JP5499788B2 - 楽器発音システム - Google Patents
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Description
そこで、設備投資を抑えてできるだけ手軽にドラム等各種楽器の打ち込みを行うために、電子鍵盤楽器を用いてドラム等各種楽器の打ち込みを行うことができれば便宜である。
例えば実物のドラムでは、その叩く場所によって、クラッシュ音、ライド音、ミュート等、音色等が異なるが、各音色を割り当てられた鍵を叩くことによってはドラムの本来の表現ができず、打楽器等の鍵盤以外の楽器を実際に演奏している雰囲気を体験することは困難である。
複数の鍵を備える鍵盤装置と、
この鍵盤装置の前記鍵の上に着脱可能に構成され、前記鍵を押下する突起部が前記鍵に対応して配置されているパッドと、を備え、
前記鍵盤装置は、
演奏モードを、鍵盤楽器としての演奏を行うノーマルモードと前記パッドを用いた演奏を行うパッドモードとで切り替え可能となっており、
前記複数の鍵にそれぞれ対応して設けられ前記鍵が押下されたときにONとなる押鍵スイッチと、鍵盤楽器演奏用のノーマルモード用音源データと鍵盤楽器以外の1又は複数の楽器演奏用のパッドモード用音源データとが前記各鍵に対応して格納された記憶部と、前記音源データに基づいて楽音信号を出力する音源部と、いずれかの鍵に対応する前記押鍵スイッチがONとなったときに当該鍵に応じた楽音信号を出力するように前記音源部からの信号出力を制御する発音制御部と、を有し、
前記発音制御部は、前記演奏モードが前記パッドモードに切り替えられた状態で前記各鍵のうちいずれかの鍵の前記押鍵スイッチがONとなったときは、前記パッドモード用音源データの中から当該鍵に対応したデータを抽出してこのデータに基づく楽音信号を出力させるように前記音源部を制御することを特徴としている。
前記鍵盤装置は、1つの音に前記複数の鍵が対応しており、
前記パッドは、1つの音に対応する前記複数の鍵を押圧する前記突起部を連結するリブを備えていることを特徴としている。
前記鍵盤装置は、前記パッドが、前記鍵の上に装着されたことを検知する検知手段を備え、
前記検知手段により前記パッドが前記鍵の上に装着されたと検知されると、前記演奏モードが前記パッドモードに切り替えられるように構成されていることを特徴としている。
前記鍵が押下されると発光する発光部が前記各鍵に対応してそれぞれ設けられ、
前記パッドは、前記発光部の光を透過可能な透明又は半透明の材料で形成されていることを特徴としている。
前記各突起部の外周面に、マスク加工が施されていることを特徴としている。
まず、図1から図11を参照しつつ、本発明に係る楽器発音システムの第1の実施形態を説明する。なお、本発明の範囲は図示例に限定されない。
図1に示すように、本実施形態において楽器発音システム100は、鍵盤装置としての電子鍵盤楽器1と、これに装着される着脱可能なパッド3とを備えて構成されている。なお、図1では、パッド3によって覆われている鍵11及び後述するパッド3の突起部43についても説明の便宜上破線で示している。
なお、本実施形態においては、図1に示すように、鍵盤10に設けられた鍵11のうち、鍵番号N9から鍵番号N23までの鍵11をパッドモードにおいて使用する場合を例として説明する。
すなわち、ハイハットシンバルの周縁部に当たる領域内に設けられた押鍵用の突起部43aがリブ42aによって接続され、中間部に当たる領域内に設けられた押鍵用の突起部43bがリブ42bによって接続されている。これにより、ユーザ(演奏者)が正確に突起部43a,43b,43cの上を叩かなくてもその近傍を叩けば、リブ42a,42b,42cによって叩いた衝撃が同じリブ42a,42b,42cに設けられている突起部43a,43b,43cに伝えられ、対応する鍵11が押下されて所望の音を発音させることができるようになっている。
なお、各押鍵用の突起部43a,43b,43cは、スティック5等で叩いた際に後述する押鍵スイッチ162(図5参照)が押される位置まで鍵11を押し下げるようになっていてもよいし、スティック等で叩いた際に突起部43a,43b,43cが鍵11の表面を叩いて、その勢いにより鍵11が押鍵スイッチ162を押下する位置まで下がるようになっていてもよい。
本実施形態では、後述するように押鍵スイッチ162が押されると当該鍵11が発光するように構成されており、突起部43a,43b,43cは透明又は半透明の材料で形成されているため、鍵11の発光を伝える導光機能を有している。この場合、突起部43a,43b,43cの外周面にマスク加工を施すことにより、鍵11の発光が当該鍵11を押鍵した突起部43a,43b,43cのみに導光され、周囲に位置する他の突起部43a,43b,43cに伝えられないようにして、押鍵された鍵11に対応する部分のみが発光するようにすることができる。
なお、マスク加工は、マスキング塗装に限定されず、例えば筒状の部材で突起部43a,43b,43cの外周面を覆う等の手法によってもよい。また、パッド本体部41に設けられた孔部32a,32b,32c(後述)の内周面にマスキング加工を施す等の手法を用いてもよい。
パッド本体部41は、立上り部45が凹部34に嵌るように配置されるようになっており、各孔部32a,32b,32cに突起部43a,43b,43cを挿通し、さらに抜け止め用の突起部44を孔部33に嵌め込むことによりパッド基板31上の所定位置に位置決め固定される。
本実施形態において、電子鍵盤楽器1は、図1に示すように、鍵盤シャーシ15と、この鍵盤シャーシ15上に上下方向(図5において上下方向)に回動可能に配置された複数の鍵11と、鍵盤シャーシ15の後側上部に設けられて複数の鍵11の各後端部側を覆う上部ケース17とを備えている。
この白鍵逃げ部152の後部側(図5では右側)には、第1立上り部153が形成されている。
この第1の平坦部154の上には基板155が配置されており、この基板155上には、鍵11が押下されると発光する発光部としてのLED156が、各鍵11に対応してそれぞれ設けられている。なお、発光部はLEDに限定されず、他の発光手段で構成されていてもよい。
また、第1の平坦部154の後部(図5では右側)には、立下り部157が設けられている。
また、この第2立上り部160の後部側(図5では右側)には、中間脚部161が設けられており、この中間脚部161の上には、押鍵スイッチ162を搭載するスイッチ基板163が取り付けられている。なお、図5においては、押鍵スイッチ162を1つしか図示していないが、スイッチ基板163上には、各鍵11に対応して複数の押鍵スイッチ162が設けられている。
押鍵スイッチ162及びこれを押圧する機構は特に限定されないが、例えば、図6に示すように、鍵11が押下されたときに、鍵11に設けられているスイッチ押圧部116が押鍵スイッチ162の膨出部を押圧する。これにより膨出部が弾性変形して、その内部に設けられている可動接点がスイッチ基板163上の固定接点と接触するようになっている。
鍵11は、一端側がユーザ(演奏者)により押下される部分である押下部114となっており、他端側が鍵盤シャーシ15の鍵取付部165に固定される固定部115となっている。また、押下部114と固定部115との間であって鍵11の根元部分近傍(すなわち、固定部115に近い部分)は、弾性を有し押下部114と固定部115とを接続するヒンジ部となっている。
各鍵11は、固定部115が鍵取付部165にねじ止め固定されることにより、鍵盤シャーシ15上に上下方向(図5において上方向)にヒンジ部が撓むことによって回動可能に配置されている。
図7に示すように、電子鍵盤楽器1は、CPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、音源部24を備えており、これらはバス25により接続されている。また、CPU21には、前述の電源スイッチ12、パッドモードスイッチ13、ノーマルモードスイッチ14、押鍵スイッチ162、LED156が接続されている。
また、ROM22は、このCPU21の処理を制御するためのプログラムや各種データ等を記憶するものである。またRAM23は、CPU21の処理時にデータを一時的に記憶するためのものである。
CPU21は、この対応付けテーブルを適宜参照して音源部24に対して出力する指示内容を判断する。
また、例えば、鍵番号N10の鍵11が押鍵されてこれに対応する押鍵スイッチ162がONとなったときは、CPU21は、パッドモード用音源データの中から当該鍵11に対応したデータ(すなわち、ライド音の波形データ。図8参照)を抽出して、このデータに基づく楽音信号をスピーカから出力させるように(すなわち、ライド音を発音させるように)音源部24を制御するようになっている。
また、鍵番号N14の鍵11が押鍵されてこれに対応する押鍵スイッチ162がONとなったときは、CPU21は、パッドモード用音源データの中から当該鍵11に対応したデータであるノートオフコマンドを音源部24に出力してスピーカから音を発生させないように(発音を止めるように)音源部24を制御するようになっている。
他方、ノーマルモードの際に鍵11が押鍵されてこれに対応する押鍵スイッチ162がONとなったときは、CPU21は、鍵盤楽器演奏用のノーマルモード用音源データの中から、押鍵された鍵11の鍵番号に対応する音高(周波数)の波形データを抽出して、このデータに基づく楽音信号をスピーカから出力させるように音源部24を制御するようになっている。
次に、ユーザ(演奏者)による各種のスイッチ(パッドモードスイッチ13、ノーマルモードスイッチ14等)の操作に対応するスイッチ処理(ステップS2)、各鍵11の押鍵・離鍵に対応する鍵盤処理(ステップS3)、さらに、その他の処理(ステップS4)が順に実行される。このうち、ステップS2〜S4は、電源スイッチ12がOFFされるまで繰り返し実行される。
CPU21は、まず、パッドモードスイッチ13がユーザ(演奏者)等の操作によりOFFからONとなったか否かを判断する(ステップS11)。そしてパッドモードスイッチ13がONとなったと判断すると(ステップS11;YES)、パッドモードか否かを判別するパッドフラグPF(以下、図10等において単にPFという。)を反転(すなわち、PF「0」をPF「1」)させる(ステップS12)。そして、その他、図示しないボリュームスイッチや音色変換スイッチ等が操作された場合には、これらのスイッチ操作に従った処理を行う(ステップS13)。
他方、パッドモードスイッチ13がONとなっていないと判断すると(ステップS11;NO)、図9におけるステップS2に戻り、パッドモードスイッチ13がONとなるまで、判断を繰り返す。
鍵盤処理においてCPU21は、まず、いずれかの鍵11が押鍵されているか否かをスキャニングする鍵走査を行う(ステップS21)。CPU21は、いずれかの鍵11に変化があったかを判断し(ステップS22)、いずれの鍵11にも変化がない場合(ステップS22;NO)には、図9のステップS2に戻って処理を繰り返す。また、鍵11に変化があった場合(ステップS22;YES)には、さらに押鍵スイッチ162がOFFからONに変化したのか否かを判断する(ステップS23)。
一方、押鍵スイッチ162がOFFからONに変化した場合(ステップS23;YES)には、当該鍵11の鍵番号nをCPU21のレジスタに入れる(ステップS25)。そして、パッドフラグPFが「1」であるか否かを判断し(ステップS26)、パッドフラグPFが「1」でない場合(ステップS26;NO)には、CPU21は、鍵盤楽器演奏用のノーマルモード用音源データの中から当該鍵番号に対応する音高(周波数)の波形データを抽出して音源部24に出力し、当該鍵番号nに対応する音高の音をスピーカから発音させる(ステップS27)。
そして、本実施形態では、パッドモードにおいて使用される鍵11として音色等が割り当てられている鍵番号N9〜N23の鍵11以外は演奏に使用されないものとして何ら発音させないように構成されているため、レジスタに入れた鍵番号nの値がN9≦n≦N23でない場合(ステップS28;NO)には、図9のステップS2に戻って処理を繰り返す。
他方、N9≦n≦N23である場合(ステップS28;YES)には、さらに、CPU21は、ROM22の対応付けテーブルを参照し、鍵番号nがクラッシュ音に対応する鍵番号か否かを判断する(ステップS29)。
鍵番号nがクラッシュ音に対応する鍵番号でない場合(ステップS29;NO)には、CPU21は、さらに、鍵番号nがライド音に対応する鍵番号か否かを判断する(ステップS31)。
他方、鍵番号nがライド音に対応する鍵番号でない場合(ステップS31;NO)には、CPU21は、ミュート指示に対応する鍵11が押鍵されたと判断して、音源部24にノートオフコマンドを出力し、スピーカから音を発生させないように消音させる(ステップS33)。
このため、本実施形態ではパッド3をスティック5で叩くという、あたかも実物のハイハットシンバルを演奏しているかのような動作によりハイハットシンバルの音を発生させることができる。
これにより、電子鍵盤楽器1を利用して、よりリアルにハイハットシンバルを演奏している雰囲気を体験することができる。また、電子鍵盤楽器1のほかにハイハットシンバルを備えるドラムセットを購入する必要がなく、気軽にドラム演奏を楽しむことができる。
このため、ユーザ(演奏者)が、発音させたい音に対応した鍵11を押す突起部43a,43b,43cの上を正確に叩かなくても、その近傍を叩けば、リブ42a,42b,42cによって叩いた衝撃が同じリブ42a,42b,42c上の突起部43a,43b,43cに伝えられ、対応する鍵11が押下されて所望の音を発音させることができる。
これにより、単に鍵11を押すことによって打楽器等の音を発音させる場合と異なり、実際の打楽器を演奏するのに近い動作で演奏することができる。
また、パッド3は電子鍵盤楽器1に対して着脱可能に設けられているため、パッド3のみを取り替える等も簡易に行うことができる。
また、図12の中央部に示すように、スネアドラムの全体図を表したパッド3bを用いてもよい。この場合、破線で示した突起部52が設けられている部分、又はその近傍を叩くとスネアドラムの音を発音させるように対応する鍵11に音色を割り当てておく。
また、図12の右側に示すように、カウベルの全体図を表したパッド3cを用いてもよい。この場合、破線で示した突起部53が設けられている部分、又はその近傍を叩くとカウベルの音を発音させるように対応する鍵11に音色を割り当てておく。
次に、図13から図16を参照しつつ、本発明に係る楽器発音システムの第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態は、パッドモードにおいて適用されるデータテーブルの構成が第1の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態と異なる点について説明する。
図13に示すように、本実施形態において楽器発音システムは、第1の実施形態と同様、鍵盤装置としての電子鍵盤楽器1と、これに装着される着脱可能なパッド3d,3e,3fとを備えて構成されている。
図14に示すように、パッド3dは、管楽器の外観が描かれたパッド基板50と、その操作ボタン部分に設けられる操作部54とを備えている。
鍵11を押す突起部54bを有するパッド基板50には鍵11に対応する位置に孔部50aが設けられており、操作部54は、この孔部50aに挿通される突起部54b及び孔部50aの径よりも大きな径を有し操作部54が抜けるのを防止するフランジ部54aを備えている。突起部54bの先端部は鍵11の表面に接しており、演奏者が操作部54を指等で押し込むことにより鍵11が押下されて図示しない押鍵スイッチがONとなるようになっている。
なお、管楽器演奏用のパッド3dの他、ハープ演奏用のパッド3e、ガラスビン、ウインドチャイム演奏用のパッド3f等を同時に用いて演奏する場合には、各パッド3d,3e,3fの操作部54〜57に対応する鍵11に、それぞれの楽器の音色の各音高を割り当てて、それぞれ対応付けテーブルを用意しておく。
なお、図13では、図示の便宜上、図15の各鍵番号の鍵11に対応する数の操作部54を図示していない。
そして、本実施形態では、パッドモードにおいて使用される鍵11として音色等が割り当てられている鍵番号N9〜N23の鍵11以外は演奏に使用されないものとして何ら発音させないように構成されているため、レジスタに入れた鍵番号nの値がN9≦n≦N23でない場合(ステップS48;NO)には、図9のステップS2に戻って処理を繰り返す。
他方、N9≦n≦N23である場合(ステップS48;YES)には、さらに、CPUは、ROMの対応付けテーブルを参照し、鍵番号nに対応する周波数fを抽出し、これを音源部に出力して、当該周波数fの音高で管楽器の音色の音をスピーカから発音させるように音源部を制御する(ステップS49)。
これにより、電子鍵盤楽器1を利用して、よりリアルに各種の楽器を演奏している雰囲気を体験することができる。また、パッド3d,3e,3fを選び、取り替えるだけで、電子鍵盤楽器1を様々な楽器として演奏することができるため、電子鍵盤楽器1のほかに様々な楽器を購入する必要がなく、気軽に各種の演奏を楽しむことができる。
また、パッド3は電子鍵盤楽器1に対して着脱可能に設けられているため、パッド3のみを取り替える等も簡易に行うことができ、各種楽器を体験してみたいユーザのニーズに応えることができる。
また、ここでは、楽器ごとに音色が異なり、また、同じ楽器においても操作される操作部54〜57の位置に応じて音高(周波数)が異なる楽器を例としてあげているが、第1の実施形態で示したような、音色のみが変化し音高の異ならない単音楽器演奏用のパッドと、本実施例で例示したような音高も変化する楽器演奏用のパッドとを電子鍵盤楽器1の鍵盤10の上に並べて、両者を同時に演奏できるようにしてもよい。
例えば、図17及び図18に示すように、パッド3が電子鍵盤楽器1に装着されたことを検知する検知手段としてパッドモードセンサ71を設け、パッドモードセンサ71によりパッドが装着された旨が検知されると、演奏モードが自動的にパッドモードに切り替わるように構成してもよい。
例えばパッドモードスイッチ13のみを有し、このパッドモードスイッチ13が1回押下されるとノーマルモードからパッドモードに切り替わり、パッドモードスイッチ13がさらに1回押下されるとパッドモードからノーマルモードに切り替わる構成としてもよい。
例えば、パッドモードとなっているときも、パッドモードにおいて使用する鍵11として指定されている鍵11(例えば、上記各実施形態では鍵番号N9から鍵番号N23までの鍵11)以外の鍵11は、本来の鍵盤楽器としての演奏を行うことができるように構成し、パッド3の部分を叩くとハイハットシンバル等の各種楽器の音色の音が発音され、それ以外の鍵11を叩くと、当該鍵11に対応した音高の鍵盤楽器の音が発音されるようにしてもよい。
このように構成した場合には、鍵盤を弾きながら、打楽器等の演奏も同時並行的に行うことができ、多様な演奏ニーズに応えることができる。
3 パッド
5 スティック
10 鍵盤
11 鍵
31 パッド基板
41 パッド本体部
42 リブ
43 突起部
100 楽器発音システム
Claims (5)
- 複数の鍵を備える鍵盤装置と、
この鍵盤装置の前記鍵の上に着脱可能に構成され、前記鍵を押下する突起部が前記鍵に対応して配置されているパッドと、を備え、
前記鍵盤装置は、
演奏モードを、鍵盤楽器としての演奏を行うノーマルモードと前記パッドを用いた演奏を行うパッドモードとで切り替え可能となっており、
前記複数の鍵にそれぞれ対応して設けられ前記鍵が押下されたときにONとなる押鍵スイッチと、鍵盤楽器演奏用のノーマルモード用音源データと鍵盤楽器以外の1又は複数の楽器演奏用のパッドモード用音源データとが前記各鍵に対応して格納された記憶部と、前記音源データに基づいて楽音信号を出力する音源部と、いずれかの鍵に対応する前記押鍵スイッチがONとなったときに当該鍵に応じた楽音信号を出力するように前記音源部からの信号出力を制御する発音制御部と、を有し、
前記発音制御部は、前記演奏モードが前記パッドモードに切り替えられた状態で前記各鍵のうちいずれかの鍵の前記押鍵スイッチがONとなったときは、前記パッドモード用音源データの中から当該鍵に対応したデータを抽出してこのデータに基づく楽音信号を出力させるように前記音源部を制御することを特徴とする楽器発音システム。 - 前記鍵盤装置は、1つの音に前記複数の鍵が対応しており、
前記パッドは、1つの音に対応する前記複数の鍵を押圧する前記突起部を連結するリブを備えていることを特徴とする請求項1に記載の楽器発音システム。 - 前記鍵盤装置は、前記パッドが、前記鍵の上に装着されたことを検知する検知手段を備え、
前記検知手段により前記パッドが前記鍵の上に装着されたと検知されると、前記演奏モードが前記パッドモードに切り替えられるように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の楽器発音システム。 - 前記鍵が押下されると発光する発光部が前記各鍵に対応してそれぞれ設けられ、
前記パッドは、前記発光部の光を透過可能な透明又は半透明の材料で形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の楽器発音システム。 - 前記各突起部の外周面に、マスク加工が施されていることを特徴とする請求項4に記載の楽器発音システム。
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