JP5499797B2 - 液体噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、印刷媒体に液体を噴射する液体噴射装置であって、特に紙製の印刷媒体に液体を噴射する液体噴射装置に関する。
印刷媒体に液体を噴射する液体噴射装置の一例として、印刷媒体としての記録用紙に液体であるインクを噴射するインクジェット式プリンターが知られている。インクジェット式プリンターには、複数のノズルが形成されたノズル形成面を備えた金属製のノズルプレートを有する液体噴射ヘッドと、記録用紙を支持する支持体としてのプラテンとが備えられている。そして、液体噴射ヘッドと記録用紙とが相対的に移動しながら、ノズル形成面と対向する印刷領域に向けて液体噴射ヘッドのノズルが微少なインク滴を噴射することによって、記録用紙に文字や図形などが記録される。
ところで、印刷媒体が紙製の記録用紙である場合には、搬送時における記録用紙の振動や記録用紙と他の部材との接触などによって記録用紙から紙粉が飛散する。特に、紙繊維が強制的に切断されてなる記録用紙の裁断面からは、上述したような記録用紙の挙動によって紙粉が飛散しやすい。そのため、プラテンに向けて搬送される記録用紙の先端がプラテンに設けられたプラテンリブに衝突するとなれば、該先端における裁断面から多くの紙粉が飛散することとなる。そして、こうして飛散した紙粉が記録用紙の周辺を浮遊してその一部がノズルの近傍に付着し続ける結果、ノズルから噴射されるインク滴の飛行する方向が変化したり、ノズルが紙粉によって塞がれるといったノズル詰まりが発生したりする。
そこで特許文献1では、飛散した紙粉がノズルに付着することを抑えるために、液体噴射ヘッドを移動させるキャリッジに設けられたファンによって、記録用紙に対し、キャリッジの斜め往動方向に向けてエアーを吹き付けるという提案がなされている。この特許文献1に記載の装置によれば、エアーが吹き付けられた領域、すなわち飛散した紙粉がエアーによって吹き飛ばされた領域に向けてキャリッジが移動していくため、記録用紙から飛散した紙粉がノズルプレートに付着することが抑制される。
特開2003−118095号公報
一方、記録用紙がプラテンに支持されて搬送される際には、記録用紙とプラテンとの摩擦によって記録用紙やプラテンが帯電する。そして通常、上記金属製のノズルプレートが接地されていることから、接地されたノズルプレートと帯電したプラテンとの間での電位差によりノズルプレートとプラテンとの間に電界が発生する。このため、プラテンが例えば負に帯電した場合には、プラテンとノズルプレートとの間で発生した電界によって、プラテンと同極性の紙粉がノズルプレートに誘導されてノズルプレートに吸着するという静電吸着が発生する。上述のエアーの吹き付けを通じて記録用紙から飛散した紙粉を一旦吹き飛ばしたとしても、吹き飛ばされた紙粉の位置を気流によって定めることは難しく、上述した電界がプラテンとノズルプレートとの間に発生する以上、吹き飛ばされた紙粉の一部も少なからず電界に誘導されてノズルプレートに付着することになってしまう。すなわち、ノズル近傍に対する紙粉の付着をエアーの吹き付けを通じて抑制したとしても、上述
した電界による紙粉の付着が残る以上、記録用紙への印刷不良を抑制する上ではなお改良の余地を残すものとなっている。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、液体噴射ヘッドに対する紙粉の付着を抑制することのできる液体噴射装置を提供することにある。
本発明の液体噴射装置は、紙製の印刷媒体との摩擦によって負に帯電するプラテン上に前記印刷媒体を搬送する搬送部と、アースに接続され、かつ前記プラテンに対向するように配置されて、前記プラテンに支持されている前記印刷媒体の表面に対して液体を噴射する液体噴射ヘッドと、を備える液体噴射装置であって、前記プラテンにおける前記液体噴射ヘッド側に形成された凹部に配置されて、前記液体噴射ヘッドから噴射された液体のうち、前記印刷媒体外に噴射された液体を吸収する導電性の吸収体と、前記吸収体の電位をアース電位と該アース電位とは異なる他の電位とに切り替える切替部と、前記印刷媒体が前記プラテン上に到達する所定のタイミングで前記切替部の制御を通じて前記吸収体の電位を前記他の電位から前記アース電位に切り替える切替制御部と、を有する。
本発明の液体噴射装置によれば、導電性の吸収体がアースに接続されることによってプラテンから形成される電界は、ノズルプレートとの間に形成される電界と、吸収体との間に形成される電界とに分散される。それゆえに、プラテンとノズルプレートとの間にのみ電界が形成される場合よりも、プラテンと吸収体との間に電界が形成される分、紙粉がノズルプレートに静電吸着されることが抑制されるようになる。その結果、印刷媒体から特に多くの紙粉が飛散するときに、該紙粉を吸収体に吸着させることが可能であるため、紙粉の吸着に起因する印刷不良が抑制されるようになる。
この液体噴射装置は、前記切替制御部は、前記吸収体に対する前記液体噴射ヘッド側に前記印刷媒体が到達する前に、前記吸収体の電位を前記アース電位とする構成が好ましい。
この液体噴射装置によれば、プラテン上に印刷媒体が搬送されない期間では、印刷媒体との摩擦によって一旦帯電したプラテンが大気等との電荷の交換によってその電気的な極性を失う傾向にある。この点、上記構成によれば、印刷媒体が吸収体の直上に到達する前に、アース電位とは異なる他の電位からアース電位へと吸収体の電位が切り替えられるため、上述した期間においてプラテンの電気的な極性が失われつつある場合であっても、プラテンと吸収体との間に形成される電界によって、プラテン上に浮遊する紙粉を吸収体に引き寄せることが可能である。
この液体噴射装置は、前記切替制御部が、前記プラテンに対する前記液体噴射ヘッド側に前記印刷媒体が到達した後に、前記切替部の制御を通じて前記吸収体の電位をアース電位とする構成が好ましい。
この液体噴射装置によれば、印刷媒体がプラテン上に搬送された後に吸収体の電位がアース電位に切り替えられるため、プラテンをより確実に帯電させた状態で、吸収体の電位をアース電位にすることが可能である。それゆえに、上述したプラテンと吸収体との間の電界をより確実に形成することができる。
この液体噴射装置において、前記プラテンにおいて前記印刷媒体を支持する面と前記吸収体における前記液体噴射ヘッド側の面との距離が、前記プラテンにおいて前記印刷媒体を支持する面と前記液体噴射ヘッドにおける前記プラテン側の面との距離よりも近い構成が好ましい。
この液体噴射装置によれば、プラテンと吸収体との距離が、プラテンと液体噴射ヘッドとの距離よりも近いことから、吸収体と液体噴射ヘッドとが同電位であったとしても、プラテンと吸収体との間に形成される電界がプラテンと液体噴射ヘッドとの間に形成される
電界よりも相対的に強くなる。このため、こうした電界の強度差に応じて吸収体に誘導される紙粉の量が増大し、ひいては、液体噴射ヘッドに対する紙粉の付着量をより低減することができるようになる。
この液体噴射装置において、前記切替部が、前記吸収体の電位をアース電位と浮遊電位とに切り替える構成が好ましい。
この液体噴射装置によれば、電荷を帯びた紙粉が吸着した状態から、吸収体が浮遊電位に切り替えられる。そのため、浮遊電位に切り替えられた吸収体には、電気的に中性化されていない紙粉が残存するようになる。そして、後続する印刷媒体が搬送されるまで、吸収体が少なからず電荷を帯び続けることとなる。その結果、プラテン上に印刷媒体が搬送されない期間であっても、プラテン上に浮遊する帯電した紙粉が、電荷を帯びた吸収体に少なからず静電気的に吸着するようになる。
この液体噴射装置において、前記切替制御部が、前記印刷媒体における搬送方向の先端が前記吸収体に対する前記液体噴射ヘッド側から離脱するときに、前記吸収体の電位を浮遊電位とする構成が好ましい。
この液体噴射装置によれば、電荷を帯びた紙粉が吸着した直後に、吸収体が浮遊電位に切り替えられる。そのため、浮遊電位に切り替えられた吸収体が、より多くの電荷を帯びることになる結果、プラテン上に印刷媒体が搬送されない期間において、上述した効果がより顕著なものとなる。
この液体噴射装置において、前記吸収体は、多孔質部材に導電性の液体が含浸されてなる構成が好ましい。
上記構成によれば、吸収体として、印刷領域外に噴射された液体を吸収する機能と、アースへの接続を通じてプラテンとの間で電界を発生させる機能とを好適に両立することができるようになる。
この液体噴射装置において、前記吸収体は、多孔質部材に導電性材料が混入されて形成された構成でもよい。
上記構成によっても、吸収体として、印刷領域外に噴射された液体を吸収する機能と、アースへの接続を通じてプラテンとの間で電界を発生させる機能とを好適に両立することができるようになる。
本発明の一実施形態にかかる液体噴射装置の概略構成を示す側面図。 液体噴射装置における制御系の概略構成を示すブロック図。 (a)〜(c)は、液体噴射装置によるスイッチの切り替え態様を示す模式図。 (a)及び(b)は、液体噴射装置によるスイッチの切り替え態様を示す模式図。 (a)及び(b)は、液体噴射装置によるスイッチの切り替え態様を示すタイムチャート。
以下、本発明の液体噴射装置を具体化した一実施の形態について図1〜図5を参照して説明する。図1は液体噴射装置における搬送系の概略構成を液体噴射ヘッド及び印刷媒体とともに示す側面図であり、図2は液体噴射装置における制御系の概略構成を示すブロック図である。
図1に示されるように、液体噴射装置の一例であるインクジェット式プリンターは、記録用紙Pを搬送するための搬送部を構成する給紙ローラ10、リタードローラ11、紙送りローラ12、及び排紙ローラ13を備えている。これら各ローラ10〜13は、円柱状に形成されるとともに、その中心を回転軸として回動可能に配置されている。
給紙ローラ10は、駆動源としての給紙モータM1に連結されるとともに、この給紙モータM1の駆動を通じて回転される(図1では、給紙モータM1の動力伝達経路を破線で図示)。この給紙ローラ10と対向するように配置されたリタードローラ11は、トルクリミッター等のトルク制限機構によって一定の回転負荷が付与された状態で従動回転する。そして、給紙モータM1によって給紙ローラ10が回転することにより、給紙ローラ10とリタードローラ11との間に介在する記録用紙Pが紙送りローラ12に向けて搬送される。
紙送りローラ12は、駆動源としての紙送りモータM2に連結された搬送駆動ローラ12aと、同搬送駆動ローラ12aに対向するように配置されて従動回転可能な搬送従動ローラ12bとによって構成される。また、排紙ローラ13は、駆動源としての紙送りモータM2に連結された排紙駆動ローラ13aと、同排紙駆動ローラ13aに対向するように配置されて従動回転可能な排紙従動ローラ13bとによって構成される(図1では、紙送りモータM2の動力伝達経路を破線で図示)。こうした紙送りローラ12及び排紙ローラ13では、紙送りモータM2によって搬送駆動ローラ12a及び排紙駆動ローラ13aが回転駆動されることによって、それぞれ搬送従動ローラ12b及び排紙従動ローラ13bとが協働して記録用紙Pの紙送り及び排紙を行う。なお、記録用紙Pが搬送される方向、すなわち紙送りローラ12から排紙ローラ13に向かう方向を、以下では搬送方向とする。
一方、給紙ローラ10と紙送りローラ12との間には、記録用紙Pの位置を検出する紙検出センサ14が設けられている。図示は省略するが、紙検出センサ14は、例えば記録用紙Pの搬送経路に下端が延出されたレバーと同レバーの上端部の挙動を検知する光学式のセンサ部とによって構成されている。詳述すると、レバーは、その下端に接触する記録用紙Pが無い状態ではバネの付勢力により原位置に復帰されてオフ状態とされる。また、レバーは、その下端が給紙途中の記録用紙Pに接触されることで回動され、オン状態とされる。そして、このレバーのオン状態/オフ状態がセンサ部によって検知されることによって、記録用紙Pの有無が検知される。
また、紙送りローラ12と排紙ローラ13との間に搬送された記録用紙Pの上方には、インクカートリッジを搭載したキャリッジ20が紙面と垂直な方向、すなわち走査方向に移動可能に設けられている。キャリッジ20は、タイミングベルトを介してキャリッジモータM3に連結されるとともに、このキャリッジモータの駆動によって往復移動される(図1では、キャリッジモータM3の動力伝達経路を破線で図示する)。また、キャリッジ20には、液体噴射ヘッドとしての記録ヘッド21が搭載されている。記録ヘッド21の下面には、下方に向けてインク滴を噴射する多数のノズル孔が形成されたノズルプレート22が設けられている。なお、このノズルプレート22は、その帯電を抑制すべくアースに接続されている。
紙送りローラ12と排紙ローラ13との間に搬送された記録用紙Pの下方には、プラテン30が配置されている。プラテン30は、上記各ローラ10〜13によって搬送される記録用紙Pの裏面を支持する3つのプラテンリブ31a〜31cを備えている。3つのプラテンリブ31a〜31cは、搬送される記録用紙Pとの摩擦によって負に帯電する絶縁性の樹脂材料によって形成されるとともに、記録用紙Pを支持する上面とノズルプレート22の下面との間の距離が維持されるかたちに形成されている。なお、プラテン30の上
方の領域であって、搬送方向後方におけるプラテン30の端部と、搬送方向前方におけるプラテン30の端部とに挟まれる領域を、以下では記録領域Rとする。
プラテン30には、ノズルプレート22の搬送方向における両端部と対向する位置に、プラテンリブ31a及び31bに挟まれる凹部32aと、プラテンリブ31b及び31cに挟まれる凹部32bとが形成されている。これら凹部32a及び32bには、記録用紙Pに付着されなかったインクを回収する吸収体33a及び33bが配設されている。これら吸収体33a及び33bは、例えば、塩化リチウム水溶液等の導電性の液体を含浸したポリエチレンやポリウレタン等の多孔質部材であって、インクを回収した状態であるか否かに関わらず導電性を有している。また、吸収体33a及び33bは、切替部を構成するスイッチSW1及びSW2を介してアースに接続されている。そして、記録用紙Pの縁にインクを噴射する縁無し印刷が実行される場合には、記録用紙Pの外に打ち捨てられたインク滴が凹部32a又は凹部32bに着弾して吸収体33a及び33bに回収される。
なお、本実施形態における搬送方向後方の吸収体33aは、同吸収体33aの上面とプラテンリブ31aの上面との距離がノズルプレート22の下面とプラテンリブ31aの上面との距離よりも短くなるように形成されている。また、搬送方向前方の吸収体33bは、同吸収体33bの上面とプラテンリブ31bの上面あるいはプラテンリブ31cの上面との各距離がノズルプレート22の下面とプラテンリブ31bの上面あるいはプラテンリブ31cの上面との各距離よりも短くなるように形成されている。
次に、液体噴射装置の制御系について図2を参照して説明する。
図2に示されるように、プリンターは、装置全体を統括制御するとともに、上記スイッチSW1及びSW2のオン/オフ態様を制御する切替制御部としての制御部40を備えている。こうした制御部40の入力側インターフェースには、上記紙検出センサ14が電気的に接続されている。また、制御部40の出力側インターフェースには、上記給紙モータM1、紙送りモータM2、キャリッジモータM3、記録ヘッド21、及びスイッチSW1及びSW2が電気的に接続されている。そして、制御部40では、紙検出センサ14から送信される信号と、給紙モータM1及び紙送りモータM2の制御量から求まる記録用紙Pの搬送量とに基づいて記録用紙Pの位置が検出される。こうして制御部40では、この検出された記録用紙Pの位置に基づき、給紙モータM1、紙送りモータM2、キャリッジモータM3、及び記録ヘッド21の駆動制御、並びにスイッチSW1及びSW2のオン/オフ制御が行われる。
このように構成されるプリンターでは、記録用紙Pの印刷時において、まず、給紙モータM1が駆動されると、複数枚の記録用紙Pが搬送経路に沿って順次搬送される。次いで、この搬送された記録用紙Pの搬送方向前方の先端Pfが紙検出センサ14により検出された後、その検出タイミングと記録用紙Pの搬送量とに基づき記録用紙Pが印刷領域Rに搬送されたか否かが監視される。そして、記録用紙Pがプラテンリブ31に支持されながら印刷領域Rに差し掛かると、記録ヘッド21の各ノズル孔からインク滴が噴射されて記録用紙Pに印刷が施される。こうして、記録用紙Pは、上流側から下流側に搬送されながら順次印刷される。
ところで、記録用紙Pの搬送時において記録用紙Pの裁断面である先端Pfがプラテンリブ31に衝突した場合には、記録用紙Pの先端Pfから紙粉が飛散する。また、記録用紙Pが搬送される際に該記録用紙Pとプラテンリブ31との摩擦によってプラテンリブ31が帯電する結果、このプラテンリブ31とアースに接続されたノズルプレート22との間に電界が発生する。さらに、記録用紙Pから発生する紙粉も、プラテンリブ31との衝突や摩擦により帯電した状態となる。このため、プラテンリブ31と先端Pfとの衝突によって飛散した紙粉は、電荷を帯びた状態でプラテンリブ31とノズルプレート22との
間を浮遊した後、プラテンリブ31とノズルプレート22との間の電界に誘導されてノズルプレート22に付着することとなってしまう。
そこで、本実施形態では、上記スイッチSW1及びSW2の切り替えを通じて、導電性の吸収体33a及び33bの電位をアース電位とすることによって、紙粉がノズルプレート22に付着することを抑制することとする。
以下、図3及び図4を参照して上記スイッチSW1及びSW2の切り替え態様を説明する。
まず、図3(a)に示されるように、上記制御部40による演算を通じて、記録用紙Pが記録領域Rに存在せず、記録用紙Pの搬送方向前方の先端Pfがいずれのプラテンリブ31a〜31cにも接触していないと判断された場合には、スイッチSW1及びSW2は共に「オフ」とされる。この際、アースに接続されていない吸収体33a及び33bが例えば負に帯電していたよう場合には、プラテン30の直上に浮遊する紙粉Pdのうち、正に帯電した紙粉Pdpが吸収体33a及び33bに静電吸着される。
次に、図3(b)に示されるように、記録用紙Pの先端Pfが記録領域Rに進入したと判断された場合、すなわち先端Pfが搬送方向後方のプラテンリブ31aに接触したと判断された場合には、記録用紙Pの先端Pfがプラテンリブ31aに衝突したことにより紙粉Pdが飛散したものと推定される。このため、搬送方向後方の吸収体33aをアース電位とすべく、制御部40によってスイッチSW1が「オン」とされる。なおこの際、プラテンリブ31aの表面は、記録用紙Pとの摩擦によって負に帯電する。
こうしてスイッチSW1が「オン」とされると、図3(c)に示されるように、負に帯電したプラテンリブ31aとアース電位とされた吸収体33aとの間で、プラテンリブ31aから吸収体33aに向かう電界E1が形成される(図3(c)では、電界E1の向きを太線の電気力線によって示す)。また、負に帯電したプラテンリブ31aとアース電位とされたノズルプレート22との間でも、プラテンリブ31aからノズルプレート22に向かう電界E2が形成される(図3(c)では、電界E2の向きを細線の電気力線によって示す)。ただし、吸収体33aの上面とプラテンリブ31aの上面との距離がノズルプレート22の下面とプラテンリブ31aの上面との距離よりも短くなるように構成されていることから、たとえ吸収体33aとノズルプレート22とが同電位であっても、プラテンリブ31aから吸収体33aに向かう電界E1の方がプラテンリブ31aからノズルプレート22に向かう電界E2よりも強くなる(E1>E2)。そのため、プラテンリブ31aとの衝突によって飛散した負に帯電した紙粉Pdnは、プラテンリブ31aを基点として2方向に分散された電界E1及びE2のうちの電界強度が強い電界E1に支配的に誘導されて吸収体33aに静電吸着されることとなる。なお、プラテンリブ31aとの衝突によって飛散した正に帯電した紙粉Pdpは、電界E1及びE2のいずれによってもノズルプレート22に引き寄せられないため、ノズルプレート22と記録用紙Pとの間を浮遊する、あるいは記録用紙Pに付着する。
そして、記録用紙Pがさらに前方へと搬送されて記録用紙Pの先端Pfが中央のプラテンリブ31bに衝突すると、図4(a)に示されるように、スイッチSW1が「オフ」とされる。その結果、吸収体33aが電気的に浮遊状態となるため、吸収体33aに吸着した紙粉Pdnのうち、電気的に中性化されていない紙粉Pdnが吸収体33aに残存するようになる。すなわち、後続する記録用紙Pが記録領域Rに進入するまで、吸収体33aは少なからず負の電荷を帯び続ける。
また、記録用紙Pの先端Pfがプラテンリブ31bに衝突すると、スイッチSW2が「オン」とされる。そして、スイッチSW2が「オン」とされることによって、上記前方の
吸収体33bがアースに接続される。
この場合にも、記録用紙Pとの摩擦によって負に帯電したプラテンリブ31bとアース電位とされた吸収体33bとの間で、プラテンリブ31bから吸収体33bに向かう電界E3が形成される。また、負に帯電したプラテンリブ31bとアース電位とされたノズルプレート22との間でも、プラテンリブ31bからノズルプレート22に向かう電界E4が形成される。そして、吸収体33bの上面とプラテンリブ31bの上面との距離がノズルプレート22の下面とプラテンリブ31bの上面との距離よりも短くなるように構成されていることから、プラテンリブ31bから吸収体33bに向かう電界E3の方がプラテンリブ31bからノズルプレート22に向かう電界E4よりも強くなる(E3>E4)。こうして、プラテンリブ31bとの衝突により飛散した負に帯電した紙粉Pdnは、プラテンリブ31bを基点として2方向に分散された電界E3及びE4のうちの電界強度が強い電界E4に支配的に誘導されて吸収体33bに静電吸着されることとなる。なお、プラテンリブ31bとの衝突によって飛散した正に帯電した紙粉Pdpは、これもまた電界E3及びE4のいずれによってもノズルプレート22に引き寄せられないため、ノズルプレート22と記録用紙Pとの間を浮遊する、あるいは記録用紙Pに付着する。
こうして記録用紙Pの先端Pfが印刷領域Rを超えるまで搬送されると、図4(b)に示すように、スイッチSW2が「オフ」とされる。その結果、吸収体33bが電気的に浮遊状態となるため、吸収体33aに吸着した紙粉Pdnのうち、電気的に中性化されていない紙粉Pdnが吸収体33bに残存するようになる。すなわち、後続する記録用紙Pが記録領域Rに進入するまで、吸収体33bは少なからず負の電荷を帯び続ける。そして、後続する記録用紙Pが記録領域Rに進入するまで吸収体33aが負の電荷を帯び続け、後続する記録用紙Pがプラテンリブ31bに衝突するまで吸収体33bが負の電荷を帯び続ける。その結果、記録領域Rに浮遊する正に帯電した紙粉Pdpは、図3(a)に示されるように、これら吸収体33a及び吸収体33bに少なからず静電気的に吸着するようになる。
次に、こうしたスイッチSW1及びSW2の切り替え態様について図5を参照して総括する。なお、図5(a)は、スイッチSW1のオン/オフの推移を示しており、図5(b)は、スイッチSW2のオン/オフの推移を示している。
まず、タイミングt1において記録用紙Pの先端Pfが上記プラテンリブ31aの直上まで搬送されると、図5(a)に示すように、スイッチSW1のみが「オン」とされ、吸収体33aがアース電位とされる。次いで、タイミングt2において記録用紙Pの先端Pfが上記プラテンリブ31bの直上まで搬送されると、図5(a)及び(b)に示すように、スイッチSW1が「オフ」とされるとともにスイッチSW2が「オン」とされる。これにより、吸収体33aが電気的に浮遊状態になるとともに、吸収体33bのみがアース電位とされる。そして、タイミングt3において記録用紙Pの先端Pfが上記プラテンリブ31cの直上を通過することにより、スイッチSW1及びSW2が共に「オフ」とされ、吸収体33bも電気的に浮遊状態になる。
以上説明したように、本実施形態の液体噴射装置によれば以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態によれば、吸収体33a及び33bがアースに接続されることにより、プラテンリブ31を基点とする電界が分散される。このため、記録用紙Pの先端Pfである裁断面がプラテンリブ31と衝突したことによって紙粉Pdが飛散したとしても、負に帯電した紙粉Pdnが吸収体33a及び33bに支配的に誘導される分、ノズルプレート22に紙粉Pdnが集中して吸着することを抑制できるようになる。ひいては、ノズル詰まり等に起因するインクの噴射不良が抑制されるようになる。
(2)上記各プラテンリブ31a〜31cの上面と最寄りの吸収体33a及び33bの上面との距離を、各プラテンリブ31a〜31cの上面とノズルプレート22の下面との距離よりも短くすることとした。このため、ノズルプレート22の電位と吸収体33a及び33bの電位とが同レベルであったとしても、プラテンリブ31と吸収体33a及び33bとの間で発生する電界E1及びE3の強度がプラテンリブ31とノズルプレート22との間で発生する電界E2及びE4の強度よりも強くなる(E1>E2、E3>E4)。これにより、吸収体33a及び33bに誘導される紙粉Pdの量が相対的に増大するようになる。ひいては、記録ヘッド21に対する紙粉Pdの付着量をより低減することができるようになる。
(3)吸収体33aの上方を記録用紙Pの先端Pfが通過した直後に、吸収体33aを電気的に浮遊状態にするとともに、吸収体33bの上方を記録用紙Pが通過した直後に、吸収体33bを電気的に浮遊状態にすることとした。このため、プラテンリブ31との衝突によって発生した紙粉Pdが正極性であれ、負極性であれ、吸収体33a及び33bへの吸着を誘導することができるようになる。
(4)記録用紙Pが各プラテンリブ31a〜31cのいずれの直上にも位置していない期間、上記吸収体33a及び33bのアースへの接続を継続的に解除することとした。このため、記録用紙Pが記録領域Rで搬送されていない期間も、吸収体33a及び33bと反極性の紙粉Pdに対する吸着力を高めることができる。
(5)また、このように吸収体33a及び33bのアース接続を通じてプラテンリブ31を基点とする電界を分散することとすれば、記録用紙Pに付着されなかったインクの回収と電界の分散とを吸収体33a及び33bによって行うことができるようになる。これにより、ノズルプレート22への紙粉Pdの付着を抑制する上で、プリンターとしての簡略化が図られるようになる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、多孔質部材に導電性の液体が含浸された吸収体33a及び33bを用いることとした。これに限らず、ポリエチレンやポリウレタン等の多孔質部材にカーボン等の導電性材料が混入された吸収体を用いるようにしてもよい。要は、液体噴射ヘッドから噴射されたインクを吸収するとともに、導電性を有した材料、あるいは吸収したインクによって導電性を発現するような材料から構成される吸収体であればよい。
・上記実施形態では、吸収体33a,33bの電位をアース電位と浮遊電位との間で切替える構成とした。これに限らず、吸収体33a,33bの電位をアース電位と負の電位との間で切替える構成としてもよく、この構成であれば、吸収体33a,33bの直上から記録用紙Pが離脱した後に、正に帯電した紙粉Pdpをより効果的に吸収体33a,33bに吸着させることが可能にもなる。
反対に、吸収体33a,33bの電位をアース電位と正の電位との間で切替える構成としてもよく、この構成であれば、吸収体33a,33bの直上から記録用紙Pが離脱した後に、負に帯電した紙粉Pdpが吸収体33a,33bに吸着されやすくなるとともに、正に帯電した紙粉Pdnがプラテン30の表面に吸着されやすくなる。そのため、記録領域Rに浮遊する紙粉の全体がノズルプレート22に吸着され難くなる。そのうえ、液体噴射ヘッド21から記録媒体Pの外側に噴射されたミスト状の液体が帯電していたような場合であれ、この液体を吸収体33a,33bに引き寄せることが可能にもなる。
・上記実施形態では、記録用紙Pの搬送方向後方の吸収体33aを、同吸収体33aと
プラテンリブ31aとの距離がノズルプレート22とプラテンリブ31aとの距離よりも短くなる態様で設けることとした。また、上記方向前方の吸収体33bを、同吸収体33bとプラテンリブ31bあるいは31cとの距離がノズルプレート22とプラテンリブ31bあるいは31cとの距離よりも短くなる態様で設けることとした。これに限らず、各プラテンリブ31a〜31cと吸収体33a及び33bとの距離は、各プラテンリブ31a〜31cとノズルプレート22との距離と同じ距離、あるいは各プラテンリブ31a〜31cとノズルプレート22との距離よりも長いものであってもよい。要は、吸収体33a及び33bをアースに接続することによって、各プラテンリブ31a〜31cから発生する電界を分散可能な構成であればよい。
・吸収体33aをアースに接続するタイミングは、記録用紙Pの先端Pfが記録領域Rに進入するタイミングに限られず、記録用紙Pの先端Pfがプラテンリブ31a上に位置するときであってもよい。要は、吸収体33aの直上に記録用紙Pが到達する前に、吸収体33aがアースに接続されるという構成であればよい。同様に、吸収体33bをアースに接続するタイミングも、吸収体33bの直上に記録用紙Pが到達する前に、吸収体33bがアースに接続されるというタイミングであればよい。
・また、アースに接続された吸収体33aを電気的に浮遊状態にするタイミングは、記録用紙Pの先端がプラテンリブ31bに衝突するタイミングに限られず、プラテン30上の記録用紙Pが吸収体33aの直上から離脱するタイミングであれば、上記(3)と同様な効果を得ることが可能である。同様に、アースに接続された吸収体33bを電気的に浮遊状態にするタイミングも、プラテン30上の記録用紙Pが吸収体33bの直上から離脱するタイミングであれば、上記(3)と同様な効果を得ることが可能である。
・上記実施形態では、記録用紙Pの先端Pfが吸収体33aの直上に位置しているときに吸収体33aのみをアースに接続するとともに、記録用紙Pの先端Pfが吸収体33bの直上に位置しているときに吸収体33bのみをアースに接続することとした。これに限らず、記録用紙Pの先端Pfが各プラテンリブ31a〜31cのいずれかの直上に位置しているときに吸収体33a及び33bを共にアースに接続するようにしてもよい。
・プラテン30が有する吸収体の数量は、1つあるいは3つ以上であってもよい。また、アースに接続される吸収体の数量も、1つあるいは3つ以上であってもよく、少なくとも1つの吸収体がアースに接続される構成であればよい。例えば、凹部32a及び凹部32bが搬送方向で連結された1つの凹部として構成されるとともに、吸収体33a及び吸収体33bが搬送方向で連結された1つの吸収体として構成されて、1つのスイッチを介して1つの吸収体がアースに接続される構成としてもよい。この構成によれば、上記(1)〜(5)に準じた効果が得られるとともに、ノズルプレート22への紙粉Pdの付着を抑制する上で、プリンターとしての構成をさらに簡略化することも可能である。
・上記実施形態では、記録用紙Pとプラテン30との摩擦によってプラテン30の表面が負に帯電する構成を例示したが、記録用紙Pとプラテン30との摩擦によってプラテン30の表面が正に帯電する構成であっても、上記(1)〜(5)に準じた効果を得ることが可能である。
・上記実施形態では、ノズルプレート22をアースに接続する構成を例示したが、ノズルプレートが電気的に浮遊状態であれ、あるいはアース電位とは異なる電位であれ、プラテンリブから吸収体に向かう電界が形成される以上、上記(1)に準じた効果を得ることが可能である。
10…給紙ローラ、11…リタードローラ、12…紙送りローラ、12a…搬送駆動ローラ、12b…搬送従動ローラ、13…排紙ローラ、13a…排紙駆動ローラ、13b…排紙従動ローラ、14…紙検出センサ、20…キャリッジ、21…記録ヘッド、22…ノズルプレート、30…プラテン、31、31a〜31c…プラテンリブ、32a、32b…凹部、33a、33b…吸収体、40…制御部、P…記録用紙、M1…給紙モータ、M2…紙送りモータ、M3…キャリッジモータ、SW1、SW2…スイッチ。

Claims (8)

  1. 紙製の印刷媒体との摩擦によって負に帯電するプラテン上に前記印刷媒体を搬送する搬送部と、
    アースに接続され、かつ前記プラテンに対向するように配置されて、前記プラテンに支持されている前記印刷媒体の表面に対して液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
    を備える液体噴射装置であって、
    前記プラテンにおける前記液体噴射ヘッド側に形成された凹部に配置されて、前記液体噴射ヘッドから噴射された液体のうち、前記印刷媒体外に噴射された液体を吸収する導電性の吸収体と、
    前記吸収体の電位をアース電位と該アース電位とは異なる他の電位とに切り替える切替部と、
    前記印刷媒体が前記プラテン上に到達する所定のタイミングで前記切替部の制御を通じて前記吸収体の電位を前記他の電位から前記アース電位に切り替える切替制御部と、
    を有することを特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記切替制御部は、前記吸収体に対する前記液体噴射ヘッド側に前記印刷媒体が到達する前に、前記吸収体の電位を前記アース電位とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 前記切替制御部が、
    前記プラテンに対する前記液体噴射ヘッド側に前記印刷媒体が到達した後に、前記切替部の制御を通じて前記吸収体の電位をアース電位とする請求項に記載の液体噴射装置。
  4. 前記プラテンにおいて前記印刷媒体を支持する面と前記吸収体における前記液体噴射ヘッド側の面との距離が、前記プラテンにおいて前記印刷媒体を支持する面と前記液体噴射ヘッドにおける前記プラテン側の面との距離よりも短い請求項2又は3に記載の液体噴射装置。
  5. 前記切替部が、
    前記吸収体の電位をアース電位と浮遊電位とに切り替える請求項1〜のいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  6. 前記切替制御部が、
    前記印刷媒体における搬送方向の先端が前記吸収体に対する前記液体噴射ヘッド側から離脱するときに、前記吸収体の電位を浮遊電位とする請求項に記載の液体噴射装置。
  7. 前記吸収体は、多孔質部材に導電性の液体が含浸されてなる請求項1〜のいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  8. 前記吸収体は、多孔質部材に導電性材料が混入されて形成されたものである請求項1〜のいずれか一項に記載の液体噴射装置。
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