JP5481631B2 - アブソリュートエンコーダ及びその位置データ出力方法 - Google Patents
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Description
すなわち、図3において符号1で示されるものはエンコーダ2の回転ディスクであり、この回転ディスク1のスリット又はマーク等からなる符号3を経た光が受光素子4で受光されることにより、アブソリュート信号5が出力される。
すなわち、回転ディスクの符号3であるアブソリュートパターンから得られた信号をそのままアブソリュート信号として使用し、エンコーダの位置データの生成を行っていたため、例えば、回転ディスクの符号であるアブソリュートパターン上に異物があると、その場所でアブソリュート信号が、図1のように、異常となり、アブソリュート値6が、「11」のところが「3」となっていた。
そのために、エンコーダの位置データも異常となり、制御されている装置の動作も誤動作となることがあった。
すなわち、回転ディスクの符号を用いて得られるアブソリュート信号及びインクリメンタル信号を入力するための比較判定部と、前記アブソリュート信号、インクリメンタル信号及び前記比較判定部からの判定出力が入力される切替部と、からなり、前記アブソリュート信号の連続性を前記比較判定部で確認し、前記連続性が確認できた前記アブソリュート信号を前記切替部を経てエンコーダ位置データ生成ブロックに出力し、前記エンコーダ位置データ生成ブロックでアブソリュートエンコーダの位置データを生成するようにしたアブソリュートエンコーダにおいて、前記アブソリュート信号の連続性の有無の確認は、前記符号を用いて得られるインクリメンタル信号を基準として、前記インクリメンタル信号のアップ又はダウンと前記アブソリュート信号の増減が一定区間で同じであることを判断基準とすることにより、一定区間内よりも小さい異物であればそれによるアブソリュート信号の異常を排除して、正常なエンコーダ位置データを生成することができ、これにより、アブソリュートエンコーダの信頼性を向上させることができる。
前記アブソリュート信号が連続でないと判断された前記一定区間は、前記比較判定部の前段に設けられたカウンタにより前記インクリメンタル信号をカウントし、前記切替部を経て前記インクリメンタル信号を前記エンコーダ位置データ生成ブロックへ送り、前記アブソリュートエンコーダの位置データを生成することにより、連続しないアブソリュート信号の発生時においても正常な位置データを得ることができる。
前記一定区間は、前記比較判定部のメモリに設定され、前記一定区間は可変できるように構成されていることにより、エンコーダの種類によってユーザー側で任意に一定区間を変えて精度の選択をすることができる。
前記一定区間を越え、前記一定区間とは別に前記メモリに設定された別区間まで前記連続性が確認できない時は、前記比較判定部からフラグが出力されることにより、位置データの不良を迅速に確認し、装置等の暴走等を事前に防止することができる。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を付して説明する。
図1において、符号1で示されるものは、アブソリュートエンコーダ2の回転ディスクであり、この回転ディスク1の孔又はマーク等からなる符号3を経た光が受光素子4で受光させることにより、アブソリュート信号5が出力される。
前記切替部12からの出力12aは位置データ13を出力するためのエンコーダ位置データ生成ブロック14に入力されている。
2 アブソリュートエンコーダ
3 符号
4 受光素子
5 アブソリュート信号
10 メモリ
11 比較判定部
11a 判定出力
12 切替部
12a 出力
13 位置データ
14 エンコーダ位置データ生成ブロック
15 インクリメンタル信号
16 カウンタ
16a カウンタ値
17 フラグ
D 一定区間
Claims (8)
- 回転ディスク(1)の符号(3)を用いて得られるアブソリュート信号(5)及びインクリメンタル信号(15)を入力するための比較判定部(11)と、前記アブソリュート信号(5)、インクリメンタル信号(15)及び前記比較判定部(11)からの判定出力(11a)が入力される切替部(12)と、からなり、
前記アブソリュート信号(5)の連続性を前記比較判定部(11)で確認し、前記連続性が確認できた前記アブソリュート信号(5)を前記切替部(12)を経てエンコーダ位置データ生成ブロック(14)に出力し、前記エンコーダ位置データ生成ブロック(14)でアブソリュートエンコーダ(2)の位置データ(13)を生成するようにしたアブソリュートエンコーダにおいて、
前記アブソリュート信号(5)の連続性の有無の確認は、前記符号(3)を用いて得られるインクリメンタル信号(15)を基準として、前記インクリメンタル信号(15)のアップ又はダウンと前記アブソリュート信号(5)の増減が一定区間(D)で同じであることを判断基準とすることを特徴とするアブソリュートエンコーダ。 - 前記アブソリュート信号(5)が連続でないと判断された前記一定区間(D)は、前記比較判定部(11)の前段に設けられたカウンタ(16)により前記インクリメンタル信号(15)をカウントし、前記切替部(12)を経て前記インクリメンタル信号(15)を前記エンコーダ位置データ生成ブロック(14)へ送り、前記アブソリュートエンコーダ(2)の位置データ(13)を生成することを特徴とする請求項1記載のアブソリュートエンコーダ。
- 前記一定区間(D)は、前記比較判定部(11)のメモリ(10)に設定され、前記一定区間(D)は可変できるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のアブソリュートエンコーダ。
- 前記一定区間(D)を越え、前記一定区間(D)とは別に前記メモリ(10)に設定された別区間まで前記連続性が確認できない時は、前記比較判定部(11)からフラグ(17)が出力されることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載のアブソリュートエンコーダ。
- 回転ディスク(1)の符号(3)を用いて得られるアブソリュート信号(5)及びインクリメンタル信号(15)を入力するための比較判定部(11)と、前記アブソリュート信号(5)、インクリメンタル信号(15)及び前記比較判定部(11)からの判定出力(11a)が入力される切替部(12)と、を備え、
前記アブソリュート信号(5)の連続性を前記比較判定部(11)で確認し、前記連続性が確認できた前記アブソリュート信号(5)を前記切替部(12)を経てエンコーダ位置データ生成ブロック(14)に出力し、前記エンコーダ位置データ生成ブロック(14)でアブソリュートエンコーダ(2)の位置データ(13)を生成するようにしたアブソリュートエンコーダの位置データ出力方法において、
前記アブソリュート信号(5)の連続性の有無の確認は、前記符号(3)を用いて得られるインクリメンタル信号(15)を基準として、前記インクリメンタル信号(15)のアップ又はダウンと前記アブソリュート信号(5)の増減が一定区間(D)で同じであることを判断基準とすることを特徴とするアブソリュートエンコーダの位置データ出力方法。 - 前記アブソリュート信号(5)が連続でないと判断された前記一定区間(D)は、前記比較判定部(11)の前段に設けられたカウンタ(16)により前記インクリメンタル信号(15)をカウントし、前記切替部(12)を経て前記インクリメンタル信号(15)を前記エンコーダ位置データ生成ブロック(14)へ送り、前記アブソリュートエンコーダ(2)の位置データ(13)を生成することを特徴とする請求項5記載のアブソリュートエンコーダの位置データ出力方法。
- 前記一定区間(D)は、前記比較判定部(11)のメモリ(10)に設定され、前記一定区間(D)は可変できるように構成されていることを特徴とする請求項5又は6記載のアブソリュートエンコーダの位置データ出力方法。
- 前記一定区間(D)を越え、前記一定区間(D)とは別に前記メモリ(10)に設定された別区間まで前記連続性が確認できない時は、前記比較判定部(11)からフラグ(17)が出力されることを特徴とする請求項5ないし7の何れかに記載のアブソリュートエンコーダの位置データ出力方法。
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