JP2006270381A - 無線ネットワーク制御装置および負荷分散方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 呼処理のためのリソース使用の実態に適合した精度の高い負荷分散処理を実現する。
【解決手段】 個々の呼処理装置における処理する予定または現在処理中のCS呼およびPS呼の保持数の情報を収集し、PS呼の保持数には所定の重み係数を乗じ、この重み係数を乗じたPS呼の保持数とCS呼の保持数との和を計算し、この和が最小となる呼処理装置を負荷が最小の呼処理装置と評価する。さらに、CS呼またはPS呼の処理以外の処理を呼処理装置に割り当てるのに際し、当該処理の負荷量に相応する数値と前記和とを加算した数値が最小となる呼処理装置に当該処理を割り当てる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、3GPP(3rd Generation Partnership
Project)で規定されているパラメータである呼処理のリソース使用状況に応じてシグナリング処理を行うプロセッサに対する負荷分散技術に関する。
従来の無線ネットワーク制御装置(以下ではRNC(Radio Network
Controller)という)のC−Plane(Control-Plane:制御プレーン)処理装置における負荷分散処理を、図8を参照して説明する。図8において、負荷分散処理装置20は信号を転送する呼処理装置♯1〜♯Nをラウンドロビンによって選択する。すなわち、各呼処理装置♯1〜♯Nにはあらかじめ順番が決められており、負荷分散処理装置20はメッセージを受信すると、この順番に従って呼処理装置♯i(iは1〜Nのいずれか)を選択し、メッセージを転送する。このとき呼処理装置♯iの使用率が一定値以上の場合はその呼処理装置♯iにはメッセージは転送されない。
特開2002−7238号公報
しかしながら、従来のRNCのC−Plane処理装置における負荷分散処理においては、次のような課題がある。
第一の課題は、ラウンドロビンによる負荷分散処理では負荷を均等に分散できないということである。その理由は、ラウンドロビンによる負荷分散のため、呼処理装置の負荷に関係なく決められた順番で呼処理装置が選択されるためである。
第二の課題は、呼処理装置の使用率では呼処理装置への負荷が正しく判断できないという点である。その理由は、使用率が低い呼処理装置であってもパケット交換呼(以下ではPS(Packet Switched:パケット交換)呼という)を大量に保持していればビットレートの切替えなどの処理が多発する可能性があり、処理が分散された後で輻輳状態に陥る可能性があるためである。
このように、従来のC−Planeにおける負荷分散処理は、ラウンドロビンにより処理を割り当てる呼処理装置を選択している。このため、高負荷な処理が特定の呼処理装置に集中する可能性がありC−Plane全体では処理能力に余裕があるにも関わらず、特定の呼処理装置における処理で輻輳が発生しうるという問題があった。
また、例えば、特許文献1には、ラウンドロビンを用いずに負荷情報管理テーブルに基づき負荷分散を行う技術が開示されている。これによれば、ラウンドロビンを用いる場合と比較して、概ね実際の負荷の状況に適合した負荷分散を行うことができるが、この技術によっても前述した第二の課題の解決には至らない。
本発明は、このような背景の下に行われたものであって、呼処理のためのリソース使用の実態に適合した精度の高い負荷分散処理を実現することができるRNCおよび負荷分散方法を提供することを目的とする。
本発明は、RNCにおけるシグナリング処理を行うC−Plane処理装置において3GPPで規定されているパラメータである呼処理のリソース使用状況に応じて、シグナリング処理を行う複数の呼処理装置に対する負荷分散を行うために、負荷分散処理装置は、受信した信号を転送する呼処理装置を選択するにあたり、呼処理装置が共有記憶装置に保存しているリソース使用量を読み込み、呼処理リソース使用量の評価値として、回線交換(以下ではCS(Circuit Switched)という)呼およびPS呼の呼処理装置における保持数を使用することを特徴とする。
負荷分散処理装置は、CS呼およびPS呼の呼処理装置における保持数に基づき算出された呼処理リソース量に応じて最もリソース使用量が少ない呼処理装置にメッセージを転送することにより、呼処理のためのリソース使用の実態に応じた精度の高い負荷分散が可能となる。
すなわち、本発明の第一の観点は、コアネットワーク(以下ではCN(Core
Network)という)と接続され、このCNからのCS呼またはPS呼を処理する呼処理装置を複数備え、この複数の呼処理装置の負荷を評価する手段と、この評価する手段の評価結果に基づき最も低負荷となる前記呼処理装置に対して新たに到着したCS呼またはPS呼の処理を割り当てる手段とを備えたRNCである。
ここで、本発明の特徴とするところは、前記評価する手段は、個々の前記呼処理装置における処理する予定または現在処理中のCS呼およびPS呼の保持数の情報を収集し、PS呼の保持数には所定の重み係数を乗じ、この重み係数を乗じたPS呼の保持数とCS呼の保持数との和を計算し、この和が最小となる前記呼処理装置を負荷が最小の呼処理装置と評価する評価値演算手段を備えたところにある。
すなわち、呼処理装置がPS呼を大量に保持していればビットレートの切替えなどの処理が多発する可能性があり、処理が分散された後で輻輳状態になる場合があるが、処理が分散された後に発生する可能性がある負荷までも見込んでPS呼の保持数に重み付けを行うことにより、負荷の実態に適合した適切な負荷分散を実現することができる。
さらに、CS呼またはPS呼の処理以外の処理を前記呼処理装置に割り当てるのに際し、当該処理の負荷量に相応する数値と前記評価値演算手段により算出された数値とを加算した数値が最小となる前記呼処理装置に当該処理を割り当てる手段を備えることができる。
これによれば、負荷を割り当てた後にPS呼の負荷が増大した場合でも他の処理に及ぼす影響を排除することができる。
本発明の第二の観点は、CNからのCS呼またはPS呼を処理する複数の呼処理装置に対して新たに到着するCS呼またはPS呼の処理を割り当てるのに際し、複数の呼処理装置の負荷をそれぞれ評価し、この評価結果に基づき最も低負荷となる呼処理装置に対して新たに到着したCS呼またはPS呼の処理を割り当てるRNCにおける負荷分散方法である。
ここで、本発明の特徴とするところは、個々の前記呼処理装置における処理する予定または現在処理中のCS呼およびPS呼の保持数の情報を収集し、PS呼の保持数には所定の重み係数を乗じ、この重み係数を乗じたPS呼の保持数とCS呼の保持数との和を計算し、この和が最小となる前記呼処理装置を負荷が最小の呼処理装置と評価するところにある。
さらに、CS呼またはPS呼の処理以外の処理を前記呼処理装置に割り当てるのに際し、当該処理の負荷量に相応する数値と前記和に相応する数値とを加算した数値が最小となる前記呼処理装置に当該処理を割り当てることができる。
本発明の第三の観点は、CNと接続され、このCNからのCS呼またはPS呼を処理する呼処理装置を複数備え、この複数の呼処理装置の負荷を評価する手段と、この評価する手段の評価結果に基づき最も低負荷となる前記呼処理装置に対して新たに到着したCS呼またはPS呼の処理を割り当てる手段とを備えたRNCに適用されるプログラムである。
ここで、本発明の特徴とするところは、情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、前記評価する手段に相応する機能として、個々の前記呼処理装置における処理する予定または現在処理中のCS呼およびPS呼の保持数の情報を収集し、PS呼の保持数には所定の重み係数を乗じ、この重み係数を乗じたPS呼の保持数とCS呼の保持数との和を計算し、この和が最小となる前記呼処理装置を負荷が最小の呼処理装置と評価する評価値演算機能を実現させるところにある。
さらに、CS呼またはPS呼の処理以外の処理を前記呼処理装置に割り当てるのに際し、当該処理の負荷量に相応する数値と前記評価値演算機能により算出された数値とを加算した数値が最小となる前記呼処理装置に当該処理を割り当てる機能を実現させることができる。
これにより、汎用の情報処理装置を用いて本発明のRNCを実現させることができる。
本発明によれば、呼処理のためのリソース使用の実態に適合した精度の高い負荷分散処理を実現することができる。
本発明実施例のRNCの構成を図1を参照して説明する。図1は本実施例のRNCのブロック構成図である。
本実施例は、図1に示すように、CN6と接続され、このCN6からのCS呼またはPS呼を処理する呼処理装置♯1〜♯Nを複数備え、この複数の呼処理装置♯1〜♯Nの負荷を評価する手段と、この評価する手段の評価結果に基づき最も低負荷となる呼処理装置♯i(iは1〜Nのいずれか)に対して新たに到着したCS呼またはPS呼の処理を割り当てる手段とを負荷分散処理装置21に備えたRNC1である。
ここで、本実施例の特徴とするところは、前記評価する手段は、個々の呼処理装置♯1〜♯Nにおける処理する予定または現在処理中のCS呼およびPS呼の保持数の情報を収集し、PS呼の保持数には所定の重み係数を乗じ、この重み係数を乗じたPS呼の保持数とCS呼の保持数との和を計算し、この和が最小となる呼処理装置♯iを負荷が最小の呼処理装置♯iと評価する評価値演算手段を備えたところにある。
また、他の実施例として、CS呼またはPS呼の処理以外の処理を呼処理装置♯1〜♯Nに割り当てるのに際し、当該処理の負荷量に相応する数値と前記評価値演算手段により算出された数値とを加算した数値が最小となる呼処理装置♯iに当該処理を割り当てる手段を負荷分散処理装置21に備える。
本実施例は、汎用の情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に本実施例のRNC1に相応する機能を実現させるプログラムとして実現することができる。このプログラムは、記録媒体に記録されて情報処理装置にインストールされ、あるいは通信回線を介して情報処理装置にインストールされることにより当該情報処理装置にC−Plane処理装置2の負荷分散処理装置21に相応する機能を実現させることができる。その他にも本実施例のプログラムにより汎用の情報処理装置にC−Plane処理装置2の呼処理装置♯1〜♯N、共有記憶装置22およびU−Plane(User-Plane:ユーザプレーン)/他ノード間通信処理装置3にそれぞれ相応する機能を実現させることができる。
以下では、本実施例をさらに詳細に説明する。
図1を参照すると、本発明の一実施例としてのブロック図が示されている。本発明が実施されるRNC1は、C−Plane処理装置2とU−Plane/他ノード間通処理装置3を含み、他ノードであるRNC4、NodeB(無線基地局)5、CN6と接続される。RNC4はRNC1とIurインタフェースで接続され、NodeB5はRNC1とIubインタフェースで接続され、CN6はRNC1とIuインタフェースで接続され、UE(User Equipment:移動局)7はNodeB5とUuインタフェースで接続される。
C−Plane処理装置2は、負荷分散処理装置21と複数の呼処理装置♯1〜♯Nと、共有記憶装置22を備えている。負荷分散処理装置21はC−Planeが受信した信号をC−Planeリソース使用状況に応じて負荷分散を行う装置であり、信号を呼処理装置♯1〜♯Nに振り分ける。呼処理装置♯1〜♯NはC−Planeが受信した信号に応じた処理を行う装置で、C−Plane処理装置2に2つ以上含まれる。
共有記憶装置22は、各呼処理装置♯1〜♯Nからアクセス可能な記憶装置で、負荷分散処理装置21、呼処理装置♯1〜♯Nが記憶させた情報は、どの呼処理装置♯iが記憶させたかによらず、負荷分散処理装置21および呼処理装置♯1〜♯Nから読み込み可能である。
共有記憶装置22には図2に示すように、呼処理リソース記憶部23が含まれる。呼処理リソース記憶部23には呼処理装置♯1〜♯N毎の呼処理リソース使用量を記憶させることができる。
以上詳細に実施例の構成を述べたが、図1のRNC4、NodeB5、CN6、UE7は当業者にとってよく知られており、また、本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成の説明および図示は省略する。
なお、上記実施例では、負荷分散処理装置21と呼処理装置♯1〜♯Nとが物理的に同一であってもよいし、負荷分散処理装置21および呼処理装置♯1〜♯NとC−Plane/他ノード間通信処理装置3とが物理的に同一であってもよい。RNC4は本発明が実施されるRNC1と同等の構成であってもよいし、従来のRNCの構成でもよい。
次に、本実施例の負荷分散方法を図3〜図6に示すシーケンスチャートを用いて説明する。図3において、CN6からRANAP(Radio Access Network Application Part)プロトコルメッセージであるRANAP:RAB ASSIGNMENT REQUESTの信号をRNC1のC−Plane処理装置2が受信する場合(ステップA1)、まず負荷分散処理を行う負荷分散処理装置21がこれを受信する(ステップA2)。
負荷分散処理装置21では、呼処理装置♯1〜♯NにおけるCS呼およびPS呼の保持数を共有記憶装置22から読み込むことで負荷の評価を行い(ステップA3)、保持している呼の数が最も少ない呼処理装置♯iが最も低負荷であると判断し(ステップA4)、その呼処理装置♯iにRANAP:RAB ASSIGNMENT REQUESTの信号を転送する(ステップA5)。この信号を受信したことによるRNCの制御処理はこの呼処理装置♯i上で行う(ステップA6)。
PS呼は呼接続後にレート変更処理が行われる可能性があるため、CS呼と比較して高負荷になる可能性がある。このため負荷の評価値としてCS呼とPS呼の保持数の合計を使用するのではなく、PS呼の保持数には重み付けを行う。
共有記憶装置22に保存されている各呼処理装置♯1〜♯NのPS呼およびCS呼の保持数は、図4に示すようにRRC(Radio
Resource Control)プロトコルメッセージであるRRC:INITIAL DIRECT TRANSFERの信号受信時(ステップB1)のドメイン情報(ステップB2)でインクリメントされ(ステップB3)、呼解放時にデクリメントされる。
図5において、UEからRRCプロトコルメッセージであるRRC:RRC CONNECTION REQUESTの信号をRNCのC−Plane処理装置2が受信する場合(ステップC1)、まず負荷分散処理を行う負荷分散処理装置21がこれを受信する(ステップC2)。
負荷分散処理を行う負荷分散処理装置21では、各呼処理装置♯1〜♯NにおけるRRC Connectionの保持数を共有記憶装置22から読み込むことで負荷の評価を行い(ステップC3)、保持数が最も少ない呼処理装置♯iが最も低負荷であると判断し(ステップC4)、その呼処理装置♯iにRRC:RRC CONNECTION REQUESTの信号を転送する(ステップC5)。この信号を受信したことによるRNCの制御処理はこの呼処理装置♯i上で行う(ステップC6)。
呼処理装置♯1〜♯NにおけるRRC Connectionの保持数は、UEを識別する情報であるIMSI(International
Mobile Subscriber Identity)/TMSI(Temporary Mobile Subscriber Identity)の保持数などで評価する。
図6において、UEからRRCプロトコルメッセージであるRRC:CELL UPDATE/URA UPDATEの信号をRNCのC−Plane処理装置2が受信する場合(ステップD1)、まず負荷分散処理を行う負荷分散処理装置21がこれを受信する(ステップD2)。
負荷分散処理を行う負荷分散処理装置21では、各呼処理装置♯1〜♯NにおけるU−RNTI(UTRAN
Radio Network Temporary Identity)の保持数を共有記憶装置22から読み込むことで負荷の評価を行い(ステップD3)、保持数が最も少ない呼処理装置♯iが最も低負荷であると判断し(ステップD4)、その呼処理装置♯iにRRC:CELL UPDATE/URA UPDATEの信号を転送する(ステップD5)。この信号を受信したことによるRNCの制御処理はこの呼処理装置♯i上で行う(ステップD6)。
次に、具体例を用いて本実施例の動作を説明する。
図7に示すように、負荷分散処理装置21がRANAPプロトコルメッセージであるRANAP:RAB ASSIGNMENT REQUESTを受信すると(ステップA2)、共有記憶装置22の呼処理リソース記憶部23から各呼処理装置♯1〜♯NにおけるCS呼およびPS呼の保持数を取得する(ステップA3)。取得したCS呼およびPS呼の保持数をPS呼に重み付けを行い評価する(ステップA4)。PS呼の保持数に対する重み付けを、PS呼の保持数への重み付け係数Wの乗算とすると、呼処理装置♯1は(20W+50)、呼処理装置♯2は(15W+40)、呼処理装置♯3は(30W+25)となる。ここで重み付け係数がW=1.5であったとすると、評価値が最小となるのは呼処理装置♯2となる。この結果に従い、負荷分散処理装置21は呼処理装置♯2にメッセージRANAP:RAB ASSIGNMENT REQUESTを転送する(ステップA5)。
次に、本発明の他の実施例について説明する。
図5、図6における負荷分散処理における負荷分散の評価値として、図3における負荷分散処理の評価値も併用することができる。例えば、図5ではステップC3で各呼処理装置♯1〜♯NにおけるRRC Connectionの保持数のみならずCS呼およびPS呼の保持数を共有記憶装置22から取得する。これにより、ステップC4でメッセージを転送する呼処理装置♯iを選択する際の評価値として、RRC Connectionの保持数または、CS呼およびPS呼の保持数、あるいはその両方を使用しステップC5のメッセージ転送を行う。
すなわち、RRC Connectionの保持数のみでRRC Connection確立処理の割り当て先となる呼処理装置♯iを選択すると、当該呼処理装置♯iが抱えている他の負荷が考慮されていないため、呼処理装置♯iが過負荷状態に陥る可能性がある。このような事態を回避するために、RRC Connection確立処理の割り当てに際し、CS呼およびPS呼の保持数も併せて評価する。
本実施例では、RRC Connection確立処理を呼処理装置♯1〜♯Nに割り当てるのに際し、当該RRC Connection確立処理の負荷量に相応する数値と図7のステップA4で示した数値(PS呼の保持数に重み付け係数を乗じてCS呼の保持数と加算した値)とを加算した数値が最小となる呼処理装置♯iに当該RRC Connection確立処理を割り当てる。
同様に、図6では、ステップD3で各呼処理装置♯1〜♯NにおけるU−RNTIの保持数のみならずCS呼およびPS呼の保持数を共有記憶装置22から取得する。これにより、ステップD4でメッセージを転送する装置を選択する際の評価値として、U−RNTIの保持数またはCS呼およびPS呼の保持数、あるいはその両方を使用してステップD5のメッセージ転送を行う。
すなわち、U−RNTIの保持数のみでCell/URA Update処理の割り当て先となる呼処理装置♯iを選択すると、当該呼処理装置♯iが抱えている他の負荷が考慮されていないため、呼処理装置♯iが過負荷状態に陥る可能性がある。このような事態を回避するために、Cell/URA Update処理の割り当てに際し、CS呼およびPS呼の保持数も併せて評価する。
本実施例では、Cell/URA Update処理を呼処理装置♯1〜♯Nに割り当てるのに際し、当該Cell/URA Update処理の負荷量に相応する数値と図7のステップA4で示した数値(PS呼の保持数に重み付け係数を乗じてCS呼の保持数と加算した値)とを加算した数値が最小となる呼処理装置♯iに当該Cell/URA Update処理を割り当てる。
本発明によれば、呼処理のためのリソース使用の実態に適合した精度の高い負荷分散処理を実現することができるので、運用効率の高い無線ネットワークを構築することができる。
本実施例のRNCのブロック構成図。 本実施例の共有記憶装置のブロック構成図。 本実施例のRAB確立処理を示すシーケンスチャート。 本実施例のドメイン情報の取得および書き込み処理を示すシーケンスチャート。 本実施例のRRC Connection確立処理を示すシーケンスチャート。 本実施例のCell/URA Update処理を示すシーケンスチャート。 本実施例の具体的動作を示すフローチャート。 従来の負荷分散処理を示すシーケンスチャート。
符号の説明
1、4 RNC
2 C−Plane処理装置
3 U−Plane/他ノード間通信処理装置
5 NodeB
6 CN
7 UE
20、21 負荷分散処理装置
22 共有記憶装置
23 呼処理リソース記憶部
♯1〜♯N 呼処理装置

Claims (6)

  1. コアネットワークと接続され、このコアネットワークからの回線交換呼またはパケット交換呼を処理する呼処理装置を複数備え、
    この複数の呼処理装置の負荷を評価する手段と、
    この評価する手段の評価結果に基づき最も低負荷となる前記呼処理装置に対して新たに到着した回線交換呼またはパケット交換呼の処理を割り当てる手段と
    を備えた無線ネットワーク制御装置において、
    前記評価する手段は、個々の前記呼処理装置における処理する予定または現在処理中の回線交換呼およびパケット交換呼の保持数の情報を収集し、パケット交換呼の保持数には所定の重み係数を乗じ、この重み係数を乗じたパケット交換呼の保持数と回線交換呼の保持数との和を計算し、この和が最小となる前記呼処理装置を負荷が最小の呼処理装置と評価する評価値演算手段を備えた
    ことを特徴とする無線ネットワーク制御装置。
  2. 回線交換呼またはパケット交換呼の処理以外の処理を前記呼処理装置に割り当てるのに際し、
    当該処理の負荷量に相応する数値と前記評価値演算手段により算出された数値とを加算した数値が最小となる前記呼処理装置に当該処理を割り当てる手段を備えた
    請求項1記載の無線ネットワーク制御装置。
  3. コアネットワークからの回線交換呼またはパケット交換呼を処理する複数の呼処理装置に対して新たに到着する回線交換呼またはパケット交換呼の処理を割り当てるのに際し、
    複数の呼処理装置の負荷をそれぞれ評価し、この評価結果に基づき最も低負荷となる呼処理装置に対して新たに到着した回線交換呼またはパケット交換呼の処理を割り当てる無線ネットワーク制御装置における負荷分散方法において、
    個々の前記呼処理装置における処理する予定または現在処理中の回線交換呼およびパケット交換呼の保持数の情報を収集し、パケット交換呼の保持数には所定の重み係数を乗じ、この重み係数を乗じたパケット交換呼の保持数と回線交換呼の保持数との和を計算し、この和が最小となる前記呼処理装置を負荷が最小の呼処理装置と評価する
    ことを特徴とする負荷分散方法。
  4. 回線交換呼またはパケット交換呼の処理以外の処理を前記呼処理装置に割り当てるのに際し、
    当該処理の負荷量に相応する数値と前記和に相応する数値とを加算した数値が最小となる前記呼処理装置に当該処理を割り当てる
    請求項3記載の負荷分散方法。
  5. コアネットワークと接続され、このコアネットワークからの回線交換呼またはパケット交換呼を処理する呼処理装置を複数備え、
    この複数の呼処理装置の負荷を評価する手段と、
    この評価する手段の評価結果に基づき最も低負荷となる前記呼処理装置に対して新たに到着した回線交換呼またはパケット交換呼の処理を割り当てる手段と
    を備えた無線ネットワーク制御装置に適用されるプログラムにおいて、
    情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、
    前記評価する手段に相応する機能として、個々の前記呼処理装置における処理する予定または現在処理中の回線交換呼およびパケット交換呼の保持数の情報を収集し、パケット交換呼の保持数には所定の重み係数を乗じ、この重み係数を乗じたパケット交換呼の保持数と回線交換呼の保持数との和を計算し、この和が最小となる前記呼処理装置を負荷が最小の呼処理装置と評価する評価値演算機能を実現させる
    ことを特徴とするプログラム。
  6. 回線交換呼またはパケット交換呼の処理以外の処理を前記呼処理装置に割り当てるのに際し、
    当該処理の負荷量に相応する数値と前記評価値演算機能により算出された数値とを加算した数値が最小となる前記呼処理装置に当該処理を割り当てる機能を実現させる
    請求項5記載のプログラム。
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