JP2009189550A - 医用画像管理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の異なる患者の医用画像を同時に処理し得る医用画像管理装置を提供する。
【解決手段】医用画像管理装置4において、複数の異なる患者情報及び当該患者情報に対応する医用画像を記憶する記憶部42と、記憶された患者情報及び医用画像を表示する表示部43と、記憶された医用画像のうち、互いに異なる患者情報に対応する医用画像を表示部43に同時に表示させる制御部41と、を備える医用画像管理装置4とする。
【選択図】図2
【解決手段】医用画像管理装置4において、複数の異なる患者情報及び当該患者情報に対応する医用画像を記憶する記憶部42と、記憶された患者情報及び医用画像を表示する表示部43と、記憶された医用画像のうち、互いに異なる患者情報に対応する医用画像を表示部43に同時に表示させる制御部41と、を備える医用画像管理装置4とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、医用画像管理装置に関する。
近年、医療施設において医用画像システムが普及している。
医用画像システムとは、医用画像の生成、画像処理及び閲覧表示等、画像診断に関する一連のフローを所定の通信方式により可能とするシステムをいう。なお、所定の通信方式には、例えばDICOM(Digital Image and Communications in Medicine)等がある。
医用画像システムとは、医用画像の生成、画像処理及び閲覧表示等、画像診断に関する一連のフローを所定の通信方式により可能とするシステムをいう。なお、所定の通信方式には、例えばDICOM(Digital Image and Communications in Medicine)等がある。
上記医用画像システムにおける一連のフローは次の通りである。
まず、CR(Computed Radiography)装置等のモダリティにより医用画像が生成される。生成された医用画像の全部又は一部は、PACS(Picture Archiving and Communication System for medical application)等の画像サーバに保存され、或いは画像処理の可能な専用機器に送信される。
まず、CR(Computed Radiography)装置等のモダリティにより医用画像が生成される。生成された医用画像の全部又は一部は、PACS(Picture Archiving and Communication System for medical application)等の画像サーバに保存され、或いは画像処理の可能な専用機器に送信される。
画像処理の可能な専用機器に送信された医用画像は、階調処理等の画像処理が施され、汎用モニタ等に送信される。
そして、汎用のモニタ等により医用画像が閲覧可能に表示される。表示された医用画像は医師による診断に供され、又はDVD等のメディアに書き込まれることとなる。
このような医用画像システムについては、例えば特許文献1に開示されている。
このような医用画像システムについては、例えば特許文献1に開示されている。
特許文献1は、開業医やクリニック等の比較的小規模な医療施設(以下、「小規模医療施設」という)において、医師が診察を行いつつ、効率的に患者の医用画像とその患者の患者情報とを対応付けることが可能である医用画像システムが開示されている。
特開2007−330592号公報
ここで、従来の医用画像システムでは、患者の医用画像を閲覧表示する際、同時に表示できる医用画像は同一患者のものに限られていた。誤診防止のためである。このことから、医師は汎用モニタ上で、複数の異なる患者の医用画像を同時に閲覧することはできず、患者ごとに診断等を行う必要があった。
また、医用画像をメディアに書き込む場合や、印刷のために医用画像をプリンターに送信する場合でも、患者ごとに処理する必要があった。
また、医用画像をメディアに書き込む場合や、印刷のために医用画像をプリンターに送信する場合でも、患者ごとに処理する必要があった。
しかし、一日の患者数が少ない小規模医療施設において、患者の医用画像を取り違えることは考え難い。よって、医用画像を表示し、メディアに書き込み、又はプリンターに送信する等の各処理を患者ごとに行うことは、却って非効率となる場合が多い。
本発明の目的は、互いに異なる患者の医用画像を同時に処理し得る医用画像管理装置を提供することである。
請求項1に記載の発明によれば、
医用画像管理装置において、
複数の患者情報及び当該患者情報に対応する複数の医用画像を記憶する記憶手段と、
前記記憶された患者情報及び医用画像を表示する表示手段と、
前記記憶された複数の医用画像のうち、互いに異なる前記患者情報に対応する複数の医用画像を前記表示手段に同時に表示させる制御手段と、
を備える医用画像管理装置が提供される。
医用画像管理装置において、
複数の患者情報及び当該患者情報に対応する複数の医用画像を記憶する記憶手段と、
前記記憶された患者情報及び医用画像を表示する表示手段と、
前記記憶された複数の医用画像のうち、互いに異なる前記患者情報に対応する複数の医用画像を前記表示手段に同時に表示させる制御手段と、
を備える医用画像管理装置が提供される。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明において、
前記医用画像管理装置は、小規模医療施設において設置される医用画像管理装置が提供される。
前記医用画像管理装置は、小規模医療施設において設置される医用画像管理装置が提供される。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明において、
前記患者情報に対応する医用画像を外部に送信する通信手段を備え、
前記制御手段は、互いに異なる前記患者情報に対応する複数の医用画像を前記通信手段により同時に送信させる医用画像管理装置が提供される。
前記患者情報に対応する医用画像を外部に送信する通信手段を備え、
前記制御手段は、互いに異なる前記患者情報に対応する複数の医用画像を前記通信手段により同時に送信させる医用画像管理装置が提供される。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明において、
前記患者情報に対応する医用画像を記録媒体に書き込む書込手段を備え、
前記制御手段は、互いに異なる前記患者情報に対応する複数の医用画像を前記書込手段により同一の前記記録媒体に書き込ませる医用画像管理装置が提供される。
前記患者情報に対応する医用画像を記録媒体に書き込む書込手段を備え、
前記制御手段は、互いに異なる前記患者情報に対応する複数の医用画像を前記書込手段により同一の前記記録媒体に書き込ませる医用画像管理装置が提供される。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明において、
互いに異なる前記患者情報に対応する複数の医用画像を同時に処理する指示、又は別々に処理する指示を前記制御手段に出力するための操作手段を備え、
前記制御手段は、前記操作手段から出力された同時に処理する指示に従って、互いに異なる前記患者情報に対応する複数の医用画像を前記表示手段に同時に表示させ、前記通信手段により同時に送信させ、又は前記書込手段により同一の前記記録媒体に書き込ませる医用画像管理装置が提供される。
互いに異なる前記患者情報に対応する複数の医用画像を同時に処理する指示、又は別々に処理する指示を前記制御手段に出力するための操作手段を備え、
前記制御手段は、前記操作手段から出力された同時に処理する指示に従って、互いに異なる前記患者情報に対応する複数の医用画像を前記表示手段に同時に表示させ、前記通信手段により同時に送信させ、又は前記書込手段により同一の前記記録媒体に書き込ませる医用画像管理装置が提供される。
本発明によれば、互いに異なる患者の医用画像を同時に画面上に表示することができる。これにより、医師は画像診断を効率的に行うことができ、早期診断を図ることができる。
以下、本発明に係る医用画像管理装置について最適な実施形態の構成及び動作について、図面を用いて詳細に説明する。
まず、図1に、本実施形態における医用画像システム100の構成を示す。
なお、医用画像システム100は、開業医やクリニック等の小規模医療施設に適用可能なシステムである。
なお、医用画像システム100は、開業医やクリニック等の小規模医療施設に適用可能なシステムである。
医用画像システム100は、受付装置1、モダリティ2、検査装置3、医用画像管理装置4を備えて構成されており、これらはネットワークNに接続されている。
ネットワークNは、医用関連の通信方式によりデータの通信を行う。通信方式には、例えばDICOM、DICOM/MWM(Modality Worklist Management)、DICOM/MPPS(Modality Performed Procedure Step)等が用いられる。
受付装置1は、汎用のPC(Personal Computer)を用いることができ、基本的な内部構成は、例えば制御部、記憶部、通信部等から構成される(図示省略)。
また、受付装置1は、ネットワークNを介して各装置と通信可能に接続され、患者情報をモダリティ2に出力する。
患者情報とは、例えば受付番号、患者ID、患者の氏名等の情報であって、患者を識別するための情報である。患者情報は、受付装置1の入力部(図示省略)を介して入力される。
患者情報とは、例えば受付番号、患者ID、患者の氏名等の情報であって、患者を識別するための情報である。患者情報は、受付装置1の入力部(図示省略)を介して入力される。
モダリティ2は、超音波診断装置2a、内視鏡装置2b、CR装置2c等を備えて構成される。なお、モダリティ2としては、上記のものに限られず、例えばMRI(Magnetic Resonance Imaging)装置やCT(Computed Tomography)装置等を含む。
モダリティ2は、受付装置1から出力された患者情報を受信し、受信した患者情報に対応した医用画像を生成する。そして、患者情報及び患者情報に対応する医用画像を医用画像管理装置4に出力する。
なお、モダリティ2は、入力部(図示省略)を備え、入力部を介して患者情報を生成することができる。そして、モダリティ2は、生成した患者情報を医用画像に対応付けて医用画像管理装置4に出力することも可能である。
なお、モダリティ2は、入力部(図示省略)を備え、入力部を介して患者情報を生成することができる。そして、モダリティ2は、生成した患者情報を医用画像に対応付けて医用画像管理装置4に出力することも可能である。
検査装置3は、心電波検出装置やバイタルセンサ、集音器等であり、画像診断以外の診断に必要な情報を取得する。
検査装置3は、取得した情報(波形データ、バイタルデータ、生体音データ等)を医用画像管理装置4に出力する。
検査装置3は、取得した情報(波形データ、バイタルデータ、生体音データ等)を医用画像管理装置4に出力する。
医用画像管理装置4は、各装置とネットワークNを介して通信可能に接続され、例えばモダリティ2から出力された患者の医用画像等を記憶し、又は閲覧可能に表示する。
以下、図2を参照して医用画像管理装置4の各部の機能について説明する。
以下、図2を参照して医用画像管理装置4の各部の機能について説明する。
図2に、医用画像管理装置4の内部構成の一例を示す。
医用画像管理装置4は、制御部41、記憶部42、表示部43、操作部44、通信部45、I/F部46、CD/DVDドライブ47等を備えて構成される。
医用画像管理装置4は、制御部41、記憶部42、表示部43、操作部44、通信部45、I/F部46、CD/DVDドライブ47等を備えて構成される。
制御部41は、記憶部42に記憶されている各種プログラムとの協働により、各部を集中制御する。
また、制御部41は、患者の患者情報及び患者情報に対応付けられた医用画像を記憶部42に記憶させ、必要に応じてこれらを読み出して表示部43に表示させる。
記憶部42は、HDD(Hard Disk Drive)や半導体の不揮発性メモリ等を備えて構成される。記憶部42は、上述のように各種プログラムを記憶するほか、医用画像を診断に適した画質に調整するための画像処理パラメータ等を記憶する。
表示部43は、CRT(Cathode Ray Tube)又はLCD(Liquid Crystal Display)等のモニタを備えて構成される。表示部43は、制御部31から出力される指示信号を受信して、受信した指示信号に基づく各種画面を表示する。
操作部44は、カーソルキーや数字入力キー、各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイス等を備えて構成される。操作部44は、ユーザにより任意のキーが押下されると操作信号を生成し、生成した操作信号を制御部41に出力する。制御部41は、操作信号を受信して、受信した操作信号に応じた各種処理を実行することとなる。操作信号に応じた各種処理には、例えば表示部43に医用画像を表示させる処理が含まれる。
通信部45は、ネットワークインターフェース等を備えて構成される。通信部45は、スイッチングハブを介して、ネットワークNに接続された各装置とデータの送受信を行う。
I/F部46は、CD/DVDドライブ47に接続され、インターフェースとしてCD/DVDドライブ47とデータの入出力を行う。
CD/DVDドライブ47は、CD、DVD等の記録媒体(メディア)を着脱可能に構成され、装着されたメディアにデータを書き込み、又はメディアからデータを読み取る処理を行う。なお、書き込み又は読み取り可能なメディアはCD、DVDに限定されず、例えばMO等であってもよい。
以上が医用画像システム100及び医用画像管理装置4の基本的構成である。
以上が医用画像システム100及び医用画像管理装置4の基本的構成である。
次に、図3を参照して、医用画像管理装置4の表示切替処理について説明する。
なお、以下に説明する医用画像管理装置4の表示切替処理は、制御部41が記憶部42に記憶されている各種プログラムとの協働により実行される。
なお、以下に説明する医用画像管理装置4の表示切替処理は、制御部41が記憶部42に記憶されている各種プログラムとの協働により実行される。
制御部41は、操作部44から出力される操作信号を受信すると、受信した操作信号に閲覧画面を表示部43に表示する指示が含まれるか否か判断する(ステップS1)。
操作信号に閲覧画面を表示する指示が含まれる場合(ステップS1;YES)、制御部41は、閲覧画面を表示部43に表示させる(ステップS2)。
閲覧画面には検索モードと一括出力モードの2つの表示形態があり、制御部41はデフォルト画面として予め定められたモードで閲覧画面を表示部43に表示させる。
閲覧画面には検索モードと一括出力モードの2つの表示形態があり、制御部41はデフォルト画面として予め定められたモードで閲覧画面を表示部43に表示させる。
本実施形態では、デフォルト画面として検索モードが予め定められている場合について説明する。閲覧画面を表示する指示を受けた制御部41は、ステップS2において、検索モードによる閲覧画面を表示部43に表示させる。
ここで、検索モードとは、同一患者の医用画像を表示部43に表示させる表示形態をいう。また、一括出力モードとは、互いに異なる複数の患者の医用画像を表示部43に同時に表示させ得る表示形態をいうものとする。
また、制御部41は、何れの表示形態であっても、複数の患者情報を記憶部42から読み出して、表示部43にリスト表示する。
検索モード及び一括出力モードでの閲覧画面については図5、6において後述する。
検索モード及び一括出力モードでの閲覧画面については図5、6において後述する。
制御部41は、検索モードでの閲覧画面において、リスト表示された患者情報のうち、ある一人の患者情報を排他的に識別して表示部43に表示させる。
例えば、患者情報としてA、B、Cが閲覧画面上にリスト表示されている場合、操作部44を介してAが選択されるとAのみをB、Cと識別して表示部43に表示させる。また、続けてBが選択された場合、Aの識別表示を解除してBのみをA、Cと識別して表示部43に表示させる。
つまり、検索モードでの閲覧画面において、制御部41は、複数の患者情報を選択させずに1の患者情報のみを識別表示して選択可能に表示部43に表示させる。
制御部41は、閲覧画面を一括出力モードに切り替える操作信号を受信すると(ステップS3;YES)、一括出力モードに切り替えた閲覧画面を表示部43に表示させる(ステップS4)。
制御部41は、一括出力モードでの閲覧画面において、リスト表示された患者情報のうち、一又は複数の患者情報を識別して表示部43に表示させる。
一括出力モードでの閲覧画面において、制御部41は、複数の患者情報を選択可能に表示させ、選択された複数の患者情報に対応する医用画像を同時に表示部43に表示させる。その他、制御部41は、選択された複数の患者情報に対応する医用画像を同時に外部に出力し、又は同一メディアに書き込む処理を行う。
このように、一括出力モードでは、互いに異なる複数の患者の患者情報を選択可能に表示し、この点で上述した検索モードと異なる。
このときの処理については、図4において後述する。
このときの処理については、図4において後述する。
制御部41は、閲覧画面を検索モードに切り替える操作信号を受信しない場合(ステップS5;NO)、表示切替処理を終了する。
図4を参照して、一括出力モードの閲覧画面で行う各種処理について説明する。
なお、以下に説明する処理は、一括出力モードで閲覧画面が表示部43に表示されていることを前提とする。
なお、以下に説明する処理は、一括出力モードで閲覧画面が表示部43に表示されていることを前提とする。
制御部41は、操作部44から出力される操作信号を受信すると、受信した操作信号に医用画像を表示する指示が含まれるか否か判断する(ステップS11)。
医用画像を表示する指示が含まれる場合(ステップS11;YES)、制御部41は、選択された一又は複数の患者情報に対応した医用画像を同時に表示部43に表示させる(ステップS12)。
医用画像を表示する指示情報が含まれない場合(ステップS11;NO)、制御部41は、受信した操作信号に医用画像を外部出力する指示が含まれるか否か判断する(ステップS13)。
医用画像を外部出力する指示が含まれる場合(ステップS13;YES)、制御部41は、閲覧画面に重畳して送信先ダイアログを表示部43に表示させる(ステップS14)。
なお、制御部41は、送信先を選択可能にして送信先ダイアログを表示部43に表示させる。また、送信を指示するための送信ボタンも送信先ダイアログ上に表示させる。この送信先ダイアログについては、図7Aにおいて後述する。
なお、制御部41は、送信先を選択可能にして送信先ダイアログを表示部43に表示させる。また、送信を指示するための送信ボタンも送信先ダイアログ上に表示させる。この送信先ダイアログについては、図7Aにおいて後述する。
制御部41は、送信を指示する操作信号を受信すると(ステップS15;YES)、ネットワークNを介して、選択された一又は複数の患者情報に対応した医用画像を通信部45に同時に送信させる(ステップS16)。
医用画像を外部出力する指示が含まれない場合(ステップS13;NO)、制御部41は、受信した操作信号に医用画像をメディアに書き込む指示が含まれるか否か判断する(ステップS17)。
医用画像をメディアに書き込む指示が含まれる場合(ステップS17;YES)、制御部41は、閲覧画面に重畳して書込先ダイアログを表示部43に表示させる(ステップS18)。
なお、制御部41は、書込先及びデータ形式を選択可能にして書込先ダイアログを表示部43に表示させる。また、書き込みを指示するための書込ボタンも書込先ダイアログ上に表示させる。この書込先ダイアログについては、図7Bにおいて後述する。
なお、制御部41は、書込先及びデータ形式を選択可能にして書込先ダイアログを表示部43に表示させる。また、書き込みを指示するための書込ボタンも書込先ダイアログ上に表示させる。この書込先ダイアログについては、図7Bにおいて後述する。
制御部41は、書き込みを指示する操作信号を受信すると(ステップS19;YES)、I/F部46を介して、選択された一又は複数の患者情報に対応した医用画像をCD/DVDドライブ47により同一メディアに書き込ませる(ステップS20)。
制御部41は、上述の表示指示、外部出力指示、メディア書込指示のうち、何れかの指示を含む操作信号を受信しない場合(ステップS11、S13、S17;NO)、一括出力処理を終了する。
図5に、検索モードによる閲覧画面の一例を示す。
検索モードによる閲覧画面D1は、領域R1及び領域R2を備えて構成される。
検索モードによる閲覧画面D1は、領域R1及び領域R2を備えて構成される。
領域R1には、領域R2において選択されたある一人の患者の患者情報が詳細に表示される。図5に示すように、例えば患者の患者ID、氏名、性別、生年月日等が表示される。また、領域R1には、医用画像表示ボタンB1が表示される。
医用画像表示ボタンB1が操作部44を介して押下されると、領域R1に表示されていた患者情報に対応する医用画像が閲覧画面D1に表示される。
領域R2には、一又は複数の患者情報がリスト表示される。リスト表示される患者情報は、記憶部42に記憶されている患者情報の全部又は一部である。
領域R2においてリスト表示された患者情報のうち、ある一人の患者の患者情報が選択されると、選択された患者情報がその他の患者情報と識別して表示される。なお、領域R2において選択可能な患者情報は1つだけである。
また、領域R2には、一括出力ボタンB2が表示される。
また、領域R2には、一括出力ボタンB2が表示される。
一括出力ボタンB2が操作部44を介して押下されると、後述する図6に示すように、一括出力モードでの閲覧画面が表示部43に表示される。
図6に、一括出力モードによる閲覧画面の一例を示す。
一括出力モードによる閲覧画面D2は、領域R3を備えて構成される。なお、領域R3の基本的な表示構成は、図5に示した領域R2と同様である。以下、領域R2と異なる表示内容について説明する。
一括出力モードによる閲覧画面D2は、領域R3を備えて構成される。なお、領域R3の基本的な表示構成は、図5に示した領域R2と同様である。以下、領域R2と異なる表示内容について説明する。
領域R3には、一又は複数の患者情報がリスト表示される。また、リスト表示された患者情報のうち、一又は複数の患者情報が選択されると、選択された患者情報がその他の患者情報と識別して表示される。
領域R3において、選択可能な患者情報は1つに限られず、複数の患者情報を選択することが可能である。
また、領域R3には、ホスト出力ボタンB3、メディア出力ボタンB4、検索モードボタンB5が表示される。
また、領域R3には、ホスト出力ボタンB3、メディア出力ボタンB4、検索モードボタンB5が表示される。
ホスト出力ボタンB3が操作部44を介して押下されると、後述する図7Aに示す送信先ダイアログが閲覧画面D2に重畳して表示される。
また、メディア出力ボタンB4が押下された場合も同様に、後述する図7Bに示す書込先ダイアログが閲覧画面D2に重畳して表示される。
また、検索モードボタンB5が押下されると、上述した検索モードの閲覧画面D1に切り替わる。
また、メディア出力ボタンB4が押下された場合も同様に、後述する図7Bに示す書込先ダイアログが閲覧画面D2に重畳して表示される。
また、検索モードボタンB5が押下されると、上述した検索モードの閲覧画面D1に切り替わる。
図7Aに、閲覧画面D2に重畳して表示される送信先ダイアログD3を示す。
送信先ダイアログD3は、領域R4、送信先選択ボタンB6及び送信ボタンB7等を備えて構成される。
送信先ダイアログD3は、領域R4、送信先選択ボタンB6及び送信ボタンB7等を備えて構成される。
領域R4には、外部装置に送信する医用画像の種類や枚数等が表示される。図7Aにおいて、外部装置に送信する医用画像は、CR画像が10枚とUS画像(超音波画像)が3枚である。
送信先選択ボタンB6は、医用画像の送信先となる外部装置を選択するためのボタンである。送信先の外部装置には、例えば汎用PCやプリンター、その他医用画像を閲覧可能に表示する装置がある。
送信ボタンB7は、送信先選択ボタンB6で選択された送信先に医用画像を送信するためのボタンである。送信ボタンB7が操作部44を介して押下されると、医用画像が送信される。
図7Bに、閲覧画面D2に重畳して表示される書込先ダイアログD4を示す。
書込先ダイアログD4は、領域R4、領域R5、領域R6、書込ボタンB8等を備えて構成される。
書込先ダイアログD4は、領域R4、領域R5、領域R6、書込ボタンB8等を備えて構成される。
領域R4には、図7Aにおいて上述したものと同様に、メディアに書き込まれる医用画像の種類や枚数等が表示される。
領域R5には、通常CD/DVDドライブ47のアドレスが表示される。2以上のCD/DVDドライブ47(例えば47a、47b)がI/F部46を介して接続されているような場合には、何れか一方のアドレスが表示される。操作部44を介して他方のアドレスが入力されると入力して表示される他方のアドレスに医用画像が出力されることとなる。
領域R5には、メディアに書き込む医用画像のデータ形式が表示される。データ形式には、例えばPDI(Portable Data for Imaging)がある。PDIとは、医療分野におけるメディアのデータ交換規約である。PDIは、互換性に優れるため、閲覧可能な外部装置で簡易にメディアに記録された医用画像を閲覧表示することができる。
書込ボタンB8は、指定された書込先及びデータ形式により、メディアに医用画像を書き込むためのボタンである。書込ボタンB8が操作部44を介して押下されると、医用画像がメディアに書き込まれる。
以上のように、本実施形態によれば、互いに異なる複数の患者情報に対応する複数の医用画像を同時に表示部43に表示することができる。よって、医師は、患者の医用画像を同時にモニタ上に表示して効率的な画像診断を行うことができる。
また、互いに異なる医用画像を同時に表示させることを可能とするには、小規模医療施設における運用に限ってもよい。これにより、誤診防止を図るとともに効率的に診断を行うことができる。
また、互いに異なる患者情報に対応する複数の医用画像を同時に通信部45により外部装置に送信することができる。よって、送信に費やす作業時間を軽減させ、医用画像システムにおける一連のフローを円滑化することができる。
また、互いに異なる患者情報に対応する複数の医用画像をCD/DVDドライブ47により同一のメディアに書き込むことができる。よって、患者ごとにメディアを分けて使用する場合に比べてメディアに係る費用の軽減を図り、一括管理することも可能となる。
また、互いに異なる患者情報に対応する複数の医用画像を同時に処理するか否かについて、操作部44を介して指示することができる。このように同時に処理する/しないを切り替え可能とすることにより、医師のニーズに簡易に対応することができる。例えば、患者が多数来院する日や数人程度しか来院しない日がある場合、日によって表示形式を切り替えることができるため、誤診防止及び迅速な診断を図ることができる。
100 医用画像システム
1 受付装置
2 モダリティ
3 検査装置
4 医用画像管理装置
41 制御部
42 記憶部
43 表示部
44 操作部
45 通信部
46 I/F部
47 CD/DVDドライブ
1 受付装置
2 モダリティ
3 検査装置
4 医用画像管理装置
41 制御部
42 記憶部
43 表示部
44 操作部
45 通信部
46 I/F部
47 CD/DVDドライブ
Claims (5)
- 医用画像管理装置において、
複数の患者情報及び当該患者情報に対応する複数の医用画像を記憶する記憶手段と、
前記記憶された患者情報及び医用画像を表示する表示手段と、
前記記憶された複数の医用画像のうち、互いに異なる前記患者情報に対応する複数の医用画像を前記表示手段に同時に表示させる制御手段と、
を備える医用画像管理装置。 - 前記医用画像管理装置は、小規模医療施設において設置される請求項1に記載の医用画像管理装置。
- 前記患者情報に対応する医用画像を外部に送信する通信手段を備え、
前記制御手段は、互いに異なる前記患者情報に対応する複数の医用画像を前記通信手段により同時に送信させる請求項1又は2に記載の医用画像管理装置。 - 前記患者情報に対応する医用画像を記録媒体に書き込む書込手段を備え、
前記制御手段は、互いに異なる前記患者情報に対応する複数の医用画像を前記書込手段により同一の前記記録媒体に書き込ませる請求項1〜3の何れか一項に記載の医用画像管理装置。 - 互いに異なる前記患者情報に対応する複数の医用画像を同時に処理する指示、又は別々に処理する指示を前記制御手段に出力するための操作手段を備え、
前記制御手段は、前記操作手段から出力された同時に処理する指示に従って、互いに異なる前記患者情報に対応する複数の医用画像を前記表示手段に同時に表示させ、前記通信手段により同時に送信させ、又は前記書込手段により同一の前記記録媒体に書き込ませる請求項1〜4の何れか一項に記載の医用画像管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008033182A JP2009189550A (ja) | 2008-02-14 | 2008-02-14 | 医用画像管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008033182A JP2009189550A (ja) | 2008-02-14 | 2008-02-14 | 医用画像管理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009189550A true JP2009189550A (ja) | 2009-08-27 |
Family
ID=41072159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008033182A Pending JP2009189550A (ja) | 2008-02-14 | 2008-02-14 | 医用画像管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009189550A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015524112A (ja) * | 2012-06-06 | 2015-08-20 | カルガリー サイエンティフィック インコーポレイテッド | 統合された協同ベースの安全なファイル転送メカニズムを有するイメージ閲覧アーキテクチャ |
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2008
- 2008-02-14 JP JP2008033182A patent/JP2009189550A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015524112A (ja) * | 2012-06-06 | 2015-08-20 | カルガリー サイエンティフィック インコーポレイテッド | 統合された協同ベースの安全なファイル転送メカニズムを有するイメージ閲覧アーキテクチャ |
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