JP5484370B2 - 燃焼装置 - Google Patents

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Description

本発明は、バーナの失火時にバーナへの燃料ガスの供給を遮断する機能を備えた燃焼装置に関する。
バーナを備えた燃焼装置においては、バーナの燃料供給路に設けられてバーナへの燃料ガスの供給と遮断を切替える電磁弁と、バーナの燃焼状態を検出する燃焼センサと、マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)とが備えられ、バーナの燃焼中は、マイコンが燃焼センサの検出信号に基づいてバーナの失火の有無を検知する。
そして、マイコンは、バーナの失火を検知すると電磁弁を閉弁してバーナへの燃料ガスの供給を遮断するが、マイコンの故障により、バーナ失火時のマイコンによる電磁弁の閉弁が不能になることが考えられる。そこで、マイコンとは別に作動する失火対処回路を設けた構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された失火対処回路は、バーナの点火処理の開始から所定時間が経過した時にバーナの失火の監視を開始し、バーナの失火を検知したときに、電磁弁の駆動コイルと電源間に設けられたトランジスタをオフして電磁弁を閉弁する。
特許文献1に記載された燃焼装置においては、バーナの燃焼運転を開始するときに、バーナの点火処理に先立って失火対処回路が正常に動作することを確認している。
特開2003−108273号公報
例えば、給湯用のバーナと温水暖房用のバーナとを備えた熱源機のように、複数のバーナを備えた燃焼装置において、各バーナ毎に失火対処回路を備える構成ではなく、1つの失火対処回路を各バーナで共用する構成とすることが考えられる。
そして、失火対処の信頼性を確保するためには、いずれかのバーナの燃焼開始指示がなされたときに、そのバーナの点火処理に先立って、各バーナ毎に、失火が検出されたときに失火対処回路が正常に動作することを個別に確認することが望ましい。
本発明はかかる背景を鑑みてなされたものであり、複数のバーナを備えて、各バーナに共通に設けた失火対処回路に対して、各バーナ毎の失火時の動作確認を行なうことができる燃焼装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、複数のバーナと、前記複数のバーナの運転開始を指示する運転開始指示部と、前記各バーナに対して個別に設けられて、対応するバーナの燃焼状態を検出する燃焼センサと、前記各バーナに対して個別に設けられて、対応するバーナへの燃料供給路からの燃料ガスの供給と遮断とを、駆動コイルへの通電の有無により切替える電磁弁と、出力端子間に前記各電磁弁の駆動コイルが並列に接続された電源と、前記各電磁弁に対して共通に設けられて、前記各電磁弁の駆動コイルの一端と前記電源の一方の出力端子間に接続された第1スイッチング素子と、前記各電磁弁に対して個別に設けられて、対応する電磁弁の駆動コイルの他端と前記電源の他方の出力端子間に接続された第2スイッチング素子とを備える。
そして、前記各バーナに対して個別に設けられて、対応するバーナ用の前記電磁弁の駆動コイルに接続された前記第2スイッチング素子が導通状態であると共に、対応するバーナ用の前記燃焼センサの出力が失火検知レベルである失火検知状態となっているか否かに応じて、出力電圧レベルを切替える失火応答回路と、
前記各失火応答回路の出力電圧の組合せに応じた電圧を出力する組合せ電圧出力回路と、前記組合せ電圧出力回路の出力電圧が、前記各失火応答回路のうちの少なくとも一つの出力電圧が前記失火検知状態に応じたレベルである組合せに応じたものであるときに、前記第1スイッチング素子を遮断制御する通電遮断回路と、前記第1スイッチング素子が導通状態であるか遮断状態であるかを検出するスイッチング状態検出回路と、前記複数のバーナが全て消火した状態で、前記運転開始指示部によりいずれかの前記バーナの運転開始が指示されたときに、全ての前記第2スイッチング素子を導通制御し、該導通制御に応じて、前記組合せ電圧出力回路の出力電圧が、前記各失火応答回路の全ての出力電圧が前記失火検知状態に応じたレベルである組合せに応じたものとなり、且つ、前記スイッチング状態検出回路により、前記第1スイッチング素子が導通状態から遮断状態に切替わったことが検出されることを条件として、該運転開始が指示されたバーナの点火処理を実行する制御部とを備え、前記組合せ電圧出力回路は、前記各失火応答回路毎に個別に備えられて、一端が前記各失火応答回路の出力部に接続された第1抵抗と、一端が前記各第1抵抗の他端に接続されると共に他端が所定電位部に接続された第2抵抗とを有し、前記各第1抵抗と該第2抵抗との接続部と基準電位間の電圧を、前記組合せに応じた電圧として出力することを特徴とする。
発明によれば、前記制御部は、前記複数のバーナが全て消火した状態で前記運転開始指示部によりいずれかのバーナの運転開始が指示されたときに、全ての前記第2スイッチング素子を導通状態にする。これにより、前記各スイッチング素子が故障していなければ、全ての前記第2スイッチング素子が導通状態となる。
そのため、前記各バーナに対応した全ての前記燃焼センサ及び前記失火応答回路が故障していなければ、前記各失火応答回路の出力電圧は、いずれも前記失火検知状態に応じたレベルとなる。そして、前記組合せ電圧出力回路が故障していなければ、前記組合せ電圧出力回路の出力電圧は、前記各失火応答回路の出力電圧がいずれも前記失火検知状態に応じたレベルであるときの組合せに応じたものとなる。
そこで、前記制御部は、前記組合せ電圧出力回路の出力電圧レベルが、前記各失火応答回路の全ての出力電圧が前記失火検知状態である組合せに応じたものとなり、且つ、前記スイッチング状態検出回路により、前記第1スイッチング素子が導通状態から遮断状態に切替わったことが検出されることを条件として、前記運転開始が指示されたバーナの点火処理を実行する。
この場合には、前記各バーナ毎に、失火が生じたときに、対応する前記燃焼センサ、前記第2スイッチング素子、前記失火応答回路が正常に作動して、前記組合せ電圧出力回路から前記通電遮断回路への出力電圧が変更され、前記第1スイッチング素子が遮断されたたことが確認されたことになる。そのため、前記制御部は、前記各バーナの失火が生じたときに、前記組合せ電圧出力回路から前記各バーナに対して共通に備えられた前記通電遮断回路に対して、前記第1スイッチング素子を遮断するレベルの電圧出力がなされることを前記各バーナ毎に確認してから、運転開始が指示されたバーナの点火処理を実行することができる。
さらに本発明によれば、前記各第1抵抗と前記第2抵抗による簡易な構成により、前記組合わせ電圧出力回路を実現することができる。
燃焼装置のバーナの構成図。 図1に示した燃焼装置の制御回路の構成図。 図2に示した失火対処回路の詳細図。 バーナの運転開始指示がなされたときの作動フローチャート1。 バーナの運転開始指示がなされたときの作動フローチャート2。 バーナの運転開始指示がなされたときのタイミングチャート。
本発明の実施形態について、図1〜図6を参照して説明する。図1を参照して、本実施形態の燃焼装置は、温水暖房用の熱交換器(図示しない)を加熱する暖房バーナ6と、給湯用の熱交換器(図示しない)を加熱する給湯バーナ7とを備えた複合型の熱源機である。
暖房バーナ6は2個のバーナユニット1,2からなり、給湯バーナ7は3個のバーナユニット3,4,5からなる。各バーナユニット1〜5に対して、燃料供給路8からの燃料ガスの供給と遮断を切替える先弁11〜15(本発明の各バーナに対して個別に設けられた電磁弁に相当する)が個別に設けられている。また、各先弁11〜15の上流側には、暖房バーナ6及び給湯バーナ7への燃料ガスの供給と遮断を一括して切替える元弁10が設けられている。先弁11〜15と元弁10は、内蔵された駆動コイルに通電されているときに開弁状態となり、駆動コイルへの通電が遮断されているときに閉弁状態となる電磁弁である。
次に、図2を参照して、元弁10の駆動コイル10aと、先弁11〜15の駆動コイル11a〜15aは、電源20の出力端子間(Vd−GND間)に並列に接続されている。電源20の高電位側(Vd側)の出力端子と駆動コイル10a〜15aの一端との間に、第1FET(本発明の第1スイッチング素子に相当する)が共通に設けられている。
電源20の低電位側(GND側)の出力端子と先弁11〜15の駆動コイル11a〜15aの他端との間には、第2FET(本発明の第2スイッチング素子に相当する)31〜35が個別に設けられている。電源20の低電位側(GND側)の出力端子と元弁10の駆動コイル10aとの間には、第3FET36が設けられている。
なお、電源20の低電位側の出力端子と先弁11〜15の駆動コイル11a〜15a及び元弁10の駆動コイル10aの一端との間に、共通の第1FET30を配置し、電源の高電位側の出力端子と先弁11〜15の駆動コイル11a〜15a及び元弁10の駆動コイル10aの他端との間に、個別に第2FET31〜35及び第3FET6を配置する構成としてもよい。
第1FET30と第2FET31〜35と第3FET36とは、マイクロコンピュータ50(以下、マイコン50という)から出力される制御信号により、導通状態と遮断状態とに切替えられる。マイコン50は、内蔵若しくは別に備えられたメモリ(図示しない)に保持された熱源機の制御用プログラムを実行することによって、熱源機の作動を制御する本発明の制御部として機能する。
マイコン50は、AND回路61を介して第1FET30のゲートに出力する制御信号Fdのレベルを切替えて、第1FET30の導通/遮断を制御する。マイコン50は、第1FET30を導通制御するときは制御信号FdをHi(Vdレベル)にし、第1FET30を遮断制御するときには制御信号FdをLo(GNDレベル)にする。
また、マイコン50は、各第2FET31〜35のゲートに出力する制御信号Hd1〜Hd2,Bd1〜Bd3と、第3FET36のゲートに出力する制御信号Mdのレベルを切替えて、第2FET31〜35及び第3FET36の導通/遮断を制御する。マイコン50は、第2FET31を導通制御するときは制御信号Hd1をHiにし、第2FET31を遮断制御するときには制御信号Hd1をLoにする。第2FET32〜35及び第3FET36についても同様である。
マイコン50は、第1FET30を導通制御した状態で、第2FET31〜35及び第3FET36を導通/遮断制御することにより、元弁10と各先弁11〜15の開弁/閉弁を制御して、暖房バーナ6と給湯バーナ7の燃焼運転を実行する。
マイコン50には、第2FET31〜35及び第3FET36の導通/遮断状態を示すアンサ信号が入力される。具体的には、第2FET31のアンサ信号H1_ans、第2FET32のアンサ信号H2_ans、第2FET33のアンサ信号B1_ans、第2FET34のアンサ信号B2_ans、第2FET35のアンサ信号B3_ans、及び、第3FET36のアンサ信号M_ansが、マイコン50に入力される。また、第1FET30の導通/遮断を検出するFET故障検出回路60(本発明のスイッチング状態検出回路に相当する)が備えられ、第1FET30の導通/遮断状態を示すアンサ信号Ferがマイコン50に入力される。
また、暖房バーナ6の近傍に、暖房バーナ6の燃焼炎を検出する暖房フレームロッド40(図中暖房FRと表示、本発明の燃焼センサに相当する)が備えられ、給湯バーナ7の近傍に、給湯バーナ7の燃焼炎を検出する給湯フレームロッド42(図中給湯FRと表示、本発明の燃焼センサに相当する)が備えられている。
暖房フレームロッド40の検出信号は暖房FR検出回路41に入力され、暖房FR検出回路41からマイコン50に、暖房バーナ6の燃焼炎の有無を示す炎検出信号HF_sが入力される。同様に、給湯フレームロッド42の検出信号は給湯FR検出回路43に入力され、給湯FR検出回路43からマイコン50に、給湯バーナ7の燃焼炎の有無を示す炎検出信号BF_sが入力される。
マイコン50は、暖房バーナ6の燃焼運転中に炎検出信号HF_sを監視し、暖房バーナ6の失火を検知したときには、第1FET30、第2FET31〜32、及び第3FET36を遮断制御する。これにより、マイコン50は、暖房バーナ6の先弁11〜12及び元弁10を閉弁して、暖房バーナ6への燃料ガスの供給を停止する。
同様に、マイコン50は、給湯バーナ7の燃焼運転中に炎検出信号BF_sを監視し、給湯バーナ7の失火を検知したときには、第1FET30、第2FET13〜15、及び第3FET36を遮断制御する。これにより、マイコン50は、給湯バーナ7の先弁13〜15及び元弁10を閉弁して、給湯バーナ7への燃料ガスの供給を停止する。
以上説明したように、マイコン50は、暖房バーナ6及び給湯バーナ7の燃焼状態を監視して、暖房バーナ6と給湯バーナ7の失火に対処するが、マイコン50が故障すると、失火に対処することができなくなる。
そこで、熱源機には、マイコン50とは別に作動して、暖房バーナ6と給湯バーナの失火に対処するための失火対処回路70が備えられている。失火対処回路70は、OR回路71,72と、失火検出回路73とを備えている。
失火対処回路70には、暖房バーナ6の先弁11,12駆動用の第2FET31,32のアンサ信号H1_ans及びH2_ansの論理積を出力するダイオードAND回路80の出力DA1と、給湯バーナ7の先弁13〜15駆動用の第2FET33〜35のアンサ信号B1_ans〜B3_ansの論理積を出力するダイオードAND回路81の出力DA2とが入力されている。また、失火対処回路70には、暖房FR検出回路41からの炎検出信号HF_sと給湯FR検出回路43からの炎検出信号BF_sとが入力されている。
ここで、ダイオードAND回路80の出力DA1は、暖房バーナ6の先弁11,12の駆動用の第2FET31,32がいずれも遮断状態であるときはHiとなり、第2FET31,32の少なくともいずれか一方が導通状態であるときにはLoとなる。
同様に、ダイオードAND回路81の出力DA2は、給湯バーナ7の先弁13〜15の駆動用の第2FET33〜35がいずれも遮断状態であるときはHiとなり、先弁13〜15の少なくともいずれか一つが導通状態であるときにはLoとなる。
また、暖房FR検出回路41の炎検出信号HF_sは、暖房フレームロッド40により、暖房バーナ6の燃焼炎が検出されているときはHiとなり、燃焼炎が検出されていないときにはLoとなる。
同様に、給湯FR検出回路43の炎検出信号BF_sは、給湯フレームロッド42により、給湯バーナ7の燃焼炎が検出されているときはHiとなり、燃焼炎が検出されていないときにはLoとなる。
そのため、失火対処回路70のOR回路71の出力HV_sは以下の表1に示したものとなり、OR回路72の出力BV_sは以下の表2に示したものとなる。
Figure 0005484370
Figure 0005484370
すなわち、OR回路71の出力HV_sは、暖房バーナ6の先弁11,12の駆動用の第2FET31,32の少なくともいずれかが導通状態であり、且つ、暖房バーナ6の燃焼炎が検出されていないとき(暖房バーナ6が失火状態)にLoとなる。同様に、OR回路72の出力BV_sは、給湯バーナ7の先弁13〜15の駆動用の第2FET33〜35の少なくとも一つが導通状態であり、且つ、給湯バーナ7の燃焼炎が検出されていないとき(給湯バーナ7が失火状態)にLoとなる。
失火検出回路73は、図3に示した回路構成となっており、OR回路71の出力部は、一端がGND(本発明の所定電位部に相当する)に接続された抵抗93(本発明の第2抵抗に相当する)の他端に、抵抗91(本発明の第1抵抗に相当する)を介して接続されている。同様に、OR回路72の出力部は、抵抗93に抵抗92(本発明の第1抵抗に相当する)を介して接続されている。
抵抗91,92と抵抗93との接続部Xは、FET94のゲートに接続されると共に、マイコン50のAD入力ポート(アナログ−デジタル変換入力ポート)に接続されている。この場合、接続部Xの電圧(X−GND(基準電位)間の電圧)Rs(以下、組合せ電圧Rsという)は、OR回路71の出力HV_sとOR回路72の出力BV_sの組合せに応じて変化する。
Figure 0005484370
すなわち、OR回路71の出力HV_sとOR回路72の出力BV_sが共にLoであるときは、組合せ電圧RsはGNDレベルとなる。また、OR回路71の出力HV_sとOR回路72の出力BV_sが共にHiであるときの組合せ電圧Rsは、Hiを抵抗91,92の並列抵抗と抵抗93とで分圧した電圧Va(>Vb1,Vb2)となる。
また、OR回路71の出力HV_sがLoでOR回路72の出力BV_sがHiであるときの組合せ電圧Rsは、Hiを抵抗92と抵抗91,93の並列抵抗とで分圧した電圧Vb1(GND<Vb1<Va)となる。また、OR回路71の出力HV_sがHiでOR回路72の出力BV_sがLoであるときの組合せ電圧Rsは、Hiを抵抗91と抵抗92,93の並列回路とで分圧した電圧Vb2(GND<Vb2<Va)となる。
なお、ダイオードAND回路80(図2参照)とOR回路71とにより、暖房バーナ6に対して設けられた本発明の失火応答回路が構成され、ダイオードAND回路81(図2参照)とOR回路72とにより、給湯バーナ7に対して設けられた本発明の失火応答回路が構成される。また、抵抗91,92と抵抗93の接続回路により、本発明の組合せ電圧出力回路が構成される。
FET94は、組合せ電圧Rsが、OR回路71の出力HV_sとOR回路72の出力BV_sのいずれか一方がLo(失火検知状態)である組合せ、及びOR回路71の出力HV_sとOR回路72の出力BV_sが共にLo(失火検知状態)である組合せに応じたレベル(上記表3のVb1,Vb2,GND)であるときに導通状態になる。
また、FET94は、組合せ電圧Rsが、OR回路71の出力HV_sとOR回路72の出力BV_sが共にHi(失火非検知状態)である組合せに応じたレベル(上記表3のVa)であるときに、遮断状態になる。
なお、FET94と後述するタイマ回路62とにより、組合せ電圧Rsが、OR回路71の出力HV_sとOR回路72の出力BV_sの少なくともいずれか一方が、Lo(失火検知状態)である組合せに応じたレベルであるときに、第1スイッチング素子30を遮断制御する本発明の通電遮断回路が構成される。
マイコン50は、組合せ電圧Rsのレベルによって、暖房バーナ6に対応した失火対処回路70の作動状況と、給湯バーナ7に対応した失火対処回路70の作動状況とを、個別に認識することができる(上記表3参照)。
例えば、マイコン50は、組合せ電圧RsのレベルがGNDであるときに、暖房バーナ6に対応したOR回路71の出力HV_sと、給湯バーナ7に対応したOR回路72の出力BV_sが共にLo(失火検知状態)になっていると認識することができる。
図2を参照して、タイマ回路62と失火検出回路73は、上述した失火検出回路73のFET94が遮断状態(暖房バーナ6及び給湯バーナ7の失火が検出されていない状態)であるときは、失火検出回路73からタイマ回路62への入力TinがHiとなり、FET94が導通状態(暖房バーナ6と給湯バーナ7の少なくともいずれか一方の失火が検出されている状態)であるときにはTinがLoとなる構成になっている。
タイマ回路62は、暖房バーナ6及び給湯バーナ7の点火処理時に、失火対処回路70により第1FET30がオフされることを回避するためのものである。タイマ回路62の出力Toutは、失火対処回路70からの入力Tinが、T0(暖房バーナ6及び給湯バーナ7の点火に要する時間以上に設定される)以上継続してLoになったときに、HiからLoに切り換わる。また、マイコン50から入力されるタイマ短縮信号TsがHiであるときは、タイマ回路62のタイマ時間がT0よりも短いT0に切り換わる。
タイマ回路62の出力ToutがHiからLoに切り換わると、AND回路61から第1FET30のゲートへの出力がHiからLoに切り換わって第1FET30が遮断制御される。第1FET30が遮断状態となることにより、元弁10の駆動コイル10a及び先弁11〜15の駆動コイル11a〜15aへの通電が遮断されて、元弁10及び先弁11〜15が全て閉弁し、暖房バーナ6及び給湯バーナ7への燃料ガスの供給が遮断される。
この場合、暖房バーナ6又は給湯バーナ7の失火に応じてタイマ回路61の出力ToutがHiからLoに切り換わると、マイコン50からの第1FET30の制御信号FdがHi(導通制御)であっても、AND回路61から第1FET30のゲートへの出力はLoとなる。すなわち、タイマ回路61による第1FET30の遮断制御は、マイコン50による第1FET30の導通制御に優先して実行される。
マイコン50は、暖房バーナ6又は給湯バーナ7の運転開始指示(例えば、使用者による暖房開始スイッチの操作に応じた暖房バーナ6の運転開始指示)がなされたときに、運転開始指示がなされた暖房バーナ6又は暖房バーナ7の点火処理を行う前に、失火対処回路70が正常に作動していることの確認処理を行う。以下、図4,図5のフローチャートに従って、この確認処理について説明する。
図4のSTEP1で、マイコン50は、暖房バーナ6又は給湯バーナ7の運転開始指示がなされたか否かを判断する。そして、運転開始指示がなされたときはSTEP2に進み、マイコン50は、第1FET30の制御信号FdをLoにして第1FET30を遮断制御する。
次のSTEP2で、マイコン50は、第1FET30のアンサ信号FerがLo(遮断アンサ)であるか否かを判断する。そして、第1FET30のアンサ信号FerがLo(遮断アンサ)であって、第1FET30が正常に遮断状態になったと判断できるときはSTEP4に進む。
一方、第1FET30のアンサ信号FerがHighであるときはSTEP30に分岐し、この場合は、第1FET30が導通故障(導通状態に保持された状態)していると判断できるため、マイコン50は、暖房バーナ6及び給湯バーナ7の運転を禁止し、後述する図5のSTEP20の点火処理は行わない(エラー処理)。
STEP4で、マイコン50は、元弁10用の第3FET36の遮断アンサ(M_ansがHi)と各先弁11〜15用の第2FET31〜35の遮断アンサ(H1_ans,H2_ans,B1_ans,B2_ans,B3_ansがHi)が入力されているか否かを判断する。
そして、第3FET36及び第2FET31〜35の全ての遮断アンサが入力され、第3FET36及び第2FET31〜35が正常に遮断状態になったと判断できるときはSTEP5に進む。一方、第3FET36及び第2FET31〜35のうちの少なくとも一つの遮断アンサが入力されていないときには、STEP40に分岐する。この場合には、第3FET36及び第2FET31〜35のうちのいずれかが導通故障していると判断できるため、マイコン50は、暖房バーナ6及び給湯バーナ7の運転を禁止し、後述する図5のSTEP20のバーナ点火処理は行わない(エラー処理)。
STEP5で、マイコン50は、失火検出回路73から入力される組合せ電圧Rsが、全バーナ非失火検知レベル(上記表3のVaのレベル、タイマ回路62への入力TinがHiになるレベル)であるか否かを判断する。そして、組合せ電圧レベルRsが全バーナ非失火検知レベル)であるときは、失火検出回路73が正常に動作していると判断できるので、STEP6に進む。
一方、失火検出回路73から入力される組合せ電圧Rsが全バーナ非失火検知レベルでないときには、STEP50に分岐する。この場合には、失火検出回路73或いは失火検出回路73に電圧を入力するOR回路71,72、暖房FR検出回路41、給湯FR検出回路43等の故障が生じていると判断できるため、マイコン50は、暖房バーナ6及び給湯バーナ7の運転を禁止し、後述する図5のSTEP20のバーナ点火処理は行わない(エラー処理)。
STEP6で、マイコン50はタイマ回路62に入力するタイマ短縮信号TsをLo(タイマ時間の設定がT0)からHi(タイマ時間の設定がT1)に切替える。これにより、タイマ回路62はタイマ時間を通常のT0よりも短いT1に変更し、失火対処回路70の出力TinがHiからLoに切替わったときに、タイマ回路62の出力Toutが短時間でHiからLoに切替わる状態となる。
続くSTEP7で、マイコン50は、第3FET36を導通制御(制御信号MdをHiにする)し、STEP8で、各第2FET31〜35を導通制御(制御信号Hd1,Hd2,Hd3,Bd1,Bd2をHiにする)する。
次のSTEP9で、マイコン50は、元弁10用の第3FET36の導通アンサ(M_ansがLo)と各先弁11〜15用の第2FET31〜35の導通アンサ(H1_ans,H2_ans,B1_ans,B2_ans,B3_ansがLo)が入力されているか否かを判断する。
そして、第3FET36の導通アンサと各第2FET31〜35の全ての導通アンサが入力されているときは、第2FET31〜35と第3FET36が正常に導通状態になったと判断できるため、図5のSTEP10に進む。
一方、第3FET36の導通アンサと各第2FET31〜35の導通アンサの少なくともいずれか一つが入力されていないときには、第2FET31〜35と第3FET36のいずれかが遮断故障(遮断状態に保持された状態)していると判断できる。そのため、マイコン50は、暖房バーナ6及び給湯バーナ7の運転を禁止し、後述するSTEP20のバーナ点火処理は行わない(エラー処理)。
図5のSTEP10で、マイコン50は、失火検出回路73から入力される組合せ電圧Rsが全バーナ失火検知レベル(上記表3のGNDレベル、タイマ回路62への入力TinがLowになるレベル)であるか否かを判断する。組合せ電圧Rsが全バーナ失火検知レベルであるときは、失火検出回路73を含む失火対処回路70と、ダイオードAND回路80,81と、暖房FR検出回路41及び給湯FR検出回路43と、暖房フレームロッド40及び給湯フレームロッド42とが、暖房バーナ6の失火及び給湯バーナ7の失火に対して正常に動作していると判断できるため、STEP11に進む。
一方、失火検出回路73の組合せ電圧Rsが全バーナ失火検知レベルでないときには、失火対処回路70の故障等が生じていると判断できる。そのため、マイコン50は、暖房バーナ6及び給湯バーナ7の運転を禁止し、後述するSTEP20の点火処理は行わない(エラー処理)。
STEP11で、マイコン50は、タイマ回路62のタイマ時間分の待ち時間T1の経過を待ってSTEP12に進む。STEP12で、マイコン50は第3FET36を遮断制御し(第3FET36の制御信号MdをLoにする)、STEP13で、第1FET30を導通制御する(第1FET30の制御信号FdをHiにする)。
続くSTEP14で、所定時間T2の経過を待ってSTEP15に進み、マイコン50は、第1FET30の遮断アンサ(FET故障回路60の出力FerがLo)が入力されているか否かを判断する。
そして、第1FET30の遮断アンサが入力されているときは、失火対処回路70及びタイマ回路62が正常に作動して、第1FET30が遮断状態になったと判断することができるため、STEP16に進む。
一方、第1FET30の遮断アンサが入力されていないときには、第1FET30が導通故障しているか、タイマ回路62が故障していると判断できるため、STEP80に分岐し、マイコン50は、暖房バーナ6及び給湯バーナ7の運転を禁止して、STEP20の点火処理は行わない(エラー処理)。
STEP16で、マイコン50は、タイマ短縮信号TsをLoにして、タイマ回路62のタイマ時間を通常のT0に戻し、STEP17で、各第2FET31〜35を遮断制御する(第2FET31〜35の制御信号Hd1,Hd2,Bd1,Bd2,Bd3をLoにする)。
続くSTEP18で所定時間T3の経過を待ってSTEP19に進み、マイコン50は、第1FET30の導通アンサ(FET故障検出回路60の出力FerがHi)が入力されているか否かを判断する。
そして、第1FET30の導通アンサが入力されているときは、第2FET31〜35が遮断状態となったことによって、失火対象回路70の作動により第1FET30が通電状態になったと判断できるため、STEP20に進む。この場合には、STEP19までの処理によって、第1FET30、第2FET31〜35、第3FET36、失火対処回路70、ダイオードAND回路80,81、タイマ回路62、暖房FR検出回路41、給湯FR検出回路43、暖房フレーム40、及び給湯フレームロッド42が、暖房バーナ6の失火、及び給湯バーナ7の失火に対して正常に動作したことが確認されたことになる。
そこで、STEP20に進み、マイコン50は、運転開始指示がなされたバーナ(暖房バーナ6又は給湯バーナ7)の点火処理を行い、STEP21に進んで処理を終了する。
一方、STEP19で、第1FET30の導通アンサが入力されていないときにはSTEP90に分岐する。この場合には、第1FET30の遮断故障が生じていると判断できるため、マイコン50は、暖房バーナ及び給湯バーナ7の運転を禁止し、STEP20の点火処理は行わない(エラー処理)。
次に、図6は、第1FET30、第2FET31〜35、失火対処回路70、タイマ回路62等の故障が生じていない状態で、マイコン50により、図4〜図5のフローチャートによる処理を実行したときの第1FET30の制御信号(Fd)、第1FET30のアンサ信号(Fer)、タイマ短縮信号(Ts)、第3FET36の制御信号(Md)、第2FET31〜35の制御信号(Hd1,Hd2、Bd1〜Bd3)、第2FET31〜35と第3FET36のアンサ信号(H1_ans,H2_ans,Bd1_ans,Bd2_ans,Bd3_ans,M_ans)、及び、失火検出回路73の組合せ電圧(Rs)の推移を、共通の時間軸tにより示したタイミングチャートである。
図6のt1で、マイコン50は、第1FET30の遮断アンサ(FreがLo)の有無を判断し(図4のSTEP3の処理)、第2FET31〜35の遮断アンサ(H1_ans,H2_ans,Bd1_ans,Bd2_ans,Bd3_ansがLo)の有無を判断し(図4のSTEP4の処理)、失火検出回路73の組合せ電圧Rsが全バーナ非失火検知レベルであるか否かを判断する(図4のSTEP5の処理)。第2FET31〜35の故障が生じていないので、各第2FET31〜35のオフアンサが出力されて、失火検出回路73の組合せ電圧Rsが全バーナ非失火検知レベルになっている。
t2で、マイコン50は、タイマ短縮信号をオン(TsをHi)する(図4のSTEP6の処理)と共に、第3FET36を導通制御(MdをHi)し(図4のSTEP7の処理)、第2FET31〜35を導通制御(Hd1,Hd2,Bd1,Bd2,Bd3をHi)する(図4のSTEP8の処理)。
第2FET31〜35が導通状態になることにより、ダイオードAND回路80の出力DA1とダイオードAND回路81の出力DA2が共にLoとなる。そして、暖房バーナ6と給湯バーナ7の点火処理は未だ行われていないため、給湯FR検出回路43の出力BF_sと、暖房FR検出回路41の出力HF_sは、共にLo(燃焼炎非検出)になる。
そのため、失火対処回路70のOR回路71の出力HV_sと、OR回路72の出力BV_sが共にLoになり、失火検出回路73からマイコン50に出力される組合せ電圧Rsが、全バーナ非失火検知レベル(上記表3のVaレベル)から、全バーナ失火検知レベル(上記表3のGNDレベル)に切替わっている。
t3で、マイコン50は、第3FET36と第2FET31〜35の導通アンサ(M_ans,H1_ans,H2_ans,Bd1_ans,Bd2_ans,Bd3_ansがLo)の有無を判断し(図4のSTEP9の処理)、また、失火検出回路74の組合せ電圧Rsが全バーナ失火検知レベルであるか否かを判断する(図5のSTEP10の処理)。
t2からT1が経過したt4で、マイコン50は、第3FET36を遮断制御(制御信号MdをLo)し(図5のSTEP12の処理)、第1FET30を導通制御(制御信号FdをHi)する(図5のSTEP13の処理)。
ここで、第1FET30を導通制御(FdをHi)しても、失火検出回路73からタイマ回路62への出力TinがLoになっていて、T1の経過によりタイマ回路62の出力ToutがHiからLoに切替わるため、AND回路61から第1FET30のゲートへの出力はLoとなる。そのため、第1FET30は遮断状態に維持される。
t5で、マイコン50は、第1FET30の遮断アンサ(FerがLo)の有無を判断する(図5のSTEP15の処理)。t6で、マイコン50は、タイマ短縮信号をオフ(TsをLo)し(図5のSTEP16の処理)、第2FET31〜35を遮断制御(Hd1,Hd2,Bd1,Bd2,Bd3をLo)する(図5のSTEP17の処理)。
第2FET31〜35の遮断制御により、第2FET31〜35が遮断状態になると、ダイオードAND回路80の出力DA1がLoからHiに切替わると共に、ダイオードAND回路81の出力DA2もLoからHiに切替わる。そのため、OR回路71の出力HV_sとNOR回路72の出力HV_sが共にHiになって、失火検出回路73からマイコン50に出力される組合せ電圧Rsのレベルが、全バーナ非失火検知レベルから全バーナ失火検知レベルに切替わっている。
t6からT3が経過したt7で、マイコン50は、第1FET30の導通アンサ(FerがHi)の有無を判断する(図5のSTEP19の処理)。
なお、本実施形態では、失火検出回路73からマイコン50にアナログの組合せ電圧Rsを出力する構成としたが、組合せ電圧Rsと全バーナ失火検知レベルの閾値Vthとを比較するコンパレータを設けて、このコンパレータの比較結果(Hi/Lo)をマイコン50に入力する構成とし、この比較結果に基づいて各バーナの失火対処の動作確認を行うようにしてもよい。
また、本発明に関連する構成として、失火検出回路73において、図3の抵抗91〜93によりOR回路71とOR回路72の出力電圧の組合せに応じた電圧を出力する構成(本発明の組合せ電圧出力回路に相当)を、OPアンプ等による加算回路を用いて構成してもよい。
また、本実施形態では、本発明の燃焼装置として熱源機を示したが、2以上のバーナを有して、各バーナの失火対処処理を共通の失火対処回路によって行う燃焼装置であれば、本発明を適用して各バーナの失火対処の動作確認を行うことができる。
6…暖房バーナ、7…給湯バーナ、11,12…暖房バーナ用の先弁、13〜15…給湯バーナ用の先弁、10…元弁、10a…元弁の駆動コイル、11a〜15a…先弁の駆動コイル、20…電源、30…第1FET(第1スイッチング素子)、31〜35…第2FET(第2スイッチング素子)、36…第3FET、40…給湯フレームロッド(燃焼センサ)、42…暖房フレームロッド(燃焼センサ)、50…マイクロコンピュータ(制御部)、60…FET故障検出回路(スイッチング状態検出回路)、70…失火対処回路、73…失火検出回路(組合せ電圧出力回路)、80,81…ダイオードAND回路。

Claims (1)

  1. 複数のバーナと、
    前記複数のバーナの運転開始を指示する運転開始指示部と、
    前記各バーナに対して個別に設けられて、対応するバーナの燃焼状態を検出する燃焼センサと、
    前記各バーナに対して個別に設けられて、対応するバーナへの燃料供給路からの燃料ガスの供給と遮断とを、駆動コイルへの通電の有無により切替える電磁弁と、
    出力端子間に前記各電磁弁の駆動コイルが並列に接続された電源と、
    前記各電磁弁に対して共通に設けられて、前記各電磁弁の駆動コイルの一端と前記電源の一方の出力端子間に接続された第1スイッチング素子と、
    前記各電磁弁に対して個別に設けられて、対応する電磁弁の駆動コイルの他端と前記電源の他方の出力端子間に接続された第2スイッチング素子と、
    前記各バーナに対して個別に設けられて、対応するバーナ用の前記電磁弁の駆動コイルに接続された前記第2スイッチング素子が導通状態であると共に、対応するバーナ用の前記燃焼センサの出力が失火検知レベルである失火検知状態となっているか否かに応じて、出力電圧レベルを切替える失火応答回路と、
    前記各失火応答回路の出力電圧の組合せに応じた電圧を出力する組合せ電圧出力回路と、
    前記組合せ電圧出力回路の出力電圧が、前記各失火応答回路のうちの少なくとも一つの出力電圧が前記失火検知状態に応じたレベルである組合せに応じたものであるときに、前記第1スイッチング素子を遮断制御する通電遮断回路と、
    前記第1スイッチング素子が導通状態であるか遮断状態であるかを検出するスイッチング状態検出回路と、
    前記複数のバーナが全て消火した状態で、前記運転開始指示部によりいずれかの前記バーナの運転開始が指示されたときに、全ての前記第2スイッチング素子を導通制御し、該導通制御に応じて、前記組合せ電圧出力回路の出力電圧が、前記各失火応答回路の全ての出力電圧が前記失火検知状態に応じたレベルである組合せに応じたものとなり、且つ、前記スイッチング状態検出回路により、前記第1スイッチング素子が導通状態から遮断状態に切替わったことが検出されることを条件として、該運転開始が指示されたバーナの点火処理を実行する制御部とを備え
    前記組合せ電圧出力回路は、
    前記各失火応答回路毎に個別に備えられて、一端が前記各失火応答回路の出力部に接続された第1抵抗と、
    一端が前記各第1抵抗の他端に接続されると共に他端が所定電位部に接続された第2抵抗とを有し、
    前記各第1抵抗と該第2抵抗との接続部と基準電位間の電圧を、前記組合せに応じた電圧として出力することを特徴とする燃焼装置。
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