JP5489973B2 - 柑橘類模造品のカットモデル - Google Patents

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本発明は、柑橘類の果実を、果芯に直交する方向にスライスしたものを模した柑橘類模造品のカットモデルに係り、特に、擬似果肉を透して奥行き感のある擬似じょうのう膜に仕上げて見栄えを良くし、より本物に近いリアルな質感を表現することができるものに関する。
従来、スライスしたレモンやみかんなどの柑橘類を模擬した柑橘類模造品のカットモデルにあっては、果肉を模して無色または有色透明樹脂で形成された略円盤状の部材の表面に、塗料を用いて果芯、じょうのう膜、果皮などを模した模様を描画し、リアル感を出すよう工夫されていた。
しかしながら、上述したような柑橘類模造品のカットモデルにあっては、描画される模様は、あくまでも平面的なものであり、立体感に欠けるため、奥行きを持たせてリアルに表現することができ難いという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものである。
請求項1に係る発明は、柑橘類の果実を、果芯に直交する方向にスライスしたものを模した柑橘類模造品のカットモデルであって、無色または有色透明な材料で形成され、果肉を模した略円盤状の擬似果肉部材と、この擬似果肉部材の外周部から、該擬似果肉部材の中心軸に向かって略放射状に切り込まれた複数の切り込み部と、この複数の切り込み部の各切り込み部に挿入され、じょうのう膜を模したフィルム状の擬似じょうのう膜と、前記擬似果肉部材の外周部を覆うように設けられ、果皮を模した擬似果皮部材と、を備えている柑橘類模造品のカットモデルである。
請求項2に係る発明は、柑橘類の果実を、果芯に直交する方向にスライスしたものを模した柑橘類模造品のカットモデルであって、無色または有色透明な材料で形成され、果肉を模した略円盤状の擬似果肉部材と、この擬似果肉部材の外周部から、該擬似果肉部材の中心軸に向かって略放射状に切り込まれた複数の切り込み部と、この複数の切り込み部の各切り込み面には、じょうのう膜を模擬するように塗料が塗布され、前記擬似果肉部材の外周部を覆うように設けられ、果皮を模した擬似果皮部材と、を備えている柑橘類模造品のカットモデルである。
請求項3に係る発明は、請求項1または2記載の柑橘類模造品のカットモデルにおいて、柑橘類は、レモン、みかん、夏みかん、オレンジ、金柑、柚子、八朔、ザボン、ボンカン、および、グレープフルーツの内のいずれかであるものである。
請求項1に記載の柑橘類模造品のカットモデルによれば、無色または有色透明な材料で形成され、果肉を模した略円盤状の擬似果肉部材と、この擬似果肉部材の外周部から、該擬似果肉部材の中心軸に向かって略放射状に切り込まれた複数の切り込み部と、この複数の切り込み部の各切り込み部に挿入され、じょうのう膜を模したフィルム状の擬似じょうのう膜と、を備えているため、擬似果肉を透して奥行き感のある擬似じょうのう膜に仕上げて見栄えを良くし、より本物に近いリアルな質感を表現することができる
請求項2に記載の柑橘類模造品のカットモデルによれば、無色または有色透明な材料で形成され、果肉を模した略円盤状の擬似果肉部材と、この擬似果肉部材の外周部から、該擬似果肉部材の中心軸に向かって略放射状に切り込まれた複数の切り込み部と、この複数の切り込み部の各切り込み面には、じょうのう膜を模擬するように塗料が塗布されているため、擬似果肉を透して奥行き感を出して見栄えを良くし、より本物に近いリアルな質感を表現することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2記載の柑橘類模造品のカットモデルの効果に加え、柑橘類は、レモン、みかん、夏みかん、オレンジ、金柑、柚子、八朔、ザボン、ボンカン、および、グレープフルーツの内のいずれかであるため、じょうのう膜が目立つこれらの柑橘類にあっては、特に、奥行き感を際立たせ、より一層リアルな質感を表現することができる。
本発明に係る柑橘類模造品のカットモデルの一実施例を示した概略的斜視図である。 図1の製造過程を示した概略的斜視図であり、擬似果肉部材成形後のものである。 図1の製造過程を示した概略的斜視図であり、切り込み部形成後のものである。 図1の製造過程を示した概略的斜視図であり、切り込み部開成後のものである。 図1の製造過程を示した概略的斜視図であり、接着剤塗布後のものである。 図1の製造過程を示した概略的斜視図であり、フィルム挿入時のものである。 図1の製造過程を示した概略的斜視図であり、切り込み部閉成後のものである。 図1の製造過程を示した概略的斜視図であり、中間成形物作製後のものである。 図1の製造過程を示した概略的斜視図であり、擬似果皮部材嵌着時のものである。 図1の製造過程を示した概略的斜視図であり、模様を描画時のものである。 図1の変形例を示した概略的斜視図である。
本発明の一実施例を、図1を参照して説明する。図1において、Aは、柑橘類模造品のカットモデルであり、例えば、柑橘類であるレモンの果実を、果芯に直交する方向にスライスしたものを模した柑橘類模造品のカットモデルであって、概略的に、擬似果肉部材1と、切り込み部11と、擬似じょうのう膜2と、擬似果皮部材3とにより構成されている。
擬似果肉部材1は、例えば、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)、ポリウレタン(PU)、アクリルなどの透明樹脂や、これに顔料を混ぜ込んだものなど、無色または有色透明な材料で形成され、果肉を模した略円盤状のものである。この擬似果肉部材1の上面および/または底面は、平坦な形状でもよいが、砂じょう(さのう)を模して、よりリアルに表現するために、細かな凹凸を形成するようにしてもよい。
切り込み部11は、擬似果肉部材1の外周部13から、該擬似果肉部材1の中心軸、即ち、柑橘類の果芯に相当する部位に向かって略放射状に切り込まれているもので、この切り込み部11は、同図に示したように、複数設けられている。
擬似じょうのう膜2は、複数の切り込み部11、11、・・・の各切り込み部11に挿入され、果実のじょうのう膜を模したフィルム20(後記)により形成されているもので、該フィルム20は、例えば、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)、ポリウレタン(PU)、アクリルなどの材料で形成されている。
擬似果皮部材3は、擬似果肉部材1の外周部13を覆うように設けられ、果実の果皮を模したものであり、例えば、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)、ポリウレタン(PU)、アクリルなどの材料で形成された略環状の部材であって、その表面に、擬似果芯4などの模様が描画されている。
次に、上述した実施例のように構成される柑橘類模造品のカットモデルAの製造方法について、図2〜図10を参照して説明する。
まず、略円盤状に成形した擬似果肉部材1(図2参照)に、例えば、カッターナイフc(図3参照)や刃型(不図示)を用いて、擬似果肉部材1の外周部13から、果芯に相当する部位の中心軸zに向かって略放射状の切り込みを入れ、複数の切り込み部11、11、・・・を形成する(図3参照)。
そして、擬似じょうのう膜2となるフィルム20の装着を行うもので、切り込み部11の一つを開成(図4参照)した後、刷毛等を用いて切り込み部11に面する切り込み面12上に接着剤を塗布し(図5参照)、切り込み部11にフィルム20を挿入(図6参照)した後、該フィルム20を挟持した状態で切り込み部11を再び閉成(図7参照)する。なお、前述のフィルム20は、該フィルム20の両面に、あらかじめ粘着剤が塗布されたシール状のものであってもよく、かかる場合、接着剤の塗布が不要となる。
そして、前述の図4〜図7に示したフィルム20の装着を、各切り込み部11について順次行うもので、このフィルム20の装着が完了すると図8に図示した形状の中間成形物A’が出来上がる。
そして、図9に示したように、刷毛等を用いて外周部13上に接着剤を塗布した後、略環状に形成された擬似果皮部材3を、前述の中間成形物A’の外周部13を覆うように嵌着し、引き続いて、図10に示したように、刷毛を用いて擬似果皮部材3上に果皮を模した模様を描画する。なお、見栄えを良くし、より一層リアルな質感を表現するため、同図に示したように、擬似果肉部材1上に、果芯を模した擬似果芯4や、種子を模した擬似種子5などの模様を描画するようにしてもよい。
ところで、上述した実施例にあっては、擬似じょうのう膜2となるフィルム20を切り込み部11に挿入した例について記載したが、図11に示したように、複数の切り込み部11、11、・・・の各切り込み面12に、じょうのう膜を模擬するように塗料21を塗布し、切り込み面どうし12、12を接着するようにしてもよい。
また、上述した実施例にあっては、柑橘類の果実として、レモンを例示したが、他の柑橘類、具体的には、みかん、夏みかん、オレンジ、金柑、柚子、八朔、ザボン、ボンカン、或いは、グレープフルーツなどであってもよい。
A 柑橘類模造品のカットモデル
1 擬似果肉部材
11 切り込み部
2 擬似じょうのう膜
20 フィルム
21 塗料
3 擬似果皮部材

Claims (3)

  1. 柑橘類の果実を、果芯に直交する方向にスライスしたものを模した柑橘類模造品のカットモデルであって、
    無色または有色透明な材料で形成され、果肉を模した略円盤状の擬似果肉部材と、
    この擬似果肉部材の外周部から、該擬似果肉部材の中心軸に向かって略放射状に切り込まれた複数の切り込み部と、
    この複数の切り込み部の各切り込み部に挿入され、じょうのう膜を模したフィルム状の擬似じょうのう膜と、
    前記擬似果肉部材の外周部を覆うように設けられ、果皮を模した擬似果皮部材と、
    を備えていることを特徴とする柑橘類模造品のカットモデル。
  2. 柑橘類の果実を、果芯に直交する方向にスライスしたものを模した柑橘類模造品のカットモデルであって、
    無色または有色透明な材料で形成され、果肉を模した略円盤状の擬似果肉部材と、
    この擬似果肉部材の外周部から、該擬似果肉部材の中心軸に向かって略放射状に切り込まれた複数の切り込み部と、
    この複数の切り込み部の各切り込み面には、じょうのう膜を模擬するように塗料が塗布され、
    前記擬似果肉部材の外周部を覆うように設けられ、果皮を模した擬似果皮部材と、
    を備えていることを特徴とする柑橘類模造品のカットモデル。
  3. 柑橘類は、レモン、みかん、夏みかん、オレンジ、金柑、柚子、八朔、ザボン、ボンカン、および、グレープフルーツの内のいずれかであることを特徴とする請求項1または2記載の柑橘類模造品のカットモデル。
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