JP5488503B2 - 電力変換装置 - Google Patents
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Description
上記半導体モジュールに流れる被制御電流を平滑化するコンデンサと、
上記積層体を固定する金属製のフレームと、
上記コンデンサと上記半導体モジュールとを電気的に接続すると共に上記被制御電流が流れるバスバーとを備え、
該フレームには上記積層体を搭載する積層体搭載部と、上記コンデンサを収容する収容凹部とが形成され、上記積層体搭載部において、上記フレームは上記冷媒によって冷却されるよう構成されており、
上記コンデンサは、上記収容凹部内に設けたコンデンサ素子と、該コンデンサ素子を上記収容凹部内に封止する封止部材とを有することを特徴とする電力変換装置にある(請求項1)。
本発明において、上記半導体モジュールは、上記半導体素子を内蔵する本体部と、該本体部から突出すると共に上記バスバーに接続されるパワー端子とを備え、上記収容凹部は、上記パワー端子の突出方向に立設した側壁部によって囲まれると共に上記パワー端子の突出方向に開口してなり、上記バスバーは上記側壁部のうち上記積層体と上記コンデンサとの間に配された内側側壁部を跨ぐよう設けられており、上記内側側壁部の開口側端縁と上記バスバーとの間には、上記バスバーと上記内側側壁部とを絶縁するための絶縁部材が取り付けられていることが好ましい(請求項2)。
このようにすると、絶縁部材によって、バスバーとフレームとを絶縁することができる。そのため、バスバーに高電圧を印加しても、フレームに漏電しにくくなる。
このようにすると、バスバーが積層方向へ位置ずれした場合に、上記位置決め突部にバスバーが当接するため、絶縁部材に対してバスバーが大きく位置ずれすることを防止できる。
また、バスバーと位置決め突部との間に隙間を設けると、電力変換装置の製造工程において、パワー端子とバスバーとの接続作業を容易に行うことが可能になる。すなわち、例えば複数の半導体モジュールと複数の冷却管とを積層して積層体を形成する場合、個々の半導体モジュールや冷却管の寸法ばらつきが重なって、積層方向におけるパワー端子の位置ずれが生じやすい。そのため、仮にバスバーを積層方向に移動できなかったとすると、パワー端子とバスバーとが密着しにくくなるため、これらの接続作業が困難になりやすい。しかしながら、上記位置決め突部とバスバーとの間に隙間を設けておけば、パワー端子とバスバーとの接続作業を行う際に、バスバーを積層方向へ移動させることが可能となる。そのため、パワー端子とバスバーとを密着させやすくなり、これらの接続作業を容易に行うことが可能になる。
このようにすると、上記折曲部が絶縁部材に係合しているため、冷媒流路の長手方向における、バスバーの位置ずれを防止することができる。また、内側側壁部とバスバーとの間に隙間を設けているため、これらの接触を防止でき、充分に絶縁することができる。
本例の実施例にかかる電力変換装置につき、図1〜図15を用いて説明する。
図1に示すごとく、本例の電力変換装置1は、半導体モジュール2と、冷媒流路3と、コンデンサ6と、フレーム4と、バスバー5とを備える。複数の半導体モジュール2と複数の冷媒流路3とが積層されて、積層体10を構成している。半導体モジュール2は、電力変換回路を構成する半導体素子を内蔵する。冷媒流路3は、冷却管35の内部に形成されている。半導体モジュール2を冷却する冷媒12が、冷媒流路3内を流れている。
コンデンサ6は、半導体モジュール2に流れる被制御電流を平滑化する。フレーム4は金属製であり、積層体10を固定している。
バスバー5は、コンデンサ6と半導体モジュール2とを電気的に接続すると共に被制御電流が流れる。
コンデンサ6は、収容凹部41内に設けたコンデンサ素子60と、該コンデンサ素子60を収容凹部41内に封止する封止部材61とを有する。
なお、正極端子21aの先端面210aは、側壁部46の開口側端縁46bよりも、Z方向においてコンデンサ底壁部405側に位置していてもよい。
なお、本例では、載置壁部42と冷却管35aとの間にばね部材14を配置したが、固定用壁部43と冷却管35bとの間にばね部材14を配置し、積層体10を載置壁部42側へ押圧してもよい。
なお、本例では、図1に示すごとく、収容凹部41内に複数のコンデンサ素子60をX方向に一列に配列したが、2列以上に配列してもよい。
また、本例における折曲部57a,57bは、バスバー5を4箇所において略直角に折り曲げて形成したものであるが、Z方向へ凸となるようバスバー5を湾曲させて形成してもよい。
なお、位置決め突部70を、側面712,713の間の一部にのみ形成したり、断続的に形成したりしてもよい。
なお、固定用突部72を、本体部71の端面714,715の間の一部に形成したり、断続的に形成したりしてもよい。
なお、本例ではばね部材14としてコイルばねを用いたが、板ばね等、他の種類のばねを用いてもよい。
本例の電力変換装置1においては、図1、図2に示すごとく、金属製のフレーム4に収容凹部41を形成し、この収容凹部41内にコンデンサ6を収容した。また、冷媒12を使ってフレーム4を冷却するよう構成した。このようにすると、フレーム4は、熱伝導率が高い金属によって形成されているため、冷却されたフレーム4の収容凹部41に収容したコンデンサ6も冷却することができる。すなわち、冷媒12はフレーム4を介してコンデンサ6を効果的に冷却することができる。また、半導体モジュール2を冷却する冷媒12によってコンデンサ6をも冷却することができるため、コンデンサ6の冷却のために別途冷却手段を設ける必要がない。それゆえ、部品点数の増加や、電力変換装置1の大型化を招くことなく、コンデンサ6の冷却効率を向上させることができる。
このようにすると、絶縁部材7によって、バスバー5とフレーム4とを絶縁することができる。そのため、バスバー5に高電圧を印加しても、フレーム4に漏電しにくくなる。
このようにすると、バスバー5がX方向へ位置ずれした場合に、位置決め突部70にバスバー5が当接するため、絶縁部材7に対してバスバー5が大きく位置ずれすることを防止できる。
また、バスバー5と位置決め突部70との間に隙間dを設けると、電力変換装置1の製造工程において、パワー端子21とバスバー5との接続作業を容易に行うことが可能になる。すなわち、例えば複数の半導体モジュール2と複数の冷却管35とを積層して積層体10を形成する場合、個々の半導体モジュール2や冷却管35の寸法ばらつきが重なって、X方向におけるパワー端子21の位置ずれが生じやすい。そのため、仮にバスバー5をX方向に移動できなかったとすると、パワー端子21とバスバー5とが密着しにくくなるため、これらの接続作業が困難になりやすい。しかしながら、位置決め突部70とバスバー5との間に隙間dを設けておけば、パワー端子21とバスバー5との接続作業を行う際に、バスバー5をX方向へ移動させることが可能となる。そのため、パワー端子21とバスバー5とを密着させやすくなり、これらの接続作業を容易に行うことが可能になる。
このようにすると、折曲部57が絶縁部材7に係合しているため、Y方向における、バスバー5の位置ずれを防止することができる。また、内側側壁部46aとバスバー5との間に隙間Dを設けているため、これらの接触を防止でき、充分に絶縁することができる。
2 半導体モジュール
35 冷却管
3 冷媒流路
4 フレーム
40 積層体搭載部
41 収容凹部
5 バスバー
6 コンデンサ
60 コンデンサ素子
61 封止部材
7 絶縁部材
Claims (4)
- 電力変換回路を構成する半導体素子を内蔵した複数の半導体モジュールと、該半導体モジュールを冷却する冷媒が流れる複数の冷媒流路とを積層した積層体と、
上記半導体モジュールに流れる被制御電流を平滑化するコンデンサと、
上記積層体を固定する金属製のフレームと、
上記コンデンサと上記半導体モジュールとを電気的に接続すると共に上記被制御電流が流れるバスバーとを備え、
該フレームには上記積層体を搭載する積層体搭載部と、上記コンデンサを収容する収容凹部とが形成され、上記積層体搭載部において、上記フレームは上記冷媒によって冷却されるよう構成されており、
上記コンデンサは、上記収容凹部内に設けたコンデンサ素子と、該コンデンサ素子を上記収容凹部内に封止する封止部材とを有することを特徴とする電力変換装置。 - 請求項1に記載の電力変換装置において、上記半導体モジュールは、上記半導体素子を内蔵する本体部と、該本体部から突出すると共に上記バスバーに接続されるパワー端子とを備え、上記収容凹部は、上記パワー端子の突出方向に立設した側壁部によって囲まれると共に上記パワー端子の突出方向に開口してなり、上記バスバーは上記側壁部のうち上記積層体と上記コンデンサとの間に配された内側側壁部を跨ぐよう設けられており、上記内側側壁部の開口側端縁と上記バスバーとの間には、上記バスバーと上記内側側壁部とを絶縁するための絶縁部材が取り付けられていることを特徴とする電力変換装置。
- 請求項2に記載の電力変換装置において、上記内側側壁部は、上記積層体の積層方向に平行であり、上記積層方向における上記絶縁部材の両端には、上記パワー端子の突出方向へ突出する位置決め突部が形成されており、上記バスバーと上記位置決め突部との間には隙間が形成されていることを特徴とする電力変換装置。
- 請求項3に記載の電力変換装置において、上記バスバーは、上記パワー端子の突出方向へ凸となる状態で断面略コ字状に屈曲した折曲部が形成されており、該折曲部が上記絶縁部材に係合することにより、上記内側側壁部との間に所定の間隙を設けた状態で、上記バスバーを上記絶縁部材に固定するよう構成されていることを特徴とする電力変換装置。
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