JP5496020B2 - 復調器および復調方法 - Google Patents
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Description
図1は、本実施の形態の通信システムの構成例を示す図である。図1に示すように、本実施の形態の通信システムは、送信機1と、受信機2と、で構成される。本実施の形態の送信機1および受信機2とは、マルチパス環境下で通信を行う。受信機2は、送信機1から送信された送信信号が直接到達する直接波W1を受信するとともに、送信機1から送信された送信信号が建物などの反射物3−1,3−2により反射された干渉波W2−1,W2−2を受信する。干渉波W2−1,W2−2は、直接波W1より遅延して受信される。また、受信した直接波W1および干渉波W2−1,W2−2には、熱雑音4が付加されている。
TS:1シンボル時間(秒)
NT:パイロットシンボル数
L:伝送路におけるマルチパスの数
N:復調を行うシンボル数
[A(太字)]ij:行列A(太字)のij要素
また、A(太字)=diag(a)は、行列A(太字)の対角成分がベクトルaによって成り立ち、他の成分は0となることを示す。INはN×Nの対角行列とし、0(太字)N×MはN×Mの0行列とする。また、行列A(太字)のコレスキー分解を以下の式(1)で表す。なお、U(太字)は上三角行列、L(太字)は下三角行列を示す。
次に、本発明の実施の形態2の受信機の復調方法について説明する。本実施の形態の通信システムの構成、送信機および受信機の構成は実施の形態1と同様である。ただし、本実施の形態の復調部15は、実施の形態1の伝送路算出部151、列削除部152、復調処理部153に加え、さらに並び替え部を備える。実施の形態1で述べたBB復調では、伝送路行列の列を削除することにより、データフレームの両端における演算量が増加する。これは、式(11)に示した伝送路行列を用いる受信信号モデルでは、フレームの両端において遅延波または先行波が欠けるため、モデルエラーが増加するためである。モデルエラーがデータフレームの両端で増えると、ブランチ復調での検索回数が多くなる。
次に、本発明の実施の形態3の受信機の復調方法について説明する。本実施の形態の通信システムの構成、送信機および受信機の構成は実施の形態1と同様である。ただし、本実施の形態の復調部15は、実施の形態1の伝送路算出部151、列削除部152、復調処理部153に加え、さらに並び替え部を備える。本実施の形態では、並び替え部は、実施の形態2で述べた並び替えを行ってもよいし、実施の形態2と異なる並び替えを行なってもよい。
次に、本発明の実施の形態4の受信機の復調方法について説明する。本実施の形態の通信システムの構成、送信機および受信機の構成は実施の形態1と同様である。本実施の形態の復調部15は、実施の形態1と同様に、伝送路算出部151、列削除部152、復調処理部153を備えるが、復調処理部が実施するコレスキー分解方法は実施の形態1と異なる。
2 受信機
3−1,3−2 反射物
W1 直接波
11 シンボルエンコーダ
12 送信アンテナ
13 受信アンテナ
14 受信フィルタ
15 復調部
W2−1,W2−2 干渉波
21,22 データ
151 伝送路算出部
152 列削除部
153 復調処理部
Claims (4)
- 受信信号に基づいて伝送路推定を行なうことにより伝送路行列を算出する伝送路算出部と、
前記伝送路行列の先頭から所定の列数を削除する列削除部と、
前記受信信号と、前記列削除部による削除が行なわれた前記伝送路行列と、に基づいて復調処理を行なう復調処理部と、
受信信号に対してデータフレーム内の最後部の所定のサイズのデータを、同一データフレームの先頭部の所定のサイズのデータの直前または直後の領域に移動させる並び替えを行ない、前記列削除部による削除が行なわれた前記伝送路行列に対して前記受信信号の並び替えに対応した並び替えを行なう並び替え部と、
を備え、
前記復調処理部は、前記並び替え部による並び替えが行なわれた受信信号および前記伝送路行列に基づいて復調処理を行なうことを特徴とする復調器。 - 前記並び替え部は、さらに、前記受信信号の並び替えに対応した並び替えを行った前記伝送路行列に対して該伝送路行列の端部の領域を除く正方な部分行列である分割行列を並び替え後の行列の左上の領域に配置する並び替えを行ない、前記受信信号に対してこの前記伝送路行列の並び替えに対応した並び替えを行ない、
前記分割行列をコレスキー分解した行列である分割分解行列を求め、前記分割分解行列に基づいて前記伝送路行列のコレスキー分解結果を求め、前記並び替え部による並び替えが行なわれた受信信号と、前記コレスキー分解結果と、に基づいて復調処理を行なう復調処理部と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の復調器。 - 前記復調処理をBranch and Bound復調処理とする、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の復調器。 - 受信信号に基づいて伝送路推定を行なうことにより伝送路行列を算出する伝送路算出ステップと、
前記伝送路行列の先頭から所定の列数を削除する列削除ステップと、
受信信号に対してデータフレーム内の最後部の所定のサイズのデータを、同一データフレームの先頭部の所定のサイズのデータの直前または直後の領域に移動させる並び替えを行ない、前記列削除ステップによる削除が行なわれた前記伝送路行列に対して前記受信信号の並び替えに対応した並び替えを行なう並び替えステップと、
前記並び替えステップによる並び替えが行なわれた受信信号および前記伝送路行列に基づいて復調処理を行なう復調ステップと、
を含むことを特徴とする復調方法。
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JP2010188798A JP5496020B2 (ja) | 2010-08-25 | 2010-08-25 | 復調器および復調方法 |
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JP2012049733A JP2012049733A (ja) | 2012-03-08 |
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