JP5483376B2 - コンタミ用シール装置 - Google Patents

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Description

本発明は、互いに対向する二部材のうちの一方の部材に装着されて他方の部材に摺動自在に密接する往復動用または回転用のリング状パッキンを備えたコンタミシール装置に関するものである。本発明のコンタミシール装置は、例えば、ソレノイドバルブにおける往復動部をシールする装置として用いられる。
従来、例えば、ソレノイドバルブのバルブとボディ間隘路において、外部からコンタミが侵入し作動不良を起こすことがあった。コンタミ侵入防止のため同部においてシール機構を設置する場合があるが、従来公知の通常のパッキン等を使用すると密封性に充填をおいているため、フリクションが高くなってしまうという問題があった。
フリクションを下げるには、図7に示すようなリップ摺動部の低摺動化を図った断面X字形を呈するXリング(以下、「従来技術1」という。例えば、特許文献1参照。)を用い、リップ摺動部の面積を小さくすればよいが、この従来技術1のXリングを用いても密封対象流体の圧力の変化が発生すると、図8に示すように、フリクションが変動するという問題があった。
なお、フリクション試験は、シール径φ=4.8mm、締め代は0.1mmで行った。
図8の横軸の圧力[MPa]は、高圧側と低圧側との圧力差を示す。
一方、密封対象流体の圧力が変化した場合においてもフリクションの変化を抑制して安定した密封性能を維持することを目的としたものとして図9に示すような発明(以下、「従来技術2」という。例えば、特許文献2参照。)が知られている。
従来技術2のものは、シールリングの他にサイドリングおよびバックリングを装着し、密封対象流体の圧力が変化した場合でもサイドリングによりバックリングに作用する流体圧力を遮断し、バックリング変形を防止することにより、シールリングのフリクションの変化を抑制するものであるため、部品点数が多く、必要となるスペースも大きくなるという欠点があった。
特開2006−266279号公報 特開2006−112486号公報
本発明は、コンタミシールにおいては、流体密封に比べて完全密封が必要でないことに鑑み、従来のXリングの高圧側摺動部をなくして摺動部を低圧側に設けるとともに、密封リングの締め付けに伴う密封リング自身の拡張力と密封リングの外表面に作用する密封流体の圧力とのバランスが図れる配置構造とすることにより、密封流体圧力が増加しても摺動部の押し付け力が比例増加せず、密封流体圧力の変化に対して摺動部のフリクションの変化量を少なくすることができるコンタミシール装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、部品点数を少なくし、必要となるスペースを小さくできるコンタミシール装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、密封リングの締め代を適正に管理できるコンタミシール装置を提供することを目的とする。
本発明において、コンタミシールとは、密封流体中に含まれる汚染物質をシールするという意味であり、密封流体を完全にシールするものではない。
上記目的を達成するため本発明のコンタミシール装置は、第1に、互いに対向する二部材のうちの一方の部材に装着されて他方の部材に摺動自在に密接する往復動用または回転用のリング状パッキンを備えた密封装置において、リング状パッキンの断面形状を略y字形状とし、略y字形状の背の部分が高圧側に向くように配置し、該略y字形状の背の部分と互いに対向する二部材とで形成する空間に高圧側流体が作用するようにしたことを特徴としている。
第1の特徴により、密封流体圧力が増加しても摺動部の押し付け力が比例増加せず、密封流体圧力の変化に対して摺動部のフリクションの変化量を少なくすることができる。
また、部品点数を少なくし、必要となるスペースを小さくできる。
また、本発明のコンタミシール装置は、第2に、第1の特徴において、リング状パッキンを外側の部材のリング状溝に装着するとともに断面略y字形状の上側の部分が外側の部材と密接し、下側の部分が内側の部材と摺動するように配置されていることを特徴としている。
第2の特徴により、第1の特徴の効果に加えて、リング状パッキンの装着スペースの確保および装着を容易にすることができる。
また、本発明のコンタミシール装置は、第3に、第1または第2の特徴において、リング状パッキンの断面略y字形状の一方の側面にリング状スペーサを配置し、該リング状スペーサを介して押付治具でリング状パッキンを装着できるように構成し、リング状スペーサの組込位置を調整することによりリング状パッキンの締め代を管理できるようにしたことを特徴としている。
第3の特徴により、リング状パッキンの締め代の管理を適正に行うことができ、摺動部のフリクションの変化量を最小にすることができる。
また、本発明のコンタミシール装置は、第4に、第1ないし第3のいずれかの特徴のコンタミシール装置を容量制御用ソレノイドバルブに組込むことを特徴としている。
第4の特徴により、容量制御用ソレノイドバルブを大きくすることなく、弁体とバルブハウジングとの間の微小隙間に異物が挟まることを防止でき、その結果、ソレノイドの推力を大きくする必要がなくなる。
本発明は、以下のような優れた効果を奏する。
(1)リング状パッキンの断面形状を略y字形状とし、略y字形状の背の部分が高圧側に向くように配置し、該略y字形状の背の部分と互いに対向する二部材とで形成する空間に高圧側流体が作用するようにしたことにより、密封流体圧力が増加しても摺動部の押し付け力が比例増加せず、密封流体圧力の変化に対して摺動部のフリクションの変化量を少なくすることができる。
また、部品点数を少なくし、必要となるスペースを小さくできる。
(2)リング状パッキンを外側の部材のリング状溝に装着するとともに断面略y字形状の上側の部分が外側の部材と密接し、下側の部分が内側の部材と摺動するように配置されていることにより、リング状パッキンの装着スペースの確保および装着を容易にすることができる。
(3)リング状パッキンの断面略y字形状の一方の側面にリング状スペーサを配置し、該リング状スペーサを介して押付治具でリング状パッキンを装着できるように構成し、リング状スペーサの組込位置を調整することによりリング状パッキンの締め代を管理できるようにしたことにより、リング状パッキンの締め代の管理を適正に行うことができ、摺動部のフリクションの変化量を最小にすることができる。
(4)本発明のコンタミシール装置を容量制御用ソレノイドバルブに組込むことにより、容量制御用ソレノイドバルブを大きくすることなく、弁体とバルブハウジングとの間の微小隙間に異物が挟まることを防止でき、その結果、ソレノイドの推力を大きくする必要がなくなる。
本発明の実施の形態に係るコンタミシール装置を示す正面断面図である。 本発明の実施の形態に係るリング状パッキンの例を示した正面断面図である。 本発明の断面略y字形のリング状パッキンを用いた場合のフリクション試験の結果を示したものである。 本発明の断面略y字形のリング状パッキンを、容量制御用ソレノイドバルブに適用した場合を示す正面断面図である。 本発明の断面略y字形のリング状パッキンを、容量制御用ソレノイドバルブに装着する場合を説明するための要部の正面断面図である。 本発明の断面略y字形のリング状パッキンを、容量制御用ソレノイドバルブに装着した状態を示す正面断面図である。
従来技術1に係るXリングを示す正面断面図である。 従来技術1のXリングを用いた場合のフリクション試験の結果を示したものである。 従来技術2を示す正面断面図である。
本発明に係るコンタミシール装置を実施するための形態を図面を参照しながら詳細に説明するが、本発明はこれに限定されて解釈されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づいて、種々の変更、修正、改良を加えうるものである。
図1は、コンタミシール装置を示す正面断面図であり、外側に位置する部材1および内側に位置する部材2のうち、外側の部材1にリング状パッキン3を装着するためのリング状溝5が設けられている。リング状パッキン3は、該リング状パッキン3の内周面が内側の部材2に摺動自在に密接するように配置される。リング状パッキン3の断面形状は略y字形状をしており、略y字形状の背の部分4が高圧側に向くように配置される。このため、略y字形状の背の部分4と外側の部材1のリング状溝5の一側面および内側の部材2の摺動面とで形成される断面略三角形の空間8に高圧側の流体が作用するようになっている。
図1に示した例では、リング状パッキン3を外側の部材1のリング状溝5に装着するとともに断面略y字形状の上側の部分6が外側の部材のリング状溝5と密接し、下側の部分7が内側の部材2と摺動するように配置されている。一方、リング状パッキン3を内側の部材2のリング状溝に装着する場合には、断面略y字形状の上側の部分6が内側の部材2のリング状溝と密接し、下側の部分7が外側の部材2と摺動するように配置される。
このように、本発明に係る断面略y字形状のリング状パッキン3は、従来のXリングの高圧側摺動部をなくして摺動部を少なくし、摺動部を低圧側に設けていることが第1の特徴であり、また、リング状パッキン3の締め付け力に対する広がろうとする力を密封流体の圧力により低下させていることが第2の特徴である。
ここで、「略y字形状」とは、基本形状がy字形をしたものであればよく、略y字形の外側の3点3−1、3−2、3−3がシール部を構成するようになったものを意味している。また、「略y字形状の背の部分」とは、図1の符号4で示す部分であり、略y字を構成する短辺と長辺において長辺の短辺と反対側の面を指すものである。また、「略y字形状の上側の部分」とは、y字の上側、すなわち、図1の符号6で示す部分であり、「略y字形状の下側の部分」とは、y字の下側、すなわち、図1の符号7で示す部分を指す。
図2は、リング状パッキン3の他の例を示した正面断面図である。
リング状パッキン3は、水素化ニトリルゴム(HNBR)またはエチレンプロピレンラバー(EPDM)などの材料から環状に成形されており、断面形状は、図(a)ではy字形、図(b)ではy字の背の部分4の中央部に頂部が平らな略台形状の突起9が設けられた略y字形、図(c)ではy字の背の部分4の中央部に頂部が丸みのある略三角形状の突起9’が設けられた略y字形をしている。図(a)(b)(c)では略y字形の外側の3点3−1、3−2、3−3の先端は、それぞれ、丸みを帯びた形状をしているが、図(d)のように先端が直線状をしていてその両端角部で部材1、2に密接するようにしてもよい。
略y字形の外側の3点3−1、3−2、3−3を結ぶ線は、図に示すように、内側に窪んだ滑らかな曲線を描いている。図1に示したものは、外側の2点3−2と3−3とを結ぶ線が直線となっている点で、図2(a)のものと相違している。
図3は、本発明の断面略y字形のリング状パッキン3におけるフリクション試験の結果を示したものである。試験条件は、従来技術1のXリングの場合と同じ条件とし、シール径φ=4.8mm、締め代は0.1mmであった。
この図から、本発明の断面略y字形のリング状パッキン3を用いた場合、フリクションが従来のXリングを用いた場合に比べて1/2〜1/3に低下している。また、密封流体の圧力が大きくなっても、フリクションは略一定となっていることがわかる。
フリクションが低下しているのは、本発明の断面略y字形のリング状パッキン3においては、従来のXリングの高圧側摺動部をなくしたことによるものである。
また、圧力が大きくなってもフリクションが略一定となる理由は、弾性をもつリング状パッキン3を適度に締め付けると、これに反発する広がろうとする力が発生しフリクションを増大させる作用を持つが、この広がろうとする力と略y字形のリング状パッキン3の背の部分4に作用する密封流体の圧力によるリング状パッキン3の摺動部3−3を縮めようとする力(摺動する相手側部材から離す方向に作用する力)がバランスすることで、フリクションが略一定になっていると考えられる。
図4は、本発明の断面略y字形のリング状パッキン3を、容量制御用ソレノイドバルブに適用した場合を示す正面断面図である。
この例では、ソレノイド10により左右方向に往復駆動される弁体11とバルブハウジング12との間であって、低圧側13と高圧側14との間の隘路15にリング状パッキン3を装着し、低圧側13へのコンタミ汚染を防止するものである。
リング状パッキン3は、バルブハウジング12に設けられたリング状溝16内に装着されており、略y字形の下側が弁体11に摺動し、上側がリング状溝16に密接し、略y字形の背の部分4が高圧側14を向くように配置されている。
このように、本発明の断面略y字形のリング状パッキン3を、容量制御用ソレノイドバルブに組込むことにより、容量制御用ソレノイドバルブを大きくすることなく、弁体とバルブハウジングとの間の微小隙間に異物が挟まることを防止でき、その結果、ソレノイドの推力を大きくする必要がなくなる。
図5および図6は、本発明の断面略y字形のリング状パッキン3を、例えば、容量制御用ソレノイドバルブに装着する場合を説明するための正面断面図であり、図4に示した符号と同じ符号は同じ部材を示している。
この例では、弁体11とバルブハウジング12との間であって、低圧側13と高圧側14との間の隘路15のバルブハウジング12内面にリング状パッキン3を装着するための拡径部17を設けている。この拡径部17は、図6に示すように、その左側が隘路15に接続し、右側が開放された形状をしている。
リング状パッキン3を装着するには、図5に示すように、リング状パッキン3の略y字形の背の部分が高圧側14(図の左側)を、また上側がバルブハウジング12内面の拡径部17を向くように配置し、リング状パッキン3の断面略y字形の正面側19にリング状スペーサ18を配置した状態で押付治具20により右方(開放側)から押し込む。押し込み後は、リング状スペーサ18を残して押付治具20を引き抜く。リング状スペーサ18は、装着された後に、リング状パッキン3に対して適度な締め代を与え続ける必要があることから、拡径部17の内面と締まり嵌め状態で嵌合するような寸法に形成されている。
なお、図5では、リング状パッキン3を低圧側13から押し込む場合を説明しているが、高圧側14から押し込む場合には、リング状スペーサ18はリング状パッキン3の正面側19と反対側の側面に配置される。
リング状パッキン3の低フリクションを確実なものとするためには、リング状パッキン3の締め代をコントロールする必要があるが、この締め代のコントロールはリング状スペーサ18の組込位置により行うことができる。このため、図示しないが、押付治具20の押し込み量あるいはリング状スペーサ18の組込位置を目標値に制御する装置を設けておく。
締め代をコントロールすることで、断面略y字形のリング状パッキン3の内側へのはみ出し量を精緻に管理することが可能になる。
断面略y字形のリング状パッキン3の内側への適正なはみ出し量については、圧力を印加した状態でシール漏れ量を予め測定する試験を行い、シール漏れ量から求めておくことができる。
1 外側の部材
2 内側の部材
3 リング状パッキン
4 略y字形状の背の部分
5 リング状溝
6 断面略y字形状の上側の部分
7 断面略y字形状の下側の部分
8 高圧側の流体が作用する空間
9 突起
10 ソレノイド
11 弁体
12 バルブハウジング
13 低圧側
14 高圧側
15 隘路
16 リング状溝
17 バルブハウジング内面の拡径部
18 リング状スペーサ
19 断面略y字形の正面側
20 押付治具

Claims (4)

  1. 互いに対向する二部材のうちの一方の部材に装着されて他方の部材に摺動自在に密接する往復動用または回転用のリング状パッキンを備えた密封装置において、高圧側から低圧側へのコンタミの汚染を防止するコンタミ用シール装置であって、リング状パッキンの断面形状を略y字形状とし、前記略y字形状を構成する短辺と長辺の外側の3点がシール部を構成しており、前記長辺の外側の2点のうち低圧側に位置するシール部が前記他方の部材と摺動するように配置されるとともに前記長辺における短辺と反対側の面であるところの背の部分が高圧側に向くように配置され、該略y字形状の背の部分と互いに対向する二部材とで形成する空間に高圧側流体が作用され、前記背の部分に作用する前記高圧流体の圧力により、前記他方の部材と摺動するシール部における前記リング状パッキン装着に伴う広がりに対して縮めようとする力が作用されるようにしたことを特徴とするコンタミ用シール装置。
  2. 前記リング状パッキンを外側の部材のリング状溝に装着するとともに前記断面略y字形状の長辺の外側の2点のシール部のうち高圧側に位置するシール部が外側の部材と密接し、前記長辺の外側の2点のシール部のうち低圧側に位置するシール部が内側の部材と摺動するように配置されていることを特徴とする請求項1記載のコンタミ用シール装置。
  3. 前記リング状パッキンの断面略y字形状の一方の側面にリング状スペーサを配置し、該リング状スペーサを介して押付治具でリング状パッキンを装着できるように構成し、リング状スペーサの組込位置を調整することによりリング状パッキンの締め代を管理できるようにしたことを特徴とする請求項1または2記載のコンタミ用シール装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のコンタミ用シール装置を容量制御用ソレノイドバルブに組込むことを特徴とするコンタミ用シール装置。
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