。障害発生によってIN1からOUT1への光データ伝送が中断すると、OXC(13−1〜13−8のいずれか)は、NMS17の指示信号に基づいて光データと同一光パスを通過してきた障害検出信号S21を、OUT1からIN4において抽出し、検出ユニット(14−1〜14−8のいずれか)に入力するように切り替わる。
【0040】
そして、NMS17の指示信号に基づいて、OXC(13−1〜13−8のいずれか)が、検出ユニット(14−1〜14−8のいずれか)から出力された障害検出信号S21を、OUT4からIN1に入力し、光データと同一光パスを通過するように切り替える。これによって、検出ユニット(14−1〜14−8のいずれか)が出力した障害検出信号S21は、光データと同一の光パス(論理チャンネル)上を伝送するようになって、その障害診断が可能になる。
【0041】
図4において、NMS17からの障害検出動作の開始を受信した検出ユニット14−5内の障害検出回路34−5は、OXC13−5〜13−4間の光パス15を診断するために、光送信回路35−5に障害検出信号S21を出力するように指示する。光送信回路35−5が送信する障害検出信号S21によって、OXC13−5が切り替わり、光データと同一の光パス(論理チャンネル)上を障害検出信号S21が、光データと同一の光パスで伝送されてOXC13−4に入力される。
【0042】
障害検出信号S21が、検出ユニット14−4内の光受信回路33−4に入力される。光受信回路33−4は、障害検出信号S21を受信すると、障害検出回路34−4に通知する。この通知を受信した障害検出回路34−4は、OXC13−5〜13−4間の光パス15が正常であると判断し、次のOXC13−4とOXC13−3間の光パスを診断するために、光送信回路35−4に障害検出信号S21を送出するように指示する。そして、前記した図1から図3をもって説明したように、障害検出信号S21が、次のOXC13−4とOXC13−3間の光パス15を障害発生によって通過できないため、NMS17からの障害検出動作によって、障害検出信号S21の入力を予定している検出ユニット14−3が、OXC13−4とOXC13−3間の光パス15に障害が発生していることを検出する。このようにして、出力処理用ルータ12側から順次、光パス15を診断してNMS17が障害発生箇所を特定する。
【0043】
このように第1実施形態では、障害検出信号21をOXC13−1〜13−8で切り替えて光データと同一の光パス(論理チャンネル)に収容している。この場合、複数のOXC13−1〜13−8のそれぞれに接続されている検出ユニット14−1〜14−8によって、複数のOXC13−1〜13−8それぞれ間の光パス15における正常性を順次診断している。この結果、障害発生箇所を容易かつ確実に特定できるようになる。
【0044】
また、この第1実施形態では、検出ユニット14−1〜14−8のそれぞれに設けた独立光源(図4中の光送信回路35−4,35−5)から障害検出信号S21を送出して、OXC13−1〜13−8それぞれの間の光パス15における障害発生を診断している。したがって、従来例をもって説明したように光データを分岐する障害発生箇所の検出動作に比較して、光信号(光データ)の損失が発生しなくなる。この結果、光信号(光データ)のレベル変動がなくなって、当該第1実施形態を光通信網に容易に適用できるようになる。
【0045】
さらに、第1実施形態では、障害検出信号S21をOXC13−1〜13−8の切り替えによって光データと同一の光パス(論理チャンネル)に収容している。換言すれば、障害検出信号S21用に特定の波長を割り当てる必要がなくなる。この結果、光データの波長を制限しなくてもすむようになる。この場合も当該第1実施形態を光通信網に容易に適用できるようになる。また、この第1実施形態では光スイッチn×nのOXCにおいて、例えば、一つの光パス(論理チャンネル)のみで障害検出信号を伝送できるようになる。換言すれば、n−1数の光パスを光データの伝送に用いることが出来る。この結果、検出ユニット14−1〜14−8の構成が簡素化されて、そのコスト低減と小型化が可能になる。
【0046】
第2実施形態
図6は第2実施形態の光通信網構成を示すブロック図である。
前記した第1実施形態では、光パス15及びプロテクション光パス16の設定後において、光パス15での障害診断を実施しているが、この第2実施形態では、入力処理用ルータ11から出力処理用ルータ12間に光パス15を設定する前に光パス15に対する障害診断を実施している。この図6に示す第2実施形態では、光パス設定信号S61によって、入力処理用ルータ11から出力処理用ルータ12間の光パス15を順次診断する。
【0047】
この障害診断の動作は、第1実施形態と同様であり、検出ユニット14−1〜14−5で光パス設定信号61が受信できない光パス15上の位置が障害発生箇所である。これによって光パス15の設定前において、障害発生箇所を迅速に特定する障害診断が出来るようになる。そして、図6に示すようにOXC13−3とOXC13−4と間に障害が発生して、その光パス15を設定できない場合に、入力処理用ルータ11から出力処理用ルータ12間のOXC13−1,13−6〜13−8,13−5間にプロテクション光パス16を設定する。この結果、例えば、障害検出を一定時間間隔で実施する場合のような保守試験において、通信サービスを中断することなく光パス15の正常性を診断できるようになる。
【0048】
このように、この第2実施形態では、光パス15の設定前に、この光パス15に対する障害発生箇所の検出を実施している。この結果、障害発生箇所を迅速に特定できるようになる。
【0049】
第3実施形態
図7は第3実施形態の光通信網構成を示すブロック図である。
図7を参照すると、OXC13−1〜13−5の間にそれぞれ光分波器71−1,71−2,71−3,71−4が設けられている。また、OXC13−2〜13−5と検出ユニット14−2〜14−5の間にそれぞれ光合波器72−1,72−2,72−3,72−4が設けられている。光分波器71−1〜71−4及び光合波器72−1〜72−4は、波長分割多重(光周波数多重/WDM)フィルタである。光分波器71−1〜71−4は、光信号(光データ)を波長多重化による複数の異なる波長の光データに分割して複数の物理的伝送路(光ファイバケーブル)に出力する。また、光合波器72−1〜72−4は、異なる波長の複数の光データを一つの物理的伝送路(光ファイバケーブル)に収容して伝送するものである。
なお、予備系のOXC13−1,13−6〜13−8,OXC13−5にも、光分波器と光合波器を、前記と同様にして設けることもできる。
【0050】
この第3実施形態では、障害検出信号として、光データとは異なる波長の障害検出信号S21aを用いる。これによって光データの伝送中でも、この光データと同一の光パス(論理チャンネル)上に障害検出信号S21を送出できるようになる。この結果、例えば、障害検出を一定時間間隔で実施する保守試験のような障害発生診断において、通信サービスを中断することなく光パス15の正常性を診断できるようになる。
【0051】
なお、前記した第1から第3実施形態では、現用系及び予備系の構成による光通信網をもって説明したが、現用系、予備系一方のみを設けた光通信網でも同様の障害発生診断動作を実施できる。また、前記した第1から第3実施形態では、現用系に障害が発生した際に切り替えた予備系(切り替え後の現用系)においても、現用系と同様の障害発生診断動作を実施するものである。このような予備系を有しない光通信網における障害診断、及び切り替え後の現用系での障害診断も本発明に含まれる。
【0052】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の光通信網における障害発生箇所の検出方法及び光通信システムによれば、第1光伝送系(例えば、現用系)の光伝送経路を設定後に、障害検出信号を光信号と同一の論理光伝送経路に収容し、かつ、障害検出信号の受信の有無によって第1光伝送系における障害診断を実施している。この結果、障害発生箇所を容易かつ確実に特定できるという効果を奏する。
【0053】
また、本発明によれば、第1光伝送系の光伝送経路の設定前に、この第1光伝送系における障害診断を実施している。この結果、第1光伝送系の光伝送経路における障害発生箇所を、光伝送経路及び迂回光伝送経路の設定前に特定できるようになり、迅速な障害診断が可能になるという効果を奏する。
【0054】
また、本発明によれば、独立した光源から障害検出信号を送出している。この結果、光信号を分岐する障害発生箇所の検出方式に比較して、光信号の損失が発生しなくなるという効果を奏する。
【0055】
さらに、本発明によれば、障害検出信号を光信号と同一の論理光伝送経路に収容しており、障害検出信号用に特定の波長を割り当てる必要がなくなる。この結果、伝送する光信号の波長が制限されなくなるという効果を奏する。
【0056】
本発明によれば、n系統の入力波長の光信号をn系統の出力波長光信号のいずれかへn×n光スイッチングによるルーティングを行って、一つの論理光伝送経路のみで障害検出信号を伝送できるようにしている。この結果、装置規模が縮小されてコスト低減が可能になるという効果を奏する。
【0057】
本発明によれば、光クロスコネクト手段間において光分波を行い、かつ、光クロスコネクトと障害検出信号との間において光合波を行って、障害検出信号の波長を光信号とは異なる波長にしている。この結果、光信号の伝送中でも、この光信号と同一の論理光伝送経路に障害検出信号を送出できるようになるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における光通信網構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態における障害発生診断を説明するためのブロック図である。
【図3】第1実施形態における要部動作の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】第1実施形態における障害発生箇所特定動作を説明するためのブロック図である。
【図5】第1実施形態にあって光クロスコネクト装置のスイッチングよるルーティングを説明するための図である。
【図6】第2実施形態の光通信網構成を示すブロック図である。
【図7】第3実施形態の光通信網構成を示すブロック図である。
【図8】従来の光通信網の要部構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 入力処理用ルータ
12 出力処理用ルータ
13−1〜13−8 OXC
14−1〜14−8 検出ユニット
15 光パス
16 プロテクション光パス
17 NMS
31 回線カード
32 障害検出回路
33−4,33−5 光受信回路
34−4,34−5 障害検出回路
35−4,35−5 光送信回路
71−1〜71−4 光分波器
72−1〜72−4 光合波器
S21,S21a 障害検出信号
S61 光パス設定信号
Claims (10)
- 光信号の入力側と出力側との間に連接された光クロスコネクト手段によって光信号を伝送する光通信網における障害発生箇所の検出方法において、
第1光伝送系において連接した複数の光クロスコネクト手段に光伝送経路を設定するステップと、
第2光伝送系において連接した複数の光クロスコネクト手段に迂回光伝送経路を設定するステップと、
前記第1光伝送系の光伝送経路において光信号が出力側で受信できない障害発生を検出するステップと、
この障害発生の検出によって、前記光信号を第2光伝送系の迂回光伝送経路を通じて伝送させるステップと、
この迂回伝送後に障害発生箇所を検出するための障害検出信号を、第1光伝送系の光伝送経路における光クロスコネクトで順次切り替えて、前記光信号と同一の論理光伝送経路に収容し、かつ、光クロスコネクトのそれぞれ間における前記障害検出信号の受信の有無によって障害発生箇所を特定するステップと、
を有することを特徴とする、光通信網における障害発生箇所の検出方法。 - 光信号の入力側と出力側との間に連接された光クロスコネクト手段によって光信号を伝送する光通信網における障害発生箇所の検出方法において、
前記第1光伝送系の光伝送経路における障害発生箇所を特定する障害診断のための障害検出信号を、光クロスコネクトで順次切り替えて、前記光信号と同一の論理光伝送経路に収容し、かつ、光クロスコネクトのそれぞれ間における前記障害検出信号の受信の有無によって障害発生箇所を特定するステップと、
この障害診断で光信号を出力側で受信できた場合に、入力側から出力側間における第1光伝送系の、連接した複数の光クロスコネクト手段に光伝送経路を設定するステップと、
前記障害診断で光信号を出力側で受信できなかった場合に、前記第2光伝送系において連接した複数の光クロスコネクト手段に迂回光伝送経路を設定するステップと、
前記障害発生の検出によって、前記光信号を第2光伝送系の迂回光伝送経路を通じて伝送させるステップと、
を有することを特徴とする、請求項1記載の光通信網における障害発生箇所の検出方法。 - 前記障害検出信号として、
伝送する光信号と同一又は異なる波長を用いることを特徴とする、請求項1又は2記載の光通信網における障害発生箇所の検出方法。 - 前記障害検出信号を光信号とは異なる波長で伝送するために、光クロスコネクト間において光分波を行い、かつ、光クロスコネクト及び障害検出との処理間で光合波を行うことを特徴とする、請求項3記載の光通信網における障害発生箇所の検出方法。
- 前記光クロスコネクトにおいて、
n系統の入力波長の光信号をn系統の出力波長光信号のいずれかに送出するn×n光スイッチングよるルーティングを行うことを特徴とする、請求項1又は2記載の光通信網における障害発生箇所の検出方法。 - 前記光クロスコネクトが、
波長分割多重化(WDM:Wavelength Division Multiplexing) 伝送による光クロスコネクトを実行することを特徴とする、請求項1又は2記載の光通信網における障害発生箇所の検出方法。 - 光信号の入力処理手段と出力処理手段との間において光伝送経路が設定される第1光伝送系で連接した複数の光クロスコネクト手段と、
前記光信号の入力処理手段と出力処理手段との間において、第1光伝送系の光伝送経路とは別の迂回伝送路が設定される第2光伝送系で連接した複数の光クロスコネクト手段と、
前記光クロスコネクト手段にそれぞれ接続され、障害検出信号が受信できない場合に障害発生を通知する複数の検出手段と、
(a)前記第1光伝送系における光伝送経路を設定し、
(b)前記第2光伝送系における迂回光伝送経路を設定し、
(c)前記光伝送経路において光信号が受信できない際の前記出力処理手段からの障害発生通知によって、光信号を第2光伝送系の迂回光伝送経路を伝送させ、
(d)前記第1光伝送系の光クロスコネクト手段を順次切り替えて、障害検出信号を光信号と同一の論理光伝送経路に収容し、
(e)前記検出手段からの障害発生通知によって障害発生箇所を特定する、
前記(a)から(e)までを実行する網管理手段と、
を備えることを特徴とする光通信システム。 - 光信号の入力処理手段と出力処理手段との間において光伝送経路が設定される第1光伝送系で連接した複数の光クロスコネクト手段と、
前記光信号の入力処理手段と出力処理手段との間において、第1光伝送系の光伝送経路とは別の迂回伝送路が設定される第2光伝送系で連接した複数の光クロスコネクト手段と、
前記光クロスコネクト手段にそれぞれ接続され、障害検出信号が受信できない場合に障害発生を通知する複数の検出手段と、
(a)前記第1光伝送系の光クロスコネクト手段を順次切り替えて、障害検出信号を光信号と同一の論理光伝送経路に収容し、
(b)前記検出手段からの前記障害発生通知によって障害発生箇所を特定し、
(c)この障害診断で障害発生箇所が特定されない際に前記第1光伝送系の光伝送経路を設定し、
(d)前記障害診断で障害発生箇所が特定された場合に前記第2光伝送系の迂回光伝送経路を設定し、
(e)この迂回光伝送経路に光信号を伝送させる、
前記(a)から(e)までを実行する網管理手段と、
を備えることを特徴とする光通信システム。 - 前記検出手段に、
光信号と同一又は異なる波長の障害検出信号を、光クロスコネクト手段に送出する光送信手段と、
他の検出手段からの障害検出信号を、光クロスコネクト手段を通じて受信するための光受信手段と、
前記光送信手段及び前記光受信手段とに接続されて障害発生箇所を特定した際の障害発生信号を網管理手段に送出する障害検出手段と、
を備えることを特徴とする、請求項7又は8記載の光通信システム。 - 前記出力処理手段に、
入力処理手段からの光信号の伝送の有無を検出する障害検出手段を備えることを特徴とする、請求項7又は8記載の光通信システム。
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