JP5501598B2 - ホルダおよびそれを用いた切削工具並びにそれを用いた切削方法 - Google Patents
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Description
図1乃至図3を用いて、本発明に係る第1の実施形態における切削工具1および切削工具1に用いられるホルダ3について、詳細に説明する。
以下、本発明に係る第2の実施形態による切削工具1’(以下、工具1’と略す。)およびホルダ3’について、図5を用いて、詳細に説明する。
最後に、本発明に係る被削財の切削方法の一実施例について、図6を用いて詳細に説明する。
(II)図6(a)に示すように、上述した本実施形態の工具1を矢印Eの方向に移動させて切刃21を被削材に近接させる工程
(III)図6(b)に示すように、切刃21を被削材の表面に接触させて被削材を切削する工程
(IV)図6(c)に示すように、工具1を矢印Fの方向に移動させて切刃21を被削材から離間させる工程
このような本実施形態の切削方法は、上述した優れた切屑排出性を有した工具1を用いて加工されるため、切削加工中に、切屑が切刃21に引っかかって滞留することを抑制できる。また、止まり穴加工においても、切屑が加工穴内に詰まることを抑制することができる。そのため、切屑が被削材の加工壁面を傷つけることを抑制することができる。その結果、加工精度の高い切削加工を実現することができる。
2 切削インサート
21 切刃
22 コーナー部
3 ホルダ
4 先端面
5 外周面
5A 切刃が突出して配置されるホルダ3の外周面
5B 切刃が突出して配置されるホルダ3の外周面に対して径方向反対側に位置するホルダ3の外周面
6 インサートポケット
61 座面
611 コーナー部
612 第1辺
613 第2辺
7 壁面
71 壁面の後端側縁部
8 第1クーラント穴
81 第1開口部
82 第2開口部
83 先端領域
84 後端領域
9 第2クーラント穴
91 第3開口部
92 第4開口部
93 先端領域
94 後端領域
10 第2壁面
101 第2壁面の下方側端部
L ホルダのシャンク部32の軸線
M コーナー部の二等分線
Claims (15)
- 切刃を有する切削インサートが、前記切刃が外周面から突出するように先端に装着される切刃部と、該切刃部の後方に位置するシャンク部と、を備え、
前記切刃部は、
該切刃部の先端面および外周面と交差するよう形成されたインサートポケットと、
該インサートポケットの後方に位置する前記切刃部の外周面に、前記インサートポケットの近傍から後方に向かって前記切刃が突出して配置される側に近づくように伸びて形成された凹状の壁面と、
前記切刃部の外周面に開口する第1開口部と前記シャンク部の後端面に開口する第2開口部とを備え、前記切刃部およびシャンク部を各々貫通する第1クーラント穴と、を有しており、
前記インサートポケットは、前記切削インサートの下面と当接する座面を有し、
前記壁面の後端側縁部は、前記座面に略垂直な方向からみたときに、後方に向かうにつれて、前記切刃部の外周面のうち、前記切刃が突出して配置される側に近づくように傾斜して設けられているとともに、
前記第1開口部は、前記切刃部の外周面のうち、前記切刃が突出して配置される側に位置する外周面の領域であって、前記壁面および前記インサートポケットの座面の下方で且つ前記インサートポケットの後方に位置する前記切刃部の外周面の領域に、開口しているホルダ。 - 前記第1クーラント穴は、先端側に位置するとともに前記第1開口部に向かうにつれて下方に位置するよう傾斜して形成された先端領域と、後端側に位置するとともに前記切刃部の中心軸に沿って形成された後端領域と、を有している請求項1に記載のホルダ。
- 前記座面に略平行な方向であって前記シャンク部の軸線に略垂直な方向からみたとき、前記第1クーラント穴の先端領域と前記シャンク部の軸線とのなす角度は、鋭角である請求項2に記載のホルダ。
- 前記座面に略垂直な方向からみたとき、前記第1クーラント穴の先端領域と前記シャンクの軸線とのなす角度は、鋭角である請求項2または3に記載のホルダ。
- 前記座面は、外方に突出するコーナー部と該コーナー部から一方に延びるとともに前記切刃部の先端面に沿う第1辺と前記コーナー部から他方に延びるとともに前記切刃部の外周面に沿う第2辺と、を有し、
前記座面に略垂直な方向からみたとき、前記第2辺と前記シャンク部の軸線とのなす角度は、前記第1クーラント穴の先端領域と前記シャンク部の軸線とのなす角度以上である請求項2乃至4のいずれかに記載のホルダ。 - 前記切刃部は、
前記切刃部の外周面に開口する第3開口部と前記シャンク部の後端面に開口する第4開口部とを備え、前記切刃部およびシャンク部を各々貫通する第2クーラント穴をさらに有しており、
前記第3開口部は、前記切刃が配置される前記切刃部の外周面であって、前記壁面の下方で且つ前記第1開口部の上方で且つ前記第1開口部の先端側に位置する前記切刃部の外周面に、開口している請求項1乃至5のいずれかに記載のホルダ。 - 前記切刃が配置される前記切刃部の外周面に、前記壁面に接続して、前記インサートポケットの後方から前記シャンク部に向かって延びる第2壁面が設けられており、
該第2壁面の下方側縁部は、前記座面に略平行な方向であって前記シャンク部の軸線に略垂直な方向からみたとき、後方に向かうにつれて下方に傾斜している請求項6に記載のホルダ。 - 前記第3開口部は、前記インサートポケットと前記第2壁面との間に設けられている請求項7に記載のホルダ。
- 前記第2壁面の最下点は、前記第1開口部および第3開口部よりも下方に位置している請求項7または8に記載のホルダ。
- 前記第2クーラント穴は、先端側に位置するとともに前記第3開口部に向かうにつれて前記切刃部の中心軸から外周面に向かって延びて形成された先端領域と、後端側に位置するとともに前記切刃部の中心軸に沿って形成された後端領域と、を有していることを特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載のホルダ。
- 前記座面は、前記切削インサートの切刃の下方に対応する位置にコーナー部が設けられているとともに、
前記座面に略垂直な方向からみたとき、前記第2クーラント穴の先端領域は、前記座面のコーナー部に向かって延びている請求項10に記載のホルダ。 - 前記座面に略平行な方向であって、前記シャンク部の軸線に略垂直な方向からみたとき、前記第2クーラント穴の先端領域は、前記シャンク部の軸線に沿って設けられている請求項10または11に記載のホルダ。
- 前記座面に略垂直な方向からみたとき、前記第2クーラント穴の先端領域と前記シャンク部の軸線とのなす角度は、前記第1クーラント穴の先端領域と前記シャンク部の軸線とのなす角度以上である請求項10乃至12のいずれかに記載のホルダ。
- 請求項1乃至13のいずれかに記載のホルダと、
前記インサートポケットに装着された切刃を有する切削インサートと、を備えた切削工具。 - 被削材を切削する方法であって、
前記被削材を回転させる工程と、
請求項14に記載の切削工具の前記切刃を前記被削材に近接させる工程と、
前記切刃を前記被削材の表面に接触させて前記被削材を切削する工程と、
前記切刃を前記被削材から離間させる工程と、を備えた被削材の切削方法。
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