JP4418252B2 - リング型光ネットワークにおける信号送受信方法及び同ネットワークに用いられる光伝送ノード - Google Patents

リング型光ネットワークにおける信号送受信方法及び同ネットワークに用いられる光伝送ノード Download PDF

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Description

本発明は、リング型光ネットワークにおける信号送受信方法及び同ネットワークに用いられる光伝送ノードに関し、特に、WDM(Wavelength Division Multiplex)の光信号の伝送を行なうリング型ネットワークに用いて好適な技術に関する。
近年のインターネット・トラフィックを中心とするデータ通信需要の爆発的な増大に伴い、バックボーンネットワークの大容量化、超長距離化が求められている。また、ユーザの利用するサービスも多種多様となることから、高信頼で柔軟性に富み、経済的なネットワークも同時に実現することが求められている。
特に、光通信ネットワークは、情報通信ネットワークの基盤形成の核となるもので、一層のサービスの高度化、広域化が望まれており、情報化社会に向けて急速に開発が進んでいる。ここで、光伝送システムの中心技術としては、WDM技術が広く用いられている。WDMは、波長の異なる光を多重して、1本の光ファイバで複数の信号を同時に伝送する方式である。
WDM伝送を行なう光伝送ノードでは、光波長領域の光パス単位で様々な処理を行なうために、光信号を電気信号に変換せずに、特定の波長の光信号を分岐(ドロップ)したり、挿入(アド)したりするOADM(Optical Add Drop Multiplex)の制御が行なわれることもある。
このOADMを実現するためには、波長多重されているWDM信号の中から所望の波長を可変に選択できる波長可変フィルタが必要である。波長可変フィルタとしては、AOTF(Acousto-Optic Tunable Filter:音響光学フィルタ)が広く使用されている。
このAOTFは、音響光学効果(物質中または物質表面に励起された音波によって光が回折を受ける効果)によって光導波路に屈折率変化を誘起して、光導波路を伝播する光の偏波状態を回転させてスペクトル成分を分離・選択することで、所望の波長のフィルタリングを行なうものである。AOTFは、印加される音波周波数(RF:Radio Frequency)の値を可変することで、広い範囲でチューニングができるため、OADMを構築するための有力なデバイスとなっている。
従来のリング型光波長多重(WDM)ネットワークの全体構成を図16(A)に、このネットワークに配置される光分岐挿入(OADM)ノードの構成を図16(B)にそれぞれ示す。図16(A)に示すネットワークは、4台のOADMノード(光伝送ノード)100,200,300,400がリング状に光伝送路を介して接続されて構成されており、例えば、各OADMノード100,200,300,400において波長(挿入波長)λ1,λ2,λ3,λ4の光信号(アド光)がそれぞれリング型WDMネットワーク(以下、単にリングネットワークという)に挿入され、各OADMノード100,200,300,400においてAOTF500により自ノードの挿入波長以外の任意の波長λi(i=1〜4)の光信号(ドロップ光)が分岐されるようになっている。
そして、図16(B)に示すように、各ノード100〜400において、アド光の挿入にはリジェクション・アド・フィルタ600を使用し、ドロップ光の分岐には光カプラ(CPL)700を使用してWDM信号の全ての波長のパワーを分岐し、その光をAOTF500に通すことによって所望の波長を選択する。例えば図17(A)に示すように、ノード100でアドされた波長λ1の光はノード200→ノード300→ノード400の順に伝送されてゆき、どのノード200,300,400も当該波長λ1の光をドロップすることが可能となる。なお、図17(A)及び図17(B)に示すように、ノード100でアドした波長λ1の光はリングネットワークを1周して自ノード100のリジェクション・アド・フィルタ600で終端(除去)されるため、アド光の多重周回は避けられる。
このようにして、リングネットワークでは任意のノード間で通信が可能になる。即ち、送信波長をノード毎に予め割り当てておき、ノード受信部の波長可変フィルタ500で受信すべき波長を選択することによって、通信相手を設定している。この方式を用いると、時間単位や分単位での接続パスの設定が容易となり、通信パスの時間貸し(波長貸し)などのサービスに適したネットワークを提供できると考えられる。
また、各ノードの受信波長を同一に設定することにより、1つの送信信号を複数の拠点で受信するマルチキャスト通信や全ノードで受信するブロードキャスト通信が可能となり〔図17(A)参照〕、今後拡大すると考えられる画像(動画及び静止画の双方を含む)配信や放送型のサービスに適したネットワークを提供できると考えられる。
なお、上述したリングネットワークに関する技術として、例えば下記特許文献1及び2により提案されているものがある。特許文献1には、WDM光リングネットワークの複数の光分岐挿入ノードに、それぞれ、予め設定された光波長を割り当てられた挿入ポートと、任意の光波長を選択できる分岐ポートとを設けた構成が開示されており、特許文献2には、WDMリングネットワークのリングライン上に所定の光波長を除去する周回阻止のためのフィルタが開示されている。
特開昭55−165048号公報 特開平10−112700号公報
しかしながら、従来のリングネットワークでのマルチキャスト通信やブロードキャスト通信においては、図17(A)に示したように、信号の流れが片方向だけになるという課題がある。一部の伝送プロトコルに対しては、図17(A)に示す構成でのマルチキャスト通信は可能であるが、近年拡大化するインターネットプロトコル(IP)に対しては、図17(A)に示す構成のマルチキャスト通信は不可能である。
即ち、IPではマルチキャスト通信のデータを受け取った旨の確認(ACK)信号を受け取らなくてはならないが、図17(A)に示す構成では送信ノードによって波長や時間がまちまちになり、マルチキャストを行なったノードでは同じポートでACK信号を正しく受け取ることができないため、IPでのマルチキャスト通信やブロードキャスト通信が行なえないのである。例えば図17(A)を用いて説明すると、ノード100から波長λ1で送信された信号はノード200,300,400においてAOTF500で波長λ1を選択することにより同一ポートで受信することは可能であるが、逆にノード200,300,400からそれぞれ異なる波長λ2,λ3,λ4で送信された信号をノード100において同一ポートで受信することはできない。
したがって、従来構成では光レイヤでのIP信号による画像配信や放送のサービスを行なうことが不可能であるという課題を抱えていた。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、リング型光ネットワークにおいて、IP等におけるACK信号をマルチキャストあるいはブロードキャスト配信元の光伝送ノードで正しく受信できるようにして、マルチキャスト通信やブロードキャスト通信の拠点となる送信ノード(サーバノード)と、その他の受信ノード(クライアントノード)との間での双方向通信を可能にすることを目的とする。
発明に関連する技術のリング型光ネットワークにおける信号送受信方法は、複数のアド波長ポート及びドロップ波長ポートを有する光伝送ノードを複数そなえて成るリング型光ネットワークにおいて、複数のクライアントノードとしての光伝送ノードが、それぞれ、一のドロップ波長ポートで同一波長の光を選択して同一の下り信号を受信する一方、一のアド波長ポートから特定波長の光にて上り信号を該リング型光ネットワークに送信し、サーバノードとしての単一の光伝送ノードが、該特定波長の光にて送信された各上り信号を同一のドロップ波長ポートで時分割に受信することを特徴としている。
ここで、該クライアントノードは、該特定波長として該リング型光ネットワーク上の全光伝送ノードに共通の波長の光にて該上り信号を予め割り当てられたタイムスロットで送信し、該サーバノードが、前記共通波長の光を選択受信して該タイムスロットの該上り信号を同一の該ドロップ波長ポートで時分割に受信するのが好ましい。また、該サーバノードでは、前記共通波長の光の伝送を遮断するのが好ましい。
さらに、該クライアントノードは、該特定波長として自ノードに固有のアド波長の光にて該上り信号を予め割り当てられたタイムスロットで送信し、該サーバノードは、該タイムスロットに同期して一のドロップ波長ポートで受信する波長を切り替えることにより、該クライアントノードから該固有のアド波長の光で送信された各上り信号を同一の該ドロップ波長ポートで時分割に受信してもよい。
また、本発明のリング型光ネットワークに用いられる光伝送ノードは、複数のアド波長ポート及びドロップ波長ポートを有する光伝送ノードであって、一のアド波長ポートから自ノードに固有のアド波長の光にて下り信号を該リング型光ネットワークに送信する送信手段と、自ノード以外の複数のクライアントノードとしての光伝送ノードが特定波長の光にて送信した各上り信号を同一のドロップ波長ポートで時分割に受信する受信手段とをそなえたことを特徴としている。
ここで、該受信手段は、該ドロップ波長ポートで受信する波長の光を選択する波長選択部と、該特定波長として該リング型光ネットワーク上の全光伝送ノードに割り当てられた共通波長の光にて該クライアントノードから予め割り当てられたタイムスロットで送信された各上り信号を、前記共通波長の光を該波長選択部で選択することにより、同一の該ドロップ波長ポートで時分割に受信する共通アド波長時分割受信部とをそなえて構成されてもよい
また、該受信手段は、該ドロップ波長ポートで受信する波長の光を選択する波長選択部と、該特定波長として該クライアントノードに固有のアド波長の光にて該クライアントノードから予め割り当てられたタイムスロットで送信された各上り信号を、該タイムスロットに同期して該波長選択部での選択波長を切り替えることにより、同一の該ドロップ波長ポートで時分割に受信する選択波長時分割切替受信部とをそなえて構成してもよい。
さらに、本発明のリング型光ネットワークに用いられる光伝送ノードは、複数のアド波長ポート及びドロップ波長ポートを有する光伝送ノードであって、一のドロップ波長ポートで任意の波長の光を選択して下り信号を受信する受信手段と、一のアド波長ポートから特定波長の光にて上り信号を自ノードに予め割り当てられたタイムスロットで該リング型光ネットワークに送信する送信手段とをそなえたことを特徴としている。
ここで、該送信手段は、該アド波長ポートから該リング型光ネットワーク上の全光伝送ノードに共通の波長の光にて該上り信号を予め割り当てられたタイムスロットで送信する共通アド波長時分割送信部をそなえて構成してもよいし、該アド波長ポートから自ノードに固有のアド波長の光にて該上り信号を予め割り当てられたタイムスロットで送信する固有アド波長時分割送信部をそなえて構成してもよい。
上記の本発明によれば、サーバノードにおいて、同一ドロップポートで複数のクライアントノードからの上り信号を時分割に正しく受信することができるため、IP等におけるACK信号をマルチキャストあるいはブロードキャスト配信元のサーバノードで正しく受信でき、マルチキャスト通信やブロードキャスト通信の起点となるサーバノードと、その他の複数のクライアントノードとの間での双方向通信が可能となる。
また、サーバノードにおいては、クライアントノードからの上り信号の伝送に用いる共通波長の光を遮断するので、当該共通波長の光のリング型光ネットワークにおける多重周回を防止することができる。
〔A〕第1実施形態の説明
図1は本発明の第1実施形態としてのWDMリングネットワーク(リング型光ネットワーク)の構成を示すブロック図で、この図1に示すWDMリングネットワークは、4台の光伝送ノードとしてのOADMノード1−1,1−2,1−3,1−4が光伝送路10を介してリング状に接続されて構成されており、各ノード1−i(i=1〜4)には、それぞれ、波長可変フィルタ(AOTF)5及び共通アド波長(λ0)ブロッカスイッチ11−iが設けられている。なお、この図1ではAOTF5及び共通アド波長ブロッカスイッチ11−iはいずれも説明の便宜上ノード1−i外に設けられているように示されているが、実際はノード1−i内に実装されるのが通常である。
そして、本実施形態では、全てのノード1−iで共通のアド波長(ここでは波長λ0)がそなえられており、各ノード1−iの共通アド波長ポートでは、各ノード1−iに割り当てられたタイムスロットで時分割多重によりデータ(IPのACK信号等)を送信し、マルチキャスト通信やブロードキャスト通信を行なうノード(例えば、ノード1−1)の受信ポートでは上記タイムスロット毎に時分割多重により他の各ノード1−j(j≠i)から送信されてくるデータを受信する構成になっている(図2参照)。これにより、マルチキャスト通信やブロードキャスト通信を行なうノードで両方向の通信を行なうことが可能になる。
以下、この方式について詳述する。なお、以下において、マルチキャストあるいはブロードキャストしているノードを「親ノード(サーバノード)」、ブロードキャスト信号を受信しているノードを「子ノード(クライアントノード)」、親ノードから子ノードへの信号の流れを「下り」、その逆を「上り」と呼ぶことにする。
下りは従来と同様に全ての子ノードに同じ信号を自ノードに設定されている送信波長(例えば図2に示すように、ノード1−1を親ノードとすると波長λ1)で送信し、子ノード1−2,1−3,1−4側で当該送信波長λ1の信号をAOTF(波長選択部)5により選択受信する。上りは信号同士の衝突を避けるためにTDMA(Time Division Multiple Access)方式でのアクセス制御を行なう。即ち、図2に示すように、共通アド波長λ0での各上り信号光が特定のタイムスロット20−2,20−3,20−4に入るように各子ノード1−2,1−3,1−4の送信タイミング制御を行なう。なお、
このアクセス制御は、例えば、NMS(Network Management System)等の上位装置が集中的に管理することにより行なってもよいし、各子ノードからの上り信号光がリングネットワーク上で多重される際、互いに衝突しないように親ノード側終端回路が子ノード側終端回路に対して伝送遅延を考慮した送信タイミングを下り回線を用いて送出することにより行なってもよい。
ここで、本実施形態では、各ノード1−iは共通アド波長λ0の光をアドすることが可能になっているので、共通アド波長λ0がリングネットワーク上を多重周回することを防ぐ仕組みが必要となる。これを実現するのが上記の共通アド波長ブロッカスイッチ11−iである。即ち、共通アド波長λ0の光のみをブロックしたり共通アド波長λ0を含む全ての波長の光をスルーしたりすることが可能な共通アド波長ブロッカスイッチ(以下、単に「波長ブロッカ」という)11−iを全てのノード1−iにそなえることにより、共通アド波長λ0の多重周回を防ぐことが可能となる。
例えば図2に示すように、ノード1−1が親ノードの場合は波長ブロッカ11−1を共通アド波長λ0の光のみを遮断するブロック設定とし、他の子ノード1−2,1−3,1−4の波長ブロッカ11−2,11−3,11−4はそれぞれ共通アド波長λ0を含む全波長の光を通過させるスルー設定とすることにより、共通アド波長λ0の上り信号光は親ノード1−1の波長ブロッカ11−1でブロック(他の波長の光はスルー)されてリングネットワーク上の多重周回が防止される。他のノード1−2,1−3又は1−4が親ノードとなる場合も、親ノード1−iの波長ブロッカ11−iを共通アド波長λ0のブロック設定とし、他の子ノード1−jの波長ブロッカ11−jをスルー設定とすればよい。
このような波長ブロッカ11−iとしては、例えば図3に示すように2つの1×2チャンネルスイッチ111,112と共通アド波長λ0のみを遮断する薄膜フィルタ113とを組み合わせたものを用いることができる。
ここで、1×2チャンネルスイッチ(第1の1×2光スイッチ)111は、リング型光ネットワーク上を伝送される光を受けて2つの出力ポートのいずれかに選択的に出力するものであり、薄膜フィルタ(波長フィルタ)113は、このスイッチ111の一方の出力から共通波長λ0の光のみを遮断するものであり、1×2チャンネルスイッチ(第2の1×2光スイッチ)112は、この薄膜フィルタ113の出力と1×2チャンネルスイッチ111の他方の出力とを選択的に出力するもので、各スイッチ111,112は同時に同一方向に切り替えられるように構成される。他には、AOTFを用いたリジェクションフィルタを用いることもできる。
なお、図1及び図2では、説明を分かり易くするために、送信(アド)ポート数が“2”、受信(ドロップ)ポート数が“1”のノード1−iを例示しているが、例えば、送受信ともに4ポートのノード1−iの場合は図4に示すような構成を採ればよい。
即ち、共通アド波長を含む4波長分のアド光を合波する送信側1×4光カプラ12と、この光カプラ12からの出力光を光伝送路10にアドする一方、リングネットワークを周回してきた自ノード1−iのアド光(共通アド波長を除く)をリジェクトするためのリジェクション・アド・フィルタ14と、このリジェクション・アド・フィルタ14の出力光の一部を分岐する光カプラ15と、この光カプラ15からの分岐光を4ポート分に分岐する受信側1×4光カプラ13と、この光カプラ13の出力光(ドロップポート)毎に設けられた波長選択フィルタ(AOTF)5とをそなえて構成する。
これにより、AOTF5のいずれかにおいて共通アド波長λ0の光を選択すれば、上述したように時分割多重されて送信されてくる子ノード1−iからの信号を時分割に受信することが可能となる。
つまり、送信側1×4光カプラ12及びリジェクション・アド・フィルタ14は、自ノードが親ノードの場合は、一のアド波長ポートから自ノードに固有のアド波長の光にて下り信号をリング型光ネットワークに送信する送信手段として機能し、自ノードが子ノードの場合は、一のアド波長ポートから共通波長λ0の光にて上り信号を自ノードに予め割り当てられたタイムスロットでリング型光ネットワークに送信する送信手段(共通アド波長時分割送信部)として機能するのである。
一方、1×4光カプラ13,光カプラ15及びAOTF5は、自ノードが親ノードの場合は、複数の子ノードが共通波長λ0の光にて送信した各上り信号をAOTF5で当該波長λ0を選択することにより同一のドロップ波長ポートで時分割に受信する受信手段(共通アド波長時分割受信部)として機能し、自ノードが子ノードの場合は、一のドロップ波長ポートで任意の波長の光を選択して下り信号を受信する受信手段として機能することになる。
(A1)第1変形例の説明
図5は上述したWDMリングネットワークの第1変形例を示すブロック図で、この図5に示すリングネットワークは、ノード1−1,1−2,1−3,1−4間がそれぞれ2芯ファイバ等の2本の光伝送路10A,10Bを介して接続されるとともに、各ノード1−1,1−2,1−3,1−4に、それぞれ、光伝送路10A,10B毎に設けられたネットワークスイッチ16A−1,16B−1,16A−2,16B−2,16A−3,16B−3,16A−4,16B−4が備えられて構成されている。なお、各ノード1−iにそれぞれ共通アド波長λ0(共通アド波長ポート)及び波長可変フィルタ(AOTF)5が備えられている点は上述した実施形態と同様である。
そして、各ノード1−iは、それぞれ、自ノード1−iに割り当てられているアド波長λi及び共通アド波長λ0の光を光カプラにより合波して各光伝送路10A及び10Bにそれぞれ逆方向へ光カプラによりアドする一方、両光伝送路10A及び10Bから光カプラによりそれぞれ全波長の光をAOTF5に入力して任意の波長の光をドロップできる構成とする。
つまり、この場合、前記の共通アド波長時分割送信部を、アド波長ポートから同一信号を2分岐して前記共通波長の光にてリング型光ネットワークの両方向へ送信するように構成し、前記の共通アド波長時分割受信部を、リング型光ネットワークの両方からの前記共通波長の光を合波して選択受信するように構成するのである。
例えば、アドポート数及びドロップポート数がそれぞれ“4”の場合、各ノード1−iは、それぞれ、図8に示すように、共通アド波長λ0を含む4波長の光を2×4光カプラ12Aにより合波して光カプラ14A,14Bにより両光伝送路10A,10Bへそれぞれ逆方向にアドし、両光伝送路10A及び10BからWDM信号を光カプラ15A,15Bによりそれぞれドロップして2×4光カプラ12Bに入力し、この2×4光カプラ12で受信WDM信号を4分岐してそれぞれAOTF5に入力する構成とする。
このような構成を採ることにより、例えば図6に模式的に示すような信号経路で双方向のマルチキャスト通信あるいはブロードキャスト通信が可能になる。ただし、この場合、子ノード1−4の光伝送路10A側のネットワークスイッチ16A−4と、親ノード1−1の光伝送路10B側のネットワークスイッチ16B−1はそれぞれオフ設定(全波長遮断)(他は全てオン設定)になっている(つまり、ノード1−1,1−4間の接続は切断されている)。
即ち、親ノード1−1からは一方の光伝送路10Aを通じてアド波長λ1にて下り信号が反時計周りに伝送され(実線矢印参照)、各子ノード1−2,1−3,1−4において、当該波長λ1の信号光をAOTF5にて選択受信する。なお、このとき親ノード1−1は、他方の光伝送路10Bにも波長λ1の同じ下り信号をアドするが、ネットワークスイッチ16B−1がオフ設定になっているので、子ノード1−4側へは伝送されない。
これに対し、各ノード1−2,1−3,1−4からは、上り信号が共通アド波長λ0の所定のタイムスロット20−2,20−3,20−4で他方の光伝送路10Bを通じて時計回りに伝送され(点線矢印参照)、親ノード1−1において、AOTF5により共通アド波長λ0の光を選択受信することにより、共通アド波長λ0にて所定のタイムスロット20−2,20−3,20−4に時分割多重されて伝送されてくる各子ノード1−2,1−3,1−4の上り信号を時分割に受信する。
なお、各子ノード1−2,1−3,1−4は、それぞれ、光伝送路10Aにも共通アド波長λ0の光をアドして逆方向へ伝送するが、子ノード1−4のネットワークスイッチ16A−4がオフ設定になっているため、親ノード1−1が光伝送路10Aを通じて逆方向からも同じ共通アド波長λ0の光を受信することはない。
つまり、子ノード1−4の光伝送路10A側のネットワークスイッチ16A−4と、親ノード1−1の光伝送路10B側のネットワークスイッチ16B−1とをそれぞれオフ設定にすることは、下り信号波長λ1及び上り信号波長(共通アド波長)λ0の光の多重周回防止と両光伝送路10A及び10Bからの同じ信号の重複受信防止とが同時に実現されることを意味する。これは、各ノード1−iには、同じ信号の多重周回及び重複受信を防止するのに図4により前述したようなリジェクション・アド・フィルタ14を用いる必要がなく、必要なネットワークスイッチ16A−i,16B−iのオン/オフ設定のみで対応することができることを意味している。
以上のようにして、本変形例においても、親ノード1−1と子ノード1−2,1−3,1−4との間の双方向のマルチキャスト通信やブロードキャスト通信を実現することが可能となる。なお、他のノード1−2,1−3,1−4が親ノードとなる場合も、適宜、必要なネットワークスイッチ16A−i,16B−iのオン/オフ設定を行なえばよい。
また、このようなネットワーク構成の場合には、例えば図7に示すように、ネットワークの一部が破損(ファイバ切断)等により通信不能になった場合(ノード1−2,1−3間の光伝送路10A,10Bが切断した場合)にも、ノード1−2のネットワークスイッチ16A−2及びノード1−3のネットワークスイッチ16B−3をオフ設定に切り替える(他はオン設定)ことにより、図7中に示すような信号経路でプロテクションラインへの切り替えを可能にしつつ、双方向のマルチキャスト通信やブロードキャスト通信を実現することができる。
即ち、親ノード1−1からの下り信号(マルチキャスト信号あるいはブローキャスト信号)はアド波長λ1の光にて各光伝送路10A及び10B経由で子ノード1−2及び1−4側の両方向へ伝送され(実線矢印参照)、各子ノード1−2,1−3,1−4において、それぞれAOTF5により選択受信され、各子ノード1−2,1−3,1−4からの上り信号は、順次、共通アド波長λ0の光にて時分割多重されて光伝送路10Bを時計回りに伝送されてゆき(点線矢印参照)、親ノード1−1において、AOTF5により共通アド波長λ0の光がドロップされて時分割に受信される。なお、他のノード間の通信が不通になった場合も、同様に、不通となった光伝送路10A,10Bのネットワークスイッチ16A−i,16B−iをオフ設定とし他をオン設定にすればよい。
以上のように、上述した実施形態及びその変形例によれば、以下のことを低コストで小型に実現することが可能となる。
(1)共通アド波長λ0とTDMA方式とを用いた子ノード1−jのアクセス制御により、親ノード1−iは、同一ドロップポートで子ノード1−jからの上り信号を正しく受信することができるため、IP等におけるACK信号の必要な信号を光レイヤでマルチキャストあるいはブロードキャスト配信することが可能となる。即ち、IP等におけるACK信号をマルチキャストあるいはブロードキャスト配信元の親ノードで正しく受信でき、マルチキャスト通信やブロードキャスト通信の起点となる親ノード(送信ノード)と、その他の子ノード(受信ノード)との間での双方向通信が可能となる。したがって、IP等における画像(動画及び静止画の双方を含む)配信や放送型のサービスに適したネットワークを提供することが可能となる。
(2)任意のノード1−iが親ノードとしてマルチキャストやブロードキャストすることが可能となる。即ち、図2,図6,図7ではノード1−1が親ノードとしてマルチキャスト信号(又はブロードキャスト信号)を共通アド波長λ0で送信し、その他の子ノード1−1,1−2,1−3で受信する場合について説明したが、ブロック設定にする波長ブロッカ11−iやオフ設定にするネットワークスイッチ16A−i,16B−iの位置を適宜変更することにより、どのノード1−iからでもマルチキャスト通信あるいはブロードキャスト通信を行なうことが可能となる。
(A2)第2変形例の説明
図9(A)及び図9(B)は上述した実施形態の第2変形例を示すブロック図で、図9(A)は現用(ワーク)リングネットワークの構成、図9(B)は予備(プロテクション)リングネットワークの構成をそれぞれ示している。これらの図9(A)及び図9(B)に示すように、ワークリングネットワーク1W及びプロテクションリングネットワーク1Pは、それぞれ、WDM信号の伝送方向が互いに逆方向に設定されることを除いて図1に示すリングネットワークと同一の構成を有しており、例えば図10に示すように、各ノード1−iにおいて、共通アド波長λ0及び予め設定されているアド波長λ1,λ2,λ3又はλ4の光をそれぞれ光カプラ6により2分岐して一方をワークリングネットワーク1Wの光伝送路10、他方をプロテクションリングネットワーク1Pの光伝送路10にそれぞれアドする一方、両リングネットワーク1W及び1Pを互いに逆方向に伝送されるWDM信号から任意の同じ波長λiの光をAOTF5によりそれぞれ選択受信し、これら2系統のドロップ波長λiの光のいずれか一方をワーク/プロテクション切換スイッチ7により選択する構成とする。
これにより、OUPSR(Optical Unidirectional Path Switched Ring)が構成される。即ち、例えば図11(A)に模式的に示すように、通常運用時には、送信端であるノード1−1から各リングネットワーク1W及び1P経由で双方向にWDM信号を伝送し、受信端であるノード1−3において、各リングネットワーク1W及び1P経由で両方向から受信される同一波長λiの光のいずれか一方(例えば、信号品質の良い方)をワーク/プロテクション切換スイッチ7によって選択する設定としておく。
そして、例えば図11(B)に模式的に示すように、ノード1−1,1−2間で障害が発生して通信が不通になった場合は、ノード1−3において、ワーク/プロテクション切換スイッチ7が切り替えられてそれまでとは異なる方向からの波長λiの光を選択受信する。なお、かかる伝送路切替は、例えば50ms(ミリ秒)以下の短時間で実行される。また、他のノード間で障害が発生した場合も、受信端であるノード1−iにおいて、ワーク/プロテクション切換スイッチ7を切り替えることで対応可能である。
(A3)第3変形例の説明
上記の例では、ワークリングネットワーク1Wとプロテクションリングネットワーク1PとでOUPSRを構成したが、例えば図12に示すように、OBLSR(Optical Bi-directional Line Switched Ring)を構成することも可能である。即ち、図10により上述した光カプラ6に代えて、それぞれ、ワーク/プロテクション切換スイッチ8を設けて、各リングネットワーク1W及び1Pのいずれか一方に選択的に共通アド波長λ0及びアド波長λ1,λ2,λ3又はλ4の光をそれぞれ送信できる構成とする。なお、他の構成要素(既述の符号と同一符号を付した部分)は、いずれも特に断らない限り、既述のものと同一もしくは同様のものである。
これにより、例えば図13(A)に模式的に示すように、通常運用時には、ノード1−1からワーク/プロテクション切換スイッチ8をワークリングネットワーク1W側に切り替えて当該リングネットワーク1W経由で共通アド波長λ0を含むWDM信号を反時計周りに伝送し、ノード1−3において、ワーク/プロテクション切換スイッチ7によりワークリングネットワーク1W側からAOTF5で選択受信される波長λiの光を選択する設定としておく。
そして、例えば図13(B)に模式的に示すように、ノード1−1,1−2間で障害が発生した場合は、ノード1−1において、ワーク/プロテクション切換スイッチ8を切り替えることにより、プロテクションリングネットワーク1P経由で共通アド波長λ0を含むWDM信号をそれまでとは逆方向(時計周り)に伝送し、ノード1−3において、ワーク/プロテクション切換スイッチ7によりプロテクションリングネットワーク1P側からAOTF5で選択受信される波長λiの光を選択する。なお、各ノード1−1,1−3での上記伝送路切替についても、例えば50ms(ミリ秒)以下の短時間で実行される。なお、他のノード間で障害が発生した場合も、送信端及び受信端の各ノードにおいて、ワーク/プロテクション切換スイッチ7,8を切り替えることで対応可能である。
以上のように、上記の第2及び第3変形例によれば、任意のノード1−i間で双方向のマルチキャスト通信やブロードキャスト通信を実現したリングネットワークを冗長化してOUPSRやOBLSRを構成することにより、当該通信の信頼性をも向上することが可能となる。
〔B〕第2実施形態の説明
図14は本発明の第2実施形態としてのWDMリングネットワークの構成を示すブロック図で、この図14に示すWDMリングネットワークは、共通アド波長λ0を用いることなく、第1実施形態と同様に、任意のノード1−i間で双方向のマルチキャスト通信あるいはブロードキャスト通信を実現するものである。
具体的には、各子ノード1−jに固有のアド波長(λj)ポートでは、各子ノード1−jに割り当てられたタイムスロットで上り信号を時分割多重により送信し、マルチキャストあるいはブロードキャスト配信を行なう親ノード1−iの受信(ドロップ波長)ポートでは当該タイムスロットのタイミングと同期してAOTF5での選択波長を順次変更することにより、各子ノード1−jからそれぞれに固有のアド波長λjにて送信されてくる上り信号を時分割に受信するようにする。
例えば図15に模式的に示すように、親ノード1−1からは第1実施形態と同様に、当該ノード1−1に固有のアド波長λ1で下り信号を各子ノード1−2,1−3,1−4に配信する一方、各子ノード1−2,1−3,1−4からは上り信号をそれぞれに固有のアド波長λ2,λ3,λ4にて所定のタイムスロットに挿入して送信する。つまり、この場合、子ノード1−1,1−3,1−4は、それぞれ、一のアド波長ポートから自ノード1−2,1−3,1−4に固有の波長の光にて上り信号を自ノードに予め割り当てられたタイムスロットでリング型光ネットワークに送信する送信手段(固有アド波長時分割送信部)をそなえている。
これに対し、親ノード1−1では、光伝送路10を伝送されるWDM信号がAOTF5に入力され、このAOTF5での選択波長を上記タイムスロットに同期して波長λ4→λ3→λ2と切り替えてゆくことにより、各子ノード1−2,1−3,1−4からの上り信号を正しく受信することができる。つまり、親ノード1−1は、子ノード1−2,1−3,1−4に固有のアド波長の光にてそれぞれから予め割り当てられたタイムスロットで送信された各上り信号を、そのタイムスロットに同期してAOTF5での選択波長を切り替えることにより、同一のドロップ波長ポートで時分割に受信する受信手段(選択波長時分割切替受信部)をそなえている。
なお、ノード1−1以外のノード1−2,1−3又は1−4が親ノードの場合も当該親ノードにおいて上述のごとくAOTF5の選択波長切替を行なえばよい。
このように、本実施形態によれば、各子ノード1−jからは、それぞれに固有のアド波長λjにて上り信号を予め割り当てられたタイムスロットで送信し、マルチキャストあるいはブロードキャスト配信を行なう親ノード1−iにおいて、当該タイムスロットのタイミングと同期してAOTF5での選択波長を順次変更することにより、各子ノード1−jからそれぞれに固有のアド波長λjにて送信されてくる上り信号を正しく受信できるので、共通アド波長λ0を用いることなくWDM伝送における波長の有効利用を図りつつ、任意のノード1−i間で双方向のマルチキャスト通信あるいはブロードキャスト通信を実現することができる。
〔C〕その他
なお、上述した例で示したリング型ネットワークにおけるノード数や波長数はあくまでも一例にすぎず、これらを変更しても上記と同様の作用効果を得ることができることはいうまでもない。
また、本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、共通波長λ0で上り信号を送信する場合には、タイムスロットによるアクセス制御ではなく非同期通信モード(ATM)セルによるアクセス制御を行なってもよい。この場合、各ATMセルに送信元である子ノードの識別情報等をヘッダ等に設定しておけば、親ノードは上り信号の送信元を識別することができるので、上記と同様に、双方向のマルチキャスト通信あるいはブロードキャスト通信を実現できる。
また、共通波長λ0はACK信号以外にも、例えば、空き時間等においてユーザ信号や保守監視制御信号等の伝送に用いることもできる。
〔D〕付記
(付記1)
複数のアド波長ポート及びドロップ波長ポートを有する光伝送ノードを複数そなえて成るリング型光ネットワークにおいて、
複数のクライアントノードとしての光伝送ノードが、それぞれ、一のドロップ波長ポートで同一波長の光を選択して同一の下り信号を受信する一方、一のアド波長ポートから特定波長の光にて上り信号を該リング型光ネットワークに送信し、
サーバノードとしての単一の光伝送ノードが、該特定波長の光にて送信された各上り信号を同一のドロップ波長ポートで時分割に受信することを特徴とする、リング型光ネットワークにおける信号送受信方法。
(付記2)
該クライアントノードが、該特定波長として該リング型光ネットワーク上の全光伝送ノードに共通の波長の光にて該上り信号を予め割り当てられたタイムスロットで送信し、
該サーバノードが、前記共通波長の光を選択受信して該タイムスロットの該上り信号を同一の該ドロップ波長ポートで時分割に受信することを特徴とする、付記1記載のリング型光ネットワークにおける信号送受信方法。
(付記3)
該サーバノードにおいて、前記共通波長の光の伝送を遮断することを特徴とする、付記1又は2に記載のリング型光ネットワークにおける信号送受信方法。
(付記4)
該クライアントノードが、該特定波長として自ノードに固有のアド波長の光にて該上り信号を予め割り当てられたタイムスロットで送信し、
該サーバノードが、該タイムスロットに同期して一のドロップ波長ポートで受信する波長を切り替えることにより、該クライアントノードから該固有のアド波長の光で送信された各上り信号を同一の該ドロップ波長ポートで時分割に受信することを特徴とする、付記1記載のリング型光ネットワークにおける信号送受信方法。
(付記5)
リング型光ネットワークに用いられる、複数のアド波長ポート及びドロップ波長ポートを有する光伝送ノードであって、
一のアド波長ポートから自ノードに固有のアド波長の光にて下り信号を該リング型光ネットワークに送信する送信手段と、
自ノード以外の複数のクライアントノードとしての光伝送ノードが特定波長の光にて送信した各上り信号を同一のドロップ波長ポートで時分割に受信する受信手段とをそなえたことを特徴とする、リング型光ネットワークに用いられる光伝送ノード。
(付記6)
該受信手段が、
該ドロップ波長ポートで受信する波長の光を選択する波長選択部と、
該特定波長として該リング型光ネットワーク上の全光伝送ノードに割り当てられた共通波長の光にて該クライアントノードから予め割り当てられたタイムスロットで送信された各上り信号を、前記共通波長の光を該波長選択部で選択することにより、同一の該ドロップ波長ポートで時分割に受信する共通アド波長時分割受信部とをそなえて構成されたことを特徴とする、付記5記載のリング型光ネットワークに用いられる光伝送ノード。
(付記7)
該受信手段が、
該ドロップ波長ポートで受信する波長の光を選択する波長選択部と、
該特定波長として該クライアントノードに固有のアド波長の光にて該クライアントノードから予め割り当てられたタイムスロットで送信された各上り信号を、該タイムスロットに同期して該波長選択部での選択波長を切り替えることにより、同一の該ドロップ波長ポートで時分割に受信する選択波長時分割切替受信部とをそなえて構成されたことを特徴とする、付記5記載のリング型光ネットワークに用いられる光伝送ノード。
(付記8)
リング型光ネットワークに用いられる、複数のアド波長ポート及びドロップ波長ポートを有する光伝送ノードであって、
一のドロップ波長ポートで任意の波長の光を選択して下り信号を受信する受信手段と、
一のアド波長ポートから特定波長の光にて上り信号を自ノードに予め割り当てられたタイムスロットで該リング型光ネットワークに送信する送信手段とをそなえたことを特徴とする、リング型光ネットワークに用いられる光伝送ノード。
(付記9)
該送信手段が、
該アド波長ポートから該リング型光ネットワーク上の全光伝送ノードに共通の波長の光にて該上り信号を予め割り当てられたタイムスロットで送信する共通アド波長時分割送信部をそなえて構成されたことを特徴とする、付記8記載のリング型光ネットワークに用いられる光伝送ノード。
(付記10)
該送信手段が、
該アド波長ポートから自ノードに固有のアド波長の光にて該上り信号を予め割り当てられたタイムスロットで送信する固有アド波長時分割送信部をそなえて構成されたことを特徴とする、付記8記載のリング型光ネットワークに用いられる光伝送ノード。
(付記11)
該リング型光ネットワーク上の他の光伝送ノードからの前記共通波長の光を遮断又は通過させる共通アド波長ブロッカスイッチをさらにそなえたことを特徴とする、付記6又は9に記載のリング型光ネットワークに用いられる光伝送ノード。
(付記12)
該共通アド波長ブロッカスイッチが、
該リング型光ネットワーク上を伝送される光を受けて2つの出力のいずれかに選択的に出力する第1の1×2光スイッチと、
該第1の光スイッチの一方の出力から前記共通波長の光のみを遮断する波長フィルタと、
該波長フィルタの出力と該第1の光スイッチの他方の出力とを選択的に出力する第2の1×2光スイッチとをそなえて構成されたことを特徴とする、付記11記載のリング型光ネットワークに用いられる光伝送ノード。
(付記13)
該共通アド波長時分割送信部が、
該アド波長ポートから同一信号を2分岐して前記共通波長の光にて該リング型光ネットワークの両方向へ送信するように構成されたことを特徴とする、付記9記載のリング型光ネットワークに用いられる光伝送ノード。
(付記14)
該共通アド波長時分割受信部が、
該リング型光ネットワークの両方からの前記共通波長の光を合波して選択受信するように構成されたことを特徴とする、付記6記載のリング型光ネットワークに用いられる光伝送ノード。
(付記15)
該リング型光ネットワーク上を伝送される光を遮断又は通過させるネットワークスイッチをさらにそなえたことを特徴とする、付記13又は14に記載のリング型光ネットワークに用いられる光伝送ノード。
以上のように、本発明によれば、サーバノードにおいて、同一ドロップポートで複数のクライアントノードからの上り信号を時分割に正しく受信することができるため、IP等におけるACK信号をマルチキャストあるいはブロードキャスト配信元のサーバノードで正しく受信でき、マルチキャスト通信やブロードキャスト通信の起点となるサーバノードと、その他の複数のクライアントノードとの間での双方向通信が可能となる。したがって、光通信技術分野において画像配信や放送型のサービスに適した光ネットワークを実現するのに極めて有用と考えられる。
本発明の第1実施形態としてのWDMリングネットワーク(リング型光ネットワーク)の構成を示すブロック図である。 図1に示すネットワークの動作(信号送受信方法)を説明すべくネットワーク上の信号経路を模式的に示す図である。 図1及び図2に示す共通アド波長ブロッカスイッチの構成を示すブロック図である。 図1及び図2に示すOADMノードの要部の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態のWDMリングネットワークの第1変形例を示すブロック図である。 図5に示すネットワークの動作(信号送受信方法)を説明すべくネットワーク上の信号経路を模式的に示す図である。 図5に示すネットワークの動作(障害発生時)を説明すべくネットワーク上の信号経路を模式的に示す図である。 図5に示すOADMノードの要部の構成を示すブロック図である。 (A)及び(B)は本発明の第1実施形態の第2変形例を示すブロック図で、(A)は現用(ワーク)リングネットワークの構成を示すブロック図、(B)は予備(プロテクション)リングネットワークの構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態の第2変形例に係るOUPSRの構成を示すブロック図である。 (A)及び(B)はそれぞれ図10に示すOUPSRの動作を説明するための図で、(A)は通常運用時、(B)は障害発生時の動作をそれぞれ示す図である。 本発明の第1実施形態の第3変形例に係るOBLSRの構成を示すブロック図である。 (A)及び(B)はそれぞれ図12に示すOBLSRの動作を説明するための図で、(A)は通常運用時、(B)は障害発生時の動作をそれぞれ示す図である。 本発明の第2実施形態としてのWDMリングネットワーク(リング型光ネットワーク)の構成を示すブロック図である。 図14に示すネットワークの動作(信号送受信方法)を説明すべくネットワーク上の信号経路を模式的に示す図である。 (A)及び(B)はそれぞれ従来技術を示すブロック図で、(A)は従来のリング型WDMネットワークの構成を示すブロック図、(B)は(A)に示すOADMノードの要部の構成を示すブロック図である。 (A)及び(B)はそれぞれ従来のリング型WDMネットワークにおけるマルチキャスト通信あるいはブロードキャスト通信時の動作を説明するための図である。
符号の説明
1W ワークリングネットワーク
1P プロテクションリングネットワーク
1−1,1−2,1−3,1−4 OADMノード(光伝送ノード)
5 AOTF(波長選択部)
6,14A,14B,15,15A,15B 光カプラ
7,8 ワーク/プロテクション切換スイッチ
10,10A,10B 光伝送路
11−1,11−2,11−3,11−4 共通アド波長ブロッカスイッチ
111 1×2チャンネルスイッチ(第1の1×2光スイッチ)
112 1×2チャンネルスイッチ(第2の1×2光スイッチ)
113 薄膜フィルタ(波長フィルタ)
12,13 1×4光カプラ
12A,12B 2×4光カプラ
14 リジェクション・アド・フィルタ
16A−1,16A−2,16A−3,16A−4,16B−1,16B−2,16B−3,16B−4 ネットワークスイッチ
20−2,20−3,20−4 タイムスロット

Claims (3)

  1. 複数のアド波長ポート及びドロップ波長ポートを有する光伝送ノードを複数そなえて成るリング型光ネットワークにおいて、
    複数のクライアントノードとしての光伝送ノードが、それぞれ、一のドロップ波長ポートで同一波長の光を選択して同一の下り信号を受信する一方、一のアド波長ポートから特定波長の光にて上り信号を該リング型光ネットワークに送信し、
    サーバノードとしての単一の光伝送ノードが、該特定波長の光にて送信された各上り信号を同一のドロップ波長ポートで時分割に受信し、
    該クライアントノードが、該特定波長として自ノードに固有のアド波長の光にて該上り信号を予め割り当てられたタイムスロットで送信し、
    該サーバノードが、該タイムスロットに同期して一のドロップ波長ポートで受信する波長を切り替えることにより、該クライアントノードから該固有のアド波長の光で送信された各上り信号を同一の該ドロップ波長ポートで時分割に受信することを特徴とする、リング型光ネットワークにおける信号送受信方法。
  2. リング型光ネットワークに用いられる、複数のアド波長ポート及びドロップ波長ポートを有する光伝送ノードであって、
    一のアド波長ポートから自ノードに固有のアド波長の光にて下り信号を該リング型光ネットワークに送信する送信手段と、
    自ノード以外の複数のクライアントノードとしての光伝送ノードが特定波長の光にて送信した各上り信号を同一のドロップ波長ポートで時分割に受信する受信手段とをそなえ、
    該受信手段が、
    該ドロップ波長ポートで受信する波長の光を選択する波長選択部と、
    該特定波長として該クライアントノードに固有のアド波長の光にて予め割り当てられたタイムスロットで該クライアントノードから送信された各上り信号を、該タイムスロットに同期して該波長選択部での選択波長を切り替えることにより、同一の該ドロップ波長ポートで時分割に受信する選択波長時分割切替受信部とをそなえて構成されたことを特徴とする、リング型光ネットワークに用いられる光伝送ノード。
  3. リング型光ネットワークに用いられる、複数のアド波長ポート及びドロップ波長ポートを有する光伝送ノードであって、
    一のドロップ波長ポートで任意の波長の光を選択して下り信号を受信する受信手段と、
    一のアド波長ポートから特定波長の光にて上り信号を自ノードに予め割り当てられたタイムスロットで該リング型光ネットワークに送信する送信手段とをそなえ、
    該送信手段が、
    該アド波長ポートから自ノードに固有のアド波長の光にて該上り信号を予め割り当てられたタイムスロットで送信する固有アド波長時分割送信部をそなえて構成されたことを特徴とする、リング型光ネットワークに用いられる光伝送ノード。
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