JP5487299B2 - 操作情報生成装置および操作情報生成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、操作情報生成装置に関する。
例えば、インターネット上でサービス事業者がコンテンツとして提供するWebサイトでは、Webサイトへのアクセスのログを収集している。また、PC(Personal Compuetr)を中心とした情報処理装置に搭載されるWebブラウザでは、Webサイトへのアクセスの履歴を蓄積している。いずれも普及した一般的な技術である。また、Webサイトへのアクセスの履歴からユーザの嗜好情報を抽出し、Webページを動的に生成する技術がある(例えば非特許文献1参照)。非特許文献1では、Webサイトにおいて、アクセスの履歴を、コンテンツの視聴の履歴(視聴履歴)というセマンティックなユーザの行動情報として収集し、収集した視聴履歴に基づいてWebページを動的に生成する手法について言及している。また、ユーザの操作による特定のWebサイト内のページの遷移を捉え、これを一連の行動情報として管理する手法についても言及している。
福村真哉ほか5名:「ユーザの嗜好傾向に基づき個人化したWebページの動的生成」、情報処理学会研究報告2004−DBS−132、pp.57−64
しかしながら、非特許文献1の技術は、単一のWebサイトを対象としており、複数のWebサイトから横断的に視聴履歴を収集することは困難であった。更に、単なるアクセス履歴にとどまらない、ユーザのセマンティックな操作情報としての履歴を複数のWebサイトから横断的に収集することは困難であった。セマンティックな操作情報とは、ユーザの行動の推定に利用可能な諸情報を含む、アクセスの履歴の詳細を指すものとする。操作情報は、例えば、「検索」「閲覧・視聴」「購入」といった操作種別を示す情報や、「Webページ内の記事」「映像」「音楽」といった操作対象のコンテンツを示す情報を含む。こうした操作情報の収集は、ある特定のWebサイトが、当該Webサイト内での各ページへのアクセスを対象にする限りにおいては、非特許文献1が言及するように、Webページをセマンティックな操作情報を収集可能な形式で提供すればよいため、比較的容易である。しかしながら、非特許文献1の技術では、ユーザの操作情報を複数のWebサイトから横断的に収集することは困難であり、このため、複数のWebサイトから収集された操作情報に基づいて、コンテンツを推薦する等のサービスを実現することが困難であった。例えば、映像を配信するWebサイトへアクセスした際に、書籍を販売するWebサイトで「書籍」を購入したことを示す操作情報の履歴に基づいて、当該書籍に関連する「映像」を推薦する、といったサービスを実現することが困難であった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数のサービス事業者が提供するコンテンツから横断的にセマンティック且つ連続的なユーザの操作情報を取得可能な操作情報生成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、操作情報生成装置であって、第1ネットワークに接続されたサーバ装置からコンテンツを受信する受信部と、前記コンテンツをデコードする処理部と、デコードされた前記コンテンツを表示部に表示させる表示制御部と、ユーザからの操作を受け付ける受付部と、前記表示部に表示された前記コンテンツに対して受け付けられた前記操作の内容を示す操作情報を生成する操作情報生成処理を実行する操作情報生成部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数のサービス事業者が提供するコンテンツから横断的にセマンティック且つ連続的なユーザの操作情報を収集可能になる。
第1の実施の形態に係る操作情報取得システムの構成を例示する図。 操作情報生成プログラムに関する制御情報を例示する図。 操作情報を例示する図。 操作情報生成処理の手順を示すフローチャート。 HTTPレスポンスのペイロード形式を例示する図。 ステップS108〜S110の処理の詳細な手順を示すフローチャート。 操作情報生成プログラム更新処理の手順を示すフローチャート。 操作情報利用処理の手順を示すフローチャート。 第2の実施の形態に係る操作情報取得システムの構成を例示する図。 操作情報利用処理の手順を示すフローチャート。 サーバ装置201Cに送信される操作情報のデータ構成を例示する図。 第3の実施の形態に係る操作情報取得システムの構成を例示する図。 操作情報利用処理の手順を示すフローチャート。 第4の実施の形態に係る操作情報取得システムの構成を例示する図。 ユーザ識別情報記憶部517のデータ構成を例示する図。 操作情報生成装置101,102の行う処理を示すフローチャート。 一変形例にかかる操作情報取得システムの構成を例示する図。 操作集合情報を例示する図。 一変形例にかかる操作情報生成装置101,102の行う処理の手順を示すフローチャート。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる操作情報生成装置の一実施の形態を詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本実施の形態に係る操作情報取得システムの構成及び操作情報生成装置の機能的構成を例示する図である。第1の実施形態に係る操作情報取得システムは、操作情報生成装置101と、サービス事業者の運用するサーバ装置201A〜201Cと、操作情報生成プログラム提供サーバ装置301とを備える。操作情報生成装置101、サーバ装置201A〜201C及び操作情報生成プログラム提供サーバ装置301は、ネットワーク401に接続されている。ネットワーク401は、例えば、LAN(Local Area Network)、イントラネット、イーサネット(登録商標)、インターネット、WAN(Wide Area Network)、品質保証された閉域網NGN(Next Generation Network)又は地上波デジタル放送網などである。ネットワーク401には、ネットワーク401を他のネットワークと識別するための操作対象ネットワークIDが予め付与されている。また、サーバ装置201A〜201Cには各々、ネットワーク401内で一意にサービスを識別するための操作対象サービスIDが付与されている。また、操作情報生成装置101には、操作情報生成装置101を他の情報処理装置と識別するためのデバイスIDが付与されている。尚、以降、サーバ装置201A〜201Cを各々区別する必要がない場合には、単にサーバ装置201と記載する。
次に、本実施の形態に係る操作情報生成装置101のハードウェア構成について説明する。本実施の形態の操作情報生成装置101は、装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)等の制御部と、各種データや各種プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等の主記憶部と、コンテンツなどの各種データや各種プログラムを記憶するHDD(Hard Disk Drive)等の補助記憶部と、これらを接続するバスとを備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。補助記憶部には、当該操作情報生成装置101に付与された上述のデバイスIDが記憶される。また、操作情報生成装置101には、情報を表示する表示部と、ユーザの指示入力を受け付けるキーボードやマウスやリモートコントローラ(リモコン)やタッチパネル等の操作入力部と、外部装置(例えばサーバ装置201、操作情報生成プログラム提供サーバ装置301)との通信を制御する通信I/F(interface)とが有線又は無線により各々接続される。この通信I/F及びネットワーク401を介して、操作情報生成装置101は、サーバ装置201や操作情報生成プログラム提供サーバ装置301が送信した情報を受信する。このような操作情報生成装置101は、例えば、パーソナルコンピュータ、デジタルテレビ、ハードディスクレコーダ、STB(Set Top Box)、携帯電話のようなモバイルデバイスとして実現される。表示部は、これらの装置に搭載可能な液晶などのディスプレイであり、例えば、インターネットブラウザ・アプリケーション(プログラム)の実行により生成される画面を表示する。
サーバ装置201のハードウェア構成についても操作情報生成装置101と略同様であり、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。サーバ装置201は、例えば、Yahoo!(登録商標)等の総合ポータルサイト、Amazon(登録商標)等の物販サイト、YouTube(登録商標)等の動画共有サービスサイト、ぐるなび(登録商標)等の情報サイト、mixi(登録商標)等のSNS(Social Network Service)サイト、ひかりTV(登録商標)等のIPTVサービスサイトが運用するサーバ装置や、地上波デジタル放送の送出装置であり、コンテンツを操作情報生成装置101に送信する。コンテンツとは、例えば、インターネットブラウザを介して表示されるHTML(Hypertext Markup Language)文書であっても良いし、このHTML文書に関連付けられた映像、画像、音楽、書籍などのマルチメディアデータであっても良い。ネットワーク401が地上デジタル、BS、CS等の放送網である場合には、コンテンツは、放送番組や、データ放送として受信するBML(Broadcast Markup Language)文書であっても良い。
また、サーバ装置201は、操作情報生成装置101においてコンテンツに対して行われた操作入力の内容を示す操作情報を生成するための操作情報生成プログラムを記憶しており、ネットワーク401がインターネットやNGNである場合には、コンテンツとしてHTML文書に埋め込まれるJavaScriptプログラムとして操作情報生成プログラムを操作情報生成装置101に送信する。また、ネットワーク401が、地上デジタル、BS、CS放送網である場合には、BML(Broadcast Markup Language)文書に埋め込まれるECMAScriptプログラムとして操作情報生成プログラムをサーバ装置201は操作情報生成装置101に送信する。この場合、操作情報生成プログラムは、データ放送の閲覧の履歴を取得する機能を実現させる。操作情報生成プログラムに対しては、操作情報を取得する対象のコンテンツが予め定められており、対象となるコンテンツを特定するためのコンテンツ特定情報と、操作情報生成プログラム自体を識別するためのプログラム識別情報(プログラムID)とが予め付与されている。コンテンツ特定情報は、例えば、コンテンツを識別するためのコンテンツ識別情報を示す。コンテンツがHTML文書である場合、コンテンツ識別情報は、ネットワーク401を介して公開されているHTML文書として、単一のWebページを表すURI(例えば、”http://www.example.com/path/to/doc.html”)であっても良いし、複数のWebページを包含するパスを表すURI(例えば、”http://www.example.com/path/to/*”)であっても良い。また、コンテンツを識別するためのコンテンツ識別情報(コンテンツID)がコンテンツに予め付与されており、これをコンテンツ特定情報として用いても良い。尚、操作情報生成プログラムが、任意のコンテンツを対象とする場合、コンテンツ特定情報は、任意のコンテンツを表すワイルドカード文字(例えば、”*”)であっても良い。このようなコンテンツ特定情報及びプログラム識別情報や、操作情報生成プログラムの取得先を示す取得場所情報と、操作情報生成プログラムが更新された日時を示す改訂日時情報と、操作情報生成プログラムを適用可能か否かを示す適用可否情報とが例えばメタデータとして操作情報生成プログラムに付加されている。尚、取得場所情報とは、例えば、操作情報生成プログラムを操作情報生成装置101に送信したサーバ装置201A〜201C(又は操作情報生成プログラム提供サーバ装置301)を識別するためのIPアドレスやこれらの装置に固有に付与された装置IDを示す。また、サーバ装置201は、操作情報を利用するための操作情報利用プログラムを適宜記憶している。この操作情報利用プログラムについてもサーバ装置201はコンテンツに埋め込んで操作情報生成装置101に適宜送信する。操作情報生成プログラム及び操作情報利用プログラムの詳細については後述の動作欄で説明する。
操作情報生成プログラム提供サーバ装置301のハードウェア構成についても操作情報生成装置101と略同様であり、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。操作情報生成プログラム提供サーバ装置301は、例えば、操作情報生成装置101を販売する事業者がインターネット上に設置するサーバ装置や、サーバ装置201を運営するいずれかのサービス事業者が設置するサーバ装置である。操作情報生成プログラム提供サーバ装置301は、サーバ装置201が提供する各コンテンツに対応する操作情報生成プログラムを各々記憶しており、コンテンツの更新や操作情報生成プログラム自体の更新に応じて、記憶している操作情報生成プログラムを適宜更新する。操作情報生成プログラム提供サーバ装置301は、操作情報生成装置101からの要求に応じて、操作情報生成プログラムを操作情報生成装置101に適宜送信する。
次に、上述したハードウェア構成において、操作情報生成装置101のCPUが主記憶部や補助記憶部に記憶された各種プログラムを実行することにより実現される各種機能について図1を用いて説明する。操作情報生成装置101は、コンテンツ受信部501と、コンテンツ処理部502と、コンテンツ表示部503と、ユーザインタフェース部504と、操作情報生成部505と、制御情報記憶部506と、操作情報生成制御部507と、操作情報生成プログラム受信部508と、操作情報生成プログラム更新判定部509と、操作情報記憶部510と、操作情報出力部513とを有する。コンテンツ受信部501、コンテンツ処理部502、操作情報生成部505、操作情報生成制御部507、操作情報生成プログラム受信部508、操作情報生成プログラム更新判定部509及び操作情報出力部513は、CPUのプログラム実行時にRAMなどの主記憶部上に生成されるものである。制御情報記憶部506及び操作情報記憶部510は、例えば、主記憶もしくは補助記憶部に構築されるデータベース管理システムである。これは、XML(eXtensible Markup Language)データベースであっても良いし、リレーショナルデータベースであっても良い。また、これは、単一のデータベース管理システムで構築されている必要はなく、複数のデータベース管理システム、例えば、SQLite3、Oracle、MySQLなどを併用しても良い。また、1つの物理的な記憶部(主記憶部や補助記憶部)に構築されるようにしても良いし、NAS(Network Attached Storage)や、SAN(Storage Area Network)といった複数の物理的な補助記憶部で構成されるデータベース管理システムとしても良い。また、制御情報記憶部506及び操作情報記憶部510は、データベース管理システムではなく、各記憶部に各々記憶される情報(エントリ)を取得できる手段を備えていれば、単なるCSV形式などのファイル群や、Key/Valueストアで構成されていても良い。
コンテンツ受信部501は、サーバ装置201からネットワーク401を介してコンテンツを受信する。ネットワーク401がインターネットやNGNである場合には、コンテンツ受信部501は、TCP(Transmission Control Protocol)上に実装されたHTTP(Hypertext Transfer Protocol)クライアント、UDP(User Datagram Protocol)上に実装されたRTP(Real-time Transport Protocol)クライアント、あるいは、FLUTE(File Delivery over Unidirectional Transport)クライアントであるが、サーバ装置201からコンテンツを受信できる限りにおいて通信プロトコルは何であっても良い。ネットワーク401が地上波デジタル放送網である場合には、コンテンツ受信部501は、例えば、MPEG−2ストリームを受信する機能を有する。尚、本実施の形態においては、コンテンツ受信部501は、IE(Internet Explorer)、FireFox、あるいは、Operaなどに代表されるインターネットブラウザ・アプリケーションが利用するHTTPクライアントであるとする。
操作情報生成プログラム受信部508は、操作情報生成プログラム提供サーバ装置301に操作情報生成プログラムの送信を要求するリクエストメッセージを送信して、操作情報生成プログラム提供サーバ装置301から当該操作情報生成プログラムを受信してこれを補助記憶部に記憶させる。尚、操作情報生成プログラムがコンテンツ毎に存在する場合、操作情報生成プログラム受信部508は、リクエストメッセージに、受信対象の操作情報生成プログラムに対応するコンテンツのコンテンツ識別情報を含めることにより、受信対象の操作情報生成プログラムを指定するようにする。また、コンテンツに操作情報生成プログラムが埋め込まれている場合、操作情報生成プログラム受信部508は、サーバ装置201から受信されたコンテンツから当該操作情報生成プログラムを取得してこれを補助記憶部に記憶させる。また、操作情報生成プログラム受信部508は、操作情報生成プログラムに付加されているメタデータを制御情報として制御情報記憶部506に記憶させる。制御情報の詳細については後述するが、操作情報生成プログラムは更新され得るため、この制御情報には改訂情報(例えばバージョン番号)が含まれる。この改訂情報を利用して、操作情報生成プログラム受信部508は、リクエストメッセージに、その時点で補助記憶部に記憶されている操作情報生成プログラムの改訂情報を含めて操作情報生成プログラム提供サーバ装置301に送信し、操作情報生成プログラムが更新された場合の更新された部分を示す差分情報のみを操作情報生成プログラム提供サーバ装置301から受信するようにしても良い。
コンテンツ処理部502は、コンテンツ受信部501が受信したコンテンツをデコードし、コンテンツ表示部503へ送る。具体的には、ネットワーク401がインターネットやNGNである場合には、コンテンツ処理部502はHTMLパーサ・レンダラとJavaScriptを解析して実行する解析・実行部である。また、ネットワーク401が地上デジタル、BS、CS等の放送網である場合には、コンテンツ処理部502はMPEG−2デコーダ、および、BMLパーサ・レンダラとECMAScriptを解析して実行する解析・実行部である。但し、コンテンツ処理部502はこれらの処理系に限定されるものではない。なお、本実施の形態においては、コンテンツ処理部502は、HTMLパーサ・レンダラとJavaScriptを解析して実行する解析・実行部であるとする。即ち、インターネットブラウザ・アプリケーションの中核機能である。
コンテンツ表示部503は、コンテンツ処理部502がデコードしたコンテンツを表示部に表示させる表示制御部である。ユーザインタフェース部504は、コンテンツ表示部503が表示部に表示させたコンテンツに対して操作入力部を介したユーザの操作入力を受け付ける。
操作情報生成部505は、サーバ装置201や操作情報生成プログラム提供サーバ装置301から受信された操作情報生成プログラムを、後述の操作情報生成制御部507の制御の下、実行する。操作情報生成プログラムは、コンテンツ表示部503により表示部に表示されているコンテンツに対してユーザインタフェース部504が受け付けた操作入力を入力イベントとして解析して、入力イベントの内容を示す操作情報を生成する機能を実現させる。操作情報取得プログラムは、コンテンツが表示される前に、操作情報生成プログラム提供サーバ装置301からネットワーク401を介して取得されるものであっても良いし、あるいは、操作情報生成装置101に予め組み込まれたものであっても良い。また、例えば、適用対象のコンテンツがWebコンテンツである場合、操作情報生成部505は、メインイベントハンドラを内包し、操作情報生成プログラムは、コンテンツ表示部503により表示部に表示されているコンテンツに対して入力イベントを取得するイベントハンドラ登録処理部と、イベントハンドラ処理部との各機能を実現させる。イベントハンドラ処理部は、操作情報生成処理の中核であり、入力イベントと対象のコンテンツから操作情報を生成して、当該操作情報を操作情報記憶部510に記憶させる。操作情報生成部505は、このような操作情報生成プログラムを実行して、操作情報を生成してこれを操作情報記憶部510に記憶させる。尚、ネットワーク401が、地上デジタル、BS、CS放送網である場合には、操作情報生成プログラムは、サーバ装置201や操作情報生成プログラム提供サーバ装置301から取得するのではなく、操作履歴捕捉プログラムとして例えば補助記憶部に予め記憶されていても良い。操作履歴捕捉プログラムとは、チャンネルのザッピングやチャンネルの指定を示す選局の履歴を取得する機能を実現させる。
制御情報記憶部506は、上述した操作情報生成プログラム受信部508が取得した操作情報生成プログラムに付加されたメタデータを制御情報として記憶する。図2は、操作情報生成プログラムに関する制御情報を例示する図である。この制御情報は、上述したプログラム識別情報及びコンテンツ特定情報、取得場所情報、改訂日時情報及び適用可否情報を含む。尚、同図でコンテンツ特定情報にワイルドカード文字「”*”」が示されている制御情報に対応する、プログラムID「0x0002」の操作情報生成プログラム及びプログラムID「0x0004」の操作情報生成プログラムは、上述したように、任意のコンテンツを対象とするものである。適用可否情報は、操作情報生成プログラムを適用可能であるか否か、即ち、操作情報生成プログラムを実行可能であるか否かを示す情報であり、操作情報生成プログラムを適用可能である場合「1」を示し、操作情報生成プログラムを適用可能でない場合「0」を示す。このような制御情報を制御情報記憶部506は、例えばデータベースシステム内のテーブルに記憶する。
操作情報生成制御部507は、制御情報記憶部506に記憶された制御情報に基づいて、コンテンツ処理部502で処理されるコンテンツに対して、操作情報生成プログラムを適用するか否かを判定する。
操作情報生成プログラム更新判定部509は、操作情報生成プログラムの実行時のエラーの発生を検知するか、もしくは、コンテンツ受信部501で受信したコンテンツが作成された日時又は更新された日時を示す改訂日時情報と、制御情報記憶部506に記憶されている制御情報のうち当該コンテンツのコンテンツ識別情報を示すコンテンツ特定情報を含む制御情報に含まれる改訂日時情報とを比較することで、操作情報生成プログラムを更新する必要があるか否かを判定する。
操作情報記憶部510は、操作情報生成プログラムの実行により、適用対象のコンテンツに対してなされた操作入力に基づいて操作情報生成部505が生成した操作情報を記憶する。図3は、操作情報を例示する図である。同図に示されるように、操作情報は、操作情報の属性を示す情報(属性情報という)として、少なくとも操作情報を識別するための操作情報IDと、操作情報を取得する対象のコンテンツのコンテンツ識別情報と、操作入力を行ったユーザを識別するため又は当該ユーザが匿名(任意)のユーザであることを示すユーザ識別情報と、操作入力の内容の種別(操作種別という)を表す操作種別情報(例えば、検索、購入、遷移、視聴など)と、操作種別に応じた操作対象を示す操作対象情報(例えば、検索文字列や、閲覧・視聴・購入対象となるコンテンツに付与されたコンテンツ識別情報(操作目的コンテンツIDという)など)と、操作入力が開始された日時を示す操作開始日時情報及び操作入力が終了した日時を示す操作終了日時情報とを含む。ユーザ識別情報としては、例えば、操作情報生成装置101にユーザがログインする際に入力されたユーザIDを用いるようにしても良い。更に、操作情報は、ネットワーク401を他のネットワークと識別するための操作対象ネットワークID、ネットワーク401内で一意にサービスを識別するための操作対象サービスID、操作情報生成装置101を他の情報処理装置と識別するためのデバイスID、当該操作情報に対応する操作入力の前に行われた操作入力の操作情報IDである前操作情報IDと、操作対象のコンテンツの内容を示すコンテンツ詳細情報とを含み得る。前操作情報IDによれば、操作情報を前後の操作と関連付けることが可能になる。尚、コンテンツ詳細情報については、操作情報とは別に補助記憶部に記憶されるようにしても構わない。
操作情報出力部513は、コンテンツ受信部501で受信したコンテンツに埋め込まれた操作情報利用プログラムによって、操作情報記憶部510に記憶された操作情報へのアクセスが要求された場合、当該要求に基づいて、操作情報を出力する。ネットワーク401が、インターネットやNGNである場合には、この操作情報利用プログラムは、HTML文書に埋め込まれたJavaScriptプログラムであり、例えば、出力された操作情報を用いて当該コンテンツの表示内容を変更する機能を実現させる。
次に、本実施の形態にかかる操作情報生成装置101の行う処理の手順について説明する。まず、操作情報生成処理の手順について図4を用いて説明する。操作情報生成装置101は、ネットワーク401を介して、操作情報生成プログラム提供サーバ装置301に対して、操作情報生成プログラムの取得を要求するリクエストメッセージを送信する(ステップS101)。このリクエストメッセージは、例えば、HTTP GETリクエストである。このとき、操作情報生成プログラム提供サーバ装置301への最初のアクセスであれば、操作情報生成装置101は、例えば、HTTP GETリクエストに、全ての操作情報生成プログラムを要求するパラメータを含める。もしくは、パラメータ無指定のHTTP GETリクエストが、全ての操作情報生成プログラムの取得を要求することを表すようにインタフェースを設計しても良い。例えば、前者の場合、全ての操作情報生成プログラムの取得を要求することを表すリクエストURLは、”http://www.service201.com/path/to/get_program?content_id=*”(実際は、クエリ部分(?以降)をURLエンコードする)とし、後者の場合は、”http:// www.service201.com/path/to/get_program”とする。
操作情報生成プログラム提供サーバ装置301はHTTP GETリクエストを受信すると、当該リクエストメッセージに含まれるリクエストパラメータ(上述の例におけるcontent_id=*)を解析して、該当する操作情報生成プログラムを操作情報生成プログラム提供サーバ装置301の主記憶部や補助記憶部から取得し(ステップS102)、これを送信する(ステップS103)。本実施の形態においては、操作情報生成プログラム提供サーバ装置301は、全ての操作情報生成プログラムを送信する。図5は、このとき送信されるHTTPレスポンスのペイロード形式を例示する図である。図5では、XML形式で記述された操作情報生成プログラムのデータを表すリストであり、ルートエレメントは、<eventCapturePrograms>として示されている。このルートエレメントは、revision属性を有しており、これは、操作情報生成プログラムのリスト全体の改訂情報を識別するIDである。この属性情報は本実施の形態において必須ではないが、例えば、全ての操作情報生成プログラムを最新の状態に更新するために、上述のURLのクエリパラメータに、当該操作情報生成プログラムに関して操作情報生成装置101に記憶された制御情報に含まれる改訂情報(revision)を指定する。revision属性値の間の差分情報のみを操作情報生成プログラム提供サーバ装置301が送信することで、操作情報生成プログラムの効率的な更新が可能となる。操作情報生成プログラムを更新する処理の詳細については後述する。図5では、ルートエレメントの子要素として、<eventCaptureProgram>エレメントが含まれる。これが、操作情報生成プログラムに付加されたメタデータである。<id>エレメントは、操作情報生成プログラム提供サーバ装置301内で一意になるように操作情報生成プログラムに付与されたプログラム識別情報である。<targetURI>エレメントは、操作情報生成プログラムの適用対象のコンテンツを特定するためのコンテンツ特定情報である。図5の例に含まれる3件の<eventCaptureProgram>のうち、1件目は、特定のURLを表しており、”http://www.service201A.com/path/to/index.html”というリソースにアクセスした場合にのみ、この操作情報生成プログラムが適用される、即ち、実行されることを示している。2件目は”*”、つまり任意のURLに適用可能な操作情報生成プログラムであることを示している。3件目は、具体的なURLパスを表わしており、”http://www.service201B.com/path/to/video_contents/”以下のリソースにアクセスした場合に適用されることを示している。<soucePath>エレメントは、各操作情報生成プログラムの実際の格納場所を表している。
操作情報生成装置101は、このレスポンスのペイロードに基づき、各URLにアクセスし、個別の操作情報生成プログラムを、HTTPリクエストを送信して取得する(ステップS104)。あるいは、<sourcePath>エレメントではなく、<script>エレメントを埋め込むなどして、ペイロードに操作情報生成装置プログラムのソースを直接埋め込むようにしても良い。<eventType>は、操作種別情報であり、ユーザの操作入力を「検索」「閲覧」「視聴」「購入」などの意味を持った行動として示す情報である。図5においては、1件目のプログラムは、検索(search)を、2件目と3件目のプログラムは閲覧(view)に関する操作入力を抽出することを表している。<revisedDate>は、操作情報生成プログラムが作成された又は更新された日時を示す改訂日時情報である。なお、本実施形態においては、レスポンスペイロードは、XML形式で記述されているが、各操作情報生成プログラムのメタデータがプログラム識別情報(<id>エレメントに相当)、操作情報生成プログラムの適用対象のコンテンツを特定するためのコンテンツ特定情報(<targetURI>エレメントに相当)、プログラムソース(<sourcePath>もしくは<script>エレメントに相当)、操作種別情報(<eventType>に相当)を少なくとも含み、かつ、操作情報生成装置101が一意に解釈可能なフォーマットであれば、XML形式に限定されるものではない。
続いて、操作情報生成装置101は、このレスポンスのペイロードに含まれる<sourcePath>エレメントに基づき、各URLにアクセスし、個別の操作情報生成プログラムを、HTTPリクエストを送信して取得し、これを補助記憶部に記憶させて、操作情報生成部505の機能を実現させる(ステップS104)。あるいは、上述したように、例えば、<script>エレメントを設けてプログラムソースをペイロードに直接埋め込んでいる場合には、操作情報生成装置101は、受信したレスポンスのペイロードから各操作情報生成プログラムを抽出して、これを補助記憶部に記憶させて、操作情報生成部505の機能を実現させる。同時に、操作情報生成装置101は、各操作情報生成プログラムに付加されたメタデータを制御情報記憶部506に記憶させる(ステップS104)。図5に例示されるrevision属性値である改訂情報も制御情報に含まれて制御情報記憶部506に記憶される。以上が、操作情報生成プログラムを取得する一連の処理の手順である。
ここで、本実施形態における操作情報生成プログラムの具体例について説明する。図5に例示したレスポンスのペイロードには、3件の操作情報生成プログラムのデータが格納されている。1件目は、ある検索サイト(www.service201.com)を適用対象とした「検索」という操作種別の操作情報を取得するための操作情報生成プログラムである。つまり、HTML文書内の<form>タグ内の検索ボックスに入力された文字列について、検索をsubmitしたという操作入力を入力イベントとして捕捉するプログラムであるものとする。例えば、Google(登録商標)や、Yahoo!(登録商標)のトップページでの検索ボタンが押されたという入力イベントを捕捉するプログラム等である。
2件目は、全てのコンテンツを適用対象とした「閲覧」という操作種別の操作情報を取得するための操作情報生成プログラムである。HTML文書内の<a>タグのリンクがクリックされたという(リンク先のページにアクセスされた)入力イベントを捕捉して、当該入力イベントの内容を示す操作情報を生成するプログラムであるものとする。3件目は、あるビデオ共有サイト(www.service202.com)を適用対象としたコンテンツの「視聴」という操作種別の操作情報を取得するための操作情報生成プログラムである。例えば、YouTubeにおける動画の詳細ページに埋め込まれたFlashプレーヤオブジェクトに対する入力イベントを捕捉して、当該入力イベントの内容を示す操作情報を生成するプログラム等である。
次に、操作情報生成装置101は、操作入力部を介したユーザからの操作入力に基づき、インターネットブラウザアプリケーションを起動させ、ホームページ(起動時に最初に表示することが設定されているページ)に設定されたサーバ装置201A(サイトA)のトップページ(http://www.service201.com/path/to/index.html)にアクセスする(ステップS105)。このとき、操作情報生成装置101は、この操作入力自体も入力イベントとして捕捉して操作情報を生成して、操作情報記憶部510に記憶しても良い(ステップS106)。この時の操作情報生成プログラムは、全てのコンテンツを適用対象とし、新たなURLへアクセスするという入力イベントを捕捉して、当該入力イベントの内容を示す操作情報を生成するプログラムであるとする。
操作情報生成装置101は、サイトAのトップページへアクセスし(ステップS107)、コンテンツ受信部501の機能により、コンテンツとして、トップページを表すHTML文書を受信する(ステップS108)。操作情報生成装置101は、コンテンツ処理部502の機能により、ステップS108で受信したHTML文書をデコードし、コンテンツ表示部503の機能により、当該HTML文書を表示部に表示させる。ここで、例えば、このサイトAがGoogle(登録商標)のトップページであるものとする。ユーザは検索窓に、キーワードを入力し、検索ボタンをクリックする操作入力を行うと(ステップS109)、操作情報生成装置101は、当該操作入力を受け付け、図2に例示したプログラムID「0x0001」の操作情報生成プログラムを実行する。この結果、操作情報生成装置101は、当該操作入力に対して操作情報IDを付与して、当該操作情報IDと、操作種別が「検索」であることを示す操作種別情報と、コンテンツとしてGoogle(登録商標)のトップページのコンテンツ識別情報と、操作入力を行ったユーザの識別情報と、操作種別を表す操作種別情報と、操作種別に応じた操作対象情報と、操作開始日時情報及び操作入力が終了した日時を示す操作終了日時情報とを含む操作情報を生成してこれを操作情報記憶部510に記憶させる(ステップS110)。尚、操作情報生成装置101は、この他、上述した操作対象ネットワークID、操作対象サービスID、デバイスID、前操作情報ID及びコンテンツ詳細情報を含むように操作情報を生成してこれを操作情報記憶部510に記憶させるようにしても良い。
次に、ステップS108〜S110の処理の詳細な手順について図6を用いて説明する。まず、操作情報生成装置101のコンテンツ受信部501が、コンテンツとして、サイトAのトップページを表すHTML文書を受信する(ステップS1001)。次に、操作情報生成制御部507が、当該コンテンツを適用対象とする操作情報生成プログラムが存在するか否かを判定する(ステップS1002)。具体的には、操作情報生成制御部507は、当該コンテンツのコンテンツ識別情報を示すコンテンツ特定情報(例えば「http://www.service201.com /path/to/index.html」)を含む制御情報が制御情報記憶部506に記憶されているか否かを判定する。例えば図2の例では、2行目及び3行目の制御情報が該当するものとして記憶されていると判定される。3行目については、全てのコンテンツを適用対象としているから、該当する制御情報となる。このように該当の制御情報が記憶されている場合、操作情報生成制御部507は、更に、当該制御情報に含まれる適用可否情報が、操作情報生成プログラムを適用可能であることを示している否かを判定する。図2の例では、2行目及び3行目の制御情報に含まれる適用可否情報は、操作情報生成プログラムを適用可能であることを示しているから、操作情報生成制御部507は、これらの制御情報に含まれるプログラムID「0x0001」の操作情報生成プログラム及びプログラムID「0x0002」の操作情報生成プログラムが、ステップS1001で受信されたコンテンツを適用対象とする操作情報生成プログラムとして存在すると判定する。一方、ステップS1001で受信されたコンテンツを適用対象とする操作情報生成プログラムが存在しない場合には、操作情報生成処理は終了する。
続いて、操作情報生成制御部507は、適用可能な操作情報生成プログラム(図2の例ではプログラムID「0x0001」の操作情報生成プログラム及びプログラムID「0x0002」の操作情報生成プログラムである)を操作情報生成部505に渡す。操作情報生成部505は、コンテンツ表示部503が当該コンテンツを表示部に表示させるために当該コンテンツを読み込む時に、適用される操作情報生成プログラムのイベントハンドラ登録処理が実行されるよう、操作情報生成部505が内包するメインイベントハンドラに、各操作情報生成プログラムのイベントハンドラ登録処理部を関連付ける(ステップS1003)。
以上の前処理のもと、コンテンツ処理部502が、ステップS1001で受信されたコンテンツをデコードし、コンテンツ表示部503が、コンテンツを読み込むと(ステップS1004)、操作情報生成部505がイベントハンドラ登録処理部を関連付けたメインイベントハンドラ(表示されるコンテンツの読み込みをイベントとして捕捉するイベントハンドラ)を実行する(ステップS1005)。続いて、操作情報生成部505は、イベントハンドラ登録処理部が関連付けられた操作情報生成プログラムのイベントハンドラ登録処理を実行する。具体的には、図2の例のプログラムID「0x0001」の操作情報生成プログラムのイベントハンドラ登録処理では、操作情報生成部505は、ステップS1001で受信されたコンテンツであるHTML文書を解析し、type属性がsubmitである特定の<form>エレメントに対して、操作入力部を介してユーザがHTML文書に含まれる検索窓に入力したキーワードと共に検索ボタンが押下されたという入力イベントを検知し、当該検知に応じて、操作種別が「検索」であることを示す操作種別情報を含む上述の操作情報を操作情報記憶部510に記憶させるイベントハンドラ処理部を、HTML文書に含まれる検索ボタンが押下される操作入力が行われた時に呼び出されるよう登録する。図2の例のプログラムID「0x0002」の操作情報生成プログラムのイベントハンドラ登録処理では、操作情報生成部505は、ステップS1001で受信されたコンテンツのHTML文書を解析し、全ての<a>エレメントに対して、操作入力部を介してクリックする操作入力が行われた際に、HTML文書においてリンクが貼られた文字列であるリンク文字列と共にページを遷移するという入力イベントを検知し、当該検知に応じて、操作種別が「閲覧」であることを示す操作種別情報を含む上述の操作情報を生成してこれを操作情報記憶部510に記憶させるイベントハンドラ処理部を、クリックする操作入力が行われた時に呼び出されるよう登録する。
そして、コンテンツ表示部503がHTML文書を表示部に表示させ(ステップS1006)、ユーザが当該HTML文書に含まれる検索窓にキーワードを入力して検索ボタンを押下する操作入力を行うと、操作情報生成部505は、当該操作入力を受け付け(ステップS1007)、上述したプログラムID「0x0001」の操作情報生成プログラムのイベントハンドラ処理部を呼び出す(ステップS1008)。イベントハンドラ処理部は、図3に例示されるように、操作種別が「閲覧」であることを示す操作種別情報と、操作情報IDと、コンテンツとして表示部に表示されているHTML文書のコンテンツ識別情報と、操作入力を行ったユーザのユーザ識別情報と、操作種別を表す操作種別情報と、操作種別に応じた操作対象情報と、操作入力が開始した日時を示す操作開始日時情報及び操作入力が終了した日時を示す操作終了日時情報とを少なくとも含む操作情報を生成してこれを操作情報記憶部510に記憶させる(ステップS1009)。そして、操作情報生成装置101は、当該操作入力(入力イベント)によって、他のコンテンツの表示の要求を要求する操作入力が行なわれて、表示部における画面の遷移が発生し、ステップS1001で受信されたコンテンツを表示させる処理が終了する場合には、操作情報を生成する処理を終了する。一方、ステップS1001で受信されたコンテンツを表示させる処理が終了しない場合には、操作情報生成装置101は、操作入力の待ち状態に入る(ステップS1007)。
次に、ステップS1007で受け付けた操作入力に応じて操作情報生成装置101の行う処理の手順について図4に戻って説明する。この操作入力に応じて操作情報生成装置101はまずステップS111の処理を行う。ステップS111では、操作情報生成装置101は、サーバ装置201に対して、ステップS1007で入力されたキーワードを含むコンテンツの検索を要求する検索リクエストメッセージを送信し(ステップS111)、検索の結果得られたコンテンツの一覧を示すHTML文書をコンテンツとして受信する(ステップS112)。当該HTML文書は、例えば、Googleの検索結果画面であり、コンテンツ特定情報であるURIが”http://www.service201.com /path/to/result?tag=キーワード”であったとする。当該HTML文書は、検索の結果得られたコンテンツへのリンクを示すリンク文字列を含む。操作情報生成装置101は、当該HTML文書を適用対象とする操作情報生成プログラムが存在するか否かを判定する。図2の例では、プログラムID「0x0002」の操作情報生成プログラムのみが該当する。操作情報生成装置101は、図6に示した上述のステップS1004〜S1007の処理を行い、検索の結果得られたコンテンツの一覧を示すHTML文書を表示部に表示させる。そして、当該HTML文書に含まれるリンク文字列をクリックする操作入力をユーザが行うと、操作情報生成装置101は、当該操作入力を受け付け(ステップS113)、プログラムID「0x0002」の操作情報生成プログラムを実行して、図6に示した上述のステップS1008〜S1009の処理を行い、操作種別が「閲覧」であることを示す操作種別情報を含む上述の操作情報を生成してこれを操作情報記憶部510に記憶させる(ステップS114)。
例えば、クリックする操作入力が行われたリンク文字列によって示されるリンクのURIが”http://www.service201B.com/path/to/video_contents/xxx”であったとする。この場合、操作情報生成装置101は、当該URLにアクセスして、上述と同様に、図6のステップS1001でコンテンツを受信し、ステップS1002〜S1009の処理を行う。この処理はステップS117〜S120の処理に相当し、操作情報生成装置101は、当該コンテンツに対して、プログラムID「0x0003」の操作情報生成プログラムを適用して、操作種別が「閲覧」であることを示す操作種別情報を含む操作情報を生成して操作情報記憶部510に記憶させる。
以上の一連の処理シーケンスによる操作情報生成処理を行うことで、複数のサーバ装置201A〜201Cが各々提供する複数のサイトからの横断的な操作情報の収集を操作情報生成装置101上で実現することができる。但し、ある特定のサイトに特化した操作情報生成プログラムは、サイトでページのレイアウト等が変更された場合に、実行不能となり、無効になってしまうケースが多い。例えば、図2の例で、プログラムID「0x0002」の操作情報生成プログラムのように、任意のサイトに適用可能な<a>タグによってリンクを遷移するという入力イベントを捕捉する等の汎用的なものである場合、特に書き換える必要はないが、プログラムID「0x0001」の操作情報生成プログラムやプログラムID「0x0003」の操作情報生成プログラムにおいては、ページのレイアウト等の変更に伴い、実行不能になってしまうケースが起こり得る。このような場合に、本実施の形態においては、操作情報生成プログラムを、レイアウト等が変更されたページに対応するように更新し、これを操作情報生成装置101が取得して、自身に記憶している操作情報生成プログラムを更新する。
ここで、操作情報生成装置101が操作情報生成プログラムを更新する操作情報生成プログラム更新処理の手順について図7を用いて説明する。まず、図4のステップS115〜S116と同様にして、操作情報生成装置101は、サーバ装置201Bから、URL”http://www.service201B.com/path/to /video_contents/xxx”で表されるコンテンツを受信して、これをデコードして表示部に表示させる。また、操作情報生成装置101は、図6に例示した上述のステップS1002〜SS1006と同様にして、当該コンテンツに適用可能な操作情報生成プログラムとして、図2に例示されたプログラムID「0x0003」の操作情報生成プログラムを取得する。尚、このコンテンツは、メディアプレーヤ(例えば、FLASHプレーヤ)が埋め込まれた映像であり、表示部には、まず、メディアプレーヤが表示される。ユーザが、表示部に表示されたメディアプレーヤを操作して、映像の再生を指示する操作入力を行うと、操作情報生成装置101は、当該操作入力を受け付け(ステップS117)、プログラムID「0x0003」の操作情報生成プログラムを実行し、当該操作入力を、再生を指示する入力イベントとして捕捉するが、レイアウトの変更等の理由により、操作情報生成プログラムの実行がエラー終了したとする(ステップS118´)。
このエラー終了をトリガーとして、操作情報生成装置101は、操作情報生成プログラム更新判定部509の機能により、操作情報生成プログラムの更新確認を行う(ステップS119´)。このとき、操作情報生成装置101は、操作情報生成プログラム提供サーバ装置301に、プログラムID「0x0003」の操作情報生成プログラムの更新を要求するHTTP GETリクエストを送信する。プログラムIDを明示的に指定して更新を行う場合には、例えば、リクエストURLを、”http://www.service201B.com/path/to/update_program?program_id=0x0003”として、クエリパラメータにプログラムIDを指定しても良い。あるいは、操作情報生成プログラム全体の更新を行う場合には、例えば、リクエストURLを、”http://www.service201B.com/path/to/update_program?revision=1001”として、制御情報記憶部506がその時点で記憶している、当該操作情報生成プログラムの制御情報に含まれる改訂情報(revision属性値:図5参照)を指定し、最新の改訂情報までの差分を示す差分情報を取得するようにしても良い。なお、操作情報生成プログラムの更新の要求は、この2つの方法に限定されるものではなく、適用対象のコンテンツを特定するためのコンテンツ特定情報や、その他の情報を取得条件として利用しても良いし、プロトコル(HTTP)やインタフェース(URLベースのクエリ形式)も、上述の例に限定されるものではない。
操作情報生成プログラム提供サーバ装置301は、操作情報生成プログラムの更新を要求するHTTP GETリクエストを受信すると、当該要求に応じて、更新された操作情報生成プログラムを読み出して(ステップS120´)、例えば図5に示されるXMLフォーマットで、操作情報生成プログラムの格納場所を示すレスポンスを操作情報生成装置101に送信する(ステップS121´)。あるいは、操作情報生成プログラム提供サーバ装置301は、<script>エレメントを設けて直接操作情報生成プログラムのソースをレスポンスのペイロードに埋め込んでこれを操作情報生成装置101に送信しても良い。一方、指定されたプログラムIDの操作情報生成プログラムが更新されていない場合には、操作情報生成プログラム提供サーバ装置301は、更新された操作情報生成プログラムが存在しない旨を示すエラーメッセージを送信しても良いし、あるいは、指定されたプログラムIDの更新されていない操作情報生成プログラム自体を送信しても良い。
指定されたプログラムIDの操作情報生成プログラムが更新されている場合、操作情報生成装置101は、操作情報生成プログラム受信部508の機能により、レスポンスを受信すると、受信したレスポンスのペイロードの<sourcePath>エレメントに基づいて、当該操作情報生成プログラムを、HTTPリクエストを送信して取得し、補助記憶部に記憶させる(ステップS122´)。あるいは、<script>エレメントを設けて直接操作情報生成プログラムのソースがペイロードに埋め込まれている場合には、操作情報生成装置101は、受信したレスポンスのペイロードから当該操作情報生成プログラムを抽出して、補助記憶部に記憶させる。同時に、操作情報生成装置101は、当該操作情報生成プログラムのメタデータを制御情報として制御情報記憶部506に記憶させる(ステップS122´)。改訂情報を用いて更新を行った場合には、図5に例示されるrevision属性値を改訂情報として含む制御情報が制御情報記憶部506に記憶される。操作情報生成装置101は、操作情報生成部505の機能により、更新された操作情報生成プログラムを実行して、操作情報生成処理を再度行い、その実行が成功した場合には、操作種別が「閲覧」であることを示す操作種別情報を含む操作情報を生成してこれを操作情報記憶部510に記憶させる(ステップS123´)。その後、操作情報生成装置101は、サーバ装置201Bから、URL”http://www.service201B.com/path/to /video_contents/xxx”で表されるコンテンツを再度受信して、これをデコードして表示部に表示させる(ステップS124〜S125)。
以上のような構成によれば、サーバ装置201の提供するサイトがリニューアルされ、ページのレイアウト等が変更された場合においても、操作情報生成装置101は操作情報生成プログラムを更新して、当該操作情報生成プログラムを実行することができるので、複数サイトから横断的に操作情報を収集することができる。
次に、本実施形態に係る操作情報生成装置101が複数のサイトから横断的に取得した操作情報をサーバ装置201(ここではサーバ装置201Cとする)が利用する操作情報利用処理の手順について図8を用いて説明する。まず、操作情報生成装置101がインターネットブラウザアプリケーションを実行しているときに、ユーザが操作情報生成装置101の操作入力部を介して、サーバ装置201Cが提供するサイトCのトップページへのアクセスを要求する操作入力を行なうと、操作情報生成装置101は、当該操作入力を受け付け(ステップS126)、当該トップページを表すHTML文書を要求するHTTP GETリクエストを送信する(ステップS127)。ここで、このサイトCは、amazon(登録商標)や楽天(登録商標)などに代表される物販サイトであるとする。サーバ装置201Cは、サイトCのトップページに、商品のリストを示す商品リスト情報(例えば複数の各商品に関する情報である各メタデータ)を埋め込んでおり、操作情報を利用してこのメタデータを選択して商品リスト情報を操作情報生成装置101の表示部に表示させるJavaScriptプログラムを操作情報利用プログラムとしてページに埋め込んでいるものとする。
ここで、この操作情報利用プログラムの具体例について説明する。例えば、特定の動画共有サイト(あるいは、地上波、BS、CS放送サービス)における操作情報(すなわち、視聴の履歴を示す視聴履歴情報であり、操作種別が「視聴」であることを示す操作種別情報を含む操作情報)から、最近視聴されたコンテンツである番組やビデオのタイトルなどを示すキーワードを取得して、コンテンツ内に埋め込まれたメタデータから同じキーワードを含む商品のメタデータを選択して商品リスト情報を表示させる操作情報利用プログラムがある。あるいは、コンテンツ詳細情報が操作情報に含まれる場合、キーワード以外にも、コンテンツ詳細情報を解析して、コンテンツのジャンルや登場人物(俳優、タレント)などの出現頻度を算出し、これに基づいて、商品のメタデータを選択して商品リスト情報を表示する操作情報利用プログラムがある。また、反対に、サイトCがアクトビラ(登録商標)やひかりTV(登録商標)などのIPTVサービスサイトであった場合には、操作種別が「視聴」であることを示す操作種別情報を含む操作情報を用いて、他のサイトで視聴済みの番組やビデオのコンテンツを判定して、当該コンテンツを商品として除外した商品リスト情報を表示させる操作情報利用プログラムがある。
操作情報生成装置101は、サーバ装置201Cから、上述の操作情報利用プログラムが埋め込まれた当該ページをコンテンツとして含むHTTP GETレスポンスを受信する(ステップS128)。操作情報生成装置101は、受信した当該ページを表示部に表示させ、操作入力部を介したユーザの操作入力を入力イベントとして捕捉して、生成した操作情報を操作情報記憶部510に記憶させる(ステップS129)。尚、操作情報生成装置101は、サーバ装置201Cから受信したページを表示部に表示させる際、コンテンツ処理部502の機能により、操作情報利用プログラムがコンテンツ内に埋め込まれていることを検出する。そして、操作情報生成装置101は、操作情報出力部513の機能により、操作情報利用プログラムを解析して、当該操作情報利用プログラムの実行によって要求される操作情報を判定し、当該操作情報を出力可能か否かを判定することにより適切なアクセス制御を行って、出力可能であると判定した操作情報を出力する(ステップS130)。そして、操作情報生成装置101は、操作情報利用プログラムを実行して、操作情報出力部503の機能により出力した操作情報(例えば、サイトB(サーバ装置201B)でのビデオに対する操作種別が「視聴」である操作種別情報)を利用して、ページ内に埋め込まれた商品リスト情報から、ユーザの嗜好や興味に近い商品を選択して商品リスト情報を表示部に表示させる(ステップS131)。
尚、操作情報出力部513は、操作情報全体や操作情報の属性情報毎にアクセス制御ポリシー情報を記憶し、このアクセス制御ポリシー情報に基づき、操作情報の出力を制御するようにしても良い。アクセス制御ポリシー情報とは、例えば、操作情報や操作情報の属性情報に対して、その利用を許可するか否かを示す情報であり、例えば、送信を含む利用を許可する「公開」やその利用を拒否する「非公開」の公開レベルを対応付けて示す情報である。例えば、アクセス制御ポリシー情報において、操作種別情報に対して「非公開」という公開レベルが対応付けられており、操作対象情報に対して「公開」という公開レベルが対応付けられている場合、操作情報出力部513は、操作種別情報の送信がサーバ装置201から要求された場合その送信を拒否して、当該操作種別情報を出力せず、一方、操作対象情報の送信がサーバ装置201から要求された場合その送信を許可して、当該操作対象情報を出力する。このアクセス制御ポリシー情報は、表示対象のコンテンツの提供元であるサーバ装置201毎に設定できるようにしても良い。また、操作情報の属性情報の値である属性値に応じた公開レベルが対応付けられるようにしても良い。また、操作情報出力部513は、上述の操作情報利用プログラムの具体例にも示した通り、操作情報記憶部510に記憶された操作情報を参照するだけでなく、当該操作情報を用いて単純な統計値を算出するなど様々な加工処理を行った操作情報を利用するようにしても良い。また、ユーザの嗜好や興味に近い商品を選択する方法としては、例えば、ベイジアンネットワーク等を利用して、当該操作情報からユーザの嗜好情報や興味情報を確率的に算出し、当該嗜好情報や興味情報に近似するメタデータを有する商品に選択するようにしても良い。
以上のような構成によれば、複数のサービス事業者が提供するコンテンツから横断的にセマンティック且つ連続的なユーザの操作情報の収集を操作情報生成装置101上で実現することができる。サーバ装置201上に操作情報を蓄積する従来の技術では、他のサーバ装置201上での操作情報を蓄積することが困難であり、操作情報がユーザの管理下にないサーバ装置201にのみ蓄積されることによりユーザのプライバシーが侵害される恐れがあったが、本実施の形態では、これらの問題を解決することが可能になる。
また、本実施の形態では、操作情報生成装置101は、操作情報生成部505の機能により、操作情報生成プログラムによるイベントハンドラ登録処理を、各サービス事業者の提供する各サイトのコンテンツの読み込み時に動的に実行しており、また、操作情報生成プログラムは特定のコンテンツを対象とするものだけでなく、任意のコンテンツを対象とするものがある。このため、不特定多数のサイトへのアクセスを、操作情報生成装置101に連続的な操作情報として蓄積することができる。従って、操作情報生成装置101上でサービス事業者から横断的にセマンティックかつ連続的な操作情報を収集するために、操作情報を収集するための機構をサービス事業者の提供するサイト全てに埋め込む必要をなくすことができる。
また、本実施の形態では、操作情報生成装置101は、操作情報生成プログラムを更新することができるため、サイトのレイアウト等が変更された場合であっても、操作情報生成プログラムを正常に実行することができ、操作情報を収集することができる。
以上のように、複数のサービス事業者が提供するコンテンツから横断的にセマンティック且つ連続的なユーザの操作情報を操作情報生成装置101が収集して管理し、これをサービス事業者から利用出来るようにすることで、本実施形態で示したように、ユーザは、自身の嗜好や興味を反映したおすすめサービスを享受できるようになる。また、操作情報生成装置101で収集して蓄積した操作情報をサービス事業者側に提供することで、極め細やかな情報を提供することができ、サービス事業者、端末事業者、ユーザそれぞれが、アフェリエイト的な広告ビジネスに展開できる可能性もある。
[第2の実施の形態]
次に、操作情報生成装置の第2の実施の形態について説明する。なお、上述の第1の実施の形態と共通する部分については、同一の符号を使用して説明したり、説明を省略したりする。
図9は、本実施の形態に係る操作情報取得システムの構成及び操作情報生成装置の機能的構成を例示する図である。操作情報取得システムの構成については上述の第1の実施の形態と略同様である。本実施の形態に係る操作情報生成装置101の機能的構成は、第1の実施の形態と以下の点で異なる。本実施の形態にかかる操作情報生成装置101は、操作情報送信部514を更に備える。これは、CPUのプログラム実行時にRAMなどの主記憶部上に生成されるものである。
操作情報送信部514は、コンテンツ受信部501が受信したコンテンツに埋め込まれた操作情報利用プログラムに基づいて操作情報出力部513が出力した操作情報を、当該コンテンツを送信したサーバ装置201に対して送信する。
次に、本実施形態に係わる操作情報生成装置101の行う処理の手順について説明する。操作情報生成処理及び操作情報生成プログラム更新処理の手順については第1の実施の形態と略同様であるためその説明を省略する。本実施形態に係わる操作情報利用処理の手順について図10を用いて説明する。ここでは、第1の実施の形態と同様、サーバ装置201A〜201Cへのアクセスの履歴が操作情報として横断的に収集されて操作情報記憶部510に記憶されているものとする。尚、サーバ装置201Cが提供するサイトCは、第1の実施の形態と同様、amazon(登録商標)などに代表される物販サイトであるものとする。この場合、サーバ装置201Cは、販売される各商品に関する情報であるメタデータを各々記憶する商品データベースを有するものとする。サーバ装置201Cは、操作情報を操作情報生成装置101から取得し、これをサーバ装置201Cに送信し、当該操作情報に基づいて選択した商品のリストを示す商品リスト情報(複数の各商品に関する情報である各メタデータ)を操作情報生成装置101に送信して、操作情報生成装置101の表示部に表示させるJavaScriptプログラムを操作情報利用プログラムとしてページに埋め込んでいるものとする。
ステップS126〜S131は第1の実施の形態と同様である。ステップS132では、操作情報生成装置101は、ステップS130で出力した操作情報を含むHTTP POSTリクエストをサーバ装置201Cに送信する。図11は、サーバ装置201Cに送信される操作情報のデータ構成を例示する図である。同図では、操作情報のうち、操作対象情報がビデオであることを示す操作情報が抽出されてこれがXML形式にシリアライズされていることが示されている。但し、操作情報のデータ形式や送信形式は、この例に限定されるものではない。また、操作情報生成装置101から送信される操作情報は、操作情報記憶部510に記憶されている操作情報に含まれる属性情報の全部又は一部を含み得る。これは、第1の実施の形態で説明したアクセス制御ポリシー情報を用いて行うことができる。また、操作情報生成装置101から送信される操作情報は、第1の実施の形態で説明したように、操作情報から抽出可能な情報や算出可能な情報を含み得る。サーバ装置201Cは、ステップS132で送信された、図11に例示される操作情報を含むHTTP POSTリクエストを受信すると、当該HTTP POSTリクエストのペイロードを解析し、<Title>エレメントにセットされた値、<Keyword>エレメントにセットされた値、<Credit>エレメントにセットされた値を検索キーとして、サーバ装置201Cの有する商品データベースを検索し、該当する商品のメタデータをお勧めの商品のリストを示す商品リスト情報として(ステップS133)、これを含むHTTP POSTレスポンスを送信する(ステップS134)。尚、サーバ装置201Cは操作情報を参照するだけではなく、第1の実施の形態と同様にして、様々な加工処理を行った操作情報を利用して、商品データベースを検索し、該当する商品のメタデータを取得するようにしても良い。
一方、操作情報生成装置101は、操作情報利用プログラムの機能により、商品リスト情報を受信し、コンテンツ表示部503の機能により、当該商品リスト情報を表示部に表示させる(ステップS135)。この結果、ユーザは、最近視聴したビデオに関連したお薦め商品のリストの提供を、ユーザの許容範囲でサーバ装置201Cに対して開示される操作情報に応じて、受けることができる。
第1の実施の形態においては、サーバ装置201Cでは、候補となる全ての商品のリストを示す商品リスト情報をページに予め埋め込む必要があったが、本実施の形態においては、サーバ装置201Cが操作情報を用いて、商品データベースに記憶されているメタデータを検索して該当の商品のメタデータを取得することができる。このため、お勧めとして提示可能な商品の対象範囲が広がり、より精度の高いお薦めサービスを実現することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、操作情報生成装置101は、複数のサービス事業者が提供するコンテンツから横断的にセマンティック且つ連続的なユーザの操作情報を収集可能であると共に、サーバ装置201に部分的にでも操作情報を送信することで、より精度の高いお薦めサービスを実現することができる。
[第3の実施の形態]
次に、操作情報生成装置の第3の実施の形態について説明する。なお、上述の第1の実施の形態又は第2の実施の形態と共通する部分については、同一の符号を使用して説明したり、説明を省略したりする。
図12は、本実施の形態に係る操作情報取得システムの構成及び操作情報生成装置の機能的構成を例示する図である。本実施の形態に係る操作情報取得システムは、第1の実施の形態又は第2の実施の形態にかかる操作情報取得システムの構成に加え、サービス事業者の運用するサーバ装置204を更に備え、サーバ装置204と操作情報生成装置101とがネットワーク402を介して接続される。ネットワーク402は、ネットワーク401と同様、操作情報生成装置101から有線又は無線LANを介して直接接続されるインターネット、品質保証された閉域網であるNGN、あるいは、地上波デジタル放送網である。ただし、ネットワーク401とネットワーク402とは、異なる物理ネットワークであり、ここでは、ネットワーク401がインターネットであり、ネットワーク402が地上波デジタル網であるものとする。ネットワーク402には、ネットワーク401と同様に、ネットワーク402を他のネットワークと識別するための操作対象ネットワークIDが付与される。サーバ装置204には、サーバ装置201と同様に、ネットワーク402内で一意にサービスを識別するための操作対象サービスIDが付与される。サーバ装置204は、地上デジタル放送波を送出するものであり、地上波デジタル放送コンテンツを当該コンテンツに関するコンテンツ情報(SI:Service Information)と重畳して操作情報生成装置101に送信する。尚、この地上波デジタル放送コンテンツを対象とする操作情報生成プログラムは、地上デジタル放送波に重畳されて操作情報生成装置101に送信されるようにしても良いし、操作情報生成プログラム提供サーバ装置301から操作情報生成装置101に予め送信されるようにしても良い。当該操作情報生成プログラムは、表示部に表示されている地上波デジタル放送コンテンツのチャンネルと、地上波デジタル放送波に重畳されているコンテンツ情報とを解析して当該チャンネルを示すチャンネル情報及びコンテンツ情報を保持する機能も更に実現させる。
操作情報生成装置101の機能的構成は、第2の実施の形態と略同様であるが、以下の点が上述の第1の実施の形態又は第2の実施の形態と異なる。コンテンツ受信部501は、ネットワーク401に接続されたサーバ装置201からコンテンツを受信するIP通信インタフェース機能のみならず、ネットワーク402に接続されたサーバ装置204から地上波デジタル放送コンテンツを受信する、地上波デジタル放送の受信チューナ機能も有している。地上波デジタル放送の受信チューナ機能により、コンテンツ受信部501は、各チャンネルに対応する地上波デジタル放送波を受信可能であり、各チャンネルに対応する地上波デジタル放送波を介して地上波デジタル放送コンテンツを受信する。コンテンツ処理部502は、HTMLパーサ・レンダラとJavaScriptを解析して実行する解析・実行機能のみならず、コンテンツ受信部501が受信した地上波デジタル放送コンテンツをデコードするMPEG−2デコーダ機能も有している。また、操作情報生成装置101の有する操作入力部は、デジタルテレビ等のユーザインタフェースとして、ユーザの操作入力に応じて操作信号を出力するリモコンを含む。ユーザインタフェース部504は、当該リモコンから出力された操作信号を受信してデコードする受信・デコード部の機能を更に有する。操作情報生成プログラム受信部508は、地上波デジタル放送コンテンツと操作情報生成プログラムとが地上デジタル放送波に重畳されている場合、地上デジタル放送波から当該操作情報生成プログラムを取得してこれを補助記憶部に記憶させる。
次に、本実施形態に係わる操作情報生成装置101の行う処理の手順について説明する。操作情報生成処理及び操作情報生成プログラム更新処理の手順については第1の実施の形態と略同様であるためその説明を省略する。本実施形態に係わる操作情報利用処理の手順について図13を用いて説明する。ここでは、第1の実施の形態と同様、サーバ装置201A〜201Cへのアクセスの履歴が操作情報として横断的に収集されて操作情報記憶部510に記憶されているものとする。尚、サーバ装置201Cが提供するサイトCは、第1の実施の形態と同様、amazon(登録商標)などに代表される物販サイトであるものとする。また、サーバ装置201Cは、上述の第2の実施の形態と同様の操作情報利用プログラムをページに埋め込んでいるものとする。
操作情報生成装置101が、サーバ装置204から送出される地上波デジタル放送波を受信している状態で(ステップS301)、ユーザが操作情報生成装置101の操作入力部を介してチャンネルを選択する(選局)操作入力を行なうと、操作情報生成装置101は、当該操作入力を受け付け(ステップS302)、選択されたチャンネルの地上波デジタル放送波を受信することにより、地上波デジタル放送コンテンツを受信する。このとき、操作情報生成装置101は、当該地上波デジタル放送コンテンツを対象とする操作情報生成プログラムの実行により、チャンネルを選択したという入力イベントと、上述したチャンネル情報及びコンテンツ情報とを用いて、操作種別が「視聴」であることを示す操作種別情報と、操作対象ネットワークID及び操作対象サービスIDとを含む操作情報を生成し、操作情報記憶部510に記憶させる(ステップS303)。これにより、操作情報記憶部510には、異なる複数のネットワーク401,402上で各々提供される各サイトでの操作情報が記憶されることになる。以降のステップS127〜S135は、第2の実施の形態と同様である。
以上のように、本実施の形態によれば、操作情報生成装置101は、異なる複数のネットワーク上で各々提供されるサイトでの操作情報も各々取得して統合的に管理することができる。このため、ネットワークをも横断した操作情報をサービス事業者に活用させることが可能となる。尚、上述では、地上波デジタル放送の選局に関して操作情報を生成する例について説明したが、データ放送波を介して受信されるデータ放送コンテンツ(BMLコンテンツ)に対する操作入力に応じて操作情報を生成するようにしても良い。
[第4の実施の形態]
次に、操作情報生成装置の第4の実施の形態について説明する。なお、上述の第1の実施の形態乃至第3の実施の形態と共通する部分については、同一の符号を使用して説明したり、説明を省略したりする。
図14は、本実施の形態に係る操作情報取得システムの構成及び操作情報生成装置の機能的構成を例示する図である。本実施の形態に係る操作情報取得システムは、第1の実施の形態又は第2の実施の形態にかかる操作情報取得システムの構成に加え、サービス事業者の運用する操作情報生成装置102を更に備え、操作情報生成装置102と操作情報生成装置101とがネットワーク403を介して接続される。即ち、本実施の形態においては、操作情報取得システムは、複数の操作情報生成装置101,102を備え、これらがネットワーク403を介して接続される。尚、ネットワーク403にはこの他にも操作情報生成装置が接続され得る。ネットワーク403は、例えば、ホームネットワークと呼ばれる、家庭内の有線あるいは無線のLANである。操作情報生成装置102は、操作情報生成装置101の構成と略同様である。操作情報生成装置102にも、操作情報生成装置101と同様に、操作情報生成装置102を操作情報生成装置101や他の情報処理装置と識別するためのデバイスIDが付与されている。操作情報生成装置101,102が各々有する通信I/Fは、ネットワーク403を介して互いに通信可能である。これらの操作情報生成装置101,102はユーザに専有されるパーソナルコンピュータや携帯電話であるとする。
操作情報生成装置101の機能的構成は、第2の実施の形態と略同様であるが、以下の点が第2の実施の形態と異なる。操作情報生成装置101は、操作情報提供部515、操作情報取得部516及びユーザ識別情報記憶部517を更に備える。操作情報提供部515及び操作情報取得部516は、CPUのプログラム実行時にRAMなどの主記憶部上に生成されるものである。ユーザ識別情報記憶部517は、例えば主記憶部や補助記憶部に構築されるデータベース管理システムである。尚、補助記憶部には、当該操作情報生成装置101に付与された上述のデバイスIDの他、操作情報生成装置101の装置種別を示すデバイスタイプが記憶される。
操作情報取得部516は、ネットワーク403を介して接続された他の操作情報生成装置(ここでは操作情報生成装置102である)を検知して、当該操作情報生成装置102に対して、操作情報を要求する操作情報要求メッセージを送信する。操作情報取得部516が、ネットワーク403を介して接続された他の操作情報生成装置を検知する方法は例えば以下の通りである。操作情報取得部516は、ネットワーク403を介して、ネットワーク403に接続された他の操作情報生成装置を検索する機器検索メッセージをマルチキャストし、他の操作情報生成装置が、この機器検索メッセージの受信を契機として、ネットワーク403を介して、自装置がネットワーク403に接続されていることを広告する機器広告メッセージをマルチキャストすることで、相互の存在を自動検知する。本実施の形態においては、操作情報取得部516は、UPnP(Universal Plug And Play)プロトコルを用いて、機器検索メッセージ及び機器広告メッセージの送受信を行う。但し、UPnPプロトコルに限らず、独自のプロトコルを用いても良い。機器検索メッセージは、検索対象のデバイスタイプを含む。機器広告メッセージは、送信側である操作情報生成装置102のデバイスIDと、サービス情報のファイルパスとを示すデバイス情報の格納場所を示すURLを含む。サービス情報とは、操作情報要求メッセージに応じて操作情報を送信するサービス(操作情報提供サービスという)を提供する操作情報生成装置のURLを示すURL情報を含む。このサービス情報自体を取得するためのURLは、UPnPのアーキテクチャ上、操作情報提供サービスを表す識別子(例えば、urn:schemas-upnp-org:service:getEventInformation:1等)と共に管理されており、この識別子に対するファイルパスがデバイス情報に示されており、このファイルパスにアクセスすることで取得可能である。尚、サービス情報は、UPnPアクション情報を含むものであっても良い。
操作情報取得部516は、操作情報要求メッセージを送信した後、他の操作情報生成装置102との間で後述のユーザ認証を行い、他の操作情報生成装置102におけるユーザ識別情報と共に操作情報を受信する。あるいは、このユーザ識別情報は、操作情報生成装置101上で、後述するユーザ認証のために入力されたユーザ識別情報を記憶しておき、操作情報生成装置102から受信した認証結果が認証成功を示すものであった場合に、これを操作情報102におけるユーザ識別情報であるみなすようにしても良い。そして、操作情報取得部516は、この操作情報生成装置102のユーザ識別情報を操作情報に含ませてこれを操作情報記憶部510に記憶させると共に、操作情報装置101のユーザ識別情報と、自装置(操作情報生成装置101)におけるユーザ識別情報と、機器広告メッセージに含まれる他の操作情報生成装置102のデバイスIDとを対応付けて、ユーザ識別情報記憶部517に記憶させる。操作情報取得部516は、例えば、HTTPクライアント機能をベースに実現される。この場合、操作情報を要求する操作情報要求メッセージは、HTTPリクエストである。取得する操作情報に制限を掛ける場合には、そのための取得条件をクエリパラメータとしてURLに含めても良いし、HTTPリクエストのペイロードに含めても良い。取得条件としては指定されるクエリパラメータは、例えば、取得要求範囲や、特定のサービスの操作対象サービスIDである。
操作情報提供部515は、ネットワーク403を介して接続された他の操作情報生成装置102から送信された、操作情報を要求する操作情報要求メッセージを受信し、ユーザ認証を行い、当該ユーザ認証が成功した場合、操作情報記憶部510に記憶された操作情報及び自装置におけるユーザ識別情報を他の操作情報生成装置102に送信する。操作情報提供部515は、一例としては、ネットワーク403上に公開されたHTTPサーバ機能をベースに実現されるものである。このとき、上述のユーザ認証は、例えば、HTTPのダイジェスト認証や、ベーシック認証を利用しても良い。また、高いセキュリティが要求される場合、証明書ベースの認証スキームを利用しても良い。これらの方法によるユーザ認証においては、最も単純な構成としては、操作情報提供部515は、他の操作情報生成装置102に対してユーザ識別情報を要求して、当該他の操作情報生成装置102から当該ユーザ識別情報を受信すると、後述のユーザ識別情報記憶部517に当該ユーザ識別情報が、自装置におけるユーザ識別情報として記憶されていれば、ユーザ認証が成功したみなし、認証結果(成功可否を表す情報)を返す。別の構成としては、操作情報提供部は、ユーザ識別情報と共に、そのユーザの正当性を示す認証用情報(パスワード等)を要求し、当該他の操作情報生成装置102から、当該ユーザ識別情報及び認証用情報を受信すると、ユーザ情報記憶部517に、当該ユーザ識別情報が自装置におけるユーザ識別情報として記憶され、かつ、同様に記憶されている認証用情報と受信した認証用情報が一致すれば、ユーザ認証が成功したとみなしても良い。なお、この認証用情報は、図15に示すユーザ情報記憶部517に、さらに「自装置ユーザ認証用情報」というカラムを追加することで、記憶するように構成してもよいし、図15に示すユーザ情報記憶部517の情報テーブルとは別に、「自装置ユーザID」と「自装置ユーザ認証要情報」とで構成される情報テーブルを別途用意して、これを参照するように構成しても良い。
ユーザ識別情報記憶部517は、同一のユーザについて各操作情報生成装置101,102におけるユーザ識別情報を対応付けて記憶する。各操作情報生成装置101,102におけるユーザ識別情報の対応付けは、上述のユーザ認証をベースに行う。図15は、ユーザ識別情報記憶部517のデータ構成を例示する図である。ユーザ識別情報記憶部517は、各ユーザについて、自装置である操作情報生成装置101におけるユーザ識別情報と、他の操作情報生成装置102におけるユーザ識別情報とを他の操作情報生成装置102のデバイスIDと対応付けて記憶している。尚、同図において、デバイスIDは、UUID(Universal Unique Identifier)で表記されているが、MACアドレスなどであっても良い。
操作情報生成装置102の機能的構成も、操作情報生成装置101の機能的構成と同様であるため、その説明を省略する。尚、以降、説明の便宜上、操作情報生成装置102の機能的構成において有する各部の符号として、操作情報生成装置101の機能的構成において有する各部の符号と同じものを使用する。
次に、本実施の形態に係わる操作情報生成装置101,102の行う処理の手順について図16を用いて説明する。尚、本実施の形態において、操作情報生成装置101,102それぞれにログインするためのログインアカウントを有するユーザXを想定し、ユーザXの操作情報生成装置101におけるログインアカウントが、”taro”であり、操作情報生成装置102におけるログインアカウントが”Tarou”であるものとする。この場合、”taro”が操作情報生成装置101におけるユーザ識別情報であり、”Tarou”が操作情報生成装置102におけるユーザ識別情報である。また、操作情報生成装置101,102には各々操作情報が記憶されているものとする。
操作情報生成装置101の操作情報取得部516は、例えば、自装置の起動時に、ネットワーク403に接続された他の操作情報生成装置を検索する機器検索メッセージを、SSDP(Simple Service Discovery Protocol) M−SEARCHメソッドで送信することにより、ネットワーク403を介して機器検索メッセージをマルチキャストする(ステップS401〜S402)。このとき、SSDPのM−SEARCHメソッドでは、機器検索メッセージは、操作情報生成装置101のデバイスタイプを表す文字列(例えば、urn:schemas-upnp-org:device:eventInformationDirectory:1)を、メソッドのヘッダに含む。尚、機器検索メッセージを送信するタイミングは、起動時以外では、サスペンドからの復帰時、あるいは、ネットワーク401に接続されたサーバ装置201から受信した操作情報利用プログラムの実行により操作情報を利用する時でも良い。あるいは、機器検索メッセージの送信を定期的に実行するようにスケジュールしても良い。
一方、操作情報生成装置102の操作情報提供部515は、ステップS402で送信された機器検索メッセージを受信すると、操作情報生成装置102のデバイスIDと、サービス情報のファイルパスとを示すデバイス情報の格納場所を示すURLを含む機器広告メッセージをレスポンスとして送信する(ステップS403)。操作情報生成装置101の操作情報取得部516は、ステップS403で送信された機器広告メッセージを受信すると、機器広告メッセージに含まれるURLにアクセスし(ステップS404)、操作情報生成装置102のデバイス情報をUPnPで規定されたDevice DescriptionのXML形式で取得する(ステップS405)。更に、操作情報生成装置101の操作情報取得部516は、デバイス情報によって示されるファイルパスを介してサービス情報を取得する(ステップS406〜S407)。
サービス情報に、操作情報要求を受け付ける操作情報生成装置のURLを示すURLパス情報(http://192.168.0.102:8888/get_event_info)が含まれていたとする。このURLは、操作情報生成装置102のURLであるとする。操作情報生成装置101の操作情報取得部516は、このURLパス情報によって示されるURLにアクセスし、操作情報を要求する操作情報要求メッセージを操作情報生成装置102に送信する(ステップS409)。操作情報要求メッセージは例えばHTTP GETリクエストである。操作情報生成装置102の操作情報提供部515は、当該操作情報要求メッセージを受信すると、ユーザ認証を要求するレスポンスメッセージをHTTP GETレスポンスにより操作情報生成装置101に送信する(ステップS410)。
操作情報生成装置101の操作情報取得部516は、当該レスポンスメッセージを受信すると、ユーザ認証を行うための認証情報としてログインアカウント及びパスワードの入力を促すポップアップをユーザインタフェース部504を介して表示部に表示させる。そして、操作入力部を介して操作情報生成装置102におけるログインアカウント及びパスワードがユーザXにより入力されると、操作情報取得部516は、当該入力を受け付け(ステップS411)、ログインアカウントを含み、操作情報を要求する操作情報要求メッセージを操作情報生成装置102に送信する(ステップS412)。尚、このときの通信には、HTTPではなく、HTTPSを利用して、操作情報要求メッセージを暗号化することが望ましい。また、このとき、操作情報要求メッセージは、操作情報の取得条件をクエリパラメータとして含み得る。取得条件として、例えば、取得要求範囲が指定される場合、「http://192.168.0.102:8888/get_event_info? start_date=20090101120000」がクエリパラメータとなる。これは、操作開始日時情報によって示される日時が「2009年1月1日12:00:00」以降である操作情報のみを取得対象として指定するクエリパラメータである。
操作情報生成装置102の操作情報提供部515は、ステップS412で送信された操作情報要求メッセージを受信すると、ユーザ識別情報記憶部517を参照して、ユーザ認証を行う。具体的には、操作情報提供部515は、当該操作情報要求メッセージに含まれる自装置(操作情報生成装置101)におけるユーザXのユーザ識別情報と認証用情報(パスワード)が、ユーザ識別情報記憶部517に記憶されているものと一致した場合、ユーザ認証が成功したと判定する。この場合、操作情報提供部515は、当該操作情報要求メッセージに応じた操作情報を操作情報記憶部510から読み出す(ステップS413)。操作情報要求メッセージに取得条件が含まれている場合には、操作情報提供部515は、取得条件に該当する操作情報を操作情報記憶部510から読み出す。そして、操作情報提供部515は、読み出した操作情報及び当該ユーザ識別情報を含むレスポンスメッセージを操作情報生成装置101に送信する(ステップS414)。このときのレスポンスのペイロードのデータ形式は、例えば、図3に例示した操作情報(操作目的のコンテンツ情報を含む操作情報)をXML形式にシリアライズしたものであっても良い。少なくとも、操作情報生成装置102の操作情報記憶部510に記憶される各操作情報を劣化させずに送信可能なデータ形式であれば、ペイロードのデータ形式として、どのような形式を採用しても良い。
操作情報生成装置101の操作情報取得部516は、ステップS414で送信されたレスポンスメッセージを受信すると、当該レスポンスメッセージに含まれる操作情報を操作情報記憶部510に記憶させ(ステップS415)、当該レスポンスメッセージに含まれるユーザ識別情報(前記操作情報要求メッセージに含めた操作情報生成装置102におけるユーザアカウント)と、自装置におけるユーザXのユーザ識別情報と、ステップS405で受信した機器広告メッセージに含まれる操作情報生成装置102のデバイスIDとを対応付けてユーザ識別情報記憶部517に記憶させる(ステップS416)。
以上のように、本実施形態に係る操作情報生成装置101は、ホームネットワークなどのネットワーク403を介して接続された他の操作情報生成装置102との間で、操作情報を共有し、これを第1の実施の形態乃至第3の実施形態で示したようにサービス事業者側に活用させることができる。
[変形例]
なお、本発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。また、以下に例示するような種々の変形が可能である。
上述した各実施の形態において、操作情報生成装置101で実行される各種プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また当該各種プログラムを、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録してコンピュータプログラムプロダクトとして提供するように構成しても良い。
上述した各実施の形態において、操作情報生成装置101は、操作情報記憶部510を備えず、生成した操作情報を、専用線又はネットワークを介して接続されるデータサーバに記憶させるようにしても良い。この場合、第4の実施の形態においては、操作情報生成装置101は、他の操作情報生成装置102から操作要求メッセージを受信すると、操作情報をデータサーバから取得した後に、当該操作情報を他の操作情報生成装置102に送信するようにしても良い。
上述した各実施の形態では、操作情報記憶部510に記憶された操作情報から、より精度の高いユーザの嗜好情報や興味情報を算出するために、個々の操作情報をそれぞれ独立したものとして扱うのではなく、より意味のある連続的な行動情報として利用できるように整理しても良い。図17は、本変形例にかかる操作情報取得システムの構成及び操作情報生成装置101の機能的構成を例示する図である。本変形例にかかる操作情報生成装置101は、上述の操作情報生成装置101の有する各部に加え、操作集合情報生成部511及び操作集合情報記憶部512を更に備える。
操作集合情報生成部511は、操作情報に含まれる前操作情報識別IDを用いて、操作情報間の関連性を捕捉し、かつ、操作情報に含まれる操作開始日時情報や、操作種別情報(特に「検索」)を利用して、行動の切れ目を捕捉する。操作集合情報生成部511は、始点と終点とを規定した操作情報の連続的な集合を操作集合情報として生成して、これを操作集合情報記憶部512に記憶する。このとき、操作集合情報生成部511は、操作集合情報の始点(最初の操作情報)は、検索を指示する操作入力が行なわれたときや、インターネットブラウザアプリケーションのホームページの表示をもって判定する。あるいは、操作開始日時によって示される日時の間隔をもって操作集合情報の切れ目を捕捉し、操作集合情報の始点を判定しても良い。操作集合情報記憶部512は、操作集合情報生成部511が生成した操作集合情報を記憶する。図18は、操作集合情報を例示する図である。同図に示されるように、操作集合情報は、操作集合情報を識別するための操作集合情報IDと、当該操作集合情報を構成する操作情報の操作情報IDと、各操作情報の順序を示す操作順序情報とを少なくとも含む。操作情報出力部513は、操作集合情報記憶部512に記憶された操作集合情報も利用して、上述したユーザの嗜好情報や興味情報を算出し、これを、操作情報利用プログラムを介してサーバ装置に利用させる。上述の第2の実施の形態乃至第4の実施の形態においても同様に、操作情報生成装置101は、操作集合情報生成部511及び操作集合情報記憶部512を更に備えるようにしても良い。
上述の第4の実施の形態においては、ユーザ認証として、ユーザのユーザ識別情報を要しない単純なPINコード認証を用いても良い。PINコード認証は、具体的には、操作情報提供部515は、操作情報要求メッセージの受信時に、コンテンツ表示部503を介して表示部に数桁の数字(PINコード)を表示させる。そして、操作情報提供部515は、ユーザインタフェース部504を介して入力されたPINコードを他の操作情報生成装置102に対して送信する。そして、操作情報提供部515は、同じPINコードを、操作情報要求メッセージを送信した操作情報生成装置102から受信すれば、物理的に近いことが証明されたものとみなすことができる。
上述の第4の実施の形態においては、操作情報生成装置101,102のいずれもが、ユーザに専有されているパーソナルコンピュータや携帯電話であるとしたが、AV機器(デジタルテレビ、ハードディスクレコーダ、ポータブルメディアプレーヤ)等であっても良い。このようなAV機器には、ユーザの概念が存在しないものが多いが、AV機器を操作情報生成装置とする場合、ユーザ識別情報を「匿名(anonymous)」として扱い、このようなユーザ識別情報を当該操作情報生成装置のユーザ識別情報記憶部517に記憶させるようにしても良い。そして、操作情報提供部515が、匿名か非匿名かによって、操作情報の提供可否を決定する判定部を備えるようにしてもよい。この場合、匿名であることを示すユーザ識別情報を送信した操作情報生成装置から操作情報要求メッセージを受信した操作情報提供部515の判定部は、操作情報の送信を無条件で拒否するようにするなどのアクセス制御を行うようにしても良い。あるいは反対に、特定のユーザが専有する操作情報生成装置から、匿名のユーザ(任意のユーザ)の操作情報生成装置へ操作情報要求メッセージを送信した場合は、操作情報提供部515の判定部は、操作情報の送信を無条件で許可するようにしても良い。即ち、特定のユーザのユーザ識別情報を送信したパーソナルコンピュータや携帯電話である操作情報生成装置から、匿名であることを示すユーザ識別情報を送信したAV機器である操作情報生成装置へ操作情報要求メッセージを送信した場合には、当該AV機器は、無条件で、当該AV機器に記憶されている操作情報を送信するようにしても良い。
このように、操作情報提供部515は、匿名であることを示すユーザ識別情報を含む操作情報要求メッセージ及び特定のユーザのユーザ識別情報を含む操作情報要求メッセージに応じて、操作情報の送信を許可するか否かを判定する判定部を備えることにより、匿名のユーザであるか否かに応じて操作情報の送信を制御するようにしても良い。
同様に、操作情報出力部513も、匿名のユーザであるか否かに応じて操作情報の出力を制御するようにしても良い。即ち、操作情報出力部513は、匿名であることを示すユーザ識別情報を含む操作情報要求メッセージ及び特定のユーザのユーザ識別情報を含む操作情報要求メッセージに応じて、操作情報を出力するか否かを判定する判定部を備えるようにして、操作情報の出力を制御する。
尚、特定のユーザか匿名のユーザかを示すものとして、ユーザ識別情報に限らず、例えば、操作情報生成装置101のデバイスタイプを用いても良い。この場合、操作情報生成装置は、デバイスタイプと、匿名機器か非匿名機器かを表す情報とを併せて管理する記憶部をさらに備え、この記憶部の情報を参照することにより、あるデバイスタイプの機器が、匿名ユーザによる利用を前提としているか、特定ユーザによる利用を前提としているかを判定する。例えば、、操作情報生成装置101のデバイスタイプが、パーソナルコンピュータや携帯電話であることを示す場合、特定のユーザに利用される操作情報生成装置であると判断し、デバイスタイプが、AV機器であることを示す場合、匿名のユーザに利用される操作情報生成装置であると判断するようにしても良い。デバイスタイプ自体は、機器検索メッセージ及び機器広告メッセージにより取得すれば良い。
上述の第4の実施の形態においては、複数の操作情報生成装置がネットワーク403上に存在する場合には、操作情報生成装置101は、操作情報を要求する対象の操作情報生成装置をユーザに選択させるようにしても良い。図19は、本変形例にかかる操作情報生成装置101,102の行う処理の手順を示すフローチャートである。ここでは、ステップS407の後、操作情報生成装置101上で、ブラウザでアクセスしたコンテンツに埋め込まれた操作情報利用プログラムが実行されるなど、何らかのトリガーによって、操作情報生成処理が実行されるとする。操作情報生成装置101は、複数の操作情報生成装置の中から、操作情報を要求する対象の操作情報生成装置をユーザに選択させるための選択画面を表示部に表示させ、ユーザが操作入力部を介して特定の操作情報生成装置(ここでは操作情報生成装置102とする)を選択する操作入力を行なうと、当該操作入力を受け付け(ステップS408)、選択された操作情報生成装置102に対して、操作情報を要求する操作情報要求メッセージを送信する。尚、これに限らず、操作情報生成装置101は、操作情報要求メッセージに応じて操作情報を送信可能な全ての操作情報生成装置に対して、操作情報要求メッセージを送信するようにしても良い。
101,102 操作情報生成装置
201,201A,201C,204 サーバ装置
301 操作情報生成プログラム提供サーバ装置
401,402,403 ネットワーク
501 コンテンツ受信部
502 コンテンツ処理部
503 コンテンツ表示部
504 ユーザインタフェース部
505 操作情報生成部
506 制御情報記憶部
507 操作情報生成制御部
508 操作情報生成プログラム受信部
509 操作情報生成プログラム更新判定部
510 操作情報記憶部
511 操作集合情報生成部
512 操作集合情報記憶部
513 操作情報出力部
514 操作情報送信部
515 操作情報提供部
516 操作情報取得部
517 ユーザ識別情報記憶部

Claims (11)

  1. 第1ネットワークに接続されたサーバ装置からコンテンツを受信する受信部と、
    前記コンテンツをデコードする処理部と、
    デコードされた前記コンテンツを表示部に表示させる表示制御部と、
    ユーザからの操作を受け付ける受付部と、
    前記表示部に表示された前記コンテンツに対して受け付けられた前記操作の内容を示す操作情報を生成する操作情報生成処理を実行する操作情報生成部と、
    前記操作情報生成処理を実行する対象の前記コンテンツを特定するための対象コンテンツ情報と、前記操作情報生成処理を実行可能か否かを示す実行可否情報とを含む制御情報を記憶する第1記憶部と、
    前記制御情報を用いて、前記コンテンツに対して前記操作情報生成処理を実行するか否かを判定する実行判定部と、を備え、
    前記操作情報生成部は、前記実行判定部の判定結果に応じて、前記操作情報生成処理を実行する
    ことを特徴とする操作情報生成装置。
  2. 記操作情報生成部は、前記操作情報を識別するための第1操作情報識別情報と、前記コンテンツを識別するためのコンテンツ識別情報と、前記操作の内容の種別を表す操作種別情報と、前記操作の種別に応じた操作対象を識別するための操作種別識別情報と、前記操作の前に前記受付部に受け付けられた操作の内容を示す操作情報を識別するための第2操作情報識別情報と、前記操作を行ったユーザが任意のユーザであることを示す又は前記操作を行ったユーザを識別するためのユーザ識別情報とのうち少なくとも1つを含む操作情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の操作情報生成装置。
  3. 前記対象コンテンツ情報は、前記操作情報生成処理を実行する対象のコンテンツが任意であることを示す又は対象のコンテンツを特定するためのコンテンツ特定情報を示し、
    前記操作情報生成処理を実行するための第1プログラムを記憶する第2記憶部とを更に備え、
    前記第1記憶部は、前記第1プログラムに各々対応して前記制御情報を記憶しており、
    前記実行判定部は、
    前記コンテンツ特定情報を用いて、前記表示部に表示された前記コンテンツを対象とする前記第1プログラムのうち少なくとも1つを選択する選択部と、
    前記実行可否情報を用いて、選択された前記第1プログラムを実行するか否かを判定する第1判定部とを有し、
    前記操作情報生成部は、前記コンテンツに対して、実行すると判定された前記第1プログラムを実行して、前記操作情報を生成する
    ことを特徴とする請求項2に記載の操作情報生成装置。
  4. 前記第1プログラムを前記サーバ装置又は他のサーバ装置から前記第1ネットワークを介して受信する第1受信部を更に備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の操作情報生成装置。
  5. 前記第1記憶部は、前記第1プログラムが更新された日時を示す第1改訂情報及び前記第1プログラムを実行する対象の前記コンテンツが更新された日時を示す第2改訂情報のうち少なくとも一方を含む前記制御情報を記憶し、
    前記第1プログラムの実行がエラーになった場合、又は、前記第1改訂情報及び前記第2改訂情報によって示される日時に応じて、前記第1プログラムを更新するか否かを判定する更新判定部を更に備え、
    前記第1受信部は、前記第1プログラムを更新すると判定された場合、更新された前記第1プログラムの全部又は前記第1プログラムのうち更新された部分である差分情報を前記サーバ装置又は他のサーバ装置から受信する
    ことを特徴とする請求項4に記載の操作情報生成装置。
  6. 前記操作情報を記憶する第2記憶部と、
    第2ネットワークに接続された他の操作情報生成装置から、当該他の操作情報生成装置に記憶された前記操作情報を受信する第2受信部と、
    前記第2記憶部に記憶された前記操作情報を前記他の操作情報生成装置へ送信する第1送信部とを更に備える
    ことを特徴とする請求項5に記載の操作情報生成装置。
  7. 同一のユーザについて当該操作情報生成装置において識別するための第1ユーザ識別情報と、他の操作情報生成装置において識別するための第2ユーザ識別情報とを対応付けて記憶する第3記憶部と、
    前記第2ユーザ識別情報を含み、前記操作情報を要求するメッセージを前記他の操作情報生成装置から受信する第3受信部とを更に備え、
    前記第1送信部は、前記第2ユーザ識別情報によって識別されるユーザの前記第1ユーザ識別情報が当該第2ユーザ識別情報と対応付けられて前記第3記憶部に記憶されている場合、前記第2記憶部に記憶された前記操作情報を前記他の操作情報生成装置へ送信する
    ことを特徴とする請求項6に記載の操作情報生成装置。
  8. 前記操作情報を利用するための第2プログラムが、前記コンテンツに埋め込まれており、
    前記第2プログラムを実行する実行部と、
    前記第2プログラムの実行によりアクセスが要求された前記操作情報を出力する出力部と、
    前記表示制御部は、出力された前記操作情報を用いて、前記コンテンツの表示内容を変更する
    ことを特徴とする請求項7に記載の操作情報生成装置。
  9. 前記第2プログラムの実行により、前記サーバ装置への前記操作情報の送信が要求されている場合、出力された前記操作情報を前記サーバ装置に送信する第2送信部を更に備える
    ことを特徴とする請求項8に記載の操作情報生成装置。
  10. 当該操作情報生成装置が、任意のユーザによって利用されるものであるか又は特定のユーザによって利用されるものであるかを示すデバイス情報を記憶する第4記憶部と、
    前記第4記憶部に記憶されている前記デバイス情報を用いて、前記第2プログラムを実行する当該操作情報生成装置が任意のユーザによって利用されるものであるか又は特定のユーザによって利用されるものであるかを判定する判定部と、
    前記特定のユーザによって利用される場合、前記ユーザ識別情報に応じて、前記操作情報を出力するか否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に応じて、前記操作情報を出力する出力部とを有する
    ことを特徴とする請求項9に記載の操作情報生成装置。
  11. 第1ネットワークに接続されたサーバ装置からコンテンツを受信する受信ステップと、
    前記コンテンツをデコードする処理ステップと、
    デコードされた前記コンテンツを表示部に表示させる表示制御ステップと、
    ユーザからの操作を受け付ける受付ステップと、
    前記表示部に表示された前記コンテンツに対して受け付けられた前記操作の内容を示す操作情報を生成する操作情報生成処理を実行する操作情報生成ステップと、
    前記操作情報生成処理を実行する対象の前記コンテンツを特定するための対象コンテンツ情報と、前記操作情報生成処理を実行可能か否かを示す実行可否情報とを含む制御情報を記憶部に記憶する記憶ステップと、
    前記制御情報を用いて、前記コンテンツに対して前記操作情報生成処理を実行するか否かを判定する実行判定ステップと、を含み、
    前記操作情報生成ステップは、前記実行判定ステップの判定結果に応じて、前記操作情報生成処理を実行する
    ことを特徴とする操作情報生成方法。
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