JP5497242B2 - ロスレス帯域幅調整のための方法、デバイス、およびシステム - Google Patents

ロスレス帯域幅調整のための方法、デバイス、およびシステム Download PDF

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Description

本出願は、2010年11月8日に出願された中国特許出願第201010539581.8号に対する優先権を主張する2011年6月3日に出願された国際出願PCT/CN2011/075321号の継続出願であり、この両方の出願の全体が、参照により本明細書に組み込まれる。
本発明は、通信技術の分野に関し、特に、ロスレス帯域幅調整方法、デバイス、およびシステムに関する。
次世代伝送ネットワークのコア技術として、OTN(Optical Transport Network、光伝送ネットワーク)は、大容量サービスのフレキシブルなスケジューリングおよび管理を実施することができ、基幹伝送ネットワークの主流技術にますますなりつつある。
初期のOTN標準は、3つのタイプのOTNコンテナを定義する。すなわち、ODU(Optical Channel Data Unit、光チャネルデータユニット)1、ODU2、およびODU3である。OTNがイーサネット(登録商標)および他の新しいサービスをサポートして新しい応用シナリオに適合するようにするために、OTN標準は、元の形を基礎として拡張され、この拡張では、新しい信号タイプ、例えば帯域幅可変ODUflexが提唱される。
ODUflexは、CBR(Constant Bit Rate、一定ビットレート)サービス、および任意のレートのパケットサービスを搬送することができる。ODUflexがパケットサービスの搬送に使用されるときは、通常、ODUflexにおいてパケットサービスをカプセル化するためのGFP(Generic Framing Procedure、汎用フレーム化手順)カプセル化方式が使用される。パケットサービスのトラフィックは非リアルタイムの変動の特徴を有するので、種々の時間期間で、ODUflexは、種々の帯域幅を提供してパケットサービスの種々のトラフィックを満たす必要があり、また、パケットサービスが中断されない場合にODUflexトンネル帯域幅調整を実施する必要がある。すなわち、パケットサービスのトラフィックが増加したときは、いくつかのトリビュータリスロット(Tributary Slot)をODUflex経路上で新たに追加する必要がある。パケットサービスのトラフィックが減少したときは、いくつかのトリビュータリスロットをODUflex経路上で削減する必要がある。
帯域幅調整の間、クライアント信号の送信に影響を及ぼさないようにするために、通常、ODUflexがロスレス帯域幅調整を実施できることが必要とされる。すなわち、調整プロセスの間に、クライアント信号に影響を及ぼし、次いでパケット損失を引き起こす、ということがないようにすることが必要とされる。
従来技術におけるODUflexロスレス帯域幅調整方法の1つは、以下のとおりである。
各リンク中で調整(追加または削減)されるトリビュータリスロットが、ネットワーク管理システムを介して、ノードごとに手動で指定される。例えば、ODUflex帯域幅が増加される場合、帯域幅調整プロセスの間に、各リンクから遊休トリビュータリスロットがネットワークマネージャによって選択され、ODUflexロスレス帯域幅増加コマンドが、ネットワーク管理システムを介して各ノードに送信される。このコマンドは、選択されたトリビュータリスロットのシリアル番号を含む。各ノードは、ロスレス帯域幅増加コマンドを受け取った後、ロスレス帯域幅増加コマンドに従って、対応するトリビュータリスロットを追加する。
従来技術には、少なくとも以下の不都合がある。
ODUflexの帯域幅調整プロセスにおいて、手動による関与が必要であり、各リンク中で調整されるトリビュータリスロットを手動で指定する必要がある。したがって、構成エラーが発生しやすい。例えば、隣接する2つのノードAおよびBにおいて、指定されたトリビュータリスロットのシリアル番号が異なる場合、エラーが発生する。
本発明の実施形態は、動作速度が遅いことやエラーが発生しやすいことなど、手動の帯域幅調整によってもたらされる問題を回避するために、ロスレス帯域幅調整方法、デバイス、およびシステムを提供する。
本発明の実施形態は、以下の技術的解決法を通して実施される。
本発明の一実施形態は、ロスレス帯域幅調整方法を提供する。この方法は、
帯域幅可変光チャネルデータユニット(ODUflex)経路の下流ノードによって、ODUflex経路の上流ノードから要求メッセージを受信する段階であって、要求メッセージが、ODUflex経路のトンネル識別子(tunnel ID)と、調整後の帯域幅情報とを搬送し、要求メッセージが、ODUflex経路の帯域幅のロスレス調整を要求するのに使用され、要求メッセージが、ODUflex経路の最初のノードによってODUflex経路に沿って下流へノードからノードへと最後のノードに送信されるものである段階と、
下流ノードによって、トンネル識別子に従って探索してODUflex経路の調整前の帯域幅情報を取得し、調整前の帯域幅情報を調整後の帯域幅情報と比較し、下流ノードと隣接上流ノードとの間のリンクについて調整する必要のあるトリビュータリスロットの数を決定し、調整する必要のあるトリビュータリスロットを選択する段階と、
下流ノードによって、隣接上流ノードの調整後のトリビュータリスロット、または選択された調整する必要のあるトリビュータリスロットを、ラベルを介して指示し、トリビュータリスロット調整コマンドをデータプレーンに送る段階であって、それによりデータプレーンがトリビュータリスロット調整コマンドに従ってトリビュータリスロット調整およびODUflexビットレート調整を実施する段階とを含む。
本発明の一実施形態は、ロスレス帯域幅調整方法を提供する。この方法は、
帯域幅可変光チャネルデータユニット(ODUflex)経路の上流ノードによって下流ノードに要求メッセージを送信する段階であって、要求メッセージが、ODUflex経路のトンネル識別子(tunnel ID)と、調整後の帯域幅情報と、上流ノードによって決定されたトリビュータリスロット調整情報を含むラベルとを搬送し、要求メッセージが、ODUflex経路の帯域幅のロスレス調整を要求するのに使用され、トリビュータリスロット調整情報が、調整後のトリビュータリスロット、または調整する必要があり上流ノードによって選択されたトリビュータリスロットを含む段階と、
下流ノードによって、トリビュータリスロット調整情報に従って第1のトリビュータリスロット調整コマンドをデータプレーンに送り、現在のノードがODUflex経路の最後のノードでない場合に、トンネル識別子に従って探索してODUflex経路の調整前の帯域幅情報を取得し、調整後の帯域幅情報を調整前の帯域幅情報と比較し、下流ノードとこの下流ノードに隣接する次のノードとの間のリンクについて調整する必要のあるトリビュータリスロットの数を決定し、調整する必要のあるトリビュータリスロットの数に従ってトリビュータリスロット調整情報を決定し、ODUflex経路のトンネル識別子(tunnel ID)と、調整後の帯域幅情報と、下流ノードによって決定されたトリビュータリスロット調整情報を含むラベルとを搬送する要求メッセージを次のノードに送信し続ける段階と、
下流ノードによって第2のトリビュータリスロット調整コマンドをデータプレーンに送る段階と、
データプレーンによって、第1のトリビュータリスロット調整コマンドおよび第2のトリビュータリスロット調整コマンドに従ってトリビュータリスロット調整およびODUflexビットレート調整を実施する段階であって、データプレーンが、第1のトリビュータリスロット調整コマンドに従って、上流ノードと下流ノードとの間のリンク接続のトリビュータリスロットを調整し、第2のトリビュータリスロット調整コマンドに従って、下流ノードと次の隣接ノードとの間のリンク接続のトリビュータリスロットを調整する段階とを含む。
本発明の一実施形態は、ODUflex経路上のノードデバイスを提供する。このノードデバイスは、
ODUflex経路の上流ノードから要求メッセージを受信するように構成された受信ユニットであって、要求メッセージが、ODUflex経路のトンネル識別子(tunnel ID)と、調整後の帯域幅情報とを搬送し、要求メッセージが、ODUflex経路の帯域幅のロスレス調整を要求するのに使用される、受信ユニットと、
トンネル識別子に従って探索してODUflex経路の調整前の帯域幅情報を取得し、調整前の帯域幅情報を調整後の帯域幅情報と比較し、ノードデバイスと隣接上流ノードとの間のリンクについて調整する必要のあるトリビュータリスロットの数を決定し、調整する必要のあるトリビュータリスロットを選択するように構成されたトリビュータリスロット割振りユニットと、
隣接上流ノードの調整後のトリビュータリスロット、または選択された調整する必要のあるトリビュータリスロットを、ラベルを介して指示し、トリビュータリスロット調整コマンドをデータプレーンに送るように構成された指示ユニットであって、それによりデータプレーンがトリビュータリスロット調整コマンドに従ってトリビュータリスロット調整およびODUflexビットレート調整を実施する、指示ユニットとを備える。
本発明の一実施形態は、ODUflex経路上のノードデバイスを提供する。このノードデバイスは、
現在のノードがODUflex経路の最後のノードでない場合に、ODUflex経路の調整後の帯域幅情報を調整前の帯域幅情報と比較し、現在のノードと次の隣接ノードとの間のリンクについて調整する必要のあるトリビュータリスロットの数を決定し、調整する必要のあるトリビュータリスロットの数に従ってトリビュータリスロット調整情報を決定するように構成されたトリビュータリスロット割振りユニットであって、トリビュータリスロット調整情報が、調整後のトリビュータリスロット、または選択された調整する必要のあるトリビュータリスロットを含む、トリビュータリスロット割振りユニットと、
下流ノードに要求メッセージを送信するように構成された送信ユニットであって、要求メッセージが、ODUflex経路のトンネル識別子(tunnel ID)と、調整後の帯域幅情報と、現在のノードによって決定されたトリビュータリスロット調整情報を含むラベルとを搬送し、要求メッセージが、ODUflex経路の帯域幅のロスレス調整を要求するのに使用される、送信ユニットと、
トリビュータリスロット調整情報に従って第1のトリビュータリスロット調整コマンドをデータプレーンに送るように構成された指示ユニットであって、それによりデータプレーンが第1のトリビュータリスロット調整コマンドに従って現在のノードと次の隣接ノードとの間のリンク接続のトリビュータリスロットを調整する、指示ユニットとを備える。
本発明の一実施形態は、光チャネルデータユニット(ODUflex)経路の最初のノードとODUflex経路の最後のノードとを含むロスレス帯域幅調整システムを提供し、
最初のノードは、要求メッセージをODUflex経路に沿って下流へノードからノードへと最後のノードに送信するように構成され、要求メッセージは、ODUflex経路のトンネル識別子(tunnel ID)と、調整後の帯域幅情報とを搬送し、要求メッセージは、ODUflex経路の帯域幅のロスレス調整を要求するのに使用され、
最後のノードは、要求メッセージを受信し、トンネル識別子に従って探索してODUflex経路の調整前の帯域幅情報を取得し、調整前の帯域幅情報を調整後の帯域幅情報と比較し、最後のノードと隣接上流ノードとの間のリンクについて調整する必要のあるトリビュータリスロットの数を決定し、調整する必要のあるトリビュータリスロットを選択し、上流ノードの調整後のトリビュータリスロット、または選択された調整する必要のあるトリビュータリスロットを、第1のラベルを介して指示し、トリビュータリスロット調整コマンドをデータプレーンに送るように構成され、それによりデータプレーンは、トリビュータリスロット調整コマンドに従ってトリビュータリスロット調整およびODUflexビットレート調整を実施し、隣接上流ノードは、最初のノードであるか、または最初のノードと最後のノードとの間の中間ノードであり、
上流ノードは、第1のラベルを受信し、調整する必要のあるトリビュータリスロットを取得し、第1のトリビュータリスロット調整コマンドをデータプレーンに送るように構成され、それによりデータプレーンは、第1のトリビュータリスロット調整コマンドに従って、上流ノードと最後のノードとの間のリンク接続のトリビュータリスロットを調整しODUflexビットレート調整を実施する。
本発明の一実施形態は、光チャネルデータユニット(ODUflex)経路の最初のノードとODUflex経路の下流ノードとを含むロスレス帯域幅調整システムを提供し、下流ノードは、ODUflex経路の最後のノードであるか、または最初のノードと最後のノードとの間の中間ノードであり、
最初のノードは、要求メッセージをODUflex経路に沿って隣接下流ノードに送信するように構成され、要求メッセージは、ODUflex経路のトンネル識別子(tunnel ID)と、調整後の帯域幅情報と、最初のノードによって決定されたトリビュータリスロット調整情報を含むラベルとを搬送し、要求メッセージは、ODUflex経路の帯域幅のロスレス調整を要求するのに使用され、トリビュータリスロット調整情報は、調整後のトリビュータリスロット、または調整する必要があり最初のノードによって選択されたトリビュータリスロットを含み、
下流ノードは、トリビュータリスロット調整情報に従って第1のトリビュータリスロット調整コマンドをデータプレーンに送り、現在のノードがODUflex経路の最後のノードでない場合に、トンネル識別子に従って探索してODUflex経路の調整前の帯域幅情報を取得し、調整後の帯域幅情報を調整前の帯域幅情報と比較し、下流ノードとこの下流ノードに隣接する次のノードとの間のリンクについて調整する必要のあるトリビュータリスロットの数を決定し、調整する必要のあるトリビュータリスロットの数に従ってトリビュータリスロット調整情報を決定し、ODUflex経路のトンネル識別子(tunnel ID)と、調整後の帯域幅情報と、下流ノードによって決定されたトリビュータリスロット調整情報を含むラベルとを搬送する要求メッセージを次のノードに送信し続けるように構成され、
下流ノードは、第2のトリビュータリスロット調整コマンドをデータプレーンに送り、データプレーンは、第1のトリビュータリスロット調整コマンドおよび第2のトリビュータリスロット調整コマンドに従ってトリビュータリスロット調整およびODUflexビットレート調整を実施し、データプレーンは、第1のトリビュータリスロット調整コマンドに従って、最初のノードと下流ノードとの間のリンク接続のトリビュータリスロットを調整し、第2のトリビュータリスロット調整コマンドに従って、下流ノードと次の隣接ノードとの間のリンク接続のトリビュータリスロットを調整する。
本発明の実施形態によって提供される技術的解決法から、次のことがわかる。実施形態で述べるODUflexロスレス帯域幅調整の解決法は、手動による関与の必要なしに自動のODUflexロスレス帯域幅調整を実施し、したがって、重い作業負荷や構成エラーなど、手動の帯域幅調整によって引き起こされる問題が回避される。さらに、ODUflexロスレス帯域幅調整プロセスの間に調整コマンドをノードからノードへと手動で送信する必要がないので、帯域幅調整速度が上がり、顧客の帯域幅調整要件が速やかに満たされる。
本発明の実施形態1によるロスレス帯域幅調整方法のフローチャートである。 本発明の実施例1によるロスレス帯域幅増加プロセスの概略図である。 本発明の実施例2によるロスレス帯域幅減少プロセスの概略図である。 本発明の実施形態2によるロスレス帯域幅調整方法のフローチャートである。 本発明の実施形態3によるロスレス帯域幅増加プロセスの概略図である。 本発明の実施形態4によるロスレス帯域幅減少プロセスの概略図である。 本発明の実施形態3によるノードデバイスの概略構造図である。 本発明の実施形態3による別のノードデバイスの概略構造図である。 本発明の実施形態4によるノードデバイスの概略構造図である。 本発明の実施形態4による別のノードデバイスの概略構造図である。 本発明の実施形態4によるさらに別のノードデバイスの概略構造図である。 本発明の実施形態4によるさらに別のノードデバイスの概略構造図である。
以下、本発明の実施形態における添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態における技術的解決法について明確に述べる。述べる実施形態は本発明の実施形態の全てではなく一部に過ぎないことは、理解されるであろう。本発明の実施形態に基づいて創意工夫なしに当業者によって得られる他の全ての実施形態も、本発明の保護範囲に含まれるものとする。
実施形態1
本発明の実施形態1は、ロスレス帯域幅調整方法を提供する。本実施形態では、各リンクの下流ノードがトリビュータリスロットを割り振ることを、説明のための例とする。図1に示すように、以下のステップが含まれる。
ステップ10:ODUflex経路の下流ノードが、ODUflex経路の上流ノードから要求メッセージを受信する。要求メッセージは、ODUflex経路のtunnel ID(トンネル識別子)と、調整後の帯域幅情報とを搬送する。要求メッセージは、ODUflex経路の帯域幅のロスレス調整を要求するのに使用される。
要求メッセージは、ODUflex経路の最初のノードによって、ODUflex経路に沿って下流へノードからノードへと最後のノードに送信される。
ODUflex経路の最初のノードは、1つの新しいLSP ID(ラベルスイッチングパス識別子)を調整後のODUflex経路に割り振るが、tunnel IDは不変のままであり、新しいLSP IDは、要求メッセージ中で搬送される。すなわち、制御プレーン上では、帯域幅調整後のLSPと帯域幅調整前のLSPは、2つのLSPと見なされる(LSP IDが異なる)が、同じセッション(Session)に属する(tunnel IDが同じ)。
一実施形態では、要求メッセージは、RSVP-TE(Resource ReserVation Protocol-Traffic Engineering、リソース予約プロトコルトラフィックエンジニアリング)プロトコルにおけるPath(パス)メッセージとすることができる。Pathメッセージ中のSession Attribute Object(セッション属性オブジェクト)中で、既存のSE(Shared Explicit Style、共有明示的スタイル)フラグビットを1にセットして、このメッセージがODUflexの帯域幅のロスレス調整の要求に使用されることを暗黙的に示すことができる。また、1つのフラグビットを新たにPathメッセージに追加して、このメッセージがODUflexの帯域幅のロスレス調整の要求に使用されることを明示的に示すこともできる。
ステップ11:下流ノードは、tunnel IDに従って探索してODUflex経路の調整前の帯域幅情報を取得し、調整前の帯域幅情報を調整後の帯域幅情報と比較し、下流ノードと隣接上流ノードとの間のリンクについて調整する必要のあるトリビュータリスロットの数を決定し、調整する必要のあるトリビュータリスロットを選択する。
ODUflex経路のtunnel IDは帯域幅調整の前と後で変わらないので、要求メッセージを受信した各ノードは、tunnel IDに従って制御プレーン上で帯域幅調整前の制御情報を見つけることができ、帯域幅調製前の制御情報から、調整前の帯域幅情報を取得することができる。調整前の帯域幅情報を調整後の帯域幅情報と比較することによって、この帯域幅調整が帯域幅増加であるか帯域幅減少であるか判定することができ、それにより、トリビュータリスロットをどのように調整するか決定することができる。調整後の帯域幅が調整前の帯域幅よりも大きい場合は、トリビュータリスロットの数を増加させる必要がある。調整後の帯域幅が調整前の帯域幅よりも小さい場合は、トリビュータリスロットの数を減少させる必要がある。
下流ノードと隣接上流ノードとの間のリンクについて調整する必要のあるトリビュータリスロットの数を決定し、調整する必要のあるトリビュータリスロットを選択することは、次のとおりである。各リンクの下流ノードは、調整前の帯域幅と調整後の帯域幅との比較結果に従って、このリンクについて今回調整する必要のあるトリビュータリスロットの数を決定し、決定された、調整する必要のあるトリビュータリスロットの数に従って、調整する必要のあるトリビュータリスロットを割り振る。各トリビュータリスロットによって提供できる帯域幅は、1.25Gbpsの伝送リソースである。例えば、ODUリンクA-Bで、下流ノードBが、調整前と調整後の帯域幅を比較することによって、このODUflexについて、トリビュータリスロット数として、調整前の1つのトリビュータリスロットを追加する必要があると決定する。このODUflexが元々リンクA-B中でトリビュータリスロット2、3、および4番を占める場合、ノードBは、リンク中の遊休トリビュータリスロットをランダムに選択して、例えばトリビュータリスロット1番を選択して、AとBとの間のODUflexのリンク接続(Link Connection)にトリビュータリスロット1番を追加することができる。リンク接続とは、リンクのセグメント中で何らかのサービスを伝送するのに使用される伝送エンティティを指す。例えば、1つのODUリンク中の1つまたは複数のトリビュータリスロットが、1つのODUflexサービスを伝送するのに使用される場合、この1つまたは複数のトリビュータリスロットによって形成される伝送エンティティは、このリンク中のODUflexのリンク接続と呼ばれる。
ODUflex経路上の各ノードは、要求メッセージを受信した後、調整後の経路について制御プレーン上で制御状態を生み出し、制御情報を保存する。保存された制御情報は、tunnel IDおよび調整後の帯域幅情報を含み、さらに、LSP IDも含む。インテリジェントな伝送ネットワーク中では、各ノードを、2つの部分、すなわち制御プレーン部分とデータプレーン部分とに論理的に分割することができる。制御プレーン部分は、データプレーン情報の取得、制御プレーンプロトコルメッセージの送受信および処理、データプレーンへのコマンドの送信などの動作を実行するのに使用され、データプレーン部分は、伝送帯域幅を提供し、ユーザデータの転送動作を実行する。OTNデバイスの場合、デバイスのデータプレーンはさらに、オーバヘッドバイトを処理して、性能および失敗の監視など、データプレーンの特定の機能を実施する必要がある。ノードの制御プレーンは、制御トンネルを介して別のノードと相互接続することができ、ノードのデータプレーンは、データリンクを介して別のノードと相互接続することができる。OTNネットワーク中では、データリンクはODUリンクとすることができる。
ステップ12:下流ノードは、ラベルを介してトリビュータリスロット調整情報を隣接上流ノードに指示し、トリビュータリスロット調整コマンドをデータプレーンに送り、それによりデータプレーンは、トリビュータリスロット調整コマンドに従ってトリビュータリスロット調整およびODUflexビットレート調整を実施する。
トリビュータリスロット調整情報は、調整後のトリビュータリスロット、または選択された調整する必要のあるトリビュータリスロットを含む。
下流ノードがラベルを介してトリビュータリスロット調整情報を隣接上流ノードに指示することは、以下を含む。
下流ノードは、古いラベルと新しいラベルとを搬送する応答メッセージを、上流ノードに送信する。新しいラベルは、上流ノードと下流ノードとの間のリンク中で調整後のODUflex経路によって占められるトリビュータリスロットを含み、古いラベルは、上流ノードと下流ノードとの間のリンク中で調整前のODUflex経路によって占められるトリビュータリスロットを含む。次いで上流ノードは、新しいラベルを古いラベルと比較して、調整する必要のあるトリビュータリスロットを知る。または、
下流ノードは、新しいラベルを搬送する応答メッセージを、上流ノードに送信する。新しいラベルは、上流ノードと下流ノードとの間のリンク中で調整後のODUflex経路によって占められるトリビュータリスロットを含む。次いで上流ノードは、要求メッセージ中のtunnel IDに従って探索して、ODUflex経路の古いラベルを取得する。古いラベルは、上流ノードと下流ノードとの間のリンク中で調整前のODUflex経路によって占められるトリビュータリスロットを含む。上流ノードは、新しいラベルを古いラベルと比較して、調整する必要のあるトリビュータリスロットを知る。または、
下流ノードは、新しいラベルを搬送する応答メッセージを、上流へ送信する。新しいラベルは、選択された調整する必要のあるトリビュータリスロットを含み、新しいラベルはまた、このトリビュータリスロット調整がトリビュータリスロット数の増加であるのかトリビュータリスロット数の減少であるのかを示す。
ODUflex経路上の各ノードは、新しいラベルを、調整後のODUflex経路に対応する制御状態に保存する。
ODUflex経路上の各ノードは、トリビュータリスロット調整情報を決定した後、トリビュータリスロット調整コマンドをデータプレーンに送る。すなわち、トリビュータリスロット調整情報の決定後、リンクの上流ノードと下流ノードの両方は、それぞれのデータプレーンにトリビュータリスロット調整コマンドを送信する。
データプレーンがトリビュータリスロット調整コマンドに従ってトリビュータリスロット調整およびODUflexビットレート調整を実施することは、以下を含む。
トリビュータリスロット調整コマンドがトリビュータリスロット増加コマンドである場合は、データプレーンは、ODUflex経路上の全てのリンク接続のトリビュータリスロット調整が完了した後で、ODUflexビットレート調整を実施する。
トリビュータリスロット調整コマンドがトリビュータリスロット減少コマンドである場合は、データプレーンは、ODUflexビットレート調整を完了した後で、ODUflex経路上のリンク接続のトリビュータリスロット調整を実施する。
ODUflex経路上の各ノードは、調整後のODUflex経路によって使用されるトリビュータリスロットの情報を、調整後のODUflex経路に対応する制御状態に保存する。
データプレーンは、トリビュータリスロット調整およびビットレート調整を完了した後、制御プレーンに通知する。トリビュータリスロット調整およびビットレート調整がうまく完了したという通知を制御プレーンが受け取った場合は、ODUflex経路の最初のノードは、帯域幅調整前のLSPに対応する制御状態を制御プレーン上で除去するために、削除指示メッセージをODUflex経路に沿って下流へノードからノードへと送信する。
データプレーンによって送られたトリビュータリスロット調整失敗指示またはODUflexビットレート調整失敗指示を制御プレーンが受け取った場合は、本発明の本実施形態は、ロールバック機能を提供する。ロールバック機能は以下を含む。
ODUflex経路の最初のノードは、ロールバック指示メッセージを、ODUflex経路に沿って下流へノードからノードへと送信する。
ODUflex経路上の各ノードは、ロールバック指示メッセージを受信した後、データプレーンのトリビュータリスロット調整が前に成功であったかどうか判定し、成功であった場合は、トリビュータリスロット調整ロールバック動作を実行し、トリビュータリスロット調整前の状態にロールバックする。すなわち、追加されたトリビュータリスロットを削除するか、または、削減されたトリビュータリスロットをリンク接続に追加する。
一方、データプレーンによって送られたトリビュータリスロット調整失敗指示またはODUflexビットレート調整失敗指示を制御プレーンが受け取った場合は、ODUflex経路上の各ノードはさらに、帯域幅調整後のLSPに対応する制御状態を制御プレーン上で削除する。
本実施形態で述べたODUflexロスレス帯域幅調整の解決法は、手動による関与の必要なしに自動のODUflexロスレス帯域幅調整を実施し、したがって、重い作業負荷や構成エラーなど、手動の帯域幅調整によって引き起こされる問題が回避される。さらに、ODUflexロスレス帯域幅調整プロセスの間に調整コマンドをノードからノードへと手動で送信する必要がないので、帯域幅調整速度が上がり、顧客の帯域幅調整要件が速やかに満たされる。
一方、本発明の本実施形態は、ロールバック機能を提供する。調整失敗の場合に、調整前の状態にロールバックすることができ、これにより、ODUflexロスレス帯域幅調整の信頼性が効果的に高まる。
本発明の実施形態1をさらに理解するために、以下、実施形態1の解決法について具体例を用いて詳細に述べる。
実施例1:図2に示すものは、例として挙げるものであり、帯域幅増加の手順である。
ノードA、B、Cの間に帯域幅3.75GbpsのODUflex経路が存在し、そのtunnel IDおよびLSP IDが割り振られており、各ノードが帯域幅調整前のODUflexの制御状態を保存し、帯域幅調整前のODUflexの制御状態が、ODUflexのtunnel ID、LSP ID、およびトラフィックパラメータ(ODUflexの帯域幅値を記述するのに使用される)、ならびに、各リンク中のODUflexのラベル値(各リンク中のODUflexによって占められるトリビュータリスロットを記述するのに使用される)を含むと仮定する。ODUflexの最初のノードAが、ODUflexの帯域幅を5Gbpsに増加させるよう要求するコマンドを受信した場合、ロスレス帯域幅調整プロセスは以下のとおりである。
(1)最初のノードAは、1つの新しいLSP IDをODUflex経路に割り振るが、tunnel IDは不変のままである。
(2)ノードAは、Pathメッセージを、下流へノードからノードへと最後のノードCまで送信する。Pathメッセージは、tunnel ID、新しいLSP ID、および新しいトラフィックパラメータ(調整後のODUflexの帯域幅、すなわち5Gbpsを記述するのに使用される)を搬送し、このメッセージがODUflexロスレス帯域幅調整メッセージであることを示す。
ノードAは、調整後のLSPについて制御プレーン上で制御状態を生み出し、LSPの制御情報を保存する。LSPの制御情報は、tunnel ID、新しいLSP ID、新しいトラフィックパラメータなどを含む。
(3)各ノードは、Pathメッセージを受信し、調整後のLSPについて制御プレーン上で制御状態を生み出し、LSPの制御情報を保存する。
(4)最後のノードCは、受信したメッセージ中の「ODUflexロスレス調整指示」に従って、ODUflex帯域幅調整を実施する必要があることを知る。ノードCは、tunnel IDに従って制御プレーン上で調整前のLSPに対応する制御状態を見つけて、調整前のLSPに対応する制御状態から調整前のLSPのトラフィックパラメータを取得し、調整前のLSPのトラフィックパラメータを新しいトラフィックパラメータと比較し、帯域幅が1.25Gbps増加されることを計算する。したがって、1つのトリビュータリスロットを追加する必要がある。よって、ノードCは、リンクB-C中で、1つの新しい遊休トリビュータリスロット、例えばトリビュータリスロット4番を選択し、Resv(Reservation、予約)メッセージをノードBに送信する。このメッセージは新しいラベルを含み、このラベルは、帯域幅調整後のリンクB-C中でODUflexによって使用されるトリビュータリスロット、例えばラベル1、2、3、および4番を示す。加えて、Resvメッセージは、新しいラベルと、リンクB-C中の調整前のODUflexの古いラベルの、両方を含んでもよい。
(5)最後のノードCは、制御プレーン上で、帯域幅調整後のODUflexによって使用されるトリビュータリスロットの情報を、調整後のLSPに対応する制御状態に保存する。同時に、ノードCのデータプレーンのLCR(Link Connection Resizing、リンク接続リサイジング)プロトコル実行をトリガして、新たに予約されたトリビュータリスロットをBとCとの間のリンク接続に追加する。
本発明の本実施形態は、ノードCがノードBにResvメッセージを送信する動作、ノードCが調整後のODUflexによって使用されるトリビュータリスロットの情報をその制御プレーン上で保存する動作、および、ノードCによってそのデータプレーン上でLCRをトリガする動作の順序を限定しない。
(6)ノードBは、Resvメッセージを受信し、ラベルの値に従って、リンクB-C中で使用される1、2、3、または4番のトリビュータリスロットのラベルを知る。次いでノードBは、tunnel IDに従って制御プレーン上で調整前のLSPに対応する制御情報を見つけ、調整前のLSPに対応する制御情報からリンクB-C中の調整前のODUflexの古いラベルを取得し、古いラベルを新しいラベルを比較して、リンクB-C中で新たに追加されたトリビュータリスロットを知る。別法として、ノードBによって受信されたResvメッセージがさらにリンクB-C中の調整前のODUflexの古いラベルも含む場合、ノードBは、新しいラベルを古いラベルと直接に比較して、リンクB-C中で新たに追加されたトリビュータリスロットを知る。
(7)ノードBは、制御プレーン上で、帯域幅調整後のODUflexによって使用されるトリビュータリスロットの情報を、調整後のLSPに対応する制御状態に保存する。同時に、ノードBのデータプレーンのLCRプロトコル実行をトリガして、新たに予約されたトリビュータリスロットをBとCとの間のリンク接続に追加する。
ノードBおよびCがそれらのデータプレーン上でLCRを実行する際の具体的なプロセスは、以下のとおりである。ノードBおよびCは、OTNデータプレーン上でODUフレーム中の第1のオーバヘッドバイトを介してLCRプロトコルを伝送し、お互いにハンドシェークを実施し、ハンドシェーク完了後の次のODUマルチフレーム中で、新たに追加されたトリビュータリスロットをODUflexリンク接続に追加する。成功後、GMP(Generic Mapping Procedure、汎用マッピング手順)カプセル化方式を、特別なモード(特別モード)に変更する。このモードでは、ノードのデータプレーンは、ODUflexのビットレートに対して調整を行うことを可能にする。
(8)同様にして、ノードBおよびノードAもまた、リンクA-B中で新しいトリビュータリスロット、例えばトリビュータリスロット1番を予約し、データプレーン上でLCRをトリガする。
(9)ODUflexが通過する全てのリンク中のデータプレーン上でLCRプロトコルが完了した後、最初のノードAは、BWR(BandWidth Resizing、帯域幅リサイジング)プロトコルを実施するように自動的にトリガされて、ODUflexのレートの増加を完了する。
BWRプロトコルは、OTNデータプレーン上で、ODUフレーム中の第2のオーバヘッドバイトを介して伝送される。最初のノードAがBWRプロトコルを実施するように自動的にトリガされるプロセスは、以下のとおりである。
(a)各ノードは、ODUflexロスレス帯域幅調整メッセージを受信した後、LCRプロトコルを開始する前に、BWRプロトコルによって使用される第2のオーバヘッドバイトをブロックする。すなわち、BWRを伝送するためのオーバヘッドバイト中の情報を無視する。それにより、BWRオーバヘッドバイト中の情報を次のノードに転送することはできない。
(b)隣接するノード間、例えばAとBとの間またはBとCとの間で、LCRプロトコルがうまく実行された後で、BWRオーバヘッドバイトのブロッキングが停止される。すなわち、BWRオーバヘッドバイトがトランスペアレントに転送される。
(c)全てのノードがLCRを完了した後、最初のノードAのBWRオーバヘッドバイトを最後のノードCにトランスペアレントに転送することができ、最後のノードCもまた、受信後にBWRオーバヘッドバイトで応答する。最初のノードAは、BWR応答メッセージを受信した後、次のODUマルチフレーム中でODUflexレートを調整し、調整が成功した後、BWRオーバヘッドを介して調整成功を指示する。ODUflex経路の各ノードは、BWR成功の指示を受け取った後、GMP特別モードを閉じる。
(10)最初のノードAは、データプレーン上でBWRプロトコルをうまく完了した後、その制御プレーンに通知する。
(11)最初のノードAは、帯域幅調整前のLSPを制御プレーン上で除去するために、PathTearメッセージをホップからホップへと下流ノードに送信する。すなわち、調整前のLSPに対応する制御状態を制御プレーン上で削除する。
ODUflexロスレス帯域幅調整プロセスは、ネストすることはできないことに留意されたい。すなわち、同じODUflexサービスについて、最初のノードは、最初のODUflexロスレス帯域幅調整を開始した後で、かつ、この調整を完了する前に、ODUflexロスレス帯域幅調整の次の動作を開始することはできない。これに対応して、ODUflexロスレス調整プロセスにおいて、各ノードの制御プレーン上でODUflex経路について保存できる制御状態は、多くても2つである。一方の制御状態は、調整前のLSPの制御情報を保存するための制御状態であり、他方の制御状態は、調整後のLSPの制御情報を保存するための制御状態である。
データプレーン上で、LCR実行の失敗があった場合(これによりノードAは、期限切れ(すなわちODUflex帯域幅調整の開始から一定期間内にノードAがBWR応答メッセージを受信しない)になる前にBWRプロトコルを開始することができなくなる)、または、ノードAがBWRプロトコル実行後に失敗を起こした場合、ノードAは、PathTearメッセージをノードからノードへと下流ノードに送信し、調整後のLSPに対応する制御状態の削除を指示し、データプレーン上でロールバック動作を実施する。PathTearメッセージを受信したノードはまず、現在のノードと上流ノードとの間のLCRが前にうまく実行されたかどうか判定する。うまく実行された場合は、LCRプロトコルを再度実行する必要があり、前に追加されたトリビュータリスロットをリンク接続から削除する。うまく実行されなかった場合は、制御プレーン上でロールバック動作を実施する必要はない。加えて、各ノードはさらに、前に制御プレーン上で生み出された、調整後のLSPに対応する制御状態を削除する。
実施例2:図3に示すものは、例として挙げるものであり、帯域幅減少の手順である。
ノードA、B、Cの間に帯域幅5GbpsのODUflex経路が存在し、そのtunnel IDおよびLSP IDが割り振られており、各ノードが帯域幅調整前のODUflexの制御状態を保存し、帯域幅調整前のODUflexの制御状態が、ODUflexのtunnel ID、LSP ID、およびトラフィックパラメータ(ODUflexの帯域幅値を記述するのに使用される)、ならびに、各リンク中のODUflexのラベル値(各リンク中のODUflexによって占められるトリビュータリスロットを記述するのに使用される)を含むと仮定する。ODUflexの最初のノードAが、ODUflexの帯域幅を3.75Gbpsに減少させるよう要求するコマンドを受信した場合、ロスレス帯域幅調整プロセスは、実施例1の帯域幅増加プロセスと比較的似ているが、主な違いは以下のとおりである。
(1)制御プレーン上で、Pathメッセージ中の新しいトラフィックパラメータ中の帯域幅値は、元の帯域幅値よりも小さく、各ノードは、新しい帯域幅と古い帯域幅とを比較して、帯域幅を減少させる必要があることを知る。Resvメッセージ中で、新しいラベルを古いラベルと比較することによって、削減すべきトリビュータリスロットが得られるか、または、新しいラベルが、削減すべきトリビュータリスロットを直接に搬送する。
(2)データプレーン上で、帯域幅減少プロセスは、帯域幅増加プロセスの逆であり、ODUflexのレートを減少させてからトリビュータリスロットをリンク接続から削減することを必要とする。具体的なプロセスは以下のとおりである。
ODUflex経路上の各ノードは、Resvメッセージを受信する。削減する必要のあるトリビュータリスロットを決定した後、データプレーン上で、まずLCRを実行して、リンク接続リサイジング初期化を実施する。具体的には、ODUflex経路上の各ノードは、BWRプロトコルによって使用される第2のオーバヘッドバイトをブロックする。次いで、各隣接ノード対の間でLCRプロトコルハンドシェークが実施される。ハンドシェーク完了後、隣接する2つのノードの両方が、GMPカプセル化方式を特別モードに変更し、次いで、LCRプロトコルを一時的に保留しながら、BWRのブロッキングを停止する、すなわちBWRオーバヘッドバイトをトランスペアレントに転送する。
ODUflexが通過する全てのリンクのLCRがうまく初期化された後、最初のノードAと最後のノードCとの間でBWRが実行されて、ODUflexのレートが減少される。具体的には、ODUflexが通過する全てのリンクのLCRがうまく初期化された後、最初のノードAのBWRオーバヘッドバイトを最後のノードCにトランスペアレントに転送することができ、最後のノードCもまた、受信後にBWRオーバヘッドバイトで応答する。最初のノードAは、BWR応答メッセージを受信した後、次のODUマルチフレーム中でODUflexレートを調整し、調整が成功した後、BWRオーバヘッドを介してODUflex経路上の各ノードに調整成功を指示する。
最後に、ODUflexが通過する各ノード中でLCRプロトコルが実行され、前に指定されたトリビュータリスロットが、対応するリンク接続から削除される。具体的には、ODUflex経路の各ノードは、BWR成功の指示を受信した後、GMP特別モードを閉じる。同時に、各隣接ノード対は、LCRプロトコルハンドシェークの後の次のODUマルチフレーム中で、指定されたトリビュータリスロットをODUflexのリンク接続から削除する。
データプレーンがLCRまたはBWRを実施するときに異常が発生し、それにより帯域幅調整が不成功であった場合は、ロールバック動作を実施する必要があり、帯域幅調整前の状態が復元される。具体的には以下のとおりである。
(1)最初のノードAは、Resv応答メッセージを受信した後、データプレーンの帯域幅調整の結果を待機する。ノードAのデータプレーンの帯域幅調整が不成功であった場合は、ノードAの制御プレーンに調整エラーが報告される。
(2)ノードAは、PathTearメッセージを、LSP方向に沿ってノードからノードへと下流ノードに送信して、帯域幅調整後のLSPを制御プレーン上で削除するよう、すなわち帯域幅調整後のLSPの制御状態を制御プレーン上で削除するよう要求する。
(3)メッセージを受信した各ノードは、前のトリビュータリスロット減少動作が成功であったかどうか判定する。成功であった場合は、LCRプロトコルを再度実行する必要があり、削減されたトリビュータリスロットをリンク接続に再度追加する。成功でなかった場合は、このロールバック動作は必要ない。同時に、各ノードは、前に制御プレーン上で生み出された、帯域幅調整後のLSPの制御状態を削除する。
実施形態2
本実施形態と実施形態1との違いは、本実施形態では、ODUflex経路上の各リンクの上流ノードがトリビュータリスロットを割り振ることを、説明のための例とすることである。図4に示すように、以下のステップが含まれる。
ステップ40:ODUflex経路の上流ノードが、下流ノードに要求メッセージを送信する。要求メッセージは、ODUflex経路のtunnel ID(トンネル識別子)と、調整後の帯域幅情報と、上流ノードによって決定されたトリビュータリスロット調整情報を含むラベルとを搬送する。要求メッセージは、ODUflex経路の帯域幅のロスレス調整を要求するのに使用される。トリビュータリスロット調整情報は、調整後のトリビュータリスロット、または、調整する必要があり上流ノードによって選択されたトリビュータリスロットを含む。
要求メッセージはまず、ODUflex経路の最初のノードによって、ODUflex経路に沿って、最初のノードに隣接するノードに送信される。
上流ノードは、トリビュータリスロット調整情報を決定した後、帯域幅調整後のODUflexによって使用されるトリビュータリスロットの情報を、調整後のLSPに対応する制御状態に保存する。同時に、上流ノードのデータプレーンのLCRプロトコル実行をトリガして、トリビュータリスロット調整およびODUflexビットレート調整を実施する。
ODUflex経路の最初のノードは、1つの新しいLSP ID(ラベルスイッチングパス識別子)を調整後のODUflex経路に割り振るが、tunnel IDは不変のままであり、新しいLSP IDは、要求メッセージ中で搬送される。すなわち、制御プレーン上では、帯域幅調整後のLSPと帯域幅調整前のLSPは、2つのLSPと見なされる(LSP IDが異なる)が、同じセッション(Session)に属する(tunnel IDが同じ)。
一実施形態では、要求メッセージは、RSVP-TEプロトコルにおけるPathメッセージとすることができる。Pathメッセージ中のSession Attribute Objectオブジェクト中で、既存のSE(Shared Explicit Style、共有明示的スタイル)フラグビットを1にセットして、このメッセージがODUflexの帯域幅のロスレス調整の要求に使用されることを暗黙的に示すことができる。また、1つのフラグビットを新たにPathメッセージに追加して、このメッセージがODUflexの帯域幅のロスレス調整の要求に使用されることを明示的に示すこともできる。
ODUflex経路の各ノードがトリビュータリスロット調整情報を決定する方法は、実施形態1で述べた、下流ノードがトリビュータリスロットを割り振るときにトリビュータリスロット調整情報を決定する方法と同じであり、以下を含む。すなわち、tunnel IDに従って探索してODUflex経路の調整前の帯域幅情報を取得し、調整後の帯域幅情報を調整前の帯域幅情報と比較し、このノードと隣接下流ノードとの間で調整する必要のあるトリビュータリスロットの数を決定し、トリビュータリスロットの数に従って、調整する必要のあるトリビュータリスロットを選択する。ODUflex経路の最初のノードは、帯域幅調整コマンドを受信した後、ODUflex経路の調整後の帯域幅情報を、ODUflex経路の調整前の帯域幅情報と直接に比較して、最初のノードと隣接下流ノードとの間で調整する必要のあるトリビュータリスロットの数を決定し、トリビュータリスロットの数に従って、調整する必要のあるトリビュータリスロットを選択する。
ステップ41:下流ノードは、トリビュータリスロット調整情報に従って第1のトリビュータリスロット調整コマンドをデータプレーンに送り、現在のノードがODUflex経路の最後のノードでない場合は、トンネル識別子に従って探索してODUflex経路の調整前の帯域幅情報を取得し、調整後の帯域幅情報を調整前の帯域幅情報と比較し、下流ノードとこの下流ノードに隣接する次のノードとの間のリンクについて調整する必要のあるトリビュータリスロットの数を決定し、調整する必要のあるトリビュータリスロットの数に従ってトリビュータリスロット調整情報を決定し、ODUflex経路のトンネル識別子(tunnel ID)と、調整後の帯域幅情報と、下流ノードによって決定されたトリビュータリスロット調整情報を含むラベルとを搬送する要求メッセージを次のノードに送信し続ける。
ステップ41の方法を使用して、ODUflex経路上の各ノードは、リンクの上流ノードとして、このノードと隣接下流ノードとの間のトリビュータリスロット調整情報を決定し、次いで、ODUflex経路の最後のノードまで、要求メッセージを下流ノードに送信する。
ODUflex経路上の各ノードは、要求メッセージを受信した後、調整後の経路について制御プレーン上で制御状態を生み出し、制御情報を保存する。保存された制御情報は、tunnel IDおよび調整後の帯域幅情報を含み、さらにLSP IDも含む。
ODUflex経路上の各ノードは、調整後のODUflex経路によって占められるトリビュータリスロットの情報を、調整後のODUflex経路に対応する(新しいLSP IDに対応する)制御状態に保存する。
上流ノードがラベルを介してトリビュータリスロット調整情報を下流ノードに指示する方法は、実施形態1における、下流ノードがラベルを介してトリビュータリスロット調整情報を上流ノードに指示する方法と同じであり、ここでは繰り返し述べない。
ステップ42:下流ノードは、第2のトリビュータリスロット調整コマンドをデータプレーンに送る。
ステップ41およびステップ42で、データプレーンは、第1のトリビュータリスロット調整コマンドおよび第2のトリビュータリスロット調整コマンドに従って、トリビュータリスロット調整およびODUflexビットレート調整をそれぞれ実施する。ここで、データプレーンは、第1のトリビュータリスロット調整コマンドに従って、上流ノードと下流ノードとの間のリンク接続のトリビュータリスロットを調整し、第2のトリビュータリスロット調整コマンドに従って、下流ノードと隣接する次のノードとの間のリンク接続のトリビュータリスロットを調整する。
データプレーンが第1のトリビュータリスロット調整コマンドおよび第2のトリビュータリスロット調整コマンドに従ってトリビュータリスロット調整およびODUflexビットレート調整を実施することは、以下を含む。
第1のトリビュータリスロット調整コマンドおよび第2のトリビュータリスロット調整コマンドが、トリビュータリスロット増加コマンドである場合は、データプレーンは、ODUflex経路上の全てのリンク接続のトリビュータリスロット調整が完了した後で、ODUflexビットレート調整を実施する。
第1のトリビュータリスロット調整コマンドおよび第2のトリビュータリスロット調整コマンドが、トリビュータリスロット減少コマンドである場合は、データプレーンは、ODUflexビットレート調整を完了した後で、ODUflex経路上のリンク接続のトリビュータリスロット調整を実施する。
データプレーンは、トリビュータリスロット調整およびODUflexビットレート調整を完了した後、制御プレーンに通知する。トリビュータリスロット調整およびビットレート調整がうまく完了したという通知を制御プレーンが受け取った場合は、ODUflex経路の最初のノードは、帯域幅調整前のLSPの制御状態を制御プレーン上で除去するために、削除指示メッセージをODUflex経路に沿って下流へノードからノードへと送信する。
データプレーンによって送られたトリビュータリスロット調整失敗指示またはODUflexビットレート調整失敗指示を制御プレーンが受け取った場合は、本発明の実施形態は、ロールバック機能を提供する。ロールバック機能は以下を含む。
ODUflex経路の最初のノードは、ロールバック指示メッセージを、ODUflex経路に沿って下流へノードからノードへと送信する。
ODUflex経路上の各ノードは、ロールバック指示メッセージを受信した後、データプレーンのトリビュータリスロット調整が前に成功であったかどうか判定し、成功であった場合は、トリビュータリスロット調整ロールバック動作を実行し、トリビュータリスロット調整前の状態にロールバックする。すなわち、追加されたトリビュータリスロットを削除するか、または、削減されたトリビュータリスロットをリンク接続に追加する。
一方、データプレーンによって送られたトリビュータリスロット調整失敗指示またはODUflexビットレート調整失敗指示を制御プレーンが受け取った後、ODUflex経路上の各ノードはさらに、帯域幅調整後のLSPに対応する制御状態を制御プレーン上で削除する。
本実施形態で述べたODUflexロスレス帯域幅調整の解決法は、手動による関与の必要なしに自動のODUflexロスレス帯域幅を実施し、したがって、重い作業負荷や構成エラーなど、手動の帯域幅調整によって引き起こされる問題が回避される。さらに、ODUflexロスレス帯域幅調整プロセスの間に調整コマンドをノードからノードへと手動で送信する必要がないので、帯域幅調整速度が上がり、顧客の帯域幅調整要件が速やかに満たされる。
一方、本発明の本実施形態は、ロールバック機能を提供する。調整失敗の場合に、調整前の状態にロールバックすることができ、これにより、ODUflexロスレス帯域幅調整の信頼性が効果的に高まる。
本発明の実施形態2をさらに理解するために、以下、実施形態2の解決法について具体例を用いて詳細に述べる。
実施例3:図5に示すものは、例として挙げるものであり、帯域幅増加の手順である。
ノードA、B、Cの間に帯域幅3.75GbpsのODUflex経路が存在し、そのtunnel IDおよびLSP IDが割り振られており、各ノードが帯域幅調整前のODUflexの制御状態を保存し、帯域幅調整前のODUflexの制御状態が、ODUflexのtunnel ID、LSP ID、およびトラフィックパラメータ(ODUflexの帯域幅値を記述するのに使用される)、ならびに、各リンク中のODUflexのラベル値(各リンク中のODUflexによって占められるトリビュータリスロットを記述するのに使用される)を含むと仮定する。ODUflexの最初のノードAが、ODUflexの帯域幅を5Gbpsに増加させるよう要求するコマンドを受信した場合、ロスレス帯域幅調整プロセスは以下のとおりである。
(1)ノードAは、1つの新しいLSP IDをODUflex経路に割り振るが、tunnel IDは不変のままである。
(2)ノードAは、受信したODUflex帯域幅調整コマンドに従って、帯域幅調整の前と後のODUflex帯域幅の値を比較し、帯域幅が1.25Gbps増加されることを計算する。したがって、1つのトリビュータリスロットを追加する必要がある。よって、ノードAは、リンクA-B中で、1つの新しい遊休トリビュータリスロット、例えばトリビュータリスロット1番を選択し、PathメッセージをノードBに送信する。このメッセージは、tunnel IDと、新しいLSP IDと、新しいトラフィックパラメータ(調整後のODUflexの帯域幅、すなわち5Gbpsを記述するのに使用される)とを搬送し、このメッセージがODUflexロスレス帯域幅調整メッセージであることを示す。同時に、このメッセージはさらに、新しいラベルを含み、このラベルは、帯域幅調整後のリンクA-B中でODUflexによって使用されるトリビュータリスロット、例えばラベル1、2、3、および4番を示す。加えて、Pathメッセージは、新しいラベルと、リンクA-B中の調整前のODUflexの古いラベルの、両方を含んでもよい。
ノードAは、調整後のLSPについて制御プレーン上で制御状態を生み出し、LSPの制御情報を保存する。LSPの制御情報は、tunnel ID、新しいLSP ID、新しいトラフィックパラメータ、新しいラベルなどを含む。
同時に、ノードAは、そのデータプレーンのLCR(Link Connection Resizing、リンク接続リサイジング)プロトコル実行をトリガして、新たに予約されたトリビュータリスロットをAとBとの間のリンク接続に追加する。
(3)ノードBは、Pathメッセージを受信し、受信したメッセージ中の「ODUflexロスレス調整指示」に従って、ODUflex帯域幅調整を実施する必要があることを知る。同時に、調整後のLSPについて制御プレーン上で制御状態を生み出し、LSPの制御情報を保存する。
ノードBは、ラベルの値に従って、リンクA-B中で使用される1、2、3、または4番のトリビュータリスロットのラベルを知る。次いでノードBは、tunnel IDに従って制御プレーン上で調整前のLSPに対応する制御情報を見つけ、調整前のLSPに対応する制御情報からリンクA-B中の調整前のLSPの古いラベルを取得し、古いラベルを新しいラベルと比較して、リンクA-B中で新たに追加されたトリビュータリスロットを知る。別法として、ノードBによって受信されたPathメッセージがさらにリンクA-B中の調整前のODUflexの古いラベルも含む場合、ノードBは、新しいラベルを古いラベルと直接に比較して、リンクA-B中で新たに追加されたトリビュータリスロットを知る。
(4)制御プレーン上で、ノードBは、帯域幅調整後のODUflexによって使用されるトリビュータリスロットの情報を、調整後のLSPに対応する制御情報に保存する。同時に、ノードBのデータプレーンのLCRプロトコル実行をトリガして、新たに予約されたトリビュータリスロットをAとBとの間のリンク接続に追加する。
ノードAおよびBがそれらのデータプレーン上でLCRを実行する際の具体的なプロセスは、以下のとおりである。ノードAおよびBは、OTNデータプレーン上でODUフレーム中の第1のオーバヘッドバイトを介してLCRプロトコルを伝送し、お互いにハンドシェークを実施し、ハンドシェーク完了後の次のODUマルチフレーム中で、新たに追加されたトリビュータリスロットをODUflexリンク接続に追加する。成功後、GMPカプセル化方式を特別なモード(特別モード)に変更する。
(5)ノードBは、リンクB-Cの上流ノードとして、受信したPathメッセージ中のtunnel IDに従って制御プレーン上で調整前のLSPに対応する制御状態を見つけ、調整前のLSPに対応する制御状態から調整前のLSPのトラフィックパラメータと、リンクB-C上の調整前のODUflexの古いラベルとを取得する。ノードBは、調整前のLSPのトラフィックパラメータを、Pathメッセージ中の新しいトラフィックパラメータと比較し、1.25Gbpsの帯域幅増加を計算する。したがって、1つのトリビュータリスロットを追加する必要がある。よって、ノードBは、リンクB-C中で、1つの新しい遊休トリビュータリスロット、例えばトリビュータリスロット4番を選択し、ノードCにPathメッセージを送信する。このメッセージは、tunnel ID、新しいLSP ID、および新しいトラフィックパラメータを搬送し、このメッセージがまたODUflexロスレス帯域幅調整メッセージであることを示す。同時に、このメッセージはさらに、新しいラベルも含み、このラベルは、帯域幅調整後のリンクB-C中でODUflexによって使用されるトリビュータリスロット、例えばラベル1、2、3、および4番を示す。加えて、Pathメッセージは、新しいラベルと、リンクB-C中の調整前のODUflexの古いラベルの、両方を含んでもよい。
同時に、ノードBは、そのデータプレーンのLCR(Link Connection Resizing、リンク接続リサイジング)プロトコル実行をトリガして、新たに予約されたトリビュータリスロットをBとCとの間のリンク接続に追加する。
(6)ノードCは、Pathメッセージを受信し、受信したメッセージ中の「ODUflexロスレス調整指示」に従って、ODUflex帯域幅調整を実施する必要があることを知る。同時に、調整後のLSPについて制御プレーン上で制御状態を生み出し、LSPの制御情報を保存する。
ノードCは、ラベルの値に従って、リンクB-C中で使用される1、2、3、または4番のトリビュータリスロットのラベルを知る。次いでノードCは、tunnel IDに従って制御プレーン上で調整前のLSPに対応する制御情報を見つけ、調整前のLSPに対応する制御情報からリンクB-C中の調整前のLSPの古いラベルを取得し、古いラベルを新しいラベルと比較して、リンクB-C中で新たに追加されたトリビュータリスロットを知る。別法として、ノードCによって受信されたPathメッセージがさらにリンクB-C中の調整前のODUflexの古いラベルも含む場合、ノードCは、新しいラベルを古いラベルと直接に比較して、リンクB-C中で新たに追加されたトリビュータリスロットを知る。
(7)ノードCは、制御プレーン上で、帯域幅調整後のODUflexによって使用されるトリビュータリスロットの情報を、調整後のLSPに対応する制御情報に保存する。同時に、ノードCのデータプレーンのLCRプロトコル実行をトリガして、新たに予約されたトリビュータリスロットをBとCとの間のリンク接続に追加する。
ノードBおよびCがそれらのデータプレーン上でLCRを実行する具体的なプロセスは、ノードAおよびBがそれらのデータプレーン上でLCRを実行する具体的なプロセスと同じである。
(8)Resvメッセージが、最後のノードCから最初のノードAに、ホップからホップへと送信される。このメッセージは、制御プレーン上でODUflexについて帯域幅がうまく増加されたことを示す。
本実施形態では、ノードCは、リンクB-C中で追加されることになるトリビュータリスロットの決定に成功した後で、ノードBにResvメッセージを送信すればよく、そのデータプレーンがLCRを実行するようにトリガされた後、またはデータプレーンがLCRを完了した後でResvメッセージをノードBに送信することは必要とされない。同様にして、ノードBは、ノードCによって送信されたResvメッセージの受信後、リンクB-C中で追加されることになるトリビュータリスロットの決定に成功した後で、ノードAにResvメッセージを送信すればよい。
(9)ODUflexが通過する全てのリンク中のデータプレーン上でLCRプロトコルが完了した後、最初のノードAは、BWR(BandWidth Resizing、帯域幅リサイジング)プロトコルを実施するように自動的にトリガされて、ODUflexのレートの増加を完了する。
BWRプロトコルは、OTNデータプレーン上で、ODUフレーム中の第2のオーバヘッドバイトを介して伝送される。最初のノードAがBWRプロトコルを実施するように自動的にトリガされるプロセスは、以下のとおりである。
(a)各ノードは、帯域幅調整コマンドを受信した後、LCRプロトコルを開始する前に、BWRプロトコルによって使用される第2のオーバヘッドバイトをブロックする。すなわち、BWRを伝送するためのオーバヘッドバイト中の情報を無視する。それにより、BWRオーバヘッドバイト中の情報を次のノードに転送することはできない。
(b)隣接するノード間(例えばAとBとの間またはBとCとの間)で、LCRプロトコルがうまく実行された後で、BWRオーバヘッドバイトのブロッキングが停止される。すなわち、BWRオーバヘッドバイトがトランスペアレントに転送される。
(c)全てのノードがLCRを完了した後、最初のノードAのBWRオーバヘッドバイトを最後のノードCにトランスペアレントに転送することができ、最後のノードCもまた、受信後にBWRオーバヘッドバイトで応答する。最初のノードAは、BWR応答メッセージを受信した後、次のODUマルチフレーム中でODUflexレートを調整し、調整が成功した後、BWRオーバヘッドを介して調整成功を指示する。ODUflex経路の各ノードは、BWR成功の指示を受け取った後、GMP特別モードを閉じる。
(10)最初のノードAは、データプレーン上でBWRプロトコルをうまく完了した後、その制御プレーンに通知する。
(11)最初のノードAは、帯域幅調整前のLSPを制御プレーン上で除去するために、PathTearメッセージをホップからホップへと下流ノードに送信する。すなわち、調整前のLSPに対応する制御状態を制御プレーン上で削除する。
ODUflexロスレス帯域幅調整プロセスは、ネストすることはできないことに留意されたい。すなわち、同じODUflexサービスについて、最初のノードは、最初のODUflexロスレス帯域幅調整を開始した後で、かつ、この調整を完了する前に、次のODUflexロスレス帯域幅調整動作を開始することはできない。これに対応して、ODUflexロスレス調整プロセスにおいて、各ノードの制御プレーン上でODUflex経路について保存できる制御状態は、多くても2つである。一方の制御状態は、調整前のLSPの制御情報を保存するための制御状態であり、他方の制御状態は、調整後のLSPの制御情報を保存するための制御状態である。
データプレーン上で、LCR実行の失敗があった場合(これによりノードAは、期限切れ(すなわちODUflex帯域幅調整の開始から一定期間内にノードAがBWR応答メッセージを受信しない)になる前にBWRプロトコルを開始することができなくなる)、または、ノードAがBWRプロトコルの実行後に失敗を起こした場合、ノードAは、PathTearメッセージをノードからノードへと下流ノードに送信し、調整後のLSPに対応する制御状態の削除を指示し、データプレーン上でロールバック動作を実施する。PathTearメッセージを受信したノードはまず、現在のノードと上流ノードとの間のLCRが前にうまく実行されたかどうか判定する。うまく実行された場合は、LCRプロトコルを再度実行する必要があり、前に追加されたトリビュータリスロットをリンク接続から削除する。うまく実行されなかった場合は、制御プレーン上でロールバック動作を実施する必要はない。加えて、ODUflex経路上の各ノードはさらに、前に制御プレーン上で生み出された、調整後のLSPに対応する制御状態を削除する。
実施例4:図6に示すものは、例として挙げるものであり、帯域幅減少の手順である。
ノードA、B、Cの間に帯域幅5GbpsのODUflex経路が存在し、そのtunnel IDおよびLSP IDが割り振られており、各ノードが帯域幅調整前のODUflexの制御状態を保存し、帯域幅調整前のODUflexの制御状態が、ODUflexのtunnel ID、LSP ID、およびトラフィックパラメータ(ODUflexの帯域幅値を記述するのに使用される)、ならびに、各リンク中のODUflexのラベル値(各リンク中のODUflexによって占められるトリビュータリスロットを記述するのに使用される)を含むと仮定する。ODUflexの最初のノードAが、ODUflexの帯域幅を3.75Gbpsに減少させるよう要求するコマンドを受信した場合、ロスレス帯域幅調整プロセスは、実施例3の帯域幅増加プロセスと比較的似ているが、主な違いは以下のとおりである。
(1)制御プレーン上で、Pathメッセージ中の新しいトラフィックパラメータ中の帯域幅値は、元の帯域幅値よりも小さく、各ノードは、新しい帯域幅と古い帯域幅とを比較して、帯域幅を減少させる必要があることを知る。一方、Pathメッセージ中で、新しいラベルを古いラベルと比較することによって、削減すべきトリビュータリスロットが得られるか、または、新しいラベルが、削減すべきトリビュータリスロットを直接に搬送する。
(2)データプレーン上で、帯域幅減少プロセスは、帯域幅増加プロセスの逆であり、ODUflexのレートを減少させてからトリビュータリスロットをリンク接続から削減することを必要とする。具体的なプロセスは以下のとおりである。
ODUflex経路上の最初のノードがODUflexロスレス帯域幅調整コマンドを受信した後、または各下流ノードがPathメッセージを受信した後、削減する必要のあるトリビュータリスロットが決定され、データプレーン上で、まずLCRを実行してリンク接続リサイジング初期化が実施される。具体的には、ODUflex経路上の各ノードは、BWRプロトコルによって使用される第2のオーバヘッドバイトをブロックする。次いで、各隣接ノード対の間でLCRプロトコルハンドシェークが実施される。ハンドシェーク完了後、隣接する2つのノードの両方が、GMPカプセル化方式を特別モードに変更し、次いで、LCRプロトコルを一時的に保留しながら、BWRのブロッキングを停止する、すなわちBWRオーバヘッドバイトをトランスペアレントに転送する。
ODUflexが通過する全てのリンクのLCRがうまく初期化された後、最初のノードAと最後のノードCとの間でBWRが実行されて、ODUflexのレートが減少される。具体的には、最初のノードAのBWRオーバヘッドバイトを最後のノードCにトランスペアレントに転送することができ、最後のノードCもまた、受信後にBWRオーバヘッドバイトで応答する。最初のノードAは、BWR応答メッセージを受信した後、次のODUマルチフレーム中でODUflexレートを調整し、調整が成功した後、BWRオーバヘッドを介してODUflex経路上の各ノードに調整成功を指示する。
最後に、ODUflexが通過する各ノード中でLCRプロトコルが実行され、前に指定されたトリビュータリスロットが、対応するリンク接続から削除される。具体的には、ODUflex経路の各ノードは、BWR成功の指示を受信した後、GMP特別モードを閉じる。同時に、各隣接ノード対は、LCRプロトコルハンドシェークの後の次のODUマルチフレーム中で、指定されたトリビュータリスロットをODUflexのリンク接続から削除する。
データプレーンがLCRまたはBWRを実施するときに異常が発生し、それにより帯域幅調整が不成功であった場合は、ロールバック動作を実施する必要があり、帯域幅調整前の状態が復元される。具体的には以下のとおりである。
(a)最初のノードAは、Resv応答メッセージを受信した後、データプレーンの帯域幅調整の結果を待機する。ノードAのデータプレーンの帯域幅調整が不成功であった場合は、ノードAの制御プレーンに調整エラーが報告される。
(b)ノードAは、PathTearメッセージを、LSP方向に沿ってノードからノードへと下流ノードに送信して、帯域幅調整後のLSPを制御プレーン上で削除するよう、すなわち帯域幅調整後のLSPの制御状態を制御プレーン上で削除するよう要求する。
(c)メッセージを受信した各ノードは、前のトリビュータリスロット減少動作が成功であったかどうか判定する。成功であった場合は、LCRプロトコルを再度実行する必要があり、削減されたトリビュータリスロットをリンク接続に再度追加する。成功でなかった場合は、このロールバック動作は必要ない。同時に、各ノードは、前に制御プレーン上で生み出された、帯域幅調整後のLSPの制御状態を削除する。
実施形態3
本発明の実施形態3は、ODUflex経路上のノードデバイスを提供する。ノードデバイスは、ODUflex経路上の各リンクの下流ノードである。図7に示すように、ノードデバイスは、
ODUflex経路上の上流ノードから要求メッセージを受信するように構成された受信ユニット70であって、要求メッセージが、ODUflex経路のtunnel IDと、調整後の帯域幅情報とを搬送し、要求メッセージが、ODUflex経路の帯域幅のロスレス調整を要求するのに使用され、受信ユニット70によって受信された要求メッセージが、ODUflex経路の最初のノードによって調整後のODUflex経路に割り振られた新しいLSP IDを含む、受信ユニット70と、
tunnel IDに従って探索してODUflex経路の調整前の帯域幅情報を取得し、調整前の帯域幅情報を調整後の帯域幅情報と比較し、ノードデバイスと隣接上流ノードとの間のリンクについて調整する必要のあるトリビュータリスロットの数を決定し、調整する必要のあるトリビュータリスロットを選択するように構成されたトリビュータリスロット割振りユニット71と、
隣接上流ノードの調整後のトリビュータリスロット、または選択された調整する必要のあるトリビュータリスロットを、ラベルを介して指示し、トリビュータリスロット調整コマンドをデータプレーンに送るように構成された指示ユニット72であって、それによりデータプレーンがトリビュータリスロット調整コマンドに従ってトリビュータリスロット調整およびODUflexビットレート調整を実施する、指示ユニット72とを備える。
図8に示すように、ノードデバイスはさらに、
調整後の経路についての制御状態を生み出し、tunnel IDと、調整後の帯域幅情報と、新しいLSP IDとを含む制御情報を保存し、調整後のODUflex経路によって占められるトリビュータリスロットの情報を、対応する制御状態に保存するように構成された保存ユニット73を備える。
受信ユニット70はさらに、ODUflex経路の最初のノードによってODUflex経路に沿って下流へノードからノードへと送信されたロールバック指示メッセージを受信するように構成される。ノードデバイスはさらに、
受信ユニットがロールバック指示メッセージを受信した後で、データプレーンのトリビュータリスロット調整が成功であるどうか判定するように構成された判定ユニット74と、
トリビュータリスロット調整が成功であると判定ユニット74が判定した場合に、トリビュータリスロット調整ロールバック動作を実行してトリビュータリスロット調整前の状態にロールバックするように構成されたロールバックユニット75とを備える。
本実施形態で述べたノードデバイスは、実施形態1におけるODUflex経路上の各リンクの下流ノードに対応する。本実施形態におけるノードデバイスの発明的な点を強調するために、本実施形態では、ノードデバイスのいくつかの機能、例えば、トリビュータリスロット調整情報が決定された後で、データプレーンによって実施されるトリビュータリスロット調整動作およびビットレート調整をトリガする機能などは無視する。
本発明の本実施形態で述べたノードデバイスは、自動のODUflexロスレス帯域幅調整を実施することができ、したがって、重い作業負荷や構成エラーなど、手動の帯域幅調整によって引き起こされる問題が回避される。さらに、ODUflexロスレス帯域幅調整プロセスの間に調整コマンドをノードからノードへと手動で送信する必要がないので、帯域幅調整速度が上がり、顧客の帯域幅調整要件が速やかに満たされる。
一方、本実施形態におけるノードデバイスは、ロールバック機能を提供する。調整失敗の場合に、調整前の状態にロールバックすることができ、これにより、ODUflexロスレス帯域幅調整の信頼性が効果的に高まる。
実施形態4
本実施形態は、ODUflex経路上のノードデバイスを提供する。ノードデバイスは、ODUflex経路上の各リンクの上流ノードである。図9に示すように、ノードデバイスは、
現在のノードがODUflex経路の最後のノードでない場合に、ODUflex経路の調整後の帯域幅情報を調整前の帯域幅情報と比較し、現在のノードと次の隣接ノードとの間のリンクについて調整する必要のあるトリビュータリスロットの数を決定し、調整する必要のあるトリビュータリスロットの数に従ってトリビュータリスロット調整情報を決定するように構成されたトリビュータリスロット割振りユニット90であって、トリビュータリスロット調整情報が、調整後のトリビュータリスロット、または選択された調整する必要のあるトリビュータリスロットを含む、トリビュータリスロット割振りユニット90と、
下流ノードに要求メッセージを送信するように構成された送信ユニット91であって、要求メッセージが、ODUflex経路のトンネル識別子(tunnel ID)と、調整後の帯域幅情報と、現在のノードによって決定されたトリビュータリスロット調整情報を含むラベルとを搬送し、要求メッセージが、ODUflex経路の帯域幅のロスレス調整を要求するのに使用される、送信ユニット91と、
トリビュータリスロット調整情報に従って第1のトリビュータリスロット調整コマンドをデータプレーンに送るように構成された指示ユニット92であって、それによりデータプレーンが第1のトリビュータリスロット調整コマンドに従って現在のノードと隣接する次のノードとの間のリンク接続のトリビュータリスロットを調整する、指示ユニット92とを備える。
図10に示すように、ノードデバイスがODUflex経路の最初のノードであるとき、ノードデバイスはさらに、
1つの新しいラベルスイッチングパス識別子(LSP ID)を調整後のODUflex経路に割り振り、下流ノードに送信される要求メッセージ中で新しいLSP IDを搬送するように構成された経路識別子割振りユニット93を備え、
さらに、
データプレーンによって送られたトリビュータリスロット調整失敗指示またはODUflexビットレート調整失敗指示が受け取られた後で、ロールバック指示メッセージを下流ノードに送信するように構成されたロールバックトリガユニット94を備えてよい。
図11に示すように、ノードデバイスはさらに、
調整後の経路についての制御状態を生み出し、tunnel IDと、調整後の帯域幅情報と、新しいLSP IDとを含む制御情報を保存し、調整後のODUflex経路によって占められるトリビュータリスロットの情報を、対応する制御状態に保存するように構成された保存ユニット95を備え、
さらに、
ODUflex経路の最初のノードによってODUflex経路に沿って下流へノードからノードへと送信されたロールバック指示メッセージを受信するように構成された第1の受信ユニット96と、
受信ユニットがロールバック指示メッセージを受信した後で、データプレーンのトリビュータリスロット調整が成功であるかどうか判定するように構成された判定ユニット97と、
トリビュータリスロット調整が成功であると判定ユニットが判定した場合に、トリビュータリスロット調整ロールバック動作を実行してトリビュータリスロット調整前の状態にロールバックするように構成されたロールバックユニット98とを備えてよい。
図12に示すように、ノードデバイスはさらに、
現在のノードが最初のノードでない場合に、現在のノードの上流ノードによって送信された要求メッセージを受信するように構成された第2の受信ユニット99であって、要求メッセージが、ODUflex経路のトンネル識別子(tunnel ID)と、調整後の帯域幅情報と、上流ノードによって決定されたトリビュータリスロット調整情報を含むラベルとを搬送し、要求メッセージが、ODUflex経路の帯域幅のロスレス調整を要求するのに使用される、第2の受信ユニット99と、
第2の受信ユニットによって受信された要求メッセージ中のトリビュータリスロット調整情報に従って第2のトリビュータリスロット調整コマンドをデータプレーンに送るようにさらに構成された指示ユニット92であって、それによりデータプレーンが第2のトリビュータリスロット調整コマンドに従って上流ノードと現在のノードとの間のリンク接続のトリビュータリスロットを調整する、指示ユニット92とを備える。
本実施形態で述べたノードデバイスは、実施形態2におけるODUflex経路上の各リンクの上流ノードに対応する。本実施形態におけるノードデバイスの発明的な点を強調するために、本実施形態では、ノードデバイスのいくつかの機能は無視する。
本発明の本実施形態で述べたノードデバイスは、自動のODUflexロスレス帯域幅調整を実施することができ、したがって、重い作業負荷や構成エラーなど、手動の帯域幅調整によって引き起こされる問題が回避される。さらに、ODUflexロスレス帯域幅調整プロセスの間に調整コマンドをノードからノードへと手動で送信する必要がないので、帯域幅調整速度が上がり、顧客の帯域幅調整要件が速やかに満たされる。
一方、本実施形態におけるノードデバイスは、ロールバック機能を提供する。調整失敗の場合に、調整前の状態にロールバックすることができ、これにより、ODUflexロスレス帯域幅調整の信頼性が効果的に高まる。
実施形態5
本実施形態は、ロスレス帯域幅調整システムを提供し、このシステムは、ODUflex経路の最初のノード、およびODUflex経路の最後のノードを含み、さらに中間ノードを含みうる。
最初のノードは、要求メッセージをODUflex経路に沿って下流へノードからノードへと最後のノードに送信するように構成され、要求メッセージは、ODUflex経路のトンネル識別子(tunnel ID)と、調整後の帯域幅情報とを搬送し、要求メッセージは、ODUflex経路の帯域幅のロスレス調整を要求するのに使用される。
最後のノードは、要求メッセージを受信し、トンネル識別子に従って探索してODUflex経路の調整前の帯域幅情報を取得し、調整前の帯域幅情報を調整後の帯域幅情報と比較し、最後のノードと隣接上流ノードとの間のリンクについて調整する必要のあるトリビュータリスロットの数を決定し、調整する必要のあるトリビュータリスロットを選択し、上流ノードの調整後のトリビュータリスロット、または選択された調整する必要のあるトリビュータリスロットを、第1のラベルを介して指示し、トリビュータリスロット調整コマンドをデータプレーンに送るように構成され、それによりデータプレーンは、トリビュータリスロット調整コマンドに従ってトリビュータリスロット調整およびODUflexビットレート調整を実施し、隣接上流ノードは、最初のノードであるか、または最初のノードと最後のノードとの間の中間ノードである。
上流ノードは、第1のラベルを受信し、調整する必要のあるトリビュータリスロットを取得し、第1のトリビュータリスロット調整コマンドをデータプレーンに送るように構成され、それによりデータプレーンは、第1のトリビュータリスロット調整コマンドに従って、上流ノードと最後のノードとの間のリンク接続のトリビュータリスロットを調整しODUflexビットレート調整を実施する。
トリビュータリスロット調整コマンドがトリビュータリスロット増加コマンドである場合は、最初のノードおよび最後のノードはさらに、ODUflex経路上の全てのリンク接続のトリビュータリスロット調整が完了した後で、ODUflexビットレート調整を実施するように構成される。
トリビュータリスロット調整コマンドがトリビュータリスロット減少コマンドである場合は、ODUflex経路上のノードはさらに、最初のノードおよび最後のノードがODUflexビットレート調整を完了した後で、ODUflex経路上のリンク接続のトリビュータリスロット調整を実施するように構成される。
隣接上流ノードが最初のノードと最後のノードとの間の中間ノードである場合、上流ノードはさらに、要求メッセージを受信し、トンネル識別子に従って探索してODUflex経路の調整前の帯域幅情報を取得し、調整前の帯域幅情報を調整後の帯域幅情報と比較し、上流ノードとこの上流ノードに隣接する前ノードとの間のリンクについて調整する必要のあるトリビュータリスロットの数を決定し、調整する必要のあるトリビュータリスロットを選択し、上流ノードに隣接する前ノードの調整後のトリビュータリスロット、または選択された調整する必要のあるトリビュータリスロットを、第2のラベルに従って指示し、第2のトリビュータリスロット調整コマンドをデータプレーンに送るように構成され、それによりデータプレーンは、第2のトリビュータリスロット調整コマンドに従って、上流ノードと前ノードとの間のリンク接続のトリビュータリスロットを調整しODUflexビットレート調整を実施する。
上流ノードに隣接する前ノードは、最初のノードであるか、または最初のノードと最後のノードとの間の中間ノードである。
実施形態6
本実施形態は、ロスレス帯域幅調整システムを提供し、このシステムは、ODUflex経路の最初のノード、およびODUflex経路の下流ノードを含み、下流ノードは、ODUflex経路の最後のノードであるか、または最初のノードと最後のノードとの間の中間ノードである。
最初のノードは、要求メッセージをODUflex経路に沿って隣接下流ノードに送信するように構成され、要求メッセージは、ODUflex経路のトンネル識別子(tunnel ID)と、調整後の帯域幅情報と、最初のノードによって決定されたトリビュータリスロット調整情報を含むラベルとを搬送し、要求メッセージは、ODUflex経路の帯域幅のロスレス調整を要求するのに使用され、トリビュータリスロット調整情報は、調整後のトリビュータリスロット、または調整する必要があり最初のノードによって選択されたトリビュータリスロットを含む。最初のノードはさらに、1つの新しいラベルスイッチングパス識別子(LSP ID)を帯域幅調整後のODUflex経路に割り振り、下流ノードに送信される要求メッセージ中で新しいLSP IDを搬送するように構成される。最初のノードはさらに、データプレーンによって送られたトリビュータリスロット調整失敗指示またはODUflexビットレート調整失敗指示が受け取られた後で、ロールバック指示メッセージを下流ノードに送信するように構成される。
下流ノードは、トリビュータリスロット調整情報に従って第1のトリビュータリスロット調整コマンドをデータプレーンに送り、現在のノードがODUflex経路の最後のノードでない場合に、トンネル識別子に従って探索してODUflex経路の調整前の帯域幅情報を取得し、調整後の帯域幅情報を調整前の帯域幅情報と比較し、下流ノードとこの下流ノードに隣接する次のノードとの間のリンクについて調整する必要のあるトリビュータリスロットの数を決定し、調整する必要のあるトリビュータリスロットの数に従ってトリビュータリスロット調整情報を決定し、ODUflex経路のトンネル識別子(tunnel ID)と、調整後の帯域幅情報と、下流ノードによって決定されたトリビュータリスロット調整情報を含むラベルとを搬送する要求メッセージを次のノードに送信し続けるように構成される。
下流ノードは、第2のトリビュータリスロット調整コマンドをデータプレーンに送る。データプレーンは、第1のトリビュータリスロット調整コマンドおよび第2のトリビュータリスロット調整コマンドに従って、トリビュータリスロット調整およびODUflexビットレート調整を実施する。ここで、データプレーンは、第1のトリビュータリスロット調整コマンドに従って、最初のノードと下流ノードとの間のリンク接続のトリビュータリスロットを調整し、第2のトリビュータリスロット調整コマンドに従って、下流ノードと隣接する次のノードとの間のリンク接続のトリビュータリスロットを調整する。
結論として、本実施形態で述べたODUflexロスレス帯域幅調整の解決法は、手動による関与の必要なしに自動のODUflexロスレス帯域幅調整を実施し、したがって、重い作業負荷や構成エラーなど、手動の帯域幅調整によって引き起こされる問題が回避される。さらに、ODUflexロスレス帯域幅調整プロセスの間に調整コマンドをノードからノードへと手動で送信する必要がないので、帯域幅調整速度が上がり、顧客の帯域幅調整要件が速やかに満たされる。
一方、本実施形態におけるノードデバイスは、ロールバック機能を提供する。調整失敗の場合に、調整前の状態にロールバックすることができ、これにより、ODUflexロスレス帯域幅調整の信頼性が効果的に高まる。
以上の実施形態における方法のステップの全部または一部は、適切なハードウェアに命令するプログラムによって完了させることができることは、当業者なら理解するであろう。プログラムは、読取専用メモリ(略してROM)、ランダムアクセスメモリ(略してRAM)、磁気ディスク、光ディスクなど、コンピュータ可読記憶媒体に記憶することができる。
以上の記述は、本発明の特定の例示的な実施形態に過ぎず、本発明の保護範囲を限定する意図はない。本発明において開示する技術的範囲内で当業者によって行われるどんな変形または置換も、本発明の保護範囲に含まれるものとする。したがって、本発明の保護範囲は、添付の特許請求の範囲に従うものとする。
70 受信ユニット
71 トリビュータリスロット割振りユニット
72 指示ユニット
73 保存ユニット
74 判定ユニット
75 ロールバックユニット
90 トリビュータリスロット割振りユニット
91 送信ユニット
92 指示ユニット
93 経路識別子割振りユニット
94 ロールバックトリガユニット
95 保存ユニット
96 第1の受信ユニット
97 判定ユニット
98 ロールバックユニット
99 第2の受信ユニット

Claims (22)

  1. 帯域幅可変光チャネルデータユニット(ODUflex)経路の下流ノードによって、前記ODUflex経路の上流ノードから要求メッセージを受信する段階であって、前記要求メッセージが、前記ODUflex経路のトンネル識別子(tunnel ID)と、調整後の帯域幅情報とを搬送し、前記要求メッセージが、前記ODUflex経路の帯域幅のロスレス調整を要求するのに使用され、前記要求メッセージが、前記ODUflex経路の最初のノードによって前記ODUflex経路に沿って下流へノードからノードへと最後のノードに送信されるものである段階と、
    前記下流ノードによって、前記トンネル識別子に従って探索して前記ODUflex経路の調整前の帯域幅情報を取得し、前記調整前の帯域幅情報を前記調整後の帯域幅情報と比較し、前記下流ノードと隣接上流ノードとの間のリンクについて調整する必要のあるトリビュータリスロットの数を決定し、調整する必要のあるトリビュータリスロットを選択する段階と、
    前記下流ノードによって、前記隣接上流ノードの調整後のトリビュータリスロット、または前記選択された調整する必要のあるトリビュータリスロットを、ラベルを介して指示し、トリビュータリスロット調整コマンドをデータプレーンに送る段階であって、それにより前記データプレーンが前記トリビュータリスロット調整コマンドに従ってトリビュータリスロット調整およびODUflexビットレート調整を実施する段階とを含むロスレス帯域幅調整方法。
  2. 前記下流ノードによって、前記隣接上流ノードの前記調整後のトリビュータリスロット、または前記選択された調整する必要のあるトリビュータリスロットを、前記ラベルを介して指示する前記段階が、
    古いラベルと新しいラベルとを搬送する応答メッセージを前記上流ノードに送信する段階であって、前記新しいラベルが、前記上流ノードと前記下流ノードとの間のリンク中で調整後の前記ODUflex経路によって占められるトリビュータリスロットを含み、前記古いラベルが、前記上流ノードと前記下流ノードとの間の前記リンク中で調整前の前記ODUflex経路によって占められるトリビュータリスロットを含む段階、または、
    新しいラベルを搬送する応答メッセージを前記上流ノードに送信する段階であって、前記新しいラベルが、前記上流ノードと前記下流ノードとの間のリンク中で調整後の前記ODUflex経路によって占められるトリビュータリスロットを含む段階、または、
    新しいラベルを搬送する応答メッセージを上流へ送信する段階であって、前記新しいラベルが、前記選択された調整する必要のあるトリビュータリスロットを含み、前記新しいラベルが、当該トリビュータリスロット調整がトリビュータリスロット数の増加であるのかトリビュータリスロット数の減少であるのかを示す段階を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記古いラベルと前記新しいラベルとを搬送する前記応答メッセージが前記上流ノードに送信される場合であって、前記新しいラベルが、前記上流ノードと前記下流ノードとの間の前記リンク中で調整後の前記ODUflex経路によって占められる前記トリビュータリスロットを含み、前記古いラベルが、前記上流ノードと前記下流ノードとの間の前記リンク中で調整前の前記ODUflex経路によって占められるトリビュータリスロットを含む場合に、前記上流ノードによって、前記新しいラベルを前記古いラベルと比較して、前記調整する必要のあるトリビュータリスロットを知る段階をさらに含み、または、
    前記下流ノードが、前記新しいラベルを搬送する前記応答メッセージを前記上流ノードに送信する場合であって、前記新しいラベルが、前記上流ノードと前記下流ノードとの間の前記リンク中で調整後の前記ODUflex経路によって占められる前記トリビュータリスロットを含む場合に、前記上流ノードによって、前記要求メッセージ中の前記トンネル識別子に従って探索して前記ODUflex経路の古いラベルを取得する段階であって、前記古いラベルが、前記上流ノードと前記下流ノードとの間の前記リンク中で調整前の前記ODUflex経路によって占められるトリビュータリスロットを含み、前記新しいラベルを前記古いラベルと比較して、前記調整する必要のあるトリビュータリスロットを知る段階をさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ODUflex経路の前記最初のノードによって、1つの新しいラベルスイッチングパス識別子(LSP ID)を調整後の前記ODUflex経路に割り振り、前記新しいLSP IDを前記要求メッセージ中で搬送する段階をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記トリビュータリスロット調整コマンドを前記データプレーンに送る前記段階であって、それにより前記データプレーンが前記トリビュータリスロット調整コマンドに従って前記トリビュータリスロット調整およびODUflexビットレート調整を実施する前記段階が、
    前記トリビュータリスロット調整コマンドがトリビュータリスロット増加コマンドである場合に、前記データプレーンによって、前記ODUflex経路上の全てのリンク接続のトリビュータリスロット調整が完了した後で前記ODUflexビットレート調整を実施する段階と、
    前記トリビュータリスロット調整コマンドがトリビュータリスロット減少コマンドである場合に、前記データプレーンによって、前記ODUflexビットレート調整を完了した後で前記ODUflex経路上のリンク接続のトリビュータリスロット調整を実施する段階とを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記データプレーンによって送られたトリビュータリスロット調整失敗指示またはODUflexビットレート調整失敗指示が受け取られた場合に、
    前記ODUflex経路の前記最初のノードによって、ロールバック指示メッセージを前記ODUflex経路に沿って下流へノードからノードへと送信する段階と、
    前記ODUflex経路上の各ノードによって、前記ロールバック指示メッセージを受信した後、前記データプレーンの前記トリビュータリスロット調整が前に成功であったかどうか判定し、成功であった場合にトリビュータリスロット調整ロールバック動作を実行して前記トリビュータリスロット調整の前の状態にロールバックする段階とをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 帯域幅可変光チャネルデータユニット(ODUflex)経路の上流ノードによって下流ノードに要求メッセージを送信する段階であって、前記要求メッセージが、前記ODUflex経路のトンネル識別子(tunnel ID)と、調整後の帯域幅情報と、前記上流ノードによって決定されたトリビュータリスロット調整情報を含むラベルとを搬送し、前記要求メッセージが、前記ODUflex経路の帯域幅のロスレス調整を要求するのに使用され、前記トリビュータリスロット調整情報が、調整後のトリビュータリスロット、または調整する必要があり前記上流ノードによって選択されたトリビュータリスロットを含む段階と、
    前記下流ノードによって、前記トリビュータリスロット調整情報に従って第1のトリビュータリスロット調整コマンドをデータプレーンに送り、現在のノードが前記ODUflex経路の最後のノードでない場合に、前記トンネル識別子に従って探索して前記ODUflex経路の調整前の帯域幅情報を取得し、前記調整後の帯域幅情報を前記調整前の帯域幅情報と比較し、前記下流ノードと当該下流ノードに隣接する次のノードとの間のリンクについて調整する必要のあるトリビュータリスロットの数を決定し、前記調整する必要のあるトリビュータリスロットの数に従ってトリビュータリスロット調整情報を決定し、前記ODUflex経路の前記トンネル識別子(tunnel ID)と、前記調整後の帯域幅情報と、前記下流ノードによって決定された前記トリビュータリスロット調整情報を含むラベルとを搬送する要求メッセージを前記次のノードに送信し続ける段階と、
    前記下流ノードによって第2のトリビュータリスロット調整コマンドを前記データプレーンに送る段階と、
    前記データプレーンによって、前記第1のトリビュータリスロット調整コマンドおよび前記第2のトリビュータリスロット調整コマンドに従ってトリビュータリスロット調整およびODUflexビットレート調整を実施する段階であって、前記データプレーンが、前記第1のトリビュータリスロット調整コマンドに従って、前記上流ノードと前記下流ノードとの間のリンク接続のトリビュータリスロットを調整し、前記第2のトリビュータリスロット調整コマンドに従って、前記下流ノードと前記隣接する次のノードとの間のリンク接続のトリビュータリスロットを調整する段階とを含むロスレス帯域幅調整方法。
  8. 前記データプレーンによって、前記第1のトリビュータリスロット調整コマンドおよび前記第2のトリビュータリスロット調整コマンドに従って前記トリビュータリスロット調整およびODUflexビットレート調整を実施する前記段階が、
    前記第1のトリビュータリスロット調整コマンドおよび前記第2のトリビュータリスロット調整コマンドがトリビュータリスロット増加コマンドである場合に、前記データプレーンによって、前記ODUflex経路上の全てのリンク接続のトリビュータリスロット調整が完了した後で前記ODUflexビットレート調整を実施する段階と、
    前記第1のトリビュータリスロット調整コマンドおよび前記第2のトリビュータリスロット調整コマンドがトリビュータリスロット減少コマンドである場合に、前記データプレーンによって、前記ODUflexビットレート調整を完了した後で前記ODUflex経路上のリンク接続のトリビュータリスロット調整を実施する段階とを含む、請求項7に記載の方法。
  9. ODUflex経路上のノードデバイスであって、
    前記ODUflex経路の上流ノードから要求メッセージを受信するように構成された受信ユニットであって、前記要求メッセージが、前記ODUflex経路のトンネル識別子(tunnel ID)と、調整後の帯域幅情報とを搬送し、前記要求メッセージが、前記ODUflex経路の帯域幅のロスレス調整を要求するのに使用される、受信ユニットと、
    前記トンネル識別子に従って探索して前記ODUflex経路の調整前の帯域幅情報を取得し、前記調整前の帯域幅情報を前記調整後の帯域幅情報と比較し、前記ノードデバイスと隣接上流ノードとの間のリンクについて調整する必要のあるトリビュータリスロットの数を決定し、調整する必要のあるトリビュータリスロットを選択するように構成されたトリビュータリスロット割振りユニットと、
    前記隣接上流ノードの調整後のトリビュータリスロット、または前記選択された調整する必要のあるトリビュータリスロットを、ラベルを介して指示し、トリビュータリスロット調整コマンドをデータプレーンに送るように構成された指示ユニットであって、それにより前記データプレーンが前記トリビュータリスロット調整コマンドに従ってトリビュータリスロット調整およびODUflexビットレート調整を実施する、指示ユニットとを備える、ノードデバイス。
  10. 前記受信ユニットによって受信された前記要求メッセージが、前記ODUflex経路の最初のノードによって調整後の前記ODUflex経路に割り振られた新しいラベルスイッチングパス識別子(LSP ID)を含む、請求項9に記載のノードデバイス。
  11. 前記受信ユニットがさらに、前記ODUflex経路の前記最初のノードによって前記ODUflex経路に沿って下流へノードからノードへと送信されたロールバック指示メッセージを受信するように構成され、前記ノードデバイスがさらに、
    前記受信ユニットが前記ロールバック指示メッセージを受信した後で、前記データプレーンの前記トリビュータリスロット調整が成功であるどうか判定するように構成された判定ユニットと、
    前記トリビュータリスロット調整が成功であると前記判定ユニットが判定した場合に、トリビュータリスロット調整ロールバック動作を実行して前記トリビュータリスロット調整の前の状態にロールバックするように構成されたロールバックユニットとを備える、請求項9に記載のノードデバイス。
  12. ODUflex経路上のノードデバイスであって、
    現在のノードが前記ODUflex経路の最後のノードでない場合に、前記ODUflex経路の調整後の帯域幅情報を調整前の帯域幅情報と比較し、前記現在のノードと隣接する次のノードとの間のリンクについて調整する必要のあるトリビュータリスロットの数を決定し、前記調整する必要のあるトリビュータリスロットの数に従ってトリビュータリスロット調整情報を決定するように構成されたトリビュータリスロット割振りユニットであって、前記トリビュータリスロット調整情報が、調整後のトリビュータリスロット、または選択された調整する必要のあるトリビュータリスロットを含む、トリビュータリスロット割振りユニットと、
    下流ノードに要求メッセージを送信するように構成された送信ユニットであって、前記要求メッセージが、前記ODUflex経路のトンネル識別子(tunnel ID)と、前記調整後の帯域幅情報と、前記現在のノードによって決定された前記トリビュータリスロット調整情報を含むラベルとを搬送し、前記要求メッセージが、前記ODUflex経路の帯域幅のロスレス調整を要求するのに使用される、送信ユニットと、
    前記トリビュータリスロット調整情報に従って第1のトリビュータリスロット調整コマンドをデータプレーンに送るように構成された指示ユニットであって、それにより前記データプレーンが前記第1のトリビュータリスロット調整コマンドに従って前記現在のノードと前記隣接する次のノードとの間のリンク接続のトリビュータリスロットを調整する、指示ユニットとを備える、ノードデバイス。
  13. 前記ノードデバイスが前記ODUflex経路の最初のノードであるとき、
    1つの新しいラベルスイッチングパス識別子(LSP ID)を調整後の前記ODUflex経路に割り振り、前記下流ノードに送信される前記要求メッセージ中で前記新しいLSP IDを搬送するように構成された経路識別子割振りユニットをさらに備える、請求項12に記載のノードデバイス。
  14. 前記データプレーンによって送られたトリビュータリスロット調整失敗指示またはODUflexビットレート調整失敗指示が受け取られた後で、ロールバック指示メッセージを前記下流ノードに送信するように構成されたロールバックトリガユニットをさらに備える、請求項13に記載のノードデバイス。
  15. 前記ODUflex経路の最初のノードによって前記ODUflex経路に沿って下流へノードからノードへと送信されたロールバック指示メッセージを受信するように構成された第1の受信ユニットと、
    前記受信ユニットが前記ロールバック指示メッセージを受信した後で、前記データプレーンの前記トリビュータリスロット調整が成功であるかどうか判定するように構成された判定ユニットと、
    前記トリビュータリスロット調整が成功であると前記判定ユニットが判定した場合に、トリビュータリスロット調整ロールバック動作を実行して前記トリビュータリスロット調整の前の状態にロールバックするように構成されたロールバックユニットとをさらに備える、請求項12に記載のノードデバイス。
  16. 前記現在のノードが最初のノードでない場合に、前記現在のノードの上流ノードによって送信された要求メッセージを受信するように構成された第2の受信ユニットであって、前記要求メッセージが、前記ODUflex経路の前記トンネル識別子(tunnel ID)と、前記調整後の帯域幅情報と、前記上流ノードによって決定されたトリビュータリスロット調整情報を含むラベルとを搬送し、前記要求メッセージが、前記ODUflex経路の前記帯域幅の前記ロスレス調整を要求するのに使用される、第2の受信ユニットと、
    前記第2の受信ユニットによって受信された前記要求メッセージ中の前記トリビュータリスロット調整情報に従って第2のトリビュータリスロット調整コマンドを前記データプレーンに送るようにさらに構成された指示ユニットであって、それにより前記データプレーンが前記第2のトリビュータリスロット調整コマンドに従って前記上流ノードと前記現在のノードとの間のリンク接続のトリビュータリスロットを調整する、指示ユニットとをさらに備える、請求項12に記載のノードデバイス。
  17. 光チャネルデータユニット(ODUflex)経路の最初のノードと前記ODUflex経路の最後のノードとを含むロスレス帯域幅調整システムであって、
    前記最初のノードが、要求メッセージを前記ODUflex経路に沿って下流へノードからノードへと前記最後のノードに送信するように構成され、前記要求メッセージが、前記ODUflex経路のトンネル識別子(tunnel ID)と、調整後の帯域幅情報とを搬送し、前記要求メッセージが、前記ODUflex経路の帯域幅のロスレス調整を要求するのに使用され、
    前記最後のノードが、前記要求メッセージを受信し、前記トンネル識別子に従って探索して前記ODUflex経路の調整前の帯域幅情報を取得し、前記調整前の帯域幅情報を前記調整後の帯域幅情報と比較し、前記最後のノードと隣接上流ノードとの間のリンクについて調整する必要のあるトリビュータリスロットの数を決定し、調整する必要のあるトリビュータリスロットを選択し、前記上流ノードの調整後のトリビュータリスロット、または前記選択された調整する必要のあるトリビュータリスロットを、第1のラベルを介して指示し、トリビュータリスロット調整コマンドをデータプレーンに送るように構成され、それにより前記データプレーンが、前記トリビュータリスロット調整コマンドに従ってトリビュータリスロット調整およびODUflexビットレート調整を実施し、前記隣接上流ノードが、前記最初のノードであるか、または前記最初のノードと前記最後のノードとの間の中間ノードであり、
    前記上流ノードが、前記第1のラベルを受信し、前記調整する必要のあるトリビュータリスロットを取得し、第1のトリビュータリスロット調整コマンドを前記データプレーンに送るように構成され、それにより前記データプレーンが、前記第1のトリビュータリスロット調整コマンドに従って、前記上流ノードと前記最後のノードとの間のリンク接続のトリビュータリスロットを調整しODUflexビットレート調整を実施する、ロスレス帯域幅調整システム。
  18. 前記トリビュータリスロット調整コマンドがトリビュータリスロット増加コマンドである場合に、前記最初のノードおよび前記最後のノードがさらに、前記ODUflex経路上の全てのリンク接続のトリビュータリスロット調整が完了した後で、前記ODUflexビットレート調整を実施するように構成され、
    前記トリビュータリスロット調整コマンドがトリビュータリスロット減少コマンドである場合に、前記ODUflex経路上のノードがさらに、前記最初のノードおよび前記最後のノードが前記ODUflexビットレート調整を完了した後で、リンク接続のトリビュータリスロット調整を実施するように構成された、請求項17に記載のシステム。
  19. 前記隣接上流ノードが前記最初のノードと前記最後のノードとの間の前記中間ノードである場合に、前記上流ノードがさらに、前記要求メッセージを受信し、前記トンネル識別子に従って探索して前記ODUflex経路の調整前の前記帯域幅情報を取得し、前記調整前の帯域幅情報を前記調整後の帯域幅情報と比較し、前記上流ノードと前記上流ノードに隣接する前ノードとの間のリンクについて調整する必要のあるトリビュータリスロットの数を決定し、調整する必要のあるトリビュータリスロットを選択し、前記上流ノードに隣接する前記前ノードの調整後のトリビュータリスロット、または前記選択された調整する必要のあるトリビュータリスロットを、第2のラベルに従って指示し、第2のトリビュータリスロット調整コマンドを前記データプレーンに送るように構成され、それにより前記データプレーンが、前記第2のトリビュータリスロット調整コマンドに従って、前記上流ノードと前記前ノードとの間のリンク接続のトリビュータリスロットを調整し前記ODUflexビットレート調整を実施し、
    前記上流ノードに隣接する前記前ノードが、前記最初のノードであるか、または前記最初のノードと前記最後のノードとの間の前記中間ノードである、請求項17に記載のシステム。
  20. 光チャネルデータユニット(ODUflex)経路の最初のノードと前記ODUflex経路の下流ノードとを含むロスレス帯域幅調整システムであって、前記下流ノードが、前記ODUflex経路の最後のノードであるか、または前記最初のノードと前記最後のノードとの間の中間ノードであり、
    前記最初のノードが、要求メッセージを前記ODUflex経路に沿って隣接下流ノードに送信するように構成され、前記要求メッセージが、前記ODUflex経路のトンネル識別子(tunnel ID)と、調整後の帯域幅情報と、前記最初のノードによって決定されたトリビュータリスロット調整情報を含むラベルとを搬送し、前記要求メッセージが、前記ODUflex経路の帯域幅のロスレス調整を要求するのに使用され、前記トリビュータリスロット調整情報が、調整後のトリビュータリスロット、または調整する必要があり前記最初のノードによって選択されたトリビュータリスロットを含み、
    前記下流ノードが、前記トリビュータリスロット調整情報に従って第1のトリビュータリスロット調整コマンドをデータプレーンに送り、現在のノードが前記ODUflex経路の前記最後のノードでない場合に、前記トンネル識別子に従って探索して前記ODUflex経路の調整前の帯域幅情報を取得し、前記調整後の帯域幅情報を前記調整前の帯域幅情報と比較し、前記下流ノードと当該下流ノードに隣接する次のノードとの間のリンクについて調整する必要のあるトリビュータリスロットの数を決定し、前記調整する必要のあるトリビュータリスロットの数に従ってトリビュータリスロット調整情報を決定し、前記ODUflex経路の前記トンネル識別子(tunnel ID)と、前記調整後の帯域幅情報と、前記下流ノードによって決定された前記トリビュータリスロット調整情報を含むラベルとを搬送する要求メッセージを前記次のノードに送信し続けるように構成され、
    前記下流ノードが、第2のトリビュータリスロット調整コマンドを前記データプレーンに送り、前記データプレーンが、前記第1のトリビュータリスロット調整コマンドおよび前記第2のトリビュータリスロット調整コマンドに従ってトリビュータリスロット調整およびODUflexビットレート調整を実施し、前記データプレーンが、前記第1のトリビュータリスロット調整コマンドに従って、前記最初のノードと前記下流ノードとの間のリンク接続のトリビュータリスロットを調整し、前記第2のトリビュータリスロット調整コマンドに従って、前記下流ノードと前記次の隣接ノードとの間のリンク接続のトリビュータリスロットを調整する、ロスレス帯域幅調整システム。
  21. 前記最初のノードがさらに、1つの新しいラベルスイッチングパス識別子(LSP ID)を調整後の前記ODUflex経路に割り振り、前記下流ノードに送信される前記要求メッセージ中で前記新しいLSP IDを搬送するように構成された、請求項20に記載のシステム。
  22. 前記最初のノードがさらに、前記データプレーンによって送られたトリビュータリスロット調整失敗指示またはODUflexビットレート調整失敗指示が受け取られた後で、ロールバック指示メッセージを前記下流ノードに送信するように構成された、請求項20に記載のシステム。
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