JP5485723B2 - 通信システム、移動端末、移動端末の通信接続方法、移動端末の接続プログラム - Google Patents

通信システム、移動端末、移動端末の通信接続方法、移動端末の接続プログラム Download PDF

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Description

本発明は、高速移動体通信等の通信システム、移動端末、移動端末の通信接続方法、移動端末の接続プログラムに関するものである。
移動体通信では、移動体のある場所によっては、例えば、広範囲の通信エリアを持つマクロ基地局や、比較的狭い通信エリアを持つフェムト基地局等の小型基地局等、複数の基地局との間で通信接続可能な場合がある。
移動体通信の分野では、例えば、WiMAX(登録商標:IEEE802.16e標準化規格技術)のような高速通信可能な技術が実用化されている。このWiMAX(登録商標)では、例えば、フェムト基地局を利用した方が、通信環境が改善されるような状況であるにも関わらず、マクロ基地局と通信接続を行ってしまう場合があった。
また、特許文献1には、事前に接続する基地局の優先順位と、各基地局の周波数チャネルを登録しておき、優先順位の高い順に接続する基地局を選択する方法が開示されている。
特開平8−317464号公報
しかし、特許文献1の方法では、各基地局の周波数チャネルを登録する作業が発生し、登録作業に手間が掛かるという問題があった。
また、基地局側が周波数チャネルを変更した場合には、登録内容を修正しないと、その基地局に接続できないという問題があった。
さらにまた、複数の基地局が同一の周波数の電波を送受信している場合には、登録していない基地局に接続してしまう可能性があるという問題があった。
本発明の課題は、基地局が周波数チャネルを変更しても、利用者が望む基地局に簡単に接続できる通信システム、移動端末、移動端末の通信接続方法、移動端末の接続プログラム装置を提供することである。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の事項を提案している。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
(1)本発明は、複数の基地局(BS1,BS2,BS3,BS4,BS5)と、前記基地局と通信接続可能な移動端末(100)とを含む通信システムであって、前記基地局は、それぞれ、少なくとも自らを識別する識別情報(BSID)を含む基地局発信情報(DL−MAP)を複数の周波数を切り替えて発信する発信手段(BS1a,BS2a,BS3a,BS4a,BS5a)を備え、前記移動端末は、利用する可能性のある基地局(BS1,BS3,BS5)を前記識別情報とともに記憶する利用基地局記憶手段(106)と、受信可能な周波数チャネルをスキャンして基地局が発する電波を探索する探索手段(102)と、前記探索手段により探索した基地局が発信する基地局発信情報から前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段(103)と、前記識別情報抽出手段が抽出した前記識別情報と前記利用基地局記憶手段に記憶されている前記識別情報とを比較し、前記識別情報が一致する基地局を抽出する基地局抽出手段(104)と、前記基地局抽出手段が抽出した基地局の中から接続先とする基地局を選択する基地局選択手段(105)と、を備えることを特徴とする通信システムを提案している。
この発明によれば、発信手段は、少なくとも自らを識別する識別情報を含む基地局発信情報を複数の周波数を切り替えて発信する。利用基地局記憶手段は、利用する可能性のある基地局を識別情報とともに記憶する。探索手段は、受信可能な周波数チャネルをスキャンして基地局が発する電波を探索する。識別情報抽出手段は、探索手段により探索した基地局が発信する基地局発信情報から識別情報を抽出する。基地局抽出手段は、識別情報抽出手段が抽出した識別情報と利用基地局記憶手段に記憶されている識別情報とを比較し、識別情報が一致する基地局を抽出する。基地局選択手段は、記基地局抽出手段が抽出した基地局の中から接続先とする基地局を選択する。したがって、基地局が周波数チャネルを変更しても、利用者が望む基地局に簡単に接続できる。
(2)本発明は、(1)に記載の通信システムにおいて、前記移動端末(100)は、前記利用基地局記憶手段(106)に記憶させる利用する可能性のある基地局(BS1,BS3,BS5)の優先順位を設定する基地局順位設定手段(107)を備え、前記基地局選択手段(105)は、前記基地局順位設定手段により設定された優先順位に基づいて、接続先とする基地局を選択すること、を特徴とする通信システムを提案している。
この発明によれば、基地局順位設定手段は、利用基地局記憶手段に記憶させる利用する可能性のある基地局の優先順位を設定する。また、基地局選択手段は、基地局順位設定手段により設定された優先順位に基づいて、接続先とする基地局を選択する。したがって、基地局が周波数チャネルを変更しても、自動的に優先度の高い基地局に簡単に接続できる。
(3)本発明は、(1)に記載の通信システムにおいて、前記移動端末(100)は、接続先とする予定の基地局(BS5)を設定する接続予定基地局設定手段(108)を備え、前記基地局選択手段(105)は、前記接続予定基地局設定手段により設定された基地局が前記基地局抽出手段(104)により抽出された基地局の中に存在するときに接続を行うこと、を特徴とする通信システムを提案している。
この発明によれば、接続予定基地局設定手段は、接続先とする予定の基地局を設定する。また、基地局選択手段は、接続予定基地局設定手段により設定された基地局が基地局抽出手段により抽出された基地局の中に存在するときに接続を行う。したがって、基地局が周波数チャネルを変更しても、利用者が選択した基地局に対して簡単に接続できる。
(4)本発明は、少なくとも自らを識別する識別情報(BSID)を含む基地局発信情報(DL−MAP)をそれぞれが複数の周波数を切り替えて発信する基地局(BS1,BS2,BS3,BS4,BS5)と通信接続可能な移動端末(100)であって、利用する可能性のある基地局(BS1,BS3,BS5)を前記識別情報とともに記憶する利用基地局記憶手段(106)と、受信可能な周波数チャネルをスキャンして基地局が発する電波を探索する探索手段(102)と、前記探索手段により探索した基地局が発信する基地局発信情報から前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段(103)と、前記識別情報抽出手段が抽出した前記識別情報と前記利用基地局記憶手段に記憶されている前記識別情報とを比較し、前記識別情報が一致する基地局を抽出する基地局抽出手段(104)と、前記基地局抽出手段が抽出した基地局の中から接続先とする基地局を選択する基地局選択手段(105)と、を備えることを特徴とする移動端末を提案している。
この発明によれば、利用基地局記憶手段は、利用する可能性のある基地局を前記識別情報とともに記憶する。探索手段は、受信可能な周波数チャネルをスキャンして基地局が発する電波を探索する。識別情報抽出手段は、探索手段により探索した基地局が発信する基地局発信情報から識別情報を抽出する。基地局抽出手段は、識別情報抽出手段が抽出した識別情報と利用基地局記憶手段に記憶されている識別情報とを比較し、識別情報が一致する基地局を抽出する。基地局選択手段は、基地局抽出手段が抽出した基地局の中から接続先とする基地局を選択する。したがって、基地局が周波数チャネルを変更しても、利用者が望む基地局に簡単に接続できる。
(5)本発明は、(4)に記載の移動端末(100)において、前記利用基地局記憶手段(106)に記憶させる利用する可能性のある基地局(BS1,BS3,BS5)の優先順位を設定する基地局順位設定手段(107)を備え、前記基地局選択手段(105)は、前記基地局順位設定手段により設定された優先順位に基づいて、接続先とする基地局を選択すること、を特徴とする移動端末を提案している。
この発明によれば、基地局順位設定手段は、利用基地局記憶手段に記憶させる利用する可能性のある基地局の優先順位を設定する。また、基地局選択手段は、基地局順位設定手段により設定された優先順位に基づいて、接続先とする基地局を選択する。したがって、基地局が周波数チャネルを変更しても、自動的に優先度の高い基地局に簡単に接続できる。
(6)本発明は、(4)に記載の移動端末(100)において、接続先とする予定の基地局(BS5)を設定する接続予定基地局設定手段(108)を備え、前記基地局選択手段(105)は、前記接続予定基地局設定手段により設定された基地局が前記基地局抽出手段(104)により抽出された基地局の中に存在するときに接続を行うこと、を特徴とする移動端末を提案している。
この発明によれば、接続予定基地局設定手段は、接続先とする予定の基地局を設定する。また、基地局選択手段は、接続予定基地局設定手段により設定された基地局が基地局抽出手段により抽出された基地局の中に存在するときに接続を行う。したがって、基地局が周波数チャネルを変更しても、利用者が選択した基地局に対して簡単に接続できる。
(7)本発明は、少なくとも自らを識別する識別情報(BSID)を含む基地局発信情報(DL−MAP)をそれぞれが複数の周波数を切り替えて発信する基地局(BS1,BS2,BS3,BS4,BS5)と通信接続可能な移動端末(100)の通信接続方法であって、利用する可能性のある基地局(BS1,BS3,BS5)を前記識別情報とともに利用基地局記憶手段(106)に記憶し、受信可能な周波数チャネルをスキャンして基地局が発する電波を探索し、探索した基地局が発信する基地局発信情報から前記識別情報を抽出し、抽出した前記識別情報と前記利用基地局記憶手段に記憶されている前記識別情報とを比較し、前記識別情報が一致する基地局を抽出し、抽出した基地局の中から接続先とする基地局を選択すること、を特徴とする移動端末の通信接続方法を提案している。
この発明によれば、移動端末の通信接続方法は、利用する可能性のある基地局を識別情報とともに利用基地局記憶手段に記憶し、受信可能な周波数チャネルをスキャンして基地局が発する電波を探索し、探索した基地局が発信する基地局発信情報から識別情報を抽出し、抽出した識別情報と利用基地局記憶手段に記憶されている識別情報とを比較し、識別情報が一致する基地局を抽出し、抽出した基地局の中から接続先とする基地局を選択する。したがって、基地局が周波数チャネルを変更しても、利用者が選択した基地局に対して簡単に接続できる。
(8)本発明は、少なくとも自らを識別する識別情報(BSID)を含む基地局発信情報(DL−MAP)をそれぞれが複数の周波数を切り替えて発信する基地局(BS1,BS2,BS3,BS4,BS5)と通信接続可能な移動端末(100)の接続プログラムであって、移動端末のコンピュータを、利用する可能性のある基地局(BS1,BS3,BS5)を前記識別情報とともに記憶する利用基地局記憶手段(106)と、受信可能な周波数チャネルをスキャンして基地局が発する電波を探索する探索手段(102)と、前記探索手段により探索した基地局が発信する基地局発信情報から前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段(103)と、前記識別情報抽出手段が抽出した前記識別情報と前記利用基地局記憶手段に記憶されている前記識別情報とを比較し、前記識別情報が一致する基地局を抽出する基地局抽出手段(104)と、前記基地局抽出手段が抽出した基地局の中から接続先とする基地局を選択する基地局選択手段(105)として機能させるための移動端末の接続プログラムを提案している。
この発明によれば、利用基地局記憶手段は、利用する可能性のある基地局を前記識別情報とともに記憶する。探索手段は、受信可能な周波数チャネルをスキャンして基地局が発する電波を探索する。識別情報抽出手段は、探索手段により探索した基地局が発信する基地局発信情報から識別情報を抽出する。基地局抽出手段は、識別情報抽出手段が抽出した識別情報と利用基地局記憶手段に記憶されている識別情報とを比較し、識別情報が一致する基地局を抽出する。基地局選択手段は、基地局抽出手段が抽出した基地局の中から接続先とする基地局を選択する。したがって、基地局が周波数チャネルを変更しても、利用者が望む基地局に簡単に接続できる。
本発明によれば、基地局が周波数チャネルを変更しても、利用者が望む基地局に簡単に接続できるという効果がある。
本発明による移動端末の通信接続方法を用いた通信システムの第1実施形態を示す図である。 第1実施形態の通信システムの構成を示すブロック図である。 第1実施形態の通信システムの動作を示すフローチャートである。 図3に示す動作における各基地局に関するリスト等を示す図である。 第2実施形態の通信システムの構成を示すブロック図である。 第2実施形態の通信システムの動作を示すフローチャートである。 図6に示す動作における各基地局に関するリスト等を示す図である。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態について詳細に説明する。
なお、本実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組み合わせを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、本実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
(第1実施形態)
図1は、本発明による移動端末の通信接続方法を用いた通信システムの第1実施形態を示す図である。
第1実施形態の通信システムでは、移動端末100と、複数の基地局(BS1,BS2,BS3,BS4,BS5)とを備えている。本実施形態では、WiMAX(登録商標)規格に準拠した通信システムであるが、他の規格に基づいた通信システムであってもよい。
移動端末100は、例えば、パーソナルコンピュータ等の無線通信可能な機器である。なお、移動端末100は、パーソナルコンピュータに限らず、携帯型ゲーム機や携帯型音楽再生機、携帯電話端末等であっても、本通信システムにおいて通信可能なモジュールを内蔵、又は、接続可能な機器であれば、どのような機器であってよい。
基地局(BS1からBS5)は、本通信システムにおいて通信に使用する電波を送受信する基地局である。図1には、一例として、第1の基地局BS1と、第2の基地局BS2と、第3の基地局BS3と、第4の基地局BS4と、第5の基地局BS5とを示している。この内、第1の基地局BS1と、第2の基地局BS2と、第4の基地局BS4とは、いずれも通信エリアの広いマクロ基地局である。一方、第3の基地局BS3と、第5の基地局BS5とは、通信エリアが狭いフェムト基地局やピコ基地局、アクセスポイント等と呼ばれ、家屋内等における通信条件の改善を主な目的として配置される小型の中継基地局である。なお、基地局の数や種類は、一例を示したものであり、これに限るものではない。
図2は、第1実施形態の通信システムの構成を示すブロック図である。
第1の基地局BS1から第5の基地局BS5は、それぞれ、発信手段BS1aからBS5aを備えている。発信手段BS1aからBS5aは、それぞれ、第1の基地局BS1から第5の基地局BS5自身を識別するBSID(識別情報)を含むDL−MAP(基地局発信情報)を、電波の利用状況等に応じて複数の周波数を切り替えて発信する。
DL−MAPは、各基地局が発する電波に含まれており、下り回線の無線リソース割り当て情報を含むメッセージである。BSIDは、DL−MAPの中に含まれており、基地局毎に割り振られている固有の識別情報である。
移動端末100は、受信手段101と、探索手段102と、識別情報抽出手段103と、基地局抽出手段104と、基地局選択手段105と、利用基地局記憶手段106と、基地局順位設定手段107とを備えている。
受信手段101は、発信手段(BS1aからBS5a)が発信するDL−MAPを受信可能なように、本通信システムが使用する周波数チャネルの電波全てを受信する。
探索手段102は、本通信システムが使用する周波数チャネルを全てスキャンして、各基地局が発する電波を探索する。
識別情報抽出手段103は、探索手段102により探索した基地局が発信する電波に含まれるDL−MAPからBSIDを抽出する。
基地局抽出手段104は、識別情報抽出手段103が抽出したBSIDと後述する利用基地局記憶手段106に記憶されているBSIDとを比較し、BSIDが一致する基地局を抽出する。この抽出された基地局は、利用者が利用する基地局として予め登録されており、かつ、電波を受信可能な基地局である。
基地局選択手段105は、基地局抽出手段104が抽出した基地局の中から接続先とする基地局を選択する。第1実施形態では、基地局選択手段105は、電波を受信可能な基地局の中から、基地局順位設定手段107により設定された順位にしたがって、接続先とする基地局を自動的に選択する。
利用基地局記憶手段106は、利用者が利用する可能性のある基地局をBSIDとともに予め記憶する。例えば、マクロ基地局については、利用者がどの位置に移動しても利用可能とすることが望ましいので、通信サービス事業者によって予め登録しておいたり、通信を介して適宜更新したりするようにすることができる。一方、フェムト基地局のような小型基地局に関しては、特定の利用者のみが利用することが想定されるので、利用者が必要に応じて利用基地局記憶手段106に記憶させる。
基地局順位設定手段107は、利用基地局記憶手段106に記憶させる利用する可能性のある基地局の接続優先順位を設定する。例えば、自宅内に設置した利用者個人用の小型基地局を最も優先順位を高く設定する等である。本実施形態では、基地局順位設定手段107は、マクロ基地局も小型基地局も含めた全ての基地局について優先順位を設定するが、例えば、小型基地局のみについて優先順位を設定し、小型基地局をマクロ基地局よりも優先度を高くする等してもよい。なお、基地局順位設定手段107が設定した順位に関する情報は、利用基地局記憶手段106による記憶内容とともに記憶される。
図3は、第1実施形態の通信システムの動作を示すフローチャートである。
図4は、図3に示す動作における各基地局に関するリスト等を示す図である。
図3に示す動作を行う前に、利用者は、利用する可能性のある基地局の利用基地局記憶手段106への登録(図4のリストA欄)と、基地局順位設定手段107による基地局の接続する優先順位(図4の優先順位欄)の設定とを予め済ましているものとする。
ステップ(以下、単にSとする)101では、変数iを初期値1にセットする。ここで、変数iは、周波数チャネルに対応する。
S102では、S108までのループを開始する。
S103では、周波数チャネルi上でPreambleを検索する。
S104では、Preambleを検出したか否かを判断する。Preambleを検出した場合には、S105へ進み、Preambleを検出していない場合には、S107へ進む。
S105では、DL−MAPを受信したか否かの判断を行う。DL−MAPを受信した場合には、S106へ進み、DL−MAPを受信していない場合には、S107へ進む。
S106では、DL−MAPを受信できた基地局について、BSIDと周波数チャネルiとを紐付けて、リストBに登録する(図4のリストB欄)。
S107では、i=i+1として、iを1つ増やして、次の周波数チャネルに進める。
S108では、i=m+1(mは、周波数チャネルの数)となるまで、S102からのループを繰り返す。i=m+1となったら、S109へ進む。
S109では、リストBに登録されていないBSIDをリストAから削除して、リストA’とする。すなわち、リストA’は、リストAとリストBとの「and」となる。
S110では、リストA’に登録されているBSIDが1個以上であるか否かを判断する。リストA’に登録されているBSIDが1個以上である場合には、S111へ進み、リストA’に登録されているBSIDがない場合には、S115へ進む。
S111では、基地局選択手段105が、リストA’の中で、接続の優先順位が最上位にある第3の基地局BS3を選択する。
S112では、第3の基地局BS3のPreambleを受信する。
S113では、第3の基地局BS3のDL−MAPを受信する。
S114では、第3の基地局BS3と同期状態となり、接続が完了する。
S115では、基地局から圏外にあるとして、その旨の表示等を行い、動作を終了する。
以上説明したように、第1実施形態の通信システムでは、基地局選択手段105は、基地局順位設定手段107による優先順位にしたがって、接続先の基地局を自動的に選択する。よって、各基地局の周波数チャネルをいちいち登録する必要がなく、基地局が周波数チャネルを変更しても、利用者が望む基地局に簡単に接続することができる。
(第2実施形態)
図5は、第2実施形態の通信システムの構成を示すブロック図である。
第2実施形態の通信システムは、第1実施形態における基地局順位設定手段107の代わりに、接続予定基地局設定手段108を設け、基地局選択手段105の動作を変更した他は、第1実施形態と同様の形態をしている。よって、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
第2実施形態の基地局選択手段105は、電波を受信可能な基地局の中に、接続予定基地局設定手段108により設定された基地局が存在している場合にはその基地局に接続し、それ以外の場合には、基地局の圏外であるとして、接続を中止する。
接続予定基地局設定手段108は、接続先とする予定の基地局を設定する。具体的には、接続予定基地局設定手段108は、利用基地局記憶手段106に記憶されている利用する可能性がある基地局を利用者に対して提示し、利用者に対して接続先とすべき基地局の選択を促す。そして、接続予定基地局設定手段108は、利用者が選択した基地局を接続先とする予定の基地局として設定する。
図6は、第2実施形態の通信システムの動作を示すフローチャートである。
図7は、図6に示す動作における各基地局に関するリスト等を示す図である。
S201では、登録されている基地局のBSIDを不図示の表示部(移動端末100がパーソナルコンピュータであれば、例えば、液晶ディスプレイ等)に表示する。
S202では、利用者が接続したい基地局のBSIDを選択する。なお、S201及びS202では、BSIDを直接表示及び選択することとして示したが、利用者に対しては、よりわかりやすい基地局名を表示及び選択させることとして、BSID自体をそのまま利用者に提示しないようにしてもよい。わかりやすい基地局名とは、例えば、「自宅のアクセスポイント」とか、「会社のアクセスポイント」等である。図6及び図7に示す例では、第5の基地局BS5を接続したい基地局として選択したものとする。
S203では、変数iを初期値1にセットする。ここで、変数iは、周波数チャネルに対応する。
S204では、S210までのループを開始する。
S205では、周波数チャネルi上でPreambleを検索する。
S206では、Preambleを検出したか否かを判断する。Preambleを検出した場合には、S207へ進み、Preambleを検出していない場合には、S209へ進む。
S207では、DL−MAPを受信したか否かの判断を行う。DL−MAPを受信した場合には、S208へ進み、DL−MAPを受信していない場合には、S209へ進む。
S208では、接続予定基地局設定手段108により設定された基地局、すなわち、ここの例では、第5の基地局BS5を受信したか否かの判断を行う。第5の基地局BS5を受信した場合には、S212へ進み、第5の基地局BS5を受信していない場合には、S209へ進む。
S209では、i=i+1として、iを1つ増やして、次の周波数チャネルに進める。
S210では、i=m+1(mは、周波数チャネルの数)となるまで、S204からのループを繰り返す。i=m+1となったら、S211へ進む。
S211では、基地局から圏外にあるとして、その旨の表示等を行い、動作を終了する。
S212では、第5の基地局BS5と同期状態となり、接続が完了する。
以上説明したように、第2実施形態の通信システムでは、基地局選択手段105は、電波を受信可能な基地局の中に、接続予定基地局設定手段108により設定された基地局が存在している場合に、その基地局に接続する。よって、各基地局の周波数チャネルをいちいち登録する必要がなく、基地局が周波数チャネルを変更しても、利用者が望む基地局に簡単に接続することができる。
なお、移動端末の処理をコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを移動端末に読み込ませ、実行することによって本発明の移動端末、移動端末の通信接続方法を実現することができる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺装置等のハードウェアを含む。
また、「コンピュータシステム」は、WWW(World Wide Web)システムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、この発明の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
なお、各実施形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
BS1 第1の基地局
BS1a 発信手段
BS2 第2の基地局
BS2a 発信手段
BS3 第3の基地局
BS3a 発信手段
BS4 第4の基地局
BS4a 発信手段
BS5 第5の基地局
BS5a 発信手段
100 移動端末
101 受信手段
102 探索手段
103 識別情報抽出手段
104 基地局抽出手段
105 基地局選択手段
106 利用基地局記憶手段
107 基地局順位設定手段
108 接続予定基地局設定手段

Claims (8)

  1. 複数の基地局と、前記基地局と通信接続可能な移動端末とを含む通信システムであって、
    前記基地局は、それぞれ、少なくとも自らを識別する識別情報を含む基地局発信情報を複数の周波数を切り替えて発信する発信手段を備え、
    前記移動端末は、
    利用する可能性のある基地局を前記識別情報とともに記憶する利用基地局記憶手段と、
    受信可能な周波数チャネルをスキャンして基地局が発する電波を探索する探索手段と、
    前記探索手段により探索した基地局が発信する基地局発信情報から前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、
    前記識別情報抽出手段が抽出した前記識別情報と前記利用基地局記憶手段に記憶されている前記識別情報とを比較し、前記識別情報が一致する基地局を抽出する基地局抽出手段と、
    前記基地局抽出手段が抽出した基地局の中から接続先とする基地局を選択する基地局選択手段と、
    を備えること、
    を特徴とする通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムにおいて、
    前記移動端末は、前記利用基地局記憶手段に記憶させる利用する可能性のある基地局の優先順位を設定する基地局順位設定手段を備え、
    前記基地局選択手段は、前記基地局順位設定手段により設定された優先順位に基づいて、接続先とする基地局を選択すること、
    を特徴とする通信システム。
  3. 請求項1に記載の通信システムにおいて、
    前記移動端末は、接続先とする予定の基地局を設定する接続予定基地局設定手段を備え、
    前記基地局選択手段は、前記接続予定基地局設定手段により設定された基地局が前記基地局抽出手段により抽出された基地局の中に存在するときに接続を行うこと、
    を特徴とする通信システム。
  4. 少なくとも自らを識別する識別情報を含む基地局発信情報をそれぞれが複数の周波数を切り替えて発信する基地局と通信接続可能な移動端末であって、
    利用する可能性のある基地局を前記識別情報とともに記憶する利用基地局記憶手段と、
    受信可能な周波数チャネルをスキャンして基地局が発する電波を探索する探索手段と、
    前記探索手段により探索した基地局が発信する基地局発信情報から前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、
    前記識別情報抽出手段が抽出した前記識別情報と前記利用基地局記憶手段に記憶されている前記識別情報とを比較し、前記識別情報が一致する基地局を抽出する基地局抽出手段と、
    前記基地局抽出手段が抽出した基地局の中から接続先とする基地局を選択する基地局選択手段と、
    を備えること、
    を特徴とする移動端末。
  5. 請求項4に記載の移動端末において、
    前記利用基地局記憶手段に記憶させる利用する可能性のある基地局の優先順位を設定する基地局順位設定手段を備え、
    前記基地局選択手段は、前記基地局順位設定手段により設定された優先順位に基づいて、接続先とする基地局を選択すること、
    を特徴とする移動端末。
  6. 請求項4に記載の移動端末において、
    接続先とする予定の基地局を設定する接続予定基地局設定手段を備え、
    前記基地局選択手段は、前記接続予定基地局設定手段により設定された基地局が前記基地局抽出手段により抽出された基地局の中に存在するときに接続を行うこと、
    を特徴とする移動端末。
  7. 少なくとも自らを識別する識別情報を含む基地局発信情報をそれぞれが複数の周波数を切り替えて発信する基地局と通信接続可能な移動端末の通信接続方法であって、
    利用する可能性のある基地局を前記識別情報とともに利用基地局記憶手段に記憶し、
    受信可能な周波数チャネルをスキャンして基地局が発する電波を探索し、
    探索した基地局が発信する基地局発信情報から前記識別情報を抽出し、
    抽出した前記識別情報と前記利用基地局記憶手段に記憶されている前記識別情報とを比較し、前記識別情報が一致する基地局を抽出し、
    抽出した基地局の中から接続先とする基地局を選択すること、
    を特徴とする移動端末の通信接続方法。
  8. 少なくとも自らを識別する識別情報を含む基地局発信情報をそれぞれが複数の周波数を切り替えて発信する基地局と通信接続可能な移動端末の接続プログラムであって、
    移動端末のコンピュータを、
    利用する可能性のある基地局を前記識別情報とともに記憶する利用基地局記憶手段と、
    受信可能な周波数チャネルをスキャンして基地局が発する電波を探索する探索手段と、
    前記探索手段により探索した基地局が発信する基地局発信情報から前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、
    前記識別情報抽出手段が抽出した前記識別情報と前記利用基地局記憶手段に記憶されている前記識別情報とを比較し、前記識別情報が一致する基地局を抽出する基地局抽出手段と、
    前記基地局抽出手段が抽出した基地局の中から接続先とする基地局を選択する基地局選択手段として機能させるための移動端末の接続プログラム。
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