JP5497562B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、着用者の肌面側に向けて立ち上がる左右のひだ部を備えた吸収性物品に関する。
従来より、図9に示すように、着用者の肌面側に向けて立ち上がる左右のひだ部1を備えた吸収性物品が用いられている。ひだ部1は、その先端部に伸張された状態で接着された弾性部材2の収縮力により立ち上がるようになっている。ひだ部1の先端部では、ひだ部1を構成する不織布が折り返され、その折り返された不織布の内側に弾性部材2が接着剤で固定されている。
この種の吸収性物品は、図9の仮想線で示すように、ひだ部1が横方向Xの内方側又は外方側(図9の例では内方側)に伏せられた状態で吸収性物品の製造が行われた後、折り畳まれた状態で圧縮されて包装される場合が多い。また、弾性部材2の固定に用いられる接着剤が固化する前にひだ部1を構成する不織布を透過して折り返されたひだ部1の先端部の外側に染み出すことがある。このため、ひだ部1の先端部の外部に染み出した接着剤により、ひだ部1の先端部が吸収性物品本体3の肌面側表面に貼り付いてしまい、吸収性物品を包装材から取り出して展開したときに、ひだ部1が立ち上がらずに図9の仮想線で示すように伏せられた状態のままになってしまう場合がある。このような場合、装着前に貼り付いたひだ部1の先端部を吸収性物品本体から引き剥がしてひだ部1を立たせる必要があり、装着時の手間が増えるという問題がある。
また、ひだ部1を引き剥がして立たせる作業が行われずに装着された場合には、ひだ部1が伏せられたまま吸収性物品が装着されることとなる。この場合、ひだ部1が機能しないため、尿等の排泄物が吸収性物品の股部の両側から漏れるおそれがある。このため、吸収性物品の包装材には、「装着の前に立体ギャザーを立たせてください」等の注意書きが付されている場合もある。
伏せられた状態にあるひだ部1の外面側を吸収性物品本体の肌面側表面に剥離可能に仮接合する構成としては、特許文献1、2等に記載のもの挙げられるが、これらの構成は本願発明に係る構成とまったく異なるものである。
特開2008−29760号公報 特開2009−207660号公報
そこで、本発明の解決すべき課題は、ひだ部を立たせるための特別な作業を必要とすることなく、吸収性物品を折り畳まれた状態から展開する作業に伴ってひだ部を確実に立たせることができ、ひだ部が伏せられたまま吸収性物品が装着されるのを確実に防止できる吸収性物品を提供することである。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明では、横方向の両側の左右の折り畳み部が前記横方向の中間部の肌面側に重ね合わされるように畳まれて出荷され、使用時に前記折り畳み部が展開され、肌面側に着用者の股部を含む領域に装着される吸収性物品であって、水分を吸収する吸収コアを有し、前記横方向の中央部が前記中間部となり、前記横方向の両側の部分がそれぞれ前記左右の折り畳み部となっている吸収性物品本体と、前記吸収性物品本体の肌面側において、前記横方向に間隔をあけて前記縦方向に沿って設けられ、前記吸収性物品本体の肌面側表面から離反するように起立可能な左右のひだ部と、前記左右のひだ部の先端部に前記縦方向に沿って伸張された状態で接着剤により接合され、その収縮力により前記左右のひだ部を起立させる左右の弾性部材と、前記左右のひだ部が前記吸収性物品本体の前記中間部の前記肌面側表面に近接する内向きに伏せられた状態で、前記左右のひだ部の前記縦方向の両側の端部を前記吸収性物品本体の前記中間部の前記肌面側表面にそれぞれ接合する前後のひだ端接合部と、前記吸収性物品本体の前記左右の折り畳み部が折り畳まれている状態において、前記内向きに伏せられた前記左右のひだ部の前記前後のひだ端接合部の間に位置する起立部の肌面側表面と、前記吸収性物品本体の前記左右の折り畳み部の前記肌面側表面とを接合解除可能にそれぞれ仮接合する左右の仮接合部とを備える。
また、請求項2の発明では、請求項1の発明に係る吸収性物品において、前記吸収性物品本体の前記左右の折り畳み部が折り畳まれた状態から前記横方向の外方側に展開されるのに伴って、前記左右のひだ部の前記起立部が前記内向きに伏せた状態から前記折り畳み部と一緒に前記吸収性物品本体の前記中間部の前記肌面側表面から離反する方向に展開され、前記左右の折り畳み部が前記横方向の外方側にさらに展開されるのに伴って、前記弾性部材の収縮力により前記ひだ部の前記起立部が前記横方向の内方側に復帰しようとする復元力により前記左右の仮接合部が接合解除され、前記左右のひだ部の前記起立部が前記弾性部材の収縮力により起立する。
また、請求項3の発明では、横方向の両側の左右の折り畳み部が前記横方向の中間部の肌面側に重ね合わされるように畳まれて出荷され、使用時に前記折り畳み部が展開され、肌面側に着用者の股部を含む領域に装着される吸収性物品であって、水分を吸収する吸収コアを有し、前記横方向の中央部が前記中間部となり、前記横方向の両側の部分がそれぞれ前記左右の折り畳み部となっている吸収性物品本体と、前記吸収性物品本体の肌面側において、前記横方向に間隔をあけて前記縦方向に沿って設けられ、前記吸収性物品本体の肌面側表面から離反するように起立可能な左右のひだ部と、前記左右のひだ部の先端部に前記縦方向に沿って伸張された状態で接着剤により接合され、その収縮力により前記左右のひだ部を起立させる左右の弾性部材と、前記左右のひだ部が前記吸収性物品本体の前記左右の折り畳み部の前記肌面側表面に近接する外向きに伏せられた状態で、前記左右のひだ部の前記縦方向の両側の端部を前記吸収性物品本体の前記左右の折り畳み部の前記肌面側表面にそれぞれ接合する前後のひだ端接合部と、前記吸収性物品本体の前記左右の折り畳み部が折り畳まれている状態において、前記外向きに伏せられた前記左右のひだ部の前記前後のひだ端接合部の間に位置する起立部の肌面側表面と、前記吸収性物品本体の前記中間部の前記肌面側表面とを接合解除可能にそれぞれ仮接合する左右の仮接合部とを備える。
また、請求項4の発明では、請求項3の発明に係る吸収性物品において、前記吸収性物品本体の前記左右の折り畳み部が折り畳まれた状態から前記横方向の外方側に展開されるのに伴って、前記左右のひだ部の前記起立部が前記吸収性物品の前記中間部に引っ張られて前記左右の折り畳み部の前記肌面側表面から離反する方向に展開され、前記左右の折り畳み部が前記横方向の外方側にさらに展開されるのに伴って、前記弾性部材の収縮力により前記ひだ部の前記起立部が前記折り畳み部側に復帰しようとする復元力により前記左右の仮接合部が接合解除され、前記左右のひだ部の前記起立部が前記弾性部材の収縮力により起立する。
請求項1に記載の発明に係る吸収性物品によれば、吸収性物品本体の左右の折り畳み部が折り畳まれている状態において、内向きに伏せられた左右のひだ部の前後のひだ端接合部の間に位置する起立部の肌面側表面と、吸収性物品本体の左右の折り畳み部の肌面側表面とが、左右の仮接合部によって接合解除可能にそれぞれ仮接合されている。それ故、吸収性物品本体の左右の折り畳み部が折り畳まれた状態から横方向の外方側に展開されるのに伴って、左右のひだ部の起立部が、内向きに伏せた状態から折り畳み部と一緒に吸収性物品本体の中間部の肌面側表面から離反する方向に展開される。
このため、仮に内向きに伏せられた左右のひだ部の先端部が染み出した弾性部材接合用の接着剤によって吸収性物品本体の中間部の肌面側表面に貼り付いていても、左右の折り畳み部の展開作業に伴って、左右のひだ部の起立部の先端部が中間部の肌面側表面から引き剥がされ、左右のひだ部の起立部が起立する。そして、左右の仮接合部が接合解除されることにより、左右のひだ部の起立部が弾性部材の収縮力により着用者の肌面側に向けて起立する。左右の仮接合部の接合解除は、左右の折り畳み部を展開する一連の作業の中で行うことができるため、仮接合部の接合解除のための作業負担は軽微であるとともに、作業者が仮接合部の解除をし忘れる可能性も低い。また、仮接合部の接合強度を調節することにより、左右の折り畳み部の展開作業に伴って仮接合部が自発的に接合解除されるようにすることもできる。
その結果、ひだ部を立たせるための特別な作業を必要とすることなく、吸収性物品を折り畳まれた状態から展開する作業に伴ってひだ部を確実に立たせることができる。また、ひだ部が伏せられたまま吸収性物品が装着されるのを確実に防止できる。
請求項2に記載の発明に係る吸収性物品によれば、左右の折り畳み部の展開作業に伴って、内向きに伏せられた左右のひだ部が吸収性物品本体の中間部の肌面側表面から引き離された後、弾性部材の収縮力により左右のひだ部の起立部が横方向の内方側に復帰しようとする復元力により、左右の仮接合部が自発的に接合解除される。このため、仮接合部の接合解除のための作業が不要になるとともに、作業者が仮接合部の解除をし忘れるのを確実に防止できる。
請求項3に記載の発明に係る吸収性物品によれば、吸収性物品本体の左右の折り畳み部が折り畳まれている状態において、外向きに伏せられた左右のひだ部の前後のひだ端接合部の間に位置する起立部の肌面側表面と、吸収性物品本体の中間部の肌面側表面とが、左右の仮接合部によって接合解除可能にそれぞれ仮接合されている。それ故、吸収性物品本体の左右の折り畳み部が折り畳まれた状態から横方向の外方側に展開されるのに伴って、外向きに伏せられた左右のひだ部の起立部が、吸収性物品本体の中間部に引っ張られて左右の折り畳み部の肌面側表面から離反する方向に展開される。
このため、仮に外向きに伏せられた左右のひだ部の先端部が染み出した弾性部材接合用の接着剤によって吸収性物品本体の左右の折り畳み部の肌面側表面に貼り付いていても、左右の折り畳み部の展開作業に伴って、左右のひだ部の起立部の先端部が左右の折り畳み部の肌面側表面から引き剥がされ、左右のひだ部の起立部が起立する。そして、左右の仮接合部が接合解除されることにより、左右のひだ部の起立部が弾性部材の収縮力により着用者の肌面側に向けて起立する。左右の仮接合部の接合解除は、左右の折り畳み部を展開する一連の作業の中で行うことができるため、仮接合部の接合解除のための作業負担は軽微であるとともに、作業者が仮接合部の解除をし忘れる可能性も低い。また、仮接合部の接合強度を調節することにより、左右の折り畳み部の展開作業に伴って仮接合部が自発的に接合解除されるようにすることもできる。
その結果、ひだ部を立たせるための特別な作業を必要とすることなく、吸収性物品を折り畳まれた状態から展開する作業に伴ってひだ部を確実に立たせることができる。また、ひだ部が伏せられたまま吸収性物品が装着されるのを確実に防止できる。
請求項4に記載の発明に係る吸収性物品によれば、左右の折り畳み部の展開作業に伴って、外向きに伏せられた左右のひだ部が吸収性物品本体の左右の折り畳み部の肌面側表面から引き離された後、弾性部材の収縮力により左右のひだ部の起立部が左右の折り畳み部側に復帰しようとする復元力により左右の仮接合部が自発的に接合解除される。このため、仮接合部の接合解除のための作業が不要になるとともに、作業者が仮接合部の解除をし忘れるのを確実に防止できる。
本発明の第1実施形態に係る吸収性物品の断面の構成を模式的に示す断面図である。 図1の吸収性物品の左右の折り畳み部が折り畳まれる前の状態を示す平面図である。 図2の吸収性物品のA1−A1線に沿った断面の構成を模式的に示す断面図である。 図1の吸収性物品の左右の折り畳み部が折り畳まれた際の断面の構成を模式的に示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る吸収性物品の断面の構成を模式的に示す断面図である。 図5の吸収性物品の左右の折り畳み部が折り畳まれる前の状態を示す平面図である。 図6の吸収性物品のA2−A2線に沿った断面の構成を模式的に示す断面図である。 図5の吸収性物品の左右の折り畳み部が折り畳まれた際の断面の構成を模式的に示す断面図である。 従来の吸収性物品に関する説明図である。
図1ないし図4を参照して、本発明の第1実施形態に係る吸収性物品10について説明する。なお、図1ないし図4及び後述の図面において、横方向Xは着用者の左右方向に対応しており、縦方向Yは着用者の前後又は上下方向に対応している。
本実施形態に係る吸収性物品10は、テープ型又はパンツ型のおむつ等の股部の内側に敷き込まれて用いられるものである(尿パッドと呼ばれる場合がある)。この吸収性物品10をテープ型又はパンツ型のおむつ等の股部に敷き込むことにより、おむつの吸液容量が補強され、多量の尿が排尿された場合又は多量の水分を含んだ軟便が排便された場合に対応できるようになる。なお、本実施形態では本発明を尿パッドに適用した場合について説明したが、本発明をテープ型又はパンツ型のおむつに適用してもよい。なお、テープ型のおむつとは、おむつの後縁部の左右両側等に面ファスナー等の止着部材が設けられたタイプのおむつであり、パンツ型のおむつとは、左右の脚穴と腰穴を有し、左右の脚穴に着用者の脚を通して装着するタイプのおむつである。
この吸収性物品10は、図1ないし図4に示すように、吸収性物品本体11、左右のひだ部12、左右の弾性部材13、前後のひだ端接合部14,15、及び左右の仮接合部16を備えている。
吸収性物品本体11は、内側シート材21、外側シート材22及び吸収コア23を備えている。内側シート材21は、少なくとも一部が透液性を有するシート材である。本実施形態では、内側シート材21が、透液性を有するトップシート211と、不透液性を有し、そのトップシート211の横方向Xの両側に肌面側から重なるように配置される左右のサイドシート212とによって構成されている。トップシート211の横方向Xの両側の縁部とその縁部に対向する左右のサイドシート212の部分とが、接着剤(例えば、ホットメルト接着剤)等により接合されている。本実施形態では、左右のサイドシート212の横方向Xの内方側の部分により、左右のひだ部12が構成されている。トップシート211の材料としては、例えば親水性不織布等が挙げられる。サイドシート212の材料としては、例えば疎水性不織布等が挙げられる。
外側シート材22は、不透液性を有し、内側シート材21の外面側に配置される。具体的には、例えば、通気性と不透液性とを有する多孔質樹脂フィルムの外面側に不織布シートを貼り合わせることにより外側シート材22が構成される。吸収コア23は、水分を吸収する素材(例えば、親水性繊維が集合されてなる繊維集合体等)を有し、内側シート材21と外側シート材22との間に配置される。
このように構成される吸収性物品本体11は、図4に示すように、横方向Xの両側の折り畳み部111が、横方向Xの中央部に位置する中間部112の肌面側に重ね合わされるように折り畳まれた状態で出荷される。左右の折り畳み部111の折り畳み位置は、例えば吸収コア23の横方向Xの両側の縁部に対応する位置、又はその付近に設定される。
左右のひだ部12は、吸収性物品本体11の肌面側において、横方向Xに間隔をあけて縦方向Yに沿って設けられ、吸収性物品本体11の肌面側表面から離反するように起立可能となっている。本実施形態では、左右のひだ部12が、図2の仮想線で示す立ち上がり位置26を基端部(起点)として立ち上がるようになっている。立ち上がり位置26は、例えば吸収コア23の横方向Xの両側の縁部に対応する位置、又はその付近に設定される。
左右の弾性部材13は、左右のひだ部12の先端部に縦方向Yに沿って伸張された状態で接着剤(例えば、ホットメルト接着剤)によりそれぞれ接合され、その収縮力により左右のひだ部12を起立させる。本実施形態では、ひだ部12を構成する不織布がひだ部12の先端部で折り返されており、弾性部材13がその不織布の折り返された部分の内側に接着剤で接合されている。
前後のひだ端接合部14,15は、図2及び図3に示すように左右のひだ部12が吸収性物品本体11の中間部112の肌面側表面に近接する内向きに伏せられた状態で、左右のひだ部12の縦方向Yの両側の端部を中間部112の肌面側表面にそれぞれ接合する。ひだ端接合部14,15による接合は、接着剤(例えば、ホットメルト接着剤)又は融着(加熱融着又は超音波融着)等により行われる。このように、ひだ部12の縦方向Yの両側の端部が中間部112の肌面側表面に接合されているため、ひだ部12における前後のひだ端接合部14,15の間に位置する部分が、起立部121として立ち上がるようになっている。
左右の仮接合部16は、図4に示すように吸収性物品本体11の左右の折り畳み部111が折り畳まれている状態において、内向きに伏せられた左右のひだ部12の起立部121の肌面側表面と左右の折り畳み部111の肌面側表面とを接合解除可能にそれぞれ仮接合する。図2に仮想線で示す領域は、左右の仮接合部16によって接合されるひだ部12及び折り畳み部111の接合領域27,28を示している。なお、図2に示す構成では、仮接合部16が左右に1カ所ずつ設けられているが、仮接合部16を左右の縦方向Yに異なる2カ所又は3カ所に設けてもよい。
このような左右の仮接合部16の形成は、次のようにして行われる。すなわち、左右の折り畳み部111が平面状に展開された状態で、ひだ部12及びひだ端接合部14,15が形成された後で、接合領域27,28のいずれか一方に接着剤を付与する。続いて、図4に示すように、左右の折り畳み部111を折り畳む。これにより、接合領域27,28のいずれか一方に付与された接着剤により、ひだ部12の起立部121と左右の折り畳み部111とが仮接合される。
左右の仮接合部16での接合には、肌に優しい材料からなる接着剤(例えば、ホットメルト接着剤)等が選択される。仮接合部16の接合強度(あるいは、接合を解除するのに必要な力)は、後述するように、ひだ部12の先端部が染み出した弾性部材13接合用の接着剤により吸収性物品本体11の中間部112の肌面側表面に貼り付いている場合に、折り畳まれた左右の折り畳み部111が横方向Xの外方側に展開されるのに伴って折り畳み部111によりひだ部12が引っ張られて、ひだ部12の先端部が中間部112の肌面側表面から引き剥がされるのに必要な値に設定される。さらに、仮接合部16の接合強度(あるいは、接合を解除するのに必要な力)は、後述するように、折り畳まれた左右の折り畳み部111が横方向Xの外方側に展開され、ひだ部12が図1に示す起立姿勢を超えて横方向Xの外方側に折り畳み部111と一緒に展開された際に、弾性部材13の収縮力によりひだ部12が横方向Xの内方側に復帰しようとする復元力により、自発的に接合解除されるような値であるのが好ましい。
このように構成される吸収性物品10は、図4に示すように、吸収性物品本体11の横方向Xの両側の折り畳み部111が折り畳まれ、左右の仮接合部16により、左右のひだ部12の起立部121の肌面側表面と左右の折り畳み部111の肌面側表面とが接合解除可能に仮接合された状態で包装材に入れられて出荷される。
使用時は、吸収性物品10が包装材から出された後、吸収性物品本体11の左右の折り畳み部111の横方向Xの外方側の縁部111aを手で摘む等して、左右の折り畳み部111が横方向Xの外方側に展開される。この展開作業に伴い、左右のひだ部12の起立部121が内向きに伏せた状態から折り畳み部111と一緒に中間部112の肌面側表面から離反する方向に展開される。このとき、左右のひだ部12の先端部が、ひだ部12を構成する不織布を介して外部に染み出した弾性部材13接合用の接着剤によって中間部112の肌面側表面に貼り付いていても、折り畳み部111の展開作業に伴って左右のひだ部12の先端部が折り畳み部111と一緒に中間部112の肌面側表面から引き剥がされる。
そして、左右の折り畳み部111が横方向Xの外方側にさらに展開され、ひだ部12が図1に示す起立姿勢を超えて横方向Xの外方側に折り畳み部111と一緒に展開された際に、弾性部材13の収縮力によりひだ部12が横方向Xの内方側に復帰しようとする復元力により、左右の仮接合部16が自発的に接合解除される。これに伴い、左右のひだ部12の起立部121が、弾性部材13の収縮力により図1に示すように起立する。
このため、この吸収性物品10によれば、ひだ部12を立たせるための特別な作業を必要とすることなく、吸収性物品10を折り畳まれた状態から展開する作業に伴ってひだ部12を確実に立たせることができる。また、ひだ部12が伏せられたまま吸収性物品10が装着されるのを確実に防止できる。
また、左右の折り畳み部111の展開作業に伴って、内向きに伏せられた左右のひだ部12が吸収性物品本体11の中間部112の肌面側表面から引き離された後、弾性部材13の収縮力により左右のひだ部12の起立部121が横方向Xの内方側に復帰しようとする復元力により、左右の仮接合部16が自発的に接合解除される。このため、仮接合部16の接合解除のための作業が不要になるとともに、作業者が仮接合部16の解除をし忘れるのを確実に防止できる。
なお、上述の構成では左右の仮接合部16が左右の折り畳み部111の展開作業に伴って自発的に接合解除される構成としたが、仮接合部16の接合解除を作業者が行うようにしてもよい。この場合でも、仮接合部16の接合解除を折り畳み部111を展開する一連の作業の中で行うことができるため、仮接合部16の接合解除のための作業負担は軽微であるとともに、作業者が仮接合部16の解除をし忘れる可能性も低い。この構成は後述の第2実施形態に係る吸収性物品10Aにも適用できる。
次に、図5ないし図8を参照して、本発明の第2実施形態に係る吸収性物品10Aについて説明する。この吸収性物品10Aが上述の第1実施形態に係る吸収性物品10と実質的に異なる点は、図5に示す左右のひだ部12の伏せられる向きが外向きになって点、及びそれに関連して、前後のひだ端接合部14A,15A及び左右の仮接合部16Aの構成が異なっている点のみであり、互いに対応する部分は同一の参照符号を付して説明を省略する。
この吸収性物品10Aでは、前後のひだ端接合部14A,15Aが、図6及び図7に示すように左右のひだ部12が吸収性物品本体11の左右の折り畳み部111の肌面側表面に近接する外向きに伏せられた状態で、左右のひだ部12の縦方向Yの両側の端部を左右の折り畳み部111の肌面側表面にそれぞれ接合している。ひだ部12が外向きに伏せられているときは、ひだ部12を構成するサイドシート212が立ち上がり位置26Aに沿って横方向Xの外方側に折り畳まれている。
左右の仮接合部16Aは、図8に示すように吸収性物品本体11の左右の折り畳み部111が折り畳まれている状態において、外向きに伏せられた左右のひだ部12の起立部121の肌面側表面と中間部112の肌面側表面とを接合解除可能にそれぞれ仮接合している。図6に仮想線で示す領域は、左右の仮接合部16Aによって接合されるひだ部12及び中間部112の接合領域27A,28Aを示している。仮接合部16Aに用いられる接着剤、及び仮接合部16Aの形成等については、上述の仮接合部16とほぼ同様である。
仮接合部16Aの接合強度(あるいは、接合を解除するのに必要な力)は、ひだ部12の先端部が染み出した弾性部材13接合用の接着剤により吸収性物品本体11の左右の折り畳み部111の肌面側表面に貼り付いている場合に、折り畳まれた左右の折り畳み部111が横方向Xの外方側に展開されるのに伴ってひだ部12が中間部112に引っ張られてひだ部12の先端部が吸収性物品本体11の肌面側表面から引き剥がされるのに必要な値に設定される。さらに、仮接合部16の接合強度(あるいは、接合を解除するのに必要な力)は、折り畳まれた左右の折り畳み部111が横方向Xの外方側にさらに展開され、展開される左右の折り畳み部111に対する中間部112に仮接合されているひだ部12の起立部121の角度が所定の値を超えた際に、弾性部材13の収縮力によりひだ部12の起立部121が展開される折り畳み部111側に復帰しようとする復元力により、自発的に接合解除されるような値であるのが好ましい。
この吸収性物品10Aも上述の吸収性物品10と同様に、図8に示すように、吸収性物品本体11の横方向Xの両側の折り畳み部111が折り畳まれ、左右の仮接合部16Aにより、左右のひだ部12の起立部121の肌面側表面と中間部112の肌面側表面とが接合解除可能に仮接合された状態で包装材に入れられて出荷される。
使用時は、吸収性物品10Aが包装材から出された後、吸収性物品本体11の左右の折り畳み部111の横方向Xの外方側の縁部111aを手で摘む等して、左右の折り畳み部111が横方向Xの外方側に展開される。この展開作業に伴い、外向きに伏せられた左右のひだ部12の起立部121が中間部112に引っ張られて左右の折り畳み部111の肌面側表面から離反する方向に展開される。このとき、左右のひだ部12の先端部が、ひだ部12を構成する不織布を介して外部に染み出した弾性部材13接合用の接着剤によって折り畳み部111の肌面側表面に貼り付いていても、折り畳み部111の展開作業に伴って左右のひだ部12の先端部が折り畳み部111の肌面側表面から引き剥がされる。
そして、左右の折り畳み部111が横方向Xの外方側にさらに展開され、展開される左右の折り畳み部111に対する中間部112に仮接合されているひだ部12の起立部121の角度が所定の値を超えた際に、弾性部材13の収縮力によりひだ部12の起立部121が展開される折り畳み部111側に復帰しようとする復元力により、左右の仮接合部16Aが自発的に接合解除される。これに伴い、左右のひだ部12の起立部121が、弾性部材13の収縮力により図5に示すように起立する。
このため、この吸収性物品10Aにおいても、上述の吸収性物品10とほぼ同様に、ひだ部12を立たせるための特別な作業を必要とすることなく、吸収性物品10Aを折り畳まれた状態から展開する作業に伴ってひだ部12を確実に立たせることができる等の効果が得られる。
なお、上述の第1及び第2実施形態に係る吸収性物品10,10Aの変形例として、仮接合部16,16Aに用いる接着剤(例えば、ホットメルト接着剤)を、ひだ部12及び内側シート材21の色(例えば、白色)と異なる色(例えば、赤色、青色等)に着色してもよい。あるいは、仮接合部16,16Aが設けられるひだ部12又は吸収性物品本体11の接合領域27,27A又は接合領域28,28Aのいずれか一方又は両方を、他の部分と異なる色(例えば、赤色、青色等)に着色してもよい。これらの構成により、吸収性物品10,10Aの装着を行う作業者に、仮接合部16,16Aの位置を容易に認識させることができる。
10,10A 吸収性物品、11 吸収性物品本体、111 折り畳み部、112 中間部、12 ひだ部、121 起立部、13 弾性部材、14,14A,15,15A ひだ端接合部、16,16A 仮接合部、21 内側シート材、211 トップシート、212 サイドシート、22 外側シート材、23 吸収コア、26,26A 立ち上がり位置、27,27A,28,28A 接合領域、X 横方向、Y 縦方向。

Claims (4)

  1. 横方向の両側の左右の折り畳み部が前記横方向の中間部の肌面側に重ね合わされるように畳まれて出荷され、使用時に前記折り畳み部が展開され、肌面側に着用者の股部を含む領域に装着される吸収性物品であって、
    水分を吸収する吸収コアを有し、前記横方向の中央部が前記中間部となり、前記横方向の両側の部分がそれぞれ前記左右の折り畳み部となっている吸収性物品本体と、
    前記吸収性物品本体の肌面側において、前記横方向に間隔をあけて前記縦方向に沿って設けられ、前記吸収性物品本体の肌面側表面から離反するように起立可能な左右のひだ部と、
    前記左右のひだ部の先端部に前記縦方向に沿って伸張された状態で接着剤により接合され、その収縮力により前記左右のひだ部を起立させる左右の弾性部材と、
    前記左右のひだ部が前記吸収性物品本体の前記中間部の前記肌面側表面に近接する内向きに伏せられた状態で、前記左右のひだ部の前記縦方向の両側の端部を前記吸収性物品本体の前記中間部の前記肌面側表面にそれぞれ接合する前後のひだ端接合部と、
    前記吸収性物品本体の前記左右の折り畳み部が折り畳まれている状態において、前記内向きに伏せられた前記左右のひだ部の前記前後のひだ端接合部の間に位置する起立部の肌面側表面と、前記吸収性物品本体の前記左右の折り畳み部の前記肌面側表面とを接合解除可能にそれぞれ仮接合する左右の仮接合部と、
    を備えることを特徴とする吸収性物品。
  2. 請求項1に記載の吸収性物品において、
    前記吸収性物品本体の前記左右の折り畳み部が折り畳まれた状態から前記横方向の外方側に展開されるのに伴って、前記左右のひだ部の前記起立部が前記内向きに伏せた状態から前記折り畳み部と一緒に前記吸収性物品本体の前記中間部の前記肌面側表面から離反する方向に展開され、前記左右の折り畳み部が前記横方向の外方側にさらに展開されるのに伴って、前記弾性部材の収縮力により前記ひだ部の前記起立部が前記横方向の内方側に復帰しようとする復元力により前記左右の仮接合部が接合解除され、前記左右のひだ部の前記起立部が前記弾性部材の収縮力により起立することを特徴とする吸収性物品。
  3. 横方向の両側の左右の折り畳み部が前記横方向の中間部の肌面側に重ね合わされるように畳まれて出荷され、使用時に前記折り畳み部が展開され、肌面側に着用者の股部を含む領域に装着される吸収性物品であって、
    水分を吸収する吸収コアを有し、前記横方向の中央部が前記中間部となり、前記横方向の両側の部分がそれぞれ前記左右の折り畳み部となっている吸収性物品本体と、
    前記吸収性物品本体の肌面側において、前記横方向に間隔をあけて前記縦方向に沿って設けられ、前記吸収性物品本体の肌面側表面から離反するように起立可能な左右のひだ部と、
    前記左右のひだ部の先端部に前記縦方向に沿って伸張された状態で接着剤により接合され、その収縮力により前記左右のひだ部を起立させる左右の弾性部材と、
    前記左右のひだ部が前記吸収性物品本体の前記左右の折り畳み部の前記肌面側表面に近接する外向きに伏せられた状態で、前記左右のひだ部の前記縦方向の両側の端部を前記吸収性物品本体の前記左右の折り畳み部の前記肌面側表面にそれぞれ接合する前後のひだ端接合部と、
    前記吸収性物品本体の前記左右の折り畳み部が折り畳まれている状態において、前記外向きに伏せられた前記左右のひだ部の前記前後のひだ端接合部の間に位置する起立部の肌面側表面と、前記吸収性物品本体の前記中間部の前記肌面側表面とを接合解除可能にそれぞれ仮接合する左右の仮接合部と、
    を備えることを特徴とする吸収性物品。
  4. 請求項3に記載の吸収性物品において、
    前記吸収性物品本体の前記左右の折り畳み部が折り畳まれた状態から前記横方向の外方側に展開されるのに伴って、前記左右のひだ部の前記起立部が前記吸収性物品の前記中間部に引っ張られて前記左右の折り畳み部の前記肌面側表面から離反する方向に展開され、前記左右の折り畳み部が前記横方向の外方側にさらに展開されるのに伴って、前記弾性部材の収縮力により前記ひだ部の前記起立部が前記折り畳み部側に復帰しようとする復元力により前記左右の仮接合部が接合解除され、前記左右のひだ部の前記起立部が前記弾性部材の収縮力により起立することを特徴とする吸収性物品。
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