JP5491911B2 - 呼制御装置及び収容管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、収容する移動通信端末の通信を制御する呼制御装置及び収容管理方法に関する。
従来、呼制御信号と情報信号(音声信号等)とが異なる経路を経由する通信システムとして、例えば、特許文献1に記載されたものがある。ここでは、呼制御装置(CSCF)が、自身が収容する移動通信端末から呼制御信号を受信すると、情報信号の送受信で使用するルータを指定し、移動通信端末同士での情報信号の送受信を可能としている。
特開2009−130424号公報
ところで、このような通信システムでは、通常、負荷分散のために呼制御装置が複数存在している。そのため、各呼制御装置には、それぞれが通信を管理する移動通信端末の数(ユーザプロファイル数)が均等になるように、収容する移動通信端末が割り振られている。
しかしながら、このような通信システムでは、ある呼制御装置に対して使用頻度が高い(発着信回数が多い)移動通信端末が集中して割り振られる場合がある。ここで、呼制御装置は、移動通信端末が発着信を行ったときに一時的に処理負荷が増大し、通信状態のときは比較的、処理負荷は少ない。従って、他の呼制御装置には処理能力(CPU使用率)に余裕があるにもかかわらず、発着信が多い移動通信端末を多く収容する呼制御装置は許容される処理能力を超えてしまい、この呼制御装置が管理する移動通信端末の接続を規制する必要が生じるという問題がある。
そこで本発明は、処理能力を超えることなく移動通信端末を収容可能な呼制御装置及び収容管理方法を提供することを目的とする。
本発明は、移動通信端末が通信可能となるよう当該移動通信端末を収容する端末収容手段を備える呼制御装置であって、端末収容手段に収容された移動通信端末の発着信回数を計数する発着信回数計数手段と、発着信回数計数手段によって計数された発着信回数に基づいて、端末収容手段による移動通信端末の収容を終了する収容終了手段と、を備え、発着信回数計数手段は、発着信回数として、端末収容手段に収容された移動通信端末のそれぞれの発着信回数である個別発着信回数を計数するものであり、発着信回数計数手段によって計数された個別発着信回数が所定の回数範囲内である移動通信端末の台数を計数する台数計数手段を更に備え、収容終了手段は、台数計数手段によって計数された台数が所定数を超えた場合に、所定数を超えた移動通信端末の台数だけ、端末収容手段が収容する移動通信端末のうち個別発着信回数が所定の回数範囲内である移動通信端末の収容を終了する、ことを特徴とする。
また、本発明は、移動通信端末が通信可能となるよう当該移動通信端末を収容する端末収容手段を備える呼制御装置における収容管理方法であって、端末収容手段に収容された移動通信端末の発着信回数を計数する発着信回数計数ステップと、発着信回数計数ステップにおいて計数された発着信回数に基づいて、端末収容手段による移動通信端末の収容を終了する収容終了ステップと、を備え、発着信回数計数ステップでは、発着信回数として、端末収容手段に収容された移動通信端末のそれぞれの発着信回数である個別発着信回数を計数し、発着信回数計数ステップにおいて計数された個別発着信回数が所定の回数範囲内である移動通信端末の台数を計数する台数計数ステップを更に備え、収容終了ステップでは、台数計数ステップにおいて計数された台数が所定数を超えた場合に、所定数を超えた移動通信端末の台数だけ、端末収容手段が収容する移動通信端末のうち個別発着信回数が所定の回数範囲内である移動通信端末の収容を終了する、ことを特徴とする。
この発明にあっては、呼制御装置の端末収容手段が収容する移動通信端末の発着信回数に基づいて、移動通信端末の収容を終了する。このため、複数の呼制御装置のうち、特定の呼制御装置に発着信回数が多い移動通信端末が集中して収容されることがなくなり、特定の呼制御装置の処理負荷が多くなって処理能力を超えてしまうことを防止できる。従って、他の呼制御装置の処理能力に余裕があるにもかかわらず特定の呼制御装置が収容する移動通信端末の接続が規制されることが減少する。また、端末収容手段による収容が終了した移動通信端末は、他の呼制御装置によって収容される。このように、特定の呼制御装置の処理負荷が増大する前に、他の呼制御装置に移動通信端末を割り振ることができるため、移動通信端末を効率よく収容することができる。
更に、個別発着信回数が所定の回数範囲内である移動通信端末の台数が所定数を超えた場合に、所定数を超えた移動通信端末の台数だけ、端末収容手段が収容する移動通信端末のうち個別発着信回数が所定の回数範囲内である移動通信端末の収容を終了する。このため、例えば、所定の回数範囲として個別発着信回数が多い回数範囲を設定することにより、端末収容手段が収容する移動通信端末のうち、個別発着信回数が多い移動通信端末の収容を終了することができる。従って、1つの呼制御装置が、個別発着信回数が多い移動通信端末など個別発着信回数が所定の回数範囲内である移動通信端末を所定数を超えて集中して収容することが無くなり、呼制御装置の処理能力を超えてしまうことを低減できる。
また、前記台数計数手段は、前記発着信回数計数手段によって計数された前記個別発着信回数が、第1の所定の回数範囲内である前記移動通信端末の台数と、前記第1の所定の回数範囲内よりも小さい第2の所定の回数範囲内である前記移動通信端末の台数と、を計数し、前記収容終了手段は、前記第1の所定の回数範囲内である前記移動通信端末の台数が第1の所定数を超えた場合に前記第1の所定数を超えた前記移動通信端末の台数だけ前記端末収容手段が収容する前記移動通信端末のうち前記個別発着信回数が前記第1の所定の回数範囲内である前記移動通信端末の収容を終了し、及び、前記第2の所定の回数範囲内である前記移動通信端末の台数が前記第1の所定数よりも多い第2の所定数を超えた場合に前記第2の所定数を超えた前記移動通信端末の台数だけ前記端末収容手段が収容する前記移動通信端末のうち前記個別発着信回数が前記第2の所定の回数範囲内である前記移動通信端末の収容を終了する、ことが好適である。
一般に、移動通信端末の個別発着信回数が多いユーザは、個別発着信回数が少ないユーザよりも少なくなっている。このため、この個別発着信回数の分布に対応して、呼制御装置が収容する移動通信端末を設定することができる。
また、台数計数手段は、移動通信端末の計数を、例えば24時間毎など所定の時間帯毎に行うことができる。
本発明は、移動通信端末が通信可能となるよう当該移動通信端末を収容する端末収容手段を備える呼制御装置であって、端末収容手段に収容された移動通信端末の発着信回数を計数する発着信回数計数手段と、発着信回数計数手段によって計数された発着信回数に基づいて、端末収容手段による移動通信端末の収容を終了する収容終了手段と、を備え、発着信回数計数手段は、発着信回数として、複数の移動通信端末の合計の発着信回数である合計発着信回数を計数するものであり、発着信回数計数手段は、発着信回数として、端末収容手段に収容された移動通信端末のそれぞれの発着信回数である個別発着信回数を更に計数し、収容終了手段は、合計発着信回数が処理発動基準値以上となったときに、移動通信端末の収容を終了するものであり、更に、収容終了手段は、移動通信端末の収容を終了するときに、個別発着信回数に基づいて移動通信端末の収容を終了し、更に、収容終了手段は、個別発着信回数に基づいて移動通信端末の収容を終了するときに、合計発着信回数から収容を終了した移動通信端末の個別発着信回数を減算した値が、処理発動基準値よりも小さい処理停止基準値となるまで、個別発着信回数に基づいて移動通信端末の収容を終了する、ことを特徴とする。
また、本発明は、移動通信端末が通信可能となるよう当該移動通信端末を収容する端末収容手段を備える呼制御装置における収容管理方法であって、端末収容手段に収容された移動通信端末の発着信回数を計数する発着信回数計数ステップと、発着信回数計数ステップにおいて計数された発着信回数に基づいて、端末収容手段による移動通信端末の収容を終了する収容終了ステップと、を備え、発着信回数計数ステップでは、発着信回数として、複数の移動通信端末の合計の発着信回数である合計発着信回数を計数するものであり、発着信回数計数ステップでは、発着信回数として、端末収容手段に収容された移動通信端末のそれぞれの発着信回数である個別発着信回数を更に計数し、収容終了ステップでは、合計発着信回数が処理発動基準値以上となったときに、移動通信端末の収容を終了するものであり、更に、収容終了ステップでは、移動通信端末の収容を終了するときに、個別発着信回数に基づいて移動通信端末の収容を終了し、更に、収容終了ステップでは、個別発着信回数に基づいて移動通信端末の収容を終了するときに、合計発着信回数から収容を終了した移動通信端末の個別発着信回数を減算した値が、処理発動基準値よりも小さい処理停止基準値となるまで、個別発着信回数に基づいて移動通信端末の収容を終了する、ことを特徴とする。
これにより、合計発着信回数が処理発動基準値以上となったときに、収容終了手段によって移動通信端末の収容を終了するため、呼制御装置の処理負荷が、過剰に高くなることを防止できる。また、個別発着信回数に基づいて、例えば、個別発着信回数が最も多い移動通信端末の収容を終了することにより、呼制御装置の処理負荷を効率よく低下させることができる。また、発着信回数が所定の範囲内(処理発動基準値から処理停止基準値の間)となるように、移動通信端末の収容を終了することができる。即ち、複数の呼制御装置間における処理負荷のばらつきを適切な状態にすることができる。
また、発着信回数計数手段は、発着信回数の計数を、例えば1時間等、所定の時間帯毎に行うことができる。
また、前記発着信回数計数手段は、前記発着信回数として前記移動通信端末の発信回数と着信回数とを個別に計数し、前記収容終了手段は、前記発信回数及び前記着信回数の少なくともいずれかに基づいて前記移動通信端末の収容を終了する処理を行う、ことが好適である。
これにより、発信と着信とで呼制御装置の処理負荷が異なる場合であっても、処理負荷の違いに対応して移動通信端末の収容を終了することができる。
また、前記収容終了手段は、前記移動通信端末の収容を終了するときに、当該収容を終了する移動通信端末が通信を行っているかどうかを判断し、通信を行っていないと判断されたときに収容を終了する、ことが好適である。
これにより、移動通信端末の通信中に呼制御装置の収容が終了されて通信が切断されてしまうことを防止できる。
本発明によれば、処理能力を超えることなく移動通信端末を収容可能な呼制御装置及び収容管理方法を提供できる。
通信システムの全体構成を示す図である。 CSCFがラウンドロビンによって移動通信端末を収容する構成を示す図である。 CSCFの機能ブロック図である。 CSCFのハードウェア構成図である。 CSCFで行われる処理の流れを示すフローチャートである。 第2の回数範囲収容終了処理の流れを示すフローチャートである。 収容終了対象の移動通信端末を示す図である。 第1の回数範囲収容終了処理の流れを示すフローチャートである。 CSCFが収容する移動通信端末の種類を示す図である。 各CSCFの処理能力を示す図である。 CSCFの機能ブロック図である。 個別発着信回数が多い移動通信端末の収容を終了する様子を示す図である。 CSCFで行われる処理の流れを示すフローチャートである。 合計発着信回数の変化と収容終了処理の開始タイミングを示す図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る呼制御装置および収容管理方法を適用した通信システムの好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態について説明する。第1の実施形態では、CSCF(呼制御装置)が収容する移動通信端末の台数を、移動通信端末の個別発着信回数に基づいて上限を設けたものである。
(通信システム1の全体構成)
第1の実施形態に係る通信システム1の全体構成について説明する。図1は、通信システムの全体構成を示す図である。ここで、図1に示す通信システム1は、IMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークであり、SIP(Session Initiated Protocol)を用いて、通信の接続を行っている。そのため、通信システム1は、自身が収容する移動通信端末100の通信を管理するC−Plane装置としてのCSCF(Call Session Control Function)20(呼制御装置)と、移動通信端末100間で音声や通信パケットなどの情報信号を送受信するためのIPルータ網40と、を含んで構成される。
更に、通信システム1は、移動通信端末100をCSCF20やIPルータ網40に接続するためのGW(GateWay)10を備えている。また、IPルータ網40とGW10との間にはAR(Access Router)50が接続され、GW10側の通信網とIPルータ網40側の通信網との接続を行っている。また、通信システム1は、移動通信端末100へ提供可能なサービスに関する情報が登録されたサービスプロファイル(加入者情報)を保持するHSS(Home Subscriber Server)30を備えている。
IPルータ網40は、IPルータ網40の境界に設置されるER(Edge Router)60と、所定の地域内のER60同士を接続するLCR(Local Core Router)70と、所定の地域間のLCR70同士を接続するCR(Core Router)80とを含んで構成されている。また、図示しないが、CR80には、IPルータ網40内のVPN(Virtual Private Network)経路を管理するRR(Route Reflector)が接続されている。
なお、以下において、IPルータ網40内のER60,LCR70,CR80を単にルータとも呼ぶ。また、図1に示す通信システム1は、構成を簡略化して図示したものであり、移動通信端末100やCSCF20の数、及び、IPルータ網40を構成する各ルータの数などは、これに限定されるものではない。
ここで、CSCF20が移動通信端末100を収容する処理の概略について説明する。まず、移動通信端末100は、電源がON状態かつ在圏状態のときに、CSCF20に対して自身を認識させ位置登録を要求する位置登録信号を送信する。この位置登録信号は、移動通信端末100からGW10を介してCSCF20へ送信される。CSCF20は、移動通信端末100から送信された初回の位置登録信号を受信すると、HSS30から初回の位置登録信号を送信した移動通信端末100に対応するサービスプロファイルを取得する。CSCF20は、移動通信端末100のサービスプロファイルに基づいて通信を管理する。このようにして、CSCF20は、移動通信端末100を収容する、即ち、移動通信端末100のサービスプロファイルを取得して保持し、通信を管理するものである。なお、通常は、移動通信端末100の電源がOFF状態となった場合、または通信圏外となったときに、CSCF20は当該移動通信端末100のサービスプロファイルを削除することによって収容を終了する。また、各CSCF20が移動通信端末100を収容する台数には制限が設けられており、制限を超える台数の移動通信端末100は収容することができない。
なお、CSCF20が移動通信端末100を収容する際の負荷を分散するために、通常、図2に示すように複数のCSCF20が設けられている。このためGW10は、移動通信端末100から位置登録信号を受信すると、ラウンドロビンで順次CSCF20を選択し、選択したCSCF20に対して位置登録信号を送信する。
次に、CSCF20が、自身が収容する移動通信端末100の通信を確立する処理について説明する。CSCF20は、移動通信端末100間の通信を制御し、ルータ間の帯域の管理を行うものである。具体的には、自身が収容する移動通信端末100から通信の確立を要求するINVITE信号(接続要求)を受信すると、接続先の移動通信端末100を収容するCSCF20と通信を行い、移動通信端末100間での通信において使用するIPルータ網40のルータを選択し、選択したルータ間の帯域の管理を行う。なお、CSCF20には、管理対象となるルータ間が予め定められている。また、帯域の管理とは、移動通信端末100から接続先への接続要求がされると、選択されたルータ間の帯域に空きがある場合に移動通信端末100と接続先との接続を確立させ、空きがない場合には接続を行わない、という処理を行うことを指す。これにより、通信を行う移動通信端末100同士が、GW10、AR50及びIPルータ網40を介して接続され、GW10、AR50及びIPルータ網40を介した音声通話等の通信を行うことができる。
(CSCF20による移動通信端末100の収容処理の詳細)
次に、CSCF20が、移動通信端末100を収容する処理の詳細について説明する。図3は、CSCF20の機能ブロック図である。CSCF20は、移動通信端末100の収容を行う端末収容部201(端末収容手段)と、IPルータ網40内の各ルータ間の帯域を管理する帯域管理部202と、移動通信端末100の個別発着信回数を計数する個別発着信回数計数部203(発着信回数計数手段)と、個別発着信回数計数部203によって計数された個別発着信回数が所定の回数範囲内である移動通信端末100の台数を計数する台数計数部204(台数計数手段)と、台数計数部204によって計数された移動通信端末100の台数に基づいて、端末収容部201による移動通信端末100の収容を終了する収容終了処理部205(収容終了手段)と、を備える
端末収容部201は、上述したように、位置登録信号を送信した移動通信端末100に対応するサービスプロファイルをHSS30から取得することによって移動通信端末100の通信を制御可能なように収容するものである。また、端末収容部201は、サービスプロファイルに基づいて自身が収容する各移動通信端末100を識別可能となっており、移動通信端末100を識別するための識別情報を生成して記憶する。なお、端末収容部201は、移動通信端末100の電源がOFF状態や通信圏外となった場合には、識別情報内から当該移動通信端末100に関する情報を削除する。端末収容部201は、記憶している識別情報を、新たな移動通信端末100を収容したとき、及び、収容を終了したときに、帯域管理部202及び台数計数部204へ出力する。
帯域管理部202は、端末収容部201が収容する移動通信端末100の発着信時(通信開始時)に、上述したように、通信において使用するIPルータ網40内のルータを選択し、移動通信端末100の接続を確立させるものである。また、帯域管理部202は、移動通信端末100が発着信を行うときに移動通信端末100が発着信を行ったことを示す接続情報を生成する。また、帯域管理部202は、移動通信端末100の識別情報と接続情報とを対応付けし、これらの情報を移動通信端末100の発着信時に個別発着信回数計数部203へ出力する。
個別発着信回数計数部203は、移動通信端末100の発着信回数を各移動通信端末100毎に個別発着信回数として計数するものである。具体的には、帯域管理部202から入力された移動通信端末100の識別情報と接続情報とに基づいて、各移動通信端末100毎の個別発着信回数を計数する。なお、個別発着信回数は、移動通信端末100が発信又は着信を行ったときに計数される。個別発着信回数計数部203は、計数した個別発着信回数と移動通信端末100の識別情報とを対応付けし、これらの情報を記憶する。また、個別発着信回数計数部203は、記憶している情報を、台数計数部204及び収容終了処理部205へ出力する。この情報の出力は常時行われ、台数計数部204及び収容終了処理部205は、常に最新の情報(個別発着信回数と移動通信端末100の識別情報とが対応付けされた情報)を把握している。また、記憶された個別発着信回数は、例えば、1時間毎等、所定の時間帯毎にリセットされる(個別発着信回数をゼロにする)。
台数計数部204は、個別発着信回数計数部203から入力された個別発着信回数が所定の回数範囲内である移動通信端末100の台数を計数するものである。第1の実施形態では、所定の回数範囲内として、a回を超える第1の回数範囲(例えば、a回=5回)、b回を超えてa回以下の第2の回数範囲(例えば、b回=1回)、b回以下の第3の回数範囲の3種類を用いる。このため、台数計数部204は、各移動通信端末100毎に計数された個別発着信回数に基づいて、各回数範囲(第1〜第3の回数範囲)毎に移動通信端末100を分類し、各回数範囲毎に分類された移動通信端末100の台数を計数するものである。なお、台数計数部204による移動通信端末100の計数は、所定の時間帯毎に行う。具体的には、台数計数部204は、所定の回数範囲毎に分類して計数した移動通信端末100の台数を、例えば、1時間毎等、所定の時間帯毎にリセットする(台数をゼロにする)ものである。台数計数部204は、計数して求めた台数を収容終了処理部205へ出力する。更に、台数計数部204は、個別発着信回数計数部203から入力された移動通信端末100の識別情報と、当該移動通信端末100を所定の回数範囲に分類したときの時刻情報(当該移動通信端末100の個別発着信回数が、分類された発着信回数の回数範囲となった時刻に対応する時刻を示す情報)とを対応付けし、これらの情報を記憶する。台数計数部204は、記憶している情報を常時、収容終了処理部205へ出力することにより、収容終了処理部205は常に最新の情報を把握している。なお、台数計数部204は、通信圏外になるなど端末収容部201による収容が終了した移動通信端末100について、端末収容部201から入力された識別情報より把握することができる。このため、台数計数部204は、記憶している移動通信端末100の台数から収容が終了した移動通信端末100の台数を減算する。これにより、台数計数部204は、現在、端末収容部201に収容されている移動通信端末100について、各回数範囲毎に分類された台数を計数することができる。
収容終了処理部205は、台数計数部204から入力された情報に基づいて、所定の回数範囲毎に計数された移動通信端末100の台数が、予め収容終了処理部205が記憶する所定数を超えたかどうかを判断する。所定数を超えている場合、収容終了処理部205は、所定数を超えた移動通信端末の台数だけ、端末収容部201が収容する移動通信端末のうち個別発着信回数計数部203から入力された個別発着信回数が所定の回数範囲内である移動通信端末100のサービスプロファイルを削除し、当該移動通信端末100の収容を終了するものである。なお、サービスプロファイルの削除の際に、収容終了処理部205は、削除対象となった所定の回数範囲内に分類されている移動通信端末100の中で、公平性の観点から最も古い時刻情報と対応付けられた移動通信端末100のサービスプロファイルの削除を行う。このようにして、端末収容部201に収容される移動通信端末100の台数を、第1の回数範囲、第2の回数範囲、第3の回数範囲毎に予め収容終了処理部205が記憶する所定数を超えることがないように制御するものである。また、移動通信端末100の収容を終了する処理は、収容の終了対象である移動通信端末100の通信が終了したとき(非通信時)に行われる。
ここで、CSCF20のハードウェア構成について説明する。図4は、CSCF20のハードウェア構成図である。CSCF20は、物理的には、図4に示すように、CPU251、主記憶装置であるRAM252およびROM253、ハードディスク等の補助記憶装置254、ネットワークカード等のデータ送受信デバイスである通信インタフェース255などを含むコンピュータシステムとして構成されている。図3において説明した各機能は、図4に示すCPU251、RAM252等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU251の制御のもとで通信インタフェース255を動作させて通信を行うとともに、RAM252や補助記憶装置254におけるデータの読み出しおよび書き込みを行うことで実現される。
次に、CSCF20が収容する移動通信端末100の個別発着信状態に基づいて、CSCF20が移動通信端末100の収容を終了する処理の流れについて説明する。図5は、CSCF20で行われる処理の流れを示すフローチャートである。なお、台数計数部204は、各移動通信端末100毎の個別発着信回数に基づいて、各移動通信端末100を、a回を超える第1の回数範囲、b回を超えてa回以下の第2の回数範囲、b回以下の第3の回数範囲の3種類に分類し、各回数範囲に該当する移動通信端末100の台数を把握するものとする。この、a回,b回については、予め台数計数部204に設定されているものとする。また、本処理は、CSCF20の動作中は常に実行されているものである。
ステップS101において個別発着信回数計数部203は、端末収容部201が収容する移動通信端末100に発着信があったかどうかを判断する。ここでは、帯域管理部202から出力された接続情報に基づいて、発着信が行われたかどうかを判断する。端末収容部201が収容する移動通信端末100のうち、いずれかの移動通信端末100に発着信があったと判断(ステップS101:YES)されると、ステップS102へ進み、それ以外の場合(移動通信端末100が通信中である、又は、通信を行っていない。ステップS101:NO)には、ステップS101の処理を繰り返す。
ステップS102(発着信回数計数ステップ)において個別発着信回数計数部203は、発着信があった移動通信端末100についての個別発着信回数nを計数する。
次に台数計数部204は、ステップS102で個別発着信回数nが計数された移動通信端末100が、第1の回数範囲、第2の回数範囲、第3の回数範囲のどの回数範囲に分類されるかを判断する。
そのため、まず、ステップS103において台数計数部204は、個別発着信回数nがb回以下であるかどうかを判断する。b回以下である場合(ステップS103:YES)、台数計数部204は当該移動通信端末100が第3の回数範囲に該当すると判断し、ステップS101の処理へ戻る。ここで、移動通信端末100が第3の回数範囲に該当する場合、当該移動通信端末100は発着信回数が少ない傾向があると考えられる。このような第3の回数範囲に該当する移動通信端末100は、CSCF20に与える処理負荷が低いため、端末収容部201による収容を維持する。
一方、個別発着信回数nがb回以下でない場合(ステップS103:NO)、台数計数部204は当該移動通信端末100が第3の回数範囲に該当しないものと判断し、ステップS104の処理へ進む。
ステップS104において台数計数部204は、個別発着信回数nがa回以下であるかどうかを判断する。a回以下である場合(ステップS104:YES)、台数計数部204は当該移動通信端末100が第2の回数範囲に該当すると判断し、ステップS105における第2の回数範囲収容終了処理へ進む。一方、個別発着信回数nがa回以下でない場合(ステップS104:NO)、台数計数部204は当該移動通信端末100が第2の回数範囲に該当しない、即ち、第1の回数範囲に該当するものと判断し、ステップS106における第1の回数範囲収容終了処理へ進む。
まず、ステップS105における第2の回数範囲収容終了処理の詳細について説明する。図6は、第2の回数範囲収容終了処理の流れを示すフローチャートである。ステップS201(台数計数ステップ)において台数計数部204は、記憶している情報(移動通信端末100の識別情報と、当該移動通信端末100を所定の回数範囲に分類したときの時刻情報とが対応付けされた情報)から、第2の回数範囲であると判定されている移動通信端末100の台数Bを計数する。
ステップS202において収容終了処理部205は、ステップS201で計数された台数Bが、第2の回数範囲移動通信端末閾値β以下であるかどうかを判断する。この第2の回数範囲移動通信端末閾値βは、予め収容終了処理部205に設定されているものとする。台数Bが第2の回数範囲移動通信端末閾値β以下である場合(ステップS202:YES)、収容終了処理部205は、第2の回数範囲である当該移動通信端末100の収容を維持したまま、第2の回数範囲収容終了処理を終了する。一方、ステップS202において台数Bが第2の回数範囲移動通信端末閾値β以下でない場合(ステップS202:NO)には、ステップS203の処理へ進む。
ステップS203(収容終了ステップ)において収容終了処理部205は、端末収容部201に収容されている第2の回数範囲と判定された移動通信端末100の中で最も古い移動通信端末100の収容を終了する。具体的には、図7に示すように、第2の回数範囲であると判定されている移動通信端末100の台数Bがβ+1となったときに、最も古い時刻情報と対応付けられた移動通信端末100のサービスプロファイルを削除し、当該移動通信端末100の収容を終了する。これにより、端末収容部201が収容する第2の回数範囲の移動通信端末100の台数Bが第2の回数範囲移動通信端末閾値βを超えることがない。
ステップS202で台数Bが第2の回数範囲移動通信端末閾値β以下であると判定された場合、及び、ステップS203の処理の終了後、第2の回数範囲収容終了処理を終了し、図5のステップS101の処理へ戻り、上述の処理を繰り返す。
次に、ステップS106における第1の回数範囲収容終了処理の詳細について説明する。図8は、第1の回数範囲収容終了処理の流れを示すフローチャートである。ステップS301(台数計数ステップ)において台数計数部204は、記憶している情報(移動通信端末100の識別情報と、当該移動通信端末100を所定の回数範囲に分類したときの時刻情報とが対応付けされた情報)から、第1の回数範囲であると判定されている移動通信端末100の台数Aを計数する。
ステップS302において収容終了処理部205は、ステップS301で計数された台数Aが、第1の回数範囲移動通信端末閾値α以下であるかどうかを判断する。この第1の回数範囲移動通信端末閾値αは、予め収容終了処理部205に設定されているものとする。なお、第1の回数範囲移動通信端末閾値αは、第2の回数範囲移動通信端末閾値βよりも少ない数となっている。台数Aが第1の回数範囲移動通信端末閾値α以下である場合(ステップS302:YES)、収容終了処理部205は、第1の回数範囲である当該移動通信端末100の収容を維持したまま、第1の回数範囲収容終了処理を終了する。一方、ステップS302において台数Aが第1の回数範囲移動通信端末閾値α以下でない場合(ステップS302:NO)には、ステップS303の処理へ進む。
ステップS303(収容終了ステップ)において収容終了処理部205は、端末収容部201に収容されている第1の回数範囲であると判定された移動通信端末100の中で最も古い移動通信端末100の収容を終了する。具体的な処理は、図7を用いて説明した図6のステップS203の処理と同様である。これにより、端末収容部201が収容する第1の回数範囲の移動通信端末100の台数Aが第1の回数範囲移動通信端末閾値αを超えることがない。
ステップS302で台数Aが第1の回数範囲移動通信端末閾値α以下であると判定された場合、及び、ステップS303の処理の終了後、第1の回数範囲収容終了処理を終了し、図5のステップS101の処理へ戻り、上述の処理を繰り返す。
以上の処理を行うことにより、例えば、第1の回数範囲移動通信端末閾値αを10台、第2の回数範囲移動通信端末閾値βを30台とした場合、図9に示すように、1つのCSCF20が収容する移動通信端末100は、第1の回数範囲の移動通信端末100は上限10台、第2の回数範囲の移動通信端末100は上限が30台となる。これにより、あるCSCF20が、発着信の多い移動通信端末100を集中して収容することがなくなり、当該CSCF20の処理能力を超えてしまうことを低減できる。
また、あるCSCF20が収容を終了した移動通信端末100は、再度、位置登録を行う。この際、GW10はラウンドロビンで移動通信端末100を収容するCSCF20を選択するため、再度、位置登録を行った移動通信端末100は、他のCSCF20に収容される。なお、移動通信端末100が再度位置登録を行ったときに、再び元のCSCF20に収容される場合がある。この場合であっても、上述した処理により、移動通信端末100が第1の回数範囲又は第2の回数範囲に該当し、第1の回数範囲移動通信端末閾値α又は第2の回数範囲移動通信端末閾値βを超えたときに、元のCSCF20による収容が終了し、他のCSCF20へ収容される。また、CSCF20は、発着信が多い移動通信端末100を再度収容したとしても、上述の収容終了処理を繰り返すことにより、当該CSCF20の処理能力を超えてしまうことを低減できる。
これにより、図10に示すように、4つのCSCF20(CSCF20A,20B,20C,20D)が存在する場合、発着信回数が多い移動通信端末100(第1の回数範囲,第2の回数範囲の移動通信端末)が1つのCSCF20に集中することなく、各CSCF20に分散して収容される。このため、各CSCF20(CSCF20A,20B,20C,20D)の処理能力(CPU使用率)を均等化することができる。図10では、各CSCF20の処理能力のうち、60%が使用されている様子を示している。
また、各CSCF20間で移動通信端末100の個別発着信回数に関する情報等を交換することなく、各CSCF20が移動通信端末100の収容を終了するだけで処理能力が均等化される。
(第1の実施形態の作用・効果)
続いて、第1の実施形態にかかる通信システム1の作用及び効果について説明する。第1の実施形態の通信システム1によれば、CSCF20の端末収容部201が収容する移動通信端末100の個別発着信回数に基づいて、収容終了処理部205が移動通信端末100の収容を終了する。このため、複数のCSCF20のうち、特定のCSCF20に個別発着信回数が多い移動通信端末100が集中して収容されることがなくなり、特定のCSCF20の処理負荷が多くなって処理能力を超えてしまうことを防止できる。従って、他のCSCF20の処理能力に余裕があるにもかかわらず特定のCSCF20が収容する移動通信端末100の接続が規制されることが減少する。また、端末収容部201による収容が終了した移動通信端末100は、他のCSCF20によって収容される。このように、特定のCSCF20の処理負荷が増大する前に、他のCSCF20に移動通信端末100を割り振ることができるため、移動通信端末100を効率よく収容することができる。
また、個別発着信回数が所定の回数範囲内である移動通信端末100の台数が所定数を超えた場合に、所定数を超えた移動通信端末100の台数だけ、端末収容部201が収容する移動通信端末100のうち個別発着信回数が所定の回数範囲内である移動通信端末100の収容を終了する。このため、例えば、所定の回数範囲として個別発着信回数が多い回数範囲を設定することにより、端末収容部201が収容する移動通信端末100のうち、個別発着信回数が多い移動通信端末100の収容を終了することができる。従って、1つのCSCF20が、個別発着信回数が多い移動通信端末100など個別発着信回数が所定の回数範囲内である移動通信端末100を所定数を超えて集中して収容することが無くなり、CSCF20の処理能力を超えてしまうことを低減できる。
また、一般に、移動通信端末100の個別発着信回数が多いユーザは、個別発着信回数が少ないユーザよりも少なくなっている。このため、第1の回数範囲移動通信端末閾値αを第2の回数範囲移動通信端末閾値βよりも少ない数に設定することにより、移動通信端末100の個別発着信回数の分布に対応して、CSCF20が収容する移動通信端末100を設定することができる。
また、移動通信端末100の通信が終了したときに収容を終了することにより、移動通信端末100の通信中にCSCF200の収容が終了されて通信が切断されてしまうことが防止できる。
また、本発明とは異なる方法によって、CSCF20間の処理能力の偏りをなくすように各CSCF20を管理する場合には、例えば、各CSCF20の処理能力管理用に集中管理データベースを構築することが想定できる。しかしながら、上記第1の実施形態に示す構成を用いる場合には、CSCF20の処理内容を変更するだけで良く、また他のCSCF20との直接的な機能の連携も不要であるため、CSCF20の処理能力の管理を行う他の方法に比べてシステムの構築が容易となる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、CSCF(呼制御装置)が収容する移動通信端末の合計発着信回数が所定値となるように、移動通信端末を収容することで、各CSCFの処理能力を均等化するものである。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態におけるCSCF20を、処理の異なるCSCF200に置き換えたものであり、通信システムの全体構成等は第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。また、第1の実施形態と同様の構成要素については、同一番号を付して説明を省略する。
(CSCF200による移動通信端末100の収容処理の詳細)
CSCF200が、移動通信端末100を収容する処理の詳細について説明する。図11は、CSCF200の機能ブロック図である。CSCF200は、移動通信端末100の収容を行う端末収容部201(端末収容手段)と、IPルータ網40内の各ルータ間の帯域を管理する帯域管理部202と、移動通信端末100の個別発着信回数を計数する個別発着信回数計数部203(発着信回数計数手段)と、移動通信端末100全ての発着信回数である合計発着信回数を計数する合計発着信回数計数部206(発着信回数計数手段)と、合計発着信回数計数部206によって計数された合計発着信回数に基づいて、端末収容部201による移動通信端末100の収容を終了する収容終了処理部205A(収容終了手段)と、を備える。
帯域管理部202は、第1の実施形態と同様に、移動通信端末100が発着信を行ったことを示す接続情報を生成するものであり、生成した接続情報を個別発着信回数計数部203及び合計発着信回数計数部206へ出力する。
個別発着信回数計数部203は、移動通信端末100の発着信回数を各移動通信端末100毎に個別発着信回数として計数するものである。また、個別発着信回数計数部203は、計数した個別発着信回数と移動通信端末100の識別情報とを対応付けし、これらの情報を記憶する。また、個別発着信回数計数部203は、記憶している情報を、収容終了処理部205Aへ出力する。この情報の出力は常時行われ、収容終了処理部205Aは、常に最新の情報(個別発着信回数と移動通信端末100の識別情報とが対応付けされた情報)を把握している。また、記憶された個別発着信回数は、例えば、1時間毎等、所定の時間帯毎にリセットされる(個別発着信回数をゼロにする)。
合計発着信回数計数部206は、帯域管理部202から入力された接続情報に基づいて、端末収容部201が収容する移動通信端末100全ての発着信回数の合計値を合計発着信回数として計数する。なお、発着信回数は、移動通信端末100が発信又は着信を行ったときに計数される。合計発着信回数計数部206は、計数した合計発着信回数を記憶する。また、合計発着信回数の計数は、個別発着信回数計数部203による個別発着信回数の計数開始タイミングと同期させて所定の時間帯毎に行われる。即ち、計数された合計発着信回数は、例えば、1時間毎等、所定の時間帯毎にリセットされる(合計発着信回数をゼロにする)。また、合計発着信回数計数部206は、詳しくは後述する収容終了処理部205から、修正後の合計発着信回数が入力された場合には、入力された修正後の合計発着信回数から続けて計数を行う。合計発着信回数計数部206は、記憶している情報(合計発着信回数)を収容終了処理部205Aへ出力する。この出力は常時行われ、収容終了処理部205Aは、常に最新の情報(合計発着信回数)を把握している。
収容終了処理部205Aは、合計発着信回数計数部206から入力された合計発着信回数が予め収容終了処理部205Aが記憶した所定の処理発動基準値以上である場合に、端末収容部201が収容する移動通信端末100のうち最も個別発着信回数が多い移動通信端末100の収容を終了する処理を開始する。具体的には、端末収容部201によって収容された移動通信端末100のうち個別発着信回数が最も多い移動通信端末100から順にサービスプロファイルを削除するものである。このサービスプロファイルの削除は、例えば、素早く合計発着信回数を小さな値にするために、個別発着信回数が多い移動通信端末100から順に削除する。また、収容終了処理部205Aは、合計発着信回数計数部206によって計数された合計発着信回数から収容を終了した移動通信端末100の個別発着信回数を減算した値を補正後の合計発着信回数として算出する。この補正後の合計発着信回数が、処理発動基準値よりも小さい予め収容終了処理部205Aが記憶した所定の処理停止基準値となったときに、移動通信端末100の収容を終了する処理を停止するものである。具体的には、継続して行われている移動通信端末100のサービスプロファイルの削除を停止する。なお、この削除の停止は、実際には削除を行わないだけであって、実質的には中止処理のようなものは無い。また、移動通信端末100の収容を終了する処理は、収容の終了対象である移動通信端末100の通信が終了したとき(非通信時)に行われる。また、収容終了処理部205Aは、算出した補正後の合計発着信回数を合計発着信回数計数部206へ出力する。
このようにして、例えば、図12に示すように、移動通信端末A〜Dが発着信を行ったことにより、合計発着信回数(移動通信端末A〜Dの個別発着信回数の合計58回)が処理発動基準値(ここでは57回とする)を超えたときに、まず、個別発着信回数が最も多い移動通信端末A(個別発着信回数20回)の収容を終了する。そして、補正後の合計発着信回数(57回−20回=38回)を算出する。このとき、図4に示す例では、補正後の合計発着信回数(38回)が、処理停止基準値(ここでは46回とする)を下回るため、移動通信端末の収容を終了する処理を停止する。なお、図示はしないが、例えば、処理停止基準値が30回である場合には、補正後の合計発着信回数(38回)が処理停止基準値(30回)を下回っていないため、残りの移動通信端末B〜Dの中で最も個別発着信回数が多い移動通信端末Bについても更に収容を終了する。
また、CSCF200も、第1の実施形態におけるCSCF20と同様に、図4に示すようなコンピュータシステムとして構成されている。
次に、CSCF200が収容する移動通信端末100の合計発着信状態に基づいて、CSCF200が移動通信端末100の収容を終了する処理の流れについて説明する。図13は、CSCF200で行われる処理の流れを示すフローチャートである。図14は、発着信回数の変化と収容終了処理の開始タイミングを示す図である。また、本処理は、CSCF200の動作中は常に実行されているものである。
ステップS401において合計発着信回数計数部206は、端末収容部201が収容する移動通信端末100に発着信があったかどうかを判断する。ここでは、帯域管理部202から出力された接続情報に基づいて、発着信が行われたかどうか判断する。端末収容部201が収容する移動通信端末100のうち、いずれかの移動通信端末100に発着信があったと判断(ステップS401:YES)されると、ステップS402へ進み、それ以外の場合(移動通信端末100が通信中である、又は、通信を行っていない。ステップS401:NO)には、ステップS401の処理を繰り返す。
ステップS402(発着信回数計数ステップ)において合計発着信回数計数部206は、CSCF200が収容する移動通信端末100全ての発着信回数の合計値である合計発着信回数mを計数する。
ステップS403(発着信回数計数ステップ)において個別発着信回数計数部203は、発着信があった移動通信端末100についての個別発着信回数nを計数する。
ステップS404において収容終了処理部205Aは、移動通信端末100の収容を終了するか否かの判断を行うタイミングであるかどうかを判断する。この移動通信端末100の収容を終了するか否かの判断は、所定の周期毎(例えば、1分毎)に行われるものである。収容終了処理を行うか否かを判断するタイミングでない場合(ステップS404:NO)、ステップS403へ戻り上述の処理を繰り返す。一方、収容終了処理を行うか否かを判断するタイミングであると判断された場合(ステップS404:YES)には、ステップS405の処理へ進む。
ステップS405において収容終了処理部205Aは、合計発着信回数mが予め定められた処理発動基準値d以下であるかどうかを判断する。合計発着信回数mが処理発動基準値d以下である場合(ステップS405:YES)、収容終了処理部205Aは、収容終了処理を行う必要がないものとしてステップS401の処理へ戻る。一方、合計発着信回数mが処理発動基準値d以下でない場合(ステップS405:NO、図14における時刻t1)、ステップS406の処理へ進む。
ステップS406(収容終了ステップ)において収容終了処理部205Aは、端末収容部201に収容されている移動通信端末100のうち、個別発着信回数が最も多い移動通信端末100のサービスプロファイルを削除し、当該移動通信端末100の収容を終了する処理を行う。
ステップS407(収容終了ステップ)において収容終了処理部205Aは、ステップS402で計数された合計発着信回数mから、収容を終了した移動通信端末100の個別発着信回数nを減算して補正後の合計発着信回数mを算出する。
ステップS408(収容終了ステップ)において収容終了処理部205Aは、補正後の合計発着信回数mが処理停止基準値c以下となったかどうかを判断する。補正後の合計発着信回数mが処理停止基準値c以下でない場合(ステップS408:NO)、収容終了処理部205AはステップS406の処理へ戻り収容終了処理を行う。一方、合計発着信回数mが処理停止基準値c以下となった場合(ステップS408:YES、図14における時刻t2)、収容終了処理部205AはステップS401の処理へ戻る。これにより、ステップS406における収容終了処理が停止する。
以上の処理を行うことにより、あるCSCF200が、個別発着信回数が多い移動通信端末100を集中して収容することがなくなり、当該CSCF200の処理能力を超えてしまうことを低減できる。
また、あるCSCF200が収容を終了した移動通信端末100は、再度、位置登録を行う。この際、GW10はラウンドロビンで移動通信端末100を収容するCSCF200を選択するため、再度、位置登録を行った移動通信端末100は、他のCSCF200に収容される。このため、第1の実施形態と同様に、個別発着信回数が多い移動通信端末100が1つのCSCF200に集中すること無く各CSCF200に分散して収容され、CSCF200の処理能力を均等化することができる。
また、各CSCF200間で発着信回数に関する情報などを交換することなく、各CSCF200が移動通信端末100の収容を終了するだけで管理帯域の使用率が均等化される。
(第2の実施形態の作用・効果)
続いて、第2の実施形態にかかる通信システムの作用及び効果について説明する。第2の実施形態の通信システムによれば、CSCF200の端末収容部201が収容する移動通信端末100の合計発着信回数に基づいて、収容終了処理部205Aが移動通信端末100の収容を終了する。このため、複数のCSCF200のうち、特定のCSCF200の合計発着信回数が多くなることが防止され、特定のCSCF200の処理負荷が多くなって処理能力を超えてしまうことを防止できる。従って、他のCSCF200の処理能力に余裕があるにもかかわらず特定のCSCF200が収容する移動通信端末100の接続が規制されることが減少する。また、端末収容部201による収容が終了した移動通信端末100は、他のCSCF200によって収容される。このように、特定のCSCF200の処理負荷が増大する前に、他のCSCF200に移動通信端末100を割り振ることができるため、移動通信端末100を効率よく収容することができる。
また、合計発着信回数が処理発動基準値以上となったときに、収容終了処理部205Aによって移動通信端末100の収容を終了するため、CSCF200の処理負荷が、過剰に高くなることを防止できる。
また、移動通信端末100の個別発着信回数に基づいて、例えば、個別発着信回数が最も多い移動通信端末100の収容を終了することにより、CSCF200の処理負荷を効率よく低下させることができる。
また、発着信回数が所定の範囲内(処理発動基準値から処理停止基準値の間)となるように、移動通信端末の収容を終了することにより、複数のCSCF200間における処理負荷のばらつきを適切な状態にすることができる。
また、移動通信端末100の通信が終了したときに収容を終了することにより、移動通信端末100の通信中にCSCF200の収容が終了されて通信が切断されてしまうことが防止できる。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではない。例えば、第1の実施形態では、個別発着信回数に基づいて第1の回数範囲、第2の回数範囲、第3の回数範囲の3種類に移動通信端末100を分類するものとしたが、3種類に限定されること無く、より多くの種類に分類してもよい。この場合には、より細かく移動通信端末100を分類してCSCF20に収容することができるため、各CSCF20の処理能力をより細かく制御することができる。
また、例えば、第1の実施形態及び第2の実施形態において、発信時と着信時とでCSCFの処理負荷が異なる場合には、発信時と着信時とをそれぞれ個別に計数し、発信時の回数が所定の回数を超えた場合、又は着信時の回数が所定の回数を超えた場合に、移動通信端末100の収容を終了する処理を行ってもよい。この場合には、処理負荷の違いに対応して移動通信端末の収容を終了することができる。
1…通信システム、20,200…CSCF、100…移動通信端末、201…端末収容部、203…発着信回数計数部、204…個別発着信回数計数部、205…収容終了処理部、206…合計発着信回数計数部。

Claims (9)

  1. 移動通信端末が通信可能となるよう当該移動通信端末を収容する端末収容手段を備える呼制御装置であって、
    前記端末収容手段に収容された前記移動通信端末の発着信回数を計数する発着信回数計数手段と、
    前記発着信回数計数手段によって計数された発着信回数に基づいて、前記端末収容手段による前記移動通信端末の収容を終了する収容終了手段と、
    を備え、
    前記発着信回数計数手段は、前記発着信回数として、前記端末収容手段に収容された前記移動通信端末のそれぞれの発着信回数である個別発着信回数を計数するものであり、
    前記発着信回数計数手段によって計数された前記個別発着信回数が所定の回数範囲内である前記移動通信端末の台数を計数する台数計数手段を更に備え、
    前記収容終了手段は、前記台数計数手段によって計数された台数が所定数を超えた場合に、前記所定数を超えた前記移動通信端末の台数だけ、前記端末収容手段が収容する前記移動通信端末のうち前記個別発着信回数が前記所定の回数範囲内である前記移動通信端末の収容を終了する、
    ことを特徴とする呼制御装置。
  2. 前記台数計数手段は、前記発着信回数計数手段によって計数された前記個別発着信回数が、第1の所定の回数範囲内である前記移動通信端末の台数と、前記第1の所定の回数範囲内よりも小さい第2の所定の回数範囲内である前記移動通信端末の台数と、を計数し、
    前記収容終了手段は、前記第1の所定の回数範囲内である前記移動通信端末の台数が第1の所定数を超えた場合に前記第1の所定数を超えた前記移動通信端末の台数だけ前記端末収容手段が収容する前記移動通信端末のうち前記個別発着信回数が前記第1の所定の回数範囲内である前記移動通信端末の収容を終了し、及び、前記第2の所定の回数範囲内である前記移動通信端末の台数が前記第1の所定数よりも多い第2の所定数を超えた場合に前記第2の所定数を超えた前記移動通信端末の台数だけ前記端末収容手段が収容する前記移動通信端末のうち前記個別発着信回数が前記第2の所定の回数範囲内である前記移動通信端末の収容を終了する、
    ことを特徴とする請求項に記載の呼制御装置。
  3. 前記台数計数手段は、前記移動通信端末の計数を所定の時間帯毎に行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の呼制御装置。
  4. 移動通信端末が通信可能となるよう当該移動通信端末を収容する端末収容手段を備える呼制御装置であって、
    前記端末収容手段に収容された前記移動通信端末の発着信回数を計数する発着信回数計数手段と、
    前記発着信回数計数手段によって計数された発着信回数に基づいて、前記端末収容手段による前記移動通信端末の収容を終了する収容終了手段と、
    を備え、
    前記発着信回数計数手段は、前記発着信回数として、複数の前記移動通信端末の合計の発着信回数である合計発着信回数を計数するものであり、
    前記発着信回数計数手段は、前記発着信回数として、前記端末収容手段に収容された前記移動通信端末のそれぞれの発着信回数である個別発着信回数を更に計数し、
    前記収容終了手段は、前記合計発着信回数が処理発動基準値以上となったときに、前記移動通信端末の収容を終了するものであり、
    更に、前記収容終了手段は、前記移動通信端末の収容を終了するときに、前記個別発着信回数に基づいて前記移動通信端末の収容を終了し、
    更に、前記収容終了手段は、前記個別発着信回数に基づいて前記移動通信端末の収容を終了するときに、前記合計発着信回数から前記収容を終了した前記移動通信端末の前記個別発着信回数を減算した値が、前記処理発動基準値よりも小さい処理停止基準値となるまで、前記個別発着信回数に基づいて前記移動通信端末の収容を終了する、
    ことを特徴とする呼制御装置。
  5. 前記発着信回数計数手段は、前記発着信回数の計数を所定の時間帯毎に行う、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の呼制御装置。
  6. 前記発着信回数計数手段は、前記発着信回数として前記移動通信端末の発信回数と着信回数とを個別に計数し、
    前記収容終了手段は、前記発信回数及び前記着信回数の少なくともいずれかに基づいて前記移動通信端末の収容を終了する処理を行う、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の呼制御装置。
  7. 前記収容終了手段は、前記移動通信端末の収容を終了するときに、当該収容を終了する移動通信端末が通信を行っているかどうかを判断し、通信を行っていないと判断されたときに収容を終了する、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の呼制御装置。
  8. 移動通信端末が通信可能となるよう当該移動通信端末を収容する端末収容手段を備える呼制御装置における収容管理方法であって、
    前記端末収容手段に収容された前記移動通信端末の発着信回数を計数する発着信回数計数ステップと、
    前記発着信回数計数ステップにおいて計数された発着信回数に基づいて、前記端末収容手段による前記移動通信端末の収容を終了する収容終了ステップと、
    を備え、
    前記発着信回数計数ステップでは、前記発着信回数として、前記端末収容手段に収容された前記移動通信端末のそれぞれの発着信回数である個別発着信回数を計数し、
    前記発着信回数計数ステップにおいて計数された前記個別発着信回数が所定の回数範囲内である前記移動通信端末の台数を計数する台数計数ステップを更に備え、
    前記収容終了ステップでは、前記台数計数ステップにおいて計数された台数が所定数を超えた場合に、前記所定数を超えた前記移動通信端末の台数だけ、前記端末収容手段が収容する前記移動通信端末のうち前記個別発着信回数が前記所定の回数範囲内である前記移動通信端末の収容を終了する、
    ことを特徴とする収容管理方法。
  9. 移動通信端末が通信可能となるよう当該移動通信端末を収容する端末収容手段を備える呼制御装置における収容管理方法であって、
    前記端末収容手段に収容された前記移動通信端末の発着信回数を計数する発着信回数計数ステップと、
    前記発着信回数計数ステップにおいて計数された発着信回数に基づいて、前記端末収容手段による前記移動通信端末の収容を終了する収容終了ステップと、
    を備え、
    前記発着信回数計数ステップでは、前記発着信回数として、複数の前記移動通信端末の合計の発着信回数である合計発着信回数を計数するものであり、
    前記発着信回数計数ステップでは、前記発着信回数として、前記端末収容手段に収容された前記移動通信端末のそれぞれの発着信回数である個別発着信回数を更に計数し、
    前記収容終了ステップでは、前記合計発着信回数が処理発動基準値以上となったときに、前記移動通信端末の収容を終了するものであり、
    更に、前記収容終了ステップでは、前記移動通信端末の収容を終了するときに、前記個別発着信回数に基づいて前記移動通信端末の収容を終了し、
    更に、前記収容終了ステップでは、前記個別発着信回数に基づいて前記移動通信端末の収容を終了するときに、前記合計発着信回数から前記収容を終了した前記移動通信端末の前記個別発着信回数を減算した値が、前記処理発動基準値よりも小さい処理停止基準値となるまで、前記個別発着信回数に基づいて前記移動通信端末の収容を終了する、
    ことを特徴とする収容管理方法。
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