JP5494097B2 - 静電荷現像用トナー - Google Patents
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Description
静電荷像を現像する方式には、大別して、絶縁性有機液体中に各種の顔料や染料が分散されている液体現像剤を用いる液体現像方式と、カスケード法、磁気ブラシ法、パウダークラウド法等のように、天然又は合成樹脂にカーボンブラック等の着色剤が分散されている乾式現像剤のトナー(以下、本明細書で乾式現像剤を単にトナーと言う)を用いる乾式現像方式があり、近年乾式現像方式が広く使用されている。
また重合法として、ポリエステル系樹脂からなるトナーを水中で有機溶媒を用いて球形化したトナー(特許文献2参照)、イソシアネート基を有するプレポリマーとアミン類を反応させることにより得られるトナー(特許文献3参照)が開示されている。
(1) 融点以上で溶融させたワックスを超臨界流体又は亜臨界流体に溶解させ、液体媒体中で急速膨張させて析出させた粒子状の離型剤を含むことを特徴とする画像形成用トナー。
(2) 前記(1)に記載の画像形成用トナーにおいて、前記超臨界流体及び亜臨界流体が少なくとも二酸化炭素を含む事を特徴とする。
(3) 前記(1)または(2)に記載の画像形成用トナーにおいて、前記超臨界流体及び亜臨界流体の圧力が0.5Mpa〜50Mpaであることを特徴とする。
(4) 前記(1)〜(3)のいずれかに記載の画像形成用トナーにおいて、前記離型剤の融点が40℃〜160℃であることを特徴とする。
(5) 前記(1)〜(4)のいずれかに記載の画像形成用トナーにおいて、前記超臨界流体及び亜臨界流体の前記溶解の温度が離型剤の融点に対して+0℃〜50℃であることを特徴とする。
(6) 前記(1)〜(5)のいずれかに記載の画像形成用トナーにおいて、前記画像形成用トナーを構成するトナー粒子が、液体媒体中で形成されることを特徴とする。
(7) 前記(6)に記載の画像形成用トナーにおいて、前記液体媒体中で形成される前記トナー粒子が、ポリマー溶液を水系媒体中に懸濁させて得られることを特徴とする。
(8) 前記(6)または(7)に記載の画像形成用トナーにおいて、前記トナー粒子が、少なくとも有機溶媒中に、活性水素基を有する化合物と反応可能な部位を有する重合体、結着樹脂、着色剤、前記離型剤を分散させ、該溶液または分散液からなる油相を樹脂微粒子含有水系媒体中で分散させ、該活性水素基を有する化合物と反応可能な部位を有する重合体を反応させた後、もしくは反応させながら、該有機溶媒を除去させて得られることを特徴とする。
(9) 前記(6)〜(8)のいずれかに記載の画像形成用トナーにおいて、前記トナー粒子が、該液体媒体中で樹脂微粒子を凝集させて得られることを特徴とする。
(10) 前記(8)または(9)に記載の画像形成用トナーにおいて、前記結着樹脂がポリエステル樹脂であることを特徴とする。
(11) 前記(10)に記載の画像形成用トナーにおいて、前記ポリエステル樹脂のガラス転移温度(Tg)が30〜70℃であることを特徴とする。
(12) 前記(6)〜(11)のいずれかに記載の画像形成用トナーにおいて、前記トナー粒子が、重合性単体からなる溶液を水系媒体中に懸濁、重合させて得られる事を特徴とする。
(13) 前記(6)〜(12)のいずれかに記載の画像形成用トナーにおいて、前記トナー粒子のガラス転移点が40〜70度であることを特徴とする。
(14) 前記(6)〜(13)のいずれかに記載の画像形成用トナーにおいて、前記トナー粒子の重量平均粒径が3〜15μmであることを特徴とする。
(15) 前記(6)〜(14)のいずれかに記載の画像形成用トナーにおいて、前記トナー粒子の重量平均粒径/個数平均粒径が1.25以下であることを特徴とする。
(16) 融点以上で溶融させたワックスを超臨界流体又は亜臨界流体に溶解させた溶ワックス流体を、液体媒体中で急速膨張させて析出させて粒子状の離型剤を製造する離型剤の製造方法を特徴とする。
−超臨界流体および亜臨界流体−
本発明のトナーは、超臨界流体または亜臨界流体を用いて製造された離型剤を用いたことを特徴とする。このような離型剤は粒子径がそろっている粒子状のものである。
離型剤を製造するのに用いられる超臨界流体としては、気体と液体とが共存できる限界である臨界点を超えた温度・圧力領域において非凝縮性高密度流体として存在し、圧縮しても凝縮を起こさず、臨界温度以上、かつ、臨界圧力以上の状態にある流体である。この限りにおいて、特に制限はない。この超臨界流体としては、目的に応じて適宜選択することができるが、臨界温度が低いものが好ましい。また、前記亜臨界流体としては、前記臨界点近傍の温度・圧力領域において高圧液体として存在する限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。これらの流体としては、例えば、一酸化炭素、二酸化炭素、アンモニア、窒素、水、メタノール、エタノール、エタン、プロパン、2,3−ジメチルブタン、ベンゼン、クロロトリフロロメタン、ジメチルエーテルなどが好適に挙げられる。これらの中でも、臨界温度が約31.3℃と低く、取扱い性に優れる点で、二酸化炭素が特に好ましい。
超臨界流体および亜臨界流体は、1種単独(単体)として使用してもよいし、2種以上を併用して混合物として使用してもよい。もちろんこの状態でも超臨界流体および亜臨界流体の状態を保つことが条件である。本発明のトナーは、超臨界流体または亜臨界流体として、少なくとも二酸化炭素を含むことが好ましい。
本発明のトナーに用いられる離型剤としては、特に制限はなく、目的に応じて公知のものの中から適宜選択する事ができ、例えばワックス類、等が好適に挙げられる。前記ワックス類としては、例えば、低分子量ポリオレフィンワックス、合成炭化水素系ワックス、天然ワックス類、石油ワックス類、高級脂肪酸及びその金属塩、高級脂肪酸アミド、これらの各種変性ワックス等が挙げられる。これらは1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記離型剤の前記トナー粒子における含有量としては特に制限はなく、目的に応じて適宜選択する事ができるが、たとえば0より大きく40質量部まで、具体的には1〜40質量部が好ましく、3〜30質量部がより好ましい。離型剤無しでは離型剤の効果が小さくなり、オフセットを抑制する余裕度が小さくなることがある。また離型剤の含有量が40質量部を超えると、低温定着性の阻害や画質の劣化(光沢度が高すぎる)を生ずることがある。
本発明のトナーに含有される離型剤は、上記したワックスをその融点以上で溶解させて超臨界流体または亜臨界流体中に溶解させ、液体媒体中で急速膨張、析出させた粒子状のものである。液体媒体としては、特に制限されないが、本発明のトナーを製造する際に用いられる後述する有機溶媒が好ましい。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
また本発明では、離型剤を、トナー原料を含む前記液体媒体中で急速膨張、析出させて粒子状とし、得られた離型剤の分散液を用いて本発明のトナー(トナー粒子)を得ることができる。
前記トナー粒子形成工程は、上述したトナー粒子を形成する工程である。
−トナー−
前記トナー粒子としては、特に制限はなく、公知のものの中から、目的に応じて適宜選択する事ができ、例えば、懸濁重合法、分散重合法、乳化凝集法、ポリマー溶液懸濁法、ポリマー伸長法等によって製造されたケミカルトナー等が挙げられる。なかでもポリマー溶液を水系媒体中に懸濁させてトナー粒子を得る方法や、ポリマー伸長法によりトナー粒子を得る方法が好ましく、特に、ポリマー伸長法において、活性水素基含有化合物及び該活性水素基含有化合物と反応可能な重合体を少なくとも反応させて水系媒体中で接着性基材を生成しつつトナー粒子を形成し、必要に応じて、樹脂微粒子、着色剤、離型剤、非反応性ポリエステル樹脂、帯電制御剤等の成分を含んでなるトナー粒子とするのが好ましい。
前記活性水素基含有化合物と反応可能な重合体としては、前記活性水素基含有化合物と反応可能な部位を少なくとも有しているものであれば特に制限はなく、公知の樹脂等の中から適宜選択する事ができ、例えば、ポリオール樹脂、ポリアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、これらの誘導体樹脂、等が挙げられる。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、溶融時の高流動性、透明性の点で、ポリエステル樹脂が特に好ましい。
前記活性水素基含有化合物および該活性水素基含有化合物と反応可能な重合体の質量平均分子量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択する事ができ、例えば、1000以上が好ましく、2000〜1000000がより好ましく、8,000〜100000が特に好ましい。
前記質量平均分子量が、1000未満であると、耐ホットオフセット性が悪化することがある。
またガラス転移温度(Tg)としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、30〜70℃が好ましく、40〜65℃がより好ましい。
前記ガラス転移温度(Tg)が30℃未満であると、トナーの耐熱保存性が悪化することがあり、70℃を超えると、低温定着性が十分でないことがある。
前記3価以上の多価脂肪族アルコールとしては、例えば、グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソルビトール等が挙げられる。
前記3価以上のポリフェノール類としては、例えば、トリスフェノールPA、フェノールノボラック、クレゾールノボラック等が挙げられる。前記3価以上のポリフェノール類のアルキレンオキサイド付加物としては、例えば、前記3価以上のポリフェノール類に対し、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサキド等のアルキレンオキサイドを付加物したもの等が挙げられる。
前記ポリカルボン酸(PC)としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択する事ができるが、例えば、ジカルボン酸(DIC)、3価以上のポリカルボン酸(TC)、ジカルボン酸(DIC)と3価以上のポリカルボン酸との混合物、などが挙げられる。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、ジカルボン酸(DIC)単独、またはDICと少量の3価以上のポリカルボン酸(TC)との混合物が好ましい。
前記アルキレンジカルボン酸としては、例えば、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸等が挙げられる。前記アルケニレンジカルボン酸としては、炭素数4〜20のものが好ましく、例えば、マレイン酸、フマル酸等が挙げられる。前記芳香族ジカルボン酸としては、炭素数8〜20のものが好ましく、例えば、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ナフタレンジカルボン酸等が挙げられる。
これらの中でも、炭素数4〜20のアルケニレンジカルボン酸、炭素数8〜20の芳香族ジカルボン酸が好ましい。
前記芳香族ポリカルボン酸としては、炭素数9〜20のものが好ましく、例えば、トリメリット酸、ピロメリット酸等が挙げられる。
前記含有量が、0.5質量%未満であると、耐ホットオフセット性が悪化し、トナーの耐熱保存性と低温定着性とを両立させることが困難になる事があり、40質量%を超えると、低温定着性が悪化することがある。
これらは、1種単独でも使用することができ、また2種以上を併用してもよい。
前記イソシアネート基[NCO]が5を超えると、耐オフセット性が悪化する事があり、1未満であると、合成時にゲル化することがある。
前記イソシアネート基の平均数が、2未満であると、耐ホットオフセット性が悪化することがある。
前記活性水素基含有化合物は、前記水系媒体中で、前記活性水素基含有化合物と反応可能な重合体が伸長反応、架橋反応等する際の伸長剤、架橋剤等として作用する。前記活性水素基含有化合物としては、活性水素基を有していれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択する事ができ、例えば、前記活性水素基含有化合物と反応可能な重合体が前記イソシアネート基含有ポリエステルプレポリマー(A)である場合には、該イソシアネート基含有ポリエステルプレポリマー(A)と伸長反応、架橋反応等の反応により高分子量化可能な点で、前記アミン類(B)が好適である。前記活性水素基としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、水酸基(アルコール性水酸基又はフェノール性水酸基)、アミノ基、カルボキシル基、メルカプト基、等が挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、アルコール性水酸基が特に好ましい。
前記3価以上のポリアミン(B2)としては、例えば、ジエチレントリミン、トリエチレンテトラミン、等が挙げられる。
前記アミノメルカプタン(B4)としては、例えば、アミノエチルメルカプタン、アミノプロピルメルカプタン、などが挙げられる。
前記アミノ酸(B5)としては、例えば、アミノプロピオン酸、アミノカプロン酸、などが挙げられる。
前記水系媒体としては、特に制限はなく、公知のものの中から適宜選択することができ、例えば、水、該水と混和可能な溶媒、これらの混合物、などが挙げられる。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
なお、前記ビニル樹脂は、ビニルモノマーを単独重合または共重合したポリマーであり、例えば、スチレン−(メタ)アクリル酸エステル樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体、(メタ)アクリル酸−アクリル酸エステル重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、スチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、などが挙げられる。
前記未変性ポリエステル樹脂の酸価としては、1〜40が好ましく、4〜30がより好ましい。一般に前記トナーに酸価をもたせることによって負帯電性となり易くなる。
これらの熱特性は、適宜選択した方法により測定することができ、例えば、高架式フローテスターCFT500型(島津製作所製)を用いて測定したフローカーブから求めることができる。
前記画像濃度が、1.90未満であると、画像濃度が低く、高画質が得られないことがある。
前記体積平均粒径が、3μm未満であると、二成分現像剤では現像装置における長期の撹拌においてキャリアの表面にトナーが融着し、キャリアの帯電能力を低下させる事があり、また、一成分現像剤では、現像ローラへのトナーのフィルミングや、トナーを薄層化する為、ブレード等の部材へのトナー融着が発生し易くなることがあり、8μmを超えると、高解像で高画質の画像を得る事が難しくなり、現像剤中のトナーの収支が行われた場合にトナーの粒子径の変動が大きくなることがある。
前記工程では例えば水系媒体相の調製、有機溶媒相の調製、乳化・分散、その他(前記活性水素基含有化合物と反応可能な重合体(プレポリマー)の合成、前記活性水素基含有化合物の合成など)を行う。
前記高速せん断式分散機を用いた場合、回転数、分散時間、分散温度等の条件については特に制限はなく、目的に応じて適宜選択する事ができるが、例えば、前記回転数としては、1000〜30000rpmが好ましく、5000〜20000rpmがより好ましく、前記分散時間としては、バッチ方式の場合は、0.1〜5分が好ましく前記分散温度としては、加圧下において0〜150℃が好ましく、40〜98℃がより好ましい。なお、前記分散温度は高温である方が一般に分散が容易である。
前記陰イオン界面活性剤としては、例えば、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、リン酸エステル等が挙げられ、フルオロアルキル基を有するものが好適に挙げられる。該フルオロアルキル基を有するアニオン性界面活性剤としては、例えば、炭素数2〜10のフルオロアルキルカルボン酸またはその金属塩、パーフルオロオクタンスルホニルグルタミン酸ジナトリウム、3−[ω−フルオロアルキル(炭素数6〜11)オキシ]−1−アルキル(炭素数3〜4)スルホン酸ナトリウム、3−ω−フルオロアルカノイル(炭素数6〜8)−N−エチルアミノ]−1−プロパンスルホン酸ナトリウム、フルオロアルキル(炭素数11〜20)カルボン酸またはその金属塩、パーフルオロアルキルカルボン酸(炭素数7〜13)またはその金属塩、パーフルオロアルキル(炭素数4〜12)スルホン酸またはその金属塩、パーフルオロオクタンスルホン酸ジエタノールアミド、N−プロピル−N−(2−ヒドロキシエチル)パーフルオロオクタンスルホンアミド、パーフルオロアルキル(炭素数6〜10)スルホンアミドプロピルトリメチルアンモニウム塩、パーフルオロアルキル(炭素数6〜10)−N−エチルスルホニルグリシン塩、モノパーフルオロアルキル(炭素数6〜16)エチルリン酸エステル等が挙げられる。該フルオロアルキル基を有する界面活性剤の市販品としては、例えば、サーフロンS−111、S−112、S−113(旭硝子社製);フロラードFC−93、FC−95、FC−98、FC−129(住友3M 社製);ユニダインDS−101、DS−102(ダイキン工業社製);メガファックF−110、F−120、F−113、F−191、F−812、F−833(大日本インキ社製);エクトップEF−102、103、104、105、112、123A、123B、306A、501、201、204(ト−ケムプロダクツ社製);フタージェントF−100、F150(ネオス社製)等が挙げられる。
該分散安定剤としては、例えば、リン酸カルシウム塩などの酸、アルカリに溶解可能なものなどが挙げられる。該分散安定剤を用いた場合は、塩酸等の酸によりリン酸カルシウム塩を溶解した後、水洗する方法、酵素により分解する方法などによって、微粒子からリン酸カルシウム塩を除去する事ができる。
以上の工程により、前記トナー粒子が形成される。
本発明の現像剤は、本発明のトナーを少なくとも含有してなり、キャリアなどの適宜選択したその他の成分を含有してなる。該現像剤としては、一成分現像剤であってもよいし、二成分現像剤であってもよいが、近年の情報処理速度の向上に対応した高速プリンタ等に使用する場合には、寿命向上等の点で前記二成分現像剤が好ましい。本発明のトナーとしての前記トナーを用いた前記一成分現像剤の場合、トナーの収支が行われても、トナーの粒子径の変動が少なく、現像ローラへのトナーのフィルミングや、トナーを薄層化する為のブレード等の部材へのトナーの融着がなく、現像装置の長期の使用(撹拌)においても、良好で安定した現像性および画像が得られる。また、本発明の前記トナーを用いた前記二成分現像剤の場合、長期にわたるトナーの収支が行われても、現像剤中のトナー粒子径の変動が少なく、現像装置における長期の撹拌においても、良好で安定した現像性が得られる。
前記キャリアとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、芯材と、該芯材を被覆する樹脂層とを有するものが好ましい。
前記平均粒径(体積平均粒径(D50))が、10μm未満であると、キャリア粒子の分布において、微粉系が多くなり、1粒子当たりの磁化が低くなってキャリア飛散を生じる事があり、150μmを超えると比表面積が低下し、トナーの飛散が生じる事があり、ベタ部分の多いフルカラーでは、特にベタ部の再現が悪くなることがある。
前記溶媒としては特に制限はなく、目的に応じて適宜選択する事ができるが、例えば、トルエン、キシレン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ブチルセロソルブアセテート、等が挙げられる。
前記焼付としては、特に制限はなく、外部加熱方式であってもよいし、内部加熱方式であってもよく、例えば、固定式電気炉、流動式電気炉、ロータリー式電気炉、バーナー炉等を用いる方法、マイクロウエーブを用いる方法、などが挙げられる。
・低分子ポリエステルの合成
冷却管、撹拌機および窒素導入管の付いた反応容器中に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物229部、ビスフェノールAプロピレンオキサイド2モル付加物529部、テレフタル酸208部、アジピン酸46部およびジブチルチンオキサイド2部を入れ、常圧,230℃で8時間反応し、更に10〜15mmHgの減圧で5時聞反応した後、反応容器に無水トリメリット酸44部を入れ、180℃,常圧で2時間反応し、[低分子ポリエステル1]を得た。[低分子ポリエステル1]は、数平均分子量2500、質量平均分子量6700、Tg43℃、酸価25であった。
融点75℃のパラフィンワックスを加熱可能な耐圧容器内に入れ、75℃で完全に溶融した後、超臨界流体として二酸化炭素を80℃、10Mpa、流量5.0L/min(標準状態換算値)でCO2を流し、[低分子ポリエステル1]を20wt%溶解させた酢酸エチル溶液中で大気開放する事により、ワックス分散液1(WD1)を得た。
得られたワックス分散液1(WD1)のWAX分散粒子径を光散乱式粒子径測定装置にて測定したところ、0.25μm、固形分は34.2%(WAX:樹脂分の重量比=5.5:18.5)であった。本操作を1時間継続した後、再度、同様に粒子径を測定した。
超臨界流体の圧力を20Mpaとした以外はワックス分散液1の作製と同様にして、ワックス分散液2(WD2)を作製した。
融点70℃のパラフィンワックスを加熱可能な耐圧容器内に入れ、70℃で完全に溶融した後、超臨界流体として二酸化炭素を75℃、10Mpa、流量5.0L/min(標準状態換算値)でCO2を流し、[低分子ポリエステル1]を20wt%溶解させた酢酸エチル溶液中で大気開放する事により、ワックス分散液3(WD3)を得た。
超臨界流体の温度を80℃とした以外はワックス分散液3の作製と同様にして、ワックス分散液4(WD4)を作製した。
融点85℃のカルナウバワックスを加熱可能な耐圧容器内に入れ、85℃で完全に溶融した後、超臨界流体として二酸化炭素を85℃、10Mpa、流量5.0L/min(標準状態換算値)でCO2を流し、[低分子ポリエステル1]を20wt%溶解させた酢酸エチル溶液中で大気開放する事により、ワックス分散液5(WD5)を得た。
融点105℃のポリエチレンワックス(PE)を加熱可能な耐圧容器内に入れ、105℃で完全に溶融した後、超臨界流体として二酸化炭素を110℃、10Mpa、流量5.0L/min(標準状態換算値)でCO2を流し、[低分子ポリエステル1]を20wt%溶解させた酢酸エチル溶液中で大気開放する事により、ワックス分散液6(WD6)を得た。
融点75℃のパラフィンワックスを耐圧容器内に入れ、溶融せずに超臨界流体として二酸化炭素を80℃、10Mpa、流量5.0L/min(標準状態換算値)でCO2を流し、前記の低分子ポリエステル1を20wt%溶解させた酢酸エチル溶液中で大気開放する事により、ワックス分散液7(WD7)を得た。
なお経時(時間の経過)とともにワックス分散粒子径が変動する可否を把握するため、製造から1時間後のワックスの粒子径も測定した。表1中に製造1時間後の粒子径として示す。
<トナー形成工程>
ポリマー伸長法によるトナーの作製
〜有機微粒子エマルションの合成〜
撹拌棒および温度計をセットした反応容器に、水683部、メタクリル酸エチレンオキサイド付加物硫酸エステルのナトリウム塩(エレミノールRS−30、三洋化成工業製)11部、スチレン83部、メタクリル酸83部、アクリル酸ブチル110部、過硫酸アンモニウム1部を仕込み、400回転/分で15分間撹拌したところ白色の乳濁液が得られた。加熱して、系内温度75℃まで昇温し5時間反応させた。更に、1%過硫酸アンモニウム水溶液30部加え、75℃で5時間熟成してビニル系樹脂(スチレン−メタクリル酸−アクリル酸ブチル−メタクリル酸エチレンオキサイド付加物硫酸エステルのナトリウム塩の共重合体)の水性分散液[微粒子分散液1]を得た。[微粒子分散液1]をLA−920で測定した体積平均粒径は、105nmであった。[微粒子分散液1]の一部を乾燥して樹脂分を単離した。該樹脂分のTgは59℃であり、質量平均分子量は15万であった。
水990部、[微粒子分散液1]83部、ドデシルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムの48.5%水溶液(エレミノールMON−7):三洋化成工業製)37部、酢酸エチル90部を混合撹拌し、乳白色の液体を得た。これを[水相1]とする。
冷却管、撹拌機および窒索導入管の付いた反応容器中に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物682部、ビスフェノールAプロピレンオキサイド2モル付加物81部、テレフタル酸283部、無水トリメリット酸22部およびジブチルチンオキサイド2部を入れ、常圧で230℃下に8時間反応し、更に10〜15mmHgの減圧で5時間反応した[中間体ポリエステル1]を得た。[中間体ポリエステル1]は、数平均分子量2100、質量平均分子量9500、Tg55℃、酸価0.5、水酸基価51であった。
次に、冷却管、撹拌機および窒素導入管の付いた反応容器中に、[中間体ポリエステル1]410部、イソホロンジイソシアネート89部、酢酸エチル500部を入れ100℃で5時間反応し、[プレポリマー1]を得た。[プレポリマー]の遊離イソシアネート質量%は、1.53%であった。
撹拌棒および温度計をセットした反応容器に、イソホロンジアミン170部とメチルエチルケトン75部を仕込み、50℃で5時間反応を行い、[ケチミン化合物]を得た。[ケチミン化合物]のアミン価は418であった。
水1200部、カーボンブラック(Printex35 デクサ製)540部〔DBP吸油量=42ml/100mg、pH=9.5〕、ポリエステル樹脂1200部を加え、ヘンシェルミキサー(三井鉱山社製)で混合し、得られた混合物を、2本ロールを用いて150℃で30分混練後、圧延冷却しパルペライザーで粉砕、[マスターバッチ]を得た。
〜油相の作成〜
撹拌棒および温度計をセットした容器に、[低分子ポリエステル1]278部、CCA(サリチル酸金属錯体E−84:オリエント化学工業)22部、酢酸エチル647部を仕込み、撹拌下80℃に昇温し、80℃のまま5時間保持した後、1時間で30℃に冷却した。次いで容器に[マスターバッチ1]500部、酢酸エチル500部、[ワックス分散液1(WD1)]454部を仕込み、1時間混合し[原料溶解液1]を得た。
[原料溶解液1]1324部を容器に移し、ビーズミル(ウルトラビスコミル、アイメックス社製)を用いて、送液速度1kg/hr、ディスク周速度6m/秒、0.5mmジルコニアビーズを80体積%充填、3パスの条件で、カーボンブラック、WAXの分散を行った。次いで、[低分子ポリエステル1]の65%酢酸エチル溶液1042.3部加え、上記条件のビーズミルで1パスし、[顔料・WAX分散液1]を得た。[顔料・WAX分散液1]の固形分濃度(130℃、30分)は50%であった。
[顔料・WAX分散液1]664部、[プレポリマー1]を109.4部、[ケチミン化合物1]4.6部を容器に入れ、TKホモミキサー(特殊機化製)で5,000rpmで1分間混合した後、容器に[水相1]1200部を加え、TKホモミキサーで、回転数13,000rpmで1分間混合し[乳化スラリー1]を得た。撹拌機および温度計をセットした容器に、[乳化スラリー1]を投入し、30℃で8時間脱溶媒した後、40℃で4時間熟成を行い、[分散スラリー1]を得た。[分散スラリー1]は、体積平均粒径5.16μm、個数平均粒径4.56μm(マルチサイザーIIで測定)であった。
得られた重合体(トナー)100質量部に疎水化処理された平均粒子径12nmのシリカ(日本アエロジル社製、商品名「RX200」)0.8部を添加し、ヘンシェルミキサーを用いて表面処理を行い、常法により現像剤1を作製した。
実施例1において、ワックス分散液2とした以外は実施例1と同様にして、現像剤2を得た。
実施例1において、ワックス分散液3とした以外は実施例1と同様にして、現像剤3を得た。
実施例1において、ワックス分散液4とした以外は実施例1と同様にして、現像剤4を得た。
実施例1において、ワックス分散液5とした以外は実施例1と同様にして、現像剤5を得た。
実施例1において、ワックス分散液6とした以外は実施例1と同様にして、現像剤6を得た。
実施例1において、ワックス分散液7とした以外は実施例1と同様にして、現像剤7を得た。
得られた実施例1〜6および比較例のトナー及び現像剤について、以下のようにして、トナー物性及び 画像濃度の測定と、融着の評価を行った。結果を表1に示す。
トナーの平均粒径及び粒度分布はカーコールターカウンター法による。トナー粒子の粒度分布の測定装置としては、コールターカウンターTA−IIやコールターマルチサイザーII(いずれもコールター社製)があげられる。本発明においてはコールターカウンターTA−II型を用いて、個数分布、体積分布を出力するインターフェイス(日科技研)及びPC9801パーソナルコンピューター(NEC製)接続し測定した。
まず、電解水溶液100〜150ml中に分散剤として界面活性剤(好ましくはアルキルベンゼンスルホン酸塩)を0.1〜5ml加える。ここで、電解液とは1級塩化ナトリウムを用いて約1%NaCl水溶液を調製したもので、例えばISOTON−II(コールター社製)が使用できる。ここで、更に測定試料を2〜20mg加える。試料を懸濁した電解液は、超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行ない、前記測定装置により、アパーチャーとして100μmアパーチャーを用いて、トナー粒子又はトナーの体積、個数を測定して、体積分布と個数分布を算出する。
チャンネルとしては、2.00〜2.52μm未満;2.52〜3.17μm未満;3.17〜4.00μm未満;4.00〜5.04μm未満;5.04〜6.35μm未満;6.35〜8.00μm未満;8.00〜10.08μm未満;10.08〜12.70μm未満;12.70〜16.00μm未満;16.00〜20.20μm未満;20.20〜25.40μm未満;25.40〜32.00μm未満;32.00〜40.30μm未満の13チャンネルを使用し、粒径2.00μm以上乃至40.30μm未満の粒子を対象とする。本発明に係わる体積分布から求めた体積基準の体積平均粒径(Dv)及び個数分布から求めた個数平均粒径(Dn)とその比Dv/Dnを求めた。
本発明による分子量はGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)により次のように測定される。40℃のヒートチャンバー中でカラムを安定させ、この温度におけるカラムに、溶媒としてTHFを毎分1mlの流速で流し、試料濃度として0.05〜00.6重量%に調製した樹脂のTHF試料溶液を50〜200μl注入して測定する。試料の分子量測定に当たっては、試料の有する分子量分布を数種の単分散ポリスチレン標準試料により、作成された検量線の対数値とカウント数との関係から算出した。検量線作成用の標準ポリスチレン試料としては、例えば、Pressure Chemical Co.あるいは東洋ソーダ工業社製の分子量が6×102、2.1×103、4×103、1.75×104、5.1×104、1.1×105、3.9×105、8.6×105、2×106、4.48×106のものを用い、少なくとも10点程度の標準ポリスチレン試料を用いるのが適当である。また、検出器にはRI(屈折率)検出器を用いる。
ガラス転移点の測定は、理学電機社製のRigaku THRMOFLEX TG8110により、昇温速度10℃/分の条件にて測定される。
Tgの測定方法について概説する。Tgを測定する装置として、理学電機社製TG−DSCシステムTAS−100を使用した。
まず試料約10mgをアルミ製試料容器に入れ、それをホルダユニットにのせ、電気炉中にセットする。まず、室温から昇温速度10℃/分で150℃まで加熱した後、150℃で10分間放置、室温まで試料を冷却して10分放置、窒素雰囲気下で再度150℃まで昇温速度10℃/分で加熱してDSC測定を行った。Tgは、TAS−100システム中の解析システムを用い、Tg近傍の吸熱カーブの接線とベースラインとの接点から算出した。
1)15秒撹拌帯電量
得られた各トナー10gとフェライトキャリア100gとを温度28℃、湿度80%の環境内で内容積の3割までステンレス製ポットに入れ、100rpmの撹拌速度で15秒撹拌し、現像剤の帯電量(μC/g)を[東芝ケミカル(株)製:TB−200]にて測定した。
ブローオフ法にてトナーの帯電量を測定した。
2)10分撹拌帯電量
1)と同様に10分撹拌したときの帯電量
定着ローラとして、テフロン(登録商標)ローラを使用した(株)リコー製複写機MF2200の定着部を改造した装置を用いて、これにリコー製のタイプ6200の紙をセットし複写テストを行なった。定着温度を変化させてコールドオフセット温度(定着下限温度)とホットオフセット温度(耐ホットオフセット温度)を求めた。従来の低温定着トナーの定着下限温度は140〜150℃程度である。なお、低温定着の評価条件は、紙送りの線速度を120〜150mm/秒、面圧1.2Kgf/cm2、ニップ幅3mm、高温オフセットの評価条件は紙送りの線速度を50mm/秒、面圧2.0Kgf/cm2、ニップ幅4.5mmと設定した。
トナーを55℃×8時間保管後、42メッシュのふるいにて2分間ふるい、金網上の残存率をもって耐熱保存性とした。耐熱保存性の良好なトナーほど残存率は小さい。以下の4段階で評価した。
×:30%以上
△:20〜30%
○:10〜20%
◎:10%未満
得られた各現像剤について、タンデム型カラー電子写真装置(imagio Neo450、株式会社リコー製)を用いて、複写紙(TYPE6000<70W>、株式会社リコー製)に各現像剤の付着量が1.00±0.05mg/cm2のベタ画像を形成した。該ベタ画像の形成は、前記複写紙8000枚に対して、繰り返し行った。得られたベタ画像の画像濃度を、初期および8000枚耐久後について目視で観察し、下記基準に基づき評価した。なお得られた画像濃度が高い程、高濃度の画像が形成できる。この評価は本発明のトナー入り容器、プロセスカートリッジ、画像形成装置、および画像形成方法の実施例に相当する。
○:初期および8000枚耐久後において、画像濃度に変化がなく、高画質が得られた。
△:8000枚耐久後において、やや画像濃度が低下し、画質が低下した。
×:8000枚耐久後において、著しく画像濃度低下し、画質が大きく低下した。
また、前記画像形成後において、OPC感光体へのトナーの融着を、目視により観察し、下記基準に基づいて評価した。
○:トナーの感光体への融着が認められなかった。
×:トナーの感光体への融着が認められた。
Claims (15)
- 融点以上で溶融させたワックスを超臨界流体又は亜臨界流体に溶解させ、液体媒体中で急速膨張させて析出させた粒子状の離型剤を含むことを特徴とする画像形成用トナー。
- 前記超臨界流体及び亜臨界流体が少なくとも二酸化炭素を含む事を特徴とする請求項1に記載の画像形成用トナー。
- 前記超臨界流体及び亜臨界流体の圧力が0.5MPa〜50MPaである事を特徴とする請求項1または2に記載の画像形成用トナー。
- 前記離型剤の融点が40℃〜160℃である事を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成用トナー。
- 前記超臨界流体及び亜臨界流体の前記溶解の温度が離型剤の融点に対して+0℃〜50℃である事を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成用トナー。
- 前記画像形成用トナーを構成するトナー粒子が、液体媒体中で形成される事を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成用トナー。
- 前記液体媒体中で形成される前記トナー粒子が、ポリマー溶液を水系媒体中に懸濁させて得られる事を特徴とする請求項6に記載の画像形成用トナー。
- 前記トナー粒子が、少なくとも有機溶媒中に、活性水素基を有する化合物と反応可能な部位を有する重合体、結着樹脂、着色剤、前記離型剤を分散させ、該溶液または分散液からなる油相を樹脂微粒子含有水系媒体中で分散させ、該活性水素基を有する化合物と反応可能な部位を有する重合体を反応させた後、もしくは反応させながら、該有機溶媒を除去させて得られる事を特徴とする請求項6または7に記載の画像形成用トナー。
- 前記トナー粒子が、該液体媒体中で樹脂微粒子を凝集させて得られる事を特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の画像形成用トナー。
- 前記結着樹脂がポリエステル樹脂であることを特徴とする請求項8または9に記載の画像形成用トナー
- 前記ポリエステル樹脂のガラス転移温度(Tg)が30−70℃であることを特徴とする請求項10に記載の画像形成用トナー。
- 前記トナー粒子が、重合性単体からなる溶液を水系媒体中に懸濁、重合させて得られる事を特徴とする請求項6〜11のいずれかに記載の画像形成用トナー
- 前記トナー粒子のガラス転移点が40〜70度であることを特徴とする請求項6〜12のいずれかに記載の画像形成用トナー。
- 前記トナー粒子の重量平均粒径が3〜15μmであることを特徴とする請求項6〜13のいずれかに記載の画像形成用トナー。
- 前記トナー粒子の重量平均粒径/個数平均粒径が1.25以下であることを特徴とする請求項6〜14のいずれかに記載の画像形成用トナー。
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