JP5487028B2 - コンテンツ表示装置及びコンテンツ表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、放送波と通信波の少なくとも一方を送受信可能な携帯端末におけるコンテンツナビゲーションサービスのコンテンツ表示技術に関する。
コンテンツ視聴サービスとして、(1) 通信でストリーミングを行いつつ再生されるコンテンツや通信により随時ダウンロードして視聴するコンテンツを提供するサービス、(2) 放送波でストリーミングを行いつつ視聴するコンテンツを提供するサービス、(3) 予め通信網あるいは放送波で受信、保存しておいて視聴するコンテンツを提供するサービス、が提供されることが考えられる。また、携帯端末の特徴である「持ち運んでいつでもどこでも視聴できる」というメリットを活かすために、予めコンテンツに付随するメタデータを端末が受信、保存しておき、検索エンジンも端末内に具備することが考えられる。このようなサービスでは、携帯端末内にメタデータが保存されており、コンテンツも一部保存され得るため、ユーザはいつでもどこでもコンテンツを検索し、視聴できるというメリットを受けることが出来る。
上記のサービスにおいて、従来のユーザインターフェースや従来の検索エンジンを用いてユーザが検索を行うと、放送波の電波受信強度が不十分な状況でも、検索結果の一覧に放送波ストリーミングコンテンツが含まれる場合はそのままの一覧状態でユーザに提示されることになる。この場合、ユーザがその放送波ストリーミングコンテンツに興味を示して視聴しようとしても、電波状況によってコンテンツが受信できないためコンテンツを再生することができない。したがって、ユーザビリティが低下する。
任意のコンテンツ一覧をユーザが画面に表示しようとするときにも、同様の問題が生じる。従来のユーザインターフェースでは、放送波の電波受信強度が不十分な状態でも、コンテンツ一覧として放送波ストリーミングコンテンツ情報を表示してしまうことになり、上記と同じ理由によりユーザビリティは低下する。また、受信強度不十分のため実際には今すぐ見ることのできない(再生できない)コンテンツの情報を提示してしまうと、ユーザは検索結果や一覧画面から実際に視聴できるコンテンツを選び出すことが困難になり、この点でもユーザビリティは低下する。携帯端末のメリットとして、前述した「いつでもどこでもコンテンツが視聴できる」ことを実現するためには、ユーザに対して今すぐ視聴できるコンテンツ情報を適切に提示することが必要である。
検索受信したコンテンツを、端末の状態、コンテンツの属性、推薦度などによって表示の優先順位を調整し、並べ替えてユーザに表示する方法が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。しかし、この提案技術では、電波環境(受信強度)やコンテンツの保存状態、さらにはダウンロード型かストリーミング型かという配信携帯の違いに応じたユーザインターフェース設計については考慮されていない。
別の公知技術として、ブロードキャスト放送やマルチキャスト通信などの1対多の単方向通信において受信環境が劣化したときの消費電力を低減させる無線通信端末が提案されている(たとえば特許文献2参照)。この提案技術では、端末はコンテンツの伝送レートごとに設定した受信電波環境の閾値をあらかじめ設定しており、受信しようとするコンテンツの伝送レートに対応する閾値と、現在の受信電波環境を比較し、現在の受信環境が閾値以下の場合は、ユーザにその旨を提示してユーザに受信実行を行うか否かを選択させ、あるいはコンテンツの受信予定時間帯に電波環境のよい場所に移動するようにあらかじめ警告する。この方法では、受信に失敗する可能性のあるコンテンツの受信をあらかじめ回避することができるが、携帯端末内でのコンテンツの保存状態、電波強度、配信形態等を考慮した利便性の高いコンテンツナビゲーションについては触れられていない。
特開2009−129359号公報 特開2006−333160号公報
そこで本発明では、通信及び放送の受信状態に応じて、ユーザに対して適切にコンテンツ視聴機会を提供することのできるコンテンツ表示装置の構成と、そのようなコンテンツ表示を実現する手法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、無線通信及び/又は放送の電波を受信する受信部と、情報を表示する表示部とを備える無線端末で用いられるコンテンツ表示装置を提供する。コンテンツ表示装置は、
前記無線端末内部の検索エンジンから各コンテンツにスコアが付与されたコンテンツ検索結果一覧を取得し、又は前記受信部を介して各コンテンツにスコアが付与されたコンテンツ一覧を取得するコンテンツ・スコア一覧取得手段と、
前記無線通信及び/又は前記放送の受信電波の強度を取得する受信強度取得手段と、
前記受信電波の強度を引数とし前記受信電波の強度または視聴時間に対する非増加な関数である第1のスコア調整関数を有し、前記第1のスコア調整関数を用いて第1のスコア減点値を算出する減点値算出手段と、
前記コンテンツ検索結果一覧あるいは前記コンテンツ一覧にふくまれる各コンテンツが前記無線端末内にすでに保存されているか未保存であるかを示すコンテンツの保存状態を前記無線端末の記憶領域を参照して確認する、コンテンツ保存状態確認手段と、
前記コンテンツに付与されたスコア、前記第1のスコア減点値、及び前記コンテンツの保存状態に基づいて各コンテンツのコンテンツ評価値を算出するコンテンツ評価値算出手段と、
前記コンテンツ評価値にしたがって、前記無線端末の表示部に前記コンテンツの識別情報を表示させる画像表示制御手段と、
を備え、
前記コンテンツ評価値算出手段は、
前記コンテンツ保存状態確認手段によって保存済みであると確認されたコンテンツについては、当該コンテンツのスコアを前記コンテンツ評価値とし、
前記コンテンツ保存状態確認手段によって未保存であることが確認されたコンテンツであって、かつダウンロード型のコンテンツについては、当該コンテンツのスコアから前記第1のスコア減点値を減算した値を前記コンテンツ評価値とし、
前記画像表示制御手段は、前記コンテンツ評価値の高い順に前記コンテンツの識別情報を表示させる構成を有する。
一つの構成例としては、前記減点値算出手段は、前記無線端末の移動速度とコンテンツ長とを引数とする第2のスコア調整関数をさらに有し、前記コンテンツが未保存状態であり、かつ、ストリーミング型コンテンツである場合に、前記第2スコア調整関数を用いて第2のスコア減点値を算出する。この場合、前記コンテンツ評価値算出手段は、前記未保存のストリーミング型コンテンツに対しては、前記スコアから前記第1のスコア減点値と、前記第2のスコア減点値を減算した値を前記コンテンツ評価値とする。前記無線端末の前記表示手段は、算出された各コンテンツのコンテンツ評価値の高い順に前記コンテンツの識別情報を表示させる。
上記の構成により、ユーザに対して今すぐ見られるコンテンツを適切に提供することが可能となり、ユーザビリティの向上が実現される。
本発明の実施形態に係る無線携帯端末の概略構成図である。 ユーザインターフェース設計装置としてのUI制御部が取得する検索結果一覧の一例を示す図である。 図2の検索結果一覧を、スコア値とFCコンテンツの保存状況に基づいて調整した検索一覧を示す図である。 図3の一覧に基づき、電波環境(通信受信強度、放送受信強度)を考慮して優先度を算出した一覧の例を示す図である。 図4の優先度にしたがって検索結果を画面表示した例を示す図である。 図4の一覧中、ストリーミング配信(ST)のコンテンツに関して、移動速度及びコンテンツ長に応じた優先調整をするために、コンテンツ長情報を付加した一覧の例を示す図である。 電波環境に加えて、STコンテンツにつき携帯端末の移動速度も考慮した最終的な優先度を示す一覧の例を示す図である。 図7の優先度にしたがって画面表示される検索結果の例を示す図である。 第2実施例において、おすすめ度をスコア値とするコンテンツ一覧の例を示す図である。 第2実施例において、ストリーミング(ST)コンテンツにつき、コンテンツ長情報を付加した一覧の例を示す図である。 第2実施例において、各コンテンツの保存状態を示す情報を付加した一覧の例を示す図である。 保存状態、電波環境、STコンテンツについては移動速度を加味して優先度が算出された一覧の例を示す図である。 図12の優先度に応じて画面表示されるコンテンツ一覧の例を示す図である。 実施形態によるユーザインターフェース設計(優先表示制御)の処理フローを示す図である。 実施形態によるユーザインターフェース設計(優先表示制御)の処理フローを示す図であり、図14Aに引き続く処理を示す図である。
以下、図面を参照して、具体的なコンテンツ表示のためのユーザインターフェース設計について説明する。図1は、コンテンツ表示装置としてのユーザインターフェース設計装置250を備えた無線携帯端末200の概略ブロック図である。ユーザインターフェース設計装置250は、無線携帯端末(以下、単に「携帯端末」又は「無線端末)とする)200において、利便性の高いコンテンツナビゲーションを実現する。携帯端末200は、放送インターフェースとセルラー通信インターフェースの双方を備え、放送波により放送されるコンテンツと、通信により配信されるコンテンツの双方を受信することができるものとする。

ユーザインターフェース設計とは、コンピュータ、通信機器、ソフトウェアアプリケーションなどの設計において、ユーザの受け取り方やインタラクション(相互作用)にかかわる部分の設計をいう。ユーザインターフェース設計においては、ユーザがなるべく直観的かつ容易に機器やアプリケーションソフトウェアを使えるようにすることが重要な目標である。
ユーザインターフェース設計装置250を構成するUI(ユーザインターフェース)制御部203は、携帯端末200の内部の検索エンジン205により、各コンテンツにスコアが付与されたコンテンツ検索結果一覧を取得する。あるいは、通信網を介したコンテンツの自動配信等によって、各コンテンツにスコアが付与されたコンテンツ一覧を取得する。「スコア」とは、検索あるいは通信網で提供されたコンテンツ一覧における一応の優先順位の目安になる値であり、その具体例については後述する。
UI制御部203は、コンテンツ・メタデータ管理部208から、コンテンツ保存状態情報を受け取る。コンテンツ保存状態とは、各コンテンツが携帯端末200内にすでに保存されているか、未保存かについて示す情報である。一方、受信強度算出部204は、携帯端末200の放送受信部207で受信された放送波と、通信制御部206を介して得られた通信信号の、それぞれの受信電波強度を計算する。なお、図1の例では、無線通信と放送の双方を行う構成となっているが、いずれか一方のみを行う構成としてもよい。
UI制御部203は、ユーザインターフェース設計の一環として、得られた検索結果やコンテンツ一覧が、携帯端末200のユーザにとって使い易いリストとなるように、一覧表示の並べ替え制御を行う。これを実現するために、各コンテンツに付与されているスコア値に、各コンテンツの保存状態、及び携帯端末200で受信される放送波と通信波の少なくとも一方の受信強度(電波環境)に応じた調整値を適用して、一覧表示の順序を決定する。さらに、ストリーミング配信されるコンテンツについては、携帯端末200の移動速度、及びコンテンツ長も考慮して、表示の優先度を決定する。
電波環境に応じた一覧表示の調整を行うために、UI制御部203は、受信強度を引数としてコンテンツのスコア値を調整するための第1のスコア調整関数を有する。第1のスコア調整関数の具体例として、通信波のSN比に応じて通信コンテンツの一覧表示調整に用いられる調整関数F(SNa)と、放送波のSN比に応じて放送コンテンツの一覧表示調整に用いられる調整関数G(SNb)をメモリに格納している。後述するように、実施例では、F(SNa)、G(SNb)の値をスコア値から減算する手法を採用するので、これらの関数を減点関数と称し、得られる調整値を第1のスコア減点値と称する。関数F(SNa)、G(SNb)の具体的な内容は後述する。
UI制御部203はまた、ストリーミング配信されるコンテンツの表示調整に用いられる第2の調整関数P(R,L)を有する。ここで、Rは携帯端末200の移動速度、LはSTコンテンツのコンテンツ長Lである。UI制御部203は、移動速度感知部202から携帯端末200の移動速度Rを取得し、コンテンツ・メタデータ管理部208から各コンテンツのコンテンツ長Lを取得する。第2の調整関数によって、携帯端末200の移動速度とコンテンツ長に基づいた適切な表示調整を行うことができる。実施例では、第2の調整関数値を減算することによってスコア値を調整する手法を採用するので、第2の調整関数を第2の減点関数と称し、得られる調整値を第2のスコア減点値と称する。
UI制御部203は、コンテンツの保存状態を考慮した上で、第1の調整関数を用い、また、ストリーミングコンテンツがある場合は第2の調整関数も用いて、一覧表示の順位を決定し、並べ替えを行う。そして、各コンテンツのサムネイルデータをコンテンツ・メタデータ管理部208から取得して、決定した表示順序にしたがって、携帯端末200の描画・画面表示部201に検索結果一覧又はコンテンツ一覧を表示させる。検索結果/コンテンツ一覧のサムネイル表示を描画・画面表示部201に指示する際に、時刻制御部209から提供される時刻情報を参照して、ユーザにとって現在のコンテンツの配信状況が一目でわかるように表示制御を行うのが望ましい。サムネイルはコンテンツ一覧に含まれるコンテンツを識別するための識別情報の一例であり、サムネイルに代えて、又はサムネイルとともにコンテンツ名を表示する構成としてもよい。サムネイル表示の詳細については後述する。
このようなユーザインターフェース設計装置250を備えた携帯端末200において、ユーザが検索要求を行ったとする。UI制御部203は、ユーザが入力した検索条件に基づいて、検索エンジン205に検索要求を送る。検索エンジン205は、コンテンツ・メタデータ管理部208から取得したメタデータを基にして検索を実行する。たとえば、ユーザが検索条件として「ゴルフ」というキーワードを入力したとする。もちろん検索条件は「ゴルフ」以外のキーワードでもよく、また、キーワードではなくジャンルなどの条件によって検索を行ってもよい。メタデータには、コンテンツの紹介情報とコンテンツの配信方法、コンテンツ長、配信日時などの情報が記載されている。配信方法として、次の4パターンがある。
(1)放送波ST:放送波を用いたストリーミングにより配信されるコンテンツ。放映される日時は予め決まっている。
(2)放送波FC:放送波を用いたファイルキャスティング(ダウンロード型)により配信されるコンテンツ。配信される日時は予め決まっている。
(3)通信網ST:通信網経由のストリーミングで配信されるコンテンツ。通信強度が安定していればユーザによるトリガでいつでもストリーミング視聴可能である。
(4)通信網FC:通信網経由のファイルキャスティング(ダウンロード型)で配信されるコンテンツ。通信強度が安定していればユーザによるトリガでいつでもダウンロードできる。
検索エンジン205は、検索の結果、図2のような一覧290を出力する。図2の一覧290では、検索された各コンテンツにスコアが付与され、配信方法が対応付けられている。スコアは、通常の検索エンジンによる任意の算出方法で求められる値である。実施例では、ユーザが入力した検索条件である「ゴルフ」というワードについて、各コンテンツのメタデータ内を全文検索し、当該メタデータ内に含まれていた「ゴルフ」というワードの数とする。図2の例では便宜上9個のコンテンツを記載しているが、実際は検索結果に応じていかなるコンテンツ数であってもよい。ここで放送STのものは、検索日時のタイミングで放送中のもののみ、ピックアップされる。放送日時はメタデータ内に記載されている。
従来の検索表示方法は、ここまでの処理である。すなわち、スコアが0より大きいもののうち、スコア値の高い順にユーザに提示するので、コンテンツID002、005が排除されるにとどまる。
しかし、放送波、通信波の電波状態によっては、実際には視聴することのできないコンテンツも一覧中に含まれる可能性が高いため、本発明の実施例ではさらに次のような処理を行う。
まず、UI制御部203は、コンテンツ・メタデータ管理部203を参照して、ダウンロード型の(ファイルキャスティング配信される)コンテンツである放送FC、通信FCのコンテンツについて、携帯端末200内での保存状態を確認する。この結果、コンテンツID004、008、及び009が保存されていないと判断されたとする。この中で、ID008のコンテンツについては放送波コンテンツであり、配信される時間帯が決まっているので、ユーザに対して表示する検索結果リストから除外する。他方、ID004、009については、現時点では保存されていないが、通信電波強度が安定していればいつでもダウンロードできるので、そのままリストに残す。
スコアによる調整と、保存状態による調整を経た結果、検索エンジン205が取得した図2の一覧は、UI制御部203により図3の一覧300に書き換えられる。
さらに、通信波の電波強度としてSN比(signal-to-noise ratio)を取得・算出する。これをSNaとする。また、放送波の電波強度としてSN比(signal-to-noise ratio)を取得・算出する。これをSNbとする。そして、SNa及びSNbの値に応じて、検索されたスコアに対して、以下の減算(減点)処理を行う。
・通信コンテンツに対して、
Priority[ID] = Score[ID] − F(SNa) (1)
・放送コンテンツに対して、
Priotity[ID] = Score[ID] − G(SNb) (2)
ここで、
Priority[ID]は、ユーザに対して表示を行う優先度を表わす評価値、
Score[ID]は、検索されたコンテンツに付与されたスコア値、
IDは、コンテンツID、
F(x)は、通信受信強度に従ったスコア減点関数であり、引数xとして通信波のSN比[dBm]を用いる減点関数、
G(y)は、放送受信強度に従ったスコア減点関数であり、引数yとして放送波のSN比[dBd]を用いる減点関数、
である。実施例ではF(x)はxに対して非増加、G(y)はyに対して非増加な関数である。G(y)を受信強度に対して非増加の関数とすることにより、放送の受信強度が小さいほど、放送コンテンツの表示優先度を下げることになる。放送受信強度が低い場所ではユーザに対して今すぐ見られないコンテンツを提示してしまうことを避ける。これにより、ユーザはコンテンツが探しやすくなり、ユーザビリティの向上を図ることができる。
実施例では一例として次のような関数を定めるが、他の任意の適切な関数を選択してもよい。
F(x) = 100 (x≦−100 )
F(x) = 10 (−100 < x ≦−90)
F(x) = 5 (−90 < x ≦−85)
F(x) = 1 (−85 < x ≦−75)
F(x) = 0 (−75 < x )
G(y) = 100 (y ≦−30)
G(y) = 10(−30 < y ≦−22)
G(y) = 3(−22 < y ≦−15)
G(y) = 0 (−15 < y )
今、SNa=−80[dBm]、SNb=−20[dBd]であったとする。上記算出式に適用すると、コンテンツID001は通信ST配信のコンテンツであるから、式(1)が適用される。そして、コンテンツID001のScore[ID]は1であり、F(SNa)=F(-80)=1であるから、Priority[001]=1−1=0となる。このようにして図3の一覧300にリストされた各コンテンツについて演算を行うと、図3の一覧300から図4のテーブル400が作成される。上記の演算は、保存状態が未保存のコンテンツについてのみ適用する構成とする。なぜなら保存済みのものは品質が電波状況に左右されないからである。したがって保存済みのコンテンツID006、009については、スコア値(Score[i])がそのままコンテンツ評価値としての優先値(Priority)となる。
図5は、図4のテーブル400の優先度(Priority値)の高い順に、ユーザに対する最終的な検索結果として、描画・画像表示部201に各コンテンツのサムネイルを表示した例を示す。サムネイルは、UI制御部203がコンテンツ・メタデータ管理部208から表示すべきコンテンツIDに対応するサムネイルデータを取得する。図5の例では、優先度(Priority値)が0であるIDD001と、−1となったID003のコンテンツについても表示しているが、優先度が0以下のコンテンツについては、ユーザに表示する検索結果から除外する構成としてもよい。あるいは、現在の電波環境においては再生ができない旨の情報を添付して、ユーザに提示してもよい。後者の例としては、図5に示すように、ID001、ID003のコンテンツのサムネイルを薄い色にして描画表示することが挙げられる。これにより、ユーザに対して、「今は再生できない」ということを視覚的、直感的に認識させることができる。
ここまでは、スコア値に加えて電波環境を反映する減点関数F(x)、G(y)を用いたユーザインターフェース設計について説明した。上記に加えて、ストリーミング配信されるコンテンツについては、さらに携帯端末の移動速度も考慮するのが望ましい。なぜなら携帯端末が移動している場合、ユーザが検索を行った場所ではSN比が十分に確保できていたとしても、ストリーミングコンテンツ視聴中に放送あるいは通信の圏外エリアに移動してしまうことが考えられるからである。
そこで、UI制御部203は、コンテンツ・メタデータ管理部208を参照して、STコンテンツに関しメタデータ内に記載されているコンテンツ長を取得し、移動速度感知部202から携帯端末200の移動速度を取得して、電波環境を反映したPriority値から、さらに第2のスコア減点値(端末の移動速度を反映)を減算して、最終的なコンテンツ評価値としてPriority'を以下のように算出する。
・通信STコンテンツについて
Priority'[ID] = Priority[ID]-P(R, La) (3)
・放送STコンテンツについて
Priority'[ID] = Priority[ID]−P(R, Lb) (4)
ここで、
Laは、通信STコンテンツの長さ[分]、
Lbは、放送STについて、現時点の時刻から当該コンテンツが終了するまでの時間[分]、
Rは、携帯端末の移動速度[km/h]、
P(R,L)は、携帯端末移動速度Rおよびコンテンツ長Lを引数とする第2の調整関数(スコア減点関数)、
である。実施例では、P(R,L)は端末の移動速度Rに対して単調増加、 コンテンツ長Lに対して単調増加とするが、少なくとも一方に対して単調増加としてもよい。端末の移動速度Rとコンテンツ長Lの少なくとも一方に対して単調増加関数とすることで、携帯端末200の移動中に放送あるいは通信によるストリーミングコンテンツの視聴開始時には視聴できていたが、場所の移動により電波受信強度が低くなり視聴できなくなるという事態を回避することができ、ユーザビリティの低下を抑制することができる。
実施例では具体的な関数Pとして、次のような関数を定めるが、その他の任意の適切な関数を用いてもよい。
P(L)=Q(L)=R*L/1000
たとえば、UI制御部203がコンテンツ・メタデータ管理部208を参照した結果、図4のリスト中のSTコンテンツについて、図6のようなコンテンツ長リストを取得したとする。また、携帯端末200内に具備された速度センサ(移動速度感知部)202により、R=30km/hであることが取得されたとする。この場合、
P[001]=30*5/1000=0.15
P[003]=30*10/1000=0.3
P[007]=30*60/1000=1.8
が得られる。
なお、FCコンテンツ(004,006,009)については、式(1)、(2)で計算されたPriority値が最終的なコンテンツ評価値Priroity'となる(Priority'=Priority)。これにより、図7のように、コンテンツ評価値Priority'[ID]を含む一覧700が算出される。図7の一覧700に基づいて画面表示部201でユーザに提示される表示画面は、図8のようになる。
このようにして、ユーザが今現在、実際に視聴、再生できるコンテンツを効率的な順序で表示することによって、ユーザビリティが向上する。
実施例1では、検索エンジン205による検索結果一覧を利便性良くナビゲーション表示する方法を説明したが、他のコンテンツ一覧を表示する場合にも、電波環境、又は電波環境と端末の移動速度を考慮したユーザインターフェース設計手法を適用することができる。例えば、トップ画面で「おすすめコンテンツ」のコンテンツ一覧を表示するようなアプリケーションにおいて本発明を適用することも可能である。
図9は、本発明のユーザインターフェース設計の手法を「おすすめコンテンツリスト」に適用した例を示す。おすすめコンテンツリスト900に含まれる「おすすめ度」はサービス提供者が設定し、携帯端末200は予め放送波あるいは通信網経由でメタデータと共に取得し、コンテンツ・メタデータ管理部208で管理しているものとする。現時点での携帯端末200の状況は、通信および放送の受信強度がそれぞれSNa=−80[dBm]、SNb=−20[dBd]、移動速度が30km/hとする。このとき、UI制御部203は、各STコンテンツについて図10のコンテンツ長リスト1000を取得し、コンテンツ・メタデータ管理部208を参照して保存状態情報を含む図11の一覧1100を生成する。図11の例では、コンテンツID102と105が保存済みであり、それ以外は未保存である。
UI制御部203は、コンテンツに付与された「おすすめ度」をスコア(Score)として、各コンテンツについて、以下の演算を行う。
・通信STコンテンツについて、
Priority'[ID] = Score[ID] - F(SNa)−P(La) (5)
・通信FCコンテンツについて、
Priority'[ID] = Score[ID] - F(SNa) (6)
・放送STコンテンツについて、
Priority'[ID] = Score[ID] - G(SNb) −P(Lb) (7)
・通信FCコンテンツについて、
Priority'[ID] = Score[ID] - G(SNb) (8)
STコンテンツについては、式(5)、(7)により、電波環境(通信、放送における受信強度)と端末200の移動速度の双方の要素が考慮された最終的なコンテンツ評価値(Priority')が算出されることになる。FCコンテンツについては、式(6)、(8)より、電波環境を加味した優先値が最終的な優先値として用いられる(Priority'=Priority)。上記に基づいて各コンテンツについて計算すると、F(-80)=1、G(-20)=3より、
Priority'[101] = 3 - 1 - 30*60/1000 = 2 - 1.8 =0.2
Priority'[102] = 5 - 3 = 2
Priority'[103] = 4 - 3 - 30*5/1000 = 1 - 0.15 =0.85
Priority'[104] = 9 - 1 = 8
Priority'[105] = 4 - 3 = 1
Priority'[106] = 3 - 1=2
Priority'[107] = 6 - 3 - 30*20/1000 = 3 - 0.6 =2.4
となる。この結果、図12のテーブル1200が作成され、コンテンツ評価値(Priority')の高い順にしたがってコンテンツ一覧を表示することになる。
図13は、図12の一覧結果に応じた「おすすめコンテンツ一覧」の表示例を示す。表示された一覧のうち、コンテンツID103は、放送STによるコンテンツである。放送波で配信されるストリーミングコンテンツについては、描画・画面表示部201において図13(B)のように描画表示する。
放送波で配信されるストリーミングコンテンツは、通信網のストリーミングや保存済みコンテンツとは異なり、ユーザが任意の時刻でコンテンツを最初から閲覧することはできず、絶対時刻で開始、終了の制御がなされる。従っておすすめコンテンツ一覧や実施例1のような検索結果一覧でユーザにコンテンツ情報を提示したときには、すでにコンテンツが始まっていることが多い。そこで、実施例では放送波ストリーミングコンテンツについては時刻経過をユーザに提示することとする。
具体的には、UI制御部203は、コンテンツ・メタデータ管理部208を参照して、ストリーミングコンテンツに付随するメタデータ内に記載されている放送開始および終了時刻を参照し、コンテンツ長を算出する。さらに当該時刻をもとに、開始時刻からの時間経過を算出する。例えば、コンテンツID103の放送STの放送開始時刻が10時ちょうど、終了時刻が11時ちょうど、現在の時刻が10時20分であったとする。この場合コンテンツ長は60分であり、開始からの時間経過は20分である。つまり、20/60=1/3となり、全体のコンテンツ長の1/3が経過したこととなる。これを踏まえて、図13(B)のようにコンテンツ情報を表示する。サムネイル1301の右下にコンテンツ長を長方形のボックス1302の中に記載し、その横の長さ"a"の1/3だけ、経過長"b"として薄く描画する。これにより、ユーザは視覚的、直感的にどの程度の時間、放送が経過しているか認識することができる。
図14A及び14Bは、携帯端末200のUI制御部203で行われるユーザインターフェース設計(優先表示制御)の処理フローを示す。まず、S101で、ユーザが描画・画面表示部201に付随するテンキー等のユーザインターフェースを介して、検索結果あるいはコンテンツ一覧表示画面の表示を要求する。S102で、描画・画面表示部201から要求を受け取ったUI制御部203は、検索エンジン205に検索指示を出し、又はコンテンツ・メタデータ管理部208を参照して、検索結果あるいはコンテンツ一覧を取得する。検索結果又はコンテンツ一覧に含まれるコンテンツ数をN、i番目のコンテンツのスコア値又はおすすめ度をScore[i]とする。
次に、S103で、UI制御部203は、受信強度算出部204から通信電波の受信強度SNaと、放送電波の受信強度SNbを取得し、それぞれについてF(SNa)、G(SNb)を算出する。さらに、S104で、移動速度感知部202を介して、携帯端末200の移動速度Rを取得する。この処理は、図14BのS105につながる。
S105において、iの初期値は0である(i=0)。S106において、N個のコンテンツについて、順次コンテンツiが保存済みか否かを判断する。すでに保存済みの場合は、電波環境、端末の移動速度等を考慮する必要がないので、S115に進み、検索又はコンテンツ一覧のスコア値をそのまま最終的な優先値とする(Priority'=Score[i])。処理対象のコンテンツ[i]が保存されていない場合は(S106でNO)、S107で通信波により配信されるコンテンツか、放送波により放送されるコンテンツかを判断する。放送コンテンツである場合はS108へ進み、ストリーミング配信(ST)かファイルキャスティング配信(FC)かを判断する。ファイルキャスティングの場合はS116に進み、電波環境を考慮した優先値を最終的な優先値として(Priority'=Priority=Score[i]-F(SNb))、iをインクリメントする。S119で優先値をリスト(例えば、図9の一覧900)に追加して、S106に戻る。
他方、S108で放送ストリーミング配信(ST)であると判断された場合は、S109に進み、コンテンツ長Lb[i]をメタデータから取得し、移動速度とコンテンツ長の関数P(R,Lb[i])を算出する。さらに、S110で優先値Priority'を計算してiをインクリメントし、S106に戻る。
S107で今回のコンテンツが通信配信されるコンテンツである場合は、S111に進み、ストリーミング配信(ST)かファイルキャスティング配信(FC)かを判断する。ファイルキャスティングの場合は、S113で、電波環境を考慮した優先値を最終的な優先値として(Priority'=Priority=Score[i]-F(SNa))、iをインクリメントする。そして、S119で優先値をリストに追加して、S106に戻る。
S111で、通信ストリーミング配信(ST)であると判断された場合は、S112へ進み、コンテンツ長La[i]をメタデータから取得し、移動速度とコンテンツ長の関数P(R,La[i])を算出する。さらに、S114で優先値Priority'を計算してiをインクリメントする。S119で優先値をリストに追加して、S106に戻る。
上述した処理をi<Nを満たす限り繰り返す。S119でインクリメント値がNに達した場合は(S119でNO)、S120に進み、リストを優先度にしたがって並べ替え、描画・画面表示部201に画面表示を指示する。この場合、放送ストリーミングのコンテンツについては、図13(B)のような時間経過表示も合わせて行わせる。
以上述べたように、実施形態によればコンテンツの保存状態および通信波と放送波の受信強度に従って適切にユーザに対してコンテンツを提示できることになるため、コンテンツ視聴機会の提供を高いユーザビリティでよって実現することが可能となる。また、コンテンツ配信形態に応じて、携帯端末の移動速度にも応じてコンテンツを提供できるため、いっそう信頼性、利便性が高くなる。
なお、特許請求の範囲に記載されるコンテンツ・スコア一覧取得手段、減点値算出手段、コンテンツ保存状態確認手段、コンテンツ評価値算出手段、及び画像表示制御手段は、図1のUI制御部203に含まれるものとする。
本発明のユーザインターフェース設計は、(1)無線通信の通信波のみの受信強度を算出する場合、(2)放送波の受信強度のみを算出する場合、(3)通信波と放送波の双方の強度を算出する場合のいずれにも適用可能である。
ユーザインターフェース設計、特に、放送波及び通信波を用いたコンテンツ配信環境におけるコンテンツ提示の優先制御をすることのできるユーザインターフェース設計の分野に適用することができる。
200 無線携帯端末)
201 描画・画面表示部
202 移動速度感知部
203 UI(ユーザインターフェース)制御部
204 受信強度算出部
205 検索エンジン
206 通信制御部
207 放送受信部
208 コンテンツ・メタデータ管理部
209 時刻制御部
250 ユーザインターフェース装置

Claims (8)

  1. 無線通信及び/又は放送の電波を受信する受信部と、情報を表示する表示部とを備える無線端末におけるコンテンツ表示装置であって、
    前記無線端末内部の検索エンジンから各コンテンツにスコアが付与されたコンテンツ検索結果一覧を取得し、又は前記受信部を介して通信網から各コンテンツにスコアが付与されたコンテンツ一覧を取得するコンテンツ・スコア一覧取得手段と、
    前記無線通信及び/又は前記放送の受信電波の強度を取得する受信強度取得手段と、
    前記受信電波の強度を引数とし前記受信電波の強度又は視聴時間に対する非増加な関数である第1のスコア調整関数を有し、前記第1のスコア調整関数を用いて第1のスコア減点値を算出する減点値算出手段と、
    前記コンテンツ検索結果一覧あるいは前記コンテンツ一覧にふくまれる各コンテンツが前記無線端末内にすでに保存されているか未保存であるかを示すコンテンツの保存状態を前記無線端末の記憶領域を参照して確認する、コンテンツ保存状態確認手段と、
    前記コンテンツに付与されたスコア、前記第1のスコア減点値、及び前記コンテンツの保存状態に基づいて各コンテンツのコンテンツ評価値を算出するコンテンツ評価値算出手段と、
    前記コンテンツ評価値にしたがって、前記無線端末の表示部に前記コンテンツの識別情報を表示させる画像表示制御手段と、
    を備え、
    前記コンテンツ評価値算出手段は、
    前記コンテンツ保存状態確認手段によって保存済みであると確認されたコンテンツについては、当該コンテンツのスコアを前記コンテンツ評価値とし、
    前記コンテンツ保存状態確認手段によって未保存であることが確認されたコンテンツであって、かつダウンロード型のコンテンツについては、当該コンテンツのスコアから前記第1のスコア減点値を減算した値を前記コンテンツ評価値とし、
    前記画像表示制御手段は、前記コンテンツ評価値の高い順に前記コンテンツの識別情報を表示させる
    ことを特徴とするコンテンツ表示装置。
  2. 前記減点値算出手段は、前記無線端末の移動速度とコンテンツ長とを引数とし前記無線端末の移動速度と前記コンテンツ長の少なくとも一方に対して単調増加となる第2のスコア調整関数をさらに有し、前記コンテンツが未保存状態であり、かつ、ストリーミング型コンテンツである場合に前記第2スコア調整関数を用いて第2のスコア減点値を算出し、
    前記コンテンツ評価値算出手段は、前記未保存のストリーミング型コンテンツに対しては、当該コンテンツの前記スコアから前記第1のスコア減点値と、前記第2のスコア減点値を減算した値を前記コンテンツ評価値とし、
    前記画像表示制御手段は、前記コンテンツ評価値の高い順に前記コンテンツの識別情報を表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ表示装置。
  3. 前記受信強度取得手段は、前記無線端末の放送インターフェースとセルラー通信インターフェースから、それぞれ放送波の受信強度である放送受信強度と、通信における受信強度である通信受信強度の少なくとも一方を取得し、
    前記減点値算出手段は、前記第1のスコア調整関数を用いて、前記放送受信強度に応じた放送コンテンツ用の前記第1のスコア減点値と、前記通信受信強度に応じた通信コンテンツ用の前記第1スコア減点値の少なくとも一方を算出し、
    前記コンテンツ評価値算出手段は、
    前記コンテンツ保存状態確認手段によって未保存状態であることが確認されたコンテンツであって、配信方法が通信かつストリーミング型のコンテンツは、前記スコアから前記通信受信強度減点値を減算し、さらに、前記第2のスコア減点値を減算した値を前記コンテンツ評価値とし、
    前記コンテンツ保存状態確認手段によって未保存状態であることが確認されたコンテンツであって、配信方法が放送かつストリーミング型のコンテンツは、前記スコアから前記放送受信強度減点値を減算し、さらに、前記第2のスコア減点値を減算した値を前記コンテンツ評価値とする
    ことを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ表示装置。
  4. 前記第1のスコア調整関数は、前記放送受信強度と前記通信受信強度のそれぞれに対して異なる関数である、ことを特徴とする請求項3に記載のコンテンツ表示装置。
  5. 前記表示されるコンテンツ識別情報は、コンテンツのサムネイルとコンテンツ名の少なくとも一方であり、
    前記画像表示制御手段は、前記無線端末の前記表示部にサムネイルを表示させる場合に、前記コンテンツ評価値が所定の閾値未満のコンテンツについては、非表示又は当該コンテンツのサムネイルの色調を薄く表示させること、を特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のコンテンツ表示装置。
  6. 前記画像表示制御手段は、配信方法が放送、かつ、ストリーミング型コンテンツ情報を表示させる際に、当該コンテンツのコンテンツ長と、当該コンテンツの配信開始時刻から現在時刻までの経過時間との比率を算出し、当該コンテンツ長を描画したアイコン上において、当該アイコンの横の長さに対する前記比率に相当する長さを薄く描画する、ことを特徴とする請求項に記載のコンテンツ表示装置。
  7. 無線通信及び/又は放送の電波を受信する受信部と、情報を表示する表示部とを備える無線端末におけるコンテンツ表示方法であって、
    前記無線端末内部の検索エンジンから各コンテンツにスコアが付与されたコンテンツ検索結果一覧を取得し、又は前記受信部を介して通信網から各コンテンツにスコアが付与されたコンテンツ一覧を取得し、
    前記無線端末が受信した前記無線通信及び/又は前記放送の受信波の受信強度を算出し、
    前記受信電波強度を引数とし前記受信電波の強度または視聴時間に対する非増加な関数である第1のスコア調整関数を用いて、前記受信電波強度を反映した第1のスコア減点値を算出し、
    前記コンテンツ検索結果一覧あるいは前記コンテンツ一覧にふくまれる各コンテンツが前記無線端末内にすでに保存されているか未保存であるかを示すコンテンツの保存状態を確認し、
    前記コンテンツに付与されたスコア、前記第1のスコア減点値、及び前記コンテンツの保存状態に基づいて、電波環境を反映した第1のコンテンツ評価値を算出し、
    前記コンテンツの保存状態が保存済みであると確認されたコンテンツについては、当該コンテンツのスコアを前記コンテンツ評価値とし、
    前記コンテンツの保存状態が未保存であることが確認されたコンテンツであって、かつダウンロード型のコンテンツについては、当該コンテンツのスコアから前記第1のスコア減点値を減算した値を前記コンテンツ評価値とし、
    前記算出されたコンテンツ評価値にしたがって、前記無線端末の前記表示部に前記コンテンツの識別情報を表示させる、
    工程を備えることを特徴とするコンテンツ表示方法。
  8. 前記コンテンツの保存状態が未保存状態であり、かつストリーミング型コンテンツである場合に、前記無線端末の移動速度とコンテンツ長とを引数とし前記移動速度と前記受信強度の少なくとも一方に対して単調増加となる第2のスコア調整関数を用いて、第2のスコア減点値を算出し、
    前記コンテンツの保存状態が未保存状態かつストリーミング型コンテンツに対しては、前記スコアから前記第1のスコア減点値と、前記第2のスコア減点値を減算した値を前記コンテンツ評価値とし、
    算出された各コンテンツのコンテンツ評価値の高い順に前記コンテンツ識別情報を表示させる、
    工程をさらに備えることを特徴とする、請求項に記載のコンテンツ表示方法。
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