JP5486798B2 - エレベーター装置 - Google Patents

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本発明は、ガイドレールによって昇降体の昇降を案内するロープ式のエレベーター装置に関する。
一般に、ロープ式のエレベーター装置にあっては、昇降路内を昇降する昇降体と、昇降路に立設される2本のガイドレールと、昇降体に取付けられるとともに、ガイドレールに所定の間隙を介して遊嵌されるガイドシューとを設け、昇降体の昇降をガイドシューを介して2本のガイドレールよって案内するようになっている。
また、ねじ駆動機構により乗かごを昇降駆動するエレベーター装置にあって、矩形の乗かごの四隅にガイドローラを設けるとともに、これらのガイドローラと対向する位置に4本の縦支柱を立設し、ガイドローラが縦支柱に沿って形成されたローラーガイド溝上を転動しつつ、乗かごの昇降を案内するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−86117(段落番号0024〜0029、図1)
近年の大規模な震災に基づきエレベーター装置における耐震基準の見直し、強化が求められている。ところで、前述した昇降体の両側に立設された2本のガイドレールによって昇降体の昇降を案内する一般的なエレベーター装置では、地震により乗かごの左右方向、すなわち、2本のガイドレールにおける対向方向に揺れが生じた場合、一方のガイドレールに偏って荷重がかかることから、この荷重を前提としてガイドレールのサイズが決定されていた。したがって、比較的大きなサイズのガイドレールが設置されていた。また、地震等による揺れは乗かごの左右方向のみではなく様々な方向に生じるものであり、一方のガイドレールに大きな荷重がかかることでガイドシューがガイドレールから離脱する恐れがあった。
また、4本の縦支柱により乗かごの昇降を案内する後者のものは、ねじ駆動機構により乗かごを昇降駆動するエレベーター装置、すなわち、小規模住宅に設置されるホームエレベータを対象としたものであり、比較的早いかご速度が要求される一般的なロープ式のエレベーター装置を対象にしたものではない。このエレベーター装置は、4本の垂直に配置された縦支柱からなる架台に乗かごを配置する構造上、4本の縦支柱で乗かごの昇降を案内するものとなっているが、ガイドローラを縦支柱に沿って転動させつつ乗かごを案内するものであり、ガイドレールに所定の間隙を介して遊嵌されるガイドシューにより昇降体の昇降を案内するものに適用することは難しかった。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、地震等の揺れにより作用する荷重をそれぞれのガイドレールが均等に受けることのできるエレベーター装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る発明は、ロープを介して駆動され、昇降路内を昇降する乗かごと、前記昇降路に立設されるガイドレールと、前記乗かごに取付けられるとともに、前記ガイドレールに所定の間隙を介して遊嵌され、前記乗かごの昇降を前記ガイドレールに沿って案内するガイドシューとを備えたエレベーター装置において、前記ガイドレールが、矩形の断面形状を有する前記乗かごの奥行き側角部に対向するように配置される第1のかご用ガイドレール、第2のかご用ガイドレールおよび前記乗かごの手前側角部近傍に対向するように配置される第3のかご用ガイドレール、第4のかご用ガイドレールとして、4本設けられるとともに、これらの第1乃至第4のかご用ガイドレールの正面が、前記乗かごの中心から略放射状となるように対角線上に位置するガイドレールと互いに向かい合いように配設され、かつ、前記ガイドシューが、前記ガイドレールに対向するように前記乗かごに斜めに取付けられることを特徴としている。
このように構成した本発明の請求項1に係る発明では、4本のガイドレールの正面が乗かごの中心から略放射状となるように配置されるとともに、ガイドシューが乗かごの四隅にあってガイドレールに対向するように斜めに取付けられていることから、地震等により揺れが生じた場合、荷重は乗かごの四隅に斜めに取付けられたガイドシューを介してそれぞれのガイドレールに作用する。これによって、地震等の揺れにより作用する荷重を4本のガイドレールへ均等に分散させることができる。
本発明によれば、地震等の揺れにより作用する荷重を4本のガイドレールへ均等に分散することができ、これによって、1本のガイドレールにかかる荷重が低減し、ガイドレールのサイズを小さなものに抑えることができる。また、揺れによりガイドシューがガイドレールから離脱することを防ぎ、エレベーター装置の安全性を高めることができる。
以下、本発明に係るエレベーター装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明に係るエレベーター装置の一実施形態を示す上面図、図2は本実施形態におけるエレベーター装置の全体概略構成図である。
エレベーター装置は、図2に示すように、昇降路1内を昇降する昇降体、すなわち、乗かご2およびつり合いおもり3と、昇降路1上部に形成される機械室1aに設置される巻上機4と、巻上機4に巻き掛けられるとともに、一端が乗かご2、他端がつり合いおもり3に接続されるロープ5と、昇降路1に立設され、乗かご2の昇降を案内するかご用ガイドレール6と、昇降路1に立設され、つり合いおもり3の昇降を案内するつり合いおもり用ガイドレール7とを備えている。
そして、本実施形態のエレベーター装置は、図1および図2に示すように、かご用ガイドレール6が、矩形の断面形状を有する乗かご2の奥行き側角部に対向するように配置される第1のかご用ガイドレール6a、第2のかご用ガイドレール6b、および乗かご2の手前側角部近傍に対向するように配置される第3のかご用ガイドレール6c、第4のかご用ガイドレール6dとして、計4本設けられるとともに、これらの第1〜第4のかご用ガイドレール6a〜6dが、対角線上に位置するかご用ガイドレールと互いに向かい合いように配設されている。
また、乗かご2には、それぞれの第1〜第4のかご用ガイドレール6a〜6dに対向する位置に取付けられるとともに、対応する第1〜第4のかご用ガイドレール6a〜6dに所定の間隙を介して遊嵌され、乗かご2の昇降を第1〜第4のかご用ガイドレール6a〜6dに沿って案内する第1のガイドシュー8a、第2のガイドシュー8b、第3のガイドシュー8c、第4のガイドシュー8dが備えられている。
本実施形態にあっては、地震等によりエレベーター装置が設置される建屋が図1中左方向に振れると、ロープ5により吊下された乗かご2の荷重は矢印A方向に作用する。このとき、第1〜第4のかご用ガイドレール6a〜6dの正面が乗かご2の中心から略放射状となるように配置されるとともに、第1〜第4のガイドシュー8a〜8dが乗かご2の四隅にあって第1〜第4のかご用ガイドレール6a〜6dに対向するように斜めに取付けられていることから、荷重は第1〜第4のガイドシュー8a〜8dを介してそれぞれの第1〜第4のかご用ガイドレール6a〜6dに作用する。これによって、地震の揺れにより作用する荷重を4本のかご用ガイドレール6へ均等に分散させることができる。
本実施形態によれば、地震等の揺れにより作用する荷重を4本のかご用ガイドレール6へ均等に分散することができ、これによって、1本のガイドレールにかかる荷重が低減し、ガイドレールのサイズを小さなものに抑えることができる。また、揺れにより第1〜第4のガイドシュー8a〜8dが第1〜第4のかご用ガイドレール6a〜6dから離脱することを防ぎ、エレベーター装置の安全性を高めることができる。
本発明に係るエレベーター装置の一実施形態を示す上面図である。 本実施形態におけるエレベーター装置の全体概略構成図である。
符号の説明
1 昇降路
2 乗かご
3 つり合いおもり
4 巻上機
5 ロープ
6a〜6d 第1〜第4のかご用ガイドレール
7 つり合いおもり用ガイドレール
8a〜8d 第1〜第4のガイドシュー

Claims (1)

  1. ロープを介して駆動され、昇降路内を昇降する乗かごと、前記昇降路に立設されるガイドレールと、前記乗かごに取付けられるとともに、前記ガイドレールに所定の間隙を介して遊嵌され、前記乗かごの昇降を前記ガイドレールに沿って案内するガイドシューとを備えたエレベーター装置において、
    前記ガイドレールが、矩形の断面形状を有する前記乗かごの奥行き側角部に対向するように配置される第1のかご用ガイドレール、第2のかご用ガイドレールおよび前記乗かごの手前側角部近傍に対向するように配置される第3のかご用ガイドレール、第4のかご用ガイドレールとして、4本設けられるとともに、これらの第1乃至第4のかご用ガイドレールの正面が、前記乗かごの中心から略放射状となるように対角線上に位置するガイドレールと互いに向かい合いように配設され、かつ、前記ガイドシューが、前記ガイドレールに対向するように前記乗かごに斜めに取付けられることを特徴としたエレベーター装置。
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