JP5484996B2 - 画像診断装置、及び可搬記録媒体 - Google Patents

画像診断装置、及び可搬記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP5484996B2
JP5484996B2 JP2010090123A JP2010090123A JP5484996B2 JP 5484996 B2 JP5484996 B2 JP 5484996B2 JP 2010090123 A JP2010090123 A JP 2010090123A JP 2010090123 A JP2010090123 A JP 2010090123A JP 5484996 B2 JP5484996 B2 JP 5484996B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
recording medium
portable recording
automatic activation
browsing application
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010090123A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011221784A (ja
JP2011221784A5 (ja
Inventor
真奈美 石見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Medical Corp
Priority to JP2010090123A priority Critical patent/JP5484996B2/ja
Publication of JP2011221784A publication Critical patent/JP2011221784A/ja
Publication of JP2011221784A5 publication Critical patent/JP2011221784A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5484996B2 publication Critical patent/JP5484996B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、被検体の画像を撮影し、閲覧アプリケーションとともに可搬記録媒体に記録する画像診断装置及び可搬記録媒体に関する。
従来より医療施設における被検体の診断のために、被検体内部を撮影するX線診断装置、X線透視撮影装置、X線CT(Computed Tomography)装置、超音波装置、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置、SPECT(Single Photo Emission CT)装置、PET(Positron Emission Tomography)装置等の各種医用画像撮影装置が利用されている。
また、医療に関する情報の利用や管理に関する技術として、特許文献1には、被検者に関する画像や画像閲覧アプリケーション及びレポートを格納したサーバのアドレス情報等を、被検者の申し送り情報として、X線CT装置にて可搬記録媒体に保存する技術が開示されている。
また、特許文献2には、リムーバブルメディアの挿入時に関連アプリケーションを自動起動する技術が開示されており、この特許文献2に示す技術を利用して、受け取り側の端末で可搬記録媒体内の画像閲覧アプリケーションをドライブ挿入時に自動起動させ、画像の閲覧時の操作の煩雑さを軽減させることがある。
特開2007−241559号公報 特開2001−75813号公報
しかしながら、可搬記録媒体をドライブに挿入したときに、必ず画像閲覧アプリケーションを自動起動するようにすると、画像を閲覧する必要のないときにまで画像閲覧アプリケーションが起動してしまうため、起動に時間がかかったり、アプリケーションを終了させる操作を行う手間がかかったりしてしまい、業務効率を下げることがあった。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、可搬記録媒体を読み込む装置の使用目的に応じて画像閲覧アプリケーションを自動起動させ、或いは自動起動させないようにし、作業効率を向上させることが可能な画像診断装置及び可搬記録媒体を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために第1の発明は、被検体の計測データに基づいて生成された画像と、画像閲覧アプリケーションとを可搬記録媒体に記録する記録手段を備えた画像診断装置であって、前記可搬記録媒体の記録内容を読み取る読込装置側の使用目的に応じて、前記画像閲覧アプリケーションの自動起動を許可するか否かを判定する自動起動判定プログラムを前記可搬記録媒体に更に記録するプログラム記録手段を備えることを特徴とする画像診断装置である。
また、第2の発明は、被検体の計測データに基づいて生成された画像と、画像閲覧アプリケーションとを記録した可搬記録媒体であって、当該可搬記録媒体の記録内容を読み取る読込装置側の使用目的に応じて、前記画像閲覧アプリケーションの自動起動を許可するか否かを判定する自動起動判定プログラムが記録されていることを特徴とする可搬記録媒体である。
本発明により、可搬記録媒体を読み込む装置の使用目的に応じて画像閲覧アプリケーションを自動起動させ、或いは自動起動させないようにし、作業効率を向上させることが可能な画像診断装置及び可搬記録媒体を提供できる。
画像提供システム1の画像診断装置2と読込装置3のハードウエアブロック図 使用目的と自動起動の対応表45の一例を示す図 画像診断装置2の実行する書込処理の流れを説明するフローチャート(第1の実施の形態) 可搬記録媒体M1が読込装置3に挿入された際に読込装置3が実行する処理の流れを説明するフローチャート(第1の実施の形態) 画像診断装置2の実行する書込処理の流れを説明するフローチャート(第2の実施の形態) 使用目的選択画面6の一例を示す図 可搬記録媒体M1が読込装置3に挿入された際に読込装置3が実行する処理の流れを説明するフローチャート(第2の実施の形態) 使用目的に応じた表示制限設定情報47の一例を示す図 可搬記録媒体M1が読込装置3に挿入された際に読込装置3が実行する処理の流れを説明するフローチャート(第3の実施の形態) 使用目的に応じた画像の表示例
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の構成について説明する。
図1に示す画像提供システム1は、被検体を撮影し、画像を生成する画像診断装置2と、画像診断装置2にて生成された画像を受け取る外部端末(以下、読込装置3という)と、可搬記録媒体M1とを備えて構成される。画像診断装置2と読込装置3とは、可搬記録媒体M1を介して画像の授受を行う。そのため、画像診断装置2及び読込装置3の間には、医師、技師、或いは被検者等が画像等を閲覧するために、特に通信設備を必要としない。
画像診断装置2は、スキャナ200及び操作卓220を有する、例えばX線CT装置、X線診断装置、透視撮影装置、超音波装置、MRI装置、SPECT装置、PET装置等の各種医用画像撮影装置である。
スキャナ200は、被検体を撮影し、計測データを取得するデータ計測装置201を備える。データ計測装置201とは、例えばX線を用いた装置であれば、X線管、X線検出器、データ収集装置等である。
操作卓220は、システム制御装置221、画像演算装置222、記憶装置223、操作装置224、表示装置225、及びメディアドライブ装置226を備える。
操作卓220のシステム制御装置221は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備え、スキャナ200及び操作卓220が備える各装置を制御する。すなわち、システム制御装置221は、スキャナ200のデータ計測装置201を制御して被検体の計測データを取得させ、計測データに基づいて画像演算装置222に画像を生成させる。また、システム制御装置221は、画像演算装置222により生成された画像41を記憶装置223に格納するとともに、表示装置225を制御して画像41を表示させる。
本実施の形態において、システム制御装置221は、可搬記録媒体M1に画像41、画像閲覧アプリケーション43、後述する自動起動判定プログラム44、及び後述する使用目的と自動起動の対応表45を記録する処理を実行する(図3参照)。
画像演算装置222は、システム制御装置221の制御によってスキャナ200から計測データを取得し、被検体断層像等の画像41を再構成する。
記憶装置223は、ハードディスク等により構成されるものであり、システム制御装置221に接続される。記憶装置223は、画像演算装置222にて生成された画像41等を格納する画像データベース42を有する。また、記憶装置223は装置の使用目的と自動起動の対応表45を記憶する。装置の使用目的と自動起動の対応表45については、後述する(図2参照)。
操作装置224は、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー等の入力装置、及び各種スイッチボタン等により構成され、操作者によって入力される各種の指示や情報をシステム制御装置221に出力する。操作者は、表示装置225及び操作装置224を使用して対話的に画像診断装置2を操作する。表示装置225は、液晶パネル、CRTモニタ等のディスプレイ装置と、ディスプレイ装置と連携して表示処理を実行するための論理回路で構成され、システム制御装置221に接続される。表示装置225は画像演算装置222から出力される画像41、並びにシステム制御装置221が取り扱う種々の情報を表示する。
メディアドライブ装置226は、可搬記録媒体M1に対応するドライブ装置等であり、例えば、CDドライブ、DVDドライブ、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、ICカードリーダ/ライタ、メモリカードスロット、USBポート等のドライブ装置またはスロット、ポート等のインターフェースを含む。メディアドライブ装置226は、システム制御装置221の制御により、可搬記録媒体M1に対してデータの書き込み及び読み出しを行う。
可搬記録媒体M1は、当該記録媒体に対応するドライブ装置やコンピュータ等を用いることにより、データの読み取り及び書き込みが可能な記録媒体であり、ユーザが自在に持ち運ぶことが可能なものである。例えば、CD(Compact Disc)、DVD等の光ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク等の磁気メモリ、ICカード、メモリカード、USBメモリ等の不揮発性の半導体メモリ等を含む。
本実施の形態において、可搬記録媒体M1には、画像41、画像閲覧アプリケーション43、自動起動判定プログラム44、使用目的と自動起動の対応表45が記録される。
読込装置3は、システム制御装置301、記憶装置303、入力装置304、表示装置305、メディアドライブ装置306等を備えた、例えばパーソナルコンピュータ等の装置である。読込装置3のシステム制御装置301は、メディアドライブ装置306に可搬記録媒体M1が挿入されると、可搬記録媒体M1に記録されているデータを読み込む。
読込装置3は、その使用目的に応じて、可搬記録媒体M1に記録されている画像41の閲覧を行う場合と画像41の閲覧を行わない場合とがある。
例えば、読込装置3が、PACS(Picture Archiving and Communication System)等のようにネットワークを利用して複数装置間で扱う画像41を管理する画像管理システムに接続されている場合には、画像41はPACSのサーバにて一括管理されることが多く、読込装置3にて可搬記録媒体M1内の画像閲覧アプリケーション43を用いて画像41を閲覧することは少ない。すなわち、可搬記録媒体M1内の画像41は単に読込装置3から取り込まれ、PACSのサーバの画像データベース等に蓄積される。PACSの各クライアント端末で画像41を閲覧する際はPACSのサーバ(画像データベース)から画像データを取得して、端末に塔載されている画像ビューアを用いて表示させることが多い。この手法は主に大規模の病院における画像閲覧業務フローとなる。
一方、PACS等の画像管理システムを用いない環境では、可搬記録媒体M1から読み込んだ画像41を読み込んだ装置で閲覧することが多い。この場合、可搬記録媒体M1に記録されている画像閲覧アプリケーション43を用いて画像41を表示させることが多い。例えば、小規模の医院や患者個人のパーソナルコンピュータで画像41を閲覧する場合がこれに該当する。
そのため、可搬記録媒体M1をメディアドライブ装置306に挿入した際に、可搬記録媒体M1内の画像閲覧アプリケーション43を自動起動させない方が効率がよい場合と、自動起動させた方が効率がよい場合とがある。
そこで、本実施の形態では、画像診断装置2は、画像41や画像閲覧アプリケーション43に加え、読込装置3側で自動起動を行うか否かを判定するための自動起動判定プログラム44を可搬記録媒体M1に記録しておく。また、使用目的と自動起動との対応表45を可搬記録媒体M1に記録する。そして、読込装置3のメディアドライブ装置306に可搬記録媒体M1が挿入された際に、読込装置3のシステム制御装置301は自動起動判定プログラム44を実行し、予め読込装置3の記憶装置303に設定されている使用目的に基づいて画像閲覧アプリケーション43の自動起動を許可するか否かを判定する。自動起動が許可された場合には画像閲覧アプリケーション43を起動し、自動起動が不許可の場合には画像閲覧アプリケーション43を起動せず、使用目的に沿った処理を行うものとする。
なお、自動起動が不許可の場合であっても、読込装置3の入力装置304による操作入力により、ユーザの所望のタイミングで画像閲覧アプリケーション43を起動させることは可能である。
また、以下の実施の形態では、自動起動判定プログラム44は、図2に示す対応表45を参照して、自動起動を許可するか否かを判定するものとする。図2に、読込装置3の使用目的と画像閲覧アプリケーション43の自動起動を許可するか否かを設定した対応表45の一例を示す。
図2の例では、使用目的ID45aと、使用目的45bと、画像閲覧アプリケーション43の自動起動の許可・不許可を示す値(以下、自動起動)45cとが対応付けて設定されている。
具体的には、使用目的ID45aが「1」(使用目的45bが「患者情報の読み込み」)の場合に自動起動45cを「0」(不許可)とする設定情報、使用目的ID45aが「2」(使用目的45bが「画像取り込み」)の場合に自動起動45cを「0」(不許可)とする設定情報、使用目的ID45aが「3」(使用目的45bが「診断用の画像閲覧」)の場合に自動起動45cを「1」(許可)とする設定情報、使用目的ID45aが「4」(使用目的45bが「講演用の画像閲覧」)の場合に自動起動45cを「1」(許可)とする設定情報、使用目的ID45aが「5」(使用目的45bが「患者説明の画像閲覧」)の場合に自動起動45cを「1」(許可)とする設定情報が格納される。
なお、使用目的は上述のものに限定されず、その他の使用目的とそれに対する自動起動の許可・不許可を表す値とが格納されるものとしてもよい。
また、読込装置3の記憶装置303に設定される使用目的IDが、対応表45の使用目的ID45aに対応するIDで設定される場合には、可搬記録媒体M1には上述の対応表45のうち、使用目的ID45aと自動起動45cとが記録されていれば足りる。
「患者情報の読み込み」とは、患者の個人情報や検査情報を示す画像以外の情報を読み込むことである。また、「画像取り込み」とは、例えば上述のPACSや読込装置3内の記憶装置303に可搬記録媒体M1内の画像データを移動するだけで、すぐに閲覧を行わないことである。
なお、自動起動判定プログラム44内に対応表45の内容を記述してもよい。この場合、自動起動判定プログラム44の記述に従って、使用目的IDと自動起動の許可・不許可が判定される。
次に、図3〜図4のフローチャートを参照して、画像提供システム1の動作について説明する。
図3に示すように、書込側である画像診断装置2において、まず、操作装置224等の操作により、書き込む画像41が画像データベース42から選択される(ステップS101)。システム制御装置221は、メディアドライブ装置226を駆動して、選択された画像41とともに画像閲覧アプリケーション43、自動起動判定プログラム44、及び使用目的と自動起動の対応表45のデータを可搬記録媒体M1に記録する(ステップS102)。
一方、読込装置3側では、図4に示すように、画像41、画像閲覧アプリケーション43、自動起動判定プログラム44、及び対応表45が記録された可搬記録媒体M1が読込装置3のメディアドライブ装置306に挿入される(ステップS201)と、読込装置3のシステム制御装置301は、まず可搬記録媒体M1に記録されている自動起動判定プログラム44を読み出して起動する(ステップS202)。また、システム制御装置301は、読込装置3の記憶装置303に記憶されている使用目的ID45aを読み込む(ステップS203)。自動起動判定プログラム44は、読込装置3に設定されている使用目的ID45aと、対応表45の使用目的ID45aとを照合し、自動起動が許可されているか否かを判定する(ステップS204)。自動起動が許可されている場合は(ステップS204;許可)、システム制御装置301は可搬記録媒体M1に記録されている画像閲覧アプリケーション43を読み込んで起動し、可搬記録媒体M1に記録されている画像41を閲覧可能に表示する(ステップS205)。自動起動が許可されない場合は(ステップS204;不許可)、画像閲覧アプリケーション43を起動させず、処理を終了する。
以上説明したように、可搬記録媒体M1を用いて、画像41及び画像閲覧アプリケーション43を画像診断装置2から読込装置3へ提供する画像提供システム1において、可搬記録媒体M1に、読込装置3側の使用目的に応じて画像閲覧アプリケーション43の自動起動を許可するか否かを判定する自動起動判定プログラム44を記録しておく。これにより、読込装置3にて可搬記録媒体M1の内容を読み込む際に、まず読込装置3の使用目的が判定され、画像閲覧アプリケーション43の自動起動が許可または不許可とされる。そのため、患者情報の読み込みまたは画像の取り込みを目的とする場合等、読込装置3で画像閲覧を目的としないで可搬記録媒体M1を使用する場合には、画像閲覧アプリケーション43を自動起動させないようにでき、効率よく作業を行えるようになる。
また、本実施の形態に示すように、読込装置3に使用目的ID45aを予め設定しておき、またこれと合わせて、使用目的ID45aと自動起動の対応表45を可搬記録媒体M1に記録しておくことにより、読込装置3は確実に装置の使用目的を取得して、対応表45の設定内容に従った動作を行なうことが可能となる。また、自動起動判定プログラム44とは別に対応表45にて設定情報を記述できるため、ユーザの使用状況に応じて自動起動を許可するか否かの設定変更を容易かつ柔軟に行なえるようになる。
なお、本発明の機能により画像閲覧アプリケーション43が自動起動しない場合であっても、操作者が手動で操作することにより可搬記録媒体M1内の画像閲覧アプリケーション43を起動することは可能である。
[第2の実施の形態]
次に、図5〜図7を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。
読込装置3に予め使用目的ID45aが設定されていない場合、自動起動判定プログラム44を用いても自動起動を許可するか否かを確実に判定できないことがある。しかし、患者が通う病院、患者の居住地域、或いは紹介先の病院等、可搬記録メディアM1を使用する場所が分かれば、書込側の画像診断装置2の操作者が、読込装置3の使用目的を推測できることがある。
第2の実施の形態では、書込側の画像診断装置2にて読込装置3の使用目的を設定できるようにする。
なお、第2の実施の形態の画像診断装置2及び読込装置3の装置構成において、第1の実施の形態と同一の各部については同一の符号を付し、説明を省略する。
第2の実施の形態の画像診断装置2は、第1の実施の形態の構成に加え、読込装置3側の使用目的を画像診断装置2側で操作者が設定するための画面データ等が記憶装置303に記憶されている。
また、第2の実施の形態の読込装置3は、記憶装置303に使用目的ID45aが予め設定されていないものとする。その他の装置構成は、第1の実施の形態と同様とする。
図5に示すように、画像診断装置2のシステム制御装置221は、第1の実施の形態と同様の可搬記録媒体M1への画像41等の書き込み処理に加え、使用目的を設定するための処理(ステップS302)を実行する。
すなわち、書込側である画像診断装置2において、まず、操作装置224等の操作により、書き込む画像41が画像データベース42から選択される(ステップS301)。システム制御装置221は、更に、読込装置3の使用目的を設定する(ステップS302)。このとき、図6に示すような使用目的選択画面6を表示装置225に表示させ、操作者に使用目的一覧の中から読込装置3の使用目的を選択させるようにしてもよい。
図6に示す使用目的選択画面6は、使用目的一覧61として、対応表45の使用目的ID45aと使用目的45bとが一覧表示され、各欄にラジオボタン62が表示される。ラジオボタン62が選択され、決定ボタン63がクリック操作されると、選択されたラジオボタン62に対応する使用目的ID45aが可搬記録媒体M1に記録される。
システム制御装置221は、メディアドライブ装置226を駆動して、選択された画像41とともに、画像閲覧アプリケーション43、自動起動判定プログラム44、対応表45、及び読込装置3の使用目的ID45aのデータ(使用目的選択画面6で選択された使用目的のID)を可搬記録媒体M1に記録する(ステップS303)。
図7に示すように、読込装置3において、画像41、画像閲覧アプリケーション43、自動起動判定プログラム44、対応表45、及び読込装置3の使用目的ID45aが記録された可搬記録媒体M1が読込装置3のメディアドライブ装置306に挿入される(ステップS401)と、読込装置3のシステム制御装置301は、まず可搬記録媒体M1に記録されている自動起動判定プログラム44を読み出して起動する(ステップS402)。また、システム制御装置301は、読込装置3の記憶装置303に使用目的ID45aが記録されているか否かを判定する(ステップS403)。読込装置3の記憶装置303に使用目的ID45aが記録されている場合は(ステップS403;Yes)、図4のステップS203以降の処理を行う。すなわち、第1の実施の形態と同様に、読込装置3の記憶装置303に設定されている使用目的ID45aに応じて自動起動判定処理プログラムにて自動起動するか否かを判定する。
ステップS403において、読込装置3の記憶装置303に使用目的ID45aが記録されていない場合は(ステップS403;No)、可搬記録媒体M1に記録されている使用目的ID45aを読み込む(ステップS404)。そして、自動起動判定プログラム44によって、可搬記録媒体M1から読み込んだ使用目的ID45aと、対応表45の使用目的ID45aとを照合し、自動起動が許可されているか否かを判定する(ステップS405)。自動起動が許可されている場合は(ステップS405;許可)、システム制御装置301は可搬記録媒体M1に記録されている画像閲覧アプリケーション43を読み込んで起動し(ステップS406)、可搬記録媒体M1に記録されている画像41を閲覧可能に表示する。自動起動が許可されていない場合は(ステップS405;不許可)、画像閲覧アプリケーション43を起動させず、本自動起動判定プログラム44を終了する。
以上説明したように、第2の実施の形態では、可搬記録媒体M1に、自動起動判定プログラム44と画像41と画像閲覧アプリケーション43に加え、読込装置3側の使用目的ID45aを記録しておく。そして、読込装置3にて可搬記録媒体M1の内容を読み込む際は、読込装置3に使用目的が予め設定されていればその使用目的に応じて画像閲覧アプリケーション43の自動起動が許可または不許可とされる。また、読込装置3に使用目的が予め設定されていなければ、可搬記録媒体M1に記録した使用目的ID45aに応じて画像閲覧アプリケーション43の自動起動が許可または不許可とされる。
そのため、読込装置3で画像閲覧アプリケーション43を自動起動するかしないかを書き込み側の画像診断装置2にて設定できる。
なお、第2の実施の形態では、読込装置3に予め設定されている使用目的ID45aを優先的に自動起動の判定に使用するものとし、可搬記録媒体M1に書き込んだ使用目的ID45aを補助的に使用する例を示したが、可搬記録媒体M1に書き込んだ使用目的ID45aを優先的に自動起動の判定に使用した方が好適である場合には、上述のステップS403の処理を行なわずに、可搬記録媒体M1に書き込んだ使用目的ID45aにて自動起動の判定を行なうものとすればよい。
また、読込装置3は、可搬記録媒体M1に書き込んだ使用目的ID45aを記憶装置303に記憶し、以降、別の可搬記録媒体M1が挿入された場合にも記憶装置303に記憶した使用目的ID45aに従って自動起動の判定を行なうものとしてもよい。これにより、書込側において使用目的ID45aを可搬記録媒体M1に記録していなくても、円滑に自動起動の判定が行なえるようになる。
[第3の実施の形態]
次に、図8〜図10を参照して、本発明の第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態の画像提供システム1は、読込装置3にて画像閲覧アプリケーション43を起動する場合に、更に使用目的に応じて表示内容を制限する機能を備える。
なお、第3の実施の形態の画像診断装置2及び読込装置3の装置構成において、第1の実施の形態と同一の各部については同一の符号を付し、説明を省略する。
第3の実施の形態の画像診断装置2は、第1の実施の形態の構成に加え、読込装置3側の使用目的に応じた表示制限設定情報47を記憶装置303に記憶している。また、第3の実施の形態の読込装置3は、第1または第2の実施の形態の構成と同様とする。
図8に示すように、表示制限設定情報47は、第1または第2の実施の形態の対応表45に更に、表示制限に関する設定情報の項目47a〜47cを設けたものである。以下、表示制限設定情報47を有する使用目的と自動起動の対応表を対応表46という。
対応表46には、例えば、画像閲覧アプリケーション43の自動起動が許可される使用目的に対して、更に、表示制限の有無を示す情報47a、患者情報の表示の許可・不許可のいずれかの設定情報47b、コメントの表示の許可・不許可のいずれかの設定情報47c(以下、コメント47cという)等が格納される。
図8の例では、画像閲覧アプリケーション43の自動起動が許可される使用目的ID45a(「3」、「4」、「5」)のうち、使用目的ID「3」(診断用の画像閲覧)については表示制限47aが「0」、すなわち表示制限はなく、使用目的ID「4」(講演用の画像閲覧)については表示制限47aが「1」、すなわち表示制限を行い、患者情報の表示47bについては「0」(表示しない)とするとともに、コメント47cについては「1」(表示する)としている。
また、使用目的ID「5」(患者説明の画像閲覧)については表示制限47aが「1」、すなわち表示制限を行い、患者情報の表示47bとコメント47cとをともに「1」(表示する)としている。
なお、表示制限設定情報47の内容は、図8に示すものに限定されるものではなく、使用目的や表示制限項目を増減させてもよい。
このような表示制限設定情報47は、使用目的と自動起動の対応表46として、画像診断装置2により、画像41、画像閲覧アプリケーション43、自動起動判定プログラム44とともに可搬記録媒体M1に書き込まれる。
なお、画像診断装置2の操作者が読込装置3の使用目的を推測できる場合は可搬記録媒体M1に更に読込装置3の使用目的IDを書き込むようにしてもよい。この場合は、第2の実施の形態の読込側のフローチャート(図7のステップS403〜ステップS404)と同様に、読込装置3に予め使用目的IDが設定されていれば、これを優先し、読込装置3に予め使用目的IDが設定されていなければ可搬記録媒体M1に記憶された使用目的IDを読込装置3の使用目的として認識するものとする。
図9に示すように、読込装置3において、画像41、画像閲覧アプリケーション43、自動起動判定プログラム44、対応表45、表示制限設定情報47が記録された可搬記録媒体M1が読込装置3のメディアドライブ装置306に挿入される(ステップS501)と、読込装置3のシステム制御装置301は、まず可搬記録媒体M1に記録されている自動起動判定プログラム44を読み出して起動する(ステップS502)。また、システム制御装置301は、読込装置3の記憶装置303または可搬記録媒体M1から使用目的ID45aを読み込む(ステップS503)。そして、自動起動判定プログラム44によって、読み込んだ使用目的ID45aと、対応表46の使用目的ID45aとを照合し、自動起動が許可されているか否かを判定する(ステップS504)。自動起動が許可されている場合は(ステップS504;許可)、システム制御装置301は可搬記録媒体M1に記録されている画像閲覧アプリケーション43を読み込んで起動し(ステップS505)、更に、表示制限設定情報47に従って、可搬記録媒体M1に記録されている画像41を表示する(ステップS506)。ステップS504の判定において、自動起動が許可されていない場合は(ステップS504;不許可)、画像閲覧アプリケーション43を起動させず、本自動起動判定プログラム44を終了する。
図10に、使用目的に応じた表示例を示す。
図10(a)に示すように、使用目的IDが「4」(講演用の画像閲覧)の場合は、図8の表示制限設定情報47には患者情報の表示は「0」、コメントの表示は「1」と設定されているため、被検体画像8に患者情報は表示されず、コメント81は表示される。
一方、図10(b)に示すように、使用目的IDが「5」(患者説明の画像41閲覧)の場合は、図8の表示制限設定情報47には患者情報の表示は「1」、コメントの表示は「1」と設定されているため、被検体画像8に患者情報82とコメント81が表示される。
以上説明したように、第3の実施の形態では、画像診断装置2は、自動起動判定プログラム44と画像41と画像閲覧アプリケーション43に加え、使用目的と自動起動の対応表45に更に表示制限に関する設定情報を付加した表示制限設定情報47を可搬記録媒体M1に書き込む。画像診断装置2の操作者が読込装置3の使用目的を推測できる場合は可搬記録媒体M1に更に読込装置3の使用目的IDを書き込むようにしてもよい。
そして、読込装置3にて可搬記録媒体M1の内容を読み込む際は、読込装置3に設定されている使用目的IDまたは可搬記録媒体M1に記録されている使用目的IDを読み込んで、その使用目的に応じて画像閲覧アプリケーション43の自動起動が許可または不許可とされる。また、画像閲覧アプリケーション43の自動起動が許可される場合は、表示制限設定情報47に従って、画像41の一部の表示を制限する。
そのため、画像閲覧アプリケーション43を自動起動する場合に、表示される内容が予め設定されているため、ユーザが表示内容を設定する手間を省くことができ、作業効率を向上させることができる。また、講演用に画像41を表示する場合等に、患者の個人情報を表示させないように予め設定しておけるため、誤って患者の個人情報を講演の際に表示させてしまうことがなくなる。
以上、本発明に係る画像診断装置2及び可搬記録媒体の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1・・・・画像提供システム
2・・・・画像診断装置
3・・・・読込装置
41・・・画像
42・・・画像データベース
43・・・画像閲覧アプリケーション
44・・・自動起動判定プログラム
45・・・使用目的と自動起動の対応表
47・・・表示制限設定情報
6・・・・使用目的選択画面
8・・・・被検体画像
81・・・コメント
82・・・患者情報

Claims (5)

  1. 被検体の計測データに基づいて生成された画像と、画像閲覧アプリケーションとを可搬記録媒体に記録する記録手段を備えた画像診断装置であって、
    前記可搬記録媒体の記録内容を読み取る読込装置側の使用目的に応じて、前記画像閲覧アプリケーションの自動起動を許可するか否かを判定する自動起動判定プログラムを前記可搬記録媒体に更に記録するプログラム記録手段を備えることを特徴とする画像診断装置。
  2. 前記自動起動判定プログラムは、前記読込装置の使用目的が患者情報の読み込みまたは画像の取り込みである旨の設定情報が予め設定されている場合は、前記可搬記録媒体が前記読込装置に挿入されたときに、前記画像閲覧アプリケーションを自動起動させないものとするためのプログラムコードを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像診断装置。
  3. 前記読込装置側の使用目的を設定するための設定情報を前記可搬記録媒体に記録する設定情報記録手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像診断装置。
  4. 前記自動起動判定プログラムは、前記画像閲覧アプリケーションが起動された場合に、前記読込装置側の使用目的に応じて前記画像閲覧アプリケーションにて表示される内容を制限するためのプログラムコードを含むことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像診断装置。
  5. 被検体の計測データに基づいて生成された画像と、画像閲覧アプリケーションとを記録した可搬記録媒体であって、
    当該可搬記録媒体の記録内容を読み取る読込装置側の使用目的に応じて、前記画像閲覧アプリケーションの自動起動を許可するか否かを判定する自動起動判定プログラムが記録されていることを特徴とする可搬記録媒体。
JP2010090123A 2010-04-09 2010-04-09 画像診断装置、及び可搬記録媒体 Expired - Fee Related JP5484996B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010090123A JP5484996B2 (ja) 2010-04-09 2010-04-09 画像診断装置、及び可搬記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010090123A JP5484996B2 (ja) 2010-04-09 2010-04-09 画像診断装置、及び可搬記録媒体

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011221784A JP2011221784A (ja) 2011-11-04
JP2011221784A5 JP2011221784A5 (ja) 2013-04-25
JP5484996B2 true JP5484996B2 (ja) 2014-05-07

Family

ID=45038699

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010090123A Expired - Fee Related JP5484996B2 (ja) 2010-04-09 2010-04-09 画像診断装置、及び可搬記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5484996B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6184125B2 (ja) 2012-04-12 2017-08-23 キヤノン株式会社 医療支援システム
JP6377221B2 (ja) * 2012-04-12 2018-08-22 キヤノン株式会社 医療支援システム
JP6615086B2 (ja) * 2013-03-15 2019-12-04 ボルケーノ コーポレイション 医療測定システムと共に使用するためのプレッシャワイヤ検出及び通信プロトコル
JP2017097525A (ja) * 2015-11-20 2017-06-01 アズビル株式会社 制御機器

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004213427A (ja) * 2003-01-06 2004-07-29 Workbit Corp 自動実行制御装置および外部記録装置
JP4451480B2 (ja) * 2007-11-01 2010-04-14 オリンパスイメージング株式会社 電子カメラおよび記憶媒体
JP5214953B2 (ja) * 2007-11-12 2013-06-19 株式会社日立メディコ 医療画像管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011221784A (ja) 2011-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005149107A (ja) 医用画像管理システム
JP5582755B2 (ja) 医用画像管理装置、及び医用画像表示装置
US20190348156A1 (en) Customized presentation of data
US10290365B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and non-transitory computer readable medium
US9921795B2 (en) Mobile device, system and method for medical image displaying using multiple mobile devices
JP6021468B2 (ja) 医用画像表示装置
US20170300664A1 (en) Medical report generation apparatus, method for controlling medical report generation apparatus, medical image browsing apparatus, method for controlling medical image browsing apparatus, medical report generation system, and non-transitory computer readable medium
JP5484996B2 (ja) 画像診断装置、及び可搬記録媒体
JP4938483B2 (ja) 放射線撮像システム、放射線撮像方法、及びプログラム
US20110122068A1 (en) Virtual colonoscopy navigation methods using a mobile device
JP2008090715A (ja) 医療情報管理システム、医療情報管理装置及び医療情報管理プログラム
US20080167902A1 (en) Systems and methods for patient and study data export from a pacs database
JP2004073454A (ja) 医用画像撮影装置、医用画像撮影方法及びプログラム
JP2009011721A (ja) 医用画像管理装置及びプログラム
JP2007181482A (ja) 医用画像データ保管装置及び保管方法
JP6704711B2 (ja) 医用画像処理装置及び医用画像処理システム
US20220246281A1 (en) Methods and systems for improving radiology workflow
JP6179368B2 (ja) 画像表示装置及び画像表示方法
JP2009195257A (ja) 医用画像管理装置及びプログラム
JP2009247539A (ja) 医用画像システム、画像サーバ及びプログラム
JP2005084921A (ja) 医用診断支援システム
JP2010029284A (ja) プログラム、可搬型記憶媒体及び情報処理装置
JPWO2008035564A1 (ja) 医療情報提供装置
JP2009211637A (ja) 医用画像システム、画像サーバ、プログラム及び画像管理方法
JP2009189550A (ja) 医用画像管理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130312

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140123

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5484996

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees