JP5494747B2 - 磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法、及び、磁気記録媒体用ガラス基板 - Google Patents
磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法、及び、磁気記録媒体用ガラス基板 Download PDFInfo
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Description
面取り加工は、1段階の加工でもよく、粗加工、仕上げ加工というように2段階の加工でもよく、2段階以上の加工でもよい。また、各段階で用いる砥石は、砥石の番手や結合剤の種類等が異なる砥石を用いて面取り加工してもよい。
(1)外周端面、内周端面の表面粗さ(算術平均粗さ)Ra
表面粗さ(算術平均粗さ)Raは、レーザ顕微鏡(オリンパス社製 製品名:LEXT OLS3500)を用いて、高さ情報を有する観察画像を撮像し、撮像した観察画像を解析することによって測定した。
(2)平行度
平行度は、以下の二つの方法で評価を行っている。平行度は板厚の分布幅を示しており、値が小さいほど板厚が均一であり、すなわち、平行度が優れていることを示している。
・平行度a
平行度aは、レーザ変位計(キーエンス社製 レーザーヘッドはLK−G15/アンプはLK−G3000V)を用いて測定した。磁気記録媒体用ガラス基板の主平面内で、中心角で90度おきに、外周部、内周部について(合計8点)板厚測定を行い、最大板厚値と最小板厚値の差を求め、これを平行度aとした。
・平行度b
平行度bは、レーザ干渉計(フジノン社製 製品名:平面測定用フィゾー干渉計G102)を用いて測定した。これは、両主平面から反射した反射光の位相差により形成される干渉縞を観察し、これを解析することによって両主平面の平行度を算出する方法である。
(3)膜剥がれ発生確率(膜密着性)
磁気記録媒体用ガラス基板を1000枚準備し、磁気記録媒体用ガラス基板の表面に磁性層等の膜を成膜し、膜剥がれが発生した磁気記録媒体の数をカウントして、膜剥がれ発生確率を求めた。
(例1)
中央部に円孔を有する円盤形状ガラス基板の内周端面、外周端面に、面取り加工を行う。
(例2)
面取り工程の仕上げ砥石として、外周端面用砥石と内周端面用砥石として共に番手が#600の電着砥石を用いて行った以外は、例1と同じ条件で面取り加工した。
(例3)
面取り工程の仕上げ砥石として、外周端面用砥石と内周端面用砥石として共に番手が#500の電着砥石を用いて行った以外は、例1と同じ条件で面取り加工した。
(例4)
面取り工程の仕上げ砥石として、外周端面用砥石と内周端面用砥石として共に番手が#500の電着砥石を用いて行った以外は、例1と同じ条件で面取り加工した。
(例5)
面取り工程の仕上げ砥石として、外周端面用砥石と内周端面用砥石として共に番手が#500の電着砥石を用いて行った以外は、例1と同じ条件で面取り加工した。
(例6)
面取り工程の仕上げ砥石として、外周端面用砥石には番手が#325、内周端面用砥石には番手が#500の電着砥石をそれぞれ用いて行った以外は、例1と同じ条件で面取り加工した。
(例7)
面取り工程の仕上げ砥石として、外周端面用砥石と内周端面用砥石として番手が#500の電着砥石を用いて行った以外は、例1と同じ条件で面取り加工した。
(例8)
面取り工程の仕上げ砥石として、外周端面用砥石は番手が#325の、内周端面用砥石は番手が#500の電着砥石を用いて行った以外は、例1と同じ条件で面取り加工した。
12 外周端面
120 外周側面部
121 外周面取り部
13 内周端面
130 内周側面部
131 内周面取り部
Claims (6)
- 一対の主平面と、外周端面と、内周端面と、を有する磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法であって、前記外周端面は外周側面部と外周面取り部とを有し、
前記磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法は、両面研磨装置を用いてキャリアに保持された磁気記録媒体用ガラス基板の主平面を研磨する主平面研磨工程を有し、
前記主平面研磨工程で研磨される前の磁気記録媒体用ガラス基板は、
前記外周端面において、前記磁気記録媒体用ガラス基板の中心角で15度間隔に設けた計24の外周端面測定箇所でカットオフ値を64μmとして表面粗さRaを測定したとき、
前記外周側面部の表面粗さRaの最大値は0.5μm以下、
前記外周側面部の表面粗さRaの標準偏差は0.2μm以下、
隣接する外周端面測定箇所における前記外周側面部の表面粗さRaの差は0.3μm以下であることを特徴とする磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法。 - 前記主平面研磨工程後、磁気記録媒体用ガラス基板の主平面内で、中心角で90度おきに、外周部、内周部について、合計8点で板厚測定を行った際の最大板厚値と最小板厚値の差である平行度aが0.3μm以下である請求項1に記載の磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法。
- 一対の主平面と、外周端面と、内周端面と、を有する磁気記録媒体用ガラス基板であって、前記外周端面は外周側面部と外周面取り部とを有し、
両面研磨装置を用いてキャリアに保持された磁気記録媒体用ガラス基板の主平面を研磨する主平面研磨工程を経ることにより得られ、
前記外周端面において、前記磁気記録媒体用ガラス基板の中心角で15度間隔に設けた計24の外周端面測定箇所でカットオフ値を64μmとして表面粗さRaを測定したとき、前記外周側面部の表面粗さRaの最大値は0.5μm以下、
前記外周側面部の表面粗さRaの標準偏差は0.2μm以下、
隣接する外周端面測定箇所における前記外周側面部の表面粗さRaの差は0.3μm以下、であることを特徴とする磁気記録媒体用ガラス基板。 - 前記磁気記録媒体用ガラス基板の主平面内で、中心角で90度おきに、外周部、内周部について、合計8点で板厚測定を行った際の最大板厚値と最小板厚値の差である平行度aが0.3μm以下であることを特徴とする請求項3に記載の磁気記録媒体用ガラス基板。
- 前記外周面取り部の表面粗さRaの最大値は0.5μm以下、
前記外周面取り部の表面粗さRaの標準偏差は0.2μm以下、
隣接する外周端面測定箇所における前記外周面取り部の表面粗さRaの差は0.3μm以下、
であることを特徴とする請求項3または4に記載の磁気記録媒体用ガラス基板。 - 前記内周端面は内周側面部と内周面取り部とを有し、
前記内周端面において、前記磁気記録媒体用ガラス基板の中心角で15度間隔に設けた計24の内周端面測定箇所で表面粗さRaを測定したとき、
前記内周側面部、及び、前記内周面取り部の表面粗さRaの最大値は0.5μm以下、
前記内周側面部、及び、前記内周面取り部の表面粗さRaの標準偏差は0.2μm以下、
隣接する内周端面測定箇所における前記内周側面部、及び、前記内周面取り部の表面粗さRaの差は0.3μm以下、
であることを特徴とする請求項3乃至5いずれか一項に記載の磁気記録媒体用ガラス基板。
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