JP5485375B2 - ゴブ生成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、ガラスびんなどのガラス製品を金型により成形するガラス製品成形設備に関連するものであり、この発明は特に、金型へ供給される「ゴブ」と称される溶融ガラスの塊を生成するためのゴブ生成装置に関する。
その種のゴブ生成装置は、図15に示すように、溶融ガラスGを溜めるスパウト10の底部にオリフィス11が設けられた「フィーダ」と呼ばれる溶融ガラス導出機構1と、オリフィス11の下方に位置する「シャーメカニズム」と呼ばれるカッター機構2とを備えたものである(例えば特許文献1参照)。スパウト10の内部には溶融ガラスGをオリフィス11より押し出すためのプランジャ12が上下動可能に配備され、プランジャ12が上死点から下降するに従い、スパウト10内の溶融ガラスGがオリフィス11より導出されて柱状に垂れ下がる(図15(1),(2)参照)。
図示例では、プランジャ12が下死点に達し(図15(3)参照)、続いて上昇に転じた直後にカッター機構2が作動し、オリフィス11より垂れ下がった溶融ガラスGが切断されてゴブgが生成される(図15(4)参照)。ゴブgは下方へ落下し、スクープ、トラフ、デフレクターなどのデリバリーによって製びん機の複数のセクションに振り分けられて粗型へ導かれる(図示せず)。
粗型は、成形するガラスびんの最終形態に応じて種々の大きさおよび形状に製作されている。ガラスびんの品質、容量、肉厚などを一定に保ち、シワ、ビリなどの外観不良の発生を防止するには、粗型の大きさや形状に合わせてゴブの重量や形状を管理する必要があり、一定した重量および形状のゴブを常に再現する必要がある。溶融ガラス導出機構1において、スパウト10内でプランジャ12が上下動すると、オリフィス11より溶融ガラスGが押し出されたり吸い込まれたりするので、このプランジャ12の動きに応じてゴブgの形状が変化する。したがって、溶融ガラスGがオリフィス11より導出されて垂れ下がったとき、どのタイミングで溶融ガラスGを切断するかによって、また、垂れ下がった溶融ガラスGをどの位置(高さ)で切断するかによって、ゴブgの長さなどの形状が決まる。
溶融ガラスGを切断する位置は、装置の稼働に先立ち、カッター機構2を手作業で上下に移動させて高さ調整を行うことにより初期設定している。
また、落下時にゴブgの姿勢が傾くと、ゴブgが落下途中でスクープファンネルのような機構と接触して落下速度が低下し、それが原因で粗型での成形条件(例えば成形時間)が変化するため、切断時のゴブgの振れを規制して落下させる必要がある。このゴブgの振れを規制するために、カッター機構2の下面に「ドロップガイド」と呼ばれる半筒形状のガイド部材3が取り付けられており、そのガイド部材3を手作業により前後、左右に動かして調整を行うことにより初期設定している。
特許第4257906号公報
しかしながら、装置の稼働に先だってカッター機構2の高さやガイド部材3の位置を調整しても、稼働中に周囲温度などの環境条件が変化すると、その変化が溶融ガラスGの温度などに影響し、その結果、ゴブgの長さが変化したり、ゴブgの重心が移動して傾いた姿勢で落下したりするなどして、成形するガラスびんの品質などに悪影響を及ぼす。
上記のゴブgの長さなどの変化が顕著になったとき、その都度、カッター機構2やガイド部材3の位置を再調整しており、このため、作業員の調整作業の負担が大きくなるという問題がある。
この発明は、上記の問題に着目してなされたもので、落下中のゴブを立体視して観測し、そのゴブの空間位置データからゴブの長さや傾きを求めてカッター機構の高さやガイド部材の位置を自動調整することにより、周囲環境の変化などに起因してゴブの長さが変化したりゴブが傾いたりすることに対して、それを自動的に是正して成形品の品質などを維持し、作業員が手作業で再調整を行うことを不要化したゴブ生成装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、溶融ガラスを溜めるスパウトの底部にオリフィスが設けられスパウト内に溶融ガラスをオリフィスより押し出すためのプランジャが上下動可能に配備された溶融ガラス導出機構と、オリフィスの下方に位置しオリフィスより導出されて垂れ下がった溶融ガラスを切断してゴブを生成するカッター機構とを備えたゴブ生成装置において、前記カッター機構をオリフィスに対して上下方向へ変位させてカッター機構の高さを調整するカッター変位機構と、カッター機構により切断されて落下するゴブを立体視してゴブの空間位置データを取得するためのゴブ観測装置と、前記ゴブの空間位置データからゴブの長さを計測する長さ計測手段と、ゴブの長さの計測値を設定値と比較してゴブの長さの適否を判定する判定手段と、ゴブの長さが適正でないと判定されたときゴブの長さの計測値と設定値との差からカッター機構の高さを補正するための補正データを算出する演算手段と、前記補正データに基づいてカッター変位機構の動作を制御してカッター機構を変位させる制御手段とを備えて成るものである。
上記した構成のゴブ生成装置において、溶融ガラスが溜ったスパウトの内部でプランジャが上下動すると、スパウトの底部のオリフィスよりスパウト内の溶融ガラスが押し出されて垂れ下がる。この垂れ下がった溶融ガラスは所定のタイミングでカッター機構により切断されてゴブが生成される。落下するゴブはゴブ観測装置により立体視されてゴブの空間位置データが取得され、長さ計測手段がゴブの空間位置データからゴブの長さを計測する。ゴブの長さの計測値は判定手段により設定値と比較されてゴブの長さの適否が判定され、適正でないと判定されたとき、演算手段はゴブの長さの計測値と設定値との差からカッター機構の高さを補正するための補正データを算出する。制御手段は演算手段で算出された補正データに基づいてカッター変位機構の動作を制御し、カッター機構をオリフィスに対して上下方向へ変位させてカッター機構の高さを調整する。
第1の発明の好ましい実施態様においては、前記カッター変位機構は、正逆各方向へ回転するモータを駆動源として含み、モータの回転角度に応じた距離だけオリフィスに対して上下方向へカッター機構を変位させるものである。
この実施態様によると、モータにパルスモータなどを用いることにより、カッター機構の高さ調整の自動化を容易に実現し得る。
第2の発明は、上記した構成のゴブ生成装置であって、カッター機構の下方に位置しカッター機構による切断時のゴブの振れを規制して落下させるガイド部材と、前記ガイド部材をゴブの落下路に対して水平面内の直交する所定の2方向へ変位させてガイド部材の水平面内の位置を調整するガイド変位機構と、前記ゴブの空間位置データから前記水平面内の直交する2方向へのゴブの傾きを計測する傾き計測手段と、ゴブの傾きの計測値が許容範囲内かどうかを判定する判定手段と、ゴブの傾きが許容範囲内でないと判定されたときゴブの傾きの計測値からガイド部材の水平面内の位置を補正するための補正データを算出する演算手段と、前記補正データに基づいてガイド変位機構の動作を制御してガイド部材を変位させる制御手段とをさらに備えて成るものである。
上記した構成のゴブ生成装置において、オリフィスより押し出されて垂れ下がった溶融ガラスがカッター機構により切断されるとき、切断時のゴブの振れがガイド部材により規制される。落下するゴブは、ゴブ観測装置により立体視されてゴブの空間位置データが取得され、傾き計測手段がゴブの空間位置データから水平面内の直交する所定の2方向へのゴブの傾きを計測する。判定手段はゴブの傾きの計測値が許容範囲内かどうかを判定し、許容範囲内でないと判定されたとき、演算手段はゴブの傾きの計測値からガイド部材の水平面内の位置を補正するための補正データを算出する。制御手段は演算手段で算出された補正データに基づいてガイド変位機構の動作を制御し、ガイド部材をゴブの落下路に対して水平面内の直交する所定の2方向へ変位させてガイド部材の位置を調整する。
第1〜第2の各発明の上記した構成において、ゴブ観測装置は例えば3台の撮像装置をもって構成でき、また、長さ計測手段、傾き計測手段、判定手段、演算手段、および制御手段はプログラムされたコンピュータにより実現することができる。
第2の発明の好ましい実施態様においては、前記ガイド変位機構は、正逆各方向へ回転する第1、第2のモータを駆動源として含み、第1のモータの回転角度に応じた距離だけ前記2方向のうちの一方の方向へガイド部材を変位させ、第2のモータの回転角度に応じた距離だけ前記2方向のうちの他方の方向へガイド部材を変位させるものである。この実施態様によると、第1、第2のモータにパルスモータなどを用いることにより、ガイド部材の位置調整の自動化を容易に実現し得る。
この発明によれば、落下中のゴブを立体視して観測し、そのゴブの空間位置データからゴブの長さや傾きを求めてカッター機構の高さやガイド部材の水平面内の位置を自動調整するようにしたので、周囲環境の変化などに起因してゴブの長さが変化したりゴブが傾いたりすることに対して、それを自動的に是正でき、成形品の品質などを維持できる。また、作業員が手作業でカッター機構の高さやガイド部材の位置を再調整することが不要となるので、作業員の調整作業の負担を大幅に軽減できる。
ゴブ生成装置の概略構成とゴブ生成状態とを示す説明図である。 カッター機構の要部を示す平面図である。 カッター変位機構の概略構成を示す正面図である。 ガイド部材およびガイド変位機構の概略構成を示す底面図である。 切断時にゴブが振れる原因を説明するための正面図である。 切断時にゴブの振れる原因を説明するための底面図である。 カッター機構の高さ位置を調整している状態を示す正面図である。 ガイド部材によりゴブの振れを規制している状態およびガイド部材の位置を調整している状態を示す正面図である。 ガイド部材によりゴブの振れを規制している状態およびガイド部材の位置を調整している状態を示す底面図である。 制御装置の電気的な構成を示すブロック図である。 画像処理装置の電気的な構成を示すブロック図である。 画像処理装置および制御装置による長さ補正についての制御の流れを示すフローチャートである。 画像処理装置および制御装置による傾き補正についての制御の流れを示すフローチャートである。 他の実施例における画像処理装置および制御装置による制御の流れを示すフローチャートである。 ゴブの生成過程を示す説明図である。
図面は、この発明を実施するためのひとつの好ましい実施の形態を示しているが、この発明は、この実施の形態に限定されるものではなく、また、この実施の形態によってこの発明の範囲が制限されるものでもない。
図示例のゴブ生成装置は、製びん機の複数のセクションに配設された粗型へ順次供給するゴブgを生成するもので、図1に示した溶融ガラス導出機構1およびゴブ観測装置6と、図1および図2に示したカッター機構2と、図3に示したカッター変位機構4と、図1,図3および図4に示した半筒状のガイド部材3と、図4に示したガイド変位機構5とを含んでいる。
溶融ガラス導出機構1は、図示しないガラス溶融炉より導かれた溶融ガラスGを溜めるスパウト10を備え、このスパウト10の底部中央に溶融ガラスGを下方へ導出させるオリフィス11が形成されたものである。カッター機構2は、オリフィス11より導出されて柱状に垂れ下がった溶融ガラスGを2枚のシャーブレード20A,20Bを往復動させて切断するものであり、オリフィス11の下方に配置されている。カッター変位機構4は、カッター機構2のシャーブレード20A,20Bをオリフィス11へ接近する上方向およびオリフィス11から離れる下方向(図中、矢印zで示す上下方向であり、以下、「z方向」という。)へ変位させてカッター機構2の高さを調整するものである。
ガイド部材3は切断時の溶融ガラスGの振れを規制してゴブgの落下姿勢を整えるためのものであり、カッター機構2の2枚のシャーブレード20A,20Bの下方に位置させている。ガイド変位機構5はガイド部材3をオリフィス11の真下のゴブgの落下路dに対して水平面(ガイド部材3の高さ位置に仮想された水平面)内の直交する所定の2方向、すなわち、下側のシャーブレード20Bによってゴブが押圧される方向(図中、矢印xで示す方向であり、以下、「x方向」という。)およびその方向と直交する方向(図中、矢印yで示す方向であり、以下、「y方向」という。)へ変位させてガイド部材3の水平面内の位置(2次元座標位置)を調整するものである。
溶融ガラス導出機構1のスパウト10の内部には、図1に示すように、プランジャ12およびチューブ13がそれぞれ上下動可能に配備されている。チューブ13はゴブgの重量を制御するためのもので、チューブ13の上下動によりオリフィス11より導出される溶融ガラスGの量が変わり、ゴブgの重量が変化する。プランジャ12はオリフィス11より溶融ガラスGを押し出すとともにゴブgの形状を設定するためのもので、プランジャ12の下降によって溶融ガラスGがオリフィス11から押し出されて垂れ下がり、プランジャ12の上昇によって垂れ下がった溶融ガラスGがオリフィス11より吸い込まれるので、このプランジャ12の上下動に対して溶融ガラスGを切断するタイミングや切断する位置によってゴブgの形状が決まる。なお、プランジャ12は、成形するガラスびんの大きさや形状に応じて太さや先端の形状の異なるものが選択使用される。
図1は、オリフィス11から導出されて垂れ下がった溶融ガラスGがカッター機構2により切断された直後の状態を示すもので、プランジャ12が下死点に達した後に上昇に転じた直後の所定のタイミングでカッター機構2を作動させている。なお、カッター機構2は、プランジャ12の上死点から下死点の間の任意のタイミングで作動させることができる。この実施例のカッター機構2は、図2に示すように、開閉動作が可能な2本のアーム21A,21Bの先端にそれぞれシャーブレード20A,20Bを互いに向き合うように取り付けたもので、各アーム21A,21Bが基端部を中心として閉じる方向へ回動すると、シャーブレード20A,20Bが上下に重なって刃先が相対する方向へ進むことにより、オリフィス11より垂れ下がった溶融ガラスGが切断され、所定の長さLを有する棒状のゴブgが生成される。各アーム21A,21Bは、図示していないカッター駆動機構により開閉駆動される。
この実施例のカッター機構2は、各アーム21A,21Bの回動と一体にシャーブレード20A,20Bを回動させる方式のものであるが、これに代えて、互いに向き合った状態のシャーブレードを往復動させる方式のものを用いることもできる。
溶融ガラスGの切断時、図5に示すように、下側のシャーブレード20Bによる押圧力f1が溶融ガラスGに作用するため、ゴブgの上端部は押圧された方向、すなわち、x方向へ振られようとするが、その振れはゴブgがガイド部材3に当たって規制されるので、ゴブgは落下姿勢がx方向へ傾かないように整えられる。
また、図6に示すように、垂れ下がった溶融ガラスGの重心Gに対してシャーブレード20A,20Bの中心Oがy方向にずれていると、上下のシャーブレード20A,20Bによるy方向への押圧力f2が溶融ガラスGに作用する結果、ゴブgの上端部はy方向へ振られようとするが、その振れはゴブgがガイド部材3に当たって規制されるので、ゴブgは落下姿勢がy方向へ傾かないように整えられる。ゴブgは直立姿勢で下方へ落下し、スクープ、トラフ、デフレクターなどのデリバリーによって製びん機のいずれかのセクションに導かれる。
図3に示したカッター変位機構4は、正逆各方向へ回転可能なカッター変位用のモータ40を駆動源として含むものであり、モータ40の回転角度(回転数)に応じた距離だけ動力伝達機構41を介して上下方向、すなわち、スパウト10のオリフィス11へ接近する方向またはオリフィス11から離れる方向(z方向)へシャーブレード20A,20Bを変位させる。この実施例では、カッター変位用のモータ40として、供給される駆動パルスの数に応じた角度だけ回転するパルスモータ(ステッピングモータ)が用いられている。
この実施例の前記の動力伝達機構41は、溶融ガラス導出機構1のスパウト10の外面に直立姿勢で正逆各方向へ回動自由に支持された送りネジ42と、モータ40の回転を送りネジ42に伝達する歯車機構43と、送りネジ42が正逆いずれかの方向へ回転するのに伴って送りネジ42上を上方向または下方向(z方向)へ送られるナット部材44とで構成され、ナット部材44と一体のシャーボックス45によってカッター機構2のシャーブレード20A,20Bが水平姿勢を保った状態に保持されている。
カッター機構2のシャーブレード20A,20Bの上下いずれかの方向への変位量Δzは、ナット部材44が送りネジ42上を下方または上方へ送られる移動距離と一致する。このナット部材44の移動距離は送りネジ42の回転数によって決まり、送りネジ42の回転数はモータ40の回転角度(回転数)によって決まるので、シャーブレード20A,20Bの変位方向はモータの回転方向によって決まり、シャーブレード20A,20Bの変位量Δzはモータ40の回転角度(回転数)によって決まる。
カッター機構2のシャーブレード20A,20Bによって溶融ガラスGを切断してゴブgを生成する場合、ゴブgの長さLは、図7に示すように、オリフィス11とカッター機構2との距離D、すなわち、カッター機構2の高さによって調整することができる。カッター機構2のシャーブレード20A,20Bが図7の実線で示す高さに位置決めされた状態のとき、ゴブgの重量を変えることなくゴブgの長さLを長くするには、シャーブレード20A,20Bを下方へ変位させてオリフィス11との距離Dを大きくすることで長さ調整が可能である。一方、ゴブgの重量を変えることなくゴブgの長さを短くするには、シャーブレード20A,20Bを上方へ変位させてオリフィス11との距離Dを小さくすることで長さ調整が可能である。
シャーブレード20A,20Bの変位量Δzとゴブgの長さLの変化量ΔLとの関係は予め実験により求めてテーブル化することが可能であるから、後述する画像処理による計測処理によってゴブgの長さLが計測されたとき、テーブルを参照することでゴブgの長さLの計測値とゴブgの長さLの設定値との差ΔLからシャーブレード20A,20Bの変位量Δzを得ることができ、その変位量Δzからモータ40の回転角度(回転数)を算出することができる。
図4に示したガイド部材3は、円筒体を長さ方向に沿って切断したような半筒状の形態を有し、凹曲面がゴブgの上端部の外形に沿うガイド面30を構成している。ガイド部材3の後面には後述する支持アーム54の先端部にスライド自由に支持される支え片31が突設されている。
ガイド変位機構5は、正逆各方向へ回転可能なガイド変位用の第1、第2の各モータ50,51を駆動源として含むものであり、第1のモータ50の回転角度(回転数)に応じた距離だけ第1の動力伝達機構52を介してガイド部材3をゴブgの落下路dに対してx方向へ変位させるとともに、第2のモータ51の回転角度(回転数)に応じた距離だけ第2の動力伝達機構53を介してガイド部材3をy方向へ変位させる。この実施例では、ガイド変位用の各モータ50,51として、前記のカッター変位用のモータ40と同様、パルスモータ(ステッピングモータ)が用いられている。
この実施例の第1の動力伝達機構52は、カッター機構2の一方のアーム21Aの適所に長さ中央部が支点54aとして支持される支持アーム54と、第1のモータ50と一体に回転しその回転に伴って支持アーム54を揺動させることにより第1のモータ50の回転角度(回転数)に応じた距離だけ支持アーム54の先端部をx方向へ変位させる送りネジ55とを含んでいる。送りネジ55は支持アーム54の基端部に形成されたネジ孔54bにネジ込まれ、先端がカッター機構2のフレームに突き当たっている。支持アーム54の先端部にはガイド部材3の支え片31が支持アーム54の長さ方向へスライド自由かつ抜け止め状態で挿入される長孔54cが形成されている。
送りネジ55が回動すると、支持アーム54の基端部がネジ送りされることで支持アーム54が揺動し、ガイド部材3が支持アーム54の先端部と一体にx方向へ変位する。支持アーム54には、送りネジ55の先端をカッター機構2のフレームに押し付けて支持アーム54の先端部を後方へ付勢するために、圧縮バネ56のバネ圧を常時作用させている。
第2の動力伝達機構53は、ガイド部材3の支え片31に先端が連結され基端部寄りが前記支持アーム54に支持された軸受部材57bにスライド自由に支持されたロッド57と、第2のモータ51の回転角度(回転数)に応じた距離だけロッド57を軸方向へ往復動させて先端部を変位させる一対の歯車58,59とを含んでいる。各歯車58,59は互いに噛み合っており、一方の歯車58が第2のモータ51に連結されている。他方の歯車59は内孔がネジ孔59aになっており、そのネジ孔59aにロッド57の先端部に形成されたネジ軸部57aがネジ込まれている。第2のモータ51と一体に歯車58,59が正逆いずれかの方向へ回転すると、ロッド57がネジ送りされることによって、ガイド部材3の支え片31が支持アーム54の長さ方向へスライドし、ガイド部材3はy方向へ変位する。
カッター機構2のシャーブレード20A,20Bによって溶融ガラスGを切断してゴブgを生成する場合、ゴブgの傾きは、図8に示すように、ゴブgの落下路dに対して下側のシャーブレード20Bによってゴブgが押圧される方向(x方向)のガイド部材3の距離t、すなわち、ガイド部材3のx方向の位置と、図9に示すように、シャーブレード20A,20Bの中心線cに対するy方向のガイド部材3の距離s、すなわち、ガイド部材3のy方向の位置とによって調整することができる。ガイド部材3が図8および図9の実線で示す位置に位置決めされた状態のとき、ゴブgの傾きを是正するには、x方向の傾きθxに対してはガイド部材3の距離tを、y方向の傾きθyに対してはガイド部材3の距離sを、それぞれガイド部材3を変位させることによって変更する。
図1に戻って、ゴブ観測装置6は少なくとも2台(図示例では3台)の撮像装置6A,6B,6Cをもって構成され、カッター機構2により切断されて落下するゴブgを立体視してゴブgの空間位置データを取得する。この実施例における各撮像装置6A〜6CはCCDカメラにより構成され、落下中のゴブgの全体画像を取得するために、ゴブgの全体が収まる空間領域が各撮像装置6A〜6Cの視野に含まれるようになっている。
各撮像装置6A〜6Cは画像処理装置7に接続され、画像処理装置7へ図10に示すタイミングシステム9よりトリガー信号が出力されると、各撮像装置6A〜6Cは一斉にゴブgを撮像し、ゴブgの二次元画像が各撮像装置6A〜6Cより画像処理装置7に取り込まれる。前記タイミングシステム9は、垂れ下がった溶融ガラスGをカッター機構2が切断したタイミングでトリガー信号を出力するもので、そのタイミングは前記プランジャ12の位相またはカッター機構2の切断動作の各タイミングによって得ている。なお、タイミングシステム9は、ゴブ生成装置や製びん機を構成する種々の機構があらかじめ定められた順序で動作するように、各機構の動作開始や停止のタイミングを指示するための信号を生成して出力するものである。
画像処理装置7は、各撮像装置6A〜6Cより取り込んだ3枚の二次元画像よりゴブgの空間位置データ(具体的には三次元座標データ)を取得し、その空間位置データからゴブgの長さLやx方向およびy方向の各傾きθx,θyを計測する。ゴブgの長さLや傾きθx,θyの計測値の適否は制御装置8により判定され、制御装置8は不適正の判定を行ったときカッター変位機構4やガイド変位機構5の動作を制御し、カッター機構2の高さやガイド部材3の水平面内の位置を補正する。
前記制御装置8は、マイクロコンピュータにより構成され、図10に示すように、制御、演算の主体であるCPU80、プログラムや固定データが記憶されるROM81、各種のデータが記憶されるRAM82などを含んでいる。CPU80にはバス83を介して画像処理装置7、カッター変位機構4、ガイド変位機構5などが接続されている。
CPU80はROM81に記憶されたプログラムを実行し、RAM82に対するデータの読み書きを行いながら上記の入出力各部に対する入出力動作を一連に制御する。
前記画像処理装置7は、マイクロコンピュータにより構成され、図11に示すように、制御、演算の主体であるCPU70、プログラムや固定データが記憶されるROM71、データの読み書きに用いられるRAM72を含んでいる。3個の画像メモリ73A〜73Cには各撮像装置6A〜6Cで得られた二次元画像がそれぞれ格納される。CPU70はROM71に格納された立体視処理を行うためのプログラムに従って3枚の二次元画像上の像点間の対応付け処理などを実行してゴブgの空間位置データ(三次元座標データ)を取得する。計測部74はCPU70による制御下で空間位置データからゴブgの長さLやx方向およびy方向の各傾きθx,θyを計測する処理を実行する。
この画像処理装置7による計測結果を受けて、前記制御装置8のCPU80は、図12(2)に示す制御の手順(図中、「ST」(STEPの略)で示す。)を順次実行してカッター機構2の高さを補正してゴブgの長さLを一定値に保持し、また、図13(2)に示す手順を実行してガイド部材3の水平面内の位置を補正してゴブgのx方向およびy方向の各傾きθx,θyが許容範囲内となるようにゴブgの姿勢を矯正する。
まず、図12に示した長さ補正についての制御の各手順を説明すると、図12(1)のST1において、タイミングシステム9より画像処理装置7にトリガー信号が入力されると、CPU70は撮像装置6A〜6Cに撮像指令を与えて落下中のゴブgを同時に撮像させる。各撮像装置6A〜6Cにより取得されたゴブgの二次元画像は画像処理装置7に取り込まれ(ST2)、それぞれの画像メモリ73A〜73Cに格納された後、CPU70は3枚の二次元画像上の像点を対応付けるなどの三次元認識処理を実行し、ゴブgの空間位置データ(三次元座標データ)を取得してRAM72に記憶させる(ST3)。
次に、CPU70は計測部74に対して空間位置データからゴブgの長さLを計測する処理を実行させ、その計測データを制御装置8へ送出する(ST4,5)。制御装置8のCPU80は、図12(2)のST6で長さLの計測データを受け取ると、その計測データを設定値と比較してゴブgの長さLが適正かどうかを判定する(ST7)。もし、適正でなければ、ST7からST8へ進み、CPU80はゴブgの長さLの計測値と設定値との差ΔLからカッター機構2の高さを補正するための補正データとしてシャーブレード20A,20Bの変位量Δzを算出する。
ST8でシャーブレード20A,20Bの変位量Δzが算出されると、シャーブレード20A,20Bの高さを補正する必要があり、ST8からST9へ進み、CPU80は第1のモータ40を演算で求めた回転角度だけ回転させてその変位量Δzだけシャーブレード20A,20Bを変位させて高さを補正する。
次に、図13に示した傾き補正についての制御の各手順を説明すると、図13(1)のST1において、タイミングシステム9より画像処理装置7にトリガー信号が入力されると、CPU70は撮像装置6A〜6Cに撮像指令を与えて落下中のゴブgを同時に撮像させる。各撮像装置6A〜6Cにより取得されたゴブgの二次元画像は画像処理装置7に取り込まれ(ST2)、それぞれの画像メモリ73A〜73Cに格納された後、CPU70は3枚の二次元画像上の像点を対応付けるなどの三次元認識処理を実行し、ゴブgの空間位置データ(三次元座標データ)を取得してRAM72に記憶させる(ST3)。
次に、CPU70は計測部74に対して空間位置データからゴブgのx方向の傾きθxとy方向の傾きθyとを計測する処理を実行させ、その計測データを制御装置8へ送出する(ST4,5)。制御装置8のCPU80は、図13(2)のST6で傾きθx,θyの計測データを受け取ると、各計測データが許容範囲内かどうかを判定する(ST7)。もし、傾きθx,θyの少なくとも一方が許容範囲内でなければ、ST7からST8へ進み、CPU80は傾きθxまたはθyの計測値からガイド部材3の水平面内の位置を補正するための補正データとして、ガイド部材3のx方向の変位量Δxまたはy方向の変位量Δyを算出する。
ST8でガイド部材3の変位量が算出されると、ガイド部材3の水平面内の位置を補正する必要があり、ST8からST9へ進み、CPU80は第2、第3のモータ50,51を演算で求めた回転角度だけ回転させてその変位量だけガイド部材3を変位させて水平面内の位置を補正する。
図14は、画像処理装置7および制御装置8による制御の他の実施例を示すもので、図14(1)のST1において、タイミングシステム9より画像処理装置7にトリガー信号が入力されると、CPU70は撮像装置6A〜6Cに撮像指令を与えて落下中のゴブgを同時に撮像させる。各撮像装置6A〜6Cにより取得されたゴブgの二次元画像は画像処理装置7に取り込まれ(ST2)、それぞれの画像メモリ73A〜73Cに格納された後、CPU70は3枚の二次元画像上の像点を対応付けるなどの三次元認識処理を実行し、ゴブgの空間位置データ(三次元座標データ)を取得してRAM72に記憶させる(ST3)。
次に、CPU70は計測部74に対して空間位置データからゴブgの長さLおよびx方向の傾きθxとy方向の傾きθyとを計測する処理を実行させ、その計測データを制御装置8へ送出する(ST4,5)。制御装置8のCPU80は、図14(2)のST6で長さLおよび傾きθx,θyの計測データを受け取ると、まず、傾きθx,θyの各計測データが許容範囲内かどうかを判定する(ST7)。もし、傾きθx,θyの少なくとも一方が許容範囲内でなければ、ST7からST8へ進み、CPU80は傾きθxまたはθyの計測値からガイド部材3の水平面内の位置を補正するための補正データとして、ガイド部材3のx方向の変位量Δxまたはy方向の変位量Δyを算出する。
ST8でガイド部材3の変位量が算出されると、ガイド部材3の水平面内の位置を補正する必要があり、ST8からST9へ進み、CPU80は第2、第3のモータ50,51を演算で求めた回転角度だけ回転させてその変位量だけガイド部材3を変位させて水平面内の位置を補正する。
前記のST7において、もし、傾きθx,θyのいずれもが許容範囲内であれば、ST7からST10へ進み、長さLの計測データを設定値と比較してゴブgの長さLが適正かどうかを判定する。もし、適正でなければ、ST10からST11へ進み、CPU80はゴブgの長さLの計測値と設定値との差ΔLからカッター機構2の高さを補正するための補正データとしてシャーブレード20A,20Bの変位量Δzを算出する。
ST11でシャーブレード20A,20Bの変位量Δzが算出されると、シャーブレード20A,20Bの高さを補正する必要があり、ST11からST12へ進み、CPU80は第1のモータ40を演算で求めた回転角度だけ回転させてその変位量Δzだけシャーブレード20A,20Bを変位させて高さを補正する。
なお、前記のST7の判定が「NO」となって傾き補正についての手順(ST8,9)が実行された場合、ST10〜12の長さ補正についての手順はスキップされるが、次に取り込んだ画像についてST7の判定が「YES」になったとき、ST10〜12の長さ補正についての手順が実行されることになる。
1 溶融ガラス導出機構
2 カッター機構
3 ガイド部材
4 カッター変位機構
5 ガイド変位機構
6 ゴブ観測装置
7 画像処理装置
8 制御装置
10 スパウト
11 オリフィス
12 プランジャ
40,50,51 モータ

Claims (4)

  1. 溶融ガラスを溜めるスパウトの底部にオリフィスが設けられスパウト内に溶融ガラスをオリフィスより押し出すためのプランジャが上下動可能に配備された溶融ガラス導出機構と、オリフィスの下方に位置しオリフィスより導出されて垂れ下がった溶融ガラスを切断してゴブを生成するカッター機構とを備えたゴブ生成装置において、
    前記カッター機構をオリフィスに対して上下方向へ変位させてカッター機構の高さを調整するカッター変位機構と、カッター機構により切断されて落下するゴブを立体視してゴブの空間位置データを取得するためのゴブ観測装置と、前記ゴブの空間位置データからゴブの長さを計測する長さ計測手段と、ゴブの長さの計測値を設定値と比較してゴブの長さの適否を判定する判定手段と、ゴブの長さが適正でないと判定されたときゴブの長さの計測値と設定値との差からカッター機構の高さを補正するための補正データを算出する演算手段と、前記補正データに基づいてカッター変位機構の動作を制御してカッター機構を変位させる制御手段とを備えて成るゴブ生成装置。
  2. 前記カッター変位機構は、正逆各方向へ回転するモータを駆動源として含み、モータの回転角度に応じた距離だけオリフィスに対して上下方向へカッター機構を変位させるものである請求項1に記載されたゴブ生成装置。
  3. 請求項1または2に記載されたゴブ生成装置であって、カッター機構の下方に位置しカッター機構による切断時のゴブの振れを規制して落下させるガイド部材と、前記ガイド部材をゴブの落下路に対して水平面内の直交する所定の2方向へ変位させてガイド部材の水平面内の位置を調整するガイド変位機構と、前記ゴブの空間位置データから前記水平面内の直交する2方向へのゴブの傾きを計測する傾き計測手段と、ゴブの傾きの計測値が許容範囲内かどうかを判定する判定手段と、ゴブの傾きが許容範囲内でないと判定されたときゴブの傾きの計測値からガイド部材の水平面内の位置を補正するための補正データを算出する演算手段と、前記補正データに基づいてガイド変位機構の動作を制御してガイド部材を変位させる制御手段とをさらに備えて成るゴブ生成装置。
  4. 前記ガイド変位機構は、正逆各方向へ回転する第1、第2のモータを駆動源として含み、第1のモータの回転角度に応じた距離だけ前記2方向のうちの一方の方向へガイド部材を変位させ、第2のモータの回転角度に応じた距離だけ前記2方向のうちの他方の方向へガイド部材を変位させるものである請求項3に記載されたゴブ生成装置。
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