JP5484146B2 - 墜落防止用手摺 - Google Patents

墜落防止用手摺 Download PDF

Info

Publication number
JP5484146B2
JP5484146B2 JP2010070154A JP2010070154A JP5484146B2 JP 5484146 B2 JP5484146 B2 JP 5484146B2 JP 2010070154 A JP2010070154 A JP 2010070154A JP 2010070154 A JP2010070154 A JP 2010070154A JP 5484146 B2 JP5484146 B2 JP 5484146B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handrail
attached
foundation frame
fall
preventing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010070154A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011202395A (ja
Inventor
邦英 亀元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
Priority to JP2010070154A priority Critical patent/JP5484146B2/ja
Publication of JP2011202395A publication Critical patent/JP2011202395A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5484146B2 publication Critical patent/JP5484146B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Emergency Lowering Means (AREA)
  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Description

本発明は、墜落防止用手摺に関するものである。
都会の中での土木工事では、掘削した空間の上に覆工板を敷設して道路としての機能を確保しておく必要がある。
この覆工板は、夜間の資材投入時などには開放する。
そのために開口部の周囲には墜落防止用の手摺を設置する。
この墜落防止用の手摺は、作業員の安全を確保できる強固な構造であるだけでなく、限られた時間内に、手間をかけずに設置でき、撤去できる構造でなければならない。
従来にはそのような用途を目的とした養生装置として特許文献1記載のような発明が存在する。
特開2003−307031号公報
前記した特許文献1記載の墜落防止用手摺は、蓋を垂直に引き起こした後に、畳んであった3面を開いて開口部を取り囲む構造である。
この蓋は覆工板を兼ねているために、十分な強度の板である必要があり、そのために蓋の重量が大きくなり、簡単に設置することができず、労力を要する。
上記のような課題を解決するために本発明の墜落防止用手摺は、平面視L字型であり、鉛直柱と水平桟で構成した基礎枠と、基礎枠の鉛直柱にヒンジで取り付けた扉と、基礎枠の下部に取り付けた車輪と、基礎枠の側面に取り付けた中空の筒体であって、筒の中心軸を水平に取り付けた嵌合筒とより構成したことを特徴としたものである。
さらに本発明の墜落防止用手摺は、上記の構成の墜落防止用手摺を第一の墜落防止用手摺とし、さらに、平面視L字型であり、鉛直柱と水平桟で構成した基礎枠と、基礎枠の下部に取り付けた車輪と、基礎枠の側面に取り付けた中空の筒体であって、筒の中心軸を水平に取り付けた嵌合筒とより構成した墜落防止用手摺を第二の墜落防止用手摺とし、第一と第二の墜落防止用手摺の間を、嵌合筒に貫通したパイプで連続して組み立てたことを特徴としたものである。
本発明の墜落防止用手摺は以上説明したようになるから次のような効果を得ることができる。
<1> 時間制限を受ける工事において、設置場所への移動、撤去のための移動が簡単であって、短時間のうちに設置し、短時間のうちに撤去することができる。
<2> 開口部の大きさは一定ではないが、本発明の構造であれば開口部の寸法に応じて簡単に調整でき、どのような寸法の開口部にも適用することができる。
<3> 扉が付いているために、開口部側に立ち入る作業員は、水平桟をまたぐ必要がなく、安全に立ち入ることができる。
<4> パイプやクランプで組み立てる簡易な手摺に比較して、基礎枠が強固であるから、きわめて安全性が高い。
<5> どこの位置にも基礎枠の水平桟が位置しているから、安全帯を確実に係合することができ、安全である。
<6> 基礎枠の下部にはほとんど隙間がないために、開口部から部品や資材が落下することがない。
本発明の墜落防止用手摺の実施例の説明図。 墜落防止用手摺を組み立てた状態の側面からの説明図。 墜落防止用手摺を組み立てた状態の平面からの説明図。
以下図面を参照にしながら本発明の墜落防止用の手摺の好適な実施の形態を詳細に説明する。
<1>基礎枠。
本発明の墜落防止用の手摺は基礎枠1によって構成する。
この基礎枠1は、平面視L字型である。
すなわち複数本の平行した鉛直柱11と、それらの鉛直柱11の間を連結する複数段の水平桟12によって井桁状に組み立てて構成する。
鉛直柱11や水平桟12は、鋼製の角パイプを使用して組み立てる。
角パイプとして、その断面寸法が5cm以下のものを使用すると、安全帯のフックを係合することが容易である。
基礎枠1の高さは、後述する車輪2の高さを含めて、110cm程度とすることが好ましい。
この高さは、作業員への安全性と、クレーンなどの旋回の高さなどを勘案して決定する。
<2>扉。
基礎枠1の鉛直柱11には、ヒンジで扉3を取り付ける。
扉3はロックによって、鉛直柱11に係合することができる。
ただし扉3の上にも水平桟12を配置しておく。
これは、万一扉3のロックをし忘れても、作業員が転落することのないようにするためである。
扉3は基礎枠1のL字の内側に向けて開閉するように取り付ける。
すなわち本発明の墜落防止用の手摺を開口部の周囲に設置した場合に、開口部側に開くように取り付ける。
これは、外開きであると、人や車両に接触する可能性があること、および後述するように、パイプや足場板などを外側に取り付ける際に扉3が干渉しないようにするためである。
<3>車輪。
基礎枠1の下部には車輪2を取り付ける。
この車輪2は、通常の事務用の椅子の脚の車輪2のように、鉛直のピンの周囲を自由に回転できる構成のものと採用する。
さらに車輪2には足踏みロックを取り付けて、位置が決まってからの妄動を阻止する。
基礎枠1の下に車輪2を取り付けることによって、基礎枠1の下に空間が生じてしまい、その隙間から開口部内に物が落下すると危険である。
そのために、車輪2の高さによってできた基礎枠1の裾の部分には金網枠4などを配置して隙間を閉塞する。
<4>嵌合筒。
基礎枠1の側面には、嵌合筒5を取り付ける。
この嵌合筒5は中空の筒体であって、筒の中心軸を水平にして基礎枠1の鉛直柱11、あるいは水平桟12に取り付ける。
この嵌合筒5の内径は、後述するパイプ6の外径よりも多少大きい寸法の筒体を使用する。
最下段の嵌合筒5は、基礎枠1の下端の水平桟12よりも多少上方に設置することも可能である。
このように構成すると、最下段の嵌合筒5に貫通させてパイプ6に、鋼製足場板7を吊り下げることができる。
<5>クランプ。
基礎枠1の側面には、嵌合筒5と同軸線上にクランプ8を取り付ける。
このクランプ8はパイプ6を把持して締め付ける市販の部材である。
このクランプ8の内部にパイプ6を貫通して締め付ければ、パイプ6の抜け出しや妄動を阻止することができる。
<6>ロックピン。
基礎枠1の内隅部の内側に、ロックピン9を設ける。
このロックピン9はいわゆるフランス落としの構造のものを採用する。
覆工板aには、その隅部に吊り上げのための穴が開口してあるので、この穴にピン9を落として、基礎枠1と覆工板aを結合して基礎枠1の移動を阻止する。
移動時にはピン9を90度回転させて穴から抜き出して、基礎枠1と覆工板aとの結合を解除する。
<7>第二の墜落防止用の手摺。
以上説明した墜落防止用の手摺を第一の墜落防止用の手摺とすると、別に第二の墜落防止用の手摺を用意して使用することもできる。
この第二の墜落防止用の手摺は、前記の第一墜落防止用の手摺とほぼ同様の構造である。
ただし扉3を設けない点のみが第一の墜落防止用の手摺と相違する。
このように第二の墜落防止用の手摺はすべての基礎枠1を単に鉛直柱11と水平桟12とを井桁状に組み合わせただけの構造であるから、簡易で安価である。
<8>組み立て例。
覆工板aを取り外した開口部bは矩形である。
そこで開口部bの四隅に本発明の墜落防止用の手摺を移動して配置する。
この移動作業は、基礎枠1の下に車輪2があるので、人力で容易に移動して配置することができる。
四隅に配置したら足踏みロックを作動して移動を拘束する。
次に、嵌合筒5とクランプ8の内部にパイプ6を貫通し、クランプ8で把持して固定する。
最下段のパイプ6と地表面との間には空間ができるから、その位置には鋼製の足場板7などをパイプ6から吊り下げて取り付ける。
こうして開口部bの四隅に配置した墜落防止用の手摺と墜落防止用の手摺との間を、パイプ6で接続して全体を一体化して開口部bを包囲する。
<9>組み立て例の2。
上記した第一の墜落防止用の手摺を開口部bの対角線の位置に配置し、他の対角線の位置には第二の墜落防止用の手摺を配置することもできる。
このように配置すると、対角線上の二か所だけに扉3を設けた状態で組み立てることができ、経済的である。
1:基礎枠
11:鉛直柱
12:水平桟
2:車輪
3:扉
4:金網枠
5:嵌合筒
6:パイプ
7:足場板
8:クランプ
a:覆工板
b:開口部

Claims (1)

  1. 覆工板を取り外した矩形の開口部の周囲に設置される墜落防止用手摺であって、
    平面視L字型であり、鉛直柱と水平桟で構成した基礎枠と、
    基礎枠の鉛直柱にヒンジで取り付けた扉と、
    基礎枠の下部に取り付けた車輪と、
    基礎枠の側面に取り付けた中空の筒体であって、筒の中心軸を水平に取り付けた嵌合筒とより構成した第一の墜落防止用手摺と、
    平面視L字型であり、鉛直柱と水平桟で構成した基礎枠と、
    基礎枠の下部に取り付けた車輪と、
    基礎枠の側面に取り付けた中空の筒体であって、筒の中心軸を水平に取り付けた嵌合筒とより構成した第二の墜落防止用手摺と、第一と第二の墜落防止用手摺の嵌合筒に貫通して固定されるパイプとで組立てられ、
    第一と第二の墜落防止用手摺は、前記開口部の四隅に配置されるとともに、前記基礎枠の内隅部の内側に設けられたロックピンを、前記開口部の一つの隅と対向する位置に敷設された覆工板の隅部の穴のうち、前記開口部に近接する穴に落として覆工板に結合されることを特徴とする、墜落防止用手摺。
JP2010070154A 2010-03-25 2010-03-25 墜落防止用手摺 Expired - Fee Related JP5484146B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010070154A JP5484146B2 (ja) 2010-03-25 2010-03-25 墜落防止用手摺

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010070154A JP5484146B2 (ja) 2010-03-25 2010-03-25 墜落防止用手摺

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011202395A JP2011202395A (ja) 2011-10-13
JP5484146B2 true JP5484146B2 (ja) 2014-05-07

Family

ID=44879309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010070154A Expired - Fee Related JP5484146B2 (ja) 2010-03-25 2010-03-25 墜落防止用手摺

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5484146B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5015713Y1 (ja) * 1970-07-24 1975-05-16
JPH01168658U (ja) * 1988-05-12 1989-11-28
JPH10196128A (ja) * 1997-01-14 1998-07-28 Taisei Corp 建築用安全柵
JPH10227134A (ja) * 1997-02-13 1998-08-25 Moriyasu Shokai:Kk 覆工板開口部用防護枠体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011202395A (ja) 2011-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2017101261B4 (en) Safety Rail System
US10030397B2 (en) Fall protection system
RU2400609C2 (ru) Комплексная система обеспечения техники безопасности в строительстве
CA2739414C (en) Telescopic safety post
US9617747B2 (en) Folding guard rail method and apparatus
KR20130005531U (ko) 갱폼의 추락방지를 위한 앵커볼트 잠금장치
KR100777937B1 (ko) 외벽마감공사용 가이드 브라켓
US9004227B2 (en) Ladder access system and method for using same
JP2018040169A (ja) 飛散防止装置
JP2007117246A (ja) 転落防止具及びその使用方法、並びに転落防止柵及びその使用方法
KR20200126688A (ko) 층간 슬라브용 개구부 차폐틀
CN203924662U (zh) 一种附着式整体升降脚手架
JP5484146B2 (ja) 墜落防止用手摺
KR100974192B1 (ko) 갱폼추락방지구
AU2012222870B2 (en) Safety frame and components therefor
CN204920280U (zh) 一种安全爬梯
KR20150055492A (ko) 맨홀의 안전한 출입과 보행자 추락보호를 위한 다기능 맨홀 안전대
KR200303835Y1 (ko) 안전체험 교육 구조물
CA2808497C (en) Base support for hoisting apparatus
KR200426297Y1 (ko) 작업발판이 구비된 건축공사용 방호 케이지
KR101268536B1 (ko) 주차 관리기
KR101781395B1 (ko) 개구부 추락방지장치
KR20100003077U (ko) 운반 및 설치가 용이한 타워크레인 진입방지책
KR100508125B1 (ko) 타워크레인용 안전통로와 그 설치방법 및 이격설치방법
CN202627477U (zh) 一种建筑脚手架用安全栅栏

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120620

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130508

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131022

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5484146

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees